JP3026494B1 - 電動ベッドにおける手元スイッチの保持構造 - Google Patents

電動ベッドにおける手元スイッチの保持構造

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JP3026494B1
JP3026494B1 JP10374515A JP37451598A JP3026494B1 JP 3026494 B1 JP3026494 B1 JP 3026494B1 JP 10374515 A JP10374515 A JP 10374515A JP 37451598 A JP37451598 A JP 37451598A JP 3026494 B1 JP3026494 B1 JP 3026494B1
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Abstract

【要約】 【課題】 ギャッチ式のベッドに適用可能なベッドにお
ける付属品の保持構造を提供する。 【解決手段】 手元スイッチ7aを、支持棒13先端
に、支持調節部材14を介して変位可能に取り付けたホ
ルダ15に保持するようにする。支持調節部材14は、
支持棒13先端の多角形状の受け軸16に装着するよう
にする。また、支持調節部材14に、ホルダ15を、支
持棒13軸方向と直交する軸方向を中心に回動調節し
て、固定支持するための円形状の噛み合い部材17を設
ける。またホルダ15に、前記支持調節部材14におけ
る噛み合い部材17と噛み合うようにした噛み合い部材
19を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えば病院や在宅
において老人や患者等が使用するギャッチ式のベッドに
適用可能な電動ベッドにおける手元スイッチの保持構造
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】病院や在宅において老人や患者等が使用
するベッドにおいては、サイドレール、小物入れ、介助
手段等の付属品類は、従来、サイドフレームに設けた装
着穴に支柱等の支持部位を嵌合して支持したりしてい
る。しかしながら、ボトムの傾斜調節機能を有するベッ
ドにおいては、ボトムを上昇させた状態と平面の状態と
では、患者等との位置関係が異なってしまうので、ボト
ムがいずれの状態においても、付属品類の機能が発揮で
き、または患者等の手が楽に届くようにすることは困難
である。そこで最近では、付属品類を、ボトム側辺側に
取り付けるようにするものが提案されている。ところ
で、前述の付属品類のうち、電動式のベッドにおいて、
ボトムを調節操作するための手元スイッチは、これまで
は、側柵やボードなどに引っ掛けて保持するようにして
きた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このため、ボトムの傾
斜位置によっては、手元スイッチが取りづらくなる場合
があり、やや使いづらいことがある。本発明は、このよ
うな課題を解決することを目的とするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】前記した課題を解決する
ために本発明では、電動ベッドのボトムの側辺に、ボト
ムの姿勢または位置調節を行うための手元スイッチを所
望の位置に保持できるように構成した支持具を有し、こ
の支持具に着脱可能に構成した支柱部と、支柱部に、
元スイッチを保持するためのホルダを有することを特徴
とする電動ベッドにおける手元スイッチの保持構造を提
案する。
【0005】また本発明では、前述の手元スイッチのホ
ルダを支柱部に、ボトムの起伏調節に応じて変位調節可
能に取り付ける構成とした、電動ベッドにおける手元ス
イッチの保持構造を提案する。
【0006】以上の本発明によれば、ボトムの調節状態
に応じて、使いやすくするために、手元スイッチの取り
付け状態を微調節することができるので、患者にとって
使いやすいものとすることができる。すなわち、ギャッ
チ状態としても使用者との位置関係は変わらないので、
機能的に損なうことはなく、使用しやすさは変わらな
い。
【0007】
【発明の実施の態様】次に本発明の実施の形態を図を参
照して説明する。まず図1〜図4は、本発明の実施の形
態を示すものである。符号1はベッドのボトムを示すも
ので、1aは背ボトム、1bは腰ボトム、1cは背ボト
ム1aと腰ボトム1b間に構成した可撓ボトムを示す。
符号2は背ボトムの側辺に装着してねじ等3で固定する
キャップ状のエッジ部材であり、このエッジ部材2の端
縁には上下に突条4を形成してレール部を構成してい
る。符号5は支持具であり、この支持具5には前記突条
4に嵌合する装着部6を形成すると共に、後述する付属
品等の一つである手元スイッチ7aの支持部位8を挿入
する挿入口9を形成している。また支持具5には、支持
部位8の挿入方向と直交した個所に締付けねじ10を螺
合する構成としており、締付けねじ10の先端側には突
出部11を形成している。そして、前記支持部位8に
は、この突出部11が係合する係合穴12を形成してい
る。
【0008】以上のような構造により、支持具5はエッ
ジ部材2の端部から、その装着部6をレール部としての
突条4に嵌合することにより、突条4に沿って移動可能
に装着するようにしている。そして、支持具5における
挿入口9には、付属品等の支持部位8を挿入して、締付
けねじ11により締付け、支持部位8をエッジ部材2と
締付けねじ11によって挟持して、締付けねじ11の突
出部11を係合穴12に係合するようにしている。これ
によって、支持部位8の支持具5からの抜けを防止する
と共に、支持具5自体の突条4に沿っての移動を防止し
て、背ボトム1aの側辺に付属品等7を支持するように
している。
【0009】そこで、かかる支持構造によって保持され
る付属品等の一例として、手元スイッチ7aを挙げ、以
下、詳細に説明する。この手元スイッチ7aは、支持部
位8の上方に構成した支持棒13に着脱自在に支持する
ものである。すなわち前記手元スイッチ7aは、図4に
示すように、支持棒13先端に、支持調節部材14を介
して変位可能に取り付けたホルダ15に保持するように
している。
【0010】この支持調節部材14は、支持棒13先端
に突設した、支持棒13軸方向に突出する、断面多角形
状の受け軸16に、着脱可能に嵌入支持している。すな
わち図示は省略するが、支持調節部材14側に設けた受
け軸16に対応する多角形状の嵌入穴に、受け軸16を
装着するようにしている。また、支持調節部材14に
は、後述するが、ホルダ15を、支持棒13軸方向と直
交する軸方向を中心に回動調節して、固定支持するため
の円形状の噛み合い部材17を設けている。
【0011】また前記ホルダ15は、図示するように、
手元スイッチ7aを上方から差し込んで保持できるよう
にするために、底部15aと、上部側両側面に、手元ス
イッチ7aを幅方向から抑えるように起曲形成した支え
縁15b,15bとを有している。また前記底部15a
には、手元スイッチ7aを保持した際に、手元スイッチ
7a下端部に突設した信号ケーブル接続部に適合する切
り欠き部18が形成されている。そして、かかるホルダ
15には、前記支持調節部材14における噛み合い部材
17と噛み合うようにした噛み合い部材19が設けられ
(図5参照)、支持調節部材14における噛み合い部材
17とこの噛み合い部材19とが噛み合い状態で、ねじ
20により締付けることで、ホルダ15をぐらつかない
ように保持するようにしている。この場合、噛み合い部
材17と噛み合い部材19とは、噛み合い面に、放射状
に所定角度ごとに刻設した噛み合い歯17a,19aが
形成されており、ねじ20を緩めた状態で、噛み合い部
材17と噛み合い部材19との噛み合いを解除して、ホ
ルダ15を回動調節し、所望の角度位置でねじ20によ
り締付けることで、ホルダ15をぐらつかないように保
持するようにしている。
【0012】以上の構成において、支持具5を、背ボト
ム1aにおけるエッジ部材2の端部から、装着部6を突
条4に嵌合して、突条4に沿って移動させ、所望の位置
において、支持具5における挿入口9に、手元スイッチ
7aの支持部位8を挿入して、締付けねじ11により締
付け、支持部位8をエッジ部材2と締付けねじ11によ
って挟持して、締付けねじ11の突出部11を係合穴1
2に係合するようにし、これによって、支持部位8の支
持具5からの抜けを防止すると共に、支持具5自体を移
動しないように保持することができる。
【0013】かかる状態で、支持部位8の上方に構成し
た支持棒13先端に、支持調節部材14を介してホルダ
15に保持する。すなわち先ず、支持棒13先端側に設
けた受け軸16に、支持調節部材14における多角形状
の嵌入穴を嵌合する。次いで、前記支持調節部材14に
おける噛み合い部材17と噛み合うようにホルダ15側
の噛み合い部材19を合わせ、ねじ20により締付ける
ことで、ホルダ15をぐらつかないように保持すること
ができる。そして、ホルダ15に、手元スイッチ7aを
上方から差し込んで保持することができる。
【0014】ここで、背ボトム1aを、図1に示すよう
に傾斜調節しても、患者と手元スイッチ7aとの相対位
置関係は変わらないので、背ボトム1aが平坦な状態の
時と変わりなく、容易に手元スイッチ7aを手にするこ
とができる。そしてもし、それでも使いにくいと感じら
れるときは、ホルダ15の傾斜、向きを調節すればよ
い。すなわち、ホルダ15の向きは、支持調節部材14
を支持棒13先端側に設けた受け軸16から引き抜き、
所望の方向にホルダ15の保持面を向け、再び支持調節
部材14を支持棒13先端側に設けた受け軸16に差し
入れればよい。そして、ホルダ15の傾斜は、ねじ20
を緩めた状態で、噛み合い部材17と噛み合い部材19
との噛み合いを解除して、ホルダ15を回動調節し、所
望の角度位置でねじ20により締付けるようにすればよ
い。
【0015】以上、本発明について、付属品等の一例と
して、手元スイッチ7aを挙げ、説明したが、勿論、そ
の他の付属品類、例えば小物入れユニット、小物置き等
を保持するには、特に顕著な効果を示す。すなわち、ボ
トムを傾斜させても、常に、小物入れユニット、小物置
き等を傾かないように調節することができるので、使い
勝手が大いに向上する。
【0016】また、上記実施の態様では、背ボトム1a
に設けた付属品等について説明しているが、勿論、他の
ボトム側にも設けることが可能である。
【0017】
【発明の効果】本発明は以上の通り、ボトムの調節状態
に応じて、使いやすくするために、手元スイッチの取り
付け状態を微調節することができるので、患者にとって
使いやすいものとすることができる。すなわち、ギャッ
チ状態としても使用者との位置関係は変わらないので、
機能的に損なうことはなく、使用しやすさは変わらな
い。
【0018】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態を示す斜視説明図で
ある。
【図2】図1の構成要素を示す要部斜視図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態による支持状態を示
す要部斜視図である。
【図4】付属品のうちの手元スイッチを支える構造の一
例を示した、模式的な分解斜視説明図である。
【図5】図4に示すホルダの裏面側を示す、斜視説明図
である。
【図6】図4に示す、手元スイッチを支える構造の機能
を説明する模式図である。
【図7】図4に示す、手元スイッチを支える構造の機能
を説明する模式図である。
【符号の説明】
1 ボトム 1a 背ボトム 1b 腰ボトム 1c 可撓ボトム 2 エッジ部材 3 ねじ等 4 突条(レール部) 5 支持具 6 装着部 7a 手元スイッチ 8 支持部位 9 挿入口 10、11 締付けねじ 12 係合穴 13 支持棒 14 支持調節部材 15 ホルダ 15a 底部 15b 支え縁 16 受け軸 17、19 噛み合い部材 17a、19a 噛み合い歯 18 切り欠き部 20 ねじ

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電動ベッドのボトムの側辺に、ボトム
    の姿勢または位置調節を行うための手元スイッチを所望
    の位置に保持できるように構成した支持具を有し、この
    支持具に着脱可能に構成した支柱部と、支柱部に、手元
    スイッチを保持するためのホルダを有することを特徴と
    する電動ベッドにおける手元スイッチの保持構造。
  2. 【請求項2】 前記ホルダを支柱部に、ボトムの起伏
    調節に応じて変位調節可能に取り付ける構成としたこと
    を特徴とする請求項1記載の電動ベッドにおける手元ス
    イッチの保持構造。
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