JPH0819440A - 収納家具 - Google Patents

収納家具

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JPH0819440A
JPH0819440A JP7075070A JP7507095A JPH0819440A JP H0819440 A JPH0819440 A JP H0819440A JP 7075070 A JP7075070 A JP 7075070A JP 7507095 A JP7507095 A JP 7507095A JP H0819440 A JPH0819440 A JP H0819440A
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JP
Japan
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drawer
furniture
slide member
opening
storage
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JP7075070A
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English (en)
Inventor
Kensaku Fukaya
賢筰 深谷
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France Bed Co Ltd
Original Assignee
France Bed Co Ltd
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Publication date
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Priority to EP95106777A priority patent/EP0680711A1/en
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Pending legal-status Critical Current

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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B88/00Drawers for tables, cabinets or like furniture; Guides for drawers
    • A47B88/40Sliding drawers; Slides or guides therefor
    • AHUMAN NECESSITIES
    • A47FURNITURE; DOMESTIC ARTICLES OR APPLIANCES; COFFEE MILLS; SPICE MILLS; SUCTION CLEANERS IN GENERAL
    • A47BTABLES; DESKS; OFFICE FURNITURE; CABINETS; DRAWERS; GENERAL DETAILS OF FURNITURE
    • A47B67/00Chests; Dressing-tables; Medicine cabinets or the like; Cabinets characterised by the arrangement of drawers
    • A47B67/04Chests of drawers; Cabinets characterised by the arrangement of drawers

Landscapes

  • Drawers Of Furniture (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 この発明は引き出しを二方向に引き出すこと
ができるようにすることで、使い易いようにした収納家
具を提供することにある。 【構成】 物品を収納するための収納家具において、側
面を有する家具本体11と、この家具本体の側面の異な
る二方向に開口して形成された第1の開口部141Aと
第2の開口部141Bとを有する収納部14cと、この
収納部に上記第1の開口部から出し入れできるようスラ
イド自在に設けられたスライド部材22と、このスライ
ド部材に上記第2の開口部から出し入れできるようスラ
イド自在に設けられた引き出し21とを具備したことを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は床頭台、寝台あるいは
箪笥などのように物品を収納するための引き出しが設け
られた収納家具に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、上述した種類の収納家具は箱型
状の家具本体を有し、この本体には前面に開口した収納
部が形成されている。この収納部には上面が開放し上記
本体に比べて小さな箱型状の引き出しがスライド自在に
設けられている。したがって、上記引き出しをスライド
させて上記収納部から出し入れすることで、その内部に
物品を収納したり、あるいは内部の物品を取り出すなど
のことができるようになっている。
【0003】ところで、上記構成の収納家具によると、
上記引き出しのスライド方向が家具本体の前面方向に限
られてしまう。そのため、上記収納家具を、たとえばベ
ッドのヘッドボ−ドの側方に、その前面を上記ベッドの
フットボ−ド側に向けて設置した場合、ベッド上に仰臥
した、たとえば老人や病人などの仰臥者が上記引き出し
を利用するときには、ベッド上で上半身を起こし、つい
で上半身をねじって家具本体の前面側に向けなければな
らないから、とくに身体が不自由な老人や病人などには
上記引き出しが利用しずらいということがある。
【0004】上記収納家具の前面がベッド上に仰臥した
仰臥者側に向くよう、横方向に向ければ、仰臥者はベッ
ド上で仰臥した状態、あるいは上半身を起こした状態で
上記引き出しを利用することができる。
【0005】そのようにすれば、ベッド上に仰臥した仰
臥者は上記引き出しを利用し易いものの、それ以外の
人、たとえば介護者などが上記引き出しを利用するとき
には、身体を上記収納家具の前面方向である横方向にひ
ねらなければならないため、使用しにくいということが
ある。しかも、ベッド上に仰臥した仰臥者の枕元で上記
引き出しを開閉して物品を出し入れしなければならない
から、仰臥者が就寝しているような場合には安眠を妨げ
ることがあったり、物品を仰臥者の上に落としてしまう
ようなこともある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来の収
納家具の引き出しは、スライド方向が家具本体の前面方
向に限られていたので、上記収納家具がたとえばベッド
の側方に設置される床頭台などの場合、上記家具本体を
どの方向に向けて設置するかにより、ベッド上の仰臥者
が利用しにくくなったり、仰臥者以外の介護者などが利
用しにくくなるということがあった。
【0007】この発明は上記事情に基づきなされたもの
で、その目的とするところは、引き出しのスライド方向
を交差する二方向とすることで、使い勝手に優れた収納
家具を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
にこの発明は、物品を収納するための収納家具におい
て、側面を有する家具本体と、この家具本体の側面の異
なる二方向に開口して形成された第1の開口部と第2の
開口部とを有する収納部と、この収納部に上記第1の開
口部から出し入れできるようスライド自在に設けられた
スライド部材と、このスライド部材に上記第2の開口部
から出し入れできるようスライド自在に設けられた引き
出しとを具備したことを特徴とする。
【0009】
【作用】上記構成によれば、引き出しをスライド部材と
ともに第1の開口部から引き出せば、その引出し方向は
上記スライド部材の引き出し方向と同じになり、引き出
しだけを第2の開口部から引き出せば、その引き出し方
向はスライド部材の引き出し方向と異なる方向となり、
その引き出し方向を変えることができる。
【0010】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図1乃至図6はこの発明の第1の実施例を示
し、図3は収納家具としての床頭台1がベッド2の側方
に設置された状態を示している。このベッド2は四隅部
下面にストッパ付きのキャスタ3が設けられた基体4を
有する。この基体4の上面にはマットレス5が載置され
ているとともに、長手方向一端にはヘッドボ−ド6、他
端にはフットボ−ド7がそれぞれ設けられている。
【0011】上記床頭台1は家具本体11を有する。こ
の家具本体11は4つの側面11a〜11dを有する断
面矩形の中空箱型状に形成されていて、その内部は図1
に示すように下部仕切板12と上部仕切板13とによっ
て3つの収納部14a〜14cに隔別されている。下段
収納部14aは前面が開放し、その内部には下部引き出
し15がスライド自在に収納されている。
【0012】中段収納部14bは前面が開放し、その開
口面は幅方向一端側が上記家具本体11に回動自在に連
結された開閉扉16によって開閉されるようになってい
る。この中段収納部14bの両側内面(一方のみ図示)
には上下方向に所定間隔で三段のガイドレ−ル17a〜
17cがほぼ水平に設けられている。ガイドレ−ルは断
面コ字状をなしていて、各段のガイドレ−ル17a〜1
7cにはそれぞれかご18が上端縁をスライド自在に係
合保持されている。
【0013】したがって、開閉扉16を開くことで、中
段収納部14bに収納保持されたかご18を出し入れす
ることができるようになっている。上記上段収納部14
cは、家具本体11の前面11aと、この前面の幅方向
一端側に隣り合う一方の側面11bとにわたって開口し
ていて、ここには上部引き出し21がスライド部材22
を介してスライド自在に設けられている。
【0014】すなわち、上段収納部14cは、図2に示
すように家具本体11の前面11aに開口した第1の開
口部141Aと、側面11bに開口した第2の開口部1
41Bとが形成されている。この実施例では第1の開口
部141Aと第2の開口部141Bとが家具本体11の
前面11aと側面11bとにわたって連続し、かつ開口
方向を90度違えて形成されている。
【0015】上記スライド部材22は、引き出し方向で
ある前後方向と交差する幅方向一側面、つまり家具本体
11の前面11a側に位置する側面と上面とが開放した
箱型状をなしていて、前板22aの外面には把手23が
設けられている。このスライド部材22の底面には、図
4(a)、(b)に示す第1のスライド機構24の可動
部材24aが前後方向に沿って固着されている。
【0016】上記可動部材24aは鋼板や合成樹脂など
によって断面ほぼコ字状に形成されていて、この可動部
材24aとで上記第1のスライド機構24を構成するガ
イドレ−ル24bにボ−ル24cを介してスライド自在
に設けられている。上記ガイドレ−ル24bは上記可動
部材24aを内部に収納することができる大きさの断面
コ字状に形成され、上記ボ−ル24cは上記ガイドレ−
ル24bと可動部材24aとの間に設けられた、同じく
断面コ字状の保持プレ−ト25に形成された保持孔25
aに回転自在に保持されている。
【0017】上記ガイドレ−ル24bは、上記上段収納
部14cを形成する上部仕切板13の上面の中央部分
に、上記スライド部材22のスライド方向に沿って固着
されている。したがって、上段収納部14cに設けられ
た上記スライド部材22は上記第1のスライド機構24
を介して家具本体11の幅方向に沿ってスライド自在に
設けられている。
【0018】なお、上記第1のスライド機構24の可動
部材24aの末端(後端)の幅方向中央部分には図4
(a)に示すように第1の係合片26が下方に向かって
折曲形成され、上記ガイドレ−ル24bの末端(先端)
の幅方向中央部分には第2の係合片27が上方向に向か
って切起されている。
【0019】したがって、上記スライド部材22を上段
収納部14cの第2の開口部141Bからから突出する
方向にスライドさせると、所定の突出位置で上記第1の
係合片26が上記第2の係合片27に係合してそのスラ
イドが規制されるようになっている。
【0020】上記スライド部材22の内部には上記上部
引き出し21が設けられている。この上部引き出し21
は上面が開放した箱型状に形成されていて、前面には把
手31が設けられている。さらに、両側外面には、図2
に示すように上記第1のスライド機構24と同じ構成、
つまり可動部材24aがガイドレ−ル24aにスライド
自在に設けられてなる第2のスライド機構24Aの上記
可動部材24aが前後方向に沿って固着されている。
【0021】上記第2のスライド機構24Aの上記可動
部材24aがスライド自在に係合保持されるガイドレ−
ル24bは、上記スライド部材22の前板22aと後板
22bとの内面に設けられている。したがって、上記上
部引き出し21は上記スライド部材22の前後方向と交
差する幅方向、つまり家具本体11の前後方向に沿って
スライド自在に設けられ、第1の開口部141Aから出
し入れ自在となっている。
【0022】なお、上記第2のスライド機構24Aは、
第1のスライド機構24と同様、上記可動部材24aが
上記ガイド部材24bから抜出することがないよう形成
されている。したがって、上記上部引き出し21は上記
スライド部材22から抜け出ることがないようになって
いる。
【0023】上記構成の家具本体11は図3に示すよう
に前面11aをベッド2のフットボ−ド7側に向けて設
置される。そのため、ベッド2上に仰臥した仰臥者が上
部引き出し21を利用する場合には、ベッド2上で上半
身を起こしてスライド部材22の前板22aに設けられ
た把手23に手を掛け、そのスライド部材22を図5
(b)あるいは図6(b)に示すように家具本体11の
側面11bの方向に引き出す。
【0024】それによって、上記スライド部材22が第
1のスライド機構24によって家具本体11の側方に引
き出され、このスライド部材22とともに上部引き出し
21も家具本体11の側方に引き出されることになるか
ら、ベッド2上の仰臥者は上半身を起こすだけで、上記
上部引き出し21を利用することができる。
【0025】一方、仰臥者が就寝している場合や仰臥者
が自力で起き上がることが容易でないような場合で、仰
臥者以外の、たとえば介護者などが上記上部引き出し2
1を利用するときには、家具本体11の前面11a側
の、上部引き出し21の把手31に手を掛け、この上部
引き出し21を家具本体11の前面11a方向へ引け
ば、上部引き出し21が第2のスライド機構24Aを介
してスライドするから、家具本体11の前面11a方向
へ引き出すことができる。
【0026】すなわち、上記構成の床頭台1によれば、
上部引き出し21を家具本体11の前方向だけでなく、
その前面11aに隣接する側面11b方向にも引き出す
ことができる。そのため、ベッド2の側方に、上記床頭
台1を、その前面をフットボ−ド7側に向けて設置した
場合、上部引き出し21を家具本体11の前方だけでな
く、ベッド2の方向へも引き出すことができるから、そ
のときの状況に応じて引き出し方向を選択することがで
き、便利である。
【0027】図7はこの発明の第2の実施例を示す。こ
の実施例はベッド31の基体32を収納家具として利用
するようにした場合である。すなわち、上記基体32は
偏平な箱型状をなしていて、その長手方向一端側にはヘ
ッドボ−ド33が設けられている。
【0028】上記基体32には、その一側面32aと後
端面32bとに開放した収納部34がそれぞれ形成さ
れ、各収納部34には引き出し35a〜35dがスライ
ド自在に設けられている。上記基体32の側面32aの
後端部と後端面32bの幅方向一端部とがなす角部の収
納部34はこれら2つの面に開放して形成されている。
【0029】つまり、収納部34は、側面32aに開口
した第1の開口部34Aと、後端面32bに開口した第
2の開口部34Bとを有する。そして、この収納部34
には上記引き出し35cがスライド部材36を介してス
ライド自在に設けられている。
【0030】すなわち、上記スライド部材36は上記収
納部34に基体32の側面32aの第1の開口部34A
から引き出し自在に設けられ、上記引き出し35cは上
記スライド部材36にこのスライド部材36の引き出し
方向と直交する基体32の後端面32bの第2の開口部
34Bから引き出すことができるようになっている。
【0031】したがって、上記引き出し35cは、スラ
イド部材36とともに基体32の側面32aから引き出
したり、単独で後端面32bから引き出すことができる
から、種々の状況に応じてその引き出し方向を選択する
ことができる。
【0032】なお、収納部34に対するスライド部材3
6のスライド構造と、スライド部材36に対する引き出
し35のスライド構造は上記第1の実施例に示した第
1、第2のスライド機構24、24Aを用いてもよく、
あるいは他の手段を用いてもよく、その点はなんら限定
されるものでない。
【0033】図8はこの発明の第3の実施例を示し、こ
の実施例はスライド部材41と引き出し42との変形例
で、この実施例はスライド部材41と引き出し42とが
合成樹脂によって成形されている。
【0034】すなわち、スライド部材41と引き出し4
2とは、ともに底板41a、42aの周囲三側に側壁4
1b、42bが一体成形されている。上記スライド部材
41は一側が開放し、前面には図中鎖線で示す前面板4
3が取着される。上記引き出し42は前面が開放してお
り、その前面には図中鎖線で示す前面板44が取着され
ている。
【0035】上記スライド部材41の側壁41bには内
周面に突出した凸条45が一体成形され、引き出し42
の周壁42bの外周面には内方へ凹んだスライド溝46
が一体成形されている。上記引き出し42は上記スライ
ド部材41内に入り込む大きさに形成され、そのスライ
ド溝46を上記凸条45にスライド自在に係合させてい
る。
【0036】したがって、上記引き出し42は上記スラ
イド部材41の開放した一側から引き出せるようになっ
ている。上記スライド部材41の外底面にはその前後方
向に沿って係合部材47が一体成形されている。また、
引き出し42がスライド部材41とともに収納される収
容家具の収納部48の底面には上記スライド部材41の
スライド方向に沿って上記係合部材47がスライド自在
に係合する係合凹部49が形成されている。なお、上記
係合部材47と係合凹部49とは、スライド部材41が
収納部48の底面から浮き上がるのを防止するため、ア
リ溝結合構造が採用されている。
【0037】したがって、上記スライド部材41は引き
出し42とともに図中矢印Xで示す方向に引き出すこと
ができ、引き出し42は単独で図中Yで示す方向に引き
出すことができるようになっている。
【0038】すなわち、スライド部材41と引き出し4
2とを合成樹脂で一体成形することで、スライド部材4
1に引き出し42をスライド自在に保持する凸条45と
スライド溝46とを同時に成形することができ、しかも
スライド部材41にはこのスライド部材41を収納部4
8の係合凹部49に沿ってスライド自在に係合保持する
ための係合部材47を一体成形することができるから、
第1の実施例のようなスライド機構24を用いる場合に
比べて構成を簡略化することができる。
【0039】図9はこの発明の第4の実施例を示し、こ
の実施例も第3の実施例と同様、スライド部材51と引
き出し52との変形例である。この実施例では、スライ
ド部材51が底板51aと、この底板51aの前端に設
けられた前面板51bとから構成され、上記底板51a
の後端側の上面には幅方向に沿って第1のガイドレ−ル
53が設けられている。また、上記前面板51bの内面
には幅方向全長にわたって第2のガイドレ−ル54が設
けられている。
【0040】上記引き出し52は前面板55を有すると
ともに、上面が開放した箱型状をなしていて、底板の幅
方向一端側の底面は上記第1のガイドレ−ル53の上面
にスライド自在に接合され、幅方向他端側の側壁外面に
は上記第2のガイドレ−ル54がスライド自在に係合す
る係合溝56が前後方向に沿って係止されている。
【0041】したがって、上記引き出し52は図中矢印
Yで示す方向にスライドさせることができるようになっ
ている。また、引き出し52がスライド部材51ととも
に収納される収納部56の底部には上記第1の実施例の
第1のスライド機構24と同じ構成のスライド機構24
Bのガイドレ−ル24bが上記スライド部材51のスラ
イド方向に沿って設けられ、このガイドレ−ル24bに
は上記スライド部材51の底板51aの外面に前後方向
に沿って設けられた可動部材24aがスライド自在に係
合している。
【0042】したがって、上記スライド部材51は図中
矢印Xで示すように前後方向に沿ってスライドさせるこ
とができるから、引き出し52はスライド部材51とと
もに矢印X方向あるいは単独で矢印Y方向にスライドさ
せることができる。
【0043】なお、この実施例において引き出し52を
単独で引き出したときのスライド方向の突出位置は、収
容部56の上部から垂設されたストッパ57に上記引き
出し52の後板52aが係合することで制限されるよう
になっている。
【0044】図10(a)、(b)はこの発明の第5の
実施例を示す。この実施例は収納家具61の平面形状が
一方向に沿って細長い長方形状の場合で、その収納家具
61を、たとえば室内の壁面62と、他の家具などの載
置物63との間のスペ−ス64に設置する場合である。
【0045】上記収納家具61は家具本体65を有し、
この本体65の上部には、隣り合う2つの側面にわたっ
て開放して収納部66が形成されている。この収納部6
6には引き出し67がスライド部材68を介してスライ
ド自在に収納されている。
【0046】上記引き出し67は単独で図10(a)に
矢印Yで示す方向に引き出すことができるようになって
おり、さらにはスライド部材68とともに矢印Xで示す
方向に引き出すことができるようになっている。上記家
具本体65は、引き出し67を単独で引き出すことこと
ができる側面が前面65aとなっており、この前面65
aの幅方向の寸法が、幅方向と直交する前後方向の寸法
に比べて大きく設定されている。
【0047】上記スペ−ス64に収納家具61を設置す
る場合、そのスペ−ス64の幅寸法と上記収納家具61
の幅方向および前後方向の寸法とを比較する。上記スペ
−ス64の幅寸法が収納家具61の寸法に比べて大きけ
れば、図10(a)に示すように上記スペ−ス64の幅
方向に収納家具61の幅方向を沿わせて設置すればよ
く、スペ−ス64の幅寸法が収納家具61の幅寸法より
も小さいが、前後方向の寸法よりも大きな場合には、図
10(b)に示すように上記スペ−ス64の幅方向に前
後方向を沿わせて設置すればよい。
【0048】いずれの設置状態であっても、引き出し6
7を単独で引き出したり、スライド部材68と一緒に引
き出すなどいずれかの方法によって上記引き出し67を
引き出して利用することができるため、非常に便利であ
る。すなわち、室内に形成されるスペ−ス64の幅寸法
に対応して上記収納家具61を設置することが可能であ
るから、スペ−スの有効利用が図れる。
【0049】この発明は上記各実施例に限定されず、発
明の要旨を逸脱しない範囲で種々変形可能である。たと
えば、家具本体は断面矩形状の中空直方体としたが、断
面円形の中空円柱状、断面三角形の中空三角柱状、断面
5角形以上の多角形からなる中空多角形状などであって
もよい。つまり、家具本体は、異なる二方向に開口する
第1の開口部と、第2の開口部とを形成することができ
る形状であればよい。
【0050】
【発明の効果】以上述べたようにこの発明は、家具本体
に、異なる二方向に開口する第1の開口部と第2の開口
部とを有する収容部を形成し、この収納部の上記第1の
開口部から出し入れできるようスライド部材をスライド
自在に設け、このスライド部材には引き出しを上記第2
の開口部から出し入れ可能にスライド自在に設けるよう
にした。
【0051】そのため、上記引き出しをスライド部材と
ともに第1の開口部から引き出したり、単独で第2の開
口部から引き出すことができるから、上記家具本体の設
置状態や使用時の条件などによって上記引き出しの引き
出し方向を選択できるという利点を有する。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例を示す収納家具の縦断
面図。
【図2】同じく収納家具の収納部の部分の横断面図。
【図3】同じく収納家具をベッドの側方に設置した状態
の斜視図。
【図4】(a)は同じくスライド機構の一部分を示す斜
視図、(b)は同じくスライド機構の断面図。
【図5】(a)は同じく引き出しを単独で引き出した状
態を示す斜視図、(b)は同じく引き出しをスライド部
材ととともに引き出した状態を示す斜視図。
【図6】(a)は同じく引き出しを単独で引き出した状
態を示す平面図、(b)は同じく引き出しをスライド部
材ととともに引き出した状態を示す斜視図。
【図7】この発明の第2の実施例を示すベッドの基体を
収納家具として利用した状態の斜視図。
【図8】この発明の第3の実施例を示すスライド部材と
引き出しを示す斜視図。
【図9】この発明の第4の実施例を示すスライド部材と
引き出しを示す斜視図。
【図10】(a)、(b)はこの発明の第5の実施例を
示し、それぞれ平面形状が長方形状に形成された収納家
具を所定の間口のスペ−スに設置した状態の斜視図であ
る。
【符号の説明】
11…家具本体、 14c…上段収納部、 21…引き出し、 22…スライド部材、 141A…第1の開口部、 141B…第2の開口部。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 物品を収納するための収納家具におい
    て、 側面を有する家具本体と、 この家具本体の側面の異なる二方向に開口して形成され
    た第1の開口部と第2の開口部とを有する収納部と、 この収納部に上記第1の開口部から出し入れできるよう
    スライド自在に設けられたスライド部材と、 このスライド部材に上記第2の開口部から出し入れでき
    るようスライド自在に設けられた引き出しとを具備した
    ことを特徴とする収納家具。
JP7075070A 1994-05-06 1995-03-31 収納家具 Pending JPH0819440A (ja)

Priority Applications (2)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7075070A JPH0819440A (ja) 1994-05-06 1995-03-31 収納家具
EP95106777A EP0680711A1 (en) 1994-05-06 1995-05-05 Storage furniture unit

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6-129455 1994-05-06
JP12945594 1994-05-06
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