JP2017104454A - 天板昇降式デスク - Google Patents

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Abstract

【課題】昇降機構ユニットが意図せずに動作するのを抑制した天板昇降式デスクを提供する。【解決手段】天板昇降式デスク1は、上面10aが作業面である天板10と、天板を上下方向Zに移動させる昇降機構ユニットを有し、天板10を支持する脚体と、昇降機構ユニットを駆動させる操作部30と、を備え、操作部は、天板の下面10bに形成された凹部11内に全体が配置され、凹部内で移動することで昇降機構ユニットを駆動させる操作部材31を有する。【選択図】図2

Description

本発明は、オフィスや公共施設等の執務空間において、執務者の要望に応じて天板の高さを上下方向に変更可能とした天板昇降式デスクに関する。
オフィスや公共施設等の執務空間においては、執務者(使用者)に作業エリアを提供するためにデスク装置(デスク)が配設されているのが一般的である。執務者の体格や性別、嗜好によって作業のし易いデスク装置の天板高さは、個々によって大きく異なっている。こうした実状には、天板高さが一定であるデスク装置では対応することができない。このため、天板高さを上下方向に変更可能とした天板昇降式デスクが使用されている。
こうした天板昇降式デスクを用いることによって、執務者の要望に応じた天板高さの作業エリアを提供することができ、作業効率を向上するとともに、執務者の体への負荷を低減することができる。
天板を上下方向に移動させる昇降機構ユニットとしては、ガススプリングを用いた機構、ギアを用いた機構、電動式の機構等が発明されている(例えば、特許文献1から5参照)。
特許第3371959号公報 特許第3391285号公報 実用新案登録第3164739号公報 特開2014−113505号公報 特許第5718503号公報
こうした昇降機構ユニットを用いた天板昇降式デスクには、天板の昇降動作を昇降機構ユニットに指示するためのレバー等の操作部材を設ける必要がある。
しかし、デスクの天板の上面は執務者の作業平面であるため、天板上に操作部材が設けられていると作業平面が狭められたり、書類等の載置物によって操作部材が隠れてしまうという問題がある。このため、操作部材を天板よりも下方に設ける場合が多く見られる。
しかしながら、天板昇降式デスクをこのように構成すると、デスク周辺で使用する他の什器や執務者自身の足等が操作部材に接触し、駆動ユニットが執務者の意図に反して動作するおそれがある。また、操作部材の下方が外部に露出しているため、天板の昇降動作の際(特には下降動作の際)には操作部材が障害物に接触してしまう可能性がある。
本発明は、このような問題点に鑑みてなされたものであって、昇降機構ユニットが意図せずに動作するのを抑制した天板昇降式デスクを提供することを目的とする。
上記課題を解決するために、この発明は以下の手段を提案している。
本発明の天板昇降式デスクは、上面が作業面である天板と、前記天板を上下方向に移動させる昇降機構ユニットを有し、前記天板を支持する脚体と、前記昇降機構ユニットを駆動させる操作部と、を備え、前記操作部は、前記天板の下面に形成された凹部内に全体が配置され、前記凹部内で移動することで前記昇降機構ユニットを駆動させる操作部材を有することを特徴としている。
この発明によれば、什器や足等が、天板よりも下方から操作部材に近づくと、什器や足は、操作部材に接触する前又は操作部材に接触すると同時に天板の下面に当接する。執務者が操作部材を操作して天板を下方に移動させたときも、什器や足が操作部材に接触する前又は操作部材に接触すると同時に、什器や足が天板の下面に当接する。
すなわち、什器や足等により操作部材が押されることが抑えられる。
また、上記の天板昇降式デスクにおいて、前記凹部は前記天板の縁部に形成されていてもよい。
この発明によれば、執務者は天板の縁部を握るように操作部材を容易に操作することができる。
また、上記の天板昇降式デスクにおいて、前記凹部は前記天板の縁部に沿って延びるように形成され、前記操作部材は、前記凹部内で前記天板の縁部に沿って延びるように形成されていてもよい。
この発明によれば、執務者は天板の縁部を握るように操作部材を容易に操作することができる。また、天板の縁部に操作部材が設けられた範囲のどこからでも、執務者が操作部材を操作しやすくすることができる。
また、上記の天板昇降式デスクにおいて、前記凹部は前記天板の側面に開口してもよい。
この発明によれば、開口が形成された側面から指等を挿入することで、凹部内の操作部材を移動させやすくなる。
また、上記の天板昇降式デスクにおいて、前記操作部材は、上下方向に移動することで前記昇降機構ユニットを駆動させてもよい。
この発明によれば、操作時に操作部材が移動する方向と天板が移動する方向とが一致するため、操作部材の操作性を向上させることができる。
また、上記の天板昇降式デスクにおいて、前記天板の上面の前縁は、前方に向かうにしたがって下方に傾斜していてもよい。
この発明によれば、傾斜面が手にひっかかることが無く、天板の前縁を握るような操作をより自然なものとすることができる。
本発明の天板昇降式デスクによれば、昇降機構ユニットが意図せずに動作するのを抑制することができる。
本発明の第1実施形態の天板昇降式デスクの斜視図である。 同天板昇降式デスクの要部の側面の断面図である。 同天板昇降式デスクの底面図である。 本発明の第2実施形態の天板昇降式デスクの要部の斜視図である。 同天板昇降式デスクの要部の側面の断面図である。 本発明の第3実施形態の天板昇降式デスクの要部の斜視図である。 同天板昇降式デスクの要部の側面の断面図である。 本発明の第4実施形態の天板昇降式デスクの要部の斜視図である。 同天板昇降式デスクの要部の側面の断面図である。
(第1実施形態)
以下、本発明に係る天板昇降式デスクの一実施形態を、図1から3を参照しながら説明する。
図1に示すように、本実施形態の天板昇降式デスク1は、上面10aが作業面である天板10と、床面F上に配置される下部支持体21、下部支持体21の上方に配置され上端部が天板10を支持する上部支持体22、及び下部支持体21と上部支持体22との間を伸縮可能に連結する昇降機構ユニット23を有し、左右方向Xに離間して配置された一対の脚体20と、一対の昇降機構ユニット23に接続され、一対の昇降機構ユニット23を伸縮させて駆動させる操作部30と、を備えている。
天板10は、上下方向Zに平行に見たときに矩形状に形成されている。天板10における左右方向Xに延びる第一の辺10cの長さは、前後方向Yに延びる第二の辺10dの長さよりも長い。天板10の一対の第一の辺10cのうち前方となる第一の辺10c1は、天板10の辺10c、10dのうち執務者(使用者)が主に使用する辺である。
天板10の第一の辺10c1の縁部の上面10aには、端に向かうにしたがって天板10の厚さが薄くなる傾斜面10eが形成されている。すなわち、天板10の上面10aの前縁である傾斜面10eは、前方に向かうにしたがって下方に傾斜している。
図1及び2に示すように、天板10の下面10bには、凹部11が形成されている。凹部11は、天板10の各辺10c、10dの縁部に沿って延びるように形成されている。すなわち、本実施形態では、天板10の下面10bに4つの凹部11が形成されている。凹部11は、各辺10c、10dの全長にわたり形成されていることが好ましい。
図1に示すように、下部支持体21は、前後方向Yに延びる接地フレーム25と、接地フレーム25の前方及び後方の下面にそれぞれ設けられ床面Fに接触するアジャスター26とを有している。例えば、接地フレーム25は、鋼板を折り曲げて角筒状に形成して構成されている。
各アジャスター26は、公知の構成のものである。接地フレーム25に対してアジャスター26を上下方向Zに移動させることで、天板昇降式デスク1の不陸を調整することができる。
上部支持体22は、接地フレーム25と同様に構成されている。上部支持体22は、天板10の下面10bに図示しないネジ部材等により固定されている。
昇降機構ユニット23は、従来公知の構成からなる電動式のものである。昇降機構ユニット23は、外径寸法の異なる複数の角筒23a、23b、23cと、角筒23a、23b、23cの内部に収容された図示しない駆動機構とを備えている。角筒23a、23b、23cは互いに上下方向Zに相対移動可能に嵌り合っていて、駆動機構を駆動することで昇降機構ユニット23を上下方向Zに伸ばしたり縮めたりすることができる。これにより、昇降機構ユニット23は、下部支持体21と上部支持体22との間を伸縮可能に連結し、天板10を上下方向Zに移動させる。
図2及び3に示すように、操作部30は、凹部11内に全体が配置された操作レバー(操作部材)31と、操作レバー31を移動可能となるように支持する支持部32と、操作レバー31の移動を検出し、検出した操作レバー31の移動方向に応じて一対の昇降機構ユニット23を伸縮させる昇降制御部33(図1参照)と、を有する。なお、移動とは、平行移動及び回転移動の両方を意味し、本実施形態で言う移動とは回転移動を意味する。
操作レバー31及び支持部32で、操作スイッチ34を構成する。
本実施形態では、操作レバー31は、板状の連結部材36と、連結部材36の第一の端部に取付けられた円柱状のレバー本体37とを有する。連結部材36及びレバー本体37は、凹部11内で天板10の縁部に沿って延びるように形成されている。操作レバー31は、中立位置P1では、連結部材36が上下方向Zに延びるように配置される。ここで言う中立位置P1とは、昇降制御部33が操作レバー31の位置を検出しても昇降機構ユニット23を伸ばしたり縮めたりしない(天板10を上下方向Zに移動させない)位置を意味する。
連結部材36及びレバー本体37は、樹脂や金属の板材等で形成することができる。
支持部32は、図示しない軸部材を有し、トグルスイッチ等の位置検出センサを内蔵している。支持部32は、図示しないネジ部材等により凹部11の底面に取付けられている。
連結部材36の第二の端部は、軸部材周りに回転可能に支持されている。連結部材36が軸部材周りに回転することで、操作レバー31は、天板10の上面10aに沿って天板10の縁部側に移動した第一の移動位置P2と、天板10の中央部側に移動した第二の移動位置P3とに移動することができる。
操作レバー31が操作されていないときに操作レバー31が移動位置P2、P3から中立位置P1に移動するように、操作レバー31をバネ部材で付勢することが好ましい。
位置検出センサは、連結部材36に接続されている。位置検出センサは、操作レバー31が中立位置P1、第一の移動位置P2、及び第二の移動位置P3のいずれかの位置にいるかを検出する。位置検出センサは、配線35を介して昇降制御部33に接続されている。位置検出センサは、検出結果を配線35を介して昇降制御部33に送信する。
操作レバー31は、位置P1、P2、P3のいずれにおいても、凹部11内、すなわち天板10の下面10bと面一か下面10bよりも上方に配置されている。
昇降制御部33は、図示はしないが、制御回路や、制御回路を制御するための制御プログラム等が記憶されたメモリ等を有している。
制御回路は、送信された検出結果に基づいて、例えば、操作レバー31が第一の移動位置P2に移動したことを検出したときに、一対の昇降機構ユニット23を伸ばす。操作レバー31が第二の移動位置P3に移動したことを検出したときに、一対の昇降機構ユニット23を縮める。制御回路は、天板10の凹部11内で操作レバー31が移動するのに応じて昇降機構ユニット23を駆動させる。
昇降制御部33には、前述の駆動機構、配線35及び電源ケーブル38(図1参照)が接続されている。電源ケーブル38には、図示しないプラグが設けられている。
次に、以上のように構成された天板昇降式デスク1の作用について説明する。
図示しないコンセントにプラグを差し込むと、昇降制御部33の制御回路が起動する。執務者は、天板10を上方に移動させるときには、図2に示すように、天板10の上面10aに親指Q1を掛け、レバー本体37に人差し指Q2等を当てる。この操作は、天板10の縁部を握るような自然な操作になる。天板10の傾斜面10eが傾斜しているため、傾斜面10eが手にひっかかることが無く、天板10の前縁を握るような操作をより自然なものとすることができる。
人差し指Q2等で操作レバー31を第一の移動位置P2に移動させる操作をすると、一対の昇降機構ユニット23を伸びて天板10が上方に移動する。
天板10を下方に移動させるときには、操作レバー31を第二の移動位置P3に移動させる。一対の昇降機構ユニット23が縮んで、天板10が下方に移動する。
凹部11が各辺10c、10dの縁部に沿って延びるように形成され、操作レバー31は凹部11内で天板10の縁部に沿って延びるように形成されている。このため、執務者Qは天板10の縁部を握るように操作レバー31を容易に操作できる。天板10の縁部に沿う操作レバー31が設けられた範囲のどこからでも、執務者Qが操作レバー31を操作しやすくなる。
執務者Qが意図せずに、天板10よりも下方から他の什器や執務者Q自身の足等である接触体Tが操作レバー31に近づくことがある。操作レバー31の全体は凹部11内に配置されているため、下方から上方に移動して操作レバー31に近づいた接触体Tは、操作レバー31に接触する前又は操作レバー31に接触すると同時に天板10の下面10bに当接する。執務者Qが操作レバー31を操作して天板10を下方に移動させたときも、接触体Tが操作レバー31に接触する前又は操作レバー31に接触すると同時に、接触体Tが天板10の下面10bに当接する。
すなわち、接触体Tにより操作レバー31が押されることはない。操作レバー31が操作されていない中立位置P1だけでなく、執務者Qにより操作されている移動位置P2、P3であっても、接触体Tにより押されることが抑えられる。
以上説明したように、本実施形態の天板昇降式デスク1によれば、接触体Tが天板10の下面10bに当接することで接触体Tにより操作レバー31が押されることが抑えられる。したがって、執務者Qが意図せずに昇降機構ユニット23が動作するのを抑制することができる。
移動体Tが操作レバー31に接触して、位置検出センサの動作が不良になったり、位置検出センサが誤動作したりするのを確実に防止することができる。
凹部11が各辺10c、10dの縁部に沿って延びるように形成され、操作レバー31は凹部11内で天板10の縁部に沿って延びるように形成されている。このため、執務者Qは天板10の縁部を握るように操作レバー31を容易に操作することができる。天板10の縁部に沿う操作レバー31が設けられた範囲のどこからでも、執務者Qが操作レバー31を操作しやすくすることができる。
ミーティングテーブル等のように、天板昇降式デスク1が左右方向Xに長い場合でも、執務者Qが操作レバー31を操作しやすくすることができる。
なお、本実施形態では天板10の下面10bに4つの凹部11が形成され各凹部11内に操作スイッチ34が配置されているとした。しかし、凹部11が形成される位置及び操作スイッチ34が配置される位置はこの限りではない。例えば、凹部11が天板10の第一の辺10c1における下面10bのみに縁部に沿って延びるように形成され、この凹部11内に操作スイッチ34が凹部11に沿って延びるように配置されていてもよい。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態について図4及び5を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図4及び5に示すように、本実施形態の天板昇降式デスク2は、第1実施形態の天板昇降式デスク1に対して凹部12の形状が異なるとともに、操作レバー31及び支持部32に代えて、操作レバー41及び支持部42を備えている。
凹部12は、天板10の第一の辺10c1の縁部に沿う比較的狭い範囲に形成されている。
操作レバー41は、いわゆるスライドスイッチであり、前後方向Y及び左右方向Xに沿ってそれぞれ延びる板状に形成されたレバー本体43と、レバー本体43の下面における前後方向Yの中央部に設けられた凸部44とを有する。
支持部42は、レバー本体43を前後方向Yに平行移動させる図示しない公知のレール構造を有している。操作レバー41は、前後方向Yの可動範囲の中心となる位置が、天板10を上下方向Zに移動させない中立位置P1となっている。操作レバー41は、中立位置P1から前方に移動した第一の移動位置P2と、後方に移動した第二の移動位置P3とに移動することができる。
図示しない位置検出センサは、支持部42に接続されている。位置検出センサは、操作レバー41が中立位置P1、第一の移動位置P2、及び第二の移動位置P3のいずれかの位置にいるかを検出する。位置検出センサは、配線35を介して昇降制御部33に接続されている。位置検出センサは、検出結果を配線35を介して昇降制御部33に送信する。
操作レバー41は、位置P1、P2、P3のいずれにおいても、凹部12内、すなわち天板10の下面10bと面一か下面10bよりも上方に配置されている。
昇降制御部33の制御回路は、位置検出センサから送信された検出結果に基づいて、例えば、操作レバー41が第一の移動位置P2に移動したことを検出したときに、一対の昇降機構ユニット23を伸ばす。操作レバー31が第二の移動位置P3に移動したことを検出したときに、一対の昇降機構ユニット23を縮める。
このように構成された天板昇降式デスク2では、執務者Qは、天板10の上面10aに親指Q1を掛け、操作レバー41の凸部44に人差し指Q2等を当てる。中立位置P1にある操作レバー41を第一の移動位置P2や第二の移動位置P3に移動させて、天板10を上方や下方に移動させる。
このように、前後方向Yに平行移動する操作レバー41を用いた本実施形態の天板昇降式デスク2によっても、操作レバー41に近づく接触体Tは天板10の下面10bに当接する。したがって、昇降機構ユニット23が意図せずに動作するのを抑制することができる。
凹部12は天板10の縁部に形成されていることで、執務者Qは天板10の縁部を握るように操作レバー41を容易に操作することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態について図6及び7を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図6及び7に示すように、本実施形態の天板昇降式デスク3は、第2実施形態の天板昇降式デスク2の操作レバー41及び支持部42に代えて、操作レバー51及び支持部52を備えている。
操作レバー51は、前後方向Y及び左右方向Xに沿ってそれぞれ延びる板状に形成されている。操作レバー51の前後方向Yの中央部には、左右方向Xに延びる図示しない貫通孔が形成されている。
支持部52は、凹部12の底面に取付けられた一対の支持脚53と、一対の支持脚53に支持された軸部材54とを有している。一対の支持脚53は、左右方向Xに間隔を空けて並べて配置されている。軸部材54は、操作レバー51の貫通孔に挿通されている。
操作レバー51は、天板10を上下方向Zに移動させない中立位置P1において、水平面に対してほぼ平行になる。
操作レバー51の前方の端部が上方に移動すると、操作レバー51が第一の移動位置P2に移動する。例えば、このとき、昇降制御部33の制御回路が一対の昇降機構ユニット23を伸ばし、天板10が上方に移動する。
一方で、操作レバー51の前方の端部が下方に移動すると、操作レバー51が第二の移動位置P3に移動する。例えば、このとき、昇降制御部33の制御回路が一対の昇降機構ユニット23を縮め、天板10が下方に移動する。すなわち、操作レバー51の前方の端部が上下方向Zに移動すると、天板10が上下方向Zに移動する。
操作レバー51は、位置P1、P2、P3のいずれにおいても、凹部12内、すなわち天板10の下面10bと面一か下面10bよりも上方に配置されている。
このように構成された天板昇降式デスク3では、執務者Qは、天板10の上面10aに親指Q1を掛け、操作レバー51に人差し指Q2等を当てる。中立位置P1にある操作レバー41を第一の移動位置P2や第二の移動位置P3に移動させて、天板10を上方や下方に移動させる。
本実施形態の天板昇降式デスク3によっても、昇降機構ユニット23が意図せずに動作するのを抑制することができる。
また、操作時に操作レバー51の前方の端部が移動する方向と天板10が移動する方向とが上下方向Zで一致するため、操作レバー51の操作性を向上させることができる。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態について図8及び9を参照しながら説明するが、前記実施形態と同一の部位には同一の符号を付してその説明は省略し、異なる点についてのみ説明する。
図8及び9に示すように、本実施形態の天板昇降式デスク4は、第1実施形態の天板昇降式デスク1に対して凹部13の形状が異なるとともに、操作レバー31及び支持部32に代えて、第一の操作レバー(操作部材)61、第二の操作レバー(操作部材)62、及び支持部63を備えている。
凹部13は、天板10の下面10bに形成されるとともに、天板10の第一の辺10c1の側面10fに開口する。
第一の操作レバー61は、上下方向Zに延びる連結部材61aと、連結部材61aの下端部から前方に延びるレバー本体61bとを有している。連結部材61aの上下方向Zの中央部には、左右方向Xに延びる図示しない貫通孔が形成されている。
第二の操作レバー62は、第一の操作レバー61と同様に構成されている。すなわち、第二の操作レバー62は、上下方向Zに延びる連結部材62aと、連結部材62aの下端部から前方に延びるレバー本体62bとを有している。連結部材62aの上下方向Zの中央部には、左右方向Xに延びる図示しない貫通孔が形成されている。
操作レバー61、62は、左右方向Xに見たときにL字形に形成され、凹部13内に左右方向Xに並べて配置されている。
支持部63は、例えば、凹部13の後面に取付けられた複数の支持脚65と、複数の支持脚65に支持された軸部材66とを有している。複数の支持脚65は、操作レバー61、62を左右方向Xに挟むように配置されている。軸部材66は、連結部材61a、62aの貫通孔に挿通されている。
第一の操作レバー61のレバー本体61bは、天板10を上下方向Zに移動させない中立位置P6において、水平面に対してほぼ平行になる。第二の操作レバー62のレバー本体62bは、天板10を上下方向Zに移動させない中立位置P7において、水平面に対してほぼ平行になる。
このように構成された天板昇降式デスク4では、執務者Qは、天板10の側面10fの開口から人差し指Q2等を挿入し、操作レバー61、62を操作する。開口が形成された側面10fから人差し指Q2等を挿入することで、凹部13内の操作レバー61、62を移動させやすい。
レバー本体61bの前方の端部が下方に移動すると、第一の操作レバー61が第一の移動位置P8に移動する。図示しない位置検出センサにより第一の操作レバー61の位置を検出した昇降制御部33の制御回路は、一対の昇降機構ユニット23を伸ばし、天板10を上方に移動させる。
一方で、レバー本体62bの前方の端部が下方に移動すると、第二の操作レバー62が第二の移動位置P9に移動する。図示しない位置検出センサにより第二の操作レバー62の位置を検出した昇降制御部33の制御回路は、一対の昇降機構ユニット23を縮め、天板10を下方に移動させる。
第一の操作レバー61は位置P6、P8のいずれにおいても、凹部13内、すなわち天板10の下面10bと面一か下面10bよりも上方に配置されている。第二の操作レバー62は位置P7、P9のいずれにおいても、凹部13内に配置されている。
以上説明したように、本実施形態の天板昇降式デスク4によれば、操作レバー61、62に近づく接触体Tは天板10の下面10bに当接する。したがって、昇降機構ユニット23が意図せずに動作するのを抑制することができる。
開口が形成された側面10fから人差し指Q2等を挿入することで、凹部13内の操作レバー61、62を移動させやすくなる。
以上、本発明の第1実施形態から第4実施形態について図面を参照して詳述したが、具体的な構成はこの実施形態に限られるものではなく、本発明の要旨を逸脱しない範囲の構成の変更、組み合わせ、削除等も含まれる。さらに、各実施形態で示した構成のそれぞれを適宜組み合わせて利用できることは、言うまでもない。
例えば、前記第1実施形態から第4実施形態では、天板10の外形が比較的小さい場合には、凹部が天板10の下面10bの中央部に形成され、この凹部内に操作レバーが配置されてもよい。
天板昇降式デスクが備える脚体20の数は一対に限られず、1本でもよいし3本以上でもよい。
昇降機構ユニット23は電動式の機構であるとしたが、昇降機構ユニット23はこれに限られず、ガススプリングを用いた機構、ギアを用いた機構等でもよい。
1、2、3、4 天板昇降式デスク
10 天板
10a 上面
10b 下面
10f 側面
11、12、13 凹部
20 脚体
23 昇降機構ユニット
30 操作部
31、41、51 操作レバー(操作部材)
61 第一の操作レバー(操作部材)
62 第二の操作レバー(操作部材)
Z 上下方向

Claims (6)

  1. 上面が作業面である天板と、
    前記天板を上下方向に移動させる昇降機構ユニットを有し、前記天板を支持する脚体と、
    前記昇降機構ユニットを駆動させる操作部と、
    を備え、
    前記操作部は、前記天板の下面に形成された凹部内に全体が配置され、前記凹部内で移動することで前記昇降機構ユニットを駆動させる操作部材を有することを特徴とする天板昇降式デスク。
  2. 前記凹部は前記天板の縁部に形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式デスク。
  3. 前記凹部は前記天板の縁部に沿って延びるように形成され、
    前記操作部材は、前記凹部内で前記天板の縁部に沿って延びるように形成されていることを特徴とする請求項1に記載の天板昇降式デスク。
  4. 前記凹部は前記天板の側面に開口することを特徴とする請求項1から3のいずれか一項に記載の天板昇降式デスク。
  5. 前記操作部材は、上下方向に移動することで前記昇降機構ユニットを駆動させることを特徴とする請求項1から4のいずれか一項に記載の天板昇降式デスク。
  6. 前記天板の上面の前縁は、前方に向かうにしたがって下方に傾斜していることを特徴とする請求項1から5のいずれか一項に記載の天板昇降式デスク。
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