JPH11239210A - 留守番電話装置および発信者情報取得方法 - Google Patents

留守番電話装置および発信者情報取得方法

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JPH11239210A
JPH11239210A JP3825398A JP3825398A JPH11239210A JP H11239210 A JPH11239210 A JP H11239210A JP 3825398 A JP3825398 A JP 3825398A JP 3825398 A JP3825398 A JP 3825398A JP H11239210 A JPH11239210 A JP H11239210A
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caller
answering machine
signal
message
call
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JP3825398A
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Yuichi Sakauchi
祐一 坂内
Kenichiro Sakamoto
健一郎 坂本
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Original Assignee
Uniden Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 留守番電話機能などが作動中であっても、発
信者以外の第三者に関する情報を記録可能な留守番電話
機を提供する。 【解決手段】 発呼者からの呼に応答し、かつ、発呼者
からの伝言を記録する留守番モードにて作動可能な留守
番電話装置10において、留守番モードの下、すなわち、
TAD回路24の作動中に、第1の発呼者との間で回線が
接続されている際に、電話回線I/F回路12が第2の発
呼者からの呼を検出すると、CPU16がこれに応答し
て、第1の発呼者との間の回線を一時保留状態にする。
発信者情報受信回路14は、当該第2の発呼者からの所定
の情報を取得して、メモリ18がこれを記憶する。その
後、第1の発呼者との間の回線を再度つながれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、留守番録音機能を
備えた電話機に関し、より好適には、いわゆる「発信電
話番号通知サービス」の下で、自動応答中に第三者から
の着呼があった場合に、適切に応答可能な電話機に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来より、通話中に新たな第三者からの
呼を受け取って通話を行うことができる通話中着信応答
機能(いわゆる「キャッチホン」)を備えた電話が広く
普及している。このキャッチホン機能は、通話状態にお
いて、第三者が通話中の何れかを呼び出した場合に、呼
び出された側にて通話中着信音が鳴動し、呼び出された
側が、現在の通話を中断するとともに回線を一時保留状
態として、その状態で第三者との回線をつないで通話す
ることにより実現される。
【0003】また、近年、発信者の電話番号を表示する
信号(Caller ID信号)を受信者の側に送信するよう
な、いわゆる「発信電話番号通知サービス」が提案さ
れ、一部の地域にて実用化されている。この技術におい
ては、発呼電話局から終端局に送信された呼出信号中
に、発信者の電話番号を示す信号が付加されて、これが
終端局から受信者側の電話機に与えられる。受信者側の
電話機においては、呼出音(或いは呼出を示す表示)が
発せられるとともに、電話機の表示装置に、発信者の電
話番号が表示される。受信者は、これにより発信者を確
認することができ、この呼出に応答するか、或いは、こ
れを無視するかを決定することができる。
【0004】このような通話中着信応答機能および発信
電話番号通知サービスを統合させたものとして、特開平
7-38629号公報に記載されたような技術が提案されてい
る。この技術においては、通話中に、第三者からの着呼
があった場合に、所定の処理を経て、当該第三者に関連
する電話番号が表示されて、受信者がこれを確認した上
で、通話中着信呼に応じるかどうかを決定することがで
きる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、通話中着信
応答機能は、発信者と受信者との間で直接通話がなされ
ているときには有効であるが、それ以外の場合、たとえ
ば、受信者は不在であるが、いわゆる留守番電話機能
(アンサリングマシン)が作動している場合には、第三
者は、呼出音を聞くことができるにすぎず、受信者の電
話機に伝言を記録することができない。このため、受信
者はこの第三者からの情報を一切得ることができないと
いう問題点があった。
【0006】上記公報に記載された技術を用いたとして
も、留守番電話機能の作動中に、第三者は、通話中に割
り込むことができず、したがって、当該第三者に関する
情報を受信者側の電話機に与えることができないという
問題点があった。
【0007】本発明は、留守番電話機能などが作動中で
あっても、回線が接続中の発信者以外の第三者に関する
情報を記録可能な留守番電話機を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、発呼者
からの呼に応答し、かつ、発呼者からの伝言を記録する
留守番モードにて作動可能な留守番電話装置であって、
前記留守番モードの下にて、第1の発呼者との間で回線
が接続されている際に、第2の発呼者からの呼を検出す
る検出手段と、第2の発呼者からの呼に応答して、第1
の発呼者との間の回線を一時保留状態にする制御手段
と、第2の発呼者からの所定の情報を取得する発信者情
報取得手段と、当該発信者情報取得手段が取得した情報
を記憶する記憶手段とを備え、前記第2の発呼者からの
情報を取得した後に、前記制御手段が、第1の発呼者と
の間の回線を再度つなぐことを特徴とする留守番電話装
置により達成される。なお、上記留守番モードは、いわ
ゆるTADが作動していることを言う。
【0009】本発明によれば、第1の発呼者との回線が
接続されているときに、第2の発呼者からの呼が検出さ
れると、いったん第1の発呼者との回線が一時保留状態
にされ、第2の発呼者との回線がつながれて、当該第2
の発呼者からの情報が取得される。その後に、再度、第
1の発呼者からの回線がつながれる。これにより、留守
番電話機能の作動中であっても、適切に、第2の発呼者
を特定するための情報を得ることが可能となる。この情
報は、発信電話番号であっても良いし、および/また
は、第2の発呼者の音声であっても良い。
【0010】音声を取得して記憶する場合には、所定の
者の音声を記憶する音声記憶手段と、第2の発呼者の音
声と、音声記憶手段中の音声とを比較して、当該第2の
発呼者の音声を特定する音声特定手段とを備え、これに
より、第2の発呼者の名前などが特定されるのが好まし
い。
【0011】本発明の好ましい実施態様においては、第
2の発呼者からの所定の情報を取得した後に、前記制御
手段により、第1の発呼者に、回線の接続が中断したこ
とを示すメッセージが通知される。これは、第2の発呼
者の呼に応じて、比較的速く回線を切り換える必要があ
るときに用いるのが好ましい。
【0012】その一方、第2の発呼者の呼に比較的ゆっ
くり応答できる場合には、第1の発呼者との回線が一時
保留状態となる前に、回線の接続が一時中断することを
示すメッセージが通知されるのが好ましい。この場合に
は、第1の発呼者は、前もって回線の中断を知ることが
可能となる。これは、たとえば、発信電話番号が、SAS
(Subscriber Alternating Signal)信号およびCAS(SPE A
lternating Signal)信号の検出により出力された応答信
号に応答して与えられ、かつ、SAS信号およびCAS信号
が、応答信号が出力されない場合には、一定の時間間隔
にて繰り返し与えられるように構成されている場合に実
現することができる。
【0013】また、本発明のさらに好ましい実施態様に
おいては、前記留守番電話機が、CPC(Calling Party Co
ntrol)信号の検出により、伝言の録音を終了するように
構成され、前記第2の発呼者からの呼が検出された場合
には、前記制御手段により、前記伝言の録音が終了しな
いように構成されている。
【0014】多くの留守番電話機能を備えた留守番電話
機では、上記CPC信号の検出にしたがって、伝言の録音
を終了している。このような留守番電話機では、第2発
呼者の呼に応じた際に、第1の発呼者の伝言の録音が終
了してしまう。そこで、この実施態様では、第2の発呼
者からの呼が検出された場合には、上記動作を禁じるこ
とにより、伝言の録音の終了を防止する。
【0015】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、 SAS信号および/またはCAS信号が検出された場合
には、前記制御手段により、前記伝言の録音が終了しな
いように構成されている。
【0016】本発明のさらに好ましい実施態様において
は、さらに、DTMF信号を検出するDTMF信号検出手段を備
え、所定のDTMF信号の検出に応答して、前記制御手段に
より、記録した伝言が出力されるように構成され、か
つ、前記記録した伝言の出力中に、検出手段が第2の発
呼者からの呼を検出することに応答して、第1の発呼者
との間の回線を一時保留状態にして、前記発信者情報取
得手段が、第2の発呼者からの所定の情報を取得すると
ともに、前記記憶手段が、当該所定の応報を記憶し、そ
の後に、前記制御手段が、記録した伝言の出力を再開す
るように構成されている。これにより、いわゆる外部リ
モート操作中に、第2の発呼者からの呼があった場合に
も、当該第2の発呼者に関する所定の情報を取得するこ
とが可能となる。
【0017】本発明の目的は、発呼者からの呼に応答
し、かつ、発呼者からの伝言を記録する留守番モードに
て作動可能な留守番電話装置であって、前記留守番モー
ドの下にて、第1の発呼者との間で回線が接続されてい
る際に、第2の発呼者からの呼を検出する検出手段と、
第2の発呼者からの呼に応答して、第1の発呼者との間
の回線を一時保留状態にする制御手段と、第2の発呼者
からの所定の情報を取得する発信者情報取得手段とを備
え、前記制御手段が、前記第2の発呼者との間の回線を
接続することを特徴とする留守番電話装置により達成さ
れる。
【0018】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御手段は、前記第1の発呼者の通話が終了している
ときに、前記第2の発呼者との間の回線を接続する。
【0019】本発明の好ましい実施態様においては、前
記制御手段は、前記第2の発呼者の発信者情報取得のた
めの予め定められた手順を検出したときに、前記第2の
発呼者からの呼に応答するとともに、前記発信者情報取
得手段を動作させる。この手順により、雑音等により誤
動作することを防止できる。
【0020】本発明の好ましい実施態様においては、発
信者と優先度との関係の情報を予め記憶する優先度メモ
リを備え、前記制御手段は、前記第2の発呼者の優先度
が前記第1の発呼者の優先度より高いときに、前記第2
の発呼者との間の回線を接続する。
【0021】また、本発明の目的は、発呼者からの呼に
応答し、かつ、発呼者からの伝言を記録する留守番モー
ドにて作動可能な留守番電話装置の留守番モードの下に
おいて、第1の発呼者との間で回線が接続されている際
に、第2の発呼者を特定する発信者情報取得方法であっ
て、第2の発呼者からの呼の検出に応答して、第1の発
呼者との回線を一時保留状態にするステップと、第2の
発呼者からの所定の情報を取得するステップと、当該所
定の情報を記憶するステップと、当該所定の情報の取得
の後に、第1の発呼者との間の回線を再度つなぐステッ
プとを備えたことを特徴とする発信者情報取得方法によ
っても達成される。
【0022】
【発明の実施の形態】発明の実施の形態1.以下、添付
図面を参照して、本発明の実施の形態につき説明を加え
る。この実施の形態においては、いわゆる「発信電話番
号通知サービス」が採用されており、電話機の表示装置
に、発信元の電話番号が表示されるようになっている。
図1は、本発明の第1の実施の形態にかかる留守番電話
機の構成を示すブロックダイヤグラムである。図1に示
すように、この留守番電話機10は、公衆回線網(図示
せず)と接続された電話回線インタフェース(I/F)
回路12と、公衆回線網からの受信信号のうち、発信者
を示す情報を受け入れる発信者情報受信回路14と、こ
の留守番電話機10の作動を制御するとともに、種々の
処理を実行するCPU16と、上記CPU16が実行す
るプログラムや種々のデータを記憶するメモリ18と、
液晶表示装置(LCD)20と、送受信の信号を切り換
えるハイブリッド(HYB)回路22と、TAD回路2
4と、マイク26と、スピーカ28と、いわゆる外部リ
モート操作により与えられるDTMF信号(Dual Tone M
ulti-Frequency)を検出するDTMF信号検出回路30
とを備えている。
【0023】このような留守番電話機10において、通
常は、電話回線I/F回路12が、発呼電話局および終
端局を介した発信者からの呼出信号を受け入れると、発
信者情報受信回路14が、当該呼出信号に含まれる発信
者を示す信号(Caller ID信号)を取出して、これをC
PU16に与える。CPU16は、このCaller ID信号
に基づく電話番号をLCD20の画面上に表示する。受
信者は、これにより、発信者の電話番号を知ることがで
き、これに応じて、呼出に応答するか否かを判断するこ
とができる。
【0024】このときのシーケンスの例を図4に示す。
図4において、A1〜A7はCaller ID信号を取出すときの
シーケンスを示し、B1〜B6はいわゆるキャッチホンの
シーケンスを示す。通話相手1003がダイヤルする
と、交換機1002を介して端末(電話機)1001に
極性反転信号A1が送られる。その後、ベル信号に類似す
る情報受信端末起動信号A2が送られる。この信号A2に
対しては、端末1001はベルを鳴動させることなく、
一次応答信号A3を交換機1002に返す。その後、交
換機1002は、発信者電話番号の情報A4を端末100
1に対して送信する。端末1001は、情報A4を受信し
たら受信完了信号A5を交換機1002に送り、これに応
答して、交換機1002は呼び出し信号A6を端末100
1に送信する。この信号A6を受けて、端末1001はベ
ルを鳴動させる。端末1001の利用者が受話器を取り
上げる(オフフック)と、端末1001は二次応答信号
A7を交換機に返す。これ以降、会話が可能になる。
【0025】なお、話中において、割り込み者1004
から通話要求があると、交換機1002は着信表示音
(プツという音)が送られ、端末1001の利用者に割
り込み通話が発生したことを知らせる。その後、交換機
1002は、情報受信端末起動音B2を送り、端末100
1に発信者電話番号の情報を受信させる準備をさせて、
情報B3を送る。なお、信号B3から一定の期間におい
て、端末1001は無音状態(ミュート状態)である。
これは、デジタル情報B3の送信音は不快であるので、
これを利用者に聞かせないためである。その後、交換機
1002は、着信表示音B4〜B6を繰り返し送信する。
【0026】また、この実施の形態にかかる留守番電話
機10は、受信者が不在のとき、或いは、受信者が呼出
に応答することを希望しないときなどのために、留守番
モードの下で作動することができる。これは、たとえ
ば、留守番電話機10中の所定のファンクションキー
(図示せず)を受信者が操作することにより実現され
る。
【0027】この留守番モードの下においては、留守番
電話機10は、図2に示すフローチャートに示すように
作動する。すなわち、このモードの下で、発信者(第1
の発呼者)からの呼出信号を受け入れると(ステップ2
01でイエス(Yes))、TAD回路24が起動され、か
つ、電話回線I/F回路12から応答信号が出力され、
留守番電話の自動応答処理が開始される(ステップ20
2)。次いで、TAD回路24からの依頼により、CP
U16はメモリ18に記録された留守番電話用の応答メ
ッセージを読み出し、これを電話回線I/F回路12に
与える。これにより、電話回線I/F回路12から公衆
回線を介して、発信者に応答メッセージが伝達される
(ステップ203)。この応答メッセージには、たとえ
ば、「ただいま留守にしております。メッセージがあり
ましたら、発信音の後にお願いいたします。」などに対
応する。このような応答メッセージの再生が終了すると
(ステップ204)、TAD回路24は、電話回線I/
F回路12を介して、発信音を出力し、これに応答し
て、CPU16によるメモリ18への伝言メッセージの
書き込みが可能となる(ステップ205)。伝言メッセ
ージがメモリ18に記憶されると(ステップ206)、
終話信号が電話回線I/F回路12から出力され、これ
により回線が切断される(ステップ207)。
【0028】1.1 応答メッセージの再生時に第三者
の呼出信号を受けたとき たとえば、上記処理のうち、応答メッセージの再生の開
始から終了までの間(ステップ203および204)
に、第三者(第2の発呼者)からの呼出信号を受理する
と、これに応答して、留守番電話機10は図3(a)に
示す処理を実行する。この処理は、割り込み処理として
実行されるため、応答メッセージの再生中のいかなるタ
イミングに第三者からの呼出信号を受理した場合であっ
ても実行され得る。
【0029】図3(a)に示す処理において、まず、C
PU16は、応答メッセージの再生(すなわち、メモリ
18の読み出し)を中断する(ステップ301)。次い
で、CPU16の指示により、電話回線I/F回路12
は、現在通話中の回線を一時保留状態として、第三者か
らの呼出信号を受け入れ、発信者情報受信回路14が、
呼出信号中のCaller ID信号を受信する(ステップ30
2)。発信者情報受信回路14にて受信されたCaller I
D信号は、CPU16により、メモリ18の所定の領域
に記憶される(ステップ303)。次いで、このCaller
ID信号に基づく電話番号が、LCD20の画面上に表
示される(ステップ304)。これは、留守番モード
が、受信者が不在のときだけではなく、受信者が電話に
出ることを希望しない場合にも設定され得るからであ
る。
【0030】なお、このように第三者からの呼出信号を
優先して処理するのは、後述の実施の形態2の場合と異
なり、呼出後すぐにCaller ID信号が送られてくること
を想定しているからである。図4の信号B1〜B3のシー
ケンスからわかるように、交換機1002は発信者番号
の情報B3を、端末1001からの信号を待つことなく
送信している。
【0031】このようにして、呼び出してきた第三者
(そのCaller ID)が特定された後に、この第三者との
間の回線を切断し、一時保留状態としていた回線と再度
接続した後に、CPU16は、メモリ18のある領域に
予め記憶された、割り込みが有ったことを示す第1の割
り込み通知メッセージを読み出し、これを、電話回線I
/F回路12を介して、発信者に伝達する(ステップ3
05)。この割り込み通知メッセージは、たとえば、
「メッセージ再生が一時中断されました。」というもの
であれば良い。このような割り込み通知メッセージの再
生の後に、再度、応答メッセージを再生して(ステップ
306)、図2の処理に戻る。ここで、応答メッセージ
の最初から再生しても良いし、中断された地点から再生
しても良い。
【0032】1.2 伝言メッセージの録音時に第三者
の呼出信号を受けたとき また、本実施の形態にかかる留守番電話機においては、
伝言メッセージの録音の開始から終了までの間(ステッ
プ205および206)に、第三者からの呼出信号を受
理すると、これに応答して、図3(b)に示す処理が実
行される。この処理も、図3(a)の処理と同様に割り
込み処理として実行されるため、伝言メッセージの録音
中のいかなるタイミングに第三者からの呼出信号を受理
した場合であっても実行され得る。
【0033】図3(b)の処理において、まず、CPU
16は、伝言メッセージの録音(すなわち、メモリ18
への書き込み)を中断する(ステップ311)。その後
に実行されるステップ312ないし314の処理は、図
3(a)のステップ302ないし304にそれぞれ対応
するので、その詳細な説明は省略する。
【0034】このようにして、呼び出してきた第三者
(そのCaller ID)が特定された後に、この第三者との
間の回線を切断し 、一時保留状態としていた回線と再
度接続した後に、CPU16は、メモリ18のある領域
に予め記憶された、割り込みが有ったことを示す第2の
割り込み通知メッセージを読み出し、これを、電話回線
I/F回路12を介して、発信者に伝達する(ステップ
315)。この第2の割り込み通知メッセージは、たと
えば、「メッセージ録音が一時中断されました。録音を
もう一度お願いします。」というものであれば良い。こ
のような第2の割り込み通知メッセージの再生の後に、
再度、伝言メッセージの録音が開始され(ステップ31
6)、図2の処理に戻る。ここで、ステップ316の処
理において、伝言メッセージを最初から記録し直すので
あれば、伝言メッセージを書き込むためのメモリのアド
レスを初期化し、或いは、中断されるまでの伝言メッセ
ージを残すのであれば、アドレスを中断された地点のも
のに設定する。
【0035】このようにしてメモリ18の所定の領域に
記憶されたCaller IDに対応する電話番号は、後に、受
信者が留守番電話機10の所定のファンクションキー
(図示せず)を操作することにより、LCD20の画面
上に表示される。これにより、受信者は、留守番モード
において、ある発信者が留守番電話を使用している(応
答メッセージの再生や伝言メッセージの録音)際に呼出
信号を送った第三者(その電話番号)を特定することが
できる。
【0036】このようにして、留守番モードの下におい
て、留守番電話機10が応答メッセージを再生し、或い
は、伝言メッセージを録音している際に、第三者からの
呼出信号を受けた場合にも、当該第三者のCaller IDを
記憶することができる。
【0037】また、本実施の形態にかかる留守番電話機
10は、電話の所有者などが外部からこの留守番電話機
10を呼び出して、当該留守番電話機10のメモリ18
に記憶された伝言メッセージを再生すること(いわゆ
る、外部リモート操作)が可能である。この場合に、外
部リモート操作により、メモリ18の所定の領域から伝
言メッセージが読み出され、これが電話回線I/F回路
12を介して、発信者である電話の所有者などに出力さ
れている最中に、第三者からの呼出信号が受理された場
合にも、図3(a)に示す処理が実行される。さらに、
この場合には、応答メッセージの再生再開(ステップ3
06)に先立って、当該第三者のCaller IDに対応する
電話番号を、発信者に通知するように構成しても良い。
【0038】また、図4の信号B6を受信後に先の録音
が終了したとき、割り込み者1004のメッセージを録
音するようにしてもよい。例えば、Aさんが留守番電話
にメッセージを録音しているときに、Bさんからの通話
があったとき、まずBさんのCaller IDを取得する。その
後、Aさんの録音が終了したときにBさんの着信表示音が
継続しているならば、Bさんからの通話を録音する。前
述の「メッセージ録音が一時中断されました。録音をも
う一度お願いします。」のような第2の割り込み通知メ
ッセージを聞いたAさんは、そのメッセージがさほど重
要なものでなければ、再度録音を行わず通話を切断する
ことがあると考えられる。前述のケースは、このような
場合に有効である。なお、付言すれば、このような処理
はCallerID機能が提供されることにより実現可能になっ
た。従来は、「プツ」という着信表示音は、呼出信号と
は異なり、雑音と区別することが難しかった。したがっ
て、従来の留守番電話機では、Aさんのメッセージを録
音後、Bさんのメッセージを録音することはできなかっ
た。しかし、Caller ID機能が提供されることにより、
着信表示音か雑音かを容易に区別することができる。例
えば、DTMF音B2の受信の有無で区別してもよいし、情
報B3の有無あるいはその内容により区別してもよい。
【0039】また、上記例において、BさんのCaller ID
の優先度に応じて処理を変えることもできる。例えば、
BさんのCaller IDをメモリに記憶された優先度情報と比
較し、それがAさんの優先度情報より優先度が高けれ
ば、Bさんのメッセージを優先的に録音する。メモリに
は、電話番号を検索キーとする優先度情報が予め記憶さ
れている。この内容は、利用者が自由に設定することが
できる。
【0040】発明の実施の形態2.次に、本発明の第2
の実施の形態につき説明を加える。この実施の形態にお
いては、「発信電話番号サービス」が、以下の手順によ
り実行されている。受信側の電話機に、(A)まず、SA
S(Subscriber Alternating Signal)信号が与えられ、
(B)次いで、CAS(CPE Alternating Signal, CPE: Cu
stomer Premises Equipment)信号が与えられ、(C)受信
者側の電話機からACK(Acknowledgment)信号が発信者
側の電話機に伝達されたことに応答して、略300msの
データ長を有する、発信者の電話を示す信号(Caller I
D信号)が発信者側の電話機から受信者側の電話機に伝
達される。ここで、(A)および(B)の手順の後、これに
応答したACK信号が発信者側の電話機により受け入れ
られなかった場合には、発信者側の電話機は、所定の期
間(たとえば、10秒程度)の経過後に上記(A)および
(B)の手順を繰り返す。
【0041】第2の実施の形態にかかる留守番電話機
は、上記手順によりCaller ID信号が伝達されるような
方式において、通話中に第三者からの呼出信号を受け入
れた場合に適切に応答できるように構成されている。こ
の実施の形態にかかる留守番電話機10の構成は、図1
に示すものと同様である。また、この留守番電話機10
の留守番モードの下にて実行される処理も図2に示すも
のと同様である。ここで、図5(a)および図5(b)
は、それぞれ、応答メッセージの再生開始から再生終了
まで、および、伝言メッセージの録音開始から録音終了
までに、第三者からの呼出信号を受け入れた場合に実行
される割り込み処理を示すフローチャートである。
【0042】2.1 応答メッセージの再生時に第三者
の呼出信号を受けたとき 図5(a)の処理は、応答メッセージの再生の開始から
終了までの間(図2のステップ203および204)
に、第三者からの呼出信号(SAS信号および/またはCAS
信号)を受理することに応答して実行される。まず、C
PU16は、応答メッセージの再生(すなわち、メモリ
18の読み出し)を中断する(ステップ401)。次い
で、 CPU16は、メモリ18の所定の領域に予め記
憶された、割り込みが有ったことを示す第1の割り込み
通知メッセージを読み出し、これを、電話回線I/F回
路12を介して、発信者に伝達する(ステップ40
2)。この割り込み通知メッセージは、たとえば、「た
だいま他の方から電話がありました。この方の情報を受
信しますので、いったんメッセージ再生を中断し、約10
秒後に再開いたします。」というものであれば良い。
【0043】このようにして、第1の割り込みメッセー
ジの再生の後に、CPU16は、現在通話中の回線を一
時保留状態として、電話回線I/F回路12が次のタイ
ミングでの第三者からのSAS信号および/またはCAS信号
を受信するのに応答して、ACK信号を出力するように、
電話回線I/F回路12に指示を与える(ステップ40
3)。前述したように、本実施の形態においては、送信
側がいったんSAS信号およびCAS信号を出力した後に、こ
れに応答するACK信号を受理できなかった場合には、略
10秒後に、再度、SAS信号およびCAS信号を出力してい
る。ステップ403では、この後者のSAS信号および/
またはCAS信号(すなわち、再度出力されたもの)を受
信して、これに応答するACK信号を出力するようになっ
っている。
【0044】このようにしてACK信号が第三者の側に伝
達されると、これに応答して、第三者のCaller ID信号
が留守番電話機10に伝達される。したがって、発信者
情報受信回路14がこれを受信して(ステップ40
4)、CPU16が、これをメモリ18の所定の領域に
記憶する(ステップ405)。さらに、この受信したCa
ller ID信号に基づく電話番号が、LCD20の画面上
に表示される(ステップ406)。
【0045】呼び出してきた第三者(そのCaller ID)
が特定された後に、この第三者との間の回線を切断し
、保留状態としていた回線と再度接続して、再度メッ
セージを再生して(ステップ407)、図2の処理に戻
る。ステップ407において、「失礼いたしました。メ
ッセージの再生を再開します。」という再開を知らせる
メッセージを通知しても良い。
【0046】2.2 伝言メッセージの録音時に第三者
の呼出信号を受けたとき また、図5(b)の処理は、伝言メッセージの録音開始
から録音終了までの間(図2のステップ205および2
06)に、第三者からの呼出信号(SAS信号および/ま
たはCAS信号)を受理することに応答して実行される。
まず、 CPU16は、伝言メッセージの録音(すなわ
ち、メモリ18への書き込み)を中断する(ステップ4
11)。次いで、 CPU16は、メモリ18の所定の領
域に予め記憶された、割り込みが有ったことを示す第2
の割り込み通知メッセージを読み出し、これを、電話回
線I/F回路12を介して、発信者に伝達する(ステッ
プ412)。この第2の割り込み通知メッセージは、た
とえば、「ただいま他の方から電話がありました。この
方の情報を受信しますので、いったんメッセージ録音を
中断し、約10秒後に再開いたします。」というもので
あれば良い。引き続いて実行される処理(ステップ41
4ないし416)は、図5(a)のステップ404ない
し406に対応するため、その説明は省略する。
【0047】ステップ414において呼び出してきた第
三者(そのCaller ID)が特定された後に、この第三者
との間の回線を切断し、保留状態としていた回線と再度
接続して、再開を知らせる所定のメッセージを通知して
から、伝言メッセージの録音を再開して、図2にの処理
に戻る。ここで、メッセージの録音は、最初からやり直
すものであっても良いし、或いは、中断したところか
ら、その続きを録音しても良い。前者の場合には、再開
を知らせるメッセージは、「お待たせいたしました。申
し訳有りませんが、もう一度最初からメッセージを録音
してください。」というものになるであろうし、その一
方、後者の場合には、再開を知らせるメッセージは、
「お待たせいたしました。メッセージの続きを録音して
ください。」というものになるであろう。
【0048】このように、本発明の第2の実施の形態に
よれば、留守番モードの下において、留守番電話機10
が応答メッセージを再生し、或いは、伝言メッセージを
録音している際に、第三者からの呼出信号を受けた場合
にも、当該第三者のCaller IDを記憶することができ
る。また、本実施の形態によれば、SAS信号およびCAS信
号に対するACK信号の送信に応答して、Caller IDが送ら
れてくるため、回線を一時保留状態にする前に、発信者
にその旨を伝えるメッセージを通知することが可能とな
る。
【0049】この実施の形態にかかる留守番電話機にお
いても、外部リモート操作中に、第三者からの呼出信号
(SAS信号およびCAS信号)を受けた場合にも、図5(a)
に示す処理を実行するように構成しても良い。
【0050】なお、一般に、留守番電話において、録音
動作を停止させる条件として、課金処理のために回線接
続時と切断時に発生する極性反転であるCPC(Calling
Party Patrol)信号を検出することが知られている。こ
の方式は、他の検出(たとえば、BUSY TONEの検出、DIA
L TONEの検出或いは無音検出)と比較して、検出が即座
にできるという点において優れている。このため、上記
実施の形態にかかる留守番電話機においても、CPC信
号の検出により、留守番電話の録音動作を終了させてい
る。
【0051】しかしながら、図2、図3(b)および図
5(b)の処理から理解できるように、伝言メッセージ
の録音の際に、第三者からの呼出信号を受けると、これ
に応答して、発信者との回線を一時保留状態にして、第
三者との回線を接続させる際に、CPC信号が検出され
てしまい、留守番電話の録音動作自体が終了してしまう
恐れがある。そこで、上記実施の形態においては、以下
の手法を用いて、これを防止している。
【0052】たとえば、第1の実施の形態において、ス
テップ311にて、いったん伝言メッセージの録音を中
断して、第三者との回線を接続してから、所定の時間内
に、第三者のCaller IDを受信した場合には、CPC信
号に基づく録音の終了させないように校正すれば良い。
すなわち、この場合には、第三者のCaller IDを受信し
たか否かにより、CPC信号が、相手との終話によるも
のか、或いは、通話中着信応答機能によるものかを判断
している。
【0053】或いは、第2の実施の形態において、ステ
ップ412にて、割り込み通知メッセージを再生した後
に、第三者との回線を接続してから、所定の時間内に、
SAS信号および/またはCAS信号を受信した場合には、C
PC信号に基づく録音の信号を許可しないようにすれば
良い。この場合には、第三者のSAS信号および/またはC
AS信号を受信したか否かにより、CPC信号が、相手と
の終話によるものか、或いは、通話中着信応答機能によ
るものかを判断している。
【0054】このように、所定の信号を受信した場合に
は、伝言メッセージの録音を終了させないように設定す
ることにより、発信者から第三者への回線の切替によ
り、伝言メッセージの録音が終了してしまうのを防止す
ることができる。
【0055】発明は、以上の実施の形態に限定されるこ
となく、特許請求の範囲に記載された発明の範囲内で、
種々の変更が可能であり、それらも本発明の範囲内に包
含されるものであることは言うまでもない。
【0056】たとえば、前記実施の形態においては、第
三者のCaller ID信号を受信して、これを記憶している
が、これに限定されるものではない。上記信号の受信に
加えて、応答メッセージを再生して、この第三者の伝言
メッセージを録音するように構成しても良い。たとえ
ば、第1の実施の形態にかかる留守番電話機にて、ある
発信者の伝言メッセージを録音している際に(図2のス
テップ205および206参照)、第三者からの呼出信
号を受け入れた場合を考える。この場合には、図6(a)
に示すように、伝言メッセージの録音を停止して(ステ
ップ511)、発信者情報(Caller ID)を受信、記憶お
よび表示した(ステップ512)後に、応答メッセージ
を再生し(ステップ513)、第三者からのメッセージ
を録音する(ステップ514)。このような処理が終了
した後に、保留状態の発信者との回線を再度接続して、
割り込み通知メッセージを出力してから(ステップ51
5)、伝言メッセージの録音を再開する(ステップ51
6)。ステップ516では、発信者に、伝言メッセージ
の続きを録音することを求めるようなメッセージを通知
するのが好ましい。
【0057】この場合には、メモリ18の所定の領域に
は、図6(b)に示すように、発信者の伝言メッセージ
の一部(A1)、第三者の伝言メッセージ(B)および
発信者の伝言メッセージの残りの一部(A2)の順で記
憶されている。そこで、図2の処理の終わり(ステップ
207)で、図6(c)に示すように、データの順序を
入れ替えておくのが好ましい。このように入れ替えるこ
とにより、受信者(ユーザ)が後に伝言メッセージを再
生するときに、その内容を適切に知ることが可能とな
る。
【0058】第2の実施の形態に関しても、上述したよ
うに、第三者の伝言メッセージを録音できるように構成
し得ることはいうまでもない。
【0059】また、受信者がいわゆるコールスクリーン
(居留守)の状態であるときに、第三者とだけ通信した
い場合がある。このため、上記実施の形態においては、
電話番号がLCDに表示されてから(図3のステップ3
04、314、図5のステップ404、414および図
6のステップ512参照)、所定の時間内に、キャッチ
キーまたはフラッシュキー(図示せず)が押下されるこ
とにより、第三者との会話のみを可能にするように構成
しても良い。この場合には、第三者との会話時間に制限
時間を設けることにより、自動応答中の相手(発信者)
の待ち時間を過度に長くすることを防止することが可能
となる。
【0060】さらに、上記実施の形態においては、「発
信電話番号サービス」の下で、第三者のCaller IDを取
得して、これを記憶するようになっているが、これに限
定されるものではない。たとえば、所定の時間だけ、第
三者の音声を記憶するように構成しても良い。この場合
には、「発信電話番号サービス」の下に限らず、通常の
形態の電話にも、本発明を適用することが可能となる。
さらに、上記実施の形態において、メモリに、さらに、
通話が予想される者の音声を、その者の名前などと対応
させて予め登録しておき、第三者の音声と、登録された
音声とを比較して、当該第三者の名前などを特定するよ
うにしても良い。
【0061】さらに、本明細書において、手段とは必ず
しも物理的手段を意味するものではなく、各手段の機能
が、ソフトウェアによって実現される場合も包含する。
さらに、一つの手段の機能が、二つ以上の物理的手段に
より実現されても、若しくは、二つ以上の手段の機能
が、一つの物理的手段により実現されてもよい。
【0062】
【発明の効果】本発明によれば、留守番電話機能などが
作動中であっても、回線が接続中の発信者以外の第三者
に関する情報を記録可能な留守番電話機を提供すること
が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の第1の実施の形態にかかる留守番電
話機の構成を示すブロックダイヤグラムである。
【図2】 第1の実施の形態にかかる留守番電話機の留
守番モードの下にて実行される処理を示すフローチャー
トである。
【図3】 第1の実施の形態において、メッセージの再
生/録音中に第三者からの呼出信号を受理した場合に、
これに応答して実行される処理を示すフローチャートで
ある。
【図4】 第1の実施の形態の動作を説明するためのシ
ーケンス図である。
【図5】 第2の実施の形態において、メッセージの再
生/録音中に第三者からの呼出信号を受理した場合に、
これに応答して実行される処理を示すフローチャートで
ある。
【図6】 本発明の他の例において、メッセージの録音
中に第三者からの呼出信号を受理した場合に、これに応
答して実行される処理を示すフローチャート、および、
録音された伝言メッセージを説明する図である。
【符号の説明】
10 留守番電話機 12 電話回線I/F回路 14 発信者情報受信回路 16 CPU 18 メモリ 20 LCD 22 ハイブリッド回路 24 TAD回路 30 DTMF信号検出回路

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 発呼者からの呼に応答し、かつ、発呼者
    からの伝言を記録する留守番モードにて作動可能な留守
    番電話装置であって、 前記留守番モードの下にて、第1の発呼者との間で回線
    が接続されている際に、第2の発呼者からの呼を検出す
    る検出手段と、 第2の発呼者からの呼に応答して、第1の発呼者との間
    の回線を一時保留状態にする制御手段と、 第2の発呼者からの所定の情報を取得する発信者情報取
    得手段と、 当該発信者情報取得手段が取得した情報を記憶する記憶
    手段とを備え、 前記第2の発呼者からの情報を取得した後に、前記制御
    手段が、第1の発呼者との間の回線を再度つなぐことを
    特徴とする留守番電話装置。
  2. 【請求項2】 前記留守番電話装置が、発信電話番号を
    示す情報を受理可能であり、かつ、前記発信者情報取得
    手段が、第2の発呼者の発信電話番号を示す情報を取得
    することを特徴とする請求項1に記載の留守番電話装
    置。
  3. 【請求項3】 第2の発呼者からの所定の情報が、当該
    第2の発呼者の音声であることを特徴とする請求項1に
    記載の留守番電話装置。
  4. 【請求項4】 前記発信電話番号を示す情報が、Caller
    IDであることを特徴とする請求項2に記載の留守番電
    話装置。
  5. 【請求項5】 さらに、所定の者の音声を記憶する音声
    記憶手段と、 第2の発呼者の音声と、音声記憶手段中の音声とを比較
    して、当該第2の発呼者の音声を特定する音声特定手段
    とを備えたことを特徴とする請求項3に記載の留守番電
    話装置。
  6. 【請求項6】 第2の発呼者からの所定の情報を取得し
    た後に、前記制御手段により、第1の発呼者に、回線の
    接続が中断したことを示すメッセージが通知されるよう
    に構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5
    の何れか一項に記載の留守番電話装置。
  7. 【請求項7】 前記留守番電話機が、CPC(Calling Part
    y Control)信号の検出により、伝言の録音を終了するよ
    うに構成され、 前記第2の発呼者からの呼が検出された場合には、前記
    制御手段により、前記伝言の録音が終了しないように構
    成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項5の何
    れか一項に記載の留守番電話装置。
  8. 【請求項8】 発信電話番号が、SAS(Subscriber Alter
    nating Signal)信号およびCAS(CPE Alternating Signa
    l)信号の検出により出力された応答信号に応答して与え
    られ、かつ、SAS信号およびCAS信号が、応答信号が出力
    されない場合には、一定の時間間隔にて繰り返し与えら
    れるように構成され、 前記検出手段が、まず、SAS信号およびCAS信号のいずれ
    か一方を検出した後に、前記制御手段により、第1の発
    呼者に、回線の接続が中断したことを示すメッセージが
    通知され、かつ、 前記検出手段が、次に、 SAS信号およびCAS信号のいず
    れか一方を検出した後に、前記制御手段により応答信号
    が出力されることを特徴とする請求項2または請求項4
    に記載の留守番電話装置。
  9. 【請求項9】 前記留守番電話機が、CPC(Calling Part
    y Control)信号の検出により、伝言の録音を終了するよ
    うに構成され、 SAS信号および/またはCAS信号が検出された場合には、
    前記制御手段により、前記伝言の録音が終了しないよう
    に構成されたことを特徴とする請求項8に記載の留守番
    電話装置。
  10. 【請求項10】 さらに、DTMF信号を検出するDTMF信号
    検出手段を備え、所定のDTMF信号の検出に応答して、前
    記制御手段により、記録した伝言が出力されるように構
    成され、かつ、 前記記録した伝言の出力中に、検出手段が第2の発呼者
    からの呼を検出することに応答して、第1の発呼者との
    間の回線を一時保留状態にして、前記発信者情報取得手
    段が、第2の発呼者からの所定の情報を取得するととも
    に、前記記憶手段が、当該所定の応報を記憶し、その後
    に、前記制御手段が、記録した伝言の出力を再開するよ
    うに構成されたことを特徴とする請求項1ないし請求項
    9の何れか一項に記載の留守番電話装置。
  11. 【請求項11】 発呼者からの呼に応答し、かつ、発呼
    者からの伝言を記録する留守番モードにて作動可能な留
    守番電話装置であって、 前記留守番モードの下にて、第1の発呼者との間で回線
    が接続されている際に、第2の発呼者からの呼を検出す
    る検出手段と、 第2の発呼者からの呼に応答して、第1の発呼者との間
    の回線を一時保留状態にする制御手段と、 第2の発呼者からの所定の情報を取得する発信者情報取
    得手段とを備え、 前記制御手段が、前記第2の発呼者との間の回線を接続
    することを特徴とする留守番電話装置。
  12. 【請求項12】 前記制御手段は、前記第1の発呼者の
    通話が終了しているときに、前記第2の発呼者との間の
    回線を接続することを特徴とする請求項11記載の留守
    番電話装置。
  13. 【請求項13】 前記制御手段は、前記第2の発呼者の
    発信者情報取得のための予め定められた手順を検出した
    ときに、前記第2の発呼者からの呼に応答するととも
    に、前記発信者情報取得手段を動作させることを特徴と
    する請求項11記載の留守番電話装置。
  14. 【請求項14】 発信者と優先度との関係の情報を予め
    記憶する優先度メモリを備え、 前記制御手段は、前記第2の発呼者の優先度が前記第1
    の発呼者の優先度より高いときに、前記第2の発呼者と
    の間の回線を接続することを特徴とする請求項11記載
    の留守番電話装置。
  15. 【請求項15】 発呼者からの呼に応答し、かつ、発呼
    者からの伝言を記録する留守番モードにて作動可能な留
    守番電話装置の留守番モードの下において、第1の発呼
    者との間で回線が接続されている際に、第2の発呼者を
    特定する発信者情報取得方法であって、 第2の発呼者からの呼の検出に応答して、第1の発呼者
    との回線を一時保留状態にするステップと、 第2の発呼者からの所定の情報を取得するステップと、 当該所定の情報を記憶するステップと、 当該所定の情報の取得の後に、第1の発呼者との間の回
    線を再度つなぐステップとを備えたことを特徴とする発
    信者情報取得方法。
  16. 【請求項16】 前記所定の情報を取得するステップ
    が、 発信電話番号を示す情報を取得するように構成されたこ
    とを特徴とする請求項15に記載の発信者情報取得方
    法。
  17. 【請求項17】 前記所定の情報を取得するステップ
    が、 第2の発呼者の音声を取得するように構成されたことを
    特徴とする請求項15に記載の発信者情報取得方法。
  18. 【請求項18】 さらに、第2の発呼者からの呼の検出
    に応答して、第1の発呼者に、一時中断を示すメッセー
    ジを通知するステップを備えたことを特徴とする請求項
    15に記載の発信者情報取得方法。
  19. 【請求項19】 さらに、第1の発呼者との間の回線を
    再度つなぐ際に、一時中断したことを示すメッセージを
    通知するステップを備えたことを特徴とする請求項15
    に記載の発信者情報取得方法。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2002359691A (ja) * 2001-05-31 2002-12-13 Matsushita Electric Works Ltd 住宅情報盤
JP2007194691A (ja) * 2006-01-17 2007-08-02 Nakayo Telecommun Inc 通話中に着信通知可能な電話端末

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