JP4641201B2 - フック装置 - Google Patents

フック装置 Download PDF

Info

Publication number
JP4641201B2
JP4641201B2 JP2005059375A JP2005059375A JP4641201B2 JP 4641201 B2 JP4641201 B2 JP 4641201B2 JP 2005059375 A JP2005059375 A JP 2005059375A JP 2005059375 A JP2005059375 A JP 2005059375A JP 4641201 B2 JP4641201 B2 JP 4641201B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
hook
lock member
holding groove
thickness direction
coil spring
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2005059375A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2006241852A (ja
Inventor
康司 仁井谷
徹 橋詰
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Pica Corp
Original Assignee
Pica Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Pica Corp filed Critical Pica Corp
Priority to JP2005059375A priority Critical patent/JP4641201B2/ja
Publication of JP2006241852A publication Critical patent/JP2006241852A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4641201B2 publication Critical patent/JP4641201B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Springs (AREA)
  • Hooks, Suction Cups, And Attachment By Adhesive Means (AREA)

Description

本発明は、例えば作業台のブレースや横桟等の連結部材の両端部に設けられるフック装置に関するものである。
連結部材の両端部に設けられるフック装置には、パイプ材等の軸材に嵌脱自在に嵌合されるフック本体と、フック本体が軸材から外れないように抜け止めするロック部材とを備え、フック本体は、パイプ材等の連結杆が外嵌される本体基部と、本体基部から鉤形に突出したフック部とを有し、フック本体に保持溝が設けられ、フック本体が軸材から外れないように抜け止めする抜止位置と抜止位置から退避する退避位置とに出退移動自在になるように、ロック部材が保持溝に収納保持され、保持溝にロック部材を抜止位置に突出するように付勢するバネが設けられたものがある。
この種の従来のフック装置は、連結杆が外嵌される本体基部から外れた部位(フック本体のフック部側)に、保持溝が設けられ、該保持溝は、フック本体の厚み方向に貫通するように形成したものではなく、孔状に形成したものであり、また、このため、フック本体及びロック部材は、形状が複雑あった(例えば特許文献1)。
特開平10−2105号公報
従って、従来の場合、連結杆が外嵌される本体基部から外れたフック本体のフック部側に、保持溝を形成するためのスペースが必要であり、また、フック本体及びロック部材は、構造が複雑で、押し出し成形材により構成することは困難であって、フック本体及びロック部材を鋳造等により形成する必要があり、また部品点数が多く、製造が面倒であった。
本発明は上記問題点に鑑み、部品点数を減少し、構造が簡単で容易に製造することができるフック装置を提供することを目的とする。
この技術的課題を解決するための本発明の技術的手段は、軸材に嵌脱自在に嵌合されるフック本体と、フック本体が軸材から外れないように抜け止めするロック部材とを備え、フック本体は、連結杆が外嵌される本体基部と、本体基部から鉤形に突出したフック部とを有し、フック本体に保持溝が設けられ、フック本体が軸材から外れないように抜け止めする抜止位置と抜止位置から退避する退避位置とに出退移動自在になるように、ロック部材が保持溝に収納保持され、保持溝にロック部材を抜止位置に突出するように付勢する弾性体が設けられたフック装置において、
前記保持溝は、フック本体の本体基部に厚み方向に貫通するように形成され、フック本体及びロック部材は、押出し成形可能になるように厚み方向に直交する方向の断面形状が厚み方向に同一形状で連続するように形成され
前記保持溝の厚み方向の両端開口が本体基部に嵌合した連結杆で塞がれ、保持溝に保持した弾性体が保持溝から抜けないように、ロック部材の挿入基部により、保持溝の抜止位置側の開口が塞がれている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記フック本体及びロック部材は、厚み方向に押し出し成形された押出成形材で形成されている点にある
た、本発明の他の技術的手段は、ロック部材が、保持溝から、抜止位置に突出移動した状態よりも外方に抜けないように、ロック部材をフック本体に係合する係合機構が、本体基部とロック部材との間に設けられている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記弾性体はコイルバネにより構成され、このコイルバネの両端部は、保持溝の厚み方向の略全長に亘るように、コイルバネの外径よりも厚み方向両側に突出した当接部とされ、コイルバネの各当接部が、本体基部に外嵌した連結杆に接当することにより、コイルバネの厚み方向への移動を規制するように構成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記保持溝の底部に、コイルバネの当接部を受けるバネ受け凹部が形成され、バネ受け凹部の厚み方向に直交する方向の幅は、コイルバネの外径に対応する長さに設定され、厚み方向と直交するコイルバネの径方向にコイルバネが本体基部に対して移動するのを規制するように、バネ受け凹部にコイルバネの当接部が嵌合され、
前記ロック部材の挿入端部に、コイルバネの当接部を受けるバネ受け凹部が形成され、バネ受け凹部の厚み方向に直交する方向の幅は、コイルバネの外径に対応する大きさに設定され、厚み方向と直交するコイルバネの径方向にコイルバネがロック部材に対して移動するのを規制するように、バネ受け凹部にコイルバネの当接部が嵌合されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、前記保持溝は、抜止位置に向けて円弧状に湾曲形成され、ロック部材は保持溝に対応して円弧状に湾曲形成されている点にある。
また、本発明の他の技術的手段は、フック本体のフック部が軸材に嵌合するときに、軸材によりロック部材を弾性体の付勢力に抗して保持溝に後退させる方向に力が作用するように、ロック部材の先端部に、軸材が押圧する被押圧面が設けられている点にある。
本発明によれば、フック本体及びロック部材を、構造が簡単で部品点数を少なくすることができ、また、押し出し成形材により構成することができて、容易に製造することができる。
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して説明する。
図1〜図4において、作業台(組立式足場)1は、足場枠2と足場板3とによって主構成されている。
前記足場枠2は、前後に平行に配設された2本の支柱部材5を1組としてこれらを上下複数本(図例では4本又は3本)の踏み桟(軸材)6で連結することによって構成された矩形枠状の梯子部材7を有し、この梯子部材7の複数(図例では4つ)を上下に着脱自在に接合することによって梯子枠8を構成するとともに、この梯子枠8の2つを左右に対向させて第1連結部材(ブレース)9及び第2連結部材(横杆)10にて連結することによって立体枠形状を呈するものとなっている。また、最下部の各支柱部材5に対しては、外下方に傾斜する脚体11が折り畳み自在に設けられている。前記足場板3は、適当な高さの対向する踏み桟6間に架設して設けられるものとなっている。
梯子部材7を構成する前記支柱部材5及び踏み桟6は金属製の丸パイプ等の軸材よりなり、これらは溶接、締結具又は継手部材により互いに連結固定されている。
図5〜図7において、第1連結部材9及び第2連結部材10は、角パイプにより形成した連結杆13を備え、連結杆13の両端部にフック装置15が設けられている。各フック装置15は、踏み桟(パイプ材等の軸材)6に嵌脱自在に嵌合されるフック本体17と、フック本体17が軸材6から外れないように抜け止めするロック部材18とを備える。フック本体17は、パイプ材等の連結杆13が外嵌される本体基部19と、本体基部19から鉤形に突出したフック部20とを有している。
フック本体17の本体基部19に保持溝21が設けられている。保持溝21はフック本体17の厚み方向に貫通するように形成され、フック本体17及びロック部材18は、一定厚さ(互いに同一の厚さ)を有する厚板状であって、押出し成形可能になるように厚み方向に直交する方向の断面形状が厚み方向に同一形状で連続するように形成されており、フック本体17及びロック部材18は、厚み方向に押し出し成形された押出成形材で形成されている。即ち、フック本体17及びロック部材18は、それぞれ押出成形材を一定の厚さに切断してなる。
保持溝21にロック部材18が収納保持され、ロック部材18は、フック本体17が軸材6から外れないように抜け止めする抜止位置Aと抜止位置Aから退避する退避位置Bとに出退移動自在になっている。保持溝21のロック部材18よりも内方側にバネ(弾性体)23が設けられ、バネ23は、ロック部材18を抜止位置Aに突出するように付勢している。前記保持溝21は、抜止位置Aに向けて円弧状に湾曲形成され、ロック部材18は保持溝21に対応して円弧状に湾曲形成されている。
ロック部材18が、保持溝21から、抜止位置Aに突出移動した状態よりも外方に抜け脱しないように、ロック部材18をフック本体17に係合する係合機構25が、本体基部19とロック部材18との間に設けられている。係合機構25は、ロック部材18の挿入基部に突設した係合凸部26と、本体基部19に保持溝21側に突出するように設けた係止凸部27により構成され、係合凸部26が保持溝21内を円弧状に移動して、ロック部材18が抜止位置Aに突出移動したとき、係合凸部26が係止凸部27に接当して、ロック部材18が、保持溝21から外方に抜けないようにしている。
保持溝21の厚み方向の両端開口が、本体基部19に嵌合した連結杆13で塞がれ、保持溝21に収納したバネ23及びロック部材18が保持溝21の厚み方向の開口から不測に抜け脱しないようになっている。また、保持溝21に収納したロック部材18の挿入基部により、保持溝21の抜止位置A側の開口が塞がれ、保持溝21に保持したバネ23が保持溝21から抜け脱しないようになっている。
ロック部材18の先端部に被押圧面28が設けられ、フック本体17のフック部20が軸材6に嵌合するときに、軸材6が被押圧面28を押圧して、軸材6によりロック部材18をバネ23の付勢力に抗して保持溝21に後退させる方向に力が作用するようになっている。
角パイプにより構成した連結杆13の端部のロック部材18側を、斜めに切断してなる傾斜部22を設けることにより、ロック部材18の先端側が連結杆13により隠されることなく外部に露出するようにし、ロック部材18をバネ23の付勢力に抗して、退避位置Bに後退させるべくロック部材18を手で押圧操作できるようにしている。
図8〜図10に示すように、前記バネ23は、圧縮コイルバネにより構成され、バネ23の両端部は、保持溝21の厚み方向の略全長に亘るように、バネ23の外径よりも厚み方向両側に突出した楕円形状に形成されて、当接部23aとされ、バネ23の各当接部23aが、本体基部19に外嵌した連結杆13に接当することにより、バネ23の厚み方向への移動を規制するように構成されている。
図7に示すように、前記保持溝21の底部に、バネ23の当接部23aを受けるバネ受け凹部30が形成され、バネ受け凹部30の厚み方向に直交する方向の幅は、バネ23の外径に対応する大きさに設定され、厚み方向と直交するバネ23の径方向にバネ23が本体基部19に対して移動するのを規制するように、バネ受け凹部30にバネ23の当接部23aが嵌合されている。
前記ロック部材18の挿入端部に、バネ23の当接部23aを受けるバネ受け凹部31が形成され、バネ受け凹部31の厚み方向に直交する方向の幅は、バネ23の外径に対応する大きさに設定され、厚み方向と直交するバネ23の径方向にバネ23がロック部材18に対して移動するのを規制するように、バネ受け凹部31にバネ23の当接部23aが嵌合されている。
上記実施の形態によれば、第1連結部材(ブレース)9又は第2連結部材(横杆)10を、梯子枠8の各軸材6間に連結する場合、第1連結部材9又は第2連結部材10のフック装置15のフック部20を、軸材6に上側から嵌合して行けば、フック本体17のフック部20が軸材6に嵌合するときに、軸材6が被押圧面28を押圧して、軸材6により、ロック部材18を、バネ23の付勢力に抗して保持溝21に後退させる方向に力が作用し、ロック部材18が抜止位置Aから退避位置Bに移動し、ロック部材18が邪魔になるようなこともなく、フック部20が軸材6に上側からスムーズに嵌合する。フック部20が軸材6に嵌合すると、バネ23の付勢により、ロック部材18が抜止位置Aに突出し、フック部20が軸材6から外れないように自動的にロックされる。
また、フック装置15を製造する場合、厚み方向に押し出し成形された押出成形材を、それぞれ一定の厚さに切断してフック本体17及びロック部材18を形成する。そして、バネ23を、フック本体17の厚み方向外方から保持溝21内に挿入すると共に、ロック部材18の挿入基部側を、フック本体17の厚み方向外方から保持溝21内に挿入して、フック本体17のバネ受け凹部30にバネ23の当接部23aを嵌合し、ロック部材18のバネ受け凹部30にバネ23の当接部23aを嵌合し、その後、フック本体17の本体基部19に連結杆13の端部を嵌合すればよい。
これにより、バネ23の当接部23aがフック本体17のバネ受け凹部30に嵌合し、バネ23の当接部23aがロック部材18のバネ受け凹部31に嵌合することによって、厚み方向と直交するバネ23の径方向に、バネ23が本体基部19に対して移動するのが規制され、バネ23の当接部23aが、本体基部19に外嵌した連結杆13に接当することにより、バネ23の厚み方向への移動が規制される。
また、保持溝21の厚み方向の両端開口が、本体基部19に嵌合した連結杆13で塞がれ、保持溝21に収納したバネ23及びロック部材18が保持溝21の厚み方向の開口から不測に抜けなくなる。また、保持溝21に収納したロック部材18の挿入基部により、保持溝21の抜止位置A側の開口が塞がれ、保持溝21に保持したバネ23が保持溝21から抜け脱しなくなる。
従って、連結杆13が外嵌される本体基部19に、保持溝21を形成すればよく、従来(特開平10−2105号公報)のように、フック本体17のフック部20側に、保持溝21を形成するためのスペースは不用になり、フック本体17が極力の小型になると共に、フック本体17及びロック部材18の構造が簡単で、部品点数が少なくなり、フック本体17及びロック部材18を押出成形材で簡単に製造できるようになる。
また、従来は、フック本体、ロック部材、バネをそれぞれ固定するためにピンなどの部品や加工が必要であったが、本実施の形態では、フック本体17、ロック部材18及びバネ23を互いに嵌め入れるだけで、各部品の位置が決まり、部品点数を減らすことができる。特に、バネ23は、両端の当接部23aが楕円形状になっているので、保持溝21にバネ23を嵌め入れるだけでバネ23の中心位置を決めることができる。
また、連結杆13の端部が垂直に切断されているだけであれば、連結杆13の端部でロック部材18が隠れてしまい、ロック部材18を退避位置Bに移動するための操作ができなくなるため、ロック部材18を操作できるようにするには、ロック部材18を連結杆13よりはみ出た状態にしなければならず、部材が余分に必要になり、また、はみ出ているために、引っ掛かったり破損し易くもなるが、本実施の形態の場合、連結杆13の端部のロック部材18側を斜めに切断することにより、上記余分な部材が必要になる等の問題を解決して、ロック部材18を退避位置Bに簡単に操作できるようになる。
また、直線的にスライドする棒状のロック部材では、フック本体に嵌め入れるためにロック部材の大きさが制限されてしまい、かつスライド量も大きくできないという欠点があるが、本実施の形態では、保持溝21は、抜止位置Aに向けて円弧状に湾曲形成され、ロック部材18は保持溝21に対応して円弧状に湾曲形成されているので、ロック部材18を円弧状にしスライド方向を変化させることができるため、棒状のロック部材18よりもスライドする距離を大きくすることができるようになる。また、ロック部材18が回転することによりロックさせる構造では、ロック部材18を回転させるための軸をピンなどで設ける必要があったが、ロック部材18自体を円弧状にすることにより、軸がなくても回転させることができるようになり、部品点数を減らすことができるようになる。
なお、前記実施の形態では、フック装置15は、梯子枠8の2つを連結する第1連結部材(ブレース)9及び第2連結部材(横杆)10の両端部に設けられ、フック装置15は、梯子枠8の踏み桟(パイプ材等の軸材)6に嵌脱自在に嵌合されるようになっているが、本発明が適用されるフック装置15は、このような梯子枠8の2つを連結する連結部材に限定されず、連結杆の両端部又は一端部に設けられて、軸材6に嵌合されて、部材同士を連結するための連結部材であればよい。
また、前記実施の形態では、ロック部材18を抜止位置Aに突出するように付勢する弾性体として、コイルバネ23を保持溝21に設けているが、コイルバネ23に代えて、ロック部材18を抜止位置Aに突出するように付勢する弾性体として、板バネその他のバネを設けるようにしてもよいし、また、弾性体として、ゴムその他を設けるようにしてもよい。
本願発明の一実施の形態を示す作業台の斜視図である。 同作業台の側面図である。 同作業台の正面図である。 同作業台の平面図である。 同連結部材の平面図である。 同連結部材の正面図である。 同フック装置部分の正面断面図である。 同バネの左側面図である。 同バネの正面図である。 同バネの右側面図である。
1 作業台
6 踏み桟(軸材)
13 連結杆
15 フック装置
17 フック本体
18 ロック部材
19 本体基部
20 フック部
21 保持溝
23 バネ(弾性体)
25 係合機構
30 バネ受け凹部

Claims (7)

  1. 軸材(6)に嵌脱自在に嵌合されるフック本体(17)と、フック本体(17)が軸材(6)から外れないように抜け止めするロック部材(18)とを備え、フック本体(17)は、連結杆(13)が外嵌される本体基部(19)と、本体基部(19)から鉤形に突出したフック部(20)とを有し、フック本体(17)に保持溝(21)が設けられ、フック本体(17)が軸材(6)から外れないように抜け止めする抜止位置(A)と抜止位置(A)から退避する退避位置(B)とに出退移動自在になるように、ロック部材(18)が保持溝(21)に収納保持され、保持溝(21)にロック部材(18)を抜止位置(A)に突出するように付勢する弾性体が設けられたフック装置において、
    前記保持溝(21)は、フック本体(17)の本体基部(19)に厚み方向に貫通するように形成され、フック本体(17)及びロック部材(18)は、押出し成形可能になるように厚み方向に直交する方向の断面形状が厚み方向に同一形状で連続するように形成され
    前記保持溝(21)の厚み方向の両端開口が本体基部(19)に嵌合した連結杆(13)で塞がれ、保持溝(21)に保持した弾性体が保持溝(21)から抜けないように、ロック部材(18)の挿入基部により、保持溝(21)の抜止位置(A)側の開口が塞がれていることを特徴とするフック装置。
  2. 前記フック本体(17)及びロック部材(18)は、厚み方向に押し出し成形された押出成形材で形成されていることを特徴とする請求項1に記載のフック装置。
  3. ロック部材(18)が、保持溝(21)から、抜止位置(A)に突出移動した状態よりも外方に抜けないように、ロック部材(18)をフック本体(17)に係合する係合機構(25)が、本体基部(19)とロック部材(18)との間に設けられていることを特徴とする請求項1又は2に記載のフック装置。
  4. 前記弾性体はコイルバネ(23)により構成され、このコイルバネ(23)の両端部は、保持溝(21)の厚み方向の略全長に亘るように、コイルバネ(23)の外径よりも厚み方向両側に突出した当接部(23a)とされ、コイルバネ(23)の各当接部(23a)が、本体基部(19)に外嵌した連結杆(13)に接当することにより、コイルバネ(23)の厚み方向への移動を規制するように構成されていることを特徴とする請求項1〜3のいずれかに記載のフック装置。
  5. 前記保持溝(21)の底部に、コイルバネ(23)の当接部(23a)を受けるバネ受け凹部(30)が形成され、バネ受け凹部(30)の厚み方向に直交する方向の幅は、コイルバネ(23)の外径に対応する長さに設定され、厚み方向と直交するコイルバネ(23)の径方向にコイルバネ(23)が本体基部(19)に対して移動するのを規制するように、バネ受け凹部(30)にコイルバネ(23)の当接部(23a)が嵌合され、
    前記ロック部材(18)の挿入端部に、コイルバネ(23)の当接部(23a)を受けるバネ受け凹部(31)が形成され、バネ受け凹部(31)の厚み方向に直交する方向の幅は、コイルバネ(23)の外径に対応する大きさに設定され、厚み方向と直交するコイルバネ(23)の径方向にコイルバネ(23)がロック部材(18)に対して移動するのを規制するように、バネ受け凹部(31)にコイルバネ(23)の当接部(23a)が嵌合されていることを特徴とする請求項4に記載のフック装置。
  6. 前記保持溝(21)は、抜止位置(A)に向けて円弧状に湾曲形成され、ロック部材(18)は保持溝(21)に対応して円弧状に湾曲形成されていることを特徴とする請求項1〜5のいずれかに記載のフック装置。
  7. フック本体(17)のフック部(20)が軸材(6)に嵌合するときに、軸材(6)によりロック部材(18)を弾性体の付勢力に抗して保持溝(21)に後退させる方向に力が作用するように、ロック部材(18)の先端部に、軸材(6)が押圧する被押圧面(28)が設けられていることを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のフック装置。
JP2005059375A 2005-03-03 2005-03-03 フック装置 Active JP4641201B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059375A JP4641201B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 フック装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2005059375A JP4641201B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 フック装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2006241852A JP2006241852A (ja) 2006-09-14
JP4641201B2 true JP4641201B2 (ja) 2011-03-02

Family

ID=37048531

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2005059375A Active JP4641201B2 (ja) 2005-03-03 2005-03-03 フック装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4641201B2 (ja)

Families Citing this family (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008157356A (ja) * 2006-12-25 2008-07-10 Atox Co Ltd 上下2個所解除式の足場組立用フック
KR101399776B1 (ko) 2007-08-08 2014-05-26 가부시키가이샤 라릿크 임시 설치용 횡 가설부재의 훅
CN101368443B (zh) * 2007-08-14 2012-06-20 有限会社拉里克 临时设置横架件的钩部
WO2011125104A1 (ja) * 2010-04-05 2011-10-13 三菱電機株式会社 エレベータかご
KR101211037B1 (ko) * 2011-10-26 2012-12-11 한국가설산업(주) 작업발판용 걸이고정구
JP7316168B2 (ja) * 2019-09-25 2023-07-27 株式会社タカミヤ 仮設足場用すき間塞ぎ部材

Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000145134A (ja) * 1998-09-02 2000-05-26 Hasegawa Kogyo Co Ltd フック装置
JP2000328780A (ja) * 1999-05-17 2000-11-28 Alinco Inc フック装置

Patent Citations (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000145134A (ja) * 1998-09-02 2000-05-26 Hasegawa Kogyo Co Ltd フック装置
JP2000328780A (ja) * 1999-05-17 2000-11-28 Alinco Inc フック装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP2006241852A (ja) 2006-09-14

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4641201B2 (ja) フック装置
DE102012016920B4 (de) Reversibler Wickeltisch und Kinderbett
KR200479669Y1 (ko) 사다리의 전도 방지 장치
DE102014109500A1 (de) Verbindungsvorrichtung
JP7454285B2 (ja) 梯子兼用脚立
JP2022120082A (ja) 窓ステー
JP2010024653A (ja) 伸縮体のロック機構
JP2017110437A (ja) 床付き布枠
JP4641213B2 (ja) 作業台
JP4583957B2 (ja) ブラインドの下部固定構造
JP7078828B2 (ja) スライドレールのロック装置
JP2004360268A (ja) 足場板用幅木
JP2009121130A (ja) 梯子状脚体の伸縮脚ロック装置
JP2018076692A (ja) 吊り足場
DE60311202T2 (de) Sitz-Befestigungsvorrichtungen
JP7317643B2 (ja) 床付き布枠
US8096614B2 (en) Locking mechanism
JP6069066B2 (ja) 縦型ブラインドのバランスウェイト
JP7356711B2 (ja) 伸縮杆構造
JP2008075334A (ja) 脚立
JP5086316B2 (ja) エスカレータの移動手摺保持装置
JP5292495B2 (ja) 足場用幅木
US20220126478A1 (en) Light duty sawhorse
JP4101182B2 (ja) 足場台ユニット
JP2014169546A (ja) 脚立の物置台

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20080218

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100806

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20100810

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20101004

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20101124

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20101126

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4641201

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20131210

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250