JPH07986Y2 - ハンガーの構造 - Google Patents

ハンガーの構造

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JPH07986Y2
JPH07986Y2 JP5145492U JP5145492U JPH07986Y2 JP H07986 Y2 JPH07986 Y2 JP H07986Y2 JP 5145492 U JP5145492 U JP 5145492U JP 5145492 U JP5145492 U JP 5145492U JP H07986 Y2 JPH07986 Y2 JP H07986Y2
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JP
Japan
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hanger
guide member
engaging
slit
bar
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JP5145492U
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JPH0613578U (ja
Inventor
好友 長田
Original Assignee
株式会社野口ハードウェアー
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  • Holders For Apparel And Elements Relating To Apparel (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、主として、洋服タンス
に装備されるハンガーの構造に関し、特に、扉を開放し
た状態で、前方にハンガー・バーを引出して、洋服等の
出入れを行なえるようにしたハンガーの構造に関するも
のである。
【0002】
【従来の技術】一般に、この種のハンガーは、洋服タン
ス内部に、円筒状のガイド部材を、その長手方向を前後
に向けた状態で、水平に配設し、その両端を支持部材で
洋服タンスの内部天井板に支持、固定すると共に、上記
ガイド部材のスリット内に摺動子を摺動自在に配設し、
互いに平行に延びるハンガー部および摺動部を有する倒
U字形のハンガー・バーを、その摺動部の一端を上記ガ
イド部材の一端からその内部に挿入すると共にそのハン
ガー部の他端を上記摺動子に連結した状態で、上記ガイ
ド部材に摺動自在に支持した構造になっている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】このような従来のハン
ガーの構造では、ガイド部材は支持部材に対して回動自
在に嵌合された状態で、支持されており、必要に応じ
て、回り止めのために、ビスなどをクロスにねじ込ん
で、固定する程度の支持、固定構造である。これは、ハ
ンガー・バーを案内するスリットが下向きになってお
り、これに吊下がる形で上記ハンガー・バーが保持され
ているので、ガイド部材には、支持部材に対して回転モ
ーメントを掛けるような状態に支持されることがないか
らである。しかしながら、このハンガーをネクタイ掛け
などに活用する場合には、ガイド部材に対してハンガー
・バーを、水平なレベル、もしくは、斜め下向きに保持
するような取付けが必要になる。
【0004】
【考案の目的】本考案は上記事情に基いてなされたもの
で、従来の構造に、若干の改良を加えるだけで、ガイド
部材に対してハンガー・バーを所望の姿勢で支持、固定
できるようにして、ネクタイ掛けなどへの汎用性を得る
ようにしたハンガーの構造を提供しようとするものであ
る。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため、本考案のハン
ガーの構造では、図示の実施例にも明らかにしているよ
うに、長手方向にスリット(1A)を形成した円筒状の
ガイド部材(1)と、上記ガイド部材の両端に取付けら
れる支持部材(2、3)と、上記ガイド部材のスリット
内に摺動自在に配設した摺動子(4)と、互いに平行に
延びるハンガー部(5A)および摺動部(5B)を有す
る倒U字形のハンガー・バー(5)とを具備し、上記ハ
ンガー・バーの摺動部の一端を上記ガイド部材の一端か
らその内部に挿入すると共に上記ハンガー・バーのハン
ガー部の他端を上記摺動子に連結している構成のハンガ
ーにおいて、上記支持部材(2、3)の少なくとも一方
の内周には複数個の係合溝部が形成され、上記ガイド部
材(1)の少なくとも上記係合溝部と対向する端部に
は、係合部材が挿入保持され、該係合部材の外周には上
記スリット(1A)を介して上記係合溝部内に選択的に
係合される係合部が突設されていることを特徴としてい
る。
【0006】
【作用】従って、洋服タンスの内部に、上記ハンガーを
取り付ける際には、支持部材(2、3)の複数の係合溝
部に対応する係合部材(7、8)の係合部(7A、8
A)の係合位置を選択し、支持部材(2、3)に対する
ガイド部材(1)の姿勢(すなわち、ガイド部材の軸回
りにおけるスリット(1A)の向き)を決定する。これ
によって、ガイド部材(1)に対するハンガー・バー
(5)の相対位置を、例えば、真下の位置にしたり、水
平なレベルにしたり、あるいは、斜め下向きにしたり、
選択することができ、しかも、その姿勢が確実に保持さ
れる。
【0007】
【実施例】以下、本考案を図示の実施例に基いて具体的
に説明する。ここに示されるハンガーの構造は、基本的
には従来に似ており、長手方向にスリット1Aを形成し
た断面C字形(ほぼ円筒状)のガイド部材1と、ガイド
部材1を内孔に嵌合する形で、その両端に取付けられる
筒形の一方及び他方の支持部材2、3と、ガイド部材1
内に挿入された摺動子4であってその外周には軸方向に
ガイド部材1のスリット1A内に摺動自在に挿入される
突条よりなる摺動爪4Aが突設された一方の摺動子4
と、互いに平行に延びるハンガー部5Aおよび摺動部5
Bを有する倒U字形のハンガー・バー5とを具備してお
り、ハンガー・バー5の摺動部5Bの一端をガイド部材
1の一端からその内部に挿入すると共にガイド部材1内
に挿入された一方の摺動子4に連結し、ハンガー・バー
5のハンガー部5Aの他端を、ガイド部材1に摺動自在
に外挿されて嵌合する筒形の他方の摺動子14外周の突
出腕部14Aに連結している構成になっている。
【0008】なお、この実施例では、一方の支持部材2
は、ガイド部材1の一端を受け入れる盲環状部2Aと、
ビス6などの手段で、洋服タンス内部の天板下面及び側
板A面に取り付けるための取付け座部2Bとを具備して
おり、また、他方の支持部材3は、ガイド部材1の一端
を受け入れると共にハンガー・バー5の摺動部5Bを貫
通する挿通孔3Aを有する環状部3Bと、同じく、ビス
6などの手段で、上記天板下面及び側板A面に取り付け
るための取付け座部3Cとを具備している。
【0009】このような構成において、特に、本考案に
おいては、ガイド部材1は、その軸周りに関して複数段
の係合位置を選択できるように一方及び他方の支持部材
2、3に対して係合する係合部材7、8を介して、一方
及び他方の支持部材2、3にそれぞれ支持される構成に
してある。このため、係合部材7、8は、ガイド部材1
の内部に嵌合されるように構成されており、また、スリ
ット1Aを介してガイド部材1の外側に軸方向に突出す
る係合部7A、8Aを有している。そして、一方及び他
方の支持部材2、3は、それぞれ、その環状部2Aおよ
び3Bの内周に、対向する係合部7A、8Aに選択的に
係合される複数段、例えば、3段の係合溝部9A、9B
および9C、並びに、10A、10Bおよび10Cを軸
方向に形成している。また、係合部材7、8の端面外周
にはガイド部材1の端面に当接する保持突起7B、8B
が設けられている。この保持突起は、図7のAに示すよ
うな部分突出形状の保持突起7Bでも、Bに示すような
環状突出形状の保持突起7B’でもよい。
【0010】このような構成では、上述のように、図6
に示すように、ネクタイB等を掛けるために洋服タンス
内部の側板A面へのハンガー取付けに際しては、先ず、
支持部材2、3の係合位置、すなわち、係合溝部9A、
9Bおよび9Cから1つを、また、係合溝部10A、1
0Bおよび10Cから1つを選択して、これに対応する
係合部材7、8の係合部7Aおよび8Aを係合するよう
にして、支持部材2、3に対するガイド部材1の姿勢
(すなわち、ガイド部材の軸回りにおけるスリット1A
の向き)を決定する。この状態で、支持部材2、3の取
付け座2B、3Cを、ビス6の手段で、上記側板A面に
取り付けるのである。これによって、ガイド部材1に対
するハンガー・バー5の相対位置を、例えば、真下の位
置にしたり、水平なレベルにしたり、あるいは、斜め下
向きにしたり、選択することができ、しかも、上記係合
部と係合溝部との係合で、その姿勢が確実に保持され
る。
【0011】
【考案の効果】本考案は、以上詳述したようになり、ガ
イド部材は、その軸周りに関して複数段の係合位置を選
択できるように、係合部材を介して、支持部材に係合
し、支持、固定されるようになっているので、ガイド部
材に対するハンガー・バーの相対位置を、例えば、真下
の位置にしたり、水平なレベルにしたり、あるいは、斜
め下向きにしたり、選択することができ、ハンガー・バ
ーを従来の様な洋服タンスの天井部のみならず側板面あ
るいは他の壁面に取り付けてネクタイ掛けなどに広く活
用できるという実用上の効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例を示す斜視図である。
【図2】同じく、側面図である。
【図3】同じく、底面図である。
【図4】上記実施例の要部を分解して示す斜視図であ
る。
【図5】上記実施例の別の要部を分解して示す斜視図で
ある。
【図6】本考案の一実施例の取り付け状態を示す正面図
である。
【図7】本考案の一実施例の係合部材の変形例を示す斜
視図である。
【符号の説明】
1 ガイド部材 1A スリット 2、3 一方及び他方の支持部材 2A、3B 環状部 2B、3C 取付け座 3A 挿通孔 4 一方の摺動子 4A 摺動爪 5 ハンガー・バー 5A ハンガー部 5B 摺動部 6 ビス 7、8 係合部材 7A、8A 係合部 9A、9B、9C、10A、10B、10C 係合溝
部 14 他方の摺動子

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 長手方向にスリット(1A)を形成した
    円筒状のガイド部材(1)と、上記ガイド部材の両端に
    取付けられる支持部材(2、3)と、上記ガイド部材の
    スリット内に摺動自在に配設した摺動子(4)と、互い
    に平行に延びるハンガー部(5A)および摺動部(5
    B)を有する倒U字形のハンガー・バー(5)とを具備
    し、上記ハンガー・バーの摺動部の一端を上記ガイド部
    材の一端からその内部に挿入すると共に上記ハンガー・
    バーのハンガー部の他端を上記摺動子に連結している構
    成のハンガーにおいて、 上記支持部材(2、3)の少なくとも一方の内周には複
    数個の係合溝部が形成され、上記ガイド部材(1)の少
    なくとも上記係合溝部と対向する端部には、係合部材が
    挿入保持され、該係合部材の外周には上記スリット(1
    A)を介して上記係合溝部内に選択的に係合される係合
    部が突設されていることを特徴とするハンガーの構造。
JP5145492U 1992-07-22 1992-07-22 ハンガーの構造 Expired - Lifetime JPH07986Y2 (ja)

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JP5145492U JPH07986Y2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ハンガーの構造

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JP5145492U JPH07986Y2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ハンガーの構造

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Publication Number Publication Date
JPH0613578U JPH0613578U (ja) 1994-02-22
JPH07986Y2 true JPH07986Y2 (ja) 1995-01-18

Family

ID=12887384

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5145492U Expired - Lifetime JPH07986Y2 (ja) 1992-07-22 1992-07-22 ハンガーの構造

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JPS54137596U (ja) * 1978-03-17 1979-09-25

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Publication number Publication date
JPH0613578U (ja) 1994-02-22

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