JPH11240324A - 車両用空調装置 - Google Patents

車両用空調装置

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JPH11240324A
JPH11240324A JP10285485A JP28548598A JPH11240324A JP H11240324 A JPH11240324 A JP H11240324A JP 10285485 A JP10285485 A JP 10285485A JP 28548598 A JP28548598 A JP 28548598A JP H11240324 A JPH11240324 A JP H11240324A
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electric heating
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気発熱体による暖房即効性を効果的に発揮
する。 【解決手段】 ケース16内に、車室内に吹き出される
空気を温水により加熱する暖房用熱交換器14を配置す
るとともに、この暖房用熱交換器14と一体に複数の電
気発熱体15a〜15cを配置し、この複数の電気発熱
体15a〜15cの通電およびケース16に送風する送
風機17の送風量を制御する制御装置27を備える。こ
の制御装置27により、複数の電気発熱体15a〜15
cの通電本数と、車室内に吹き出される空気の目標吹出
温度とに基づいて送風機17の風量を決定する。従っ
て、複数の電気発熱体の通電本数の変化にかかわらず、
送風機17の風量制御により、吹出空気の温度を目標吹
出温度にすることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は温水等を熱源とする
暖房用熱交換器の他に、補助暖房熱源として電気発熱体
を備えている車両用空調装置において、電気発熱体の通
電(発熱量)および風量を制御するための制御装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】近年、車両エンジンの高効率化に伴い、
エンジン暖機後においても車両エンジンの冷却水(温
水)温度が従前に比して低めの温度となる傾向にある。
そのため、エンジン冷却水からの廃熱を利用して車室内
の暖房を行う温水式空調装置においては、暖房能力不足
が課題になっている。
【0003】そこで、特開平9−20129号公報で
は、温水式の暖房用熱交換器の空気流入側の面に電気発
熱体を組付け、温水温度が低いときには電気発熱体に通
電して、電気発熱体の発熱により暖房空気を加熱するこ
とにより、暖房能力の不足を解消するものが提案されて
いる。そして、この従来装置では、車室内温度および電
気発熱体への通電開始後の経過時間を測定して、この両
者をパラメータとして、車室内温度の上昇および通電時
間の増加に伴って、電気発熱体の発熱量(W)を次第に
減少させることにより、電気発熱体の発熱による車室内
への吹出空気温度を制御している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来装置
では、空調装置における送風量を考慮していないので、
例えば、寒冷時等には、電気発熱体の発熱量が最大であ
っても、送風量が過大なため、車室内への吹出空気温度
が十分上昇せず、冷風が吹き出して乗員に不快感を与え
る場合が生じる。
【0005】また、上記従来装置では、温水式の暖房用
熱交換器の空気流入側の面に電気発熱体を組付けている
ので、電気発熱体の発熱時に、電気発熱体の発熱量が温
水式の暖房用熱交換器のチューブ内を循環する低温の温
水(エンジン冷却水)に吸熱されてしまい、電気発熱体
の発熱により効率良く暖房空気を加熱できない。その結
果、車室内への吹出空気温度が十分上昇せず、電気発熱
体による暖房即効性を効果的に発揮できない。
【0006】本発明は上記点に鑑みてなされたもので、
電気発熱体による暖房即効性を効果的に発揮することを
目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、請求項1記載の発明では、通風路を構成するケース
(16)内に、暖房用熱交換器(14)および電気発熱
体(15a〜15c)を配置するとともに、この電気発
熱体(15a〜15c)の通電およびケース(16)に
送風する送風機(17)の送風量を制御する制御手段
(27)を備え、この制御手段(27)により、電気発
熱体(15a〜15c)の発熱量と、車室内に吹き出さ
れる空気の目標吹出温度とに基づいて送風機(17)の
風量を決定することを特徴としている。
【0008】これによると、電気発熱体(15a〜15
c)の発熱量を考慮して、送風機(17)の風量を決定
することにより、過大な風量による吹出空気温度の低下
を招くことなく、吹出空気の温度を目標吹出温度にする
ことができる。すなわち、電気発熱体(15a〜15
c)の発熱量が多いときは送風機(17)の風量を増加
し、発熱量が少ないときは、送風機(17)の風量を減
少させることにより、吹出空気の温度を目標吹出温度に
することができる。従って、電気発熱体の発熱量の変化
にかかわらず、車室内への吹出空気の温度を乗員が不快
と感じない目標レベルまで常に上昇させることができ、
電気発熱体による暖房即効性を効果的に発揮できる。
【0009】しかも、風量切替の煩雑な操作を乗員に負
担させることなく、自動的に適切な風量を決定できる。
また、請求項2記載の発明では、通風路を構成するケー
ス(16)内に、暖房用熱交換器(14)および電気発
熱体(15a〜15c)を配置するとともに、この電気
発熱体(15a〜15c)の通電およびケース(16)
に送風する送風機(17)の送風量を制御する制御手段
(27)を備え、この制御手段(27)により、電気発
熱体(15a〜15c)の発熱量と、熱源流体の温度と
に基づいて送風機(17)の風量を決定することを特徴
としている。
【0010】これによると、電気発熱体(15a〜15
c)の発熱量と、熱源流体の温度に応じた、熱源流体か
らの放熱量とを考慮して、送風機(17)の風量を決定
することにより、吹出空気の温度を目標吹出温度にする
ことができる。従って、電気発熱体発熱量および熱源流
体の温度の変化にかかわらず、車室内への吹出空気温度
を乗員が不快と感じない目標レベルまで常に上昇させる
ことができ、電気発熱体による暖房即効性を効果的に発
揮できる。
【0011】また、請求項3記載の発明のように、電気
発熱体(15a〜15c)の発熱量を熱源流体の温度に
基づいて決定することにより、熱源流体の温度低下に伴
う暖房能力不足を補うように電気発熱体の発熱量を決定
できる。また、逆に、熱源流体の温度が上昇すれば、電
気発熱体の発熱量を減らして、電気発熱体の電力消費量
を減らすことができる。
【0012】また、請求項4記載の発明のように、電気
発熱体(15a〜15c)の発熱量を車載バッテリ(3
0)の充電状態に基づいて決定すれば、車載バッテリ
(30)の過放電を未然に防止しながら、電気発熱体の
発熱量を制御できる。また、請求項5記載の発明は、請
求項4記載の発明をより具体化しているもので、車載バ
ッテリ(30)の充電状態の判定手段(S180)を備
え、この判定手段(S180)により車載バッテリ(3
0)の充電状態に余裕がないときは、電気発熱体(15
a〜15c)の発熱量を減少させている。これによれ
ば、車載バッテリ(30)の充電状態に余裕がないとき
に車載バッテリ(30)の過放電を良好に防止できる。
なお、充電状態の判定手段は具体的には、図4のフロー
チャートのステップS180で構成することができる。
【0013】また、請求項6記載の発明では、請求項3
において、電気発熱体(15a〜15c)の発熱量を熱
源流体の温度に基づいて仮決定し、車載バッテリ(3
0)の充電状態に余裕があるときは前記仮決定された発
熱量を最終発熱量として決定し、一方、車載バッテリ
(30)の充電状態に余裕がないときは前記仮決定され
た発熱量よりも少ない値を最終発熱量として決定するこ
とを特徴としている。
【0014】これによれば、電気発熱体(15a〜15
c)の発熱量を熱源流体の温度に基づいて決定する機能
と、車載バッテリの過放電防止とを良好に両立できる。
また、請求項7記載の発明では、目標吹出温度が予め設
定された所定温度(T 0 )であり、車室内に吹き出され
る空気の吹出温度が所定温度(T0 )となるように、送
風機(17)の風量を決定することを特徴としている。
【0015】これによると、電気発熱体による暖房時
に、予め設定された所定温度(T0 )の吹出空気温度を
得ることができ、暖房始動時の暖房フィーリングを良好
に確保できる。また、請求項8記載の発明では、乗員に
より設定され、車室内温度の目標温度を設定する温度設
定器(38)を有し、制御手段(27)は実際の車室内
温度と前記目標温度に基づいて、車室内を前記目標温度
に維持するために必要な目標吹出温度(TAO)を算出
するようになっており、車室内に吹き出される空気の吹
出温度が前記算出された目標吹出温度(TAO)となる
ように、送風機(17)の風量を決定することを特徴と
している。
【0016】これによると、電気発熱体による暖房時
に、制御手段(27)により算出された目標吹出温度
(TAO)を得ることができ、暖房始動時の暖房フィー
リングを良好に確保できる。また、請求項9記載の発明
では、暖房用熱交換器(14)への熱源流体の流れを断
続する弁手段(13)を備え、暖房時に、熱源流体の温
度が所定温度以下であるときは、暖房用熱交換器(1
4)への熱源流体の流通を弁手段(13)により阻止し
て、電気発熱体(15a〜15c)に通電するとともに
送風機(17)を作動させることを特徴としている。
【0017】これによると、暖房用熱交換器(14)内
に循環する低温流体に電気発熱体(15a〜15c)の
発熱量が吸熱されるのを防止できる。従って、電気発熱
体の発熱により効率良く暖房空気を加熱することがで
き、その結果、電気発熱体による暖房即効性を効果的に
発揮できる。また、請求項10記載の発明では、電気発
熱体(15a〜15c)として、複数の電気発熱体(1
5a〜15c)を備え、この複数の電気発熱体(15a
〜15c)の通電本数の切替により電気発熱体(15a
〜15c)の発熱量を制御することを特徴としている。
【0018】このように、複数の電気発熱体(15a〜
15c)の通電本数の切替により電気発熱体(15a〜
15c)の発熱量を制御することにより、発熱量制御の
ための特別に煩雑な制御回路等を必要とすることなく、
極めて簡素な回路構成で発熱量制御を行うことができ
る。しかも、電気発熱体(15a〜15c)の複数配置
によりケース(16)内の通風路に送風される空気を比
較的均一に加熱することが容易である。
【0019】また、請求項11記載の発明では、複数の
電気発熱体(15a〜15c)の通電本数を熱源流体の
温度に応じて決定する通電本数決定手段(S150、S
170)を備えることを特徴としている。なお、通電本
数決定手段は具体的には、図4のフローチャートのステ
ップS150、S170で構成することができる。この
ように、複数の電気発熱体の通電本数を熱源流体の温度
に応じて決定することにより、請求項3と同様の効果を
発揮できる。
【0020】そして、請求項12記載の発明では、複数
の電気発熱体(15a〜15c)を、暖房用熱交換器
(14)のチューブ(23)が配置された熱交換用コア
部(20)内に一体に配置することを特徴としている。
これによれば、複数の電気発熱体を暖房用熱交換器の一
体部品として取り扱うことができ、ケース(16)に対
して暖房用熱交換器を脱着するのみでよく、空調装置の
組付性、サービス性が良好である。
【0021】なお、上記各手段の括弧内の符号は、後述
する実施形態記載の具体的手段との対応関係を示すもの
である。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態を図に基
づいて説明する。 (第1実施形態)図1は電気発熱体を一体化した温水式
の車両暖房用熱交換器を含む車両温水回路を示し、水冷
式の車両エンジン10の温水回路11には車両エンジン
10により回転駆動される温水ポンプ12が配置されて
おり、この温水ポンプ12の作動により温水(エンジン
冷却水)が温水回路11を循環する。
【0023】温水回路11において、車両エンジン10
で加熱された温水は温水弁(弁手段)13を介して車両
暖房用熱交換器14に流入する。ここで、温水弁13
は、サーボモータ等の電気アクチュエータ13aと、こ
の電気アクチュエータ13aにより操作されて温水流路
の開度を調整する弁体13bとから構成されている。ま
た、車両暖房用熱交換器14には、図2に示すように3
本の電気発熱体15a〜15cが一体に組み込まれてお
り、この熱交換器14は車両用空調装置の通風路を構成
するケース16内に収容されている。この暖房用熱交換
器14は、空調用送風機17の送風空気を温水または電
気発熱体15a〜15cを熱源として加熱する。
【0024】図2は図1の車両暖房用熱交換器14の正
面図であって、この熱交換器14は、温水入口側タンク
18と、温水出口側タンク19と、この両タンク18、
19の間に設けられた熱交換用コア部20とを有してい
る。温水入口側タンク18には図1に示す水冷式の車両
エンジン10からの温水(エンジン冷却水)が流入する
入口パイプ21が設けられ、温水出口側タンク19には
温水を外部へ流出させ、エンジン10側に還流させる出
口パイプ22が設けられている。なお、本例の熱交換器
14は図2に示すように上下対称形であるので、温水入
口側タンク18と温水出口側タンク19とを上下逆転し
てもよい。
【0025】各タンク18、19はそれぞれタンク本体
部18a、19aと、このタンク本体部18a、19a
の開口端面を閉じるシートメタル18b、19bとから
なり、図2の左右方向が長手方向となる周知のタンク構
造である。そして、シートメタル18b、19bには偏
平状のチューブ挿入穴(図示せず)が多数個、図2の左
右方向に1列または複数列並んで形成されている。
【0026】熱交換用コア部20は暖房用空気の流れ方
向(図2の紙面垂直方向)に対して平行な偏平状に形成
された偏平チューブ23を多数個図2の左右方向に並列
配置している。この多数個の偏平チューブ23内を温水
は図2の下側から上側への一方向に流れる。そして、こ
の多数個の偏平チューブ23相互の間に波形状に成形さ
れたコルゲートフィン(フィン部材)24を配置し接合
している。このコルゲートフィン24には周知のごとく
暖房用空気の流れ方向に対して所定角度で斜めに多数の
ルーバ(図示せず)が切り起こし成形されており、この
ルーバの成形によりフィン熱伝達率を向上させている。
【0027】偏平チューブ23の両端開口部はシートメ
タル18b、19bのチューブ挿入穴内にそれぞれ挿通
され、接合される。また、コア部20の最外側(図2の
左右両端部)のコルゲートフィン24のさらに外側には
サイドプレート25、26が配設され、このサイドプレ
ート25、26は最外側のコルゲートフィン24および
タンク18、19に接合される。
【0028】さらに、熱交換用コア部20の一部の部位
に、偏平チューブ23の代わりに、電気発熱体15a〜
15cを設置している。図2の例では、熱交換用コア部
20の3箇所に電気発熱体15a〜15cを等間隔で、
左右対称位置に設置している。より具体的に説明する
と、熱交換用コア部20のうち、電気発熱体15a〜1
5cが設置される部位では、隣接するコルゲートフィン
24の折り曲げ頂部に、それぞれ偏平チューブ23の長
手方向に延びる平板状の金属製保持板(図示せず)を所
定間隔を開けて接合し、この2枚の保持板の間に各電気
発熱体15a〜15cを組み付ける構造となっている。
【0029】なお、暖房用熱交換器14の各部品はいず
れもアルミニウムからなり、一体ろう付けにて接合さ
れ、このろう付け後に電気発熱体15a〜15cの組み
付けを行う。電気発熱体15a〜15cは、図示しない
板状の発熱体素子と、この発熱体素子の表裏両面に配置
された細長の平板状の電極板との3層サンドウイッチ構
造を電気絶縁材で被覆した構造になっており、この電極
板を介して外部回路に発熱体素子が電気的に接続され
る。そして、発熱体素子は所定の設定温度(キューリ
点)にて抵抗値が急増する正の抵抗温度特性を有する抵
抗体材料(例えば、チタン酸バリウム)からなるPTC
ヒータ素子である。また、3本の電気発熱体15a〜1
5cは車載電源(図1に示すバッテリ30)に対して電
気的に並列接続される。
【0030】次に、図1により3本の電気発熱体15a
〜15cへの通電を制御するための制御系を説明する
と、空調用電子制御装置27はマイクロコンピュータ等
から構成されるものであり、予め設定されたプログラム
に基づいて所定の演算処理を行って電気発熱体15a〜
15c等への通電を制御する。電子制御装置27の出力
信号はリレー28に加えられ、このリレー28によって
電気発熱体15a〜15cへの通電が断続される。
【0031】なお、図1では図示の簡略化のために、電
気発熱体15a〜15cおよびリレー28を1つづつ示
しているが、実際には3本の電気発熱体15a〜15c
にそれぞれ対応して独立の合計3個のリレー28が設け
られ、この各リレー28により3本の電気発熱体15a
〜15cの通電をそれぞれ独立に断続するようになって
いる。
【0032】また、電子制御装置27には車両エンジン
10の運転を断続するイグニッションスイッチ29を介
して車載バッテリ30から電源が供給される。この車載
バッテリ30にはオルタネータ(交流発電機)31が接
続され、このオルタネータ31の出力電圧によりバッテ
リ30が充電される。一方、電子制御装置27には次の
各種センサ類からの信号が入力される。すなわち、水冷
式車両エンジン10の温水温度を検出する水温センサ3
2、外気温を検出する外気温センサ33、車載バッテリ
30の充電電圧に応じた信号を発生するバッテリ電圧セ
ンサ(バッテリ充電信号発生手段)34、空調作動スイ
ッチ(例えば、空調送風スイッチ)35、車室内の内気
温を検出する内気温センサ36、車室内へ入射される日
射量を検出する日射センサ37、および空調操作パネル
の温度設定器38からの信号が電子制御装置27に入力
される。
【0033】図3は車両用空調装置の通風系の概要を示
すもので、内外気切替箱39を通して外気または内気が
切り替え導入され、この導入空気は送風機17の作動に
より冷房用熱交換器(蒸発器)40に送風され、ここ
で、冷却、除湿される。図3の例では、車両用空調装置
の温度調整方式が周知のエアミックスタイプとなってお
り、冷房用熱交換器40で冷却された冷風は、エアミッ
クスドア(温度調整手段)41により暖房用熱交換器1
4を通る空気(温風)と、暖房用熱交換器14のバイパ
ス路42を通る空気(冷風)とに振り分けられる。
【0034】従って、この温風と冷風との風量割合をエ
アミックスドア41により調整することにより車室内へ
の吹出空気温度を調整できる。ここで、41aはエアミ
ックスドア41がバイパス路42を全閉し、暖房用熱交
換器14への空気路を全開する最大暖房状態を示してい
る。なお、図3において、43は温風と冷風の混合部、
44〜46は吹出モード切替用ドア、47は車両窓ガラ
ス内面への吹出空気を取り出すデフロスタ開口部、48
は乗員頭部への吹出空気を取り出すフェイス開口部、4
9は乗員足元への吹出空気を取り出すフット開口部であ
る。
【0035】次に、上記構成において作動を説明する。
まず、最初に、各機能部品による作動の概要を説明す
る。車室の暖房を行うときには、空調用送風機17を作
動させるとともに、温水弁13を開弁させる。送風機1
7の作動によって、暖房用熱交換器14の偏平チューブ
23とコルゲートフィン24との間の空隙部を暖房用空
気が通過する。一方、車両用エンジン10の温水ポンプ
12の作動によりエンジン10からの温水が温水弁13
を介して暖房用熱交換器14の入口パイプ21より温水
入口側タンク18内に流入する。
【0036】そして、温水は、入口側タンク18にて多
数本の偏平チューブ23に分配され、この偏平チューブ
23を並列に流れる間にコルゲートフィン24を介して
暖房用空気に放熱する。多数本の偏平チューブ23を通
過した温水は、温水出口側タンク19に流入し、ここで
集合され、出口パイプ22から温水は熱交換器外部へ流
出し、エンジン10側に還流する。
【0037】一方、暖房時において、温水温度が低く
て、電気発熱体15a〜15cを発熱させる必要がある
ときは、リレー28をオンして電気発熱体15a〜15
cに車載バッテリ30の電圧を印加する。これにより、
各電気発熱体15a〜15cが通電され発熱する。各電
気発熱体15a〜15cの発熱は両側のコルゲートフィ
ン24に伝導されて、このコルゲートフィン24から暖
房用空気に放熱される。従って、温水の低温時でも暖房
空気を速やかに加熱して即効暖房を行うことができる。
【0038】ここで、電気発熱体15a〜15cの発熱
体素子は所定のキューリ点(例えば、150°C)にて
抵抗値が急増する正の抵抗温度特性を有するPTC素子
であるから、周知のごとく、その発熱温度をキューリ点
に自己制御する自己温度制御機能を備えている。ところ
で、暖房時において、温水温度が低いときは電気発熱体
15a〜15cの発熱により暖房空気を加熱するのであ
るが、車室内への吹出空気温度は空調用送風機17によ
る送風量によって大きく変動する。
【0039】また、上記電気発熱体15a〜15cの発
熱は、両側のコルゲートフィン7から偏平チューブ23
を介して偏平チューブ23内の温水にも伝導される。こ
の温水への伝熱量が増大すると、電気発熱体15a〜1
5cの発熱量を暖房空気の加熱のために有効利用できな
いので、電気発熱体15a〜15cの発熱による暖房即
効性が損なわれることになる。
【0040】そこで、本実施形態では、暖房即効性の改
善のために、空調装置全体としての作動制御を図4に示
すごとく行っている。図4の制御ルーチンは、車両エン
ジン10のイグニッションスイッチ29および空調作動
スイッチ35が投入されるとスタートし、ステップS1
00にて各種センサ、スイッチ類からの信号読み込みを
行い、次のステップS110にて、車室内を目標温度に
維持するために必要な目標吹出空気温度TAOを算出す
る。この車室内への目標吹出空気温度TAOは、予めR
OMに記憶されている下記数式1に基づいて算出する。
【0041】
【数1】TAO=Kset ×Tset −Kr ×Tr −Kam×
Tam−Ks ×Ts +C なお、Tset は空調操作パネルの温度設定器38による
目標温度、Tr は内気温センサ36の検出する内気温、
Tamは外気温センサ33の検出する外気温、およびTs
は日射センサ37の検出する日射量である。また、Kse
t 、Kr 、Kam、およびKs はゲイン、Cは補正用の定
数である。
【0042】次に、ステップS120にて上記目標吹出
空気温度TAOが35°C以上であるか判定する。この
判定は、空調装置の運転状態が暖房開始時の最大暖房を
必要とする状態、すなわち、ウォームアップ状態にある
かどうかの判定を行うものであって、上記目標吹出空気
温度TAOを算出する機能を持たないマニュアル操作方
式の空調装置にあっては、エアミックスドア(温度調整
手段)38が最大暖房状態(図3の2点鎖線位置41
a)にあるかどうかで判定してもよい。
【0043】ステップS120にてウォームアップ状態
にあると判定されたときは、次のステップS130にて
水温センサ32からの信号に基づいて水温Twが所定温
度(例えば、35°C)以下であるかどうか判定する。
この判定は、電気発熱体15a〜15cの発熱量が低温
の水に吸熱される弊害を抑制するために行うのであっ
て、Tw≦35°Cであるときは、ステップS140に
進み、温水弁13を閉じ、次のステップS150にて電
気発熱体15a〜15cの通電本数を最大本数の3本と
仮決定する。
【0044】また、ステップS130にて水温Twが3
5°C以上であるときは、ステップS160に進み、T
w<80°Cか判定する。水温Twが80°Cより低い
ときはステップS165に進み、温水弁13を開く。こ
こで、温水弁13は一挙に全開状態に開弁せず、図5に
示すように、水温Twの上昇とともに弁開度が徐々に増
大し、そして、水温Tw=50°Cにて全開する。この
ように、温水弁13の開度を徐々に増大するのは、暖房
用熱交換器14の吹出空気温度が温水弁13の全開によ
り急変するのを防止するためである。
【0045】そして、次のステップS170にて電気発
熱体15a〜15cの通電本数を水温Twに応じて図6
のごとく仮決定する。すなわち、電気発熱体15a〜1
5cの通電本数を、水温Tw<65°Cのとき、3本と
し、60°C≦Tw<70°Cのとき、2本とし、70
°C≦Tw<80°Cのとき、1本とする。上記ステッ
プS150またはS170の次に、ステップS180に
おいて車載バッテリ30の充電状態に余裕があるか判定
する。この判定は、車載バッテリ30の充電電圧に応じ
た信号を発生するバッテリ電圧センサ34の検出信号に
基づいて行う。車載バッテリ30の電圧は、過負荷状態
での使用状態が継続されると、図7に示すように、使用
時間が長くなるにつれて次第に低下し、所定電圧E0
で低下した後は、電圧降下の勾配が大きくなる傾向にあ
る。
【0046】そこで、図7の特性に着目して車載バッテ
リ30の電圧が所定電圧E0 以下に低下したかどうかを
バッテリ電圧センサ34の検出信号に基づいて判定し、
バッテリ電圧が所定電圧E0 以下に低下した場合はバッ
テリ充電状態に余裕がないと判定する。バッテリ電圧が
所定電圧E0 より高いときは、バッテリ充電状態に余裕
があるとして、ステップS190に進み、上記ステップ
S150またはS170による電気発熱体15a〜15
cの通電本数の仮決定本数nをそのまま最終決定本数と
する。一方、バッテリ電圧が所定電圧E0 より低いとき
は、バッテリ充電状態に余裕がないとして、ステップS
200に進み、上記ステップS150またはS170に
よる電気発熱体15a〜15cの仮決定本数nに対し
て、(n−1)本を最終決定本数とする。このように、
バッテリ充電状態に余裕がないときに、電気発熱体15
a〜15cの最終決定本数を(n−1)本とすることに
より、車載バッテリ30の過放電を未然に防止する。
【0047】次に、ステップS210において、電気発
熱体15a〜15cの最終決定通電本数と、車室内に吹
き出される空気の最低目標吹出温度To とにより、送風
機17の風量を決定する。この風量決定の考え方につい
て具体的に説明すると、一般に、寒冷時の暖房始動時
(ウォームアップ時)、具体的にはTw≦35°Cの低
水温時において、足元への低温風の吹出による不快感を
乗員に与えないようにするためには、吹出温度を38〜
45°C以上に上昇させる必要があることを本発明者ら
は実験的に確認している。
【0048】そこで、本実施形態では、上記の暖房始動
時(Tw≦35°Cの低水温時)に、最低目標吹出温度
o =40°Cという所定値を設定し、このTo を実現
できる風量を図8に示すマップに基づいて決定する。す
なわち、電気発熱体15a〜15cの通電本数=1本の
ときは、風量Va=Va1 とし、通電本数=2本のとき
は、風量Va=Va2 とし、通電本数=3本のときは、
風量Va=Va3 としている。ここで、Va1 <Va2
<Va3 の関係にある。
【0049】なお、Tw≦35°Cの低水温時には、図
4のフローチャートから、電気発熱体15a〜15cの
通電本数は原則として3本となるが、バッテリ充電状態
に余裕がないときは通電本数=2本となる。さらに、図
4には示していないが、バッテリ充電状態の程度を複数
段階に区分して、バッテリ充電状態の余裕が減少してい
くにつれて、通電本数を1本、0本と順次減少させてい
くようにしてもよい。
【0050】図8はこのように、Tw≦35°Cの低水
温時に電気発熱体15a〜15cの通電本数をバッテリ
充電状態の余裕が小さくなるにつれて、3本→2本→1
本と順次減らす場合を示しており、そして、Tw≦35
°Cの低水温時に電気発熱体通電本数と車室内への吹出
空気の最低目標吹出温度To とに基づいて風量を決定す
ることにより、電気発熱体15a〜15cの通電時に、
過大な風量による吹出温度の低下を招来せず、最低目標
吹出温度To を確実に保証できる。
【0051】従って、温水温度の低い暖房始動時(ウォ
ームアップ時)において、電気発熱体15a〜15cの
発熱による即効暖房を乗員に不快感を与えることなく快
適に行うことができる。それ故、暖房始動時に温水温度
が上昇するまで送風機17の作動を停止させる、いわゆ
るウォームアップ制御を行うことなく、暖房開始当初か
ら電気発熱体15a〜15cの発熱による即効暖房を快
適に行うことができる。しかも、風量切替の煩雑な操作
を乗員に負担させることなく、自動的に適切な風量を決
定できる。
【0052】冬期暖房時には、窓ガラスの曇り防止のた
めに、通常外気導入で暖房を行うので、車室内への吹出
空気温度は外気温の変動の影響を受けることになる。従
って、上記風量Vaの決定に際しては、外気温の低下に
伴って風量を少量側に補正することが好ましい。一方、
水温Twが35°Cより高い温度に上昇した後は、電気
発熱体15a〜15cからの放熱に加えて、熱源流体で
ある温水からの放熱も加わって、暖房用空気を加熱して
車室内への吹出空気温度を上昇させることができる。そ
のため、水温Tw>35°Cとなった後は、電気発熱体
15a〜15cの通電本数(発熱量)と温水温度Twと
に基づいて風量Vaを決定する。この場合、温水温度T
wの上昇により、電気発熱体15a〜15cの通電本数
を3本→2本→1本→0本と順次減少させていっても、
温水温度の上昇による温水からの放熱量増加割合が大き
いので、風量Vaを温水温度の上昇につれて順次増加で
きる。
【0053】なお、図4のステップS120において、
目標吹出空気温度TAOが35°Cより低いときは最大
暖房モードではないので、電気発熱体15a〜15cの
発熱による即効暖房の必要がない。また、ステップS1
60において、水温Twが80°C以上であるときは、
温水のみを熱源として暖房空気を十分高温まで加熱でき
るので、やはり、電気発熱体15a〜15cの発熱によ
る即効暖房の必要がない。
【0054】従って、このような場合は、ステップS1
20およびステップS160からステップS220に進
み、3本の電気発熱体15a〜15cへの通電をすべて
遮断(通電本数を0本)するとともに、温水弁13を開
き、通常制御にて風量等を決定する。送風機17の風量
制御は、周知のごとく送風機17の駆動用モータ17a
の印加電圧のレベルを変えて、モータ回転数を変化させ
る制御手段、あるいは送風機17の駆動用モータ17a
に加えるパルス出力電圧のパルス幅を変調させる、パル
ス幅変調(PWM)方式の制御手段等で行うことができ
る。
【0055】(第2実施形態)上記第1実施形態では、
暖房始動時(Tw≦35°Cの低水温時)に、最低目標
吹出温度To =40°Cという所定値を設定し、この所
定値の吹出温度To が得られるように、風量を決定して
いるが、第2実施形態では、図9に示すように、前記し
たステップS110にて算出された目標吹出空気温度T
AOと、3本の電気発熱体15a〜15cの通電本数
(発熱量)とに基づいて送風機17の風量を決定する。
【0056】例えば、電気発熱体15a〜15cの通電
本数が3本のときは、目標吹出空気温度TAOがTAO
1 からTAO3 の範囲にわたって上昇すると、風量Va
はVa4 からVa6 まで減少させる。このVa4 →Va
6 への風量減少により目標吹出空気温度TAOの上昇に
対応して車室内への実際の吹出空気温度を上昇させるこ
とができる。
【0057】同様に、電気発熱体15a〜15cの通電
本数が2本のときは、目標吹出空気温度TAOがTAO
1 からTAO2 の範囲にわたって上昇すると、風量Va
はVa5 からVa6 まで減少させ、この風量減少によ
り、目標吹出空気温度TAOの上昇に対応して車室内へ
の実際の吹出空気温度を上昇させることができる。ま
た、電気発熱体15a〜15cの通電本数が1本のとき
は、風量Va=Va6 とすることにより、車室内への実
際の吹出空気温度を目標吹出空気温度TAO1 に対応し
た温度にすることができる。
【0058】なお、図9において、TAO1 は、前述の
図4のフローチャートにおけるステップS120の35
°Cに対応する温度であるので、目標吹出空気温度TA
O≦TAO1 の領域では3本の電気発熱体15a〜1
5cの通電がすべてOFF状態となる。 (第3実施形態)図10は第3実施形態による風量制御
の考え方を示すもので、水温Twと電気発熱体15a〜
15cの通電本数(発熱量)とに基づいて風量Vaを決
定するものである。すなわち、車室内への吹出空気温度
は、熱源流体である温水および電気発熱体15a〜15
cからの合計放熱量と風量で決定され、温水からの放熱
量は温水温度Twにより決定され、また、電気発熱体1
5a〜15cからの放熱量はその通電本数による発熱量
(W)により決定される。
【0059】従って、第3実施形態では、水温Twと電
気発熱体15a〜15cの通電本数(発熱量)とに基づ
いて風量Vaを決定して、所定の吹出空気温度を得るよ
うにしている。これを図10により具体的に説明する
と、水温Twが第1設定温度Tw1 (例えば、60°
C)より低い間は、温水の放熱量に対応した風量aと3
本の電気発熱体15a〜15cの放熱量に対応した風量
bとの合計風量Va7 を決定する。
【0060】水温Twが第1設定温度Tw1 と第2設定
温度Tw2 (例えば、70°C)の間にあるときは、温
水の放熱量に対応した風量cと2本の電気発熱体の放熱
量に対応した風量dとの合計風量Va8 を決定する。ま
た、水温Twが第2設定温度Tw2 と第3設定温度Tw
3 (例えば、80°C)の間にあるときは、温水の放熱
量に対応した風量eと1本の電気発熱体の放熱量に対応
した風量fとの合計風量Va9 を決定する。
【0061】さらに、水温Twが第3設定温度Tw3
上に上昇すると、3本の電気発熱体15a〜15cの通
電を全てOFFして、温水の放熱量に対応した風量gの
みに基づいて風量Va10を決定する。第3実施形態によ
ると、温水温度Twと電気発熱体15a〜15cの通電
本数(発熱量)とに基づいて風量制御を行い、温水と電
気発熱体の合計放熱量が少ないときは風量Vaを少なく
し(Va=Va7 )、そして、この合計放熱量の増加に
伴って風量VaをVa7 から風量Va10に向かって段階
的に増加させている。
【0062】そして、水温Twが第1設定温度Tw
1 (例えば、60°C)より低い低水温時に、電気発熱
体15a〜15cの通電本数がバッテリ充電状態に応じ
て3本→2本→1本と減少する場合には、この通電本数
の減少に応じて風量Va7 を図示の2点鎖線に示すよう
に順次減少させることにより、車室内への吹出空気の温
度を所定温度以上として、暖房始動時(ウォームアップ
時)における暖房フィーリングを良好に維持できる。
【0063】従って、第1実施形態の所定温度To や第
2実施形態の目標吹出空気温度TAOとなるように風量
を設定することをしなくても、車室内への吹出空気の温
度を所定温度以上として、暖房始動時(ウォームアップ
時)における暖房フィーリングを良好に維持できる。
(第4実施形態)図11は第4実施形態を示す制御特性
図であり、第3実施形態と同様に、温水の放熱量と電気
発熱体15a〜15cの通電本数(発熱量)とに基づい
て風量制御を行うものである。そして、第4実施形態で
は、水温Twが35°Cより低い低温域において、温水
弁13を全閉するとともに、空調通常運転時における風
量最低レベルLoよりも低いレベルに風量を決定してい
る。そして、この低水温時(Tw≦35°C)における
風量レベルを電気発熱体15a〜15cの通電本数減少
に応じて減少することにより、暖房始動時(ウォームア
ップ時)における暖房フィーリング確保のために必要な
吹出空気温度を得ることができる。
【0064】なお、水温Twの上昇に伴って、電気発熱
体15a〜15cの通電本数を3本から順次減少させる
過程において、通電本数の減少直後に風量レベルを減少
させると、電気発熱体15a〜15c等の熱容量により
吹出空気温度が急上昇する。そこで、通電本数の減少直
後に風量レベルを減少させずに、電気発熱体15a〜1
5c等の熱容量を考慮して、所定時間tだけ遅らせて、
風量レベルを減少させている。これにより、通電本数減
少に伴う吹出空気温度の急上昇を抑えることができ、吹
出空気温度を滑らかに制御できる。
【0065】(他の実施形態)なお、上記の実施形態で
は、電気発熱体15a〜15cの通電時において、温水
(熱源流体)の温度が所定温度以下であるときには、温
水弁13を全閉して、暖房用熱交換器14への熱源流体
の流通を阻止しているが、温水弁13を完全な全閉状態
とせずに、温水弁13を少開度だけ開いて、暖房用熱交
換器14への温水流量を減少させるようにしてもよい。
【0066】また、暖房用熱交換器14に循環する熱源
流体としては、温水に限らず、エンジンオイル等の油類
であってもよいことはもちろんである。また、暖房用熱
交換器14に電気発熱体15a〜15cを一体化する場
合に電気発熱体15a〜15cの設置形態を図1の形態
に限らず、暖房用熱交換器14の仕様の変化等に対応し
て種々変更し得ることはもちろんである。
【0067】また、上記の実施形態では、暖房用熱交換
器14に3本の電気発熱体15a〜15cを一体化する
場合について説明したが、空調ケース16内において暖
房用熱交換器14の空気下流側に複数の電気発熱体15
a〜15cを別途独立に設置してもよい。また、本発明
において、温水(熱源流体)の低温時に温水弁13を閉
じることは必須の要件ではなく、温水(熱源流体)の低
温時に温水弁13を開弁したままとしてもよい。従っ
て、暖房用熱交換器14への温水流れを断続する温水弁
13を持たない車両用空調装置に本発明を適用してもよ
いことは勿論である。
【0068】また、上記の実施形態では、複数(図示の
例は3本)の電気発熱体15a〜15cを備え、この複
数の電気発熱体15a〜15cの通電本数を切り替える
ことにより、電気発熱体15a〜15cの発熱量を制御
しているが、電気発熱体を1つのみ設け、この1つの電
気発熱体への印加電圧を種々な手段で制御して、1つの
電気発熱体の発熱量を制御するようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態における暖房用熱交換器
を含む温水回路と電気制御系統を含む全体システム図で
ある。
【図2】図1の暖房用熱交換器の正面図である。
【図3】本発明の第1実施形態における空調装置通風系
の概略断面図である。
【図4】本発明の第1実施形態における電気制御のフロ
ーチャートである。
【図5】本発明の第1実施形態における温水弁の開閉制
御特性図である。
【図6】本発明の第1実施形態における電気発熱体の通
電本数制御特性図である。
【図7】車載バッテリの電圧特性図である。
【図8】本発明の第1実施形態における風量制御特性図
である。
【図9】本発明の第2実施形態における風量制御特性図
である。
【図10】本発明の第3実施形態における風量制御特性
図である。
【図11】本発明の第4実施形態における風量制御特性
図である。
【符号の説明】
10…車両エンジン、14…暖房用熱交換器、15a〜
15c…電気発熱体、17…送風機、27…電子制御装
置、30…車載バッテリ、32…水温センサ、33…外
気温センサ、34…バッテリ電圧センサ。

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 通風路を構成するケース(16)と、 このケース(16)内に配置され、熱源流体が流通する
    チューブ(23)を有し、車室内に吹き出される空気を
    前記熱源流体により加熱する暖房用熱交換器(14)
    と、 前記ケース(16)内に配置され、前記車室内に吹き出
    される空気を加熱する電気発熱体(15a〜15c)
    と、 前記ケース(16)内の通風路に送風する送風機(1
    7)と、 前記電気発熱体(15a〜15c)の通電および前記送
    風機(17)の送風量を制御する制御手段(27)とを
    備え、 この制御手段(27)により、前記電気発熱体(15a
    〜15c)の発熱量と、前記車室内に吹き出される空気
    の目標吹出温度とに基づいて前記送風機(17)の風量
    を決定することを特徴とする車両用空調装置。
  2. 【請求項2】 通風路を構成するケース(16)と、 このケース(16)内に配置され、熱源流体が流通する
    チューブ(23)を有し、車室内に吹き出される空気を
    前記熱源流体により加熱する暖房用熱交換器(14)
    と、 前記ケース(16)内に配置され、前記車室内に吹き出
    される空気を加熱する電気発熱体(15a〜15c)
    と、 前記ケース(16)内の通風路に送風する送風機(1
    7)と、 前記電気発熱体(15a〜15c)の通電および前記送
    風機(17)の送風量を制御する制御手段(27)とを
    備え、 この制御手段(27)により、前記電気発熱体(15a
    〜15c)の発熱量と前記熱源流体の温度とに基づいて
    前記送風機(17)の風量を決定することを特徴とする
    車両用空調装置。
  3. 【請求項3】 前記電気発熱体(15a〜15c)の発
    熱量は、前記熱源流体の温度に基づいて決定されること
    を特徴とする請求項1または2に記載の車両用空調装
    置。
  4. 【請求項4】 前記電気発熱体(15a〜15c)の発
    熱量は、車載バッテリ(30)の充電状態に基づいて決
    定されることを特徴とする請求項1または2に記載の車
    両用空調装置。
  5. 【請求項5】 前記車載バッテリ(30)の充電状態の
    判定手段(S180)を備え、この判定手段(S18
    0)により前記車載バッテリ(30)の充電状態に余裕
    がないときは、前記電気発熱体(15a〜15c)の発
    熱量を減少させることを特徴とする請求項4に記載の車
    両用空調装置。
  6. 【請求項6】 前記電気発熱体(15a〜15c)の発
    熱量を前記熱源流体の温度に基づいて仮決定し、 車載バッテリ(30)の充電状態に余裕があるときは前
    記仮決定された発熱量を最終発熱量として決定し、 前記車載バッテリ(30)の充電状態に余裕がないとき
    は前記仮決定された発熱量よりも少ない値を最終発熱量
    として決定することを特徴とする請求項3に記載の車両
    用空調装置。
  7. 【請求項7】 前記目標吹出温度は予め設定された所定
    温度(T0 )であり、 前記車室内に吹き出される空気の吹出温度が前記所定温
    度(T0 )となるように、前記送風機(17)の風量を
    決定することを特徴とする請求項1に記載の車両用空調
    装置。
  8. 【請求項8】 乗員により設定され、車室内温度の目標
    温度を設定する温度設定器(38)を有し、 前記目標吹出温度は、実際の車室内温度と前記目標温度
    に基づいて、前記制御手段(27)により算出される目
    標吹出温度(TAO)であり、 前記車室内に吹き出される空気の吹出温度が前記目標吹
    出温度(TAO)となるように、前記送風機(17)の
    風量を決定することを特徴とする請求項1に記載の車両
    用空調装置。
  9. 【請求項9】 前記暖房用熱交換器(14)への熱源流
    体の流れを断続する弁手段(13)を備え、 暖房時に、前記熱源流体の温度が所定温度以下であると
    きは、前記暖房用熱交換器(14)への熱源流体の流通
    を前記弁手段(13)により阻止して、前記電気発熱体
    (15a〜15c)に通電するとともに前記送風機(1
    7)を作動させることを特徴とする請求項1ないし8の
    いずれか1つに記載の車両用空調装置。
  10. 【請求項10】 前記電気発熱体(15a〜15c)と
    して、複数の電気発熱体(15a〜15c)を備え、こ
    の複数の電気発熱体(15a〜15c)の通電本数の切
    替により前記電気発熱体(15a〜15c)の発熱量を
    制御することを特徴とする請求項1ないし9のいずれか
    1つに記載の車両用空調装置。
  11. 【請求項11】 前記複数の電気発熱体(15a〜15
    c)の通電本数を前記熱源流体の温度に応じて決定する
    通電本数決定手段(S150、S170)を備えること
    を特徴とする請求項10に記載の車両用空調装置。
  12. 【請求項12】 前記複数の電気発熱体(15a〜15
    c)は、前記暖房用熱交換器(14)の前記チューブ
    (23)が配置された熱交換用コア部(20)内に一体
    に配置されていることを特徴とする請求項10または1
    1に記載の車両用空調装置。
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