JPH1123907A - 光ファイバアレイ - Google Patents

光ファイバアレイ

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Publication number
JPH1123907A
JPH1123907A JP18725597A JP18725597A JPH1123907A JP H1123907 A JPH1123907 A JP H1123907A JP 18725597 A JP18725597 A JP 18725597A JP 18725597 A JP18725597 A JP 18725597A JP H1123907 A JPH1123907 A JP H1123907A
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JP
Japan
Prior art keywords
optical fiber
groove
tape
fiber array
chip
Prior art date
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Pending
Application number
JP18725597A
Other languages
English (en)
Inventor
Kei Sunaga
圭 須永
Hidetoshi Ishida
英敏 石田
Toshiaki Kakii
俊昭 柿井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sumitomo Electric Industries Ltd
Original Assignee
Sumitomo Electric Industries Ltd
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Publication date
Application filed by Sumitomo Electric Industries Ltd filed Critical Sumitomo Electric Industries Ltd
Priority to JP18725597A priority Critical patent/JPH1123907A/ja
Publication of JPH1123907A publication Critical patent/JPH1123907A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【解決手段】 複数本のテープ状光ファイバが光フ
ァイバ心線のほぼ半分の間隔だけ横方向にずらして重
ね、かつV溝部と外被載置部を有する基板部材と蓋部材
を備えた光ファイバアレイにおいて、アレイの長手方向
に沿って生じる光ファイバ素線の曲げ形状に合わせて基
板部材と蓋部材が階段状に加工されていること。又は
テーパ状に加工されること。 【効果】 テープを積層化・高密度化しても、接着剤内
部での気泡の発生を抑えることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、導波路と光ファイ
バを接続する光ファイバアレイの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、特開平4−73607号公報によ
ると、図7に示されるように、従来の光ファイバアレイ
の1つは、被覆光ファイバ21の被覆を除去した裸ファ
イバ22に接着剤を付着し、V溝25を設けたV溝部材
23、凹溝26を設けた押圧部材24の間に挟み込んで
固定したものである。図7は、従来の光ファイバアレイ
の構造を示す模式図であり、 (イ)は光ファイバの固定部
材がV溝部材に設けた光ファイバ固定溝がV溝の場合、
(ロ)は押圧部材24に設けた凹溝の場合を示す。
【0003】また、特開平7−151929号公報によ
ると、図8に示されるように、従来の他の光ファイバア
レイは、2本以上の裸ファイバ22を横に並べるための
V溝25を有するV溝基板23と、V溝25と直角方向
に1本以上の横溝27と押圧部材24から構成され、そ
れらを接着剤により固定した光ファイバアレイが示され
ている。図8は従来の他の光ファイバアレイの構造を示
す模式図である。
【0004】更に、特開平8−110441号公報によ
ると、図9に示されるように、従来の別の光ファイバア
レイは、V溝25を有するV溝部材23と段差30を介
して該部材23の延長部を形成する載置部28を有し、
V溝25にアレイ状に収容された裸ファイバ22を固定
する押圧部材24から構成され、テープファイバ21’
から引き出された裸ファイバ22をV溝25に収容した
後、押圧部材24を被せ、接着剤27を施して固定する
ことが示されている。図9は従来の別の光ファイバアレ
イの構造を示す模式図であり、(イ) はその斜視図であ
り、 (ロ)は載置部間にクラックが生じた状態を示す斜視
図であり、 (ハ)は基板中の載置部の拡大図であり、 (ニ)
は載置部にクラックが生じた状態を示す横断面図であ
る。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】上記のような光ファイ
バアレイの構造でも、テープを積層しなければテープ状
光ファイバから出射する裸ファイバが直線的にV溝に達
することができたが、テープを積層化して高密度化する
場合には、図2に示すように、被覆部の中心10とV溝
4との間で段差9が生じるため、接着剤層6が厚くな
り、接着剤内部で気泡が生じ易くなる問題点がある。図
2は、通常の光ファイバアレイにおいて、テープを積層
化して高密度化する場合のアレイ内部の状態を示す模式
図である。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明者は上記課題を種
々検討した結果、アレイの長手方向に沿って生じる光フ
ァイバ素線の曲げ形状に合わせて基板部材及び蓋部材が
階段状に、又はテーパ状に加工されることにより、テー
プを積層化・高密度化しても、接着剤内部での気泡の発
生を抑えることができることを見出し、本発明を完成す
るに至った。
【0007】即ち、本発明は: 複数本のテープ状光ファイバが該テープ状光ファイ
バを構成する光ファイバ心線のほぼ半分の間隔だけ横方
向にずらして重ねるファイバ配列構成を取り、かつ光フ
ァイバ素線を配列させるためのV溝部とテープ状光ファ
イバの外被部分を載置するための外被載置部を有する基
板部材及び光ファイバ素線を押圧するための蓋部材を備
えた光ファイバアレイにおいて、アレイの長手方向に沿
って生じる光ファイバ素線の曲げ形状に合わせて上記基
板部材及び蓋部材が階段状に加工されている、光ファイ
バアレイを提供する。また、
【0008】 基板部材及び蓋部材が、光ファイバ素
線の曲げ形状に合わせてテーパ状に加工される点にも特
徴を有する。 基板部材又は蓋部材と階段状又はテーパ状加工との
なす角度が2°〜4°である点にも特徴を有する。ま
た、 階段状加工における各階段のピッチ巾及び高さが夫
々1.0mm、0.05mmである点にも特徴を有す
る。
【0009】以下、本発明を図面に基いて詳細に説明す
る。図1は、本発明の光ファイバアレイの改善について
の実施例を示す模式図であり、(イ) はV溝チップを光フ
ァイバの曲げに沿わせて階段状に加工した状態を示し、
(ロ)はV溝チップを光ファイバの曲げに沿わせてテーパ
状に加工した状態を示す。図3は従来例の光ファイバア
レイにおけるテープファイバ心線の積層化の状態を示す
模式図であり、(イ) は光ファイバ心線が単層の場合を示
し、 (ロ)は光ファイバ心線が積層高密度化した場合を示
す。
【0010】図1.3において、1はテープファイバ心
線、2は裸ファイバ心線、3は蓋チップ、4はV溝チッ
プ、5はV溝部、6は接着剤、7はテープ載置部材、8
は上基板、9は段差、10は被覆部の中心である。従来
では、図3−(イ) に示すように、テープファイバ心線1
から出射した裸ファイバ心線2を真っ直ぐにV溝部5に
載せることができたために膜厚dは小さかったが、図3
− (ロ)のようにテープ1を積層して高密度化するアレイ
では、テープファイバ心線1からの裸ファイバ心線2の
出射高さとV溝部5の高さに差が生じるため、接着剤6
中に気泡が生じ易くなり、アレイの信頼性低下をもたら
す。
【0011】そこで、本発明では、図1に示すように、
蓋チップ3及びV溝チップ4を予めファイバ曲げに合わ
せて階段状に(図1−(イ) )或いはテーパ状に(図1−
(ロ))加工しておき、接着剤6の厚みが大きくならない
ようにしている。本発明において、上記蓋部材又は基板
部材と階段状又はテーパ状加工とのなす角度は(クレー
ム3)、テープファイバの積層化の程度に左右されて適
宜決定されるが、一般に2〜4°、好ましくは3°であ
ることが望ましい。また、階段状加工における各階段の
ピッチ巾及び高さは(クレーム4)、夫々0.5〜1.
0mm、0.05〜0.1mm;好ましくは1.0m
m、0.05mmであることが望ましい。
【0012】なお、本発明の光ファイバアレイの基本的
構造を図面に基いて説明する。図4は、光ファイバアレ
イの構造を説明する模式図であり、 (イ)はその結合端面
を示し、 (ロ)はその結合端面の詳細を示し、 (ハ)はその
平面図であり、 (ニ)はその側面図であり、 (ホ)はテープ
ファイバの2層を積層した場合の断面図である。図5
は、V溝チップの構造を説明する模式図であり、 (イ)は
V溝チップの形状を示し、 (ロ)は光ファイバアレイの平
面図であり、 (ハ)は蓋チップの形状を示し、 (ニ)はV溝
チップの表面に階段状加工を施した状態を示す。
【0013】図6は、押圧部材;蓋部材の構造を示す模
式図であり、 (イ)はV溝チップの形状を示し、 (ロ)は光
ファイバアレイの平面図であり、 (ハ)は蓋チップの形状
を示し、 (ニ)は蓋チップの表面に階段状加工を施した状
態を示す。図4〜6において、12は光ファイバ、13
はV溝、14は光ファイバ押圧部材:蓋チップ、15は
V溝チップ、16はテープファイバ、16aはテープフ
ァイバ上、16bはテープファイバ下である。
【作用】光ファイバアレイにおいて、V溝チップ又は蓋
チップが光ファイバの曲げ形状に沿って階段状に(クレ
ーム1)又はテーパ状に(クレーム2)加工してあるた
め、V溝部材とテープ載置部とが一挙に段差づけられる
場合に比べて接着剤の膜厚を小さくすることができる。
その結果、気泡が生じ難くなると言う効果がある。チッ
プの加工手段によって、どちらか適当の方を決めれば良
い。ダイシングソー等で加工する場合には、階段状に加
工する構造(クレーム1)を選択するのが良い。
【0014】
【発明の効果】以上の通り、本発明では、光ファイバ素
線(裸ファイバ)の曲げ形状に合わせてV溝チップ又は
/及び蓋チップが階段状に、又はテーパ状に加工される
ことにより、テープを積層化・高密度化しても、接着剤
内部での気泡の発生を抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバアレイの改善についての実
施例を示す模式図であり、(イ) はV溝チップを光ファイ
バの曲げに沿わせて階段状に加工した状態を示し、 (ロ)
はV溝チップを光ファイバの曲げに沿わせてテーパ状に
加工した状態を示す。
【図2】通常の光ファイバアレイにおいて、テープを積
層化して高密度化する場合のアレイ内部の状態を示す模
式図である。
【図3】従来例の光ファイバアレイにおけるテープファ
イバ心線の積層化の状態を示す模式図であり、(イ) は光
ファイバ心線が単層の場合を示し、 (ロ)は光ファイバ心
線が積層高密度化した場合を示す。
【図4】光ファイバアレイの構造を説明する模式図であ
り、 (イ)はその結合端面を示し、(ロ)はその結合端面の
詳細を示し、 (ハ)はその平面図であり、 (ニ)はその側面
図であり、 (ホ)はテープファイバの2層を積層した場合
の断面図である。
【図5】V溝チップの構造を説明する模式図であり、
(イ)はV溝チップの形状を示し、 (ロ)は光ファイバアレ
イの平面図であり、 (ハ)は蓋チップの形状を示し、 (ニ)
はV溝チップの表面に階段状加工を施した状態を示す。
【図6】夫々押圧部材、蓋部材の構造を示す模式図であ
り、 (イ)はV溝チップの形状を示し、 (ロ)は光ファイバ
アレイの平面図であり、 (ハ)は蓋チップの形状を示し、
(ニ)は蓋チップの表面に階段状加工を施した状態を示
す。
【図7】従来の光ファイバアレイの構造を示す模式図で
あり、 (イ)は光ファイバの固定部材がV溝部材に設けた
光ファイバ固定溝がV溝の場合、 (ロ)は押圧部材24に
設けた凹溝の場合を示す。
【図8】従来の他の光ファイバアレイの構造を示す模式
図である。
【図9】従来の別の光ファイバアレイの構造を示す模式
図であり、(イ) はその斜視図であり、 (ロ)は載置部間に
クラックが生じた状態を示す斜視図であり、 (ハ)は基板
中の載置部の拡大図であり、 (ニ)は載置部にクラックが
生じた状態を示す横断面図である。 1 テープファイバ心線 2 裸ファイバ心線 3 蓋チップ 4 V溝チップ 5 V溝部 6 接着剤 7 テープ載置部 8 上基板 9 段差 10 被覆部の中心 12 光ファイバ 13 V溝 14 光ファイバ押圧部材:蓋チップ 15 V溝チップ 16 テープファイバ 16a テープファイバ上 16b テープファイバ下 21 被覆光ファイバ 21’ テープファイバ 22 裸ファイバ 23 V溝部材 24 押圧部材 25 V溝 26 凹溝 27 接着剤 28 横溝 29 クラック 30 段差 31 載置部

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本のテープ状光ファイバが該テープ
    状光ファイバを構成する光ファイバ心線のほぼ半分の間
    隔だけ横方向にずらして重ねるファイバ配列構成を取
    り、かつ光ファイバ素線を配列させるためのV溝部とテ
    ープ状光ファイバの外被部分を載置するための外被載置
    部を有する基板部材及び光ファイバ素線を押圧するため
    の蓋部材を備えた光ファイバアレイにおいて、 アレイの長手方向に沿って生じる光ファイバ素線の曲げ
    形状に合わせて上記基板部材及び蓋部材が階段状に加工
    されていることを特徴とする、光ファイバアレイ。
  2. 【請求項2】 基板部材及び蓋部材が、光ファイバ素線
    の曲げ形状に合わせてテーパ状に加工されることを特徴
    とする請求項1記載の光ファイバアレイ。
  3. 【請求項3】 基板部材又は蓋部材と階段状又はテーパ
    状加工とのなす角度が2°〜4°であることを特徴とす
    る、請求項1又は2記載の光ファイバアレイ。
  4. 【請求項4】 階段状加工における各階段のピッチ巾及
    び高さが夫々1.0mm、0.05mmであることを特
    徴とする、請求項1記載の光ファイバアレイ。
JP18725597A 1997-06-30 1997-06-30 光ファイバアレイ Pending JPH1123907A (ja)

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100438429B1 (ko) * 2002-07-12 2004-07-03 삼성전자주식회사 위치 오차를 최소화하는 광섬유 블록
KR100449876B1 (ko) * 2002-12-05 2004-09-22 삼성전기주식회사 블록형 다채널 광신호를 연결할 수 있는 다층인쇄회로기판 및 그 방법
WO2005047949A1 (ja) * 2003-11-17 2005-05-26 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. 光ファイバアレイの製造方法とこの方法により製造された光ファイバアレイ

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KR100438429B1 (ko) * 2002-07-12 2004-07-03 삼성전자주식회사 위치 오차를 최소화하는 광섬유 블록
KR100449876B1 (ko) * 2002-12-05 2004-09-22 삼성전기주식회사 블록형 다채널 광신호를 연결할 수 있는 다층인쇄회로기판 및 그 방법
WO2005047949A1 (ja) * 2003-11-17 2005-05-26 Sumitomo Metal Mining Co., Ltd. 光ファイバアレイの製造方法とこの方法により製造された光ファイバアレイ

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Effective date: 20040217

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02