JP2008073433A

JP2008073433A - システムキッチン

Info

Publication number: JP2008073433A
Application number: JP2006258978A
Authority: JP
Inventors: Hidetsugu Kiyomoto; 英嗣清本; Kazuhiro Hatano; 和広波多野; Keiji Mori; 圭司森
Original assignee: Toyo Kitchen and Living Co Ltd
Current assignee: Toyo Kitchen and Living Co Ltd
Priority date: 2006-09-25
Filing date: 2006-09-25
Publication date: 2008-04-03

Abstract

【課題】作業をする際、移動距離が短くて済み、しかも、コーナー部における作業の負担を軽減させることができ、さらに、コーナー部のスペースの有効利用を図ること。
【解決手段】システムキッチンは、架台１と、架台１の上に載置される、コーナーユニット２５を含むユニット２と、ユニット２の上に載置されるトップ３との組合せからなり、コーナー角度を略１３５度に設定した平面視鈍角くの字状のシステムキッチンでる。コーナーユニット２５は、ダイニング側から操作可能な引出しユニットにより構成される。
【選択図】図１

Description

本発明は、システムキッチンに関する。

周知のように、従来のシステムキッチンは、平面視I字状の直線型システムキッチン、あるいは、コーナー角度が９０度の平面視L字状の屈曲型システムキッチンが主流であった。

しかし、直線型システムキッチンの場合、流し台、加熱機器、及び、まな板、鍋又は皿等が載せられるカウンターなどからなる作業エリアが横方向に伸びているため、調理人の移動距離が必然的に長くなるという問題がある。

また、屈曲型システムキッチンの場合、コーナー部において作業をする際、体を９０度捻る動作をする必要が生じ、作業性に問題がある。

本発明は、上記のような従来からのシステムキッチンの問題点に鑑みなされたものであり、作業をする際、移動距離が短くて済み、しかも、コーナー部における作業の負担を軽減させることができるシステムキッチンを提供することを基本的な目的とする。

さらに、本発明は、コーナー部のスペースの有効利用を図ることを目的とする。

本発明のシステムキッチンは、架台と、該架台の上に載置される、コーナーユニットを含むユニットと、該ユニットの上に載置されるトップとの組合せからなり、コーナー角度を略１３５度に設定した平面視鈍角くの字状のシステムキッチンであって、前記コーナーユニットをダイニング側から操作可能な引出しユニットにより構成したことを特徴とする。

本発明によると、コーナー角度を略１３５度に設定したため、直線型システムキッチンと比べ同一内容の作業を行う際の人の移動距離が短くなるとともに、屈曲型システムキッチンと比べコーナー部において人の腕の作業域は肩を中心に両方の動作範囲は１３５度が適度であり、体を捻る角度が小さくて済み作業の負担を軽減できる。また、屈曲型システムキッチンでは、コーナー部において引出し（引出し箱）を引き出す際、引出し箱と共に体を後退りせざるを得ないが、コーナー角度を略１３５度に設定したシステムキッチンでは、体を横に僅かにずらした状態で引出し箱を容易に引き出すことが可能になる。また、コーナーユニットをダイニング側から操作可能な引出しユニットで構成したため、コーナー部のスペースの有効利用が図れる。

以下、本発明の実施形態を図面に基づいて説明する。

図１は、本発明の一実施形態に係るシステムキッチンをダイニング側から見たときの斜視図、図２は、同システムキッチンの架台の平面図、図３は、同システムキッチンのユニットの平面図、図４は、同システムキッチンのトップの平面図、図５は、コーナーユニットの収納状態の斜視図、図６は、コーナーユニットを引き出した状態を表した斜視図、図７は、コーナーユニットの動作説明図をそれぞれ示す。

図１〜図７において、システムキッチンは、架台１と、架台１の上に載置される、コーナーユニット２５を含むユニット２と、ユニット２の上に載置されるトップ３との組合せからなる。

架台１は、ユニット２の底部が載置される水平枠部１１と、水平枠部１１の適宜箇所から下方へ延設され、床面１００に載る垂直脚部１２とで構成される。

ユニット２は、シンクユニット２１と、加熱機器ユニット２２と、２つの四段引出しユニット２３、２４と、コーナーユニット２５とで構成される。

トップ３は、シンクユニット２１に載るシンクタンク部３１と、加熱機器ユニット２２に載る加熱機器部３２と、２つの四段引出しユニット２３、２４に載る２つの端フラット部３３、３４と、コーナーユニット２５に載るコーナーフラット部３５とからなる。

コーナーユニット２５は、図５、６に示すように引出しユニットからなる。引出しユニット２５は、ボックス部２５aと引出し部２５bとからなり、ボックス部２５aと引出し部２５bにそれぞれ設けたスライドレール２５c、２５d（図７）により、引出し部２５bを引出すことができるよう構成されており、引出し部２５bは、ダイニング側からの操作によって引き出される。

上記のように構成されたシステムキッチンは、平面視鈍角くの字状に構成されている。コーナー角度θは鈍角例えば１３０度〜１４０度の範囲に設定されており、特にコーナー角度θを１３５度に設定することが、作業性などの点から人間工学的に最も好ましい。

本実施形態のシステムキッチンによると、コーナー角度θが１３０度〜１４０度の範囲に設定されたため、直線型システムキッチンと比べ同一内容の作業を行う際の人の移動距離が短くなるとともに、屈曲型システムキッチンと比べコーナー部において人の腕の作業域は肩を中心に両方の動作範囲は１３５度が適度であり、体を捻る角度が小さくて済み作業の負担を軽減できる。また、コーナーユニット２５をダイニング側から操作可能な引出しユニットで構成したため、コーナー部のスペースの有効利用が図れる。

本発明の一実施形態に係るシステムキッチンをダイニング側から見たときの斜視図である。同システムキッチンの架台の平面図である。同システムキッチンのユニットの平面図である。同システムキッチンのトップの平面図である。コーナーユニットの収納状態の斜視図である。コーナーユニットを引き出した状態を表した斜視図である。コーナーユニットの動作説明図である。

符号の説明

１架台
２ユニット
３トップ
２５コーナーユニット

Claims

架台と、該架台の上に載置される、コーナーユニットを含むユニットと、該ユニットの上に載置されるトップとの組合せからなり、コーナー角度を略１３５度に設定した平面視鈍角くの字状のシステムキッチンであって、前記コーナーユニットをダイニング側から操作可能な引出しユニットにより構成したことを特徴とするシステムキッチン。