JPH0636766Y2 - 事務用キャビネット - Google Patents
事務用キャビネットInfo
- Publication number
- JPH0636766Y2 JPH0636766Y2 JP4951389U JP4951389U JPH0636766Y2 JP H0636766 Y2 JPH0636766 Y2 JP H0636766Y2 JP 4951389 U JP4951389 U JP 4951389U JP 4951389 U JP4951389 U JP 4951389U JP H0636766 Y2 JPH0636766 Y2 JP H0636766Y2
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- drawer
- stopper
- piece
- rail
- rail piece
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Expired - Lifetime
Links
- 229920003002 synthetic resin Polymers 0.000 claims description 7
- 239000000057 synthetic resin Substances 0.000 claims description 7
- 210000002105 tongue Anatomy 0.000 description 3
- 230000007547 defect Effects 0.000 description 2
- NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N novaluron Chemical compound C1=C(Cl)C(OC(F)(F)C(OC(F)(F)F)F)=CC=C1NC(=O)NC(=O)C1=C(F)C=CC=C1F NJPPVKZQTLUDBO-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 2
- 229920005989 resin Polymers 0.000 description 2
- 239000011347 resin Substances 0.000 description 2
- 229910000831 Steel Inorganic materials 0.000 description 1
- BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N Vinyl chloride Chemical compound ClC=C BZHJMEDXRYGGRV-UHFFFAOYSA-N 0.000 description 1
- 239000002131 composite material Substances 0.000 description 1
- 230000006835 compression Effects 0.000 description 1
- 238000007906 compression Methods 0.000 description 1
- 239000000463 material Substances 0.000 description 1
- 239000002184 metal Substances 0.000 description 1
- 230000003014 reinforcing effect Effects 0.000 description 1
- 230000000717 retained effect Effects 0.000 description 1
- 239000010959 steel Substances 0.000 description 1
Landscapes
- Sheet Holders (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】 産業上の利用分野 本願は、種類等収納整理するために卓上などで使用する
事務用キャビネットとに関する。
事務用キャビネットとに関する。
従来の技術 従来、卓上などで使用する簡易な事務用キャビネットと
して、前面が開口した中空筐体の左右内側面に、前後方
向に延びて高さ方向に複数のレール片を隔設した合成樹
脂から成る板状の棚部材を夫々装着して対峙し、かつ、
左右で対向するレール片間に合成樹脂から成る抽斗を引
き出し可能に渡架した事務用キャビネットは公知であ
り、この事務用キャビネットには、抽斗を手前方向に引
き出したとき、抽斗がレールから外れないように、レー
ル片の前方部をその中間部より幅広に形成して内縁側に
ストッパー用段部を設け、かつ、抽斗の底面の後方位置
に、前記段部に係止する係止突部を突設すると共に、レ
ール片から抽斗を抜脱して使用する際に、前記係止突部
がストッパー用段部から外れる位置まで上向きに傾動で
きるように、抽斗の上縁とその上位のレール片との間に
所要の間隙を設けた構成となっている。
して、前面が開口した中空筐体の左右内側面に、前後方
向に延びて高さ方向に複数のレール片を隔設した合成樹
脂から成る板状の棚部材を夫々装着して対峙し、かつ、
左右で対向するレール片間に合成樹脂から成る抽斗を引
き出し可能に渡架した事務用キャビネットは公知であ
り、この事務用キャビネットには、抽斗を手前方向に引
き出したとき、抽斗がレールから外れないように、レー
ル片の前方部をその中間部より幅広に形成して内縁側に
ストッパー用段部を設け、かつ、抽斗の底面の後方位置
に、前記段部に係止する係止突部を突設すると共に、レ
ール片から抽斗を抜脱して使用する際に、前記係止突部
がストッパー用段部から外れる位置まで上向きに傾動で
きるように、抽斗の上縁とその上位のレール片との間に
所要の間隙を設けた構成となっている。
考案が解決しようとする課題 ところが、前記した従来のキャビネットによれば、レー
ル片から抽斗を抜き取って机の上面に載置して使用する
場合に、抽斗の底面の後方位置に突設している係止突部
が机の天板に損傷を与える惧れがあり、また、ストッパ
ー用段部を設けるためにレール片の前方部を幅広に形成
しているので、その内縁が抽斗の荷重や係止突部との衝
合作用によって下向きに変形する傾向にあり、それによ
って抽斗を引き出したとき係止突部がストッパー用段部
と確実に係止しなくなる惧れがあり、また、この惧れを
回避するために、係止突部の高さを大きくするときは、
それが邪魔になると共に、レール片から抽斗を抜脱する
に必要な比較的大きな間隙を抽斗の上縁と、上位のレー
ル片との間に有するので、抽斗がガタ付き易く、かつ、
抽斗の段数に比して全体の高さが高くなるなどの欠陥が
あった。
ル片から抽斗を抜き取って机の上面に載置して使用する
場合に、抽斗の底面の後方位置に突設している係止突部
が机の天板に損傷を与える惧れがあり、また、ストッパ
ー用段部を設けるためにレール片の前方部を幅広に形成
しているので、その内縁が抽斗の荷重や係止突部との衝
合作用によって下向きに変形する傾向にあり、それによ
って抽斗を引き出したとき係止突部がストッパー用段部
と確実に係止しなくなる惧れがあり、また、この惧れを
回避するために、係止突部の高さを大きくするときは、
それが邪魔になると共に、レール片から抽斗を抜脱する
に必要な比較的大きな間隙を抽斗の上縁と、上位のレー
ル片との間に有するので、抽斗がガタ付き易く、かつ、
抽斗の段数に比して全体の高さが高くなるなどの欠陥が
あった。
そこで本願は、前記した従来のものの欠陥を解消するこ
とを目的としたものである。
とを目的としたものである。
課題を解決するための手段 本願は、上記の目的を達成するために、前面が開口した
中空筐体の左右内側面に、前後方向に延びて高さ方向に
複数のレール片を隔設した合成樹脂から成る板状の棚部
材を夫々装着して対峙し、かつ、左右で対向するレール
片間に合成樹脂から成る抽斗を引出し可能に渡架した事
務用キャビネットにおいて、レール片の前方部に、上向
きに突出するストッパーを設け、かつ、抽斗の底面に、
その左右側縁に沿ってレール片の上面と摺接する摺接突
条を夫々設けると共に、この各摺接突条の内面後方位置
に、摺接突条の高さの範囲突出して前記ストッパーと係
止する係止突部を設け、さらに前記抽斗の左右側板の上
縁に、前記ストッパーと係止突部とが係止した状態で、
上位のレール片の前方部を介入して抽斗の上向き傾動を
許容する深さの凹状部を設けたことを特徴とするもので
ある。
中空筐体の左右内側面に、前後方向に延びて高さ方向に
複数のレール片を隔設した合成樹脂から成る板状の棚部
材を夫々装着して対峙し、かつ、左右で対向するレール
片間に合成樹脂から成る抽斗を引出し可能に渡架した事
務用キャビネットにおいて、レール片の前方部に、上向
きに突出するストッパーを設け、かつ、抽斗の底面に、
その左右側縁に沿ってレール片の上面と摺接する摺接突
条を夫々設けると共に、この各摺接突条の内面後方位置
に、摺接突条の高さの範囲突出して前記ストッパーと係
止する係止突部を設け、さらに前記抽斗の左右側板の上
縁に、前記ストッパーと係止突部とが係止した状態で、
上位のレール片の前方部を介入して抽斗の上向き傾動を
許容する深さの凹状部を設けたことを特徴とするもので
ある。
作用 しかして棚部材の対向するレール片間に渡架された抽斗
の下面に、摺接突条は棚部材の内面と前位のストッパー
との間に介入し、この状態で抽斗を引き出すと、摺接突
条が棚部材の内面と前位のストッパーとに案内されてレ
ール片の根元部上面で摺動し、かつ、抽斗を引き出した
とき、レール片の前位のストッパーに抽斗の係止突部が
当接し、抽斗と約2/3程度前方に突出することができ、
この状態で抽斗をキャビネットから抜脱して使用する際
は、抽斗の前部を持ち上げると、凹状部にその上位のレ
ール片の前方部が介入しすることにより、抽斗が上向き
に傾動して係止突部がストッパーより離脱するので、そ
の状態で抽斗を容易にレール片から抜脱することができ
る。
の下面に、摺接突条は棚部材の内面と前位のストッパー
との間に介入し、この状態で抽斗を引き出すと、摺接突
条が棚部材の内面と前位のストッパーとに案内されてレ
ール片の根元部上面で摺動し、かつ、抽斗を引き出した
とき、レール片の前位のストッパーに抽斗の係止突部が
当接し、抽斗と約2/3程度前方に突出することができ、
この状態で抽斗をキャビネットから抜脱して使用する際
は、抽斗の前部を持ち上げると、凹状部にその上位のレ
ール片の前方部が介入しすることにより、抽斗が上向き
に傾動して係止突部がストッパーより離脱するので、そ
の状態で抽斗を容易にレール片から抜脱することができ
る。
実施例 以下本願の実施例を図面にもとづいて詳述すると、
(1)は例えば塩ビ鋼板のように表面が化粧された金属
板から成り、天板(2)と左右の側板(3),(3)を
下向きコ字状に連設すると共に、その前縁に沿って内向
きコ字状に屈曲した細幅の前縁部(4)を、また、後縁
に沿って内向きにL字状に屈曲した後面リブ(5)を夫
々形成し、さらに、左右側板(3),(3)の下縁に沿
って内向きL字状に屈曲した底面リブ(6),(6)を
形成した枠部材で、後面リブ(5)の上辺には、切り溝
を介して遊離し、かつ、内方に屈曲して下方に延びる複
数の係止舌片(7)が、また、左右の底面リブ(6)に
は、その前後位置に取付孔(8)と切欠部(9)とが、
その中央位置に長孔(10)が夫々設けてある。(11)は
後面リブ(5)の内面に重合して前記枠部材(1)の後
面を閉じる大きさを有し、かつ、上縁に沿って内向きL
字状に屈曲した上面リブ(12)を、また、下縁に内方に
L字状に屈曲した下面リブ(13)を夫々形成した背面板
で、前記上面リブ(12)の屈曲縁に、前記係止舌片
(7)と係止する係止溝(14)が、また、下面リブ(1
3)の中間位置に長孔(15)が夫々設けてあると共に、
両側部内面の上下位置に、切り起こしにより内方に突出
して後述する棚部材(30)の後面に設けた弾圧片(36)
の内縁と当接する係止突部(16)が夫々設けてある。
(17)は枠部材(1)の下部に取り付けられる全体とし
てロ字状を呈する合成樹脂製の底枠で、その左右側片と
後片とに、その内周に沿って高い突条(18)と、外周に
沿って低い受面(19)とが一体に設けてあり、前記左右
の底面リブ(6),(6)の下面と重合する左右側片の
受面(19)には、前記取付孔(8),(8)に合致する
取付孔(20)と、前記長孔(10)に係合する係合ピン
(21)と、前記切欠部(9)に係合する受台(22)とが
夫々突設してあり、また、前記下面リブ(13)の下面と
重合する後片の受面(19)には、前記長孔(15)に係合
する係合ピン(23)が突設してあり、さらに底枠(17)
の左右側片の前後位置には、上向きに突出して前記内向
きコ字状に屈曲した前縁部(4)の下部内に嵌合する前
位係合突片(24)と、後リブ(5)と底面リブ(6)の
端縁との間に介入して背面が背面板(11)の内面に重合
し、前面が底面リブ(6)の端縁の当接する後位係合突
片(25)が夫々設けてあると共に、前縁には高さ方向に
所要幅を有する目隠片(26)が、また、前記各取付孔
(20)の位置の下面には、取付ネジ(27)の頭部が没入
するように凹部(28)を形成した脚部(29)が突設して
ある。(30),(30)は枠部材(1)の左右側板
(3),(3)の内面に夫々装着される左右対称の合成
樹脂から成る板状の一対の棚部材で、周縁に沿って外向
きの枠リブ(31)が一体に設けてあり、この枠リブ(3
1)の前片(31)aには、前縁部(4)内に介入する当
接片(32)と、前縁部(4)の奥面に圧接する遊離状に
設けた円弧状の弾圧片(33)と、前縁部(4)の内面に
当接する半円状の支片(34)が、また、その後片(31)
bには、前記当接片(32),弾圧片(33)及び支片(3
4)と対称の各位置に、当接片(35)と、背面板(11)
の内面に圧接する弾圧片(36)と、支片(37)が、ま
た、その上片(31)cには、天板(2)の内面に当接す
る当接片(38)が夫々設けてあり、さらに棚部材(30)
の内面には、前後方向に延びる複数のレール片(39)が
高さ方向に隔設してあり、その各レール片(39)の前後
端寄りの上面に、棚部材(30)の内面から所要幅の間隔
をおいて上向きに突出するストッパー(40)が夫々設け
てある。(41)は棚部材(30)の外面に設けた複数の補
強用縦桟、(42)は材料節約のために設けた抜き孔であ
る。(43)は左右で対向するレール片(39)・・・・・
(39)に夫々渡架される合成樹脂から成る函状の抽斗
で、その底面(44)には、その左右側縁に沿って下方に
突出し、前記レール片(39)の上面に摺接する摺接突条
(45)を突設すると共に、底面(44)の後方位置に、前
記摺接突条(45)の内側と接し、かつ、摺接突条(45)
の高さ範囲で突出する前記ストッパー(40)と係止する
係止突部(46)が設けてあり、抽斗(43)の左右側板
(47)は、その上縁に、前記ストッパー(40)と係止突
部(46)が係止した状態で抽斗(43)が上向きに傾動し
たとき、係止突部(46)がストッパー(40)から外れる
位置まで上位のレール片(39)の前方部(39)aを介入
する深さの凹状部(48)が形成してあると共に、抽斗
(43)の前面(49)には指掛部(50)と見出し部(51)
とが設けてある。
(1)は例えば塩ビ鋼板のように表面が化粧された金属
板から成り、天板(2)と左右の側板(3),(3)を
下向きコ字状に連設すると共に、その前縁に沿って内向
きコ字状に屈曲した細幅の前縁部(4)を、また、後縁
に沿って内向きにL字状に屈曲した後面リブ(5)を夫
々形成し、さらに、左右側板(3),(3)の下縁に沿
って内向きL字状に屈曲した底面リブ(6),(6)を
形成した枠部材で、後面リブ(5)の上辺には、切り溝
を介して遊離し、かつ、内方に屈曲して下方に延びる複
数の係止舌片(7)が、また、左右の底面リブ(6)に
は、その前後位置に取付孔(8)と切欠部(9)とが、
その中央位置に長孔(10)が夫々設けてある。(11)は
後面リブ(5)の内面に重合して前記枠部材(1)の後
面を閉じる大きさを有し、かつ、上縁に沿って内向きL
字状に屈曲した上面リブ(12)を、また、下縁に内方に
L字状に屈曲した下面リブ(13)を夫々形成した背面板
で、前記上面リブ(12)の屈曲縁に、前記係止舌片
(7)と係止する係止溝(14)が、また、下面リブ(1
3)の中間位置に長孔(15)が夫々設けてあると共に、
両側部内面の上下位置に、切り起こしにより内方に突出
して後述する棚部材(30)の後面に設けた弾圧片(36)
の内縁と当接する係止突部(16)が夫々設けてある。
(17)は枠部材(1)の下部に取り付けられる全体とし
てロ字状を呈する合成樹脂製の底枠で、その左右側片と
後片とに、その内周に沿って高い突条(18)と、外周に
沿って低い受面(19)とが一体に設けてあり、前記左右
の底面リブ(6),(6)の下面と重合する左右側片の
受面(19)には、前記取付孔(8),(8)に合致する
取付孔(20)と、前記長孔(10)に係合する係合ピン
(21)と、前記切欠部(9)に係合する受台(22)とが
夫々突設してあり、また、前記下面リブ(13)の下面と
重合する後片の受面(19)には、前記長孔(15)に係合
する係合ピン(23)が突設してあり、さらに底枠(17)
の左右側片の前後位置には、上向きに突出して前記内向
きコ字状に屈曲した前縁部(4)の下部内に嵌合する前
位係合突片(24)と、後リブ(5)と底面リブ(6)の
端縁との間に介入して背面が背面板(11)の内面に重合
し、前面が底面リブ(6)の端縁の当接する後位係合突
片(25)が夫々設けてあると共に、前縁には高さ方向に
所要幅を有する目隠片(26)が、また、前記各取付孔
(20)の位置の下面には、取付ネジ(27)の頭部が没入
するように凹部(28)を形成した脚部(29)が突設して
ある。(30),(30)は枠部材(1)の左右側板
(3),(3)の内面に夫々装着される左右対称の合成
樹脂から成る板状の一対の棚部材で、周縁に沿って外向
きの枠リブ(31)が一体に設けてあり、この枠リブ(3
1)の前片(31)aには、前縁部(4)内に介入する当
接片(32)と、前縁部(4)の奥面に圧接する遊離状に
設けた円弧状の弾圧片(33)と、前縁部(4)の内面に
当接する半円状の支片(34)が、また、その後片(31)
bには、前記当接片(32),弾圧片(33)及び支片(3
4)と対称の各位置に、当接片(35)と、背面板(11)
の内面に圧接する弾圧片(36)と、支片(37)が、ま
た、その上片(31)cには、天板(2)の内面に当接す
る当接片(38)が夫々設けてあり、さらに棚部材(30)
の内面には、前後方向に延びる複数のレール片(39)が
高さ方向に隔設してあり、その各レール片(39)の前後
端寄りの上面に、棚部材(30)の内面から所要幅の間隔
をおいて上向きに突出するストッパー(40)が夫々設け
てある。(41)は棚部材(30)の外面に設けた複数の補
強用縦桟、(42)は材料節約のために設けた抜き孔であ
る。(43)は左右で対向するレール片(39)・・・・・
(39)に夫々渡架される合成樹脂から成る函状の抽斗
で、その底面(44)には、その左右側縁に沿って下方に
突出し、前記レール片(39)の上面に摺接する摺接突条
(45)を突設すると共に、底面(44)の後方位置に、前
記摺接突条(45)の内側と接し、かつ、摺接突条(45)
の高さ範囲で突出する前記ストッパー(40)と係止する
係止突部(46)が設けてあり、抽斗(43)の左右側板
(47)は、その上縁に、前記ストッパー(40)と係止突
部(46)が係止した状態で抽斗(43)が上向きに傾動し
たとき、係止突部(46)がストッパー(40)から外れる
位置まで上位のレール片(39)の前方部(39)aを介入
する深さの凹状部(48)が形成してあると共に、抽斗
(43)の前面(49)には指掛部(50)と見出し部(51)
とが設けてある。
しかして組立に際しては、枠部材(1)の後面リブ
(5)の内面に背面板(11)を重合し、かつ、左右の後
面リブ(5)の内縁を係止突部(16)に当接すると共
に、背面板(11)の係止溝(14)を係止舌片(7)に係
止することにより、枠部材(1)に背面板(11)を止着
し、かつ、この下面に、底枠(17)を取り付けて中空筐
体が構成される。即ち左右の底面リブ(6),(6)と
後方の下面リブ(13)を底枠(17)の各受面(19)上に
載置ると共に、前縁部(4)の左右の下端部内に、前位
係合突片(24)を、また、後位係合突片(25)を背面板
(11)の内面と底面リブ(6)の端縁との間に夫々介入
し、かつ、左右の底面リブ(6)の長孔(10)に左右の
係合ピン(21)を、下面リブ(13)の長孔(15)に係合
ピン(23)を、切欠部(9)に受台(22)を夫々係合し
たのち、取付ネジ(27)を各棚部(29)の取付孔(20)
を介して底面リブ(6)の取付孔(8)に夫々螺着し取
付ネジ(27)の頭部を脚部(29)内に没入して中空筐体
を構成する。しかるのち、中空筐体の前面開口部より棚
部材(30)を介入して、前縁部(4)内に、棚部材(3
0)の前片(31)aに設けた当接片(32)と弾圧片(3
3)と支片(34)とを夫々介入すると共に、後片(31)
bに設けた弾圧片(36)を背面板(11)の内面に圧接す
ることにより、棚部材(30)は筐体の前後面間に挟持さ
れると共に、下面は受台(22)の上面に載置され、この
状態で枠部材(1)の左右側板(3)の内面に重合状態
に装着される。次いで枠部材(1)内に、対向するレー
ル片(39)間に抽斗(43)を夫々渡架すると共に、摺接
突条(45)を棚部材(30)の内面と前位のストッパー
(40)との間に介入せしめ、この状態で抽斗(43)を引
き出すと、摺接突条(45)が棚部材(30)の内面と前位
のストッパー(40)とに案内されてレール片(39)の根
元部上面で摺動し、抽斗(43)を約2/3程度引き出した
とき、レール片(39)の前位のストッパー(40)に抽斗
(43)の係止突部(46)が第4図実線で示すように当接
する。そして、この状態から抽斗(43)をレール片(3
9)から抜脱するときは、指掛部(50)により抽斗(4
3)の前部を持ち上げると、凹状部(48)にその上位の
レール片(39)の前方部(39)aが介入して抽斗(43)
は同図仮想線で示すように、上向きに傾斜すると共に、
ストッパー(40)から係止突部(46)が外れ、抽斗(4
3)をレール片(39)から容易に抜脱することができ
る。
(5)の内面に背面板(11)を重合し、かつ、左右の後
面リブ(5)の内縁を係止突部(16)に当接すると共
に、背面板(11)の係止溝(14)を係止舌片(7)に係
止することにより、枠部材(1)に背面板(11)を止着
し、かつ、この下面に、底枠(17)を取り付けて中空筐
体が構成される。即ち左右の底面リブ(6),(6)と
後方の下面リブ(13)を底枠(17)の各受面(19)上に
載置ると共に、前縁部(4)の左右の下端部内に、前位
係合突片(24)を、また、後位係合突片(25)を背面板
(11)の内面と底面リブ(6)の端縁との間に夫々介入
し、かつ、左右の底面リブ(6)の長孔(10)に左右の
係合ピン(21)を、下面リブ(13)の長孔(15)に係合
ピン(23)を、切欠部(9)に受台(22)を夫々係合し
たのち、取付ネジ(27)を各棚部(29)の取付孔(20)
を介して底面リブ(6)の取付孔(8)に夫々螺着し取
付ネジ(27)の頭部を脚部(29)内に没入して中空筐体
を構成する。しかるのち、中空筐体の前面開口部より棚
部材(30)を介入して、前縁部(4)内に、棚部材(3
0)の前片(31)aに設けた当接片(32)と弾圧片(3
3)と支片(34)とを夫々介入すると共に、後片(31)
bに設けた弾圧片(36)を背面板(11)の内面に圧接す
ることにより、棚部材(30)は筐体の前後面間に挟持さ
れると共に、下面は受台(22)の上面に載置され、この
状態で枠部材(1)の左右側板(3)の内面に重合状態
に装着される。次いで枠部材(1)内に、対向するレー
ル片(39)間に抽斗(43)を夫々渡架すると共に、摺接
突条(45)を棚部材(30)の内面と前位のストッパー
(40)との間に介入せしめ、この状態で抽斗(43)を引
き出すと、摺接突条(45)が棚部材(30)の内面と前位
のストッパー(40)とに案内されてレール片(39)の根
元部上面で摺動し、抽斗(43)を約2/3程度引き出した
とき、レール片(39)の前位のストッパー(40)に抽斗
(43)の係止突部(46)が第4図実線で示すように当接
する。そして、この状態から抽斗(43)をレール片(3
9)から抜脱するときは、指掛部(50)により抽斗(4
3)の前部を持ち上げると、凹状部(48)にその上位の
レール片(39)の前方部(39)aが介入して抽斗(43)
は同図仮想線で示すように、上向きに傾斜すると共に、
ストッパー(40)から係止突部(46)が外れ、抽斗(4
3)をレール片(39)から容易に抜脱することができ
る。
考案の効果 叙上のように、本願によれば、抽斗の底面の左右側縁に
沿って摺接突条を夫々突設して成るので、抽斗を抜き取
って机の上面に載置して使用する場合に、抽斗を水平状
に保持できると共に、天板に損傷を与えることがなく、
また、抽斗の荷重はレール片の根元部に加わるので、レ
ール片が下向きに変形する惧れはないし、また、係止突
部とストッパーとが互いに高さ方向に突出しているの
で、確実なストッパー作用が保持でき、更に、抽斗の側
縁の上縁に、上位のレール片の前方部を介入する凹状部
を設けたので、レール片から抽斗を容易に抜脱すること
ができると共に、抽斗の上縁と上位のレール片との間に
大きな間隙を設ける必要はなく、従って抽斗の段数を等
しくするときは、全体の高さ寸法を縮小し得るなどの利
点を有する。
沿って摺接突条を夫々突設して成るので、抽斗を抜き取
って机の上面に載置して使用する場合に、抽斗を水平状
に保持できると共に、天板に損傷を与えることがなく、
また、抽斗の荷重はレール片の根元部に加わるので、レ
ール片が下向きに変形する惧れはないし、また、係止突
部とストッパーとが互いに高さ方向に突出しているの
で、確実なストッパー作用が保持でき、更に、抽斗の側
縁の上縁に、上位のレール片の前方部を介入する凹状部
を設けたので、レール片から抽斗を容易に抜脱すること
ができると共に、抽斗の上縁と上位のレール片との間に
大きな間隙を設ける必要はなく、従って抽斗の段数を等
しくするときは、全体の高さ寸法を縮小し得るなどの利
点を有する。
図面は本願の実施例を示し、第1図は総体斜視図、第2
図は一部切欠した側面図、第3図は分解斜視図、第4図
はレール片と抽斗との関係を示す要部の拡大側面図、第
5図は第4図のI-I線断面図である。 図中、(30)は棚部材、(39)はレール片、(39)aは
前方部、(40)はストッパー、(43)は抽斗、(44)は
底面、(45)は摺接突条、(46)は係止突部、(47)は
側板、(48)は凹状部である。
図は一部切欠した側面図、第3図は分解斜視図、第4図
はレール片と抽斗との関係を示す要部の拡大側面図、第
5図は第4図のI-I線断面図である。 図中、(30)は棚部材、(39)はレール片、(39)aは
前方部、(40)はストッパー、(43)は抽斗、(44)は
底面、(45)は摺接突条、(46)は係止突部、(47)は
側板、(48)は凹状部である。
Claims (1)
- 【請求項1】前面が開口した中空筐体の左右内側面に、
前後方向に延びて高さ方向に複数のレール片を隔設した
合成樹脂から成る板状の棚部材を夫々装着して対峙し、
かつ、左右で対向するレール片間に合成樹脂から成る抽
斗を引き出し可能に渡架した事務用キャビネットにおい
て、レール片の前方部に、上向きに突出するストッパー
を設け、かつ、抽斗の底面に、その左右側縁に沿ってレ
ール片の上面と摺接する摺接突条を夫々設けると共に、
この各摺接突条の内面後方位置に、摺接突条の高さの範
囲突出して前記ストッパーと係止する係止突部を設け、
さらに前記抽斗の左右側板の上縁に、前記ストッパーと
係止突部とが係止した状態で、上位のレール片の前方部
を介入して抽斗の上向き傾動を許容する深さの凹状部を
設けたことを特徴とする事務用キャビネット。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4951389U JPH0636766Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 事務用キャビネット |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP4951389U JPH0636766Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 事務用キャビネット |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH02141221U JPH02141221U (ja) | 1990-11-27 |
| JPH0636766Y2 true JPH0636766Y2 (ja) | 1994-09-28 |
Family
ID=31567264
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP4951389U Expired - Lifetime JPH0636766Y2 (ja) | 1989-04-28 | 1989-04-28 | 事務用キャビネット |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0636766Y2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100456994C (zh) * | 2005-03-28 | 2009-02-04 | 国誉S&T株式会社 | 带有抽屉的整理箱 |
-
1989
- 1989-04-28 JP JP4951389U patent/JPH0636766Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| CN100456994C (zh) * | 2005-03-28 | 2009-02-04 | 国誉S&T株式会社 | 带有抽屉的整理箱 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH02141221U (ja) | 1990-11-27 |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| US4915034A (en) | Table system | |
| US4222542A (en) | End panel mount with safety lock | |
| US3872976A (en) | Binning and banding structure | |
| US5335434A (en) | Picture frame | |
| US4889304A (en) | All plastic display hook with locking feature | |
| US6407912B1 (en) | Computer enclosure with fastener | |
| US2879561A (en) | Knockdown counter construction | |
| US5676440A (en) | Under-the-cabinet appliance having a unitary mounting bracket and method for assembling the same | |
| JPH0641460Y2 (ja) | 組立机および机の脚連結枠 | |
| JPS5951826B2 (ja) | 抽出しのスライドレ−ル | |
| JPH0636766Y2 (ja) | 事務用キャビネット | |
| US3785301A (en) | Adjustable shelving structure | |
| US4884854A (en) | Interconnecting panels for knockdown structures | |
| JPH0523069Y2 (ja) | ||
| JPH052117Y2 (ja) | ||
| JPH07110251B2 (ja) | 事務用キャビネット | |
| JPH07108245B2 (ja) | 事務用キャビネット | |
| JPS6244669Y2 (ja) | ||
| JPH0637728Y2 (ja) | 机等におけるコード収納部カバー | |
| JP3458722B2 (ja) | 棚 | |
| JPH0534925U (ja) | スライド天板付机 | |
| JP2920227B2 (ja) | 家具等と組合わせて使用されるスライドテーブル | |
| CN216822375U (zh) | 一种用于组合柜的铰接结构 | |
| JPS581231Y2 (ja) | クミタテテ−ブル | |
| JPS5843125Y2 (ja) | 照明カバ−の取付構造 |