JPH0572240U - 収納用家具 - Google Patents

収納用家具

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JPH0572240U
JPH0572240U JP1156392U JP1156392U JPH0572240U JP H0572240 U JPH0572240 U JP H0572240U JP 1156392 U JP1156392 U JP 1156392U JP 1156392 U JP1156392 U JP 1156392U JP H0572240 U JPH0572240 U JP H0572240U
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Application number
JP1156392U
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Inventor
金子康子
Original Assignee
株式会社エス・ディー・シー
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Abstract

(57)【要約】 【目的】使用上の便利性を向上させるとともに、収納用
家具および他の家財道具の配置に柔軟性をもたせ、か
つ、室内のスペースを有効的に活用する。 【構成】ベース部材5と天板7とを支柱6により固定
し、側面に複数の開口部4が形成される収納枠体2と、
ベース部材5上に直交するように形成されるガイドレー
ル9と、ガイドレール9の交点に形成される窪み部10
と、収納枠体2の複数の開口部4から出し入れ可能に設
けられる収納ボックス3と、収納ボックス3の底面に形
成され、前記窪み部10に嵌合可能な突起部12とを備
える。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、室内に配置される収納用家具であって、室内のスペースを有効的に 活用することができる収納用家具に関する。
【0002】
【従来の技術および考案が解決しようとする課題】
従来、室内に配置される収納用家具としては、和洋タンス等の室内に固定する 方式や、壁内に引出しを収納する方式や、引出し付収納用家具を移動させる方式 等が知られているが、これらの収納用家具は、引出しを一方向にのみしか引き出 せないという制約があり、引出しの前には、テーブル、ベッド、ソファー、観葉 植物、装飾品等の他の家財道具を配置できないという問題を有している。
【0003】 また、室内装飾の観点から見れば、先ず、収納用家具の配置を決定した後にそ の他の家財道具の配置を決めざるを得ないため、理想的な家財道具の配置が困難 であった。さらに、スペースの有効利用という観点から見れば、室内のコーナー 部のスペースが有効利用されにくく、コーナー部に収納用家具を配置しても、前 記したように引出しを一方向にのみしか引き出せないため、引出しのある側には 他の家財道具を置けず、スペースの有効利用を図ることができなかった。
【0004】 本考案は、上記問題を解決するものであって、収納ボックスを複数の方向から 引き出し可能にすることにより、使用上の便利性を向上させるとともに、収納用 家具および他の家財道具の配置に柔軟性をもたせ、かつ、室内のスペースを有効 的に活用することができる収納用家具を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するために本考案の請求項1に記載の収納用家具1は、ベース 部材5と天板7とを支柱6により固定し、側面に複数の開口部4が形成される収 納枠体2と、ベース部材5上に直交するように形成されるガイドレール9と、ガ イドレール9の交点に形成される窪み部10と、収納枠体2の複数の開口部4か ら出し入れ可能に設けられる収納ボックス3と、収納ボックス3の底面に形成さ れ、前記窪み部10に嵌合可能な突起部12とを備えることを特徴とする。
【0006】 また、本考案の請求項2に記載の収納用家具21は、ベース部材25と天板2 7とを支柱26により固定し、側面に2つの開口部24が形成される収納枠体2 2と、ベース部材25上に直交するように形成されるガイドレール29と、ガイ ドレール29の交点に形成される窪み部30と、収納枠体22の2つの開口部2 4から出し入れ可能に設けられる収納ボックス23と、収納ボックス23の底面 に形成され、前記窪み部30に嵌合可能な突起部32と、収納枠体22の2つの 開口部24および支柱26を覆うように、収納ボックス23に取り付けられる化 粧板33とを備えることを特徴とする。
【0007】 なお、上記構成に付加した番号は、理解を容易にするために図面と対比させる ためのもので、これにより本考案の構成が何ら限定されるものではない。
【0008】
【作用】
本考案においては、例えば図2に示すように、収納ボックス3を収納枠体2の 4つの開口部4から引き出し可能であり、収納ボックス3は、その底面に形成さ れた突起部12がベース部材5のガイドレール9に沿って滑らかにスライドして 引き出され、また、収納ボックス3を収納枠体2内に収納すると、収納ボックス 3の突起部12がガイドレール9の窪み部10に嵌合され、収納ボックス3が固 定される。
【0009】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面を参照しつつ説明する。図1は、本考案の収納用 家具の1実施例を示す斜視図、図2は図1の水平断面図、図3は図2のA−A線 に沿い矢印方向に見た断面図、図4は図1のベース部材を一部切り欠いた斜視図 、図5は本実施例の作用を説明するための斜視図、図6は本実施例をベッドの下 に配設した例を示す斜視図である。
【0010】 図1および図2において、本実施例の収納用家具1は、収納枠体2とこの収納 枠体2内に収納可能に設けられる収納ボックス3とからなる。収納枠体2は、ベ ース部材5と天板7とを4本の支柱6により固定し、その側面に4つの開口部4 が形成される。ベース部材5の上面には、収納枠体2の開口部4の方向に4本の ガイドレール9が形成される。ガイドレール9は、断面が円弧状の溝からなり、 図3、図4に特に示すように、4本のガイドレール9の交点には、ガイドレール 9の溝よりも更に深く略半球形状の窪み部10が形成される。
【0011】 収納ボックス3は、収納枠体2の複数の開口部4から出し入れできる大きさに 形成される。この収納ボックス3の側面4箇所には把手11が形成されると共に 、収納ボックス3の底面4箇所には、収納ボックス3を収納枠体2内に収納した とき、前記窪み部10に嵌合させるために略半球形状の突起部12が形成される 。
【0012】 上記構成からなる収納用家具1は、図5に示すように、収納ボックス3が収納 枠体2の4方向から引き出し可能であり、収納ボックス3は、その底面に形成さ れた突起部12がベース部材5のガイドレール9に沿って滑らかにスライドして 引き出される。また、収納ボックス3を収納枠体2内に収納すると、収納ボック ス3の突起部12がガイドレール9の窪み部10に嵌合され、収納ボックス3が 固定される。
【0013】 図6は本実施例の収納用家具1をベッドの下に配設した例を示しているが、ベ ッドの他、テーブルの下、押入の中、或いは独立した方式で積み重ねて使用する ことができる。従って、収納ボックスを複数の方向から引き出し可能にすること により、使用上の便利性を向上させるとともに、収納用家具および他の家財道具 の配置に柔軟性をもたせ、かつ、室内のスペースを有効的に活用することができ る。
【0014】 次に、図7から図10により、本考案の他の実施例について説明する。図7は 本実施例を室のコーナー部に配設した例を示す斜視図、図8は本考案の収納用家 具の他の実施例を示す分解斜視図、図9は図8の水平断面図、図10は本実施例 の作用を説明するための断面図である。
【0015】 図8および図9において、本実施例の収納用家具21は、収納枠体22とこの 収納枠体22内に収納可能に設けられる収納ボックス23とからなる。収納枠体 22は、ベース部材25と天板27を支柱26および側板28により固定して構 成され、収納枠体22の4つの側面のうち2つの側面に開口部24が形成される 。なお、収納枠体22は、側板28を設けずに図2と同様に支柱のみにて構成し てもよい。
【0016】 ベース部材25の上面には、断面が円弧状の溝からなる2本のガイドレール2 9が収納枠体22の開口部24に向けて形成されると共に、図3と同様に、2本 のガイドレール29の交点には、ガイドレール29の溝よりも更に深く略半球形 状の窪み部30が形成される。
【0017】 収納ボックス23の底面には、図3と同様に、収納ボックス23を収納枠体2 2内に収納したとき、前記窪み部30に嵌合させるために略半球形状の突起部3 2が形成される。また、収納ボックス23には、収納枠体22の開口部24およ び支柱26を覆うように化粧板33が取り付けられる。化粧板33はL字形に形 成され、化粧板33の両端に突起片35が一体に形成される。一方、収納ボック ス23の側面で、かつ、収納枠体22の開口部側には、係合孔36が形成される 。
【0018】 そして、化粧板33の突起片35を収納ボックス23の係合孔36に係合する ことにより、化粧板33を支柱26を覆うように収納ボックス23に取り付ける 。この状態では、化粧板33と収納ボックス23との間に支柱26を挟むように 空間部37が形成され、収納ボックス23を出し入れするときに、空間部37と 支柱26がガイドの役割を果たしている。
【0019】 上記構成からなる収納用家具21は、図10に示すように、収納ボックス23 は、矢印に示す如く収納枠体22の開口部の2方向から引き出し可能であり、収 納ボックス23は、その底面に形成された突起部32がベース部材25のガイド レール29に沿ってスライドし、かつ、収納ボックス23と化粧板33との間の 空間部37が支柱26に沿ってガイドされるため、収納ボックス23は滑らかに 引き出される。また、収納ボックス23を収納枠体22内に収納すると、収納ボ ックス23の突起部32がガイドレール29の窪み部30に嵌合され、収納ボッ クス23が固定される。
【0020】 図7は、前記収納用家具21の複数を積み重ねて室のコーナー部に配設した例 を示し、収納用家具21があたかも煉瓦状の柱のような美観に優れた意匠となり 、また、収納ボックスを複数の方向から引き出し可能にすることにより、使用上 の便利性を向上させるとともに、収納用家具および他の家財道具の配置に柔軟性 をもたせることができ、かつ、室内のスペースを有効的に活用することができる 。
【0021】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように本考案によれば、ベース部材と天板とを支柱に より固定し、側面に複数の開口部が形成される収納枠体と、前記ベース部材上に 直交するように形成されるガイドレールと、該ガイドレールの交点に形成される 窪み部と、前記収納枠体の複数の開口部から出し入れ可能に設けられる収納ボッ クスと、該収納ボックスの底面に形成され、前記窪み部に嵌合可能な突起部とを 備える構成のため、収納ボックスを複数の方向から引き出し可能となり、使用上 の便利性を向上させるとともに、収納用家具および他の家財道具の配置に柔軟性 をもたせ、かつ、室内のスペースを有効的に活用することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の収納用家具の1実施例を示す斜視図
【図2】図1の水平断面図
【図3】図2のA−A線に沿い矢印方向に見た拡大断面
【図4】図1のベース部材を一部切り欠いた斜視図
【図5】図1の実施例の作用を説明するための斜視図
【図6】図1の実施例をベッドの下に配設した例を示す
斜視図
【図7】本考案の他の実施例を示し、収納用家具を室の
コーナー部に配設した例を示す斜視図
【図8】本考案の収納用家具の他の実施例を示す分解斜
視図
【図9】図8の水平断面図
【図10】図9の実施例の作用を説明するための断面図
【符号の説明】
1、21…収納用家具、2、22…収納枠体、3、23
…収納ボックス 4、24…開口部、5、25…ベース部材、6、26…
支柱、7、27…天板 9、29…ガイドレール、10、30…窪み部、11…
把手 12、32…突起部、28…側板、33…化粧板、35
…突起片 36…係合孔、37…空間部

Claims (3)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ベース部材と天板とを支柱により固定し、
    側面に複数の開口部が形成される収納枠体と、前記ベー
    ス部材上に直交するように形成されるガイドレールと、
    該ガイドレールの交点に形成される窪み部と、前記収納
    枠体の複数の開口部から出し入れ可能に設けられる収納
    ボックスと、該収納ボックスの底面に形成され、前記窪
    み部に嵌合可能な突起部とを備えることを特徴とする収
    納用家具。
  2. 【請求項2】ベース部材と天板とを支柱により固定し、
    側面に2つの開口部が形成される収納枠体と、前記ベー
    ス部材上に直交するように形成されるガイドレールと、
    該ガイドレールの交点に形成される窪み部と、前記収納
    枠体の2つの開口部から出し入れ可能に設けられる収納
    ボックスと、該収納ボックスの底面に形成され、前記窪
    み部に嵌合可能な突起部と、前記収納枠体の2つの開口
    部および支柱を覆うように、前記収納ボックスに取り付
    けられる化粧板とを備えることを特徴とする収納用家
    具。
  3. 【請求項3】室のコーナー部に配設される収納用家具で
    あって、前記収納用家具を複数積み重ねることを特徴と
    する請求項2に記載の収納用家具。
JP1156392U 1992-03-09 1992-03-09 収納用家具 Pending JPH0572240U (ja)

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