JP6585267B1 - ベッド用収納スタンド - Google Patents

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Abstract

【課題】身体の右側又は左側の手腕に運動障害のある患者、特に脳梗塞の患者であっても、リクライニングベッドの操作盤等の操作盤や飲料容器等のベッド生活で使用する物を整理でき、電動リクライニングベッド等の操作を自分一人で容易にできるベッド用収納スタンドを提供することを目的とする。【解決手段】平板状の垂直壁部と前記垂直壁部をベッドに固定する固定手段とを有するベッド用収納スタンドであって、前記垂直壁部に、複数の操作盤のそれぞれの押釦側をベッド内側方向に向けることが可能で、かつ前記複数の操作盤のそれぞれの前記押釦群の中の予め定めた範囲の押釦を露出可能な状態で前記操作盤を保持できる保持手段を配設したベッド用収納スタンドにより課題解決できた。【選択図】図1

Description

本発明は、リクライニングベッドの手摺り等の構成部位に取り付けられ、ベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者にとって、不自由な手腕による操作面の利便性を高めるベッド用収納スタンドに関するものである。
病院や施設などに入院あるいは入所中、入院あるいは入所患者のベッド上及びその周辺には、例えば、患者が使用する電動リクライニングベッドの操作盤、ペットボトル、メガネ、テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレットなどが存在する。
特許文献1には、枠体を有し、前記枠体から内側に向かって突出するように前記枠体に固定され且つ床板を保持する受桟を有することがあるベッドに取り付けて用いるベッド用機能スタンドであって、前記枠体及び/又は前記受桟の下側に当接する下当接部と、前記枠体及び/又は前記受桟の上側に当接する上当接部とを備え、前記下当接部と前記上当接部とで前記枠体及び/又は前記受桟を前記ベッドの内側から挟み込む設置部と、前記設置部より前記ベッドの外方向に延設された載置部及び前記載置部から上方向に延設された立ち上がり部を備える物置部と、を有するベッド用機能スタンドが開示されている。
特開2014−36785号公報
特許文献1の発明のベッド用機能スタンドにはペットボトルを載置でき本を開いた状態で読むことができることが記載されているが、前記ベッド用機能スタンドは平板状で水平に設けた載置部とその載置部から斜め上方向に延設された平板状の物置部から構成されているので、例えば、電動リクライニングベッドの操作盤、ペットボトル、メガネ、テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレットを前記載置部に積み重ねた状態で置くことになり、ベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者が、テレビリモコン等の器具を前記載置部上の積み重ねた器具類の中から取り出そうすると、不必要な器具もいっしょに取り出したり、ベッド上やベッド下に落下させたりして、うまく取り出すことができないという問題があった。
また、電動リクライニングベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者は、電動リクライニングベッドの操作盤やテレビリモコン等の操作盤を一方の片手で持って他方の手で釦操作をすることができないため、見たいテレビ番組を見ることをがまんしたり、電動リクライニングベッド上での自分の身体の姿勢を変えるのをがまんしたりしなければならないという問題があった。
それでも、テレビを視聴したいときや、電動リクライニングベッドを起こしたり倒したりさせたいときは、そのたびごとに看護師を呼び出ししなければならず、患者に申し訳ないという気持ちを起こさせたり、看護師のストレスにもなっているという問題があった。
本発明は、リクライニングベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者、特に脳梗塞の患者であっても、電動リクライニングベッドの操作盤、ペットボトル、メガネ、テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレットなどの器具のベッド上での散乱を防ぎ、電動リクライニングベッドの操作盤やテレビリモコン等の操作を自分一人で容易にできるベッド用収納スタンドを提供することを目的とする。
本発明における操作盤とは、電動リクライニングベッドの操作盤、テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレット等の手指や手の甲によって操作可能な押釦を備えた操作盤を意味する。
本発明における方向は、ベッド用収納スタンドをベッドの左側の手摺りに取り付けた状態でベッド上の患者から見た方向を指しており、前後方向とは前方向をベッド内側とした場合のベッド内外方向を指し、左右方向とは右方向をベッド上の患者の足元方向とした場合の患者の頭〜足元方向を指し、上下方向とは下側を床面側とした場合の上下方向を指す。
請求項1に記載のベッド用収納スタンド1は、平板状の垂直壁部2と前記垂直壁部2をベッド50に固定する固定手段6とを有するベッド用収納スタンド1であって、前記垂直壁部2に、複数の操作盤4のそれぞれの押釦5群側をベッド内側方向に向けることが可能で、かつ前記複数の操作盤4のそれぞれの前記押釦5群の中の予め定めた範囲の押釦5を露出可能な状態で前記操作盤4を保持できる保持手段7を配設し、前記垂直壁部2と、前記固定手段6を備えた固定台3との連結がスライド機構9のみによって構成されていることを特徴とする。
請求項2に記載のベッド用収納スタンド1は、請求項1において、前記保持手段7が、裏面側を前記垂直壁部2と対向させた操作盤4を、前記操作盤4の下側の面を当接させて係止する落下防止係止部79と、並びに、前記操作盤4がその長手方向に挿出入可能な開口部77及び前記押釦を露出可能な開放部78を形成し、かつ前記操作盤4を前記操作盤4のベッド内側方向の面を当接させて係止する傾倒防止係止部70と、を備えることを特徴とする。
請求項3に記載のベッド用収納スタンド1は、請求項1又は2において、前記スライド機構9が、前記固定台3の前記垂直壁部4側の面に水平方向に配設された上下方向の規制面及び前後方向の規制面を有する溝を備えたガイドレール10と、前記垂直壁部2の前記固定台3側の面に配設された、前記ガイドレール9の溝の上方向の規制面及び前後方向の規制面に当接しながら転動するコロ11b、及び、前記ガイドレール9の溝の下方向の規制面及び前後方向の規制面に当接しながら転動するコロ11aと、を備えていることを特徴とする。
請求項4に記載のベッド用収納スタンド1は、請求項3において、前記固定台3の前記垂直壁部2側の面であって、前記ガイドレール10の上方及び下方の位置に、前記垂直壁部2の前記固定台3側の面に当接する複数のボールキャスター12を配設したことを特徴とする。
請求項5に記載のベッド用収納スタンド1は、請求項3又は4において、前記垂直壁部2のスライド方向の両端部からそれぞれ前記固定台3側に向けて、前記固定台3及び前記ガイドレール9とは干渉しないように、かつ前記垂直壁部2と前記固定台3との隙間を覆うガード62を突設したことを特徴とする。
請求項6に記載のベッド用収納スタンド1は、請求項3〜5のいずれかにおいて、前記ガイドレール9の右端又は左端に到達した前記垂直壁部2を、前記垂直壁部2の戻り方向側の端部の近傍位置に相当する、前記固定台3の位置に穿設した孔60a、60bに挿入棒61を挿入することにより一時固定させることを特徴とする。
請求項7に記載のベッド用収納スタンド1は、請求項1〜6のいずれかにおいて、前記垂直壁部2の上端部に、上側に開口部を有する収納箱20を固設させたことを特徴とする。
請求項1又は2に記載のベッド用収納スタンド1は、ベッド50の手摺り51等に固定され、複数の操作盤4のそれぞれの押釦5群がある側を、ベッド50に横たわっている患者80側に向け、かつ前記複数の操作盤4のそれぞれの前記押釦5群の中の予め定めた範囲の押釦5を露出可能な状態で、前記操作盤4をそれぞれの保持手段7に収納するので、複数の操作盤4を前記垂直壁部2の1か所に収納しかつ定置化できるのでベッド50上に散乱するのを防ぐことができ、すべての操作盤4が揃っているかを瞬時に知ることができる。
また、ベッド用収納スタンド1を垂直姿勢で、ベッド50の手摺り51等のベッドの周縁部に沿って配置でき、ベッド用収納スタンド1はベッド50上の患者80側への直近位置にありながら突出が殆どないのでベッド50上の患者80の邪魔にならないし、ベッド50上の患者80が不自由な手腕を動かして前記垂直壁部2の保持手段7に収納している操作盤4に手指や手の甲を当てることが容易にできる。
テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレットなどの操作盤4が前記垂直壁部2のベッド方向側に横置き又は縦置きされて、押釦5が患者80側に見えるように前記操作盤4が陳列されているので、ベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者80であっても、不自由な腕を伸ばして手指や手の甲を前記押釦5にもっていくことができ前記押釦5を押すことができる。これにより、例えば手腕に運動障害のある患者1人でテレビのスイッチオンオフ操作やチャンネル選択操作をして視聴することができ、エアコンの冷房又は暖房のスイッチオンオフや設定温度の変更をすることができる。
これにより、自分1名で行うことができ看護師を呼ばなくてもよくなるので、患者自身の思い通りのことができるという精神的な安心感に浸ることができ、ナースコールの回数も減少して看護師の業務の過度化を抑制し看護師のストレスを抑制することができる。
また、リモコン等の操作盤4を容易に前記保持手段7内に収納することができ、前記収納された操作盤4を容易に取り出すこともできる。
また、前記保持手段7の材質が、スレンレスや合成樹脂の場合は保持手段7を殺菌処理が可能のため殺菌又は滅菌状態を維持でき、ゴム等の弾性体の場合は前記保持手段7が自在に伸縮するためリモコン等の操作盤4の取り出しおよび収納を容易に行うことができ、前記操作盤4を垂直壁部2に引き寄せることにより前記操作盤2の姿勢を安定化させることができる。
請求項3に記載のベッド用収納スタンド1は、垂直壁部2を、前記固定台3に対して押釦5を手指や手の甲の押圧で水平方向にスライド移動自在にできるので、電動リクライニングベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者であっても、自分1人で手指や手の甲で押釦5を押したままの状態を続けて電動リクライニングベッド50aの起上り又は倒しをすることができる。
ここで、前記垂直壁部2が前記固定台3に対してスライドしない形態の場合に生ずる問題を説明する。前記垂直壁部2が前記固定台3に対して固定的に連結しており、固定台3に対して水平方向にスライドできない場合を考えると、前記ベッド用収納スタンド1はベッド50の手摺り51に固定され前記垂直壁部2もベッド50の手摺り51に対して定位置で移動しません。一方、電動リクライニングベッド50aを起こしたり倒したりすると、電動リクライニングベッド50aに寝たままの患者80の肩の位置は、電動リクライニングベッド50aを起こすときは患者80の足元側の方向に移動し、電動リクライニングベッド50aを倒すときは患者80の頭側の方向に移動します。これにより、前記前記垂直壁部2に収納した操作盤4の押釦5の水平方向の位置と、寝たきりにならざるを得ない患者80であって手や腕を自在に曲げられない患者80が腕をまっすぐ伸ばして手指や手の甲の水平方向の位置との間隔は縮小したり拡大したりする。
このため、電動リクライニングベッド50aを起こそうと、腕を曲げられない患者80が腕をまっすぐ伸ばした状態で、手指又は手の甲で操作盤4の起上り用の押釦5を押すと電動リクライニングベッド50aの起上がりが開始され、患者80の手指又は手の甲の位置が電動リクライニングベッド50aの足元側の方向に移動し、患者80の腕が曲がらないので前記垂直壁部2に収納された操作盤4の起上り用の押釦5から離れてしまう。この離れた時点で電動リクライニングベッド50aの起上り動作が途中停止してしまう。途中停止するので寝たきりで腕を曲げられない患者80は一人で飲み物を飲める姿勢やテレビを視聴する姿勢までに起き上がることができないという問題があった。
本発明のスライド手段9は、患者80が腕を伸ばして手の指又は手の甲で押釦5を押すと、電動リクライニングベッド50aの起上り時や倒し時の水平方向の移動に従って前記垂直壁部2が前記固定台3に対して水平方向にスライド可能としている。これにより、例えば、電動リクライニングベッド50aを起こそうと患者80が腕をまっすぐ伸ばした状態で手指や手の甲で操作盤4の起上がり押釦5を押すと電動リクライニングベッド50aの起上がりが開始され、患者80の手指や手の甲の位置が電動リクライニングベッド50aの足元側の方向に移動すると、患者80の手指や手の甲の押圧の力のみで前記固定台3に対して、前記垂直壁部2が電動リクライニングベッド50aの起上がり動作に連動するように電動リクライニングベッド50aの足元側の方向に移動する。よって、前記前記垂直壁部2に収納した操作盤4の押釦5と、寝たきりにならざるを得ない患者80であって手や腕の運動障害を有する患者80のまっすぐ伸ばした腕の手指や手の甲の位置との間隔は一定の間隔を維持できるので、電動リクライニングベッド50aの起き上がりが途中停止することなく患者80の欲する姿勢になるまで電動リクライニングベッド50aの起上がり動作を制御することができる。
請求項4に記載のベッド用収納スタンド1は、前記スライド手段9を挟んで対向する前記垂直壁部2と前記固定台3との間隔を略同じ間隔で維持できるので、前記固定台3に対して前記垂直壁部2の円滑なスライドを可能とすることができる。
請求項5に記載のベッド用収納スタンド1は、垂直壁部2が微小な力でスライドすることから危険予知した対策であり、患者が誤って固定台3と垂直壁部2との隙間に指を挟まれる災害を防ぐことができる。
請求項6に記載のベッド用収納スタンド1は、垂直壁部2が微小な力でスライドすることから危険予知した対策であり、患者が誤って垂直壁部2に身体を預ける体勢になったときに転倒する災害を防ぐことができる。
請求項7に記載のベッド用収納スタンド1は、垂直壁部2の上端部に、少なくともメガネや飲料容器30を個々に収納できる箱状の収納箱20を取付けたので、メガネや飲料容器30を前記収納箱20の1か所に整理でき、メガネや飲料容器30などを容易に手にすることができる。
本発明の実施例1のベッド用収納スタンド(スライド機構有)に操作盤等を収納し左端にスライドしたときの正面概要図である。 本発明の実施例1のベッド用収納スタンド(スライド機構有)に操作盤等を収納し右端にスライドしたときの正面概要図である。 本発明の実施例2のベッド用収納スタンド(スライド機構有)に操作盤等を収納したときの正面概要図である。 図1のベッド用収納スタンド(スライド機構有)に操作盤等を収納したときの右側面概要図(ガード未取付)である。 ベッド用収納スタンド(スライド機構有)を手摺りに固定させた状態を示す背面概要図である。 本発明の実施例1のベッド用収納スタンド(スライド機構有)の正面概要図(輪ゴム取付)である。 本発明の実施例2のベッド用収納スタンド(スライド機構有)の正面概要図である。 図6のベッド用収納スタンド(スライド機構有)の右側面概要図で、(a)がガード無の図で、(b)がガード有の図で、(c)がA−A断面でガード有で挿入棒有の図である。 ベッド用収納スタンド(スライド機構有)の背面概要図である。 垂直壁部と固定手段の形態の説明図で、(a)が固定台に固定手段を設けた形態の右側面図であり、(b)が垂直壁部に固定手段を設けた形態の右側面図である。 本発明の実施例1のベッド用収納スタンド(スライド機構無)の正面概要図であり、(a)が輪ゴム未取付状態を示し、(b)が輪ゴム取付状態を示す図である。 本発明の実施例2のベッド用収納スタンド(スライド機構無)の正面概要図である。 ベッド用収納スタンドの背面視での固定台と固定手段の説明図で、(a)が固定台と固定手段を抜き出した説明図であり、(b)がスライド機構無の形態の場合のベッド用収納スタンドの背面説明図である。 スライド機構の説明図で、(a)がスライド機構の右側面説明図で、(b)が図11(a)におけるB−B断面図である。 ベッドにベッド用収納スタンドを設置した図で、(a)がスライド機構付のベッド用収納スタンドがガイドレールの左端に位置している状態の説明図で、(b)がスライド機構付のベッド用収納スタンドがガイドレールの右端に位置している状態の説明図で、(c)がスライド機構無のベッド用収納スタンドの設置状態の説明図である。 ベッドに横たわっている患者が操作するときの説明図で、(a)が電動リクライニングベッドを起上がらせる押釦を手指又は手の甲で押したときの説明図で、(b)が押釦を手指又は手の甲で押し続けて電動リクライニングベッドを起上がらせたときの説明図である。 実施例1の保持手段の形態の説明図で、(a)が保持手段7Aの説明図で、(b)が保持手段7Bの説明図で、(c)が保持手段7Cの説明図で、(d)が保持手段7Dの説明図である。 実施例2の保持手段の形態の説明図で、(a)が保持手段7Eの説明図で、(b)が保持手段7F及び7Gの説明図で、(c)が保持手段7Hの説明図である。 図17及び図18の保持手段の垂直壁部への配設状態の事例の説明図で、(a)が図17の実施例1の場合を示し、(b)が図18の実施例2の場合を示す図である。
本発明のベッド用収納スタンド1を使用する患者80はベッド生活を余儀なくされている患者80である。さらには、少なくとも右側又は左側の腕を自在に曲げられない運動障害のある患者80である。
ベッド50は、図15や図16に示すように、本発明のベッド用収納スタンド1が、ベッド50の手摺り51(サイドレールを含む。)に固定できるものであれば、電動リクライニングベッド50aでもリクライニングなしのベッドでもよくいかなるベッド50でもよい。
本発明のベッド用収納スタンド1は、本発明の保持手段7の実施例1を示す図1、本発明の保持手段7の実施例2を示す図3、実施例1及び実施例2に共通の図4に示すように、平板状の垂直壁部2と前記垂直壁部2をベッド50に固定する固定手段6とを有するベッド用収納スタンド1であって、前記垂直壁部2に、複数の操作盤4のそれぞれの押釦5群側をベッド内側方向に向けることが可能で、かつ前記複数の操作盤4のそれぞれの前記押釦5群の中の予め定めた範囲の押釦5を露出可能な状態で前記操作盤4を保持できる保持手段7を配設している。
そして、図1、図3、図19に示すように、前記保持手段7が、前記複数の操作盤4の一つ一つを上下方向や左右方向に陳列状態とすることが可能に前記垂直壁部2に配設されている。
前記垂直壁部2について説明する。前記垂直壁部2は、同一面に前記操作盤4の一つ一つを上下方向や左右方向に陳列状態に配置することが可能な略平板状で、前記垂直壁部2の材質は、ステンレス等の金属製、プラスチック等の合成樹脂製、又は、木製でもよく、前記操作盤4を保持できる保持手段7が固定可能な材質であればよい。
図15、図16、図4に示すように、前記垂直壁部2のベッド内側方向になる面には前記保持手段7が配設されている。そして、前記垂直壁部2のベッド外側方向になる面には、図10(b)に示すように前記垂直壁部2に直接に前記固定手段6が配設された形態Aや、図10(a)や図13(b)に示すように前記垂直壁部2のベッド外側方向になる面に固定台3が固設され、その固定台3のベッド外側方向に前記固定手段6が配設された形態Bや、あるいは、図4、図8に示すように前記垂直壁部2のベッド外側方向になる面に設けられたスライド手段9を介して連結された固定台3のベッド外側方向に前記固定手段6が配設された形態C等がある。前記形態A及び形態Bの場合は図15(c)に示すようにベッド50に取り付けられ、前記形態Cの場合は図15(a)や(b)に示すようにベッド50に取り付けられる。
次に保持手段7について説明する。前記保持手段7は、裏面側を前記垂直壁部2と対向させた操作盤4を、前記操作盤4の下側の面を当接させて係止する落下防止係止部79と、並びに、前記操作盤4がその長手方向に挿出入可能な開口部77及び前記押釦を露出可能な開放部78を形成し、かつ前記操作盤4を前記操作盤4のベッド内側方向の面を当接させて係止する傾倒防止係止部70と、を備えている。
前記保持手段7は、垂直壁部2の垂直面に操作盤4を収納でき、押釦5群がある側をベッド内側方向に向けることが可能で、並びに、前記複数の操作盤4のそれぞれの前記押釦5群の中の予め定めた範囲の押釦5を露出可能な状態で収納可能な形態を備えていればよい。そして、前記保持手段7は、前記操作盤4の一つ一つに対応させて配設され、前記操作盤4が重ならないように前記操作盤4を一つ一つ陳列状態とすることが可能に配設されている。これらにより、図15や図16に示すようにベッド50上の患者80側に、操作盤4の押釦5が向いて、患者80が操作盤4を手で取り出さなくても収納状態の操作盤4の押釦5を手指又は手の甲で押せるようにしている。
次に、保持手段7の形態の事例を説明する。前記保持手段7は、前記垂直壁部2に裏面側を前記垂直壁部2側に向けた前記操作盤4を落下させないように前記落下防止係止部79と前記傾倒防止係止部70とを備えている。まず、図6、図17及び図19(a)に示す保持手段7の実施例1について事例を説明する。図17(a)に示す保持手段7Aは前記落下防止係止部79で前記操作盤4の下方への落下を防止し、受台兼区分け片71から突出させた係止用棒状体72に架けた輪ゴム73により、すなわち前記受台兼区分け片71、前記係止用棒状体72及び前記輪ゴム73から構成される前記傾倒防止係止部70により前記操作盤4のベッド内側への傾倒を防止している。前記輪ゴム73を使用すると前記操作盤4を前記垂直壁部2の表面側に引き寄せる方向の付勢力を有しているので前記操作盤4が安定して保持できる。また、2つの係止用棒状体72に挟まれた空間が開口部77と開放部78を形成しているので前記操作盤4を挿入しやすく押釦5を露出できるので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。
そして、図11(a)に示すような輪ゴム73をかけていないときの状態に、図11(b)や図17に示すように輪ゴム73をかける。輪ゴム73のかけ方は2つの前記係止用棒状体72間でかけてもよいし、3つの係止用棒状体72間でかけてもよい。また、1つの操作盤4に対して図17に示すように1つの輪ゴム73でもよいし、図11(b)に示すように2つの輪ゴム73をかけてもよい。
図17(b)に示す保持手段7Bは、幅広の操作盤4の場合は受台兼区分け片71が前記落下防止係止部79となって前記操作盤4の落下防止を図っている。また、前記受台兼区分け片71、前記係止用棒状体72及び前記輪ゴム73から構成される前記傾倒防止係止部70により前記操作盤4のベッド内側への傾倒を防止している。また、2つの係止用棒状体72に挟まれた空間が開口部77と開放部78を形成しているので前記操作盤4を挿入しやすく押釦5を露出できるので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。
図17(c)に示す保持手段7Cは、受台兼区分け片71が前記落下防止係止部79となって前記操作盤4の落下防止を図っている。また、前記受台兼区分け片71、前記係止用棒状体72及び前記輪ゴム73から構成される前記傾倒防止係止部70により前記操作盤4のベッド内側への傾倒を防止している。また、2つの係止用棒状体72に挟まれた空間が開口部77と開放部78を形成しているので前記操作盤4を挿入しやすく押釦5を露出できるので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。
図17(d)に示す保持手段7Dは、受台兼区分け片71及び係止用棒状体72が前記落下防止係止部79となって前記操作盤4の落下防止を図っている。また、前記受台兼区分け片71、前記係止用棒状体72及び前記輪ゴム73から構成される前記傾倒防止係止部70により前記操作盤4のベッド内側への傾倒を防止している。また、2つの係止用棒状体72に挟まれた空間が開口部77と開放部78を形成しているので前記操作盤4を挿入しやすく押釦5を露出できるので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。
次に、図7、図12、図18及び図19(b)に示す保持手段7の実施例2について事例を説明する。図18(a)に示す保持手段7Eは、前記操作盤4を挿入可能な間隔で両端を前記垂直壁部2の表面側に固定され、前記操作盤4を前記垂直壁部2の表面側に引き寄せる方向の付勢力を有して弾性的な拘束力を有し、かつ、前記操作盤4の押釦5を露出させることが可能な幅の細帯状の弾性バンド7eである。前記弾性バンド7e自体のみで前記操作盤4を保持することから前記弾性バンド7e自体が落下防止係止部79と前記傾倒防止係止部70とを備えている。前記弾性バンド7eを使用すると前記操作盤4を前記垂直壁部2の表面側に引き寄せる方向の付勢力を有しているので前記操作盤4が安定して保持できる。また、前記細帯状の弾性バンド7eのみであるので広範囲の開口部77と開放部78を形成できるので前記操作盤4を挿入しやすく押釦5を露出できるので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。
図18(b)に示す保持手段7F及び7Gともに前記落下防止係止部79で前記操作盤4の下方への落下を防止している。そして、保持手段7Fの傾倒防止係止部70に該当するのが、前記操作盤4の押釦5を露出させることが可能な切り抜き窓34を有する幅広帯体部7fであり、保持手段7Gの傾倒防止係止部70に該当するのが前記操作盤4を挿入可能な間隔で両端を前記垂直壁部2の表面側に固定され、前記操作盤4の押釦5を露出させることが可能な幅の細帯状の非弾性部材からなるバンド7gロである。いずれも開口部77と開放部78を形成できるので前記操作盤4を挿入しやすく押釦5を露出できるので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。なお、図19(b)に示す保持手段7のバンド7gイは前記バンド7gロとは帯状の幅が異なるのみの類似の形態である。
図18(c)に示す保持手段7Hは、前記操作盤4を挿入可能な開口部77を有し、前記操作盤4の押釦5を露出させることが可能な切欠き32を有する袋形状部7hである。前記袋形状部7hの底面が落下防止係止部79に該当し、前記形状部7hの前側の面が傾倒防止係止部70に該当する。前記形状部7hの高さを低くしたり切欠き32を設けることにより開放部78を形成して押釦5を露出させているので、患者80は容易に押釦5を手の指や手の甲で押しやすい。また前記袋形状部7hの開口部77から前記操作盤4を挿入しやすい。
前記保持手段7を、前記保持手段7の前記保持手段7A〜7Hのうちで選択した同じ形態の保持手段のみで配設してもよいし、少なくとも2つ以上の組合せからなる形態でもよい。いずれにしても、前記保持手段7A〜7Hの形態に限らず、垂直壁部2の垂直面に操作盤4を収納でき、押釦5群がある側をベッド内側方向に向けることが可能で、並びに、前記複数の操作盤4のそれぞれの前記押釦5群の中の予め定めた範囲の押釦5を露出可能な状態で収納可能な形態であればよい。
前記保持手段7の材質は、前記受台兼区分け片71、前記係止用棒状体72、前記落下防止係止部79、非弾性部材からなるバンド7g、袋形状部7h、及び、幅広帯体部7fの場合は、ステンレス等の金属製やプラスチック等の合成樹脂製がよく、弾性バンド7eの場合はゴム製がよい。ベッド用収納スタンド1を使用する環境や使いやすさでいずれかの材質を選択すればよい。
前記押釦5群の中の予め定めた範囲の押釦5とは、例えば電動リクライニングベッドの操作盤、テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレットの押釦5の内の患者80が必要とする押釦5を意味する。
次に、前記スライド機構9について説明する。前記スライド機構9は、図14に示すように、前記垂直壁部2と、前記固定手段6を備えた固定台3との連結がスライド機構9のみによって構成され、前記スライド機構9が、前記固定台3の前記垂直壁部4側の面に水平方向に配設された上下方向の規制面及び前後方向の規制面を有する溝を備えたガイドレール10と、前記垂直壁部2の前記固定台3側の面に配設された、前記ガイドレール9の溝の上方向の規制面及び前後方向の規制面に当接しながら転動するコロ11b、及び、前記ガイドレール9の溝の下方向の規制面及び前後方向の規制面に当接しながら転動するコロ11aと、を備えている。
そして、前記固定台3の前記垂直壁部2側の面であって、前記ガイドレール10の上方及び下方の位置に、前記垂直壁部2の前記固定台3側の面に当接する複数のボールキャスター12を配設している。
前記スライド機構9は、図4や図8に示すように、前記垂直壁部2と、前記固定手段6を備えた固定台3とを連結しており、図1、図6、図15(a)、図16(a)に示すように固定台3に対して左端近傍の位置と、図2、図15(b)、図16(b)に示すように固定台3に対して右端近傍の位置との間を、前記垂直壁部2が前記固定台3に対して水平方向に自在にスライドする。そして、図16(a)、(b)に示すように、前記垂直壁部2に収納状態の操作盤4の押釦5の押圧状態の維持及び前記スライド機構9により、前記電動リクライニングベッド50aの起上り又は倒れ進行中の水平方向の方向及び移動距離と同じ方向及びほぼ同じ距離を、前記垂直壁部2が前記固定台3に対して水平方向にスライドすることを実現している。
前記患者80が、電動リクライニングベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者であっても、腕を伸ばしたままで手指又は手の甲で前記押釦5を押圧することはできるから、自分一人で電動リクライニングベッド50aの操作盤4を片手で操作することができる。
上下方向の規制面及び前後方向の規制面を有する溝を備えたガイドレール10は、例えばC型チャンネルが該当する。そして、前記コロ11は、図14(a)や(b)に示すように、例えば、中央に位置するコロ11bが前記ガイドレール10の溝の内壁の上壁に当接しながら転動し、左右に位置するコロ11bが前記ガイドレール10の溝の内壁の下壁に当接しながら転動する。スライド機構9は、前記ガイドレール10と、前記ガイドレール10内を直線方向に転動するコロ11(11a、11b)との組み合わせには限定されず、摩擦抵抗の小さいころがり摩擦を利用したスライド機構9であればいずれでもよい。
そして、前記ガイドレール10の上方及び下方に、例えば図14(b)に示すように2個ずつ配設した前記ボールキャスター12により、前記垂直壁部2と前記固定台3との間隔をほぼ同じ長さで維持させることができるので、前記スライド機構9のスライドを円滑に実施させることができる。
また、図1〜図3、図6、図7に示すように、前記固定台3の前記ガイドレール10の長手方向の両端部にコロ11がガイドレール10の端部から外れるのを阻止するためにストッパー突片13を設けた。
次に、ガード62について説明する。前記ガード62は、前記垂直壁部2のスライド方向の両端部からそれぞれ前記固定台3側に向けて、前記固定台3及び前記ガイドレール9とは干渉しないように、かつ前記垂直壁部2と前記固定台3との隙間を覆う。
例えば、図4や図8(a)に示すように前記垂直壁部2と前記固定台3との間には、指が挿入可能な隙間63が形成されている。そこで、図8(b)に示すようにガード62を設けて前記垂直壁部2と前記固定台3との間に指が入らないようにした。
次に、前記垂直壁部2のスライドが一時的にできないようにすることについて説明する。図1や図2に示すように、前記ガイドレール9の右端又は左端に到達した前記垂直壁部2を、前記垂直壁部2の戻り方向側の端部の近傍位置に相当する、前記固定台3の位置に孔60a、60bを穿設し、図8(c)に示すように、前記孔60a、60bに挿入棒61を挿入することにより前記垂直壁部2を一時固定させる。
例えば、図1(a)に示すように、前記垂直壁部2が左端近傍に到達したときに、前記垂直壁部2の右端縁に前記挿入棒61を当接させて前記孔60aに挿入すると、前記垂直壁部2の右端部は前記挿入棒61に当接して係止され、前記垂直壁部2の左端部は前記ストッパー突片13に前記コロ11aが当接して係止されることから、前記垂直壁部2は前記挿入棒61が挿入されたときのみ一時的に固定化される。これにより、前記垂直壁部2に患者等が触れただけで不意にスライドするのを防止することができる。
次に、図1等に示すように、前記垂直壁部2の上端部に、上側に開口部を有する収納箱20を固設させている。前記収納箱20は間仕切りを設けて複数の収納物入れを形成している。前記収納物入れには、飲料水のペットボトル等の飲料容器30やメガネをそれぞれ一つずつ収納できるので、患者80のベッド50上及びその周辺に、飲料容器30やメガネの整理ができ散乱を防止することができる。また、飲料容器30やメガネを患者80が一人で片手で前記収納箱20から容易に取り出しや収納をすることができる。
次に、固定手段6について説明する。前記固定手段6は、ベッド用収納スタンド1をベッド50の手摺り51(サイドレールを含む。)に固定可能な形態であればいずれの形態でもよい。例えば、図4や図5に示すように、固定台3の固定手段6は手摺り51を上下方向から挟んで固定させる形態の一つの形態であり、図4、図8、図10、図13に示すように、手摺り51の下面に当接し上下にスライド調整できる手摺支持部41と、手摺り51の上面に当接し上下にスライド調整できる二つのフック部40とで構成される形態がある。
前記スライド調整は、固定部3のベッド外側方向の面のみを取り出した説明図である図13(a)に示すように、前記手摺支持部41や前記フック部40に設けた縦孔42a、42bに挿入した締付ボルト43a、43bを前記固定台3に螺刻した雌ねじに螺入させることにより行う。
前記固定手段6は、例えば、図10(b)に示すように前記垂直壁部2のベッド外側方向となる面に固設する形態、図10(a)と図13(b)に示すように前記垂直壁部2と連結された固定台3のベッド外側方向となる面に固設する形態、又は、図4、図8や図9に示すように前記垂直壁部2とスライド機構9で連結した固定台3のベッド外側方向となる面に固設する形態がある。
次に、使用について説明する。まず、健常者等によって、図16に示すように、前記保持手段7を配設した面をベッド内側方向に向くようにして、ベッド用収納スタンド1をベッド50の手摺り51に固定手段6により固定する。
そして、健常者等によって、前記保持手段7に、例えば電動リクライニングベッドの操作盤、テレビリモコン、エアコンリモコン、スマホタブレット等の操作盤4の押釦5がベッド上の患者80側に向くようにかつ必要な押釦5が露出するように、保持手段7に挿入して収納する。これにより、患者80にとって必要な各操作盤4の押釦5が患者側に露出された状態で保持された。さらに、前記収納箱20の複数の収納物入れに、飲料水のペットボトル等の飲料容器30やメガネを収納する。これにより、ベッド上での散乱を防ぎ、電動リクライニングベッドの操作盤やテレビリモコン等を定置化できた。定置化できたので収納できていない操作盤4がすぐわかるし、前記保持手段7から取り出した操作盤4が何かがすぐわかる。
次に、ベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者80であっても、例えば、収納状態のテレビリモコンの操作盤4の押釦5を手指又は手の甲で押してスイッチオンオフやチャンネル選択が一人できてテレビ番組を視聴することができる。
さらに、電動リクライニングベッド生活を余儀なくされ、かつ少なくとも右側又は左側の手腕に運動障害のある患者80であっても、図16(a)、(b)に示すように、電動リクライニングベッドの操作盤4の押釦5を手指又は手の甲で押し続けると、電動リクライニングベッド50aの起き上がりが開始され、徐々に患者80の手指又は手の甲の位置が電動リクライニングベッド50aの足元側の方向に移動すると、患者80の手指又は手の甲の押圧の力のみで前記固定台3に対して前記垂直壁部2があたかも前記電動リクライニングベッド50aの動きと連動しているように、前記電動リクライニングベッド50aの水平方向と同じ方向に、前記電動リクライニングベッド50aの水平方向の移動距離とほぼ同じ距離を移動する。よって、手腕に運動障害のある患者80であっても電動リクライニングベッド50aの起上り又は倒しの作動を一人で行うことができる。
1 ベッド用収納スタンド
2 垂直壁部
3 固定台
4 操作盤
5 押釦
6 固定手段
7 保持手段
7A 保持手段
7B 保持手段
7C 保持手段
7D 保持手段
7E 保持手段
7e 弾性バンド
7F 保持手段
7f 幅広帯体部
7G 保持手段
7gイ バンド
7gロ バンド
7H 保持手段
7h 袋形状部
9 スライド機構
10 ガイドレール
11 コロ
12 ボールキャスター
13 ストッパー突片
20 収納箱
30 飲料容器
31 開口部
32 切欠き
34 切り抜き窓
40 フック部
41 手摺支持部
42a 縦孔
42b 縦孔
43a 締付ボルト
43b 締付ボルト
50 ベッド
50a 電動リクライニングベッド
51 手摺り
60a 孔
60b 孔
61 挿入棒
62 ガード
63 隙間
70 傾倒防止係止部
71 受台兼区分け片
72 係止用棒状体
73 輪ゴム
77 開口部
78 開放部
79 落下防止係止部
80 患者

Claims (7)

  1. 平板状の垂直壁部と前記垂直壁部をベッドに固定する固定手段とを有するベッド用収納スタンドであって、
    前記垂直壁部に、複数の操作盤のそれぞれの押釦群側をベッド内側方向に向けることが可能で、かつ前記複数の操作盤のそれぞれの前記押釦群の中の予め定めた範囲の押釦を露出可能な状態で前記操作盤を保持できる保持手段を配設し、
    前記垂直壁部と、前記固定手段を備えた固定台との連結がスライド機構のみによって構成されていることを特徴とするベッド用収納スタンド。
  2. 前記保持手段が、裏面側を前記垂直壁部と対向させた操作盤を、前記操作盤の下側の面を当接させて係止する落下防止係止部と、並びに、前記操作盤がその長手方向に挿出入可能な開口部及び前記押釦を露出可能な開放部を形成し、かつ前記操作盤を前記操作盤のベッド内側方向の面を当接させて係止する傾倒防止係止部と、を備えることを特徴とする請求項1に記載のベッド用収納スタンド。
  3. 記スライド機構が、前記固定台の前記垂直壁部側の面に水平方向に配設された上下方向の規制面及び前後方向の規制面を有する溝を備えたガイドレールと、前記垂直壁部の前記固定台側の面に配設された、前記ガイドレールの溝の上方向の規制面及び前後方向の規制面に当接しながら転動するコロ、及び、前記ガイドレールの溝の下方向の規制面及び前後方向の規制面に当接しながら転動するコロと、を備えていることを特徴とする請求項1又は2に記載のベッド用収納スタンド。
  4. 前記固定台の前記垂直壁部側の面であって、前記ガイドレールの上方及び下方の位置に、前記垂直壁部の前記固定台側の面に当接する複数のボールキャスターを配設したことを特徴とする請求項3に記載のベッド用収納スタンド。
  5. 前記垂直壁部のスライド方向の両端部からそれぞれ前記固定台側に向けて、前記固定台及び前記ガイドレールとは干渉しないように、かつ前記垂直壁部と前記固定台との隙間を覆うガードを突設したことを特徴とする請求項3又は4に記載のベッド用収納スタンド。
  6. 前記ガイドレールの右端又は左端に到達した前記垂直壁部を、前記垂直壁部の戻り方向側の端部の近傍位置に相当する、前記固定台の位置に穿設した孔に挿入棒を挿入することにより一時固定させることを特徴とする請求項3〜5のいずれかに記載のベッド用収納スタンド。
  7. 前記垂直壁部の上端部に、上側に開口部を有する収納箱を固設させたことを特徴とする請求項1〜6のいずれかに記載のベッド用収納スタンド。
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