JP2003299553A - 寝台におけるサイドレールのロック装置 - Google Patents

寝台におけるサイドレールのロック装置

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JP2003299553A JP2002106083A JP2002106083A JP2003299553A JP 2003299553 A JP2003299553 A JP 2003299553A JP 2002106083 A JP2002106083 A JP 2002106083A JP 2002106083 A JP2002106083 A JP 2002106083A JP 2003299553 A JP2003299553 A JP 2003299553A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 取扱面において不利になること及び組み付け
作業時間が多くかかることを解消することができる寝台
におけるサイドレールのロック装置を提供する点にあ
る。 【解決手段】 床部の左右両側から外側に突出するサイ
ドレールホルダー14に備えさせた被係止部14Cにサ
イドレール13の脚部13Cを差し込むことにより係止
してサイドレール13の上方側への移動を阻止するため
の係止部18とこの係止状態の係止部18を係止解除側
へ強制操作するための解除操作部19とからなるロック
具20をサイドレール13の脚部13Cに備えさせ、ロ
ック具20を弾性力を有する材料から構成したことを特
徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、床部の左右両側か
ら外側に突出するサイドホルダーに形成の係止孔にサイ
ドレール(側柵又は単に柵とも言う)の脚部を上方から
差し込んで固定する解除自在な寝台におけるサイドレー
ルのロック装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記サイドレールのロック装置にてサイ
ドレールをサイドレールホルダーに固定することによ
り、サイドレールホルダーからサイドレールが容易に抜
けることがないようにしながらも、寝台への乗り降り時
等においては、前記ロック装置をロック解除した後、サ
イドレールを取り外すことによって、寝台への乗り降り
をサイドレールが邪魔することなく、スムーズに行える
ようにしている。そして、前記寝台におけるサイドレー
ルのロック装置としては、例えば特開平9−26683
1号公報に示されるものがある。これは、寝台のサイド
フレームに形成の係止孔に嵌入する脚部を備えた内部中
空の支柱の2本とこれら脚部の上側に形成される柵部と
からサイドレールを構成し、前記一方の支柱の内部に挿
入され、かつ、該支柱の上端開口部に取り付けた基枠部
材を貫通して上方に突出する軸部材の上端に、軸部材の
長手方向に移動させるための操作レバーを水平軸芯周り
で揺動自在に枢支連結している。前記軸部材の下端を前
記支柱の下端開口部に内嵌させた下端側ほど先細りとな
る円錐形状のスリーブに貫通突出させた後、その突出部
を円筒状の押圧子に内挿し、前記軸部材の下端に形成の
下端側ほど拡がり形状となる拡開端部の一部を前記押圧
子から下方へ突出させている。従って、操作レバーを垂
直姿勢から水平姿勢に揺動操作することにより、軸部材
を上方に押し上げる。このとき、軸部材の拡開端部によ
り押圧子が押し広げられ、係止孔の内壁面に押圧子を圧
接することで側柵が上方側へ移動されることを阻止する
ことができるようにしている。尚、前記操作レバーを水
平姿勢から垂直姿勢に切り換えることによりロック装置
をロック解除操作することができる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】上記構成によれば、支
柱の内部に軸部材を入れたり、押圧子等を取り付ける関
係上、支柱の構造が複雑になると共に、部品点数が増大
するため、組み付け作業に多くの時間と手間を要するだ
けでなく、前記部品点数の増大化の他、サイドレールの
支柱の直径を大きくしなければならないことから、サイ
ドレールの重量が増大し、取扱がし難いものになってい
た。
【0004】本発明が前述の状況に鑑み、解決しようと
するところは、取扱面において不利になること及び組み
付け作業時間が多くかかることを解消することができる
寝台におけるサイドレールのロック装置を提供する点に
ある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、前述の課題解
決のために、床部の左右両側から外側に突出するサイド
レールホルダーにサイドレールの脚部を上方から差し込
んで固定する解除自在な寝台におけるサイドレールのロ
ック装置において、前記サイドレールホルダーに備えさ
せた被係止部に前記サイドレールの脚部を差し込むこと
により水平方向から係止して該サイドレールの上方側へ
の移動を阻止するための係止部とこの係止状態の係止部
を係止解除側へ強制操作するために該サイドレールホル
ダーの上方に位置させた解除操作部とからなるロック具
を前記サイドレールの脚部に備えさせ、前記ロック具を
弾性力を有する材料から構成し、前記ロック具の係止部
を前記サイドレールホルダーの被係止部に係止する側に
前記弾性力を利用して付勢したことを特徴としている。
従って、サイドレールの脚部をサイドレールホルダーに
差し込むだけで、サイドレールホルダーに備えさせた被
係止部にサイドレールの脚部に備えさせた係止部が係止
して、サイドレールの上方側への移動が阻止され、サイ
ドレールがサイドレールホルダーに固定された状態にな
る。そして、サイドレールに備えさせた解除操作部を操
作することによって、前記係止状態を係止解除して、サ
イドレールをサイドレールホルダーから上方へ引き抜く
ことができる。尚、引き抜いたサイドレールが不要時に
は、所定場所に置いておくことになる。しかも、ロック
具を弾性力を有する材料から構成し、前記ロック具の係
止部を前記サイドレールホルダーの被係止部に係止する
側に前記弾性力を利用して付勢する構成にすることによ
って、ロック具をサイドレールに備えさせるだけでロッ
ク装置を構成することができる。前記ロック具を構成す
る係止部と解除操作部を一つの部品から構成することに
よって、複数の部品を連結して構成するものに比べて、
部品点数の削減化を図ることができるが、複数の部品か
ら構成してもよい。
【0006】前記係止部と解除操作部が、合成樹脂にて
一体形成されたものでなり、前記サイドレールの脚部に
サイドレールホルダーへの差し込み方向に沿って形成さ
れた孔を通して前記係止部及び解除操作部のそれぞれを
同一側へ突出させている。上記のように合成樹脂にて一
体形成することによって、金属等により形成する場合に
比べて、軽量化及びコストの低減化を図ることができ
る。そして、係止部及び解除操作部を同一側へ突出させ
ることによって、異なる側へそれぞれ突出させたものに
比べて、ロック具の構成を簡素なものにすることができ
る。
【0007】2つの縦部とこれら縦部の上端同士を連結
する連結部とからなるほぼ逆U字状に形成されたロック
具本体の一方の縦部の外面に、前記係止部と解除操作部
を突出形成し、前記他方の縦部の下端から前記サイドレ
ールホルダーの下端開口を閉じるための蓋部を延出する
ことによって、サイドレールの下端開口部を蓋部にて閉
じることができると共に、蓋部がロック具の支持部材と
して兼用構成することができる。
【0008】前記蓋部に前記サイドレールの脚部に形成
の被係止部に係止する係止部を備えさせることによっ
て、蓋部がサイドレールから容易に離脱することを阻止
することができる。
【0009】
【発明の実施の形態】図1及び図2に、寝台が示されて
おり、この寝台は、前後端にそれぞれ支持脚1を備えた
左右一対の前後フレーム2,2等からなる固定フレーム
3と、この固定フレーム3に対して前後一対のリンク機
構4,4及び伸縮式の電動モータ(図示せず)を介して
昇降自在に支持された左右一対の支持フレーム5,5
と、これら支持フレーム5,5の前後端にそれぞれ取り
付けられたヘッドボード6及びフットボード7と、前記
支持フレーム5,5の上面側に支持された床部8とを備
えているが、図に示される寝台以外の構成の寝台であっ
てもよい。
【0010】前記床部8は、前後方向前側(ヘッドボー
ド6側)から背部床9、座部床10、膝部床11、脚部
床12の順に配置されている。前記3つの床、つまり背
部床9、膝部床11、脚部床12は、図示していない電
動モータ等により可動式に構成し、前記座部床10のみ
固定式にしている。前記背部床9及び前記脚部床12の
左右両側のそれぞれには、サイドレール13を差し込ん
で保持するための保持部材としてのサイドレールホルダ
ー14を取り付けてあり、背部床9及び脚部床12の可
動に伴ってサイドレール13も一体的に可動させること
によって、身体が左右に移動して寝台から落ちないよう
にガイドすることができるようになっている。前記サイ
ドレール13を膝部床11にも取り付けて実施すること
もできる。又、ここでは、3つの背部床9、膝部床1
1、脚部床12が可動式の場合を示しているが、固定式
のものであってもよい。尚、前記背部床9は、それの後
端の水平軸芯周りで起伏揺動操作できるようになってお
り、又、前記膝部床11も、前記背部床9と同様に、起
伏揺動操作できるようになっており、膝部床11を起立
姿勢にすることにより枢支連結されている脚部床12を
持ち上げて、両床11,12がほぼへの字状に姿勢変更
することができるようにしている。
【0011】前記サイドレール13は、金属製のパイプ
部材で構成する他、木やほぼ同一の強度を有するもので
あれば、合成樹脂やその他のものであってもよい。詳述
すれば、図1及び図2に示すように、前後方向一端に斜
辺を備えた外形がほぼ四辺形に形成され、かつ、断面形
状が円形(楕円形又は多角形あるいは矩形等、どのよう
な形状でもよい)の本体部13Aと、この本体部13A
の内部を4つに仕切るための3本の仕切部13Bと、こ
の仕切部13Bの下面のうちの前後2箇所から下方向に
突出する前後一対の断面形状が矩形(円形又は楕円形あ
るいは多角形等、どのような形状であってもよい)の脚
部13C,13Dとからサイドレール13を構成してい
るが、他の構成であってもよい。図2では、同一構成の
サイドレール13の4個のうち、前後に位置するサイド
レール13,13を前後方向が逆となる状態、斜辺が互
いに向き合う状態で配置しているが、同方向に配置して
もよい。又、4個全てを同一形状のサイドレールから構
成する他、一部のサイドレール又は全部のサイドレール
を形状の異なるものから構成してもよい。又、サイドレ
ールの個数は、4個に限定されるものではなく、1個又
は2個又は3個あるいは5個以上であってもよく、寝台
を置く使用場所の違いや使用者の使用形態の違い等によ
ってサイドレールの個数を変更することができる。
【0012】前記サイドレールホルダー14の4個は、
全て同一構成であるため、前記背部床9に取り付けられ
たサイドレールホルダー14について説明する。図3〜
図5に示すように、上端に前記サイドレール13の脚部
13C又は13Dを挿入可能な開口14Kが形成され、
かつ、床部8側(内側)が開放された合成樹脂製(木製
や金属製等でもよい)の外側ケース部14Aと、この外
側ケース部14Aの内部に配置され、かつ、前記サイド
レール13の脚部13C又は13Dを挿入支持するため
の有底筒状で平面視において矩形状に構成された2つの
部材15A,15Bを溶接等により一体化してなる金属
製(ほぼ同等の強度を有するものであれば他の材料でも
よい)の内側ホルダー部15とから構成しているが、1
つの部材から構成してもよいし、3つ以上の部材から構
成することもできる。前記内側ホルダー部15を構成す
る2つの部材15A,15Bのうちの一方の部材15B
は、1枚の金属板を折り曲げ形成することにより背部床
9に溶接等により固定された前後一対のブラケット部1
5C,15Cの一端同士を連結すると共に前記他方の部
材15Aに溶接等により一体化される連結部からなって
いるが、他の構成であってもよい。図3〜図5に示す1
7は、前記脚部15Cを前記開口14Kに隙間のない状
態で内挿するために前記外側ケース部14Aの上から挿
入して固定されたスリーブである。
【0013】前記サイドレールホルダー14にサイドレ
ール13の脚部13C又は13Dを上方から差し込んで
固定する解除自在なロック装置を備えさせてあり、この
ロック装置は、前記サイドレールホルダー14の内側ホ
ルダー14Bに備えさせた被係止部としての矩形状の貫
通孔14Cにサイドレール13の脚部13C又は13D
を差し込むことにより水平方向から係止してサイドレー
ル13の上方側への移動を阻止するための係止部として
の突起部18と、この係止状態の係止部18を係止解除
側へ強制操作するためにサイドレールホルダー14の上
方に位置させた押し込み式の解除操作部19とからなる
ロック具20を、サイドレール13の脚部13C又は1
3Dに備えさせ、前記ロック具20を弾性力を有する材
料から構成することにより、ロック具20の係止部18
をサイドレールホルダー14の被係止部14Cに係止す
る側に前記弾性力を利用して付勢するように構成してい
る。
【0014】前記突起部18は、下方から上方に向かっ
て緩やかに外方側に突出する円弧状の案内部18Aと、
前記貫通孔14Cに入り込んで貫通孔14Cの上縁に接
当することによりサイドレール13の上方側への移動を
阻止するための接当部18Bとからなっている。前記の
ように案内部18Aを備えさせることにより、貫通孔1
4Cへの突起部18の入り込みをスムーズに行わせるこ
とができる利点があるが、案内部18Aの無い外形が角
柱形状であってもよい。又、前記貫通孔14Cを矩形状
に形成すると共に接当部18Bの接当面を偏平に形成す
ることにより、両者の係止が外れ難いように構成するこ
とができる利点があるが、貫通孔14Cを円形又は楕円
形に形成し、この貫通孔14Cに入り込むように前記突
起部18を円形又は楕円形に形成して実施することもで
き、貫通孔14C及び突起部18の形状は、これら以外
の形状であってもよい。図3では、前記貫通孔14Cを
前後方向で対抗位置する2枚の板部にそれぞれ形成する
ことによって、ロック具20の位置が前後方向いずれの
向きであっても新たに貫通孔を形成することなく、直ち
に対応することができる利点がある。
【0015】前記ロック具20について詳述すれば、図
3〜図6に示すように、2つの縦部21,22とこれら
縦部21,22の上端同士を連結する連結部23とから
なるほぼ逆U字状に形成されたロック具本体24の一方
の縦部21の外面に、前記係止部18と解除操作部19
を上下方向に設定間隔を隔てて突出形成してロック具2
0を構成し、前記他方の縦部22の下端から前記サイド
レール13の下端開口13Kを閉じるための蓋部25を
延出すると共に、前記蓋部25の上面から上方に立ち上
げられた延出部26に前記サイドレール13の脚部13
Cに形成の被係止部としての貫通孔13Jに係止する係
止部としての爪部27を備えさせている。従って、図6
に示すロック具20をサイドレール13内へそれの下端
開口13Kを通して挿入することによって、サイドレー
ル13にそれの上下方向に沿って形成された2つの貫通
孔13H,13Jのうちの上側の上下方向に長い貫通孔
13Hを通して前記解除操作部19及び係止部18をサ
イドレール13の外部へ突出させ、残りの貫通孔13J
に図4の正面視円形で、かつ、図3の側面視上方ほど斜
め内側に位置する直角三角形の爪部27が係止すること
により、蓋部25が抜けないようにしている。前記爪部
27に係止する被係止部を貫通孔13Jから構成するこ
とにより、貫通孔13Jを通して爪部27を押し込むこ
とで爪部27を貫通孔13Jから容易迅速に係止解除す
ることができる利点があるが、貫通していない凹み等で
あってもよい。このようにロック具20が取り付けられ
た脚部13Cを図5に示すように、サイドレールホルダ
ー14にそれの上方から差し込むことにより、係止部1
8がスリーブ17との接当により脚部13Cの内部に引
退し、貫通孔14Cに係止部18が位置すると同時に係
止部18が弾性力により貫通孔14Cに入り込んでロッ
ク状態となる。前記脚部13Cをサイドレールホルダー
14から抜き取る場合、つまりサイドレール13を寝台
から取り外したい場合には、図3の矢印で示すように、
解除操作部19を脚部13C内方側へ押し込むことによ
り貫通孔14Cから係止部18を引退側(脚部13Cの
内方側)へ移動させることにより前記ロック状態を解除
させてから、サイドレール13をサイドレールホルダー
14から引き抜くことになる。ここでは、蓋部25とロ
ック具20とを一体形成することによって、製造面及び
組み付け面の両方において有利にすることができるが、
それらを別々に形成したものであってもよい。前記延出
部26の上端から脚部13Cの内方に向けて前記縦部2
1の下端が必要以上に下方に移動することがないように
接当案内するためのガイド部26Aを備えさせている
が、無くてもよい。図に示す28は、ロック具20の保
形強度を上げるためにロック具20及び蓋部25の内面
の左右中央に備えさせた補強用リブである。又、図に示
す28Aは、前記補強用リブ28を更に補強するための
補強部である。
【0016】図3から図6では、前記ロック具20をほ
ぼループ状に形成することによって、弾性力を長期間に
渡って良好に発揮させることができる利点があるが、図
7(a),(b)に示すように構成してもよい。逆しの
字状に形成された本体部29の外面の上下2箇所に前記
解除操作部19、突起部18を備えさせると共に、その
本体部29の下端に前記蓋部25を備えさせている。前
記蓋部25には、延出部30を備えさせると共にその延
出部30の外面に脚部13Cに形成の貫通孔13Jに係
止する前記爪部27を備えさせている。図7に示す31
は、前述したようにロック具20の保形強度を上げるた
めにロック具20及び蓋部25の内面の左右中央に備え
させた補強用リブである。又、図に示す31Aは、前記
補強用リブ31を更に補強するための補強部である。
尚、図7(a),(b)に示す他の構成は、前述したも
のと同一であるため、同一の符号を付すと共に説明を省
略する。図6や図7(b)で示した2種類のロック具2
0は、いずれも合成樹脂にて一回の成形工程で得られる
ようにしたが、各構成部品を成形した後、それらを接着
剤や熱溶着あるいは嵌合等により一体化して構成するこ
ともできる。
【0017】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、サイドレール
の脚部をサイドレールホルダーに差し込むだけで、サイ
ドレールをサイドレールホルダーに固定することがで
き、しかも弾性力を有する材料から構成されたロック具
をサイドレールに備えさせるだけで済むから、取扱面及
び組み付け作業面のいずれにおいても有利な寝台におけ
るサイドレールのロック装置を提供することができる。
【0018】請求項2の発明によれば、係止部と解除操
作部を、合成樹脂にて一体形成することによって、金属
等により形成する場合に比べて、軽量化及びコストの低
減化を図ることができ、取扱面及び経済面の両方におい
て有利になる。又、係止部及び解除操作部を同一側へ突
出させることによって、異なる側へそれぞれ突出させた
ものに比べて、ロック具の構成を簡素なものにすること
ができ、製造面において有利になる。
【0019】請求項3の発明によれば、ロック具本体を
構成する一方の縦部の外面に、係止部と解除操作部を突
出形成し、他方の縦部の下端からサイドレールホルダー
の下端開口を閉じるための蓋部を延出することによっ
て、サイドレールの下端開口部を蓋部にて閉じることが
できると共に、蓋部がロック具の支持部材として兼用構
成することができ、蓋部とロック具とを別々に製造する
ものに比べて製造面において有利になるだけでなく、組
み付け作業面においても有利になる。
【0020】請求項4の発明によれば、蓋部にサイドレ
ールの脚部に形成の被係止部に係止する係止部を備えさ
せることによって、蓋部がサイドレールから容易に離脱
することを阻止することができ、商品価値の高いものに
することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】寝台の側面図である。
【図2】寝台の斜視図である。
【図3】サイドレールをサイドレールホルダーに差し込
んでロック状態となった要部の縦断側面図である。
【図4】サイドレールをサイドレールホルダーに差し込
んでロック状態となった要部の縦断正面図である。
【図5】サイドレールをサイドレールホルダーに差し込
む直前の状態を示す要部の縦断側面図である。
【図6】ロック具の斜視図である。
【図7】別の形状のロック具を示し、(a)はサイドレ
ールの脚部内にロック具を備えさせた状態を示す縦断面
図、(b)はそれの正面図である。
【符号の説明】
1 支持脚 2 前後フレーム 3 固定フレーム 4 リンク機構 5 支持フレーム 6 ヘッドボード 7 フットボード 8 床部 9 背部床 10 座部床 11 膝部床 12 脚部床 13 サイドレール 13A 本体部 13B 仕切部 13C,13D 脚部 13K 下端開口 13H,13I,13J 貫通孔 14 サイドレールホルダー 14A 外側ケース部 14B 内側ホルダー部 14C 貫通孔(被係止部) 14K 貫通孔 15A,15B部材 15C ブラケット 17 スリーブ 18 突起部(係止部) 18A 案内部 18B ストッパー部 19 解除操作部 20 ロック具 21,22 縦部 23 連結部 24 ロック具本体 25 蓋部 26 延出部 26A ガイド部 27 爪部(係止部) 28 補強用リブ 29 本体部 30 延出部 31 補強用リブ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 床部の左右両側から外側に突出するサイ
    ドレールホルダーにサイドレールの脚部を上方から差し
    込んで固定する解除自在な寝台におけるサイドレールの
    ロック装置において、前記サイドレールホルダーに備え
    させた被係止部に前記サイドレールの脚部を差し込むこ
    とにより水平方向から係止して該サイドレールの上方側
    への移動を阻止するための係止部とこの係止状態の係止
    部を係止解除側へ強制操作するために該サイドレールホ
    ルダーの上方に位置させた解除操作部とからなるロック
    具を前記サイドレールの脚部に備えさせ、前記ロック具
    を弾性力を有する材料から構成し、前記ロック具の係止
    部を前記サイドレールホルダーの被係止部に係止する側
    に前記弾性力を利用して付勢したことを特徴とする寝台
    におけるサイドレールのロック装置。
  2. 【請求項2】 前記係止部と解除操作部が、合成樹脂に
    て一体形成されたものでなり、前記サイドレールの脚部
    にサイドレールホルダーへの差し込み方向に沿って形成
    された孔を通して前記係止部及び解除操作部のそれぞれ
    を同一側へ突出させてなる請求項1記載の寝台における
    サイドレールのロック装置。
  3. 【請求項3】 2つの縦部とこれら縦部の上端同士を連
    結する連結部とからなるほぼ逆U字状に形成されたロッ
    ク具本体の一方の縦部の外面に、前記係止部と解除操作
    部を突出形成し、前記他方の縦部の下端から前記サイド
    レールの下端開口を閉じるための蓋部を延出してなる請
    求項1又は2記載の寝台におけるサイドレールのロック
    装置。
  4. 【請求項4】 前記蓋部に前記サイドレールの脚部に形
    成の被係止部に係止する係止部を備えてなる請求項3記
    載の寝台におけるサイドレールのロック装置。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101396029B1 (ko) 2013-05-10 2014-05-27 주태숙 침대용 사이드레일 승강장치
JP2015123175A (ja) * 2013-12-26 2015-07-06 パラマウントベッド株式会社 サイドレールの構造
KR102156495B1 (ko) * 2019-04-02 2020-09-15 (주)한국베드메디칼 이탈방지판이 구비된 환자용 침대

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