JP2003284610A - 机天板における抽斗装置 - Google Patents

机天板における抽斗装置

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JP2003284610A
JP2003284610A JP2002091994A JP2002091994A JP2003284610A JP 2003284610 A JP2003284610 A JP 2003284610A JP 2002091994 A JP2002091994 A JP 2002091994A JP 2002091994 A JP2002091994 A JP 2002091994A JP 2003284610 A JP2003284610 A JP 2003284610A
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JP2002091994A
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Takeshi Kagayama
健 加賀山
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Itoki Crebio Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 机天板2の下面側に1つだけの抽斗装置30
を配置して、且つ使い勝手を良くする。 【解決手段】 机天板2の下面側に配置され、作業者と
対峙する前側縁方向に引き出し動可能に配置された抽斗
本体32の前部には、該前部における左右中央側を含む
第1補助収納部34と、第1補助収納部34の左右両側
に区画壁36にて区切られ、前方向に突出形成された一
対の第2補助収納部35a,35bとからなる補助収納
部33を設ける。この補助収納部33の前端縁37は、
平面視で、机天板2の前側縁2bと同じく中央部を挟ん
で左右両側に平面視で前向き凸湾曲状である。第2補助
収納部35a,35bの上面は平板状のカバー体40に
て着脱自在に覆っている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、机天板の下面に配
置されて引き出し動可能な抽斗装置に係り、より詳しく
は、抽斗本体の前部に補助収納部を備えた構成に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば、実開昭55−11864
3号公報、実開昭55−40715号公報、実開平4−
55620号公報、実公平5−2120号公報、等に開
示されているように、机天板の下面側に配置された抽斗
装置は、机天板の前側縁(作業者と対峙する縁)が平面
視で一直線であることに鑑みて、この机天板の前側縁に
揃うように、抽斗本体の前縁も直線状に形成されてい
た。
【0003】また、前記実開平4−55620号公報で
は、上面開放状の抽斗本体の上面前半部にキーボードを
載せるための載置台を着脱自在に備える。また、実公平
5−2120号公報では、上面開放状の抽斗本体の正面
板の直後に、横方向に長いペントレーを一体的に設ける
ことが開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記ペ
ントレーの部分を机天板の前側縁から露出させるには、
作業者が机天板の前縁から一旦離れるように椅子を動か
す必要があった。また、コンピュータのディスプレイに
おける画像位置表示手段としてのマウス等の操作機器は
作業者の前側方位置で操作することが好ましく、その場
合には机天板の前側縁に別の板を突出させる必要があっ
た。
【0005】さらに、使い勝手を良くするには、前記マ
ウス用の操作台やペントレーは、いわゆる中央抽斗装置
の側方に別に設けた袖引き出しに配置したほうが良い
が、それでは、抽斗の個数が増加してコストが高くなる
という問題があった。
【0006】本発明はこれらの従来の問題点及び要望に
応えるためになされたものであって、机天板の前側縁の
近くに作業者が座ったまま、抽斗を引き出し動でき、且
つ机天板の前側縁に対峙して座る作業者の側方にて、抽
斗本体の前部左右両側の補助収納部をペントレーとして
利用でき、且つその上面の利用もし易いようにすること
を目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】前記目的を達成するた
め、請求項1に記載の発明の机天板における抽斗装置
は、机天板の下面側に配置され、作業者と対峙する前側
縁方向に引き出し動可能に配置された抽斗本体を備えた
机における抽斗装置において、前記抽斗本体の前部に
は、少なくとも当該抽斗本体の左右中央部を挟んで左右
両側に平面視で前向き凸湾曲状の縁部を有して上面開放
状の補助収納部を連設し、該補助収納部の上面を着脱可
能または回動可能なカバー体にて覆ったものである。
【0008】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の机天板における抽斗装置において、前記机天板は、作
業者と対峙する前側縁が平面視で凹湾曲状に形成されて
おり、前記補助収納部は、前記机天板の凹湾曲状の縁部
側に沿うように形成されているものである。
【0009】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の机天板における抽斗装置において、前記机天板は、外
周縁が平面視略円弧状であって、略半円状に形成され、
前記凹湾曲状の縁部は前記机天板の内径部に形成され、
該机天板を前記外周縁に略沿うように平面視略円弧状に
移動可能に構成したものである。
【0010】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の机天板における抽斗装置において、
前記補助収納部は、前記抽斗本体の前部における左右中
央側を含む第1補助収納部と、該第1補助収納部の左右
両側に配置される一対の第2補助収納部とからなり、少
なくとも、前記第2補助収納部に前記カバー体を備えた
ものである。
【0011】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の机天板における抽斗装置において、
前記カバー体の上面を電子機器に対するマウスの摺動面
に形成したものである。
【0012】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに記載の机天板における抽斗装置において、
前記抽斗本体の前端部と前記補助収納部との境界部に
は、前記抽斗本体を机天板の前側縁から露出させないた
めの施錠部を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】次に、本発明を具体化した実施形
態について説明する。図1は本発明を適用する机及びサ
ービスコアの斜視図、図2は机及びサービスコアの側面
図、図3は机天板の下面図、図4は図3のIV−IV線矢視
拡大断面図、図5は抽斗装置の平面図、図6は抽斗装置
を引き出し動した状態の斜視図である。
【0014】図1及び図2に示すように、本発明の第1
実施形態の机1は、平面視略半円状の机天板2が左右両
側の脚体4に支持されており、机天板2の外周側に隣接
して1乃至複数の家具としてのサービスコア3が配置さ
れている。図3に示すように、平面視において、机天板
2の外周縁2aは回転中心となる中心Oから半径R1の
略半円周であり、机天板2の内周縁のうち中央部(前側
縁)2bは半径R2の略半円周の凹縁部に形成され、前
記中心Oの近傍位置に作業者(H0)の身体が配置され
るとき、前記前側縁2bは身体の外周に当たらないよう
に形成されている。実施形態では、机天板2の外周縁2
aの半径R1は略600mm〜800mm程度であり、
好ましくは750mmである。前側縁2bの半径R2は
350mm程度に設定されている。
【0015】机天板2は左右一対の脚体4、4に支持さ
れたものであり、脚体4は脚柱4aと平面視バナナ状
(略円弧状)の水平足4bとからなり、この水平足4b
は、平面視において、前記机天板2の外周縁の内径側で
略沿うように配置され、各水平足4bの下面には複数の
キャスタ5が取付けられて、平面視において前記中心O
のまわりに回動可能に構成されている。このように構成
すれば、作業者(H0)は椅子11に座ったまま、その
個所を中心にして机天板を水平回動させて、机天板2の
向きを簡単に変更できるのである。
【0016】また、机天板2の外周寄りの下面には平面
視円弧状で下向きに開口した断面下向きコ字状のガイド
レール6(図3及び図5参照)を埋め込む等して固定
し、このガイドレール6は後述するように、前記サービ
スコア3と連結された状態で、机天板2が水平に回動す
るときのガイド手段の一部を構成することになる。
【0017】サービスコア3は、アルミ押出材等の金属
製または合成樹脂製からなる支柱7と、床面に当接する
水平足体9とより独立的に自立できるものであり、円弧
状の水平足体9の長手方向略中央部に前記支柱7の下端
を図示しないボルト等にて連結固定する。なお、前記水
平足体9から机天板2の下方の内周方向に延びる連結片
8を介して設けられた補助水平足10にて自立の安定性
を向上させている(図1及び図2参照)。この補助水平
足10の上面は、机天板2の凹縁部(前側縁)2bに対
峙して、椅子11に座る人H0の足載せ部を兼用してい
る。また、物品収納箱12aを有するワゴン装置12は
机天板2の下方に対しても移動可能に構成されている
(図1参照)。
【0018】サービスコア3には、図1、図2に等に示
すように、平面視で略円弧状で中空状のビーム体16a
とその上面開放部を覆うための蓋体17とからなる物品
収納・支持装置16、その前側に支持される液晶表示機
器等の物品22を載置するための板状の支持部材23
a、平面視略円弧状の偏平な棚板23b、支柱7の上端
部似取付けられた書類等の物品を収納するための回動カ
バー15a付きの収納体15、照明器具25、支柱7の
下部に水平回動可能に連結され、机天板2の下方の床面
に対して移動可能なコンピュータ等の本体等のOA機器
載置台20等サービス手段は、取付け部材、ブラケット
等の取付け手段を介して支柱7に装着できるように構成
されている、支柱7にはその縦方向に長い溝部が設けら
れ、この溝部に沿って電力用コードや通信用コードを配
線することができるように構成されている。
【0019】ビーム体16は左右に長く平面視で略バナ
ナ状(略円弧状)に湾曲した上面開放状の箱体であっ
て、ビーム体16aの底板に設けた左右一対の下向き開
口状の筒部(図示せず)には、一対の支持体45(図2
参照、一方のみ示す)を下向きに突設する。図2及び図
4に示すごとく、支持体45に横向きに突出させた支持
梁45aには垂直支軸に回転自在に設けられた第1回転
コロ46aを設け、この第1回転コロ46aを机天板2
の下面の平面視円弧状のガイドレール6に嵌める一方、
前記支持梁45aの先端に水平支軸に回動自在に設けら
れた第2回転コロ46bは机天板2の下面に当接して、
机1が前述のようにサービスコア3に沿って円弧状に回
転できるようにしている。また、前記一対の支持体45
がビーム体16aに対して上下方向に移動可能で、上向
きばね付勢されているので、脚体4、4を高さ調節可能
に構成して机天板2の高さ位置を調節する場合に、第1
回転コロ46a及び第2回転コロ46bが机天板2の下
面側に摺接した状態のままで高さ調節が自動的に行え
る。なお、図3及び図4に示すように、机天板2の下面
のうち左右両側寄り部位には、作業者が机天板2を左右
方向に回動操作するときに、当該机天板2を掴み易くす
るための左右一対の操作部29、29を設ける。この各
操作部29は、中央部が机天板2の上面方向に凸湾曲状
に形成された摩擦係数の大きいグリップ材29aを、机
天板2の下面に埋め込んだものである。
【0020】次に、机天板2の下面に引き出し動可能に
配置した抽斗装置30の構成について、説明する。図
3、図5〜図7は第1実施形態を示す。抽斗装置30が
前記机天板2の凹縁部(前側縁)2bに対峙して椅子1
1に座る人H0が引き出し動できるように、机天板2の
下面に固定された左右一対のガイドレール31、31に
沿って抽斗装置30が前後移動可能に支持される。
【0021】第1実施形態における抽斗装置30は、平
面視略矩形状の上面開放された深さの浅い金属板製の抽
斗本体32と、該抽斗本体32の前端枠32aに連設さ
れた合成樹脂製の補助収納部33とから構成されてい
る。この補助収納部33は、図5に示す如く、抽斗本体
32の中央部を挟んで左右両側寄り部位の前端縁37が
前向きに凸湾曲状に形成されており、前記机天板2の凹
縁部(前側縁)2bの湾曲面と平面視で重なるように設
定されている。
【0022】そして、補助収納部33は、抽斗本体32
の前端縁に沿って横に長い第1補助収納部34と、該第
1補助収納部34の前側の左右両側部位に前向きに突出
する一対の第2補助収納部35a,35bとからなる。
第1補助収納部34と一対の第2補助収納部35a,3
5bとは区画壁36にて区切られた上面開放状である。
なお、前記第1第1補助収納部34の左右略中央部に
は、上向き凸湾曲状に膨出した引手部38が形成されて
いる。
【0023】なお、第1補助収納部34及び一対の第2
補助収納部35a,35bの前側に行くに従って、次第
にその底面が浅くなるように形成されている(図7
(a)、図7(b)及び図7(c)参照)。また、机天
板2の前側縁である凹縁部2bも合成樹脂製の中空状の
枠部材39にて構成され、机天板2に対してビス等にて
固着されている(図3、図7(a)、図7(b)及び図
7(c)参照)。
【0024】そして、前記第1実施形態においては、第
2補助収納部35a,35bの上面を同じく合成樹脂製
の平板状のカバー体40にて覆うもので、カバー体40
は各第2補助収納部35a,35bに対して着脱自在に
構成されている。カバー体40に摘み部41を設けるこ
とにより(図6、図7(b)、図7(c)参照)、着脱
操作が容易になるように構成しても良い。また、図6、
図7(b)及び図7(c)に示すように、カバー体40
に下向きのガイド片42を突設することにより、各第2
補助収納部35a,35bに嵌めたカバー体40が横ず
れしないようにすることができる。
【0025】さらに、図6、図7(a)及び図7(c)
に示すように、前記第1補助収納部34の後部と抽斗本
体32の前端枠32aとの境界部には、両者に跨がっ
て、施錠部としての錠前43を設け、前記第1補助収納
部34側から施錠・解錠操作できるように構成する。錠
前43が施錠状態のとき、そのロック片43aが起立し
て、机天板2の下面に前後方向に長手に凹み形成された
係合溝44に嵌まり込む。ロック状態では、前記ロック
片43aが係合溝44の前端に突き当たるまで、抽斗装
置30を前移動(引き出し動)させることができ(図7
(b)参照)、この状態で、抽斗本体32の上面は机天
板2にて完全覆われるから、重要な書類は抽斗本体32
内に収納することが好ましい。
【0026】次に上記構成による抽斗装置30の使用方
法を説明すると、図6に示すように、机天板2の前側縁
から抽斗装置30を引き出せば、まず、補助収納部33
が露出できるから、第1補助収納部34及び一対の第2
補助収納部35a,35bをペントレーなどの小物入れ
として利用すれば良い。そして、第2補助収納部35a
の上面を覆うカバー体40は、前記机天板2の凹縁部
(前側縁)2bに対峙する人(H0)の側方に位置する
から、前記人(H0)は凹縁部(前側縁)2bから若干
後退した位置に座ることで、カバー体40の上面を、コ
ンピュータの表示装置に対するマウスの摺動面として利
用することができる。
【0027】前記カバー体40は、その基端側を前記区
画壁36等に上下回動可能に連結したもので合っても良
い。
【0028】図8に示す第2実施形態では、2つのカバ
ー体40′、40′が補助収納部33の左右を別々に覆
うように形成した場合(図8では一方のカバー体40′
のみ示す)であって、第1補助収納部34の左右の半分
及び一方の第2補助収納部35a(35b)の上面を一
体的に覆うものであり、このカバー体40′は着脱自在
であっても良いし、第1補助収納部34の後端側に対し
て蝶番等にて上下回動可能に連結されていても良い。こ
のカバー体40′が机天板2の凹縁部(前側縁)2bよ
り前方に引き出された状態にすれば、平板部分の面積が
広くなるので、マウスの摺動面としても便利である。ま
た、左右両側のカバー体40′、40′の上面に跨いで
図示しないキーボードを載置することで、机天板2をよ
り広く使うことができる。
【0029】この変形例として、前記第1補助収納部3
4及び両方の第2補助収納部35a(35b)の上面を
一体的に覆う平板状のカバー体とし、このカバー体の後
端部を抽斗本体32の前端枠32a等と蝶番で上下回動
可能に連結しても良いし、カバー体は補助収納部33の
全体に対して着脱自在であっても良い。
【0030】図9(a)及び図9(b)に示す第3実施
形態では、作業者が対峙する机天板2′の前側縁が平面
視で一直線状に形成されたものに、前記抽斗装置30を
配置した場合で、抽斗装置30を完全に押し込んだ状態
では、図9(a)に示すように、左右両側の第2補助収
納部35a,35bの上面は机天板2′の前側縁2b′
より奥で完全に塞ぐことができる。
【0031】作業者(H0)が前記抽斗装置30におけ
る補助収納部33を机天板2′の前側縁2b′より前に
引き出すと(図9(b)参照)、前記作業者(H0)は
その前側縁2b′より突出した第2補助収納部35b内
の小物のみを出し入れできると共に、この第2補助収納
部35bにおけるカバー体40の上面を、コンピュータ
の表示装置26に対するマウス27の摺動面として利用
することができる。
【0032】本発明における机天板は、脚体4にて支持
される形態の他、パーティションの側面に突出するよう
に支持されるものや、その他の支持部材にて支持れるも
のであっても良い。
【0033】
【発明の効果】以上に詳述したように、請求項1に記載
の発明の机天板における抽斗装置は、机天板の下面側に
配置され、作業者と対峙する前側縁方向に引き出し動可
能に配置された抽斗本体を備えた机における抽斗装置に
おいて、前記抽斗本体の前部には、少なくとも当該抽斗
本体の左右中央部を挟んで左右両側に平面視で前向き凸
湾曲状の縁部を有して上面開放状の補助収納部を連設
し、該補助収納部の上面を着脱可能または回動可能なカ
バー体にて覆ったものである。
【0034】従って、抽斗装置を机天板の下面側に完全
に押し込むと、抽斗本体の前側における上向き開放状の
補助収納部も全て机天板の前側縁より奥で完全に塞ぐこ
とができる。
【0035】そして、作業者が対峙する机天板の前側縁
が平面視で一直線状に形成されたものに、前記抽斗装置
を配置した場合では、作業者が前記抽斗装置における補
助収納部を机天板の前側縁より前に引き出すと、前記作
業者の左右両側にて、補助収納部における左右両側の前
向き凸湾曲状の縁部が机天板の前側縁より突出するの
で、補助収納部をペントレーとして利用したり、その補
助収納部内の小物を出し入れすることができると共に、
その上面に被せたカバー体の上面を、コンピュータの表
示装置に対するマウスの摺動面として利用することがで
き、ユーザーの使用勝手が好くなる。
【0036】請求項2に記載の発明のように、机天板の
前側縁が、平面視で前記補助収納部の前縁と同じ形状、
つまり平面視で前向き凸湾曲状の縁部を有している場合
には、作業者は、前記前側縁から若干後退してから抽斗
装置を引き出せば、前記と同じことを実行できる。
【0037】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の机天板における抽斗装置において、前記机天板は、外
周縁が平面視略円弧状であって、略半円状に形成され、
前記凹湾曲状の縁部は前記机天板の内径部に形成され、
該机天板を前記外周縁に略沿うように平面視略円弧状に
移動可能に構成したものであるから、作業者は椅子に座
ったまま、その個所を中心にして机天板を水平回動させ
て、机天板の向きを簡単に変更できて、ユーザーの使用
勝手が好くなるのである。
【0038】請求項4に記載の発明は、請求項1乃至3
のいずれかに記載の机天板における抽斗装置において、
前記補助収納部は、前記抽斗本体の前部における左右中
央側を含む第1補助収納部と、該第1補助収納部の左右
両側に配置される一対の第2補助収納部とからなり、少
なくとも、前記第2補助収納部に前記カバー体を備えた
ものである。
【0039】このように構成すれば、補助収納部を複数
に区切ることで、収納物品の種類ごとに収納位置を分別
できる。そして、前記第2補助収納部に前記カバー体を
備えことで、抽斗装置を引き出したときに露出する機会
が多い個所に塵が入るのを防止できる。
【0040】請求項5に記載の発明は、請求項1乃至4
のいずれかに記載の机天板における抽斗装置において、
前記カバー体の上面を電子機器に対するマウスの摺動面
に形成したものであり、作業者の側方に位置する補助収
納部のカバー体をマウスの操作部として利用し易くなる
のである。
【0041】請求項6に記載の発明は、請求項1乃至5
のいずれかに記載の机天板における抽斗装置において、
前記抽斗本体の前端部と前記補助収納部との境界部に
は、前記抽斗本体を机天板の前側縁から露出させないた
めの施錠部を備えたものであるから、施錠状態では、抽
斗本体の上面は机天板にて完全覆われるから、重要な書
類を抽斗本体内に収納して保護できると共に、その前側
の補助収納部内の小物は自由に出し入れできるという効
果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】 机及びサービスコアの斜視図である。
【図2】 机及びサービスコアの側面図である。
【図3】 机天板の下面図である。
【図4】 図3のIV−IV線矢視拡大断面図である。
【図5】 本発明に係る抽斗装置の平面図である。
【図6】 抽斗装置の前部を机天板から露出させた状態
の斜視図である。
【図7】 (a)は図6のVIIa−VIIa線矢視断面図、
(b)は図6のVIIb−VIIb線矢視断面図、(c)図7
(b)と同じ断面で抽斗装置を机天板の下面に押し込ん
だ状態の断面図である。
【図8】 カバー体の第2実施形態を示す斜視図であ
る。
【図9】 (a)は前側縁が一直線の机天板に、本発明
の抽斗装置を押し込んだ状態の平面図、(b)は補助収
納部を机天板の前側縁より前に引き出した状態の平面図
である。
【符号の説明】 1 机 2、2′ 机天板 2a 外周縁 2b、2b′ 前側縁 3 サービスコア 30 抽斗装置 32 抽斗本体 33 補助収納部 34 第1補助収納部 35a、35b 第2補助収納部 36 区画壁 37 前端縁 38 引手部 40,40′ カバー体 43 錠前

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 机天板の下面側に配置され、作業者と対
    峙する前側縁方向に引き出し動可能に配置された抽斗本
    体を備えた机における抽斗装置において、 前記抽斗本体の前部には、少なくとも当該抽斗本体の左
    右中央部を挟んで左右両側に平面視で前向き凸湾曲状の
    縁部を有して上面開放状の補助収納部を連設し、 該補助収納部の上面を着脱可能または回動可能なカバー
    体にて覆ったことを特徴とする机天板における抽斗装
    置。
  2. 【請求項2】 前記机天板は、作業者と対峙する前側縁
    が平面視で凹湾曲状に形成されており、前記補助収納部
    は、前記机天板の凹湾曲状の縁部側に沿うように形成さ
    れていることを特徴とする請求項1に記載の机天板にお
    ける抽斗装置。
  3. 【請求項3】 前記机天板は、外周縁が平面視略円弧状
    であって、略半円状に形成され、前記凹湾曲状の縁部は
    前記机天板の内径部に形成され、該机天板を前記外周縁
    に略沿うように平面視略円弧状に移動可能に構成したこ
    とを特徴とする請求項2に記載の机天板における抽斗装
    置。
  4. 【請求項4】 前記補助収納部は、前記抽斗本体の前部
    における左右中央側を含む第1補助収納部と、該第1補
    助収納部の左右両側に配置される一対の第2補助収納部
    とからなり、少なくとも、前記第2補助収納部に前記カ
    バー体を備えたことを特徴とする請求項1乃至3のいず
    れかに記載の机天板における抽斗装置。
  5. 【請求項5】 前記カバー体の上面を電子機器に対する
    マウスの摺動面に形成したことを特徴とする請求項1乃
    至4のいずれかに記載の机天板における抽斗装置。
  6. 【請求項6】 前記抽斗本体の前端部と前記補助収納部
    との境界部には、前記抽斗本体を机天板の前側縁から露
    出させないための施錠部を備えたことを特徴とする請求
    項1乃至5のいずれかに記載の机天板における抽斗装
    置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006311990A (ja) * 2005-05-06 2006-11-16 Shigenobu Ohashi 肩こり予防の肘充て具付事務机
DE102005017701B3 (de) * 2005-04-07 2006-11-30 Moll System- und Funktionsmöbel GmbH Möbel
JP2018068947A (ja) * 2016-11-04 2018-05-10 株式会社岡村製作所 天板昇降式什器
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