JP2923460B2 - 側柵の支持装置 - Google Patents
側柵の支持装置Info
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Description
側部に側柵を支持するための支持装置に関する。
った利用者が落下したり、布団がずれ落ちるのを防止す
るなどの目的のために、ベッドフレ−ムの側部に側柵を
取り外しできるように設けるようにしたものがある。
在に設けることができるようにするため、たとえば特公
平5−72804号公報に示されるように、ベッドフレ
−ムの側辺部に側柵の脚部を嵌合させることができる嵌
合孔を形成するということが行われている。
て側柵を取り付ける構造であると、確かに側柵をベッド
フレ−ムに対し必要に応じて容易に着脱することができ
る。しかしながら、上記側柵の取り付け位置は上記側辺
部に形成された嵌合孔の位置によって定められてしま
う。そのため、上記側柵の取り付け位置を変えられるよ
うにするためには、上記側辺部に所定間隔でたくさんの
嵌合孔を形成しておかなければならない。側辺部に開口
した嵌合孔は外部に露出するから、その数が多くなる
と、ベッドフレ−ムの外観が低下するということがあ
る。
めに、嵌合孔に代わり、ベッドフレ−ムの側辺部に側柵
の脚部を支持することができる支持孔を有する支持装置
を着脱自在に設け、その取付け位置を変えることで、側
柵の位置を変えることができるようにすることが考えら
れている。
の側辺部にたくさんの嵌合孔を形成しないですむから、
ベッドフレ−ムの外観の低下を招くようなことがなくな
る。しかしながら、側柵が不用になって外したときに、
上記支持装置がベッドフレ−ムの側方に突出した状態で
残るから、この支持装置に衣服を引っ掛けたり、身体を
ぶつけるなど、非常に邪魔になるということがある。
装置をベッドフレ−ムから取り外せばよいが、その都
度、上記支持装置を上記ベッドフレ−ムに着脱するよう
にしたので、その作業が煩わしく、不便である。
付け位置を変えることができるようにするために、ベッ
ドフレ−ムの側辺部にたくさんの嵌合孔を形成すると、
ベッドフレ−ムの外観が低下するということがあり、ま
た上記側辺部に支持装置を着脱自在に設けて側柵の取付
け位置を変えられるようにすると、側柵を使用しないと
きに上記支持装置がベッドフレ−ムの側方に突出するた
め、非常に邪魔になるということがあるこの発明は上記
事情に基づきなされたもので、その目的とするところ
は、ベッドフレ−ムの外観の低下を招くことなく側柵の
取付け位置を変えることができ、しかも側柵を使用しな
いときには取り外さなくても邪魔になりにくいようにし
た側柵の支持装置を提供することにある。
ドフレ−ムの側部に側柵を立位状態で支持するための支
持装置において、上部材と、一端がこの上部材の一端に
回動自在に連結された下部材と、この下部材を上記上部
材に接合させた状態で固定する固定手段と、上記上部材
と下部材との接合する部分に形成され上記固定手段によ
って上記下部材を上記上部材に固定することで上記ベッ
ドフレ−ムの側部を挟持するための挟持部と、上記側柵
の下端部が挿入支持される支持孔が形成され上記上部材
の他端に回動自在かつ接合された上部材と下部材との長
手方向に対して屈曲させた位置で保持可能に連結された
回動部材とを具備したことを特徴とする。
に屈曲された側柵をベッドフレ−ムの側部に立位状態で
支持するための支持装置において、ほぼへの字状に屈曲
された上部材と、この上部材とほぼ同じへの字状に屈曲
され一端が上記上部材の一端に回動自在に連結された下
部材と、この下部材を上記上部材に接合させた状態で固
定する固定手段と、上記上部材と下部材との一端部の接
合する部分に形成され上記上部材を上記下部材に固定す
ることで上記ベッドフレ−ムの側部を挟持するための挟
持部と、上記上部材と下部材との他端部に形成され上記
側柵の屈曲された下端部を挿入することでこの側柵を上
部がほぼ垂直になるよう支持する支持孔とを具備したこ
とを特徴とする。
て支持装置の取付け位置を変えることができ、しかも側
柵を支持しないときには回動部材を回動屈曲させること
で、ベッドフレ−ムの側方への突出寸法が小さくなり、
邪魔になりにくい。
て支持装置の取付け位置を変えることができ、しかも支
持装置を形成する上部材と下部材とがへの字状に屈曲さ
れていることで、屈曲されていない場合に比べてベッド
フレ−ムの側方への突出寸法を小さくできるから、その
分、邪魔になりにくい。
て説明する。図1乃至図3はこの発明の第1の実施形態
を示し、図3に示すベッド装置1は矩形枠状のベッドフ
レ−ム2を備えている。このベッドフレ−ム2は、角筒
状の一対の長尺杆3と短尺杆4との両端部を、下端部を
脚部5としたヘッドボ−ド枠6とフットボ−ド枠7とに
それぞれ連結して矩形状に形成されている。
ベッドフレ−ム2の幅寸法よりも大きく設定された床フ
レ−ム8が、上記長尺杆3の上面に所定の寸法で突設さ
れた保持部材9によって支持されている。つまり、床フ
レ−ム8は保持部材9によってベッドフレ−ム2の上面
より所定寸法上方に支持されている。この床フレ−ム8
上にはマットレレス11が載置されている。
を支持するための、それぞれ一対の支持装置13が設け
られている。この支持装置13は図1に示すように角柱
状の上部材14と下部材15とを有し、これら部材は一
端部がピン16aによって回動自在に連結されている。
上部材14の他端部はL字部14aに形成されていて、
下部材15の他端部は上記L字状部14aの内部に入り
込むようになっている。
ぞれ矩形状の凹部16、17が形成されていて、これら
の凹部は一対の部材14、15を接合させると上記ベッ
ドフレ−ム2の長尺杆3の断面形状とほぼ同じ大きさ、
あるいわずかに小さな矩形状をなすように設定されてい
る。つまり、上記凹部16、17は長尺杆3を挟持する
挟持部を形成している。
成され、この通孔18と対応する上記上部材14の他端
側にはねじ孔19(図2に示す)が形成されている。上
部材14に下部材15を接合させて上記通孔18から上
記ねじ孔19へ止めねじ21を捩じ込むことで、上記下
部材15を上記上部材14に接合固定できるようになっ
ている。
aの外面には高さ方向全長にわたって連結部22が設け
られている。この連結部22には側面形状がほぼコ字状
をなした回動部材23が回動自在に連結されている。つ
まり、回動部材23は、上下方向に貫通する支持孔26
が穿設された柱状部24aと、この柱状部24aの上下
端からそれぞれ延出された舌片24bとからなり、これ
ら一対の舌片24bが上記連結部22にスプリングピン
25aによって回動自在に連結されている。
する面の幅方向一端部には板ばね25が一端部をねじ2
6によって固定されて設けられている。この板ばね25
の他端部は、上記回動部材23の回転角度に応じて上記
連結部22に外周面に形成された第1の凸部27あるい
は第2の凸部28と弾性的に係合して上記回動部材23
をその角度で保持するようになっている。
部材23が上記上部材14に対してほぼ一直線をなす角
度にあるときには上記板ばね25は第1の凸部27に係
合し、その状態から鎖線で示すようにほぼ90度回転さ
せると第2の凸部28に係合するようになっている。
下部材15を開いた状態で、上部材14の凹部16をベ
ッドフレ−ム2の長尺杆3の上側に係合させ、ついで、
下部材15を上部材14に接合させることで、その凹部
17を上記長尺杆3の下側に係合させる。その状態で下
部材15の通孔18から上部材14のねじ孔19へ止め
ねじ21を捩じ込むことで、一対の上記凹部16、17
の内面が長尺杆3を挟持固定して、支持装置13が長尺
杆3に取り付けられる。
は、上部材14と下部材15とが床フレ−ム8の下面側
に位置し、回動部材23が図2に鎖線で示す床フレ−ム
8の幅方向端部から突出している。そして、床フレ−ム
8から突出した上記回動部材23の支持孔26に側柵3
1の下端部の脚部32が着脱自在に挿入支持されるよう
になっている。この脚部32は、図1に鎖線で示すよう
に上記支持孔26に嵌合するとともに、他の部分よりも
小径に形成されていて、それによって側柵31が上記回
動部材23に支持されるようになっている。
うにベッドフレ−ム2の両側の長尺杆3にそれぞれ所定
間隔、つまり側柵31の一対の脚部32の間隔に対応す
る間隔で取り付けられる。そして、一対の支持装置13
の回動部材23に形成された支持孔26に上記側柵31
の一対の脚部32が挿入保持されることで、上記側柵3
1がベッドフレ−ム2の側部にほぼ垂直な立位状態で設
けられる。
ことで、ベッドフレ−ム2の長尺杆3に沿ってスライド
させることができる。つまり、支持装置13は長尺杆3
の長手方向の任意の位置で固定することができるから、
それによって上記側柵31の取り付け位置を変えること
ができる。
31を持ち上げてその脚部32を支持孔26から外す。
ついで、支持装置13の回動部材23を図2に鎖線で示
すように90度回転させて床フレ−ム8の下面側に折り
曲げる。それによって、上記支持装置13がベッドフレ
−ム2の幅方向外方に突出する寸法が小さくなり、しか
も上記回動部材23が床フレ−ム8の下面側に収容され
ることで、支持装置13はベッドフレ−ム2の外方に突
出する部分がなくなる。そのため、側柵31を使用しな
いときに、上記支持装置13が邪魔になることがまった
くない。
と、折り曲げた位置とでそれぞれ板ばね25が連結部2
2に形成された第1の凸部27あるいは第2の凸部28
に弾性的に係合するから、それぞれの位置で確実に保持
されることになる。
ば、側柵31の取付け位置をベッドフレ−ム2の長手方
向に沿って自由に変えることができるばかりか、側柵3
1を使用しないときにはその回動部材23を折り曲げて
床フレ−ム8の下面側に収容することで、支持装置13
が利用者やベッドフレ−ム2の側方を歩く人などの邪魔
になるのを防止できる。
示す。なお、第1の実施形態と同一部分には同一記号を
付して説明を省略する。この第2の実施形態は支持装置
の変形例である。つまり、第2の実施形態の支持装置4
1は図5に示すようにほぼへの字状に屈曲された上部材
42と、同じくほぼへの字状に屈曲された下部材43と
を有する。
ピン44によって回動自在に連結されているとともに、
各部材42、43の一端側にはそれぞれ矩形状の凹部4
2a、43aが形成されている。これらの凹部42a、
43aは上部材42に下部材43を接合させたときに、
ベッドフレ−ム2の長尺杆3の断面形状とほぼ同じある
いはわずかに小さな矩形状の挟持部を形成する。
成され、上記上部材42の中途部の上記通孔45と対応
する部分にはねじ孔46が形成されている。上部材42
に下部材43を接合させた状態で、上記通孔45からね
じ孔46へ止めねじ21が捩じ込まれることで、上部材
42に下部材43が固定される。
はそれぞれ支持孔42b、43bが対応する位置に形成
されている。ベッドフレ−ム2の長尺杆3に取り付け固
定された支持装置41の上記支持孔42b、43bには
側柵51の他の部分よりも小径な下端脚部51aが挿入
保持される。上記側柵51の下端部はほぼくの字状の屈
曲部51bに形成されている。
その上部材42と下部材43とがへの字状に屈曲してい
ることで、これら部材42、43の他端部はベッドフレ
−ム2の幅方向外方に向かって低く傾斜する。それによ
って、上記支持孔42b、43bの軸線は上部材42か
ら下部材43に向かってベッドフレ−ム2の幅方向内方
に傾斜する。
bによって屈曲した側柵51の下端脚部51aが挿入支
持されると、その上部、つまり床フレ−ム8よりも上方
に位置する部分はほぼ垂直な状態となる。
下部材43とに形成された凹部42a、43aによって
ベッドフレ−ム2の長尺杆3を挟持固定して上記ベッド
フレ−ム2に取り付けられる。そのため、支持装置41
は、止めねじ21を緩めて長尺杆3の長手方向に沿って
スライドさせ、任意の位置で固定できるから、その取り
付け位置を自由に設定することができる。
への字状に屈曲されているから、真っ直ぐな場合に比べ
てベッドフレ−ム2の幅方向側方へ突出する寸法を小さ
くすることができる。そのため、突出寸法が小さくなっ
た分だけ、上記支持装置41は邪魔になりにくい。
が大きい床フレ−ム8に対しては、支持装置41がへの
字状に屈曲されていることおよび側柵51に屈曲部51
bが形成されていることによって、図5に鎖線で示すよ
うに上記支持装置41を床フレ−ム8の幅方向からほと
んど突出させなくとも、その支持孔42b、43bに上
記側柵51の脚部51aを挿入支持することが可能とな
る。つまり、支持装置41は床フレ−ム8からほとんど
突出させずにすむから、邪魔なるようなことがない。
を真っ直ぐな状態と屈曲させた2つの位置で板ばねによ
って保持できるようにしたが、少なくとも屈曲させた位
置で保持できれるようにすれば、この発明の目的を達成
できるばかりか、実用上も問題ない。
部材を上部材に固定することで支持装置をベッドフレ−
ムの側部に取り付けるようにしたから、従来のようにた
くさんの取付孔を形成することなく、上記支持装置の取
付け位置、つまり側柵の取付け位置を自由に変えること
ができる。しかも、側柵が不要なときには、回動部材を
折り曲げることで、上記支持装置がベッドフレ−ムの側
方から突出する寸法を小さくできるから、寸法が小さく
なった分だけ邪魔にならなくなる。
様、下部材を上部材に固定することで支持装置をベッド
フレ−ムの側部に取り付けるようにしたから、従来のよ
うにたくさんの取付孔を形成することなく、上記支持装
置の取付け位置、つまり側柵の取付け位置を自由に変え
ることができる。
とをへの字状にし、真っ直ぐな場合に比べてベッドフレ
−ムの側部からの突出寸法を小さくしたから、その分、
邪魔になりにくい。
図。
斜視図。
Claims (2)
- 【請求項1】 ベッドフレ−ムの側部に側柵を立位状態
で支持するための支持装置において、 上部材と、 一端がこの上部材の一端に回動自在に連結された下部材
と、 この下部材を上記上部材に接合させた状態で固定する固
定手段と、 上記上部材と下部材との接合する部分に形成され上記固
定手段によって上記下部材を上記上部材に固定すること
で上記ベッドフレ−ムの側部を挟持するための挟持部
と、 上記側柵の下端部が挿入支持される支持孔が形成され上
記上部材の他端に回動自在かつ接合された上部材と下部
材との長手方向に対して屈曲させた位置で保持可能に連
結された回動部材とを具備したことを特徴とする側柵の
支持装置。 - 【請求項2】 下端部がほぼくの字状に屈曲された側柵
をベッドフレ−ムの側部に立位状態で支持するための支
持装置において、 ほぼへの字状に屈曲された上部材と、 この上部材とほぼ同じへの字状に屈曲され一端が上記上
部材の一端に回動自在に連結された下部材と、 この下部材を上記上部材に接合させた状態で固定する固
定手段と、 上記上部材と下部材との一端部の接合する部分に形成さ
れ上記上部材を上記下部材に固定することで上記ベッド
フレ−ムの側部を挟持するための挟持部と、 上記上部材と下部材との他端部に形成され上記側柵の屈
曲された下端部を挿入することでこの側柵を上部がほぼ
垂直になるよう支持する支持孔とを具備したことを特徴
とする側柵の支持装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29296495A JP2923460B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 側柵の支持装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP29296495A JP2923460B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 側柵の支持装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH09131242A JPH09131242A (ja) | 1997-05-20 |
JP2923460B2 true JP2923460B2 (ja) | 1999-07-26 |
Family
ID=17788714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP29296495A Expired - Fee Related JP2923460B2 (ja) | 1995-11-10 | 1995-11-10 | 側柵の支持装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2923460B2 (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109843120A (zh) * | 2016-10-18 | 2019-06-04 | 延森家具私人有限责任公司 | 用于双层床和高架床的床柱 |
-
1995
- 1995-11-10 JP JP29296495A patent/JP2923460B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN109843120A (zh) * | 2016-10-18 | 2019-06-04 | 延森家具私人有限责任公司 | 用于双层床和高架床的床柱 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH09131242A (ja) | 1997-05-20 |
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