JP2527504Y2 - 安全手摺のストッパー機構 - Google Patents

安全手摺のストッパー機構

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JP2527504Y2
JP2527504Y2 JP3612091U JP3612091U JP2527504Y2 JP 2527504 Y2 JP2527504 Y2 JP 2527504Y2 JP 3612091 U JP3612091 U JP 3612091U JP 3612091 U JP3612091 U JP 3612091U JP 2527504 Y2 JP2527504 Y2 JP 2527504Y2
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州治 高瀬
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州治 高瀬
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は建築現場及び工事現場等
におけるリフトの開口部仮設足場に設置される安全手摺
の閉鎖時にこれを施錠し、その施錠を確認出来る様にし
た安全手摺のストッパー機構に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、建築現場及び工事現場等におい
て、リフトの開口部仮設足場に取付けられる安全手摺に
は、安全性を考慮して必ず鍵が取付けられているが、安
全手摺を閉鎖する時に鍵を掛け忘れたり、確実に施錠さ
れていないことが多々あり、このため作業者や資材の墜
落や落下による災害が発生する危険があった。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】本考案はリフトの開口
部仮設足場に設置される安全手摺において、かかる安全
手摺の不使用時には常に施錠されなければならないた
め、この閉鎖時にはこれを自動的に施錠し、かかる施錠
を作業者等に明確に確認出来る様にし、リフトの開口部
仮設足場における作業者や資材の墜落や落下による災害
発生を阻止する様にした安全手摺のストッパー機構を提
供せんとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本考案は、上記従来技術
に基づく、安全手摺の施錠の確認の課題に鑑み、枢着交
叉した前後二段形成の杆体よりなる格子状杆体の両側端
部を走行桿及び固定桿に昇降自在に装着したブラケット
に枢着してなる安全手摺において、走行桿に隣接する支
柱に基台を固定し、該基台上に貫通孔を設けると共に、
これより大径なる支持管体を貫通孔に連通して固着し、
該支持管体に上下摺動自在なノックピンを挿通すると共
に、該ノックピン底部には貫通孔を突出する三角ラッチ
をスプリングにて下方付勢して上下ストローク摺動自在
に設け、又基台上には施錠確認灯を設置すると共に、該
施錠確認灯を接続するリミットスイッチを基台内方に設
置し、一方前記走行桿には接触金具を固定し、該接触金
具には三角ラッチを上下ストロークさせて係合すると共
に、リミットスイッチの出入力部に接触する係止部を設
けたことによって、安全手摺の閉鎖時に三角ラッチと係
止部の係合により安全手摺を自動的に施錠させ、係止部
とリミットスイッチの出入力部の接触により、安全手摺
の開放時に点燈していた施錠確認灯を消燈させ、万一施
錠がされていない場合には、施錠確認灯が点燈した状態
であるため、これにより閉鎖時に施錠の有無を確認出来
る様にして、上記欠点を解決せんとしたものである。
【0005】
【作用】本考案は安全手摺の閉鎖時、即ち走行桿と支柱
との隣接時に、係止部が三角ラッチを上下ストロークさ
せて係合することにより施錠し、又この状態において係
止部がリミットスイッチの出入力部と接触するため、安
全手摺の開放時に点燈していた施錠確認灯を消燈させる
のである。
【0006】そして万一施錠がなされていない場合には
係止部は出入力部と接触していないため、施錠確認灯は
点燈した状態で施錠の有無を確認出来、又、安全手摺の
開放時にはノックピンを上方に引き上げることにより、
三角ラッチは係止部より離脱し、解錠されるのである。
【0007】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面に基づいて説明
すると、1はロック装置本体であり、矩形管状の基台2
の底面3中央を基台2の両開口部4、4aに渉り帯状に切
欠すると共に、基台2の上面5の一側端を開口部4と連
続する様に略円弧状に切欠して基台2の一側方を接合部
6となし、又基台2の一側面にはクランプ7を固設して
いる。
【0008】8は前記接合部6に隣接して基台2上面5
に設けた貫通孔であり、該貫通孔8より若干大径なる支
持管体9を、中心孔10を有する座板11を介して貫通孔8
と連通する様に基台2上面5に直立に固着し、支持管体
9にノックピン12を上下摺動自在に挿通している。
【0009】ノックピン12はその基体13の上方から略中
間部位に渉り小径部14を形成すると共に、該小径部14に
スプリング15を外嵌し、支持管体9の上端内周にバネ止
めリング16を固着してノックピン12を下方に付勢させて
おり、又基体13の上部にはこれより若干大径なる円盤状
の頭部17を設け、該頭部17の上に把手18を設け、又、ノ
ックピン12の底面には前記貫通孔8と略同径の連通孔19
を設けると共に、該連通孔19と連続する中空部20を基体
13下方底部に設け、該中空部20の底面を掛止部21となし
ている。
【0010】22はノックピン12の底部に上下方向にスト
ローク摺動自在に設けた三角ラッチであり、該三角ラッ
チ22はその上部に設けたバネ受け23を前記掛止部21に掛
合し、バネ受け23と中空部20上面間にスプリング24を介
在することにより、連通孔19、中心孔10及び貫通孔8よ
り下方突出して付勢させると共に、又三角ラッチ22に斜
設された押圧面25を基台2の接合部6側に指向させてい
る。
【0011】26は基台2内方に設置したリミットスイッ
チであり、該リミットスイッチ26は開口部4側に指向す
る様に出入力部27を左右方向(基台2の側壁側)へ揺動
自在に設けると共に、基台2の上面5に設置された施錠
確認灯28を接続し、出入力部27の揺動をリミットスイッ
チ26が感知して出入力することにより、施錠確認灯28を
点燈及び消燈させる様になしている。
【0012】29はノックピン12の三角ラッチ22と係脱自
在にして且つリミットスイッチ26の出入力部27と接離自
在となした接触金具であり、該接触金具29はボルト締結
用の固定部30を設け、該固定部30に隣接して略筒状に形
成した係止部31を設け、該係止部31の側部を、三角ラッ
チ22の押圧面25を押圧し、出入力部27に接触する押圧部
32となしている。
【0013】33はリフトの開口部仮設現場Sに設置され
る安全手摺であり、該安全手摺33は枢軸34、34a …にて
枢着交叉した前後二段形成の格子状杆体35、35a 及び該
格子状杆体35、35a の両側端部を走行桿36、36a 及び固
定桿37に昇降自在に装着したブラケット38、38a 、39に
枢軸40、40a …にて枢着している。
【0014】41は所定間隔を以って立設された支柱42、
42a の上方に架設された横杆41であり、該横杆41にはロ
ーラーシャフト43、43a により走行桿36、36a を横移動
自在に垂下支持し、又固定桿37を支柱42a にクランプ4
4、44a にて固定し、安全手摺33の閉鎖時に走行桿36に
隣接する支柱42には、クランプ7によりロック装置本体
1をその接合部6が走行桿36に対向する様に固定してい
る。
【0015】走行桿36には、固定部30により接触金具29
をその係止部31が支柱42側に突出する様に固定されてい
る。
【0016】尚、本実施例にあっては、ロック装置本体
1を支柱42に固定し、接触金具29を走行桿36に固定して
いるが、逆に走行桿36にロック装置本体1を、支柱42に
接触金具29を固定してもよい。
【0017】ここで安全手摺33における格子状杆体35、
35a について説明すると、固定桿37及び走行桿36、36a
には前記した様に夫々3個のブラケット38、38a、39を
装着し、上下のブラケット38、38a には長尺杆体45、45
a …を対斜状に枢軸40、40a …で回動自在且つ昇降自在
に装着し、又中央のブラケット39には短尺杆体46、46a
…を装着し、該短尺杆体46、46a …を長尺杆体45、45a
…と平行に構成して長尺杆体45、45a …との接触点を枢
軸34、34a …で回動自在に締結し、かかる構成にて全体
を開閉自在に格子状に形成している。
【0018】尚、図中47は振止、48はリフト荷台であ
る。
【0019】次に本考案に係る安全手摺のストッパー機
構の作用について説明すると、安全手摺33の開放時に
は、施錠確認灯28が点燈し、閉鎖時には安全手摺33が伸
長作動して支柱42に固定したロック装置本体1の接合部
6に走行桿36が嵌入し、走行桿36と支柱42は隣接するの
である。
【0020】かかる時点において、接触金具29の係止部
31は走行桿36より支柱42側に突出しているため、基台2
の内方に入り込み、係止部31の押圧部32が三角ラッチ22
の押圧面25を上方に押圧することにより、三角ラッチ22
は一瞬上動し、走行桿36が基台2の接合部6に嵌入した
時点で三角ラッチ22はスプリング24の弾発力により下動
して上下ストロークするため、係止部31に係合して施錠
するのである。
【0021】かかる状態において、係止部31の押圧部32
がリミットスイッチ26の出入力部27と接触することによ
り、施錠確認灯28が消燈するのである。
【0022】そして万一施錠がなされていない場合には
係止部31の押圧部32は出入力部27と接触していないた
め、施錠確認灯28は点燈した状態なので、施錠の有無を
確認出来、又、安全手摺33の開放時にはノックピン12を
上方に引き上げることにより、三角ラッチ22は係止部31
より離脱して解錠し、その後スプリング15によって自動
的に下方へ引き下げられるのである。
【0023】尚、本実施例にあっては、安全手摺33の開
放時に、施錠確認灯28を点燈させ、閉鎖時に消燈させる
様になしたものを示したが、かかる方式に限定されるこ
となく、安全手摺33の開放時に施錠確認灯28を消燈さ
せ、閉鎖時に点燈させることも可能である。
【0024】
【考案の効果】要するに本考案は、枢着交叉した前後二
段形成の杆体45、45a …、46、46a …よりなる格子状杆
体35、35a の両側端部を走行桿36、36a 及び固定桿37に
昇降自在に装着したブラケット38、38a 、39に枢着して
なる安全手摺33において、走行桿36に隣接する支柱42に
基台2を固定し、該基台2上に貫通孔8を設けると共
に、これより大径なる支持管体9を貫通孔8に連通して
固着し、該支持管体9に上下摺動自在なノックピン12を
挿通すると共に、該ノックピン12底部には貫通孔8を突
出する三角ラッチ22をスプリング15にて下方付勢して上
下ストローク摺動自在に設け、又基台2上には施錠確認
灯28を設置すると共に、該施錠確認灯28を接続するリミ
ットスイッチ26を基台2内方に設置し、一方前記走行桿
36には接触金具29を固定し、該接触金具29には三角ラッ
チ22を上下ストロークさせて係合すると共に、リミット
スイッチ26の出入力部27に接触する係止部31を設けたの
で、安全手摺33の閉鎖時、即ち走行桿36と支柱42との隣
接時に、係止部31が三角ラッチ22を上下ストロークさせ
て係合することにより自動的に施錠し、又この状態にお
いて係止部31がリミットスイッチ26の出入力部27と接触
するため、安全手摺33の開放時に点燈していた施錠確認
灯28を消燈させ、万一施錠がなされていない場合には係
止部31は出入力部27と接触していないので、施錠確認灯
28は点燈した状態であるため、施錠の有無を作業者等に
対し明確に確認させることが出来ると共に、安全手摺33
の施錠を確実になすことが出来るため、リフトの開口部
仮設足場Sからの作業者や資材の墜落や落下による災害
発生を阻止することが出来るのである。
【0025】又、安全手摺33の開放時にはノックピン12
を上方に引き上げることにより、三角ラッチ22は係止部
31より離脱し、その後スプリング15によって自動的に引
き下げられ、簡易に解錠出来るのである。
【0026】又、安全手摺33は走行桿36を横移動させて
開閉させるため、支柱42に施錠確認灯28が固定されてお
れば、安全手摺33の閉鎖時に走行桿36が支柱42と隣接す
るので、施錠確認灯28は作業者の目に止まり易く注意を
惹き、安全意識を高めることが出来るのである。
【0027】更に、施錠確認灯28は基台2上に設置さ
れ、リミットスイッチ26に直接に接続されているため、
コンパクト化を図ることが出来、例えば施錠確認灯28を
リミットスイッチ26から離隔して安全手摺33の任意の位
置に固定し、この施錠確認灯28にリミットスイッチ26を
接続した場合には配電盤を介して配線にて間接的に接続
しなければならないが、本考案のものはリミットスイッ
チ26と施錠確認灯28が直接接続のため、使用する配線を
極力少なくすることが出来、よって頻繁に使用されるリ
フトの開口部仮設足場S付近に露出する配線の数を減ら
し、作業者の足下の危険を無くすことが出来る等その実
用的効果甚だ大なるものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る安全手摺のストッパー機構の斜視
図である。
【図2】図1の施錠状態を示す正面図である。
【図3】図2の要部断面図である。
【図4】ロック装置の平面図である。
【図5】安全手摺のストッパー機構の使用状態を示す概
略正面図である。
【図6】安全手摺の概略平面図である。
【符号の説明】
2 基台 8 貫通孔 9 支持管体 12 ノックピン 15 スプリング 22 三角ラッチ 26 リミットスイッチ 27 出入力部 28 施錠確認灯 29 接触金具 31 係止部 33 安全手摺 35、35a 格子状杆体 36、36a 走行桿 37 固定桿 38、38a … ブラケット 39 ブラケット 42 支柱 45、45a … 杆体 46、46a … 杆体

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 枢着交叉した前後二段形成の杆体よりな
    る格子状杆体の両側端部を走行桿及び固定桿に昇降自在
    に装着したブラケットに枢着してなる安全手摺におい
    て、走行桿に隣接する支柱に基台を固定し、該基台上に
    貫通孔を設けると共に、これより大径なる支持管体を貫
    通孔に連通して固着し、該支持管体に上下摺動自在なノ
    ックピンを挿通すると共に、該ノックピン底部には貫通
    孔を突出する三角ラッチをスプリングにて下方付勢して
    上下ストローク摺動自在に設け、又基台上には施錠確認
    灯を設置すると共に、該施錠確認灯を接続するリミット
    スイッチを基台内方に設置し、一方前記走行桿には接触
    金具を固定し、該接触金具には三角ラッチを上下ストロ
    ークさせて係合すると共に、リミットスイッチの出入力
    部に接触する係止部を設けたことを特徴する安全手摺の
    ストッパー機構。
JP3612091U 1991-04-20 1991-04-20 安全手摺のストッパー機構 Expired - Lifetime JP2527504Y2 (ja)

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JPH04122142U JPH04122142U (ja) 1992-11-02
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