JP5088072B2 - 電話システム - Google Patents

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Description

本発明は、電話システムに関するものであり、特に、一斉呼び機能を有する電話システムに関するものである。
従来より、一斉呼び機能を有する電話システムが提案されている(例えば、特許文献1参照。)。この一斉呼び機能とは、1つの電話機から入力される音声を他の全ての電話機から同時に出力するものである。したがって、例えば、全員に同じ内容を連絡したい場合や緊急の連絡をしたい場合などに一斉呼び機能を用いることにより、1つの電話機から入力された音声を他の使用されていない全ての電話機から出力して、各電話機のユーザに同じ内容を通知することができる。
特開昭58−5072号公報
しかしながら、何れかの電話機が使用中に他の電話機で一斉呼び機能が用いられると、その使用中の電話機からは音声が出力されないため、その電話機のユーザは一斉呼びの内容を聞くことができなかった。このため、一斉呼びの内容を確認するためには、電話機を使用していたユーザは他の人にわざわざ聞きに行かなければならず、手間がかかっていた。また、電話機を使用していたユーザは一斉呼びがあったことに気づかない場合もあり、一斉呼びの内容が全員に伝わらないこともあった。
そこで、本願発明は、一斉呼びの内容を全員に伝えることができる電話システムを提供することを目的とする。
上述したような課題を解消するために、本発明に係る電話システムは、電話網に接続された主装置と、内線伝送路を介して主装置に接続される複数の電話機とを備えた電話システムであって、電話機の中の1の電話機により他の電話機に一斉呼びを行う一斉呼び手段と、一斉呼び時における他の電話機の状態を検出する検出手段と、音声データを記憶する記憶手段と、検出手段の検出結果に基づいて、一斉呼びの音声データを記憶手段に記憶させる録音手段と、記憶手段に記憶された音声データを再生する再生手段とを備え、検出手段は、周辺環境のノイズが大きい電話機が存在するか否かを検出し、録音手段は、周辺環境のノイズが大きい電話機が存在すると、一斉呼びの音声データを録音することを特徴とする。
本発明によれば、一斉呼び時における他の電話機の状態に基づいて一斉呼びの音声データが記憶手段に記憶できるので、他の電話機のユーザは、一斉呼び時にその内容を聞けなくても、その内容を聞くことができるので、一斉呼びの内容を全員に伝えることができる。
[第1の実施の形態]
以下、図面を参照して、本発明の第1の実施の形態について詳細に説明する。
<電話システムの構成>
図1に示すように、本実施の形態に係る電話システムは、アナログ電話網、ISDN(Integrated Service Digital Network)網、IP(Internet Protocol)網等からなる電話網10に接続された主装置1と、内線伝送路20を介して主装置1に接続された複数の電話機2(2A〜2N)とから構成される。
主装置1は、電話網10を終端制御する外線I/F部11と、内線伝送路20を介して接続された各ボタン電話機とデータ伝送を行う内線I/F部12と、外線I/F部11と内線I/F部12との間に設けられ、各種機能処理を行う主制御部13と、この主制御部13での処理に必要な情報を記憶する主記憶部14とを備える。なお、内線伝送路20としては、有線伝送路を用いてもよく、無線伝送路を用いてもよい。
ここで、主制御部13は、各電話機2の動作制御や電話網10の制御など、一般的な電話システムが持つ機能を提供するための機能処理手段13aと、通話中、保留中、アイドル、ノイズの大小など各電話機2の状態を検出する状態検出部13bと、1の電話2から一斉呼びを行う旨の操作入力が検出されると、その電話機2からの音声を他の全ての電話機2から出力させる一斉呼びを行う一斉呼び部13cと、一斉呼びにより1の電話機から入力された音声を音声データとして主記憶部14に録音する録音部13dと、この録音部13dにより主記憶部14に録音された音声データを再生する再生部13eと、録音部13dにより主記憶部14に録音された音声データを消去する消去部13fとが設けられている。
また、主記憶部14は、各電話機2の動作制御や電話網10の制御など、一般的な電話システムが持つ機能を実現するための動作プログラムや各種データに関する初期データ14aと、録音部13dにより録音される音声に関する音声データ14bと、一斉呼びを行った際に使用中であったりノイズが大きかったりした電話機2の内線番号に関する内線番号データ14cとを少なくとも記憶する。
電話機2(2A〜2N)は、それぞれ同様の構成をなしている。これらの電話機2は、内線伝送路20を介して主装置1とデータ伝送を行う伝送I/F部21と、伝送I/F部21で受信された音声データを音声信号へ復号化してハンドセットHSやスピーカSPへ出力し、ハンドセットHSやマイクMICから入力された音声信号を音声データへ復号化して伝送I/F部21へ出力する音声処理部22と、着信応答、外線捕捉、通話中保留、保留応答、内線応答、ダイヤル入力、一斉呼び等のユーザの各種操作入力やフック状態などを検出する操作入力部23と、操作入力部23で検出された操作データを伝送I/F部21を介して主装置1へ送信するとともに、伝送I/F部21で受信された主装置1からの制御データに基づきボタン電話機の各回路部を制御する子機制御部24と、子機制御部24での制御処理に必要な各種情報を記憶する制御メモリ25と、文字、図柄、画像などからなる各種情報を表示するLCD(Liquid Crystal Display)などの画面表示部26とを備える。
なお、本実施の形態において、外線とは、アナログ電話網の場合は回線、ISDN網やIP網の場合はチャネルのことを意味する。したがって、1つの外線は、1つの回線または1つのチャネルを表す。
<電話システムの動作>
次に、本実施の形態に係る電話システムの動作について説明する。本実施の形態では、一斉呼び動作にともなって、一斉呼びの内容を録音する録音動作と、この録音動作により録音された録音データを再生する再生動作とが行われる。それぞれについて以下に説明する。
≪録音動作≫
まず、図2を参照して、一斉呼びに伴って行われる録音動作について説明する。
例えば、電話機2Aのユーザが、電話機2Aのキーや所定のダイヤルを押下することにより一斉呼びを行う旨の操作入力をしたものとする。この操作入力を電話機2Aの操作入力部23を介して主装置1の主制御部13の状態検出部13bにより検出されると(ステップS1)、主制御部13の一斉呼び部13cは、消去部13fにより、主記憶部14の音声データ14bに記憶されていた音声データを消去する(ステップS2)。また、一斉呼び部13cは、主制御部13の機能処理手段13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して主装置1と電話機2Aとの通話パスを接続し、電話機2Aの受話パスをONとする(ステップS3)。これにより、電話機2AのハンドセットHSから音声を出力することが可能となる。
受話パスが接続されると、一斉呼び部13cは、状態検出部13bにより電話機2A以外の電話機2B〜2Nが使用中であるか否かを確認する(ステップS4)。この確認は、例えば、内線I/F12および内線伝送路20を介して各電話機2に対して制御信号を送受信したり、外線I/F11や内線I/F12の状態を検出したりすることにより行われる。
電話機2が使用中の場合(ステップS4:YES)、一斉呼び部13cは、その電話機2(以下、使用中電話機という)の内線番号を主記憶部14の内線番号データ14cに記録する(ステップS16)。
一方、電話機2が使用中ではない、すなわちアイドル状態にある場合(ステップS4:NO)、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して主装置1とその電話機2(以下、アイドル電話機2という)との通話パスを接続し、アイドル電話機2のスピーカパスをONとする(ステップS5)。これにより、アイドル電話機2のスピーカSPから音声を出力することが可能となる。
全ての電話機2について使用中であるか否かの確認が行われると(ステップS6:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより一斉呼び動作を行う旨を示す呼出音やメロディ等のトーンを送出する(ステップS7)。このトーンは、一斉呼びを行う電話機2AおよびステップS4において使用中でないことが検出された電話機2、すなわちアイドル電話機2に対して送出される。電話機2Aにおいては、ステップS3で受話パスがONとされているので、ハンドセットHSのスピーカからトーンが出力される。アイドル電話機2については、ステップS5でスピーカパスがONとされているので、スピーカSPからトーンが出力される。このようにトーンがHSやスピーカSPから出力されると、電話機2のユーザは、一斉呼びが行われることを認識することができる。
トーンが出力されると、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して電話機2Aとアイドル電話機2との通話パスを接続し、その電話機2Aからの送話パスをONとする(ステップS8)。これにより、電話機2Aからアイドル電話機2へ音声データを送出することが可能となる。また、トーンが出力されることにより、一斉呼びを行う準備が整ったことを認識した電話機2Aのユーザは、ハンドセットHSまたはマイクMICに対して一斉呼びにより放送したい内容を発話する。
このとき、一斉呼び部13cは、内線番号データ14cに内線番号が記録されているか否か確認する(ステップS9)。内線番号が記録されている場合、一斉呼び部13cは、録音部13dにより電話機2Aから入力される音声データを主記憶装置14に音声データ14bとして記録するための録音動作を開始する(ステップS10)。そして、一斉呼びの発話内容に関する音声データがボタン電話機2Aから主装置1に入力されると、一斉呼び部13cは、機能処理部13aによりその音声データをアイドル電話機2に送出させる(ステップS11)。これにより、アイドル電話機2のスピーカSPからは、電話機2Aからの音声データが音声として出力され、主記憶装置14には、電話機2Aから入力された音声データが記録される。
なお、内線番号が記録されていない場合(ステップS9:NO)、一斉呼び部13cは、録音動作を行わずにステップS11の一斉呼び動作を行う。
機能処理部13aにより例えばハンドセットHSをオンフックにするなど電話機2Aの操作入力部23を介して一斉呼びを終了する旨の操作入力を検出すると(ステップS12:YES)、一斉呼び部13cは、録音部13dにより音声データの録音動作を停止する(ステップS13)。なお、録音動作を行っていない場合、一斉呼び部13cは、ステップS13の処理を行わない。
また、機能処理部13aにより、受信側の電話機であるアイドル電話機2および発信側の電話機である電話機2Aそれぞれの接続パスを切断し、スピーカパス、受話パスおよび送話パスをOFFとする(ステップS14,S15)。これにより、一斉呼び動作が終了する。
このように、本実施の形態によれば、一斉呼びが行われる際に使用中の電話機2が存在すると、録音部13dにより一斉呼びの音声データが主記憶部14に音声データ14bとして録音される。これにより、使用中の電話機2のユーザは、一斉呼び時にその内容を聞けなくても、後でその内容を聞くことができる。
≪再生動作≫
次に、図3を参照して、上述した録音動作において録音した音声データの再生動作について説明する。
一斉呼び行われた後、状態検出部13bによりアイドル状態となった電話機2が検出されると(ステップS21:YES)、一斉呼び部13cは、その電話機2が一斉呼びが行われた際に使用中であった使用中電話機2であるか否か確認する(ステップS22)。この確認は、状態検出部13bにより検出された電話機2の内線番号と、内線番号データ14cに記録された内線番号とを比較することにより行われる。
アイドル状態となった電話機2が使用中電話機2ではなかった場合(ステップS22:NO)、一斉呼び部13cは、ステップS30の処理に進む。
一方、アイドル状態となった電話機2が使用中電話機2であった場合(ステップS22:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して主装置1と使用中電話機2との通話パスを接続し、使用中電話機2のスピーカパスをONとする(ステップS23)。これにより、使用中電話機2のスピーカSPから音声を出力することが可能となる。
一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより一斉呼び動作を行う旨を示す呼出音やメロディ等のトーンを送出する(ステップS24)。これにより、使用中電話機2は、ステップS23でスピーカパスがONとされているので、スピーカSPからトーンが出力される。このようにトーンが出力されると、使用中電話機2のユーザは、一斉呼びが行われることを認識することができる。
トーンが出力されると、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して主装置1と使用中電話機2との通話パスを接続し、主装置1からの送話パスをONとする(ステップS25)。これにより、主装置1から使用中電話機2へ音声データを送出することが可能となる。
送話パスがONとされると、一斉呼び部13cは、再生部13eにより主記憶部14の音声データ14bを再生し、これを機能処理部13aにより使用中電話機2に送出する(ステップS26)。これにより、一斉呼び動作を行った際に電話機2Aから入力された音声が再生され、使用中電話機2のスピーカSPから出力される。これによって、一斉呼びが行われた際に使用中であった使用中電話機2のユーザは、その一斉呼びの内容を知ることができる。
音声データ14bの再生が終了すると(ステップS27:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより、使用中電話機2および主装置1それぞれの接続パスを切断し、スピーカパスおよび送話パスをOFFとする(ステップS28,S29)。このとき、一斉呼び部13cは、内線番号データ14cから音声データ14bを再生して送出した使用中電話機2の内線番号を削除する。
また、一斉呼び部13cは、全ての使用中電話機2に対して音声データ14bを再生して送出したか否かを確認する(ステップS30)。音声データ14bを未再生の使用中電話機が存在する場合(ステップS30:NO)、一斉呼び部13cは、ステップS21の処理に戻る。上記確認は、内線番号データ14cを確認することにより行うことができる。
一方、音声データ14bを未再生の使用中電話機2が存在しない場合(ステップS30:YES)、一斉呼び部13cは、再生処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、未使用中電話機2がアイドル状態になると、その未使用中電話機2に対して音声データ14bを再生して送出するので、未使用中電話機2のユーザは一斉呼びの内容を確実に認識することができる。結果として、全ての電話機2のユーザに一斉呼びの内容を伝えることができる。
[第2の実施の形態]
次に、本発明の第2の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、第1の実施の形態と一斉呼びの再生動作の一部が異なる、すなわちアイドル状態となった使用中電話機2を内線呼出するものである。したがって、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成要素については同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
≪再生動作≫
図4に示すように、一斉呼びが行われた後、状態検出部13bによりアイドル状態となった電話機2が検出されると(ステップS41:YES)、一斉呼び部13cは、その電話機2が一斉呼びが行われた際に使用中であった使用中電話機2であるか否か確認する(ステップS42)。
アイドル状態となった電話機2が使用中電話機2ではなかった場合(ステップS42:NO)、一斉呼び部13cは、ステップS30の処理に進む。
一方、アイドル状態となった電話機2が使用中電話機2であった場合(ステップS42:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、その使用中電話機2のスピーカSPから呼出音を送出し、内線呼出する(ステップS43)。
ハンドセットHSをオフフックにするなど使用中電話機2の操作入力部23により内線呼出に応答する旨が検出されると(ステップS44:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して主装置1と使用中電話機2との通話パスを接続し、使用中電話機2の受話パスおよび主装置1からの送話パスをONとする(ステップS45,S46)。これにより、使用中電話機2のハンドセットHSから音声を出力すること、および主装置1から使用中電話機2へ音声データを送出することが可能となる。ここで、使用中電話機2のスピーカパスをONにするようにしてもよい。これにより、使用中電話機2のスピーカSPから音声を出力することが可能となる。
スピーカパスおよび送話パスがONとされると、一斉呼び部13cは、再生部13eにより主記憶部14の音声データ14bを再生し、これを機能処理部13aにより使用中電話機2に送出する(ステップS47)。これにより、一斉呼び動作を行った際に電話機2Aから入力された音声が再生され、使用中電話機2のハンドセットHSから出力される。これによって、一斉呼びが行われた際に使用中であった使用中電話機2のユーザは、その一斉呼びの内容を知ることができる。
音声データ14bの再生中(ステップS46:NO)、例えば使用中電話機2のハンドセットHSがオンフックにされることにより使用中電話機2の操作入力部2から内線通話を切断する旨を検出すると(ステップS52:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより、使用中電話機2と主装置1との接続パスを切断し、受話パスをOFFとするとともに(ステップS53)、音声データ14bの再生を終了する(ステップS54)。このように、一斉呼びの内容が自分に関係がなかったり、その内容に興味がなかったりする場合に、その内容を聞いている際にオフフックにすると、音声データ14bの再生が終了する。したがって、ユーザは、一斉呼びの内容に応じて、その内容の再生を続けるか否かを選択することができる。
一方、音声データ14bの再生が終了すると(ステップS48:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより、主装置1の送話パスをOFFとし、使用中電話機2にビジートーンを送出する(ステップS49)。これにより、使用中電話機2のハンドセットHSからビジートーンが鳴動するので、使用中電話機2のユーザは、一斉呼びの音声データの再生が終了したことを認識することができる。
音声データ14bの再生が終了したり、使用中電話機2と接続パスが切断されたりすると、一斉呼び部13cは、全ての使用中電話機2に対して音声データ14bを再生して送出したか否かを確認する(ステップS50)。なお、音声データ14bの再生終了または使用中電話機2との接続パスが切断されると、一斉呼び部13cは、内線番号データ14cから音声データ14bを再生して送出した使用中電話機2の内線番号を削除する。
音声データ14bを未再生の使用中電話機が存在する場合(ステップS50:NO)、一斉呼び部13cは、ステップS41の処理に戻る。上記確認は、内線番号データ14cを確認することにより行うことができる。
一方、音声データ14bを未再生の使用中電話機2が存在しない場合(ステップS50:YES)、一斉呼び部13cは、消去部13fにより音声データ14bを削除し(ステップS51)、再生処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、未使用中電話機2がアイドル状態になると、その未使用中電話機2に対して内線呼出を行い、音声データ14bを再生して送出するので、未使用中電話機2のユーザは一斉呼びの内容を確実に認識することができる。
[第3の実施の形態]
次に、本発明の第3の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、第1,2の実施の形態と一斉呼びの録音動作の一部が異なる、すなわち一斉予備の最中に使用中電話機2が一斉呼びに応答した場合の動作を示すものである。したがって、本実施の形態において、第1,2の実施の形態と同様の構成要素および動作については同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
≪録音動作≫
図5に示すように、図2を参照して第1の実施の形態で示したステップS1〜S12,S16の処理が実行され、一斉呼び行われているものとする。この一斉呼びが行われている最中に(ステップS12:NO)、使用中電話機2がアイドル状態になり、その一斉呼びに応答する旨の操作入力を使用中電話機2の操作入力部23を介して状態検出部13bが検出すると(ステップS61:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより、内線I/F部12を制御して、内線伝送路20を介して電話機2Aと使用中電話機2との通話パスを接続し、その電話機2Aからの送話パスおよび使用中電話機2のスピーカパスをONとし、一斉呼びの音声データを使用中電話機2に送出させる(ステップS62)。これにより、一斉呼びに応答した使用中電話機2のスピーカSPからは、電話機2Aからの音声データが音声として出力されるので、使用中電話機2のユーザは、一斉呼びの内容を聴くことができる。
また、使用中電話機2が一斉呼びに応答すると、一斉呼び部13cは、録音部13dにより一斉呼びの音声データの録音を停止するとともに、消去部13fにより、録音した音声データを主記憶部14の音声データ14bから消去する(ステップS63)。また、一斉呼び部13cは、内線番号データ14cから一斉呼びに応答した使用中電話機2の内線番号を消去する(ステップS64)。これらの処理を行った後は、通常の一斉呼び処理、すなわち、音声データの録音動作を除くステップS12〜S15の処理を行う(ステップS65)。
このように、本実施の形態によれば、一斉呼びの最中に使用中電話機2が一斉呼びに応答すると、使用中電話機2から一斉呼びの内容が出力されるので、使用中電話機2のユーザは、一斉呼びの内容に追従することができる。
[第4の実施の形態]
次に、本発明の第4の実施の形態について説明する。なお、本実施の形態は、一斉呼びを行った際に使用中の電話機2のみならずノイズが大きい電話機2が存在する場合にも録音動作を行うものである。したがって、本実施の形態において、第1の実施の形態と同様の構成要素については、同じ名称および符号を付し、適宜説明を省略する。
≪録音動作≫
本実施の形態では、図6に示すように、第1の実施の形態において図2を参照して説明したのと同様のステップS1〜S16が行われるが、ステップS4の処理の後、一斉呼び部13cは、状態検出部13bによりアイドル電話機2のノイズの大きさを確認する(ステップS81)。例えば工場や実験室など電話機2が騒音の大きな場所に配置されている場合、一斉呼びを行っても騒音などのノイズによって音声が聞こえない場合がある。したがって、本実施の形態では、アイドル電話機2のノイズが所定の値よりも大きい場合(ステップS81:YES)、一斉呼び部13cは、そのアイドル電話機2の内線番号を主記憶部14の内線番号データ14cに記録する(ステップS16)。このとき、内線番号データ14cには、単なるアイドル電話機2とは区別して記録する。
一方、アイドル電話機2のノイズが所定の値よりも大きくない場合(ステップS81:NO)、一斉呼び部13cは、ステップS5の処理を行う。なお、アイドル電話機2のノイズの検出は、アイドル電話機2にセンサを設けたり、アイドル電話機2のマイクMICからノイズを検出したりすることにより、行うことができる。
ステップS15の処理が行われた後、一斉呼び部13cは、ノイズが大きいことが検出された電話機(以下、ノイズ電話機という)2が存在するか否かを確認する(ステップS90)。この確認は、内線番号データ14cを参照することにより行うことができる。
ノイズ電話機2が存在しない場合(ステップS90:NO)、一斉呼び部13cは、第1の実施の形態において図3を参照して説明した通常の再生処理を行う(ステップS98)。
一方、ノイズ電話機2が存在する場合(ステップS90:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより、そのノイズ電話機2のスピーカSPから呼出音を送出し、内線呼出を行う(ステップS91)。
ハンドセットHSをオフフックにするなどノイズ電話機2の操作入力部23により内線呼出に応答する旨が検出されると(ステップS92:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理手段13aにより内線I/F部12を制御して内線伝送路20を介して主装置1とノイズ電話機2との通話パスを接続し、使用中電話機2の受話パスおよび主装置1からの送話パスをONとし、かつ、再生部13eにより主記憶部14の音声データ14bを再生し、これを機能処理部13aによりノイズ電話機2に送出する(ステップS93)。これにより、一斉呼び動作を行った際に電話機2Aから入力された音声が再生され、ノイズ電話機2のハンドセットHSから出力される。これによって、一斉呼びが行われた際にノイズが大きいことが検出されたノイズ電話機2のユーザは、ハンドセットHSから一斉呼びの内容を聴くことができるので、その内容をより確実に知ることができる。
音声データ14bの再生中に、例えばノイズ電話機2のハンドセットHSがオンフックにされることにより使用中電話機2の操作入力部2から内線通話を切断する旨を検出したり(ステップS94:NO、ステップS97:YES)、音声データ14bの再生が終了したりすると(ステップS94:YES)、一斉呼び部13cは、機能処理部13aにより、使用中電話機2と主装置1との接続パスを切断して受話パスをOFFとするとともに、音声データ14bの再生を終了する。
音声データ14bの再生を終えると、一斉呼び部13cは、全ての使用中電話機2に対して音声データ14bを再生して送出したか否かを確認する(ステップS95)。なお、音声データ14bの再生終了または使用中電話機2との接続パスが切断さると、一斉呼び部13cは、内線番号データ14cから音声データ14bを再生して送出したノイズ電話機2の内線番号を削除する。
音声データ14bを未再生の使用中電話機が存在する場合(ステップS95:NO)、一斉呼び部13cは、ステップS98の処理に進む。なお、上記確認は、内線番号データ14cを確認することにより行うことができる。
一方、音声データ14bを未再生の使用中電話機2が存在しない場合(ステップS95:YES)、一斉呼び部13cは、消去部13fにより音声データ14bを削除し(ステップS51)、再生処理を終了する。
このように、本実施の形態によれば、ノイズにより一斉呼びの内容が聞こえないような場合であっても、一斉呼びの内容が録音され、その内容が内線呼出により通知されるので、ノイズ電話機2のユーザは、一斉呼びの内容を確実に知ることができる。
本発明は、一斉呼び機能を有する電話システムに適用することができる。
本発明の電話システムの構成を示すブロック図である。 本発明の電話システムの一斉呼びの録音動作を示すフローチャートである。 本発明の電話システムの一斉呼びの再生動作を示すフローチャートである。 本発明の電話システムの一斉呼びの他の再生動作を示すフローチャートである。 本発明の電話システムの一斉呼びの他の録音動作を示すフローチャートである。 本発明の電話システムの一斉呼びの他の録音動作を示すフローチャートである。
符号の説明
1…主装置、2,2A,2B,2N…ボタン電話機、10…電話網、11…外線I/F部、12…内線I/F部、13…主制御部、13a…機能処理部、13b…状態検出部、13c…一斉呼び部、13d…録音部、13e…再生部、13f…消去部、14…主記憶部、14a…初期データ、14b…音声データ、14c…内線番号データ、20…内線伝送路、21…伝送I/F部、22…音声処理部、23…操作入力部、24…子機制御部、25…制御メモリ、26…画面表示部、30…相手先、HS…ハンドセット、MIC…マイク、SP…スピーカ。

Claims (1)

  1. 電話網に接続された主装置と、
    内線伝送路を介して前記主装置に接続される複数の電話機とを備えた電話システムであって、
    前記電話機の中の1の電話機により他の電話機に一斉呼びを行う一斉呼び手段と、
    一斉呼び時における他の電話機の状態を検出する検出手段と、
    音声データを記憶する記憶手段と、
    前記検出手段の検出結果に基づいて、前記一斉呼びの音声データを前記記憶手段に記憶させる録音手段と、
    前記記憶手段に記憶された音声データを再生する再生手段と
    を備え
    前記検出手段は、周辺環境のノイズが大きい電話機が存在するか否かを検出し、
    前記録音手段は、前記周辺環境のノイズが大きい電話機が存在すると、前記一斉呼びの音声データを録音する
    ことを特徴とする電話システム。
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