JP6600880B2 - 天板昇降式デスク - Google Patents
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Description
そこでなされた本発明の目的は、天板の前端部が利用者に食い込むのを抑え、快適な使用環境で使用することができる天板昇降式デスクを提供することである。
この発明に係る天板昇降式デスクは、上面に作業面を有する天板と、前記天板を、少なくとも利用者が座った状態で使用可能な位置から立った状態で使用可能な位置まで上下方向に昇降可能に支持する昇降機構ユニットを備えた脚体と、を備え、前記天板は、前記作業面と、利用者が対向する前記天板の前側の端部の上側に、前方に向かって下方に傾斜する上部傾斜部と、前記天板の前端を形成する前端面と、が一体に連続して形成され、前記天板は、前記作業面と、前記上部傾斜部と、前記前端面とに沿った形状を有する鋼製の支持材と、前記支持材の表面を被覆する被覆材と、を一体に備え、前記支持材のうち、前記上部傾斜部と前記前端面とに囲まれた部分に、前記支持材を下方から支持する前部補強材が配置され、前記天板は、前記端部の下側に、下方に向かって後方に傾斜する下部傾斜部を有し、前記下部傾斜部の後方であって、前記前部補強部材の下面に、前記昇降機構ユニットの昇降動作を操作する操作部が設けられていることを特徴とする。
このように、天板の端部の上面に、前方に向かって下方に傾斜する上部傾斜部を備えることで、利用者の胴部や腕等に、天板の端部が食い込むのを抑えることができる。
また、作業面と上部傾斜部と前端面とを一体に連続して形成することで、天板の外表面が滑らかになる。
さらに、上記のような天板の端部の形状を、例えば木系材料で実現した場合、強度を確保するために、天板の上下方向の厚みを大きく確保する必要がある。これに対して、天板を、鋼製の支持材と表面被覆材とで構成することで、天板の厚みを薄く抑えつつ、天板としての強度を確保することができる。
脚体の支柱が天板の前後方向の中間部に位置している場合、天板の端部に荷重がかかると、支柱に大きなモーメントが作用する。この発明においては、天板の端部に上部傾斜部が形成されているので、天板の端部に手を掛けたり物品を載置する等にしても、上部傾斜部には載置しにくい。したがって、手を掛けたり物品を載置することによって天板に荷重が作用する領域は、上部傾斜部よりも後方の領域となる。したがって、荷重の作用点は、支柱に対し、より近い位置となり、支柱に作用するモーメントが小さくなる。これによって、天板昇降式デスクの耐転倒性を高めることができる。
図1、図2に示すように、天板昇降式デスク1は、一対の脚体2,2と、これら一対の脚体2、2間を連結する連結部材(図示無し)と、平面視長方形状の平板状の天板4と、を備えている。
各脚体2は、床面上に配置される下部支持体8と、下部支持体8の上方に配置されて天板4の下面を支持する上部支持体9と、これら下部支持体8と上部支持体9との間を伸縮可能に連結し、天板4を少なくとも利用者が座った状態で使用可能な位置から立った状態で使用可能な位置まで昇降させる昇降機構ユニット(支柱)5と、を備えている。
上部支持体9は、下部支持体8の上方に配置され、前後方向に延びるよう設けられている。
昇降機構ユニット5は、従来公知の構成からなるものであり、昇降機構ユニット5は、平断面寸法が互いに異なる複数の筒状体5a,5bを備えている。最も平断面寸法が大きな筒状体5aの内側に、筒状体5bが挿入され、図示しない駆動機構によって、筒状体5aに対し、その内側に挿入された筒状体5bが上下方向に出没する。なお、この実施形態では、筒状体5aに内側に、外径が順次小さくなる2つの筒状体5bを挿入し、昇降機構ユニット5は2段階に伸縮する。このようにして、昇降機構ユニット5は、上下方向に伸縮することで、下部支持体8に対し、上部支持体9を上下方向に昇降可能に支持する。
また、天板4の後部の左右両側部には、天板4を上下に貫通する配線挿通孔21が穿設されている。
図1〜図3に示すように、天板4は、その上面に水平な作業面を形成する天面(作業面)4tを備えている。天板4の後端部4bと、幅方向両側の側端部4c,4cは、それぞれ、天面4tの外周端から鉛直下方に垂下する垂下面Fvと、垂下面Fvの下端から天板4の水平方向内方に向かって折り返された折り返し面Fcと、から形成されている。
また、図3、図4に示すように、天板4の後端部4b、および側端部4c,4cには、垂下面Fvを覆う樹脂製のカバー材10が装着されている。
上部湾曲面F1は、天面4tから前方に向かって漸次下方に湾曲するよう形成されている。
上部スラント面F2は、上部湾曲面F1に連続し、前方に向かって下方に傾斜する平面状に形成されている。ここで、上部スラント面F2は、水平方向に対する下方への傾斜角が、例えば10〜20°、より好ましくは、15〜20°とされて形成されている。
前端上部湾曲面F3は、天板4の前端部4aの前端面4fの一部を構成し、上部スラント面F2に連続し、前方に向かって下方に湾曲するよう形成されている。
前端下部湾曲面F4は、天板4の前端部4aの前端面の残部を構成し、前端上部湾曲面F3に連続し、下方に向かって後方に湾曲するよう形成されている。
下部平面F5は、前端下部湾曲面F4に連続し、天面4tと平行に後方に向かって延びるよう形成されている。
この後部補強材13は、鋼板を折り曲げ加工することで形成されている。後部補強材13は、後面13aが天板4の後端部4bの垂下面Fvに沿い、下面13bの後端部が天板4の後端部4bの折り返し面Fc上に沿い、前部接合面13dが天板4の下面4uに沿うよう配置されて、天板4に対し、スポット溶接等によって接合されている。
制御ユニット(図示無し)は、例えば、天板4の下面4uや連結部材(図示無し)に固定されている。この制御ユニット(図示無し)には、天板昇降式デスク1が配置される執務空間に設けられた商用電源に接続される電源ケーブル20(図1参照)が接続されている。
操作部7は、天板4の前端部4aの下側に配置されている。図3、図5に示すように、操作部7は、前部補強材15の下面15cに、取付ブラケット22を介して設けられている。取付ブラケット22は、例えば側断面視L字状で、前部補強材15の下面15cにビス(図示無し)等によって固定される固定部22aと、固定部22aの前端から下方に延びる操作部支持部22bと、を一体に備えている。操作部7は、操作部支持部22bの前面に、ビス(図示無し)等によって装着されている。
ここで、取付ブラケット22に装着される操作部7は、操作部支持部22bに装着する操作部7が、天板4の前端部4aよりも後方に位置し、天板4の下方空間内に位置するよう設けられている。
さらに、上記のような天板4の前端部4aの形状を、例えば木系材料で実現した場合、前端部4aの強度を確保するために、前端部4aの上下方向の厚みを大きく確保する必要がある。これに対して、天板4を、鋼製のベース部材11と表面被覆材12とで構成することで、天板4の前端部4aの厚みを薄く抑えつつ、天板4としての強度を確保することが可能となる。
これに対し、上記天板4の前端部4aには上部スラント面F2が形成されているので、天板4上に、手を掛けたり、物品を載置する等にしても、上部スラント面F2には載置しにくい。したがって、天板4上において手を掛けたり物品を載置する等して、荷重が作用する領域は、上部スラント面F2よりも後方の領域となる。したがって、荷重の作用点は、昇降機構ユニット5に対し、より近い位置となり、昇降機構ユニット5に作用するモーメントが小さくなる。これによって、天板昇降式デスク1の耐転倒性を高めることができる。
なお、本発明は、図面を参照して説明した上述の実施形態に限定されるものではなく、その技術的範囲において様々な変形例が考えられる。
例えば、天板4の前端部4aの上部傾斜部として、上部スラント面F2を形成したが、前方に向かって下方に傾斜するのであれば、平面状の傾斜面に限らず、湾曲面によって上部傾斜部を構成しても良い。同様に、前端部4aに形成した下部傾斜部についても、前端下部湾曲面F4に限らず、下方に向かって後方に傾斜するのであれば、平面状の傾斜面を形成しても良い。
また、昇降機構ユニット5の構成についても、天板4を昇降可能とするのであれば、他のいかなる構成としても良い。
これ以外にも、本発明の主旨を逸脱しない限り、上記実施の形態で挙げた構成を取捨選択したり、他の構成に適宜変更したりすることが可能である。
2 脚体
4 天板
4a 前端部(端部)
4b 後端部(反対側の端部)
4t 天面(作業面)
5 昇降機構ユニット(支柱)
7 操作部
11 ベース部材(支持材)
12 表面被覆材(被覆材)
F1 上部湾曲面
F2 上部スラント面(上部傾斜部)
F3 前端上部湾曲面(前端面)
F4 前端下部湾曲面(下部傾斜部、前端面)
F5 下部平面
Claims (2)
- 上面に作業面を有する天板と、
前記天板を、少なくとも利用者が座った状態で使用可能な位置から立った状態で使用可能な位置まで上下方向に昇降可能に支持する昇降機構ユニットを備えた脚体と、を備え、
前記天板は、
前記作業面と、
利用者が対向する前記天板の前側の端部の上側に、前方に向かって下方に傾斜する上部傾斜部と、
前記天板の前端を形成する前端面と、が一体に連続して形成され、
前記天板は、
前記作業面と、前記上部傾斜部と、前記前端面とに沿った形状を有する鋼製の支持材と、
前記支持材の表面を被覆する被覆材と、を一体に備え、
前記支持材のうち、前記上部傾斜部と前記前端面とに囲まれた部分に、前記支持材を下方から支持する前部補強材が配置され、
前記天板は、前記端部の下側に、下方に向かって後方に傾斜する下部傾斜部を有し、
前記下部傾斜部の後方であって、前記前部補強部材の下面に、前記昇降機構ユニットの昇降動作を操作する操作部が設けられていることを特徴とする天板昇降式デスク。 - 前記脚体は、前記天板の前記端部と、前記端部と反対側の端部とを結ぶ前後方向の中間部に支柱を有していることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式デスク。
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