JP5160967B2 - 搬送物用パレットおよび搬送物の固定方法 - Google Patents

搬送物用パレットおよび搬送物の固定方法 Download PDF

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Description

本発明は、搬送物用パレットおよび搬送物の固定方法に関する。
エンジン等の重量物からなる搬送物は、パレットに収容された後、固定機構によってパレットに固定される(例えば、特許文献1参照。)。
特開2004−155475号公報
しかし、固定機構は、搬送物毎に用意されており、搬送物をパレットに固定および固定解除するため作業時間および作業性に、問題を有している。
本発明は、上記従来技術に伴う課題を解決するためになされたものであり、搬送物をパレットに固定および固定解除する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が可能である搬送物用パレットおよび搬送物の固定方法を提供することを目的とする。
上記目的を達成するための本発明の一様相は、側方に突出するフランジを有する第1および第2搬送物が載置される床部を有するパレットであって、前記第1および第2搬送物を前記床部に固定するための固定機構を有する。前記固定機構は、前記フランジを固定するためのロック位置と前記フランジから離間したロック解除位置との間を移動自在である第1および第2ロック部材、前記第1および第2ロック部材の前記移動を連動させるためのリンク手段、および、前記リンク手段をワンアクション操作するための操作手段を有する。
上記目的を達成するための本発明の別の一様相は、側方に突出するフランジを有する第1および第2搬送物を、パレットの床部に載置して固定するための固定方法である。前記パレットは、前記第1および第2搬送物を前記床部に固定するための固定機構を有する。前記固定機構は、前記フランジを固定するためのロック位置と前記フランジから離間したロック解除位置との間を移動自在である第1および第2ロック部材、前記第1および第2ロック部材の前記移動を連動させるためのリンク手段、および、前記リンク手段をワンアクション操作するための操作手段を有している。したがって、本固定方法においては、前記リンク手段を介する前記操作手段のワンアクション操作により、前記第1および第2ロック部材を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動させる。
本発明の一様相によれば、固定機構は、リンク手段を介する操作手段によるワンアクション操作により、第1および第2ロック部材を、ロック位置とロック解除位置との間で移動させ、第1および第2搬送物(1対の搬送物)を固定あるいは固定解除することが可能である。したがって、搬送物毎に固定機構が用意されている場合に比べ、作業時間の短縮化および作業性の向上を図ることができる。つまり、搬送物をパレットに固定および固定解除する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が可能である搬送物用パレットを提供することができる。
本発明の別の一様相によれば、ワンアクション操作により、第1および第2搬送物(1対の搬送物)が固定あるいは固定解除されるため、搬送物毎に操作する場合に比べ、作業時間の短縮化および作業性の向上が図られる。つまり、搬送物をパレットに固定および固定解除する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が可能である搬送物の固定方法を提供することができる。
以下、本発明の実施の形態を、図面を参照しつつ説明する。
図1は、実施の形態1に係るパレットを説明するための平面図、図2は、図1に示されるパレットの側面図、図3は、図1に示される搬送物の一例を示している背面図、図4は、図1に示される搬送物の別の一例を示している背面図である。
パレット120は、同一形状の1対のエンジン100(100A,B)を収容するために使用され、床部140、ポール155および固定機構160を有する。搬送物であるエンジン100は、例えば、図3および図4に示される背面形状110,112を有し、側方に突出するフランジ102を有するオイルパンが下方に配置されており、床部140に回転対称(180度回転)に載置される。
床部140は、第1床枠142、第2床枠146、中間床150および空間部152を有する。第1床枠142は、エンジン100A用であり、突起部144を有する。突起部144は、エンジン100Aの背面形状を考慮し、4隅の近傍に配置されており、エンジン100Aを略位置決めするために、使用される。第2床枠146は、エンジン100B用であり、かつ、第1床枠142に対して回転対称(180度回転)の形状を有する。符号148は、エンジン100Bを略位置決めするための突起部を示しており、第1床枠142の突起部144と対応している。なお、突起部144,148は、4隅の近傍に形成される形態に限定されない。また、図2において、突起部144,148は、省略されている。
中間床150は、第1床枠142と第2床枠146との間に位置する部位であり、エンジン100A,Bの間の略中心に位置する。空間部152は、床部140の下方に形成されており、フォークリフトの爪を差し込み、パレット120を持ち上げて、移動させるために使用される。
ポール155は、床部140の4隅に設置される。不使用時における保管性を向上させるために、ポール155を折り畳み自在し構成することも好ましい。エンジン100A,Bを第1および第2床枠142,146に載置する際の干渉を抑制するために、ポール155を可動式に構成することも好ましい。
固定機構160は、エンジン100A,Bを床部140に固定するために使用され、フランジ102を固定するためのロック位置とフランジ102から離間したロック解除位置との間を移動自在であるアーム(第1および第2ロック部材)、アームの移動を連動させるためのリンク手段、および、リンク手段をワンアクション操作するための操作手段を有する。したがって、固定機構160は、リンク手段を介する操作手段によるワンアクション操作により、アームを、ロック位置とロック解除位置との間で移動させ、エンジン100A,Bを固定あるいは固定解除することが可能である。そのため、エンジン100A,B毎に固定機構が用意されている場合に比べ、作業時間の短縮化および作業性の向上を図ることができる。
また、エンジン100A,Bが、同一であり、床部140に180度の回転対称に載置されるため、固定機構160の構造を単純化し、故障発生の抑制および固定機構の低コスト化を図ることが可能である。なお、エンジン100A,Bは、同一であること、あるいは180度の回転対称に載置されるに限定されない。
さらに、オイルパンのフランジ102の近傍は干渉する部材がないため、アームによるロック位置とロック解除位置との間の移動が、容易である。固定されるフランジは、オイルパンのフランジ102に限定されず、エンジン100A,Bの側方に突出するフランジを適宜選択することが可能である。選択されるフランジは、平坦な加工面を有するものが好ましい。
次に、固定機構160を詳述する。
図5および図6は、図1に示される固定機構を説明するための平面図および側面図、図7は、図6に示される操作部を説明するための正面図である。
アーム184,186の移動を連動させるためのリンク手段は、支柱174およびシャフト部材180を有する。支柱174は、エンジン100A,Bの間の略中心に位置する中間床150に固定され、エンジン100A,Bに係る回転対称の軸が位置している。
シャフト部材180は、支柱174に軸支されかつ略水平方向に回転自在である。シャフト部材180の一方および他方の端部は、アーム184,186が連結されている。したがって、アーム184およびアーム186は、支柱174に関し、回転対称(180度回転)の関係にある。
支柱174の高さは、アーム184,186の下面とエンジン100A,B(オイルパン)のフランジ102の上面とが同一平面上に位置するように設定される。したがって、シャフト部材180が略水平方向に回転し、アーム184,186の下面がエンジン100A,Bのフランジ102の上面に配置されると、エンジン100A,Bが同時にロックされる。つまり、リンク手段は、アーム184,186を略水平方向に移動させて、ロック位置に配置する。
アーム184,186の固定を解除するための方向は、略水平方向である。一方、パレット120を搬送中に生じる振動は、エンジン100A,Bを略垂直方向に動かそうとする力を引き起こす。そのため、振動によって固定が強制的に解除されることが防がれ、エンジン100A,Bがパレット120から脱落することが抑制される。また、軸支されたシャフト部材180の回転によって、アーム184,186を、ロック位置とロック解除位置との間で移動させることが可能であるため、その移動は容易かつ円滑となる。
アーム184,186は、フランジ102を構成する素材より柔らかい素材、例えば、樹脂材から形成することで、固定の際にフランジ102に損傷を与えないようにすることが好ましい。アーム184,186の下面は、固定の際の安定性を考慮し、平坦であることが好ましい。
操作手段は、リンク手段をワンアクション操作するために使用され、操作バー(棒状部材)190およびガイド部(ガイド手段)194を有する。
操作バー190は、シャフト部材180の途中から突出し、エンジン100A,Bの間の空間を外側に向かって、若干下方に降下しながら水平方向に延長しており、その先端部192は、上方に向かって屈曲している。したがって、操作バー190を移動させる場合、シャフト部材180の回転が引き起こされる。
操作バー190は、パレット120の側方かつ床部140の近傍に位置するため、作業者は立ったままで、操作バー190に足を容易に掛けてワンアクション操作で移動させることができるため、作業性が非常に良好である。
ガイド部194は、中間床150の側方に立設され、操作バー190の移動を案内するために使用され、ガイド穴196およびガイド傾斜198を有する。なお、操作バー190の先端部192は、ガイド部194より外側に位置している。
ガイド穴196は、略U字状であり、第1縦経路、中間通路および第2縦経路から構成される。第1縦経路は、作動ポジションPに対応する上方の端部197Aおよび中間通路の一端と連結される下方の端部を有する。作動ポジションPは、アーム184,186がロック位置に配置されるポジションである。中間通路は、水平方向に延長しており、その他端は、第2縦経路の下方の端部と連結している。第2縦経路の上方の端部197Bは、退避ポジションPに対応している。退避ポジションPは、アーム184,186がロック解除位置に配置されるポジションである。
ガイド傾斜198は、ガイド穴196に沿った操作バー190の移動を円滑にするために使用され、ガイド穴196の近傍に配置される板バネから形成される。
したがって、ガイド部194は、操作バー190の移動を、円滑かつ確実に実行することが可能であり、また、操作バー190の移動は、シャフト部材180の回転およびアーム184,186の移動を順次引き起こす。つまり、ガイド部194は、アーム184,18におけるロック位置とロック解除位置との間の移動を、円滑かつ確実に実行することができる。
なお、シャフト部材180に対する操作バー190の連結位置および連結角度、ガイド穴196のサイズ等の構成は、アーム184,186の退避ポジションPおよび作動ポジションPを考慮し、適宜設定される。
次に、実施の形態1に係る固定方法を説明する。
図8および図9は、実施の形態1に係る固定方法を説明するための平面図であり、
固定機構の退避ポジションおよび作動ポジションを示しており、図10は、図7に示される固定機構のロック状態を説明するための要部拡大図である。
まず、作業者が、同一形状の2機のエンジン100A,Bを、パレット120の床部140の第1および第2床枠142,146に、回転対称(180度回転)に載置する。エンジン100A,Bは、突起部144,148を利用し、略位置決めされる。
この時点では、固定機構160のアーム184,186は、退避ポジションPあり、操作バー190は、ガイド穴196の端部197Bに位置し、アーム184,186がエンジン100A,Bのフランジ102から離間しており、エンジン100A,Bのロックが解除されている。
次に、作業者は、操作バー190の先端部192に足をかけ、ガイド傾斜198を利用し、ガイド穴196に沿ってワンアクション操作で移動させ、ガイド穴196の端部197Aに位置させる。操作バー190は、パレット120の側方かつ床部140の近傍に位置するため、作業者は立ったままで、操作バー190に足を容易に掛けて移動させることができるため、作業性が非常に良好である。
操作バー190の先端部192は、上方に向かって屈曲しているため、足によっても操作が容易である。操作バー190の移動は、ガイド傾斜198およびガイド穴196によって案内されるため、操作バー190の移動が、円滑かつ確実に実行される。
操作バー190は、水平方向に回転自在に軸支されたシャフト部材180の途中に連結されているため、操作バー190の移動に伴って、シャフト部材180が支柱174を中心として回転する。シャフト部材180の一方および他方の端部からは、アーム184,186が延長しており、シャフト部材180を軸支する支柱174の高さは、アーム184,186の下面とエンジン100A,Bのフランジ102の上面とが同一平面上に位置するように設定される。
したがって、シャフト部材180が回転する結果、アーム184,186の下面が、エンジン100A,Bのフランジ102の上面に配置され、エンジン100A,Bを同時に固定することになる。
作業者は、上記のように、操作バー190の先端部192に足をかけ、ガイド穴196に沿ってワンアクション操作で移動させることによって、退避ポジションPにあった固定機構160のアーム184,186を、作動ポジションPに移動させ、2機のエンジン100A,Bを同時に固定することが可能である。したがって、エンジン毎に用意される固定機構と比較し、エンジンをパレットに固定する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が図られる。
また、軸支されたシャフト部材180の回転によって、アーム184,186におけるロック位置とロック解除位置との間での移動が引き起こされるため、その移動は容易かつ円滑となる。一対のエンジンが同一物からなり、床部に180度の回転対称に載置されるため、適用される固定機構160の構造を単純化し、故障発生の抑制および固定機構の低コスト化を図ることが可能である。
アーム184,186によって固定されるフランジ102は、オイルパンのフランジであり、オイルパンのフランジの近傍は干渉する部材がない。そのため、アーム184,186によるロック位置とロック解除位置との間の移動が、容易である。また、アーム184,186の移動を引き起こす操作バー190の移動が、上記のように、円滑かつ確実に実行されるため、アーム184,186におけるロック位置とロック解除位置との間の移動も、円滑かつ確実に実行される。
その後、パレット120は、床部140の下方に形成される空間部152に、フォークリフトの爪が差し込まれ、持ち上げられて、トラックなどの輸送車両に積み込まれ、目的地まで搬送される。
エンジン100A,Bのフランジ102の固定においては、上記のように、リンク手段によって、アーム184,186を、略水平方向に移動させて、ロック位置に配置し、アーム184,186の下面を、エンジン100A,Bのフランジ102の上面に位置決めしている。
一方、パレット120を搬送中に生じる振動は、エンジン100A,Bを略垂直方向に動かそうとする力を引き起こすが、アーム184,186の固定を解除するための方向は、略水平方向である。そのため、振動によって固定が強制的に解除されることが防がれ、エンジン100A,Bがパレット120から脱落することが抑制される。
輸送車両が、目的地に到着すると、空間部152にフォークリフトの爪が差し込まれ、持ち上げられて、輸送車両から降ろされる。
そして、作業者は、エンジン100A,Bのフランジ102を固定する際と逆の動作をワンアクション操作で実行し、エンジン100A,Bのフランジ102の固定を解除する。つまり、操作バー190の先端部192に足をかけ、ガイド穴196に沿ってワンアクション操作で移動させることによって、作動ポジションPにあった固定機構160のアーム184,186を、退避ポジションPに移動させ、2機のエンジン100A,Bの固定を同時に解除する。したがって、エンジン毎に用意される固定機構と比較し、エンジン100A,Bをパレット120から取り出す際の作業時間の短縮化および作業性の向上が図られる。
図11は、実施の形態1に係るパレットの変形例を説明するための平面図である。
床部140の突起部144および突起部148は、第1床枠142および第2床枠146の外周から離間した位置に配置する形態(図1参照)に限定されず、エンジン100A,Bの背面形状に応じて適宜変更される。例えば、突起部144および突起部148を、第1床枠142および第2床枠146の外周から内側に向かって延長するように形成することも可能である。
以上のように、実施の形態1は、エンジンをパレットに固定および固定解除する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が可能であるエンジン用パレットおよびエンジンの固定方法を提供することが可能である。
特に、実施の形態1に係る固定機構160は、回転式のリンク手段を有するため、軸支されたシャフト部材180の回転によって、アーム184,186を、ロック位置とロック解除位置との間で移動させることが可能である。したがって、その移動は容易かつ円滑となる。
また、操作手段は、シャフト部材180の途中から突出し、エンジン100A,Bの間の空間を外側に向かって延長する操作バー190を有し、操作バー190の移動によって、シャフト部材180の回転が引き起こされる。操作バー190は、パレット120の側方かつ床部140の近傍に位置するため、作業者は立ったままで、棒状部材に足を容易に掛けてワンアクション操作で移動させることができるため、作業性が非常に良好である。
さらに、操作手段は、操作バー190の移動を案内するためのガイド部194を有するため、アーム184,186の移動を引き起こす操作バー190の移動を、円滑かつ確実に実行することができる。つまり、アーム184,186によるロック位置とロック解除位置との間の移動を、円滑かつ確実に実行することができる。
次に、実施の形態2を説明する。なお、実施の形態1と同様の機能を有する部材については類似する符号を使用し、重複を避けるため、その説明を省略する。
図12は、実施の形態2に係るパレットを説明するための平面図、図13、図14および図15は、実施の形態2に係る固定機構の平面図、側面図および正面図、図16は、図13に示される固定機構のロック状態を説明するための要部拡大図、図17および図18は、図13に示される固定機構の位置決め機構を説明するための側面図であり、作動ポジションおよび退避ポジションを示している。
実施の形態2は、スライド式のリンク手段を有する固定機構260が適用される点で、回転式のリンク手段を有する固定機構160が適用される実施の形態1と概して異なる。
固定機構260は、アーム(第1および第2ロック部材)284,287、アーム284,286の移動を連動させるためのスライド式のリンク手段、リンク手段をワンアクション操作するための操作手段、および、アーム284,286の移動を案内するためのガイドブロック(ガイド手段)292,296を有する。
リンク手段は、支持部272〜275およびシャフト部材280を有する。支持部272〜275は、中間床250に固定され、かつ、エンジン200A,Bの間の略中央に沿って並置されている。シャフト部材280は、シャフト基部282およびシャフト基部282から延長するシャフト拡張部(一方および他方の端部)283,286を有する。シャフト基部282は、支持部272〜275にスライド自在に支持されており、エンジン200A,Bの間の略中央に沿って移動自在である。なお、符号242、244、246および248は、エンジン200Aが載置される第1床枠、エンジン200Aを略位置決めするため突起部、エンジン200Bが載置される第2床枠およびエンジン200Bを略位置決めするため突起部である。
シャフト拡張部283,285は、アーム284,286が連結されている。そのため、シャフト基部282のスライド移動によって、アーム284,286を、フランジ202を固定するためのロック位置と、フランジ202から離間したロック解除位置との間で移動させることが可能である。また、シャフト部材280は、軸支されていない(可動部を有しない)ため、構造が単純であり、故障発生の抑制およびリンク手段の低コスト化を図ることが可能である。リンク手段によってアーム284,286に付与される固定力を向上させることができる。
アーム284が連結されているシャフト拡張部283は、シャフト基部282から直角に屈曲しかつエンジン200Aに向かって突出している。アーム284は、シャフト基部282と平行であり、拡張部283の端から内側に向かって直角に屈曲して延長している。アーム286が連結されているシャフト拡張部285は、シャフト基部282から直角に屈曲しかつエンジン200Bに向かって延長している。アーム286は、シャフト基部282と平行であり、シャフト拡張部285の端から外側に向かって直角に屈曲して延長している。
支持部272〜275により支持されているシャフト基部282の高さは、アーム284,286の下面とエンジン200A,Bのフランジ202の上面とが同一平面上に位置するように設定さている。また、アーム284,286の延長方向は、逆にすることも可能である。
シャフト部材280の形状は、シャフト基部282が支持部272〜275をスライド移動する場合、アーム284,286の下面が、エンジン200A,Bのフランジ202の上面に配置され、エンジン200A,Bを同時に固定することができるように、設定される。
シャフト拡張部283,285は、床部の近傍に位置し、かつ、シャフト基部282から直角に屈曲しかつエンジン200A,Bに向かって突出している。したがって、作業者は立ったままで、シャフト拡張部283,285に足を掛けて、ワンアクション操作でスライド移動させることによって、シャフト部材(シャフト基部282およびシャフト拡張部283,285)280を経由して、アーム284,286によるエンジン200A,Bのフランジ202の固定および固定解除を制御することが可能である。つまり、シャフト拡張部283,285は、操作手段を兼用している。
なお、シャフト部材280は、マーク288をさらに有する。マーク288は、シャフト基部282が支持部272〜275をスライド移動する際の停止位置を目視確認するために設けられている。
操作手段は、シャフト拡張部283,285に加え、遠位側突起(第1突起)289A、基端側突起(第2突起)289Bおよび位置決めブロック(嵌合部材)290を有する。遠位側突起289Aおよび基端側突起289Bは、同一形状を有し、シャフト基部282の途中かつスライド方向に離間して配置される。位置決めブロック290は、遠位側突起289Aおよび基端側突起289Bに嵌合自在の溝(凹部)291を有する。溝291は、シャフト基部282に対して略直行する方向に延長している。
シャフト基部282から延長するシャフト拡張部283,285には、アーム284,286が連結されており、遠位側突起289Aと基端側突起289Bの離間距離は、アーム284,286がロック位置にある場合、遠位側突起289Aと溝291とが嵌合し、アーム284,286がロック解除位置にある場合、基端側突起289Bと溝291とが嵌合するように、設定されている。
つまり、遠位側突起289Aと溝291とが嵌合している場合、固定機構260は、作動ポジションPにあり、エンジン200A,Bがロックされており、基端側突起289Bと溝291とが嵌合している場合、固定機構260は、退避ポジションPにあり、エンジン200A,Bのロックが解除されている。
ガイドブロック292は、アーム284によるロック位置とロック解除位置との間の移動を、円滑かつ確実に実行するために使用され、エンジン200Aのフランジ202が位置決めされる場所に配置され、縦溝293および穴部294を有する。縦溝293は、エンジン200Aのフランジ202が挿入自在に形成される。穴部294は、ガイドブロック292の側方から延長し、縦溝293を貫通しており、かつ、その径は、アーム284が挿入自在に設定されている。したがって、アーム284が穴部294に挿入される場合、縦溝293において露出している部位の下面が、エンジン200Aのフランジ202の上面に位置することとなる。
ガイドブロック296は、アーム286によるロック位置とロック解除位置との間の移動を、円滑かつ確実に実行するために使用され、エンジン200Bのフランジ202が位置決めされる場所に配置され、縦溝297および穴部298を有する。縦溝297は、エンジン200Bのフランジ202が挿入自在に形成される。穴部298は、ガイドブロック296の側方から延長し、縦溝297を貫通しており、かつ、その径は、アーム286が挿入自在に設定されている。したがって、アーム286が穴部298に挿入される場合、縦溝297において露出している部位の下面が、エンジン200Bのフランジ202の上面に位置することとなる。
シャフト部材280(シャフト基部282およびシャフト拡張部283,285)の長さ等の形状、および、アーム284,286の長さ等の形状は、退避ポジションPおよび作動ポジションPを考慮し、適宜設定される。
例えば、退避ポジションPにおいて、アーム284,286は、縦溝293,297に配置されるエンジン200A,Bのフランジ202から離間している必要がある。したがって、退避ポジションPにおいて、アーム284,286は、ガイドブロック292,296の穴部294,298に挿入されるが、縦溝293,297に到達しないように、シャフト部材280およびアーム284,286の形状が設定される。
一方、作動ポジションPにおいて、アーム284,286は、縦溝297に露出している部位の下面が、エンジン200Bのフランジ202の上面に配置される必要がある。したがって、作動ポジションPにおいて、アーム284,286がガイドブロック292,296の穴部294,298に挿入されかつ縦溝293,297を貫通するように、シャフト部材280およびアーム284,286の形状が設定される。
次に、実施の形態2に係る固定方法を説明する。
図19は、実施の形態2に係る固定方法を説明するための平面図であり、固定機構の退避ポジションを示している。
まず、作業者が、同一形状の2機のエンジン200A,200Bを、パレット220の床部の第1および第2床枠に、回転対称(180度回転)に載置する。エンジン200A,200Bは、突起部(不図示)を利用し、略位置決めされる。この時点では、固定機構260のアーム284,286は、退避ポジションPあり、縦溝293,297に配置されるエンジン200A,Bのフランジ202から離間しており、エンジン200A,Bのロックが解除されている。つまり、シャフト基部282の途中に配置される基端側突起289Bは、位置決めブロック290の溝291と嵌合している。
次に、作業者は、シャフト基部282から直角に屈曲しかつエンジン200A,Bに向かって突出しているシャフト拡張部283,285に足をかけ、ワンアクション操作で移動させることで、シャフト基部282の支持部272〜275に沿ったスライド移動を引き起こす。この際。マーク288を利用し、停止位置を目視確認しながら、シャフト基部282の途中に配置される遠位側突起289Aを、位置決めブロック290の溝291と勘合させる。
シャフト基部282のスライド移動に伴って、アーム284,286は、ガイドブロック292,296の穴部294,298を円滑に移動する。そして、アーム284,286における縦溝293,297において露出している部位の下面が、エンジン200A,200Bのフランジ202の上面に位置することで、エンジン200A,Bを同時に固定することになる。
上記のように、エンジン毎に用意される固定機構と比較し、エンジンをパレットに固定する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が図られる。また、シャフト基部282は、軸支されていない(可動部を有しない)ため、構造が単純であり、故障発生の抑制およびリンク手段の低コスト化を図ることが可能である。また、リンク手段によってアーム284,286に付与される固定力を向上させることができる。さらに、アーム284,286の移動は、ガイドブロック292,296によって案内されるため、アーム284,286におけるロック位置とロック解除位置との間の移動が、円滑かつ確実に実行される。
その後、パレットは、床部の下方に形成される空間部に、フォークリフトの爪が差し込まれ、持ち上げられて、トラックなどの輸送車両に積み込まれ、目的地まで搬送される。
なお、エンジン200A,Bのフランジ202の固定においては、上記のように、リンク手段によって、アーム284,286を、略水平方向に移動させて、ロック位置に配置し、アーム284,286の下面を、エンジン200A,Bのフランジ202の上面に位置決めしている。
一方、パレットを搬送中に生じる振動は、エンジン200A,Bを略垂直方向に動かそうとする力を引き起こすが、アーム284,286の固定を解除するための方向は、略水平方向である。そのため、振動によって固定が強制的に解除されることが防がれ、エンジン200A,Bがパレットから脱落することが抑制される。
さらに、アーム284,286は、ガイドブロック292,296の穴部294,298に挿入されており、可動方向が極めて限定されているため、エンジン200A,Bのパレットからの脱落が、さらに抑制される。
輸送車両が、目的地に到着すると、空間部にフォークリフトの爪が差し込まれ、パレットを持ち上げて、輸送車両から降ろされる。
そして、作業者は、エンジン200A,Bのフランジ202を固定する際と逆の動作をワンアクション操作で実行し、エンジン200A,Bのフランジ202の固定を解除する。つまり、シャフト拡張部283,285に足をかけ、支持部272〜275に沿ってスライド移動させることによって、作動ポジションPにあった固定機構260のアーム284,286を、退避ポジションPに移動させ、2機のエンジン200A,Bの固定を同時に解除する。
したがって、エンジン毎に用意される固定機構と比較し、エンジン200A,Bをパレットから取り出す際の作業時間の短縮化および作業性の向上が図られる。なお、マーク288を利用し、停止位置を目視確認しながら、シャフト基部282の途中に配置される基端側突起289Bを、位置決めブロック290の溝291と嵌合させる。
以上のように、実施の形態2は、エンジンをパレットに固定および固定解除する際の作業時間の短縮化および作業性の向上が可能であるエンジン用パレットおよびエンジンの固定方法を提供することが可能である。
特に、実施の形態2に係る固定機構260は、スライド式のリンク手段を有するため、シャフト部材280のスライド移動によって、アーム284,286を、ロック位置とロック解除位置との間で移動させることが可能である。したがって、シャフト部材280は、軸支されていない(可動部を有しない)ため、構造が単純であり、故障発生の抑制およびリンク手段の低コスト化を図ることが可能である。また、リンク手段によってアーム284,286に付与される固定力を向上させることができる。
さらに、リンク手段をワンアクション操作するための操作手段は、遠位側突起289A、基端側突起289Bおよび位置決めブロック290を有するため、アーム284,286によるロック位置とロック解除位置との間の移動の際、シャフト基部282の位置決めが容易である。
アーム284,286の移動を案内するためのガイドブロック292,296を有するため、アーム284,286によるロック位置とロック解除位置との間の移動を、円滑かつ確実に実行することができる。
なお、本発明は、上述した実施の形態に限定されるものではなく、特許請求の範囲の範囲内で種々改変することができる。
例えば、搬送物は、エンジンに限定されない。また、パレットに複数の固定機構を配置することで、4つ以上かつ偶数の搬送物を載置したり、1つの搬送物に適用される固定機構を組み合わせることによって、3つ以上かつ奇数の搬送物を載置したりすることも可能である。
実施の形態1に係るパレットを説明するための平面図である。 図1に示されるパレットの側面図である。 図1に示される搬送物の一例を示している背面図である。 図1に示される搬送物の別の一例を示している背面図である。 図1に示される固定機構を説明するための平面図である。 図1に示される固定機構を説明するための側面図である。 図6に示される操作部を説明するための正面図である。 実施の形態1に係る固定方法を説明するための平面図であり、固定機構の退避ポジションを示している。 実施の形態1に係る固定方法を説明するための平面図であり、固定機構の作動ポジションを示している。 図7に示される固定機構のロック状態を説明するための要部拡大図である。 実施の形態1に係るパレットの変形例を説明するための平面図である。 実施の形態2に係るパレットを説明するための平面図である。 実施の形態2に係る固定機構の平面図である。 実施の形態2に係る固定機構の側面図である。 実施の形態2に係る固定機構の正面図である。 図13に示される固定機構のロック状態を説明するための要部拡大図である。 図13に示される固定機構の位置決め機構を説明するための側面図であり、作動ポジションを示している。 図13に示される固定機構の位置決め機構を説明するための側面図であり、退避ポジションを示している。 実施の形態2に係る固定方法を説明するための平面図であり、固定機構の退避ポジションを示している。
符号の説明
100(100A,B)・・エンジン、
102・・フランジ、
110,112・・背面形状、
120・・パレット、
140・・床部、
142・・第1床枠、
144・・突起部、
146・・第2床枠、
148・・突起部、
150・・中間床、
152・・空間部、
155・・ポール、
160・・固定機構、
174・・支柱、
180・・シャフト部材、
184,186・・アーム、
190・・操作バー、
192・・先端部、
194・・ガイド部、
196・・ガイド穴、
197A,197B・・端部、
198・・ガイド傾斜、
200A,B・・エンジン、
202・・フランジ、
220・・パレット、
242・・第1床枠、
244・・突起部、
246・・第2床枠、
248・・突起部、
250・・中間床、
260・・固定機構、
272〜275・・支持部、
280・・シャフト部材、
282・・シャフト基部、
283,285・・シャフト拡張部、
284,286・・アーム、
288・・マーク、
289A・・遠位側突起、
289B・・基端側突起、
290・・位置決めブロック、
291・・溝、
292・・ガイドブロック、
293・・縦溝、
294・・穴部、
296・・ガイドブロック、
297・・縦溝、
298・・穴部、
・・退避ポジション、
・・作動ポジション。

Claims (22)

  1. 側方に突出するフランジを有する第1および第2搬送物が載置される床部を有するパレットであって、
    前記第1および第2搬送物を前記床部に固定するための固定機構を有し、
    前記固定機構は、
    前記フランジを固定するためのロック位置と前記フランジから離間したロック解除位置との間を移動自在である第1および第2ロック部材、
    前記第1および第2ロック部材の前記移動を連動させるためのリンク手段、および、
    前記リンク手段をワンアクション操作するための操作手段を有する
    ことを特徴とするパレット。
  2. 前記リンク手段は、前記第1および第2ロック部材を略水平方向に移動させて、前記ロック位置に配置し、前記第1および第2ロック部材の下面を、前記第1および第2搬送物のフランジの上面に位置決めすることを特徴とする請求項1に記載のパレット。
  3. 前記リンク手段は、前記第1および第2搬送物の間の略中心に位置しかつ前記床部に固定される支柱、および、前記支柱に軸支されかつ略水平方向に回転自在であるシャフト部材を有し、前記シャフト部材の一方および他方の端部は、前記第1および第2ロック部材が連結されていることを特徴とする請求項2に記載のパレット。
  4. 前記リンク手段は、前記第1および第2搬送物の間の略中央に位置しかつ前記床部に固定される支持部、および、前記支持部にスライド自在に支持されかつ前記第1および第2搬送物の間の略中央に沿って移動自在であるシャフト部材を有し、
    前記シャフト部材の一方および他方の端部は、前記第1および第2ロック部材が連結されている
    ことを特徴とする請求項2に記載のパレット。
  5. 前記第1および第2搬送物は、同一物からなり、前記床部に180度の回転対称に載置されることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載のパレット。
  6. 前記第1および第2搬送物は、エンジンであることを特徴とする請求項5に記載のパレット。
  7. 前記第1および第2搬送物のフランジは、オイルパンのフランジであることを特徴とする請求項6に記載のパレット。
  8. 前記操作手段は、前記シャフト部材の途中から突出し、前記第1および第2搬送物の間の空間を外側に向かって延長する棒状部材を有し、前記棒状部材の移動によって、前記シャフト部材の回転が引き起こされることを特徴とする請求項3に記載のパレット。
  9. 前記操作手段は、前記棒状部材の移動を案内するためのガイド手段を有することを特徴とする請求項8に記載のパレット。
  10. 前記操作手段は、前記シャフト部材の途中かつスライド方向に離間して配置される第1および第2突起、および、前記第1および第2突起に嵌合自在の凹部が設けられかつ固定的に配置される嵌合部材を有しており、
    前記第1および第2突起の離間距離は、前記第1および第2ロック部材がロック位置にある場合、前記第1突起と前記凹部とが嵌合し、前記第1および第2ロック部材がロック解除位置にある場合、前記第2突起と前記凹部とが嵌合するように、設定されている
    ことを特徴とする請求項4に記載のパレット。
  11. 前記第1および第2ロック部材の移動を案内するためのガイド手段を有することを特徴とする請求項4又は請求項10に記載のパレット。
  12. 側方に突出するフランジを有する第1および第2搬送物を、パレットの床部に載置して固定するための固定方法であって、
    前記パレットは、前記第1および第2搬送物を前記床部に固定するための固定機構を有し、
    前記固定機構は、
    前記フランジを固定するためのロック位置と前記フランジから離間したロック解除位置との間を移動自在である第1および第2ロック部材、
    前記第1および第2ロック部材の前記移動を連動させるためのリンク手段、および、
    前記リンク手段をワンアクション操作するための操作手段を有しており、
    前記リンク手段を介する前記操作手段のワンアクション操作により、前記第1および第2ロック部材を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動させる
    ことを特徴とする固定方法。
  13. 前記リンク手段によって、前記第1および第2ロック部材を、略水平方向に移動させて、前記ロック位置に配置し、前記第1および第2ロック部材の下面を、前記第1および第2搬送物のフランジの上面に位置決めすることを特徴とする請求項12に記載の固定方法。
  14. 前記リンク手段は、前記第1および第2搬送物の間の略中心に位置しかつ前記床部に固定される支柱、および、前記支柱に軸支されかつ略水平方向に回転自在であるシャフト部材を有し、
    前記シャフト部材の一方および他方の端部は、前記第1および第2ロック部材が連結されており、
    前記シャフト部材を回転させることで、前記第1および第2ロック部材を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動させる
    ことを特徴とする請求項13に記載の固定方法。
  15. 前記リンク手段は、前記第1および第2搬送物の間の略中央に位置しかつ前記床部に固定される支持部、および、前記支持部にスライド自在に支持されかつ前記第1および第2搬送物の間の略中央に沿って移動自在であるシャフト部材を有し、
    前記シャフト部材の一方および他方の端部は、前記第1および第2ロック部材が連結されており、
    前記シャフト部材をスライド移動させることによって、前記第1および第2ロック部材を、前記ロック位置と前記ロック解除位置との間で移動させる
    ことを特徴とする請求項13に記載の固定方法。
  16. 前記第1および第2搬送物は、同一物からなり、
    前記第1および第2搬送物を、前記床部に180度の回転対称に載置することを特徴とする請求項12〜15のいずれか1項に記載の固定方法。
  17. 前記第1および第2搬送物は、エンジンであることを特徴とする請求項16に記載の固定方法。
  18. 前記第1および第2搬送物のフランジは、オイルパンのフランジであることを特徴とする請求項17に記載の固定方法。
  19. 前記操作手段は、前記シャフト部材の途中から突出し、前記第1および第2搬送物の間の空間を外側に向かって延長する棒状部材を有しており、
    前記棒状部材を移動させることによって、前記シャフト部材の回転を引き起こすことを特徴とする請求項14に記載の固定方法。
  20. 前記棒状部材の移動を案内することを特徴とする請求項19に記載の固定方法。
  21. 前記操作手段は、前記シャフト部材の途中かつスライド方向に離間して配置される第1および第2突起と、前記第1および第2突起に嵌合自在の凹部が設けられかつ固定的に配置される嵌合部材とを有しており、
    前記第1突起と前記凹部とを嵌合させることにより、前記第1および第2ロック部材をロック位置に配置し、
    前記第2突起と前記凹部とを嵌合させることにより、前記第1および第2ロック部材をロック解除位置に配置する
    ことを特徴とする請求項15に記載の固定方法。
  22. 前記第1および第2ロック部材の移動を案内することを特徴とする請求項15又は請求項21に記載の固定方法。
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