JP2018068947A - 天板昇降式什器 - Google Patents

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Abstract

【課題】天板の前端部が利用者の身体に接触した際の違和感を抑えつつ、生産性が良好な天板昇降式什器を提供する。【解決手段】天板昇降式什器100は、上下方向に伸縮可能な脚体と、脚体に支持された上部構造体と、を備え、上部構造体は、上面に作業面31uを有する天板31と、天板31の下部に配置され、天板31に接合された補助部材36と、を有し、天板31は、利用者が対向する前端部に、前方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する上部傾斜面31aを有し、補助部材36は、前端部に、後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下部傾斜面36bを有することを特徴とする。【選択図】図3

Description

本発明は、天板昇降式什器に関する。
執務空間においては、執務者に作業エリアを提供するためにデスクが配置されていることが一般的である。このようなデスクにおいて、作業のし易い天板高さは、執務者の体格や性別、嗜好、作業内容等によって個々によって大きく異なる。そこで、天板高さを上下に変更可能とした天板昇降式什器が知られている。
例えば、天板において、執務者が対向する前端部の上部に、前方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する上部傾斜部が形成されるとともに、前端部の下部に、後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下部傾斜部が形成されたものが提案されている。これにより、執務者の腕や胴などが、天板の前端部に食い込むのが抑制される構成である(下記の特許文献1参照)。
特開2016−87025号公報
ところで、執務者が椅子に着座せずに立って作業している際に、什器に寄りかかるように腕を天板の上に置くと、腕が天板の前端部に接触する。また、椅子に着座している場合には、下肢が天板の下方に入り込むとともに胴体が天板の前端部から前方に離間するような姿勢をとるが、着座せずに立っている際には、鉛直方向に沿って立つか天板側に寄りかかるように立つため、胴体が天板の前端部により近接しやすい。上記の特許文献1に記載の天板昇降式什器では、天板の厚みが薄くて、上部傾斜部及び下部傾斜部の傾斜角等により天板の前端部が尖っている等の場合には、上記のように執務者の腕や胴体等の身体が天板の前端部に接触して、違和感を感じる可能性がある。また、天板の材料等によっては、天板を厚くして、一の材料や原板から上部傾斜部及び下部傾斜部を加工することが難しい場合がある。
本発明は、上記事情に鑑みてなされたものであり、天板の前端部が利用者の身体に接触した際の違和感を抑えつつ、生産性が良好な天板昇降式什器を提供するものである。
本発明は、上記課題を解決するため、以下の手段を採用する。
すなわち、本発明に係る天板昇降式什器は、上下方向に伸縮可能な脚体と、該脚体に支持された上部構造体と、を備え、前記上部構造体は、上面に作業面を有する天板と、該天板の下部に配置され、該天板に接合された補助部材と、を有し、前記天板は、利用者が対向する前端部に、前方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する上部傾斜面を有し、前記補助部材は、前端部に、後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下部傾斜面を有することを特徴とする。
このように構成された天板昇降式什器では、上部構造体の前端部において、天板では前方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する上部傾斜面が形成され、天板の下部に配置された補助部材では後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下部傾斜面が形成されている。よって、例えば、天板の前端部が直角に形成されている場合等と比較して、利用者の胴や腕等の身体が上部構造体の前端部に接触した際に、前端部が身体に食い込むことが抑制され、違和感が抑えられる。
また、天板と補助部材とは、天板には上部傾斜面を形成し、補助部材には下部傾斜面を形成することで、上部に上部傾斜面を有するとともに下部に下部傾斜面を有する上部構造体が形成される。つまり、別々(天板、補助部材)の部材に、それぞれ上部傾斜面、下部傾斜面を形成して互いに接合すればよいため、天板と補助部材とが天板等の一部材で形成される場合に比較して、加工がしやすく、生産性が良い。また、天板と補助部材とは別部材であるため、上部構造体が木材で構成されている場合でも、木材の調達事情等によらず、上部構造体の厚みを厚くすることができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記下部傾斜面は、平面状に形成されていることが好ましい。
このように構成された天板昇降式什器では、下部傾斜面は後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する平面状に形成されている。よって、下部傾斜面が下方に膨らむように形成されるよりも、利用者との接触面積を抑えることができる。さらに、下部傾斜面が湾曲面状に形成される場合等よりも、加工がしやすい。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記補助部材は、前記天板の前記前端部にのみ設けられていてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、補助部材は天板の前端部にのみ設けられているため、補助部材を天板全体に設ける場合よりも材料の量を抑えることができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記天板の前記作業面及び前記上部傾斜面は、連続して形成されていてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、天板の作業面及び上部傾斜面は連続して形成されているため、天板の外表面が滑らかになる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記上部構造体は、前記天板の下部に設けられ、該天板の下方に配置された位置から天板の前端部よりも前方に突出した位置まで前後方向に移動可能な引き出しを有し、該引き出しが前記天板の下方に配置された位置では、前記引き出しの前端部は、前記下部傾斜面と同一面上に配置されていてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、引き出しが天板の下方に配置された位置では、引き出しの前端部は下部傾斜面と同一面上に配置されているため、補助部材及び引き出しの前端部が連続した面を形成し、納まりが良く、外観を良好とすることができる。
また、本発明に係る天板昇降式什器では、前記上部構造体は、前記天板の左右方向の両端部に設けられた側板を有し、該側板の前端部は、前記上部傾斜面及び前記下部傾斜面に沿った形状をなしてもよい。
このように構成された天板昇降式什器では、天板の左右方向の両端部に設けられた側板の前端部は上部傾斜面及び下部傾斜面に沿った形状をなすため、天板、補助部材及び側板の前端部の外観を良好とすることができる。
本発明に係る天板昇降式什器によれば、天板の前端部が利用者の身体に接触した際の違和感を抑えつつ、生産性が良い。
本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の脚体が伸縮可能する様子を示す側面図である。 図1のA−A断面図である。 図1のB−B断面図である。 本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る天板昇降式什器を実施するための形態を説明する。しかし、本発明はこの実施形態のみに限定されるものではない。
図1は、本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。図2は、本発明の一実施形態に係る天板昇降式什器の脚体が伸縮する様子を示す側面図である。
図1及び図2に示すように、天板昇降式デスク(天板昇降式什器)100は、一対の脚体1と、これら一対の脚体1間を連結する連結部材2(図3参照)と、脚体1に支持された上部構造体3と、を備えている。
以下の説明において、便宜上、利用者が天板昇降式に向かう側を「前方」と称し、反対側を「後方」と称する。また、これら前方と後方とを結ぶ前後方向と直交し水平方向に沿う方向を「幅方向」(左右方向)と称する。
脚体1は、上部構造体3の幅方向に間隔を有して配置されている。脚体1は床面F上に設置されたベース部材11と、ベース部材11から起立して上方に延び、上部構造体3を支持する脚部材12と、を備えている。
ベース部材11は、例えば前後方向に長い長方形状をなしている。ベース部材11の前後両端部の下面には、それぞれアジャスター11aが設けられ、床面Fからの高さ調整が可能となっている。
脚部材12は、ベース部材11に固定された下部支持体12aと、下部支持体12a内から上下方向に昇降可能に収容された中間支持体12bと、中間支持体12b内から上下方向に昇降可能に収容された上部支持体12cと、を有している。上部支持体12cの上端部に上部構造体3が支持されている。
これら下部支持体12a、中間支持体12b及び上部支持体12cは、例えば四角形筒状に形成されているが、円筒状等でもよく、水平断面形状は任意の筒状でよい。下部支持体12aに対して中間支持体12b及び上部支持体12cがそれぞれ上下方向に出没することで脚部材12の上下方向長さを調整することができる。
なお、本実施形態では、下部支持体12aに対して中間支持体12bと上部支持体12cとを上下方向に出没可能に配設したが、上部構造体3を上下動させるには少なくとも下部支持体12aと上部支持体12cとを備えていればよい。または、中間支持体12bを複数設けて互いに出没可能としてもよい。
上部構造体3は、脚体1に支持された天板体30と、引き出し40と、天板体30の幅方向の両端部に設けられた側板パネル(側板)50と、側板パネル50間に架設された棚板60と、を有している。
天板体30は、脚体1の上部支持体12c及び連結部材2の上面に支持されて設けられている。天板体30は、上部支持体12c及び連結部材2に、溶接またはボルト等によって接合されている。天板体30は、幅方向に長い平面視長方形状をなしている。
図3は、図1のA−A断面図である。
図1及び図3に示すように、天板体30は、水平面に沿って板状に配置された天板31と、天板31の前端部の下部に設けられた下部補助部材(補助部材)36と、を有している。天板31と下部補助部材36とは、接合され、一体とされている。
図3に示すように、天板31の上面には、水平面に沿う作業面31uが形成されている。天板31の前端部は、作業面に連続した上部湾曲面(上部傾斜面)31aと、上部湾曲面31aに連続した下部湾曲面31bと、を有している。
上部湾曲面31aは、前方に向かうにしたがって次第に下方に湾曲するように形成されている。下部湾曲面31bは、上部湾曲面31aの前端部且つ下端部から連続して、後方に向かうにしたがって次第に下方に湾曲するように形成されている。下部湾曲面31bの上下方向の長さは、上部湾曲面31aの上下方向の長さに比べて随分短い。
下部補助部材36は、接合面36aと、下部傾斜平面(下部傾斜面)36bと、下端面36cと、鉛直面36dと、を有している。
接合面36aは、水平面に沿い、天板31の下面31cに接合されている。下部傾斜平面36bは、接合面36aの前端部に接続され、後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜し、且つ平面状に形成されている。
下端面36cは、下部傾斜平面36bの下端部に接続され、下部傾斜平面36bと反対側に配置されている。鉛直面36dは、下端面36cの後端部と接合面36aの後端部とを連結している。
下部傾斜平面36bは、天板31の下部湾曲面31bの下端部に接続されている。つまり、天板31の作業面31u、上部湾曲面31a及び下部湾曲面31bは連続し、下部補助部材36の下部傾斜平面36bは下部湾曲面31bに接続されている。
本実施形態では、天板31及び下部補助部材36は、それぞれ木材により構成されていて、天板31の下面31cに下部補助部材36の接合面36aが接着剤等により接合されている。
下部補助部材36は、天板31の左右両側に設けられている。換言すると、天板31において、左右方向の中央には、下部補助部材36が設けられていない。下部補助部材36が設けられていない左右方向の中央には、引き出し40が設けられている。
図4は、図1のB−B断面図である。
図1及び図4に示すように、引き出し40は、矩形状に形成された底板41と、底板41の左右方向両端部から起立する側板42と、底板41の前端部から起立する前部板43と、底板41の後端部から起立する後部板44と、を有している。
前部板43は、下部補助部材36の下部傾斜平面36bと同一の形状をなす前端面43bを有している。つまり前部板43の前端面43bは、後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜し、且つ平面状に形成されている。
例えば、天板31の下面31cには、引き出し40の側板42に沿って配置された引き出し支持部(不図示)が設けられ、当該引き出し支持部に前後方向に延びるレール(不図示)が設けられている。引き出し40は、レールに沿って、天板31に対して前後方向に移動可能、つまり天板31の下方に収容された位置から、天板31の下方から前方に突出した位置に移動可能とされている。
引き出し40は天板31の下方に収容された状態(図4参照)で、引き出し40の前部板43の前端面43bは、下部補助部材36の下部傾斜平面36b(図3参照)と同一面上に配置されている。
図1に示すように、天板体30の左右方向両端部には、側板パネル50が設けられている。側板パネル50は、前側に配置された前側板部51と、前側板部51に連続して前側板部51よりも後方に配置された後側板部52と、を有している。前側板部51の高さは、後側板部52の高さよりも低い。
側板パネル50の前側板部51の上端面51uは、天板31の作業面31uよりもわずかに一段高く形成されている。前側板部51の前端面51fは、天板31の上部湾曲面31a、下部湾曲面31b及び下部補助部材36の下部傾斜平面36b(図3参照)に沿った形状をなし、天板31の上部湾曲面31a、下部湾曲面31b及び下部補助部材36の下部傾斜平面36bよりわずかに一段前方に突出している。
左右方向に離間して配置された側板パネル50間には、上面が載置面とされた棚板60が架設されている。
例えば、棚板60の左右両端部及び天板31の左右両端部に設けられたダボが側板パネル50に設けられたダボ穴に挿通されて、棚板60及び天板31は側板パネル50に固定されている。
左右方向に離間して配置された側板パネル50間には、前後方向及び鉛直面に沿う仕切りパネル56が左右方向に離間して一対設けられている。
例えば、仕切りパネル56の下端部は、天板31に接着等により接合されている。仕切りパネル56の上端部に設けられたダボが棚板60の下面に設けられたダボ穴に挿通されて、仕切りパネル56は棚板60に固定されている。
側板パネル50と仕切りパネル56との間において、天板31の作業面31uにはトレイ61が載置されている。
側板パネル50と仕切りパネル56との間において、棚板60の前端部の下部には、支持板63が設けられている。例えば、側板パネル50及び仕切りパネル56に設けられたダボが支持板63の端面に設けられたダボ穴に挿通されて、支持板63は側板パネル50と仕切りパネル56との間に固定されている。なお、さらに支持板63の上端部が棚板60の下面に固定される構成であってもよい。支持板63には、後述するコンセント64や操作部65が設けられている。
図3に示すように、天板31の後端部には、背面板66Aが設けられている。図4に示すように、天板31の幅方向の中央では、天板31の後部に、目隠し板66Bが設けられている。
さらに、天板昇降式デスク100は、中間支持体12b及び上部支持体12cを昇降動作させる駆動モータ(不図示)と、中間支持体12b及び上部支持体12cの昇降動作を制御する公知の制御ユニット(不図示)と、制御ユニットに昇降動作信号を入力するための操作部65と、を備えている。
制御ユニットは、例えば、天板31の下面31cに固定された配線ダクト67(図3参照)に載置されている。制御ユニットは、操作部65及び外部電源に配線ケーブルCで接続されている。制御ユニットと外部電源とを接続する配線ケーブルCは、脚部材12に沿って配置されたカバー部材68の内部に配置されている。
利用者が操作部65に対して所定の操作を入力すると、操作部65から配線ケーブルを介し、制御ユニットに操作信号が送信される。制御ユニットは、操作部65から操作信号を受信すると、受信した信号に基づいて脚部材12に昇降動作を実行させる指令信号を出力する。各脚部材12は、指令信号を受信すると、その指令信号に応じて、駆動モータが駆動し、中間支持体12b及び上部支持体12cを昇降動作、天板体30の高さの調整がされる。
このように構成された天板昇降式デスク100では、上部構造体3の前端部において、天板31では前方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する上部湾曲面31aが形成され、天板31の下側の下部補助部材36では後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下部傾斜平面36bが形成されている。よって、例えば、天板の前端部の上端部や下端部等が直角に形成されている場合等と比較して、利用者の胴や腕等の身体が上部構造体3の前端部に接触した際に、前端部が身体に食い込むことが抑制され、違和感が抑えられる。
また、天板31には上部湾曲面31aを形成し、下部補助部材36には下部傾斜平面36bを形成して、天板31と下部補助部材36とを接合することで、上部に上部湾曲面31aを有するとともに下部に下部傾斜平面36bを有する上部構造体3が形成される。つまり、別々(天板31、下部補助部材36)の部材に、それぞれ上部湾曲面31a、下部傾斜平面36bを形成して互いに接合すればよいため、天板31と下部補助部材36とが天板等の一部材で形成される場合に比較して、加工がしやすく、生産性が良い。また、天板31と下部補助部材36とは別部材であるため、上部構造体3が木材で構成されている場合でも、薄い天板31を利用して、前端部の厚みを厚くした上部構造体3を形成することができる。
また、下部傾斜平面36bは後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する平面状に形成されている。よって、下部傾斜平面36bが下方に膨らむように形成されるよりも、利用者との接触面積を抑えることができる。さらに、下部傾斜平面36bが湾曲面状に形成される場合等よりも、加工がしやすい。
また、下部補助部材36は天板31の前端部にのみ設けられているため、下部補助部材36を天板31全体に設ける場合よりも材料の量を抑えることができる。
また、天板31の作業面31u、上部湾曲面31a及び下部湾曲面31bは連続し、下部傾斜平面36bは下部湾曲面31bに接続されているため、天板31の外表面が滑らかになる。
また、引き出し40が天板31の下方に配置された位置では、引き出し40の前端面43bは下部傾斜平面36bと同一面上に配置されているため、下部補助部材36及び引き出し40の前端部が連続した面を形成し、納まりが良く、外観を良好とすることができる。
また、天板31の左右方向の両端部に設けられた側板パネル50の前端面51fは上部湾曲面31a及び下部傾斜平面36bに沿った形状をなすため、天板31、下部補助部材36及び側板42の前端部の外観を良好とすることができる。
(変形例)
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
以下、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器について、主に図5を参照して説明する。本変形例において、上述した実施形態で説明した部品や部材等と同一または同様なものについては、同一の符号を用いて説明する。
図5は、本発明の一実施形態の変形例に係る天板昇降式什器の全体構成を示す斜視図である。
図5に示すように、天板昇降式デスク200は、棚板60、仕切り板56及びトレイ61を備えていない。側板パネル250は、左右方向から見て、前後方向に長い略長方形状をなしている。側板パネル250の上端面250uは、天板31の作業面31uよりもわずかに一段高く形成されている。側板パネル250の前端面51fは、天板31の上部湾曲面31a、下部湾曲面31b及び下部補助部材36の下部傾斜平面36bに沿った形状をなし、天板31の上部湾曲面31a、下部湾曲面31b及び下部補助部材36の下部傾斜平面36bわずかに一段前方に突出している。操作部65は、下部補助部材36の下部傾斜平面36bに設けられている。
また、補助部材の下部傾斜面は平面状に形成されているが本発明はこれに限られず、湾曲面により形成されていてもよい。
また、下部傾斜平面が下部湾曲面に連続して、天板の前端部から補助部材の前端部にわたって滑らかな曲面状をなすように形成されていてもよい。
また、天板昇降式デスク100は、天板31が昇降可能であれば、例えば脚体1の構成、配置、設置本数等、他のいかなる構成としても良い。
また、駆動モータの構成についても、天板31を昇降可能とするのであれば、他のいかなる構成としても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
100…天板昇降式デスク(天板昇降式什器)
1…脚体
11…ベース部材
12…脚部材
12a…下部支持体
12b…中間支持体
12c…上部支持体
2…連結部材
3…上部構造体
30…天板体
31…天板
31a…上部湾曲面(上部傾斜面)
31b…下部湾曲面
36…下部補助部材(補助部材)
36a…接合面
36b…下部傾斜平面(下部傾斜面)
40…引き出し
43…前部板
50…側板パネル(側板)
60…棚板
61…トレイ
F…床面

Claims (6)

  1. 上下方向に伸縮可能な脚体と、
    該脚体に支持された上部構造体と、を備え、
    前記上部構造体は、
    上面に作業面を有する天板と、
    該天板の下部に配置され、該天板に接合された補助部材と、を有し、
    前記天板は、利用者が対向する前端部に、前方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する上部傾斜面を有し、
    前記補助部材は、前端部に、後方に向かうにしたがって次第に下方に傾斜する下部傾斜面を有することを特徴とする天板昇降式什器。
  2. 前記下部傾斜面は、平面状に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式什器。
  3. 前記補助部材は、前記天板の前記前端部にのみ設けられていることを特徴とする請求項1または2に記載の天板昇降式什器。
  4. 前記天板の前記作業面及び前記上部傾斜面は、連続して形成されていることを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
  5. 前記上部構造体は、前記天板の下部に設けられ、該天板の下方に配置された位置から天板の前端部よりも前方に突出した位置まで前後方向に移動可能な引き出しを有し、
    該引き出しが前記天板の下方に配置された位置では、前記引き出しの前端部は、前記下部傾斜面と同一面上に配置されていることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
  6. 前記上部構造体は、前記天板の左右方向の両端部に設けられた支持する側板を有し、
    該側板の前端部は、前記上部傾斜面及び前記下部傾斜面に沿った形状をなすことを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の天板昇降式什器。
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