JPH052117Y2 - - Google Patents

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JPH052117Y2
JPH052117Y2 JP4001789U JP4001789U JPH052117Y2 JP H052117 Y2 JPH052117 Y2 JP H052117Y2 JP 4001789 U JP4001789 U JP 4001789U JP 4001789 U JP4001789 U JP 4001789U JP H052117 Y2 JPH052117 Y2 JP H052117Y2
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Description

【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、書類等収納整理するために卓上などで
使用する事務用キヤビネツトに関する。
従来の技術 従来、卓上などで使用する溶接工程を有しない
簡易な事務用キヤビネツトとして、塩ビ鋼板のよ
うに表面が化粧された金属板から成り、前縁に内
向きコ字状の前縁部を、また、後縁に下向きの後
面リブを夫々有した天板と左右の側板を一体に連
設した下向きコ字状の枠部材の後面リブに、背面
板を止着すると共に、左右側板の下縁に設けた取
付片の前後位置に、断面下向きコ字状の金属製の
脚片を夫々横架して、これらをネジ止めすること
により中間函体を構成し、かつ、この函体の左右
側板の内面に、合成樹脂から成り、その内面高さ
方向に複数の抽斗用レール片を隔設すると共に、
前後縁に弾圧片を設けた内壁板を、前記弾圧片を
函体の前後面に圧接することにより、重合状に装
着し、かつ、左右側面で対向する各レール片間に
抽斗を夫々引出し自在に渡架した構成のものは公
知である。
考案が解決しようとする課題 ところが、前記した従来のキヤビネツトによれ
ば、函体の下面前後位置に金属製の脚片を横架し
て成るので、これを机上に載置したとき卓板が損
傷する惧れがあること、また、脚片により左右側
板の下面が、前後2個所で連結されているので、
ネジにゆるみが生じたときなどは、函体が外力に
よつて容易に変形するなどの欠陥があつた。
そこで本願は、函体の底面を、合成樹脂から成
るロ字状の底部材を用いて構成することにより、
前記した従来のものの欠陥を解消することを目的
としたものである。
課題を解決するための手段 本願は上記の目的を達成するために、天板と左
右の側板を連設する共に、その前縁に内向きコ字
状の前縁部を、後縁に下向きの後面リブを、さら
に左右の側板の下縁に内向きの底面リブを夫々設
けた金属板から成る枠部材の前記後面リブの内面
に、金属板から成る背面板を重合して、これらを
係止舌片と係止溝との係止することにより筐体を
構成し、かつ、ロ字状に形成された合成樹脂から
成る底部材の左右側片の上面に、前記枠部材の底
面リブ止着することにより前記筐体下面に底部材
を取り付け、さらに内面に前後方向に延びて高さ
方向に複数のレール片を隔設した合成樹脂から成
る左右一対の棚部材を、その前後面に設けた弾圧
片を筐体の前後面に圧接することにより枠部材の
側板内面に重合状に装着し、かつ、左右で対向す
るレール片間に抽斗を引出し可能に渡架したこと
を特徴とするものであり、特に枠部材と背面板
が、表面が化粧された例えば塩ビ鋼板から成る場
合に有効であり、また、底部材と、枠部材の前面
開口部との連結を強固にするために、底部材の左
右前部位置に、前縁部の下部内に嵌合する前位係
合突片を設けて成り、また、底部材と枠部材の背
面下部との連結を強固にするために、底部材の左
右後部位置に、背面板と底面リブの端縁との間に
介入する後位係合突片を設けて成り、また、枠部
材に背面板を取り付ける手段として、係止舌片
を、枠部材の上辺後面リブに設け、係止溝を、背
面板の上縁屈曲部に設けて成り、また、枠部材の
側面下部及び背面板の下部に外方から力が作用し
た場合の変形を防止するために、背面板が、その
下縁に内向きの下面リブを有し、かつ、底部材の
左右側片及び後片に、内縁に沿つて高い突条と、
外縁に沿つて前記底面リブ及び下面リブを載置す
る低い受面とを形成しており、さらに前記におい
て、左右側板の中間部及び背面板の中間部との底
部材に対する連結強度を増すために、左右の底面
リブと下面リブとの中間位置に夫々長孔を設け、
かつ、底部材の各受面の中間位置に、前記長孔と
夫々係合する係合ピンを設けて成るものである。
作 用 しかして、組立に際しては、枠部材の後面リブ
の内面に背面板を重合し、かつ、係止溝と係止舌
片との係止により枠部材に背面板を止着して筐体
を構成し、この状態で、前記枠部材の左右の底面
リブを底部材の左右側片の上面に例えばネジによ
り止着したのち、筐体内にその前面開口部から棚
部材を介入して、前縁部内に棚部材の前位の弾圧
片を介入すると共に、背面板の内面に後位の弾圧
片を圧接することにより、棚部材を枠部材の左右
側板の内面に重合状態に装着し、かつ、前記左右
で対向するレール片に抽斗を夫々渡架して、使用
に際し抽斗を出入するものである。
実施例 以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述する
と、1は例えば塩ビ鋼板のように表面が化粧され
た金属板から成り、天板2と左右の側板3,3を
下向きコ字状に連設すると共に、その前縁に沿つ
て内向きコ字状に屈曲した細幅の前縁部4を、ま
た、後縁に沿つて内向きL字状に屈曲した後面リ
ブ5を夫々形成し、さらに、左右側板3,3の下
縁に沿つて内向きL字状に屈曲した底面リブ6,
6を形成した枠部材で、後面リブ5の上辺には、
切り溝を介して遊離し、かつ、内方に屈曲して下
方に延びる複数の係止舌片7が、また、左右の底
面リブ6には、その前後位置に取付孔8と切欠部
9とが、その中央位置に長孔10が夫々設けてあ
る。11は後面リブ5の内面に重合して前記枠部
材1の後面を閉じる大きさを有し、かつ、上縁に
沿つて内向きL字状に屈曲した上面リブ12を、
また、下縁に内方にL字状に屈曲した下面リブ1
3を夫々形成した背面板で、前記上面リブ12の
屈曲縁に、前記係止舌片7と係止する係止溝14
が、また、下面リブ13の中間位置に長孔15が
夫々設けてあると共に、両側部内面の上下位置
に、切り起こしにより内方に突出して後述する棚
部材30の後面に設けた弾圧片33の内縁と当接
する係止突部16が夫々設けてある。17は枠部
材1の下部に取り付けられる全体としてロ字状を
呈する合成樹脂製の底部材で、その左右側片と後
片とに、その内周に沿つて高い突条18と、外周
に沿つて低い受面19とが一体に設けてあり、前
記左右の底面リブ6,6の下面と重合する左右側
片の受面19には、前記取付孔8,8に合致する
取付孔20と、前記長孔10に係合する係合ピン
21と、前記切欠部9に係合する受台22とが
夫々突設してあり、また、前記下面リブ13の下
面と重合する後片の受面19には、前記長孔15
に係合する係合ピン23が突設してあり、さらに
底部材17の左右側片の前後位置には、上向きに
突出して前記内向きコ字状に屈曲した前縁部4の
下部内に嵌合する前位係合突片24と、後リブ5
と底面リブ6の端縁との間に介入して背面が背面
板11の内面に重合し、前面が底面リブ6の端縁
に当接する後位係合突片25が夫々設けてあると
共に、前縁には高さ方向に所要幅を有する目隠片
26が、また、前記各取付孔20の位置の下面に
は、取付ネジ27の頭部が没入するように凹部2
8を形成した脚部29が突設してある。30,3
0は枠部材1の左右側板3,3の内面に夫々装着
される左右対称の合成樹脂から成る一対の棚部材
で、周縁に沿つて外向きの枠リブ31が一体に設
けてあり、この枠リブ31の前片31aには、前
縁部4内に介入する当接片32と、前縁部4の奥
面に圧接する遊離状に設けた円弧状の弾圧片33
と、前縁部4の内面に当接する半円状の支片34
が、また、その後片31bには、前記当接片3
2、弾圧片33及び支片34と対称の各位置に、
当接片35と、背面板11の内面に圧接する弾圧
片36と、支片37が、また、その上片31cに
は、天板2の内面に当接する当接片38が夫々設
けてあり、さらに棚部材30の内面には、前後方
向に延びる複数のレール片39が高さ方向に隔設
してあり、その各レール片39の前後端寄りにス
トツパー40が夫々設けてある。41は棚部材3
0の内面に設けた複数の補強用縦桟、42は材料
節約のために設けた抜き孔、43は左右で対向す
るレール片39……39に夫々渡架される抽斗
で、底面の左右側片の後方位置に、棚部材30の
ストツパー40に係止する係止突部44が設けて
あり、前面板45には指掛部46と見出し部47
とが設けてある。
しかして組立に際しては、枠部材1の後面リブ
5の内面に背面板11を重合し、かつ、左右の後
面リブ5の内縁を係止突部16に当接すると共
に、背面板11の係止溝14を係止舌片7に係止
することにより、枠部材1に背面板11を止着し
て筐体を構成し、この筐体下面に、底部材17が
取り付けられる。即ち左右の底面リブ6,6と後
方の下面リブ13を底面リブ17の各受面19上
に載置すると共に、前縁部4の左右の下端部内
に、前位係合突片24を、また、後位係合突片2
5を背面板11の内面と底面リブ6の端縁との間
に夫々介入し、かつ、左右の底面リブ6の長孔1
0に左右の係合ピン21を、下面リブ13の長孔
15に係合ピン23を、切欠部9に受台22を
夫々係合したのち、取付ネジ27を各脚部29の
取付孔20を介して底面リブ6の取付孔8に夫々
螺着し取付ネジ27の頭部を脚部29内に没入す
る。しかるのち、函体の前面開口部より棚部材3
0を介入して、前縁部4内に、棚部材30の前片
31aに設けた当接片32と弾圧片33と支片3
4とを夫々介入すると共に、後片31bに設けた
弾圧片36を背面板11の内面に圧接することに
より、棚部材30は筐体の前後面間に挟持される
と共に、下面は受台22の上面に載置され、この
状態で枠部材1の左右側板3の内面に重合状態に
装着される。次いで枠部材1内に、対向するレー
ル片39間に抽斗43を夫々渡架し、この状態で
抽斗43を引き出すとき、抽斗43が抜脱しない
ように、レール片39の前位のストツパー40に
抽斗43の係止突部44が当接する。
考案の効果 叙上のように、本願によれば、枠部材の背面に
背面板を止着した筐体下面にロ字状の底部材を止
着して成るので、保形強度を増して外力により容
易に変形する惧れがなく、また、底部材が合成樹
脂製であるので、机の上面に載置した場合に、天
板に損傷を与えることがないし、枠部材及び背面
板との関係において、キヤビネツト全体の機械的
強度を増加するに必要な加工を容易に施すことが
できるという利点を有する。特に底部材の左右前
部位置に、前縁部内に嵌合する前位係合突片を設
けることにより、筐体の前面開口部と底部材との
連結強度が、底部材の左右後部位置に後面リブと
底面リブの端縁間に介入する後位係合突片を設け
ることにより、筐体の背面と底部材との連結強度
が強固に得られ、また背面板の下縁に、下面リブ
を有し、かつ、底部材の左右側片及び後片の上面
に、底面リブ及び下面リブの内縁と当接する突条
と、それらを載置する受面とを形成することによ
り、筐体に外方から力が作用したときの機械的強
度が、さらに底面リブと下面リブに長孔を設け、
かつ、底部材の受面に、前記長孔と夫々係合する
係合ピンを設けることにより、筐体に内方から力
が作用したときの機械的強度が充分に得られるの
で、全体として、機械的強度に優れた製品を提供
することができる。
【図面の簡単な説明】
図面は本願の実施例を示し、第1図は下方から
見た総体斜視図、第2図は一部切欠した側面図、
第3図は分解斜視図である。 図中、1は枠部材、2は天板、3は側板、4は
前縁部、5は後面リブ、6は底面リブ、7は係止
舌片、10,15は長孔、11は背面板、13は
下面リブ、14は係止溝、17は底部材、18は
突条、19は受面、21,23は係合ピン、24
は前位係合突片、25は後位係合突片、29は脚
部、30は棚部材、33,36は弾圧片、44は
レール片、43は抽斗である。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 天板と左右の側板を連設する共に、その前縁
    に内向きコ字状の前縁部を、後縁に下向きの後
    面リブを、さらに左右の側板の下縁に内向きの
    底面リブを夫々設けた金属板から成る枠部材の
    前記後面リブの内面に、金属板から成る背面板
    を重合して、これらを係止舌片と係止溝との係
    止することにより筐体を構成し、かつ、ロ字状
    に形成された合成樹脂から成る底部材の左右側
    片の上面に、前記枠部材の底面リブを止着する
    ことにより前記筐体下面に底部材を取り付け、
    さらに内面に前後方向に延びて高さ方向に複数
    のレール片を隔設した合成樹脂から成る左右一
    対の棚部材を、その前後面に設けた弾圧片を筐
    体の前後面に圧接することにより枠部材の側板
    内面に重合状に装着し、かつ、左右で対向する
    レール片間に抽斗を引出し可能に渡架したこと
    を特徴とする事務用キヤビネツト。 (2) 枠部材と背面板が、表面が化粧された例えば
    塩ビ鋼板から成る請求項1記載の事務用キヤビ
    ネツト。 (3) 底部材の左右前部位置に、前縁部の下部内に
    嵌合する前位係合突片を設けて成る請求項1ま
    たは2記載の事務用キヤビネツト。 (4) 底部材の左右後部位置に、背面板と底面リブ
    の端縁との間に介入する後位係合突片を設けて
    成る請求項1,2または3記載の事務用キヤビ
    ネツト。 (5) 係止舌片を、枠部材の上辺後面リブに設け、
    係止溝を、背面板の上縁屈曲部に設けて成る請
    求項1,2,3または4記載の事務用キヤビネ
    ツト。 (6) 背面板が、その下縁に内向きの下面リブを有
    し、かつ、底部材の左右側片及び後片に、内縁
    に沿つて高い突条と、外縁に沿つて前記底面リ
    ブ及び下面リブを載置する低い受面とを形成し
    ている請求項1,2,3,4または5記載の事
    務用キヤビネツト。 (7) 左右の底面リブと下面リブとの中間位置に
    夫々長孔を設け、かつ、底部材の各受面の中間
    位置に、前記長孔と夫々係合する係合ピンを設
    けて成る請求項6記載の事務用キヤビネツト。
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JPH02130240U JPH02130240U (ja) 1990-10-26
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