JP2002171314A - 音声入力機能付き情報機器 - Google Patents

音声入力機能付き情報機器

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JP2002171314A
JP2002171314A JP2000363566A JP2000363566A JP2002171314A JP 2002171314 A JP2002171314 A JP 2002171314A JP 2000363566 A JP2000363566 A JP 2000363566A JP 2000363566 A JP2000363566 A JP 2000363566A JP 2002171314 A JP2002171314 A JP 2002171314A
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call
information device
voice
microphone
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JP2000363566A
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Jun Tsubonuma
潤 坪沼
Masaki Sugiura
正樹 杉浦
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】電話一体型PDAで、電話通話時においてマイ
ク入力される通話音声とスピーカなどから回り込んで時
差入力される通話音声との干渉を防止する。 【解決手段】電話通話が行われないとき、内蔵マイク5
又はヘッドセットマイク10aの入力音声を携帯情報機
器モジュール11へ接続して通常の音声入力処理を行い
同モジュール11からの出力音声を内蔵スピーカ6又は
ヘッドセットイヤホン9R,9Lに接続して操作音発生
や音楽再生などを行う。携帯電話モジュール12が通話
状態となった場合、機器モジュール11に対するマイク
入力を一切遮断しヘッドセットマイク10aからの通話
入力音声を電話モジュール12のみに専用接続し、この
モジュール12から得られる通話(会話)音声をヘッド
セットイヤホン9R,9Lから出力させ、前記機器モジ
ュール11には常時接続されている電話モジュール12
からの通話音声のみを入力して通話録音などを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、携帯電話一体型P
DA(personal digital assistants)等の音声入力情報
機能付き情報機器に関する。
【0002】
【従来の技術】近年、PDAはより多機能化され、携帯
電話一体型のものも実用化されているが、従来この携帯
電話一体型のPDAでは、2つの内蔵スピーカを有し、
一方のスピーカを携帯電話用として着信呼び出し音や通
話音声の出力に使用し、他方のスピーカをPDA用とし
てペン入力,キー入力に伴う操作音の出力や音楽再生ア
プリケーションによる音楽の再生出力などに使用してい
る。
【0003】一方、ボイスメモなどに使用するためのP
DA用の音声入力と、電話通話用として使用するための
音声入力とは、該PDAに備えられた1つのマイク入力
が兼用されている。
【0004】なお、電話使用時に前記スピーカから出力
される通話音声には、通話相手からの受話音声に自分か
らの送話音声も共に出力されるよう、電話システムの構
成上予め定められており、自分の話し声を聞こえるよう
にすることで通話のし易さを確保している。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前記従
来の携帯電話一体型のPDAにあって、通話音声をPD
Aモジュールにて録音しようとすると、マイクから直接
PDAモジュールへ入力される自分の通話音声と、スピ
ーカから出力されて同マイクから時間差を持ってPDA
モジュールへ入力される自分の通話音声とが干渉(ハウ
リング)する場合があり、電話での話し方に気を遣う必
要があった。
【0006】また、通話音声の録音を行わない場合で
も、電話機能による通話音声がPDAモジュールに常時
接続されている構成のものでは、やはり前記スピーカか
ら出力されてマイクから時間差を持ってPDAモジュー
ルへ入力される自分の通話音声が干渉(ハウリング)し
てしまう問題がある。
【0007】本発明は、前記のような問題に鑑みてなさ
れたもので、電話通話時においてマイクから直接入力さ
れる通話音声とスピーカなどから回り込んで時間差入力
される通話音声とが干渉するのを防止することが可能に
なる音声入力機能付き情報機器を提供することを目的と
する。
【0008】
【課題を解決するための手段】すなわち、本発明に係る
音声入力機能付き情報機器は、電話モジュールと接続可
能な音声入力機能付きの情報機器であって、マイク入力
を電話モジュールの通話入力に接続する通話入力接続手
段と、電話モジュールの通話出力を情報機器の音声入力
に接続する通話出力接続手段と、電話モジュールが通話
中か否かを判断する通話中判断手段と、この通話中判断
手段により通話中でないと判断された場合には前記マイ
ク入力を前記情報機器の音声入力に接続し、通話中であ
ると判断された場合には前記マイク入力を前記情報機器
の音声入力に非接続するマイク入力接続制御手段と、を
備えたことを特徴とする。
【0009】このような本発明に係る音声入力機能付き
情報機器では、マイク入力は電話モジュールの通話入力
に接続され、また、電話モジュールの通話出力は情報機
器の音声入力に接続される。そして、電話モジュールが
通話中か否かの判断により通話中でないと判断される状
態では、前記マイク入力は前記情報機器の音声入力にも
接続され、また、通話中であると判断される状態では、
前記マイク入力と前記情報機器の音声入力は非接続とさ
れる。これにより、通常時のマイク入力は情報機器にお
いて音声入力処理することができる一方で、通話中のマ
イク入力は電話モジュールの通話入力にのみ接続される
ので、情報機器の音声入力に接続されて録音などが図ら
れる電話モジュールの通話出力に対し、マイク入力から
の通話の音声が干渉するのを無くせることになる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態について説明する。
【0011】図1は、本発明の音声入力機能付き情報機
器の実施形態に係る携帯情報機器1の外観構成を示す正
面図である。
【0012】携帯情報機器1の本体ケースは、例えばユ
ーザが片手で十分把持することが可能な大きさで構成さ
れるもので、この携帯情報機器1の正面中央には、タッ
チパネル2bが重ねられた液晶表示部(LCD)2aが
設けられると共に、この液晶表示部(LCD)2aの下
端に沿って、電話機能,手帳機能,音楽再生機能などの
本携帯情報機器1に搭載された各機能を選択起動させる
ためのアプリケーションボタン3a,3b,3c、及び
表示画面上でのカーソル移動操作やデータ選択操作を行
うためのカーソルキー4、音声入力用の内蔵マイク5、
音声出力用の内蔵スピーカ6が設けられる。
【0013】また、同本体ケースの左側面には、例えば
ユーザが当該携帯情報機器1を左手で把持した場合に、
その親指1本で操作可能な位置に、スライド&プッシュ
キー7が設けられる。
【0014】このスライド&プッシュキー7は、矢印
a,bで示す上下回転方向と、矢印cで示す押し込み方
向の3方向に操作可能なもので、このスライド&プッシ
ュキー7における3方向への組み合わせ操作により、例
えば表示画面上でのデータ選択,確定,実行の指示、音
楽再生時の早送り,早戻し,停止などの指示が行われ
る。
【0015】また、同本体ケースの下端面には、ヘッド
セットジャック8が設けられ、このヘッドセットジャッ
ク8には、ヘッドセットイヤホン(左)9L,(右)9
R、及びヘッドセットマイク10a,ヘッドセット(通
話開始/終了)キー10bを備えたヘッドセット10が
抜き差しにより接続/取り外し可能に設けられる。
【0016】このような外観構成の携帯情報機器1にお
いて、例えば手帳機能を起動させると、表示画面上での
データ入力,登録,検索操作などに応じて、電話番号デ
ータ,スケジュールデータ,メモデータ等の各種PIM
(personal information manager)データの管理が行わ
れ、また、音楽再生機能を起動させると、任意に選択さ
れた音楽データの再生が、内蔵スピーカ6又はヘッドセ
ットイヤホン(左)9L,(右)9Rを介して行われ、
さらに、電話機能を起動させると、ヘッドセットイヤホ
ン(左)9L,(右)9R、ヘッドセットマイク10
a、ヘッドセットキー10bの操作に応じて、電話の着
信,通話,待ち受けが行われる。
【0017】図2は前記携帯情報機器1の電子回路の構
成を示すブロック図である。
【0018】この携帯情報機器1の電子回路は、携帯情
報機器モジュール11と携帯電話モジュール12、そし
て当該携帯情報機器モジュール11及び携帯電話モジュ
ール12と内蔵スピーカ6及びヘッドセットジャック8
との間を接続する音声入出力回路13を備えて構成され
る。
【0019】なお、携帯電話モジュール12は、本実施
形態では、携帯情報機器1内の電子回路の一部として構
成されているが、例えば、携帯情報機器1のカードスロ
ットに、別体の携帯電話モジュールカードとして差し込
んで使うようにしてもよい。
【0020】携帯情報機器モジュール11は、制御部
(CPU)14を備えている。
【0021】制御部(CPU)14は、メモリ15に予
め記憶されたシステムプログラムや各種のアプリケーシ
ョンプログラムに応じて回路各部の動作を制御するもの
で、これら各種の携帯情報機器制御用プログラムは、キ
ー入力部16(3a〜3c,4,7)あるいはタッチパ
ネル2bからの入力操作信号に応じて起動される。
【0022】そして、制御部(CPU)14には、前記
メモリ15、液晶表示部(LCD)2a、タッチパネル
2b、キー入力部16が接続される他に、前記ヘッドセ
ットジャック8から出力されるヘッドセット10の抜き
差し信号(OFF/ON)を検出するためのヘッドセッ
ト抜/差検出部17、同ヘッドセットジャック8から出
力されるヘッドセットキー10bのキー操作信号(ke
y)を検出するためのヘッドセットkeyIN検出部1
8が接続され、さらに、前記音声入出力回路13との接
続を図るためのオーディオI/O19、また、前記携帯
電話モジュール12内の通信制御部20も接続される。
そして、この携帯電話モジュール12内の通信制御部2
0にも、前記音声入出力回路13との接続を図るための
オーディオI/O21が接続される。
【0023】前記メモリ15に予め記憶される各種の携
帯情報機器制御用プログラムとしては、本携帯情報機器
1の全体の制御を司る手帳機能のアプリケーションを組
み込んだ情報機器プログラム15a、音楽データを再生
するための音楽アプリケーションプログラム15b、主
に携帯電話モジュール12における電話の制御を司る通
信アプリケーションプログラム15c、音声データを録
音するための音声録音プログラム15d等が用意され
る。
【0024】また、メモリ15には、機器パラメータメ
モリ15e、PIMデータメモリ15f、音楽データメ
モリ15g、そして、ワークメモリ15h等が用意され
る。
【0025】機器パラメータメモリ15eには、本携帯
情報機器1における各種の状態パラメータがセットされ
るもので、この状態パラメータとしては、例えばヘッド
セット10の抜き差し状態を示すパラメータ、ヘッドセ
ットキー10bのキー入力状態を示すパラメータ、そし
て、携帯電話モジュール12の状態(待ち受け中/着呼
中/通話中)を示すパラメータなどがある。
【0026】PIMデータメモリ15fには、手帳機能
に伴い管理される電話番号,スケジュール,メモ,通話
音声などの個人データが記憶される。
【0027】音楽データメモリ15gには、例えば電話
機能による通信ネットワークNとの接続により当該ネッ
ト上のwebサーバから配信されたユーザ所望の音楽デ
ータが記憶される。
【0028】ワークメモリ15hには、前記各種の携帯
情報機器制御用プログラムに応じた処理に伴い、制御部
(CPU)14に出力される種々のデータが必要に応じ
て一時記憶される。
【0029】ここで、音声入出力回路13における携帯
情報機器モジュール11及び携帯電話モジュール12と
内蔵スピーカ6及びヘッドセットジャック8との間の接
続構成について説明する。
【0030】内蔵マイク5からの入力音声信号は、OP
アンプ22a及びバッファ23を介して音声入力接続ス
イッチ(IC1)24の第1入力端子24aに入力され
る。
【0031】また、ヘットセットジャック8からの入力
音声信号MICは、OPアンプ22bを介して前記音声
入力接続スイッチ(IC1)24の第2入力端子24b
に入力されると共に、さらに、加算アンプ22cを介し
て携帯電話モジュール12におけるオーディオI/O2
1に入力される。
【0032】前記音声入力接続スイッチ(IC1)24
は、前記ヘッドセットジャック8から出力されるヘッド
セット10の抜き差しに伴うOFF/ON信号と、携帯
情報機器モジュール11におけるオーディオI/O19
から出力されるコントロール信号CTL1とに応じて、
内蔵マイク5側の第1入力端子24a又はヘッドセット
マイク10a側の第2入力端子24bをマイク入力端子
24cと接続ONするか、第1及び第2入力端子24
a,24b共に接続OFFするかを切り替えるもので、
この音声入力接続スイッチ(IC1)24のマイク入力
端子24cは、加算アンプ25を介して前記携帯情報機
器モジュール11におけるオーディオI/O19に入力
(AIN)される。
【0033】一方、前記携帯情報機器モジュール11の
オーディオI/O19から出力されるステレオ音声信号
ROUT,LOUTは、各対応する加算アンプ22R,
22Lを介してスピーカアンプスイッチ(IC2)26
におけるヘッドセット用ライン入力端子LINE−R,
LINE−L及び内蔵スピーカ用入力端子SPINに入
力される他に、前記加算アンプ22cを介して携帯電話
モジュール12におけるオーディオI/O21にも入力
される。
【0034】また、携帯電話モジュール12のオーディ
オI/O21から出力される通話音声信号EEP1は、
前記加算アンプ25を介して前記携帯情報機器モジュー
ル11におけるオーディオI/O19に入力(AIN)
される他に、前記加算アンプ22R,22Lを介してス
ピーカアンプスイッチ(IC2)26におけるヘッドセ
ット用ライン入力端子LINE−R,LINE−L及び
内蔵スピーカ用入力端子SPINにも入力される。
【0035】前記スピーカアンプスイッチ(IC2)2
6は、前記携帯情報機器モジュール11におけるオーデ
ィオI/O19から出力されるコントロール信号CTL
2に応じて、ヘッドセット用ライン入力端子LINE−
R,LINE−Lをヘッドセットジャック8の音声入力
端子L,Rに接続ONするか、又は内蔵スピーカ用入力
端子SPINを内蔵スピーカ6に接続ONするかを切り
替える。
【0036】図3は前記携帯情報機器1の電子回路にお
ける音声入出力回路13の構成を等価的に示す回路図で
ある。
【0037】携帯情報機器1の音声入出力回路13に備
えられる音声入力接続スイッチ(IC1)24及びスピ
ーカアンプスイッチ(IC2)26は、ヘッドセットジ
ャック8に対するヘッドセット10の接続の有無と、携
帯情報機器モジュール11及び携帯電話モジュール12
それぞれの動作状態に応じたコントロール信号CTL
1,CTL2によりスイッチ制御されるもので、例えば
手帳機能又は音楽再生機能の動作状態で、ヘッドセット
ジャック8に対しヘッドセット10が接続されていない
(ヘッドセット抜)状態では、音声入力接続スイッチ
(IC1)24は、内蔵マイク5からの音声入力を携帯
情報機器モジュール11へ接続し、スピーカアンプスイ
ッチ(IC2)26は、携帯情報機器モジュール11か
らの音声出力を内蔵スピーカ6へ接続する。
【0038】また、同手帳機能又は音楽再生機能の動作
状態で、ヘッドセットジャック8に対しヘッドセット1
0が接続されている(ヘッドセット差)状態では、音声
入力接続スイッチ(IC1)24は、ヘッドセットマイ
ク10aからの音声入力を携帯情報機器モジュール11
へ接続し、スピーカアンプスイッチ(IC2)26は、
携帯情報機器モジュール11からの音声出力をヘッドセ
ットイヤホン9L,9Rへ接続する。
【0039】さらに、ヘッドセットジャック8に対しヘ
ッドセット10が接続されている(ヘッドセット差)、
電話機能による通話可能な状態では、「電話:待ち受
け」の状態において、前記同様に、音声入力接続スイッ
チ(IC1)24は、ヘッドセットマイク10aからの
音声入力を携帯情報機器モジュール11へ接続し、スピ
ーカアンプスイッチ(IC2)26は、携帯情報機器モ
ジュール11からの音声出力をヘッドセットイヤホン9
L,9Rへ接続して、前記手帳機能や音楽再生機能によ
る継続動作可能な状態に設定される。
【0040】そして、「電話:着呼中」の状態になる
と、音声入力接続スイッチ(IC1)24は、ヘッドセ
ットマイク10aからの音声入力を携帯情報機器モジュ
ール11へ継続接続し、また、スピーカアンプスイッチ
(IC2)26は、携帯電話モジュール12からの音声
出力を内蔵スピーカ6へ接続して、着呼音声を内蔵スピ
ーカ6から出力させる。
【0041】さらに、「電話:通話中」の状態になる
と、音声入力接続スイッチ(IC1)24は、ヘッドセ
ットマイク10a及び内蔵マイク5からの音声入力の携
帯情報機器モジュール11への接続を共に遮断して、ヘ
ッドセットマイク10aからの音声入力を携帯電話モジ
ュール12のみに接続し、スピーカアンプスイッチ(I
C2)26は、携帯電話モジュール12からの通話音声
出力をヘッドセットイヤホン9L,9Rへ接続して、電
話による通話動作可能な、しかも携帯情報機器モジュー
ル11の音声入力には、携帯電話モジュール12から出
力される通話音声のみが入力される状態(通話音声の干
渉防止状態)に設定される。
【0042】次に、前記構成の携帯情報機器1における
音声入出力機能について説明する。
【0043】図4は前記携帯情報機器1の全体制御に伴
う割込制御処理を示すフローチャートである。
【0044】この割込制御処理では、例えば本携帯情報
機器1における手帳機能,音楽再生機能,電話機能など
のアプリケーションの起動中において、ヘッドセットジ
ャック8から出力されるヘッドセット10の抜き差しに
伴うOFF/ON信号の変化が携帯情報機器モジュール
11内のヘッドセット抜/差検出部17にて検出された
場合(ステップS1→S2)、ヘッドセットジャック8
から出力されるヘッドセットキー10bの操作に伴う通
話開始/終了のキー入力信号が携帯情報機器モジュール
11内のヘッドセットkeyIN検出部18にて検出さ
れた場合(ステップS1→S3)、携帯電話モジュール
20から「電話:着呼」「電話:通話中」「電話:待ち
受け」それぞれへの状態変化に伴う信号が携帯情報機器
モジュール11へ通知された場合(ステップS1→S
4)等を割込要求として処理する。
【0045】例えば音楽再生や電話による通話の希望が
無く、ヘッドセットジャック8からヘッドセット10が
抜かれると、このヘッドセット10を抜いたことによる
ON→OFFの信号変化が携帯情報機器モジュール11
におけるヘッドセット抜/差検出部17にて検出され
(ステップS1→S2→S5)、「ヘッドセット:抜」
を示す状態パラメータがメモリ15内の機器パラメータ
メモリ15eに設定される(ステップS6)。
【0046】すると、オーディオ切替処理(図5参照)
にそのステータス変更が通知される(ステップS8)。
【0047】また、例えば音楽再生や電話による通話の
希望があり、ヘッドセットジャック8に対しヘッドセッ
ト10が差されると、このヘッドセット10を差したこ
とによるOFF→ONの信号変化が携帯情報機器モジュ
ール11におけるヘッドセット抜/差検出部17にて検
出され(ステップS1→S2→S5)、「ヘッドセッ
ト:差」を示す状態パラメータがメモリ15内の機器パ
ラメータメモリ15eに設定される(ステップS7)。
【0048】すると、オーディオ切替処理(図5参照)
にそのステータス変更が通知される(ステップS8)。
【0049】図5は前記携帯情報機器1の割込制御処理
に伴うオーディオ切替処理を示すフローチャートであ
る。
【0050】前記割込制御処理(図4参照)でのヘッド
セットジャック8に対するヘッドセット10の抜き差し
に伴う割込処理によって、このオーディオ切替処理にス
テータス変更が通知された場合(ステップS2→S5〜
S8)に、機器パラメータメモリ15e内の設定パラメ
ータに従って「電話:着呼中」「電話:通話中」の何れ
の状態でもないと判断された場合には(ステップA1〜
A3)、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/
O19から音声入力接続スイッチ(IC1)24に対
し、マイクONのコントロール信号CTL1が出力され
る(ステップA4)。
【0051】この際、音声入力接続スイッチ(IC1)
24において、ヘッドセットジャック8からヘッドセッ
ト10が抜かれていることを示すOFF信号が出力され
ている状態では、内蔵マイク5からの入力音声信号が携
帯情報機器モジュール11のオーディオI/O19へ接
続され、また、ヘッドセットジャック8からヘッドセッ
ト10が差されていることを示すON信号が出力されて
いる状態では、ヘッドセットマイク10aからの入力音
声信号が携帯情報機器モジュール11のオーディオI/
O19へ接続される(ステップA4)。
【0052】そして、機器パラメータメモリ15eに
「ヘッドセット:抜」のパラメータがセットされている
場合には、携帯情報機器モジュール11のオーディオI
/O19からスピーカアンプスイッチ(IC2)26に
対し、内蔵スピーカON/ヘッドセットOFFのコント
ロール信号CTL2が出力され、このスピーカアンプス
イッチ(IC2)26において、携帯情報機器モジュー
ル11のオーディオI/O19から出力される音声信号
が内蔵スピーカ6へ接続されて出力される(ステップA
5→A6)。
【0053】また、機器パラメータメモリ15eに「ヘ
ッドセット:差」のパラメータがセットされている場合
には、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O
19からスピーカアンプスイッチ(IC2)26に対
し、内蔵スピーカOFF/ヘッドセットONのコントロ
ール信号CTL2が出力され、このスピーカアンプスイ
ッチ(IC2)26において、携帯情報機器モジュール
11のオーディオI/O19から出力される音声信号が
ヘッドセットイヤホン9L,9Rへ接続されて出力され
る(ステップA5→A7)。
【0054】これにより、手帳機能や音楽再生機能の動
作中には、ヘッドセット10が抜かれている場合、内蔵
マイク5からの入力音声信号が携帯情報機器モジュール
11へ入力されてボイスメモやカラオケなどの処理が行
われ、また、携帯情報機器モジュール11からの機器操
作音や音楽などの出力音声信号が内蔵スピーカ6から出
力される。そして、ヘッドセット10が差されている場
合、ヘッドセット10aからの入力音声信号が携帯情報
機器モジュール11へ入力されてボイスメモやカラオケ
などの処理が行われ、また、携帯情報機器モジュール1
1からの機器操作音や音楽などの出力音声信号がヘッド
セットイヤホン9L,9Rから出力される。
【0055】そして、このようにヘッドセットジャック
8にヘッドセット10が差されている状態での手帳機能
や音楽再生機能による処理動作中にあって、携帯電話モ
ジュール12にて電話が着信されることでその状態変化
信号が携帯情報機器モジュール11へ通知され(ステッ
プS1〜S4)、着呼中状態になったと判断されると
(ステップS11)、「電話:着呼中」を示す状態パラ
メータがメモリ15内の機器パラメータメモリ15eに
設定され(ステップS12)、着呼音作成処理(図6参
照)及びオーディオ切替処理(図5参照)に対し、その
ステータス変更が通知される(ステップS13→S
8)。
【0056】図6は前記携帯情報機器1の割込制御処理
に伴う着呼音作成処理を示すフローチャートである。
【0057】前記割込制御処理(図4参照)での携帯電
話モジュール12における着呼中状態への変化に伴う割
込処理によって、この着呼音作成処理にステータス変更
が通知されることで(ステップS4→S11〜S1
3)、機器パラメータメモリ15e内の設定パラメータ
に従って「電話:着呼中」であると判断された場合には
(ステップB1→B2)、音楽データメモリ15gに記
憶されている着メロ指定のメロディデータが検知されて
読み出され、オーディオI/O19から音声出力(R−
OUT,L−OUT)される(ステップB3)。
【0058】また、前記割込制御処理(図4参照)での
携帯電話モジュール12における着呼中状態への変化に
伴う割込処理によって、オーディオ切替処理(図5参
照)にステータス変更が通知されることで(ステップS
4→S11〜S13→S8)、機器パラメータメモリ1
5e内の設定パラメータに従って「電話:着呼中」であ
ると判断された場合には(ステップA1→A2)、携帯
情報機器モジュール11のオーディオI/O19から音
声入力接続スイッチ(IC1)24に対し、マイクON
のコントロール信号CTL1が出力され(ステップA
8)、ヘッドセットマイク10aからの入力音声信号が
携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O19へ
接続される。
【0059】また、携帯情報機器モジュール11のオー
ディオI/O19からスピーカアンプスイッチ(IC
2)26に対し、内蔵スピーカON/ヘッドセットOF
Fのコントロール信号CTL2が出力され(ステップA
9)、このスピーカアンプスイッチ(IC2)26にお
いて、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O
19から出力される着呼の音声信号(R−OUT,L−
OUT)が内蔵スピーカ6へ接続されて出力される。
【0060】このように、ヘッドセット10の使用中に
あっても、着呼の音声信号を内蔵スピーカ6から出力さ
せることで、ユーザによるヘッドセット10の装着の有
無に関係なく、その着呼音を確実にユーザに知らせるこ
とができる。
【0061】そして、ユーザがヘッドセットキー10b
を操作して通話開始の指示を行うことで、そのキー入力
信号が携帯情報機器モジュール11のヘッドセットke
yIN検出部18にて検出されると(ステップS1〜S
3)、「ヘッドセットキー入力:あり」を示す状態パラ
メータがメモリ15内の機器パラメータメモリ15eに
設定され(ステップS9)、通話開始処理(図7参照)
に対し、そのステータス変更が通知される(ステップS
10)。
【0062】図7は前記携帯情報機器1の割込制御処理
に伴う通話開始処理を示すフローチャートである。
【0063】前記割込制御処理(図4参照)での携帯電
話モジュール12におけるヘッドセットキー10bの入
力検出に伴う割込処理によって、この通話開始処理にス
テータス変更が通知されることで(ステップS3→S
9,S10)、機器パラメータメモリ15e内の設定パ
ラメータに従って「電話:着呼中」であると判断された
場合には(ステップC1→C2)、携帯電話モジュール
12に対して着呼に応じた通話開始の指示が通知され
(ステップC3)、実際の通話処理への移行状態とな
る。
【0064】そして、携帯電話モジュール12における
通話中への状態変化信号が携帯情報機器モジュール11
へ通知され(ステップS1〜S4)、通話中状態になっ
たと判断されると(ステップS14)、「電話:通話
中」を示す状態パラメータがメモリ15内の機器パラメ
ータメモリ15eに設定され(ステップS15)、着呼
音作成処理(図6参照)及びオーディオ切替処理(図5
参照)に対し、そのステータス変更が通知される(ステ
ップS16→S8)。
【0065】前記割込制御処理(図4参照)での携帯電
話モジュール12における通話中状態への変化に伴う割
込処理によって、着呼音作成処理にステータス変更が通
知されることで(ステップS4→S14〜S16)、機
器パラメータメモリ15e内の設定パラメータに従って
「電話:通話中」であると判断された場合には(ステッ
プB1→B4)、オーディオI/O19からの着呼音声
(着メロ)の音声出力(R−OUT,L−OUT)が停
止される(ステップB5)。
【0066】また、前記割込制御処理(図4参照)での
携帯電話モジュール12における通話中状態への変化に
伴う割込処理によって、オーディオ切替処理(図5参
照)にステータス変更が通知されることで(ステップS
4→S14〜S16→S8)、機器パラメータメモリ1
5e内の設定パラメータに従って「電話:通話中」であ
ると判断された場合には(ステップA1→A3)、携帯
情報機器モジュール11のオーディオI/O19から音
声入力接続スイッチ(IC1)24に対し、マイクOF
Fのコントロール信号CTL1が出力され(ステップA
9)、ヘッドセットマイク10a及び内蔵マイク5から
携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O19に
対する入力音声信号の接続は、両方共に遮断される。
【0067】そして、この場合には、ヘッドセットマイ
ク10aからのユーザの通話に伴う入力音声信号が、携
帯電話モジュール12のオーディオI/O21に対して
のみ直接接続されて入力され通話処理される。
【0068】また、機器パラメータメモリ15eに「ヘ
ッドセット:差」のパラメータがセットされているの
で、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O1
9からスピーカアンプスイッチ(IC2)26に対し、
内蔵スピーカOFF/ヘッドセットONのコントロール
信号CTL2が出力され、このスピーカアンプスイッチ
(IC2)26において、携帯電話モジュール12のオ
ーディオI/O21から出力される通話の音声信号がヘ
ッドセットイヤホン9L,9Rへ接続されて出力される
(ステップA5→A7)。
【0069】このように、電話の通話状態にあっては、
ヘッドセットマイク10aからの通話の音声信号、ある
いは内蔵マイク5により拾われた同通話の音声信号を携
帯情報機器モジュール11のオーディオI/O19に接
続入力することはせずに、ヘッドセットマイク10aか
らの通話の音声信号を携帯電話モジュール12のオーデ
ィオI/O21にのみ接続入力することで、ヘッドセッ
トマイク10aからの本人の通話音声はもちろん、例え
ばヘッドセットイヤホン9L,9Rから出力される通話
の音声信号がヘッドセットマイク10aや内蔵マイク5
に拾われて携帯情報機器モジュール11のオーディオI
/O19に入力されることなく、携帯電話モジュール1
2のオーディオI/O21から出力されて携帯情報機器
モジュール11のオーディオI/O19に入力される通
話全体の音声信号との間で干渉(ハウリング)が生じる
ことはない。
【0070】これにより、携帯情報機器モジュール11
のアプリケーションによって電話の通話音声を録音処理
するような場合に、ヘッドセットマイク10aや内蔵マ
イク5から入力される通話音声と携帯電話モジュール1
2から出力される通話音声とが干渉(ハウリング)する
のが防止され、良好な通話音声の録音を行うことができ
る。
【0071】この後、携帯電話モジュール12における
通話終了への状態変化信号が携帯情報機器モジュール1
1へ通知され(ステップS1〜S4)、待ち受け状態に
なったと判断されると(ステップS17)、「電話:待
ち受け」を示す状態パラメータがメモリ15内の機器パ
ラメータメモリ15eに設定され(ステップS18)、
オーディオ切替処理(図5参照)に対しそのステータス
変更が通知される(ステップS18→S8)。
【0072】前記割込制御処理(図4参照)での携帯電
話モジュール12における待ち受け状態への変化に伴う
割込処理によって、オーディオ切替処理にステータス変
更が通知された場合(ステップS4→S17,S18→
S8)に、機器パラメータメモリ15e内の設定パラメ
ータに従って「電話:着呼中」「電話:通話中」の何れ
の状態でもないと判断された場合には(ステップA1〜
A3)、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/
O19から音声入力接続スイッチ(IC1)24に対
し、マイクONのコントロール信号CTL1が出力され
る(ステップA4)。
【0073】また、機器パラメータメモリ15eに「ヘ
ッドセット:差」のパラメータがセットされているの
で、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O1
9からスピーカアンプスイッチ(IC2)26に対し、
内蔵スピーカOFF/ヘッドセットONのコントロール
信号CTL2が出力され、このスピーカアンプスイッチ
(IC2)26において、携帯情報機器モジュール11
のオーディオI/O19から出力される音声信号(R−
OUT,L−OUT)がヘッドセットイヤホン9L,9
Rへ接続されて出力される(ステップA5→A7)。
【0074】これにより、電話の待ち受け状態となった
手帳機能や音楽再生機能の動作中には、ヘッドセット1
0aからの入力音声信号が携帯情報機器モジュール11
へ入力されてボイスメモやカラオケなどの処理が行わ
れ、また、携帯情報機器モジュール11からの機器操作
音や音楽などの出力音声信号がヘッドセットイヤホン9
L,9Rから出力される。
【0075】したがって、前記構成の携帯情報機器1に
おける音声入出力機能によれば、内蔵マイク5と内蔵ス
ピーカ6、及びヘッドセットジャック8に接続使用され
るヘッドセットマイク10a及びヘッドセットイヤホン
9L,9Rを備えた携帯情報機器1であって、電話によ
る通話が行われていない手帳機能や音楽再生機能の動作
中には、内蔵マイク5又はヘッドセットマイク10aか
らの入力音声信号を携帯情報機器モジュール11のオー
ディオI/O19へ接続入力してボイスメモやカラオケ
などの音声入力処理を行うと共に、同携帯情報機器モジ
ュール11のオーディオI/O19からの出力音声信号
を内蔵スピーカ6又はヘッドセットイヤホン9R,9L
に接続出力させて機器操作音発生や音楽再生などを行
う。そして、携帯電話モジュール12において電話の通
話状態となった場合には、携帯情報機器モジュール11
のオーディオI/O19に対する一切のマイク入力を遮
断してヘッドセットマイク10aからの通話入力音声信
号を携帯電話モジュール12のオーディオI/O21の
みに専用接続入力すると共に、この携帯電話モジュール
12から出力される通話音声信号をヘッドセットイヤホ
ン9R,9Lに接続して出力させ、前記携帯情報機器モ
ジュール11のオーディオI/O19に対する音声入力
には、常時接続されている前記携帯電話モジュール12
からの通話音声信号のみを入力するようにしたので、ヘ
ッドセットマイク10aを通常時は手帳機能や音声再生
機能に伴う音声入力用マイク、通話時は電話専用マイク
として共用することができるばかりか、携帯情報機器モ
ジュール11において、携帯電話モジュール12から出
力される自分と相手の会話を含む通話音声を、ヘッドセ
ットマイク10aからあるいは内蔵マイク5に拾われて
入力される通話音声と干渉(ハウリング)することなし
に入力することができ、例えば電話での会話の通話音声
を品質良くディジタル録音できるようになる。
【0076】また、前記構成の携帯情報機器1における
音声入出力機能によれば、携帯電話モジュール12が電
話による着呼状態に変化した場合には、ヘッドセットジ
ャック8に対しヘッドセット10が接続されていても、
携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O19か
ら出力される着呼(着メロ)の音声信号を内蔵スピーカ
6へ接続して出力させるようにしたので、ユーザがヘッ
ドセット10を装着していなくても、電話の着信を確実
にユーザに知らせることができる。
【0077】なお、前記実施形態では、電話による自分
からの通話音声は、ヘッドセット10のヘッドセットマ
イク10aのみから携帯電話モジュール12へ専用入力
させる構成としたが、内蔵マイク5の側にも、例えばO
Pアンプ22aの後段から携帯電話モジュール12へ直
接の接続入力を設け、ヘッドセット10が抜かれている
ときには内蔵マイク5から自分の通話音声を入力し、内
蔵スピーカ6から会話の通話音声を出力する構成として
もよい。そして、この場合にも電話による通話中の状態
では、携帯情報機器モジュール11のオーディオI/O
19に対する一切のマイク入力を遮断することで、前記
同様に携帯電話モジュール12から出力されて携帯情報
機器モジュール11へ入力される会話の通話音声との干
渉(ハウリング)が防止される。
【0078】なお、本願発明は、前記各実施形態に限定
されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しな
い範囲で種々に変形することが可能である。
【0079】前記実施形態においては、携帯電話モジュ
ール12は、携帯情報機器1の回路の一部として内蔵さ
れているが、別体の携帯電話モジュールカードとして、
携帯情報機器1の図示しないカードスロットに差し込ん
で、本願発明を実施するようにしてもよい。
【0080】さらに、前記各実施形態には種々の段階の
発明が含まれており、開示される複数の構成要件におけ
る適宜な組み合わせにより種々の発明が抽出され得る。
例えば、各実施形態に示される全構成要件から幾つかの
構成要件が削除されたり、各実施形態間で幾つかの構成
要件が組み合わされても、発明が解決しようとする課題
の欄で述べた課題が解決でき、発明の効果の欄で述べら
れている効果が得られる場合には、この構成要件が削除
されたり組み合わされた構成が発明として抽出され得る
ものである。
【0081】
【発明の効果】以上のように、本発明に係る音声入力機
能付き情報機器によれば、マイク入力は電話モジュール
の通話入力に接続され、また、電話モジュールの通話出
力は情報機器の音声入力に接続される。そして、電話モ
ジュールが通話中か否かの判断により通話中でないと判
断される状態では、前記マイク入力は前記情報機器の音
声入力にも接続され、また、通話中であると判断される
状態では、前記マイク入力と前記情報機器の音声入力は
非接続とされる。これにより、通常時のマイク入力は情
報機器において音声入力処理することができる一方で、
通話中のマイク入力は電話モジュールの通話入力にのみ
接続されるので、情報機器の音声入力に接続されて録音
などが図られる電話モジュールの通話出力に対し、マイ
ク入力からの通話の音声が干渉するのを無くせるように
なる。
【0082】そして、電話通話時においてマイクから直
接入力される通話音声とスピーカなどから回り込んで時
間差入力される通話音声とが干渉するのを防止すること
が可能になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の音声入力機能付き情報機器の実施形態
に係る携帯情報機器の外観構成を示す正面図。
【図2】前記携帯情報機器の電子回路の構成を示すブロ
ック図。
【図3】前記携帯情報機器1の電子回路における音声入
出力回路13の構成を等価的に示す回路図。
【図4】前記携帯情報機器の全体制御に伴う割込制御処
理を示すフローチャート。
【図5】前記携帯情報機器の割込制御処理に伴うオーデ
ィオ切替処理を示すフローチャート。
【図6】前記携帯情報機器の割込制御処理に伴う着呼音
作成処理を示すフローチャート。
【図7】前記携帯情報機器の割込制御処理に伴う通話開
始処理を示すフローチャート。
【符号の説明】 1 …携帯情報機器 2a…液晶表示部(LCD) 2b…タッチパネル 3a〜3c…アプリケーションボタン 4 …カーソルキー 5 …内蔵マイク 6 …内蔵スピーカ 7 …スライド&プッシュキー 8 …ヘッドセットジャック 9L,9R…ヘッドセットイヤホン 10 …ヘッドセット 10a…ヘッドセットマイク 10b…ヘッドセット(通話開始/終了)キー 11 …携帯情報機器モジュール 12 …携帯電話モジュール 13 …音声入出力回路 14 …制御部(CPU) 15 …メモリ 15a…情報機器プログラム 15b…音楽アプリケーションプログラム 15c…通信アプリケーションプログラム 15d…音声録音プログラム 15e…機器パラメータメモリ 15f…PIMデータメモリ 15g…音楽データメモリ 15h…ワークメモリ 16 …キー入力部 17 …ヘッドセット抜/差検出部 18 …ヘッドセットkeyIN検出部 19、21…オーディオI/O 20 …通信制御部 22a,22b…OPアンプ 22c,22R,22L,25…加算アンプ 23 …バッファ 24 …音声入力接続スイッチ(IC1) 24a…第1入力端子 24b…第2入力端子 24c…マイク入力端子 26 …スピーカアンプスイッチ(IC2) CTL1…IC1コントロール信号 CTL2…IC2コントロール信号
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04R 3/00 320 H04R 3/00 320 Fターム(参考) 5D020 BB03 5K027 AA11 DD07 FF03 FF28 GG00 HH26 5K039 BB04 CC07 EE01

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電話モジュールと接続可能な音声入力機
    能付きの情報機器であって、 マイク入力を電話モジュールの通話入力に接続する通話
    入力接続手段と、 電話モジュールの通話出力を情報機器の音声入力に接続
    する通話出力接続手段と、 電話モジュールが通話中か否かを判断する通話中判断手
    段と、 この通話中判断手段により通話中でないと判断された場
    合には前記マイク入力を前記情報機器の音声入力に接続
    し、通話中であると判断された場合には前記マイク入力
    を前記情報機器の音声入力に非接続するマイク入力接続
    制御手段と、を備えたことを特徴とする音声入力機能付
    き情報機器。
  2. 【請求項2】 前記マイク入力接続制御手段は、 前記通話中判断手段により通話中でないと判断された場
    合に、前記マイク入力の接続/非接続を制御するための
    制御信号を接続に設定して出力し、通話中であると判断
    された場合に、前記マイク入力の接続/非接続を制御す
    るための制御信号を非接続に設定して出力する制御信号
    出力手段と、 この制御信号手段により出力される接続/非接続の制御
    信号に応答して、前記マイク入力と前記情報機器の音声
    入力との接続/非接続を切り替える切替回路と、を備え
    て構成されることを特徴とする請求項1に記載の音声入
    力機能付き情報機器。
  3. 【請求項3】 前記マイク入力は、外部マイク入力であ
    り、 この外部マイク入力の接続の有無を検知する外部マイク
    接続検知手段と、 情報機器本体に設けられた本体マイク入力と、 前記外部マイク接続検知手段により前記外部マイク入力
    の接続有りが検知された場合には、前記本体マイク入力
    を前記外部マイク入力に切り替えるマイク入力切替手段
    とをさらに備え、 前記マイク入力接続制御手段は、前記マイク入力切替手
    段により切り替えられる本体マイク入力又は外部マイク
    入力を、前記通話中判断手段により通話中でないと判断
    された場合には前記情報機器の音声入力に接続し、通話
    中であると判断された場合には前記情報機器の音声入力
    に非接続するマイク入力接続制御手段である、ことを特
    徴とする請求項1又は請求項2に記載の音声入力機能付
    き情報機器。
  4. 【請求項4】 音声出力部と、 本体スピーカと、 外部スピーカとの接続を図る外部スピーカ接続部と、 この外部スピーカ接続部に対する外部スピーカの接続の
    有無を検知する外部スピーカ接続検知手段と、 この外部スピーカ接続検知手段により前記外部スピーカ
    接続部に対する外部スピーカの接続有りが検知された場
    合には、前記音声出力部を当該外部スピーカ接続部に接
    続し、外部スピーカの接続無しが検知された場合には、
    前記音声出力部を前記本体スピーカに接続するスピーカ
    接続切替手段と、をさらに備えたことを特徴とする請求
    項1乃至請求項3の何れか1項に記載の音声入力機能付
    き情報機器。
  5. 【請求項5】 電話モジュールが着呼中か否かを判断す
    る着呼中判断手段と、 この着呼中判断手段により着呼中であると判断された場
    合には、当該着呼に対応する音声を前記本体スピーカか
    ら出力する着呼音声出力手段と、をさらに備えたことを
    特徴とする請求項4に記載の音声入力機能付き情報機
    器。
  6. 【請求項6】 前記着呼音声出力手段は、 前記着呼中判断手段により着呼中であると判断された場
    合に着呼に対応する音声を前記音声出力部に出力する着
    呼出力手段と、 前記着呼中判断手段により着呼中であると判断された場
    合には、前記音声出力部を前記本体スピーカに接続する
    着呼出力接続手段と、を備えていることを特徴とする請
    求項5に記載の音声入力機能付き情報機器。
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