JP2005306463A - 折り畳みコンテナ - Google Patents

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Abstract

【課題】
最初に立て起こされた側壁と後から立て起こされた側壁との間のロック機構が側壁の内倒れを防止するようにした折り畳みコンテナにおいて、ロック機構を解除するときに、スムーズに解除して折り畳み動作を素早く行うことができ、しかも、立て起こされた状態での側壁同士の保持力も強力で、さらには、側壁間のガタツキも少ない折り畳みコンテナを提供する。
【解決手段】
折り畳まれた状態から最初に立て起こされる第2側壁8の両側端部に、第1側壁6の端部に係止される係止片11を設けるとともに、後から立て起こされる第1側壁6の両側端部に、第2側壁8の係止片11に選択的に係止される弾性変形可能なロック部分22を設けるとともに、第1側壁6の幅方向略中央部に、引っ張る方向の力を加えて係合状態を解除するロック解除手段Fを設けたことを特徴としている。
【選択図】 図9

Description

本発明は、底壁から立設された4側壁が、ヒンジを介して内方に折り畳むことが可能にされた折り畳みコンテナに関するものである。
例えば、物品を搬送した後の空容器を効率良く回収する容器として、略矩形状の底壁と、この底壁にヒンジを介して立設された四側壁とを有し、対向する一対の側壁を底壁に重ね合わせた後、他の一対の側壁を重ね合わせることにより折り畳みを可能にした折り畳みコンテナが知られている。
ところで、このような従来の折り畳みコンテナでは、箱型に組み立てられた状態から、側壁が不用意に内方に折り畳まれることがないように、互いに突き合わされる側壁間にロック機構が介在されるとともに、このロック機構をワンタッチで解除するためのロック解除手段も具備されている(特許文献1)。
例えば、従来の折り畳みコンテナにおけるロック機構は、図15に示したように、一方の側壁13の両端部に設けられた弾性変形可能な押圧片86と、他方の側壁14に対応して形成された係止部14aとから構成されるのが一般的である。すなわち、この従来例では、一方の側壁13を最初に立て起こした後に、他方の側壁14を立て起こすと、最初に立て起こされた側壁13の押圧片86が、係止部14aにより図中破線で示したように、一旦、外方に湾曲されてから実線で示した自然状態に復帰される。
このように、従来の折り畳みコンテナでは、容器本体の外方に向かって圧縮変形可能な押圧片86の内側突部87と他方の側壁14の係止部14aとが係止されることにより、他方の側壁14が内方に倒れ込まないように構成されている。
一方、このようなロック機構Rを解除するために、図16に示したように、押圧片86を設けていないの他方の側壁14に、ロック解除手段5が設けられている。そして、このロック解除手段5を操作することにより、互いに隣接しあう側壁13,14間に構成されたロック機構Rが、ワンタッチで解除される。
すなわち、このロック解除手段5は、折り畳みコンテナが立て起こされた状態で上下方向に移動操作可能な垂直移動部材51と、この垂直移動部材51の上下方向の移動に伴って水平方向に移動する水平移動部材52とから構成されるもので、垂直移動部材51の下面には、付勢板56が両側に具備され、この付勢板56を湾曲させるように、垂直移動部材51が下方に押し下げられることにより、水平移動部材52が、斜めに傾斜したスライド係合孔53に従って移動され、この動きにより水平移動部材52の先端部52aが、それぞれ図16において左右方向に突出される。
このように一対の水平移動部材52の先端部52aを、外方に突出させ、この先端部52aにより図15に示した押圧片86を外方に押圧して、ロック機構Rを解除し、側壁14を底壁側に倒すことを可能にしている。
特開2004−51199号公報
ところで、このような従来の折り畳みコンテナのロック機構Rでは、押圧片86を水平
移動部材52で外方に押し出すことにより、側壁間のロックを解除する構造であるため、押圧片86を外方に押し出したときに、押圧片86とともに押圧片86を形成した側壁13も他方の側壁14から離れる方向すなわち図15における左方に押し出されてしまう。このように一方の側壁13が外方向に倒れてしまうと、例えば、側壁13,14間の係合孔13aと係合突部14bとの姿勢に不具合が生じて、両者が引っかかったりして、側壁14を内方に倒す動作に支障が生じてしまうなどの問題があった。
このような問題を回避するには、弾性変形する押圧片86のばね力を弱くして、押圧片86の外側への変形量を少なくすることも考えられるが、押圧片86のばね力を弱くすると、側壁13,14同士の係合保持力が弱くなってしまう。さらに、係合突部14bと係合孔13aとのクリアランスを大きく確保することも考えられるが,その場合には、側壁13,14同士に、がたつきが発生するという問題が生じてしまう。
本発明は、このような問題に鑑み、最初に立て起こされた側壁と後から立て起こされた側壁との間のロック機構により側壁の内倒れを防止するようにした折り畳みコンテナにおいて、ロック機構を解除するときに、スムーズに解除して折り畳み動作に支障を来たすことなく素早く行うことができ、しかも、立て起こされた状態での側壁同士の保持力も強力で、さらには、側壁間のガタツキも少ない折り畳みコンテナを提供することを目的としている。
上記目的を達成するための本発明の折り畳みコンテナは、
略矩形状の底壁と、この底壁にヒンジを介して内方に傾倒可能に立設された一対の第1側壁および他の一対の第2側壁とを有し、
前記一対の第1側壁を前記底壁に重ね合わすように折り畳んだ後、他の一対の第2側壁を重ね合わせて、平板状に折り畳むことが可能な折り畳みコンテナであって、
折り畳まれた状態から最初に立て起こされる第2側壁の両側端部に、前記第1側壁の端部に係止される係止片を設けるとともに、
後から立て起こされる第1側壁の両側端部に、
前記第2側壁の係止片に選択的に係止される弾性変形可能なロック部分を設けるとともに、
後から立て起こされる第1側壁の幅方向略中央部に、
前記弾性変形可能なロック部分に対して中央側に引っ張る方向の力を加えて前記ロック部分と前記係止片との係合状態を解除し、前記ロック部分に対する中央側に引っ張る方向の力を開放したときに、前記ロック部分を元の自然状態に復帰させるようにしたロック解除手段を設けたことを特徴としている。
係る構成による本発明の折り畳みコンテナによれば、ロック機構を解除するにあたり、押圧片(係止片)を備えた側壁が外側に押圧される構造ではなく内側に引っ張られる構造であるので、例えば、両者が互いに係合している係合突起と係合孔とが引っかかってしまうようなことはない。
ここで、前記ロック解除手段は、前記ロック部分に一端が取り付けられて、中央側に移動あるいは外側に突出する方向に移動することに伴って、前記ロック部分を圧縮状態に変形させるか、または圧縮状態から元の状態に復帰させる一対の水平移動部材と、
この水平移動部材の他端を移動可能に係止して、当該水平移動部材とともに上下方向の移動を行う垂直移動部材と、から構成されていることが好ましい。
このような構成であれば、垂直移動部材を上下いずれかの方向に操作することにより、ロック機構に力を伝達することができる。
さらに、前記垂直移動部材は、ばね片を備えており、このばね片が前記第1側壁に設けられたガイドに係止されていることが好ましい。
このような構成であれば、垂直移動部材を、例えば下方に押し下げたときにロック解除機構を作動させることができ、一方、垂直移動部材からの力を解除すれば、再びロック機構を機能させることもできる。
また、前記垂直移動部材には、傾斜案内溝が形成され、この傾斜案内溝内に前記水平移動部材の他端が移動可能に配置されることにより、前記水平移動部材の移動が案内されることが好ましい。
このような構成であれば、垂直移動部材に加えられる上下方向への力を、水平方向の力に容易に変換することができる。
本発明に係る折り畳みコンテナによれば、立て起こされた側壁同士のロック機構を解除するのに、一方の側壁に設けたロック機構を同じく一方の側壁に設けたロック解除手段により引っ張る方向の力を加えて解除するので、これまで側壁の外側への押圧に起因して生じていた係合突部と係合孔などの引っかかりを、確実に防止することができる。
また、ロック機構とこのロック機構を解除するためのロック解除手段とが、同じ側壁に設けられているので、肉厚を調整するとか押圧片のばね力を調整するとかの必要もないので、ロック解除を行うにあたり、どの製品に対しても小さい力で側壁同士のロックを解除することができる。また、側壁間の保持力が弱くなることもない。さらに、簡単な構成でロック機構とロック解除手段とを構成することができるので、コスト的にも安価である。
以下、図面を参照しながら本発明の実施例について説明する。
図1は本発明の一実施例に係る折り畳みコンテナの平面図で、全体の上面視と、ロック機構が作用している部分を断面で示したものである。図2は図1の右側面図、図3は図1の正面図、図4は図2におけるA−A線断面図、図5は図2におけるB−B線断面図、図6は図4に示したロック機構を解除したときの断面図である。
この折り畳みコンテナ2では、略矩形状の底壁4と、この底壁4にヒンジ12を介して内方に傾倒可能に立設された一対の第1側壁6、6と、他の一対の第2側壁8,8とから上部が開口して形成されている。そして、第1側壁6と第2側壁8との間には、互いに立て起こされた場合の倒れを防止するロック機構Rが四隅に具備されるとともに、このロック機構Rをワンタッチで解除するためのロック解除手段Fがそれぞれ具備されている。このような計4つのロック機構Rと、計2つのロック解除手段Fの主構成要素は、一対の第1側壁6に具備されている。
折り畳みコンテナの上部開口部に臨む第2側壁8の両端部には、第1側壁6の端面に向かって係止片11が突出形成されている。一方、この係止片11に対応するように、第1側壁6の両端部には、弾性変形可能に湾曲されたロック部分22が設けられている。そして、本実施例では、図1,図4および図7に示したように、折り畳みコンテナ2を立て起こして、このロック部分22を自然状態としたときに、上記係止片11との間にロック機構Rが構成される。また、このロック部分22を、図6に示したように、内側に引っ張ってロック部分22を圧縮変形させたときに、ロック機構Rが解除されるようになっている。
すなわち、本実施例では、図4に示したように、ロック部分22が第2側壁8の係止片11に係止されているときに、ロック機構Rにより側壁の内方への倒れが防止される。また、ロック機構Rが機能しているときに、図2におけるA−A線の位置より若干下がったB−B線の位置では、図5に示したように、互いに逆方向に突出された第1側壁6の爪24と、第2側壁8の爪26とにより、第1側壁6と第2側壁8とが、密に係合されている
このように、側壁6,8が立て起こされた場合に、図4に示したように、内方への傾倒が防止されるとともに、図5に示したように、外方への傾倒が防止されている。
また、ロック機構Rを解除するためのロック解除手段Fは、後述するように、上記ロック部分22を中央側(例えば、図4における左側)に引っ張ることにより、図6に示したように、上記したロック機構Rを解除する構造となっている。
以下に、このロック機構Rを解除するためのロック解除手段Fについて詳述する。
ロック解除手段Fは、第1側壁6に具備されるもので、図7、図8および図9に示したように、棒形状の一対の水平移動部材28,28と、この水平移動部材28の内方側に配置される他端28bを係止して上下方向の移動を行う四角いハンドル状の垂直移動部材30とから構成されている。
水平移動部材28は、他端28bの軸が太く形成されている。そして、この太い部分28cが、図9に示したように、第1側壁6の中央部外表面に設けられたリブ34の隙間34aに挿入され、これにより水平移動部材28の水平方向の移動が案内されている。
垂直移動部材30は、ハンドル操作ができるように、矩形平板状に形成され、正面から見て略中央部に、指が入る凹所30aが形成されている。
ハンドル状の垂直移動部材30は、第1側壁6のリブ34で囲まれた四角い枠内に嵌め込まれて、上下方向に移動することが可能になっている。すなわち、第1側壁6の外表面には、図9に示したように、略L字状のガイド38が突出形成され、一方、ここに配置される垂直移動部材30の内表面には、ガイド38に対向してばね片40が形成されている。このばね片40は、力が加えられることにより、基端部40aを支点として弾性変形することができる。
このようなばね片40が上記L字状のガイド38に係止されて第1側壁6のリブ34内に嵌め込まれることにより、垂直移動部材30は、通常リブ34に囲まれた四角い枠内の上方位置にある。そして、ばね片40を湾曲させて下方向に力を加えると、垂直移動部材30は、下方に移動する。また、下方向への力を解除すれば、ばね片40の付勢力により、元の上方位置に復帰する。
さらに、図8に示したように、垂直移動部材30には、ばね片40の基端部40aに連結して、リブ42が略三角形の範囲を囲むように形成され、このリブ42の一辺により傾斜案内溝44が形成されている。
水平移動部材28は、その一端28aに弾性変形可能なロック部分22が一体的に取り付けられている。なお、この取り付けは、図10に示したように、公知のリンケージ固定法などにより、90°回転させることにより脱着を可能に取り付けられている。
本実施例では、ロック機構R、ロック解除手段Fが上記のように構成されているので、以下のような作用を行うことができる。
今、折り畳みコンテナ2は、立て起こされた状態にあり、互いに隣接しあう側壁6,8の端部間にそれぞれロック機構Rが作用している。
このような状態から、折り畳みコンテナ2を内方に折り畳むときの動作について説明する。
最初に、図9のロックがかかった状態から垂直移動部材30の例えば凹所30a内に指を差し込んで、上方位置にある垂直移動部材30を下方に押し下げる。すると、この垂直移動部材30の下方向への移動に伴って、水平移動部材28の他端28bが三角形状のリブ42内の傾斜案内溝44に沿って相対的に上方に案内される。これにより、水平移動部材28は、図11に矢印Aで示したように、中央側に引き寄せられる。これにより、水平移動部材28の一端28aに取り付けられたロック部分22が図6に示したように圧縮される。これにより、第1側壁6側のロック部分22と、第2側壁8側の係止片11との係合が解除される。よって、図12に示したように、第1側壁6を内方に折り畳むことが可能にされる。このようにして、両側の第1側壁6,6を最初に折り畳んだ後、他の一対の第2側壁8,8を重ね合わすことにより、平板状に折り畳むことができる。
一方、折り畳まれた状態から立て起こす場合には、最初に第2の側壁8,8を立て起こした後に、第1側壁6,6を立て起こす。このとき、ロック部分22は、図13に示したように、第1側壁6が内側から立て起こされてくる矢印B方向の移動によって、第2側壁8の係止片11をテーパ−で乗り越えることになる。なお、このとき水平移動部材28は、若干矢印A方向に押圧されるので、リブ42に囲まれた空間がないと他端28bの作業性に支障を来たす。その結果、図4に示したように、第1側壁6と第2側壁8との間にロック機構Rが機能することになる。したがって、第1側壁6、第2側壁8が立て起こされた状態では、内部への倒れが生じることはない。
本実施例のように、ロック機構Rとロック解除手段Fを備えた折り畳みコンテナによれば、例えば、折り畳み作業を行う場合に、それぞれ両方の手で垂直移動部材30、30を1つずつ操作すれば,側壁6、6を折り畳むことができるので、折り畳み作業が容易であり、余分な手間を省くことができる。
以上、本発明の一実施例について説明したが、本発明は上記実施例に何ら限定されない。
例えば、上記実施例では、ロック部分22の形状は上記実施例に何ら限定されず、例えば、図14(A),(B),(C)に示した構造を採用することもできる。
例えば、図14(A)では、第2側壁8の端部にコ字状の凹所60を設け、その凹所60の一方のリブを係止片11として構成し、また第1側壁6の端部に一つの屈曲部62aを備えたロック部分62を設けている。
また、図14(B)では、第1側壁6に2つの屈曲点64a、64bを備えたロック部分64を設けている。こののように、屈曲点を2個設けたいわゆるダブルスプリング構造であれば、ロック部材64の変形がスムーズであり、ロック部分64を略真っ直ぐな方向に引っ張って圧縮することができる。
また、図14(C)の例では、第1側壁6におけるロック部分68の屈曲点68aを、コンテナ本体の内方側に設けた例を示している。この図14(C)の例では、コ字状の凹所60がコンテナの内側(図14(C)における左側)に開口されていることから、係止片11の他に、他方の係止片11aによっても、棒状の水平移動部材28が係止されることになる。この例では、水平移動部材28の一端部が凹所60内に配置される必要はない。
このようなロック部分68であっても上記実施例と略同様な作用効果を奏することがで
きる。
また、上記実施例では、第1側壁6を短側壁とし、第2側壁8を長側壁とし、この短側壁にロック機構Rとロック解除手段Fを設けているが、これに代え、長側壁にロック機構Rとロック解除手段Fを設けることもできる。
さらに、上記実施例では、垂直移動部材30を下方に押し下げることにおり、ロック機構Rを解除するようにしているが、これとは反対に上方に移動させることにより、ロック機構を解除するように構成することもできる。
また、上記実施例では、ロック解除手段Fの水平移動部材28は、棒状に形成されているが、この水平移動部材28は、引っ張る方向に力を加えたときに、その力を伝達すれば良いので、棒状に限定されず、他の形状であっても良く、場合によっては、プラスチック製の紐のようなもので代替することもできる。
図1は本発明の一実施例による折り畳みコンテナの立て起こされた状態での上面図で、右半部は断面で示している。 図2は図1の右側面図である。 図3は図1の正面図である。 図4は図1のA−A線断面図である。 図5は図1のB−B線断面図である。 図6は図1に示したロック機構を解除したときの断面図で、図4相当図である。 図7は図1に示したロック機構と、このロック機構を解除するためのロック解除手段を示す折り畳みコンテナの一部分解断面図である。 図8は図7に示したロック解除手段を一部分解して示した正面図である。 図9は図7に示したロック解除手段が組み込まれた第1側壁の正面図である。 図10はロック解除手段とロック部分とをリンケージ固定法で固定するときの例を示す概略斜視図である。 図11はロック機構を解除したときの拡大図である。 図12は図1に示した折り畳みコンテナを折り畳むときの斜視図である。 図13は折り畳んだ状態から立て起こす途中のロック機構の動作を示す断面図である。 図14(A)は他の構成からなるロック機構を備えた折り畳みコンテナの断面図、図14(B)はさらに他の構成からなるロック機構を備えた折り畳みコンテナの断面図、図14(C)は、さらに他の構成からなるロック機構を備えた折り畳みコンテナの断面図である。 図15は従来の折り畳みコンテナのロック機構を示した断面図である。 図16は図15に示した従来のロック解除手段を備えた側壁の正面図である。
符号の説明
2 折り畳みコンテナ
4 底壁
5 ロック解除手段
6 第1側壁
11 係止片
12 ヒンジ
22 ロック部分
28 水平移動部材
28b 他端
30 垂直移動部材
38 ガイド
40 ばね片
42 リブ
44 傾斜案内溝
62 ロック部分
64 ロック部分
68 ロック部分
F ロック解除手段
R ロック機構

Claims (4)

  1. 略矩形状の底壁と、この底壁にヒンジを介して内方に傾倒可能に立設された一対の第1側壁および他の一対の第2側壁とを有し、
    前記一対の第1側壁を前記底壁に重ね合わすように折り畳んだ後、他の一対の第2側壁を重ね合わせて、平板状に折り畳むことが可能な折り畳みコンテナであって、
    折り畳まれた状態から最初に立て起こされる第2側壁の両側端部に、前記第1側壁の端部に係止される係止片を設けるとともに、
    後から立て起こされる第1側壁の両側端部に、
    前記第2側壁の係止片に選択的に係止される弾性変形可能なロック部分を設けるとともに、
    後から立て起こされる第1側壁の幅方向略中央部に、
    前記弾性変形可能なロック部分に対して中央側に引っ張る方向の力を加えて前記ロック部分と前記係止片との係合状態を解除し、前記ロック部分に対する中央側に引っ張る方向の力を開放したときに、前記ロック部分を元の自然状態に復帰させるようにしたロック解除手段を設けたことを特徴とする折り畳みコンテナ。
  2. 前記ロック解除手段は、前記ロック部分に一端が取り付けられて、中央側に移動あるいは外側に突出する方向に移動することに伴って、前記ロック部分を圧縮状態に変形させるか、または圧縮状態から元の状態に復帰させる一対の水平移動部材と、
    この水平移動部材の他端を移動可能に係止して、当該水平移動部材とともに上下方向の移動を行う垂直移動部材と、
    から構成されていることを特徴とする請求項1に記載の折り畳みコンテナ。
  3. 前記垂直移動部材は、ばね片を備えており、このばね片が前記第1側壁に設けられたガイドに係止されていることを特徴とする請求項2に記載の折り畳みコンテナ。
  4. 前記垂直移動部材には、傾斜案内溝が形成され、この傾斜案内溝内に前記水平移動部材の他端が移動可能に配置されることにより、前記水平移動部材の移動が案内されることを特徴とする請求項2または3に記載の折り畳みコンテナ。
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