JP2000147296A - 光ファイバアレイ - Google Patents

光ファイバアレイ

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JP2000147296A
JP2000147296A JP10321721A JP32172198A JP2000147296A JP 2000147296 A JP2000147296 A JP 2000147296A JP 10321721 A JP10321721 A JP 10321721A JP 32172198 A JP32172198 A JP 32172198A JP 2000147296 A JP2000147296 A JP 2000147296A
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Japan
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core
fiber
cores
tape
groove
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Satoru Mano
哲 間野
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Hitachi Cable Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】裸ファイバの外径よりも狭ピッチでファイバ心
線を配列することを可能とした超高密度の光ファイバア
レイを提供する。 【解決手段】8本のV溝3が形成された基台2と、V溝
3にそれぞれ配列され固定されてなるファイバ心線1
a,2a,…,8aから成る光ファイバアレイにおい
て、ファイバ心線1a,2a,…,8aのV溝3へ配列
固定される部分は、コアを覆うクラッドまで露出されて
いると共に、クラッドの外側円周領域が所定の厚み分除
去され細径化が施され細径裸ファイバ6と成しており、
複数本のV溝3は、細径化前のファイバ心線1a,2
a,…,8aのクラッド径より狭いピッチPで形成され
ている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路型部品や
受発光素子等の光学部品と光ファイバを接続する場合
に、複数本のファイバ心線を整列固定するための光ファ
イバアレイに関し、特に、ファイバ心線を狭ピッチで超
高密度に配列する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の光情報通信分野の急速な発展に伴
い、光部品のより高密度・高集積化及び低コスト化が要
求されている。特に、光導波路型部品の高密度化は著し
く、1つの光部品が処理する光信号の波長数が増大し、
それに従って光入出力の数も増大している。
【0003】このような状況の中、光導波路型部品と光
ファイバの接続もより高密度・小型化が要求されるよう
になってきた。
【0004】従来の光ファイバアレイを図5に示す。
(特開平5−341158号) ファイバ心線51は、ファイバ心線が8本平板状に束ね
られて形成されたテープ心線(図示せず)を2枚積層
し、それぞれの先端部の被覆を除去して露出させたもの
である。各ファイバ心線51は、コアをクラッドで覆っ
て成るガラス部分にUV被覆が施された構成となってお
り、クラッド径は125μm、UV被覆外径は250μ
mである。各ファイバ心線51の先端は、UV被覆が除
去され、クラッドが露出した125μm径の裸ファイバ
となっている。
【0005】外径250μmのUV被覆が施された部分
(図面右側)においては、8本のファイバ心線51が上
下2層に積層されており、先端部分(図面左側)におい
ては、外径125μmの裸ファイバが16本一列に整列
されて基板部品52内に納められている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】上記従来の光ファイバ
アレイによれば、裸ファイバの外径125μmのピッチ
でファイバ心線51を配列することができる。
【0007】しかしながら、上記従来の技術において
は、裸ファイバの外径のピッチ以下にファイバ心線51
を配列することはできず、このピッチが限界であった。
通常、ファイバ心線のクラッド径は、125μmであ
り、この寸法が標準として一般的に売られているので、
ファイバ心線の配列ピッチは125μmが限界というこ
とになる。
【0008】また、上記光ファイバアレイと接続される
光導波路型部品に形成する入出力光導波路のコアのピッ
チも125μmが限界ということになり、これ以上、光
導波路型部品の小型化ができないという問題もある。
【0009】さらに、これに伴い光導波路型部品と光フ
ァイバアレイによる光ファイバの多心一括接続も、一回
で接続できる光ファイバの心線数をこれ以上増やすこと
ができないため、接続回数(光ファイバアレイの部品
数)を減らすことができなくなり、低コスト化が果たせ
ないという問題があった。
【0010】本発明の目的は、上記した問題を解決し、
裸ファイバの外径(ファイバ心線のクラッド径)よりも
狭ピッチでファイバ心線を配列することを可能とした超
高密度の光ファイバアレイを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明の要旨は、複数本
の溝が形成された基台と、前記複数本の溝にそれぞれ配
列され固定されてなる複数本のファイバ心線から成る光
ファイバアレイにおいて、前記ファイバ心線の前記溝へ
配列固定される部分は、コアを覆うクラッドまで露出さ
れていると共に、該クラッドの外側円周領域が所定の厚
み分除去され細径化が施され、前記複数本の溝は、細径
化前の前記ファイバ心線のクラッド径より狭いピッチで
形成されていることにある。
【0012】前記構成に加え、前記ファイバ心線は、複
数本のファイバ心線がテープ状に束ねられたテープ心線
を3枚積層配置させ、各々のテープ心線の端末部を段剥
ぎして導出させたものであり、前記ファイバ心線の前記
溝へ配列固定される部分は、前記テープ心線の中におけ
る前記ファイバ心線の配列ピッチの1/3以下の径に細
径化され、前記複数本の溝は、前記テープ心線の中にお
けるファイバ心線の配列ピッチの1/3のピッチで形成
され、各々のテープ心線から導出された各々のファイバ
心線は、他のテープ心線から導出された各々のファイバ
心線と隣合うように、前記溝に3溝周期で配列されると
共に、前記テープ心線の上面側から見て前記テープ心線
から導出された前記複数本のファイバ心線が全域に渡っ
てほぼ直線の状態を成すように前記溝と前記各々のテー
プ心線の位置関係が保たれているように構成されていて
もよい。
【0013】前記構成に加え、前記複数本のファイバ心
線を前記基台とで挟み込むように押さえ板が設けられ、
当該押さえ板は、前記基台の前記溝が形成された面と対
向する面が平面状に形成されていてもよい。
【0014】前記構成に加え、前記基台は、下側基台と
上側基台で前記複数本のファイバ心線を挟み込むように
構成され、下側基台の溝は、前記3枚のテープ心線のう
ち最下層に位置するテープ心線のファイバ心線が配列さ
れる溝を、光ファイバアレイの先端から前記テープ心線
側に向ってテーパ状に深溝となるように形成し、上側基
台の溝は、前記3枚のテープ心線のうち最上層に位置す
るテープ心線のファイバ心線が配置される溝を、光ファ
イバアレイの先端から前記テープ心線側に向ってテーパ
状に深溝となるように形成されているのが好ましい。
【0015】前記構成に加え、前記テーパ状の溝は、テ
ープ心線の先端におけるファイバ心線の中心点と、光フ
ァイバアレイの先端におけるファイバ心線の中心点を結
ぶ仮想直線に沿って形成されているのが好ましい。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明による実施の形態を図1〜
図4を用いて説明する。
【0017】図1は、本発明による実施の形態1を示
し、1枚のテープ心線aの端末部を光ファイバアレイと
したものである。図1(a)は光ファイバアレイの上面
概略図、図1(b)は光ファイバアレイの側面概略図、
図1(c)は図1(a)における心線径変化部1の部分
拡大図、図1(d)は光ファイバアレイの先端の端面概
略図である。
【0018】図1(a)に示すように、シリコン基板あ
るいは石英基板等からなる基台2上に、1枚のテープ心
線aと8本のファイバ心線1a,2a,…,8aが搭載
され、その後、図1(b)に示すように、シリコン基板
あるいは石英基板等からなる押さえ板7(図1(a)で
は図示せず)でテープ心線aと8本のファイバ心線1
a,2a,…,8aを挟み込み、接着剤8で固定するこ
とにより、光ファイバアレイが構成されている。
【0019】テープ心線aは、ファイバ心線1a,2
a,…,8aを8本平板状に束ねるべく一括被覆したも
のであり、厚さ0.3mm、幅2.05mmの寸法を有す
る。ファイバ心線1a,2a,…,8aは、外径10μ
mのコアの外周に外径125μmのクラッドが被覆され
た裸ファイバ5のさらに外周に、外径250μmのUV
被覆が施されたものである。
【0020】基台2の光ファイバアレイ先端側上面に
は、8本のV溝3が形成され、テープ心線aが搭載され
る側の上面は、エッチング加工(又は切削加工)により
一部除去され、V溝3が形成された面より低く掘り下げ
られ、段差4を有している。
【0021】図1(a)に示すように、テープ心線aの
端部は、段剥ぎすることにより、8本のファイバ心線1
a,2a,…,8aが露出され、導出されている。各々
のファイバ心線1a,2a,…,8aは、テープ心線a
から導出されて、各々のV溝3に配列されるまでの間
に、心線径変化部1を有している。
【0022】図1(c)はファイバ心線1aの心線径変
化部1を拡大した部分拡大図である。
【0023】心線径変化部1は、外径250μmのファ
イバ心線1aの領域と、ファイバ心線1aのUV被覆層
が除去され、外径125μmの裸ファイバ5に形成され
た領域と、裸ファイバ5のクラッドの外側円周領域をエ
ッチング等により所定の厚み分除去し、径が細くなるよ
うに加工した細径裸ファイバ6の領域を有している。な
お、裸ファイバ5の領域をなくして、ファイバ心線1a
の領域と、細径裸ファイバ6の領域のみとしてもよい
が、応力の分散という点から、上記構成とするのが好ま
しい。ファイバ心線2a,3a,…,8aについても上
記ファイバ心線1aと同様に心線径変化部1が形成され
ている。細径裸ファイバ6の外径は、81μmまで細径
化し、83μmのピッチPで形成したV溝3上に細径裸
ファイバ6と成した各々のファイバ心線1a,2a,
…,8aを配列した。V溝3のピッチPを83μmとし
たのは、細径裸ファイバ6の外径には±1μm程度のば
らつきが生じるためであり、細径裸ファイバ6同士が接
触しないように、余裕をみてその値とした。
【0024】細径裸ファイバ6の外径は、細径化するほ
どV溝3のピッチPを狭くできるようになり、より高密
度化することができるが、クラッドの厚みがあまり薄く
なると、ファイバの光伝送損失が増大すると共に、V溝
3への配列作業性やファイバの強度も悪くなることか
ら、70μm以上とすることが好ましい。
【0025】上記のようにして細径裸ファイバ6と成し
た各々のファイバ心線1a,2a,…,8aが配列され
た基台2の上面に、押さえ板7が覆い被せられ、紫外線
硬化型接着剤(図示せず)により、V溝3と、細径裸フ
ァイバ6と成した各々のファイバ心線1a,2a,…,
8aと、押さえ板7が接着固定されている。テープ心線
a側の基台2と押さえ板7の隙間にも接着剤8が注入さ
れ、接着固定されている。
【0026】押さえ板7は、図1(d)に光ファイバア
レイの先端面が示されているように、基台2と対向する
面が平板状に形成されていると共に、基台2の段差4と
同様に段差9が形成されている。光ファイバアレイの先
端は、端面研摩が施されている。
【0027】以上のように構成することによって、光フ
ァイバアレイのV溝3のピッチPを、ファイバ心線1
a,2a,…,8aのクラッド径125μmより狭い8
3μmのピッチとすることが可能となり、超高密度の光
ファイバアレイを実現することができる。
【0028】次に、本発明による実施の形態2を図2及
び図3(a)(b)を用いて説明する。
【0029】本実施の形態2は、3枚のテープ心線a,
b,cの端末部を光ファイバアレイとしたものであり、
図2は、光ファイバアレイの上面概略図、図3(a)は
光ファイバアレイの側面概略図、図3(b)は光ファイ
バアレイの先端の端面概略図である。なお、図1の部材
と同じ符号を用いている部材は、同じ機能を有するので
その説明を省略する。
【0030】テープ心線a,b,cは、図1のテープ心
線aと同様な構成をしており、図1で述べたようにし
て、テープ心線aからはファイバ心線1a,2a,…,
8aが、テープ心線bからはファイバ心線1b,2b,
…,8bが、テープ心線cからはファイバ心線1c,2
c,…,8cが導出されている。各ファイバ心線1a,
1b,1c,…,8a,8b,8cには心線径変化部1
が設けられている。
【0031】図1の実施形態1と大きく異なる点は、3
枚のテープ心線a,b,cが積層されている点、24本
のV溝3が基台10に形成されている点およびファイバ
心線1a,1b,1c,…,8a,8b,8cがV溝3
へ配列されるまでの間において、テープ心線a,b,c
の上面方向から見て湾曲せずほぼ直線状態に保たれてい
る点である。なお、基台10および押さえ板13は、シ
リコン基板あるいは石英基板等からなり、それぞれに形
成された段差4,9は、図1よりもテープ心線が2枚増
えた分、深めに形成されている。
【0032】各々のファイバ心線1a,1b,1c,
…,8a,8b,8cのV溝3へ配列固定される部分
は、各々のテープ心線a(b)(c)の中におけるファ
イバ心線1a,2a,…8a(1b,2b,…8b)
(1c,2c,…8c)の配列ピッチ(250μm)の
1/3以下の径(例えば、81μm)に細径化されてい
る。24本のV溝3は、各々のテープ心線a(b)
(c)の中におけるファイバ心線1a,2a,…8a
(1b,2b,…8b)(1c,2c,…8c)の配列
ピッチ(250μm)の約1/3のピッチ(83μm)
で形成されている。各々のテープ心線a(b)(c)か
ら導出された各々のファイバ心線1a,2a,…8a
(1b,2b,…8b)(1c,2c,…8c)は、他
のテープ心線から導出された各々のファイバ心線と隣り
合うようにV溝3に3溝周期で配列されている。
【0033】また、テープ心線a,b,cの上面側から
見て、テープ心線a,b,cから導出されたファイバ心
線1a,1b,1c,…,8a,8b,8cが全域に渡
ってほぼ直線の状態を成すようにV溝3と各々のテープ
心線a,b,cの位置関係が保たれている。
【0034】以上のように構成することによって、24
心のファイバ心線が83μmピッチで配列された超高密
度の光ファイバアレイを実現することができる。
【0035】次に、本発明による実施の形態3を図2及
び図4(a)(b)(C)を用いて説明する。
【0036】図4(a)は光ファイバアレイの側面概略
図、図4(b)は光ファイバアレイの先端の端面概略
図、図4(c)は図4(a)のA−A断面概略図であ
る。なお、これまでに説明した部材と同じ符号を用いて
いる部材は、同じ機能を有するのでその説明を省略す
る。
【0037】実施の形態2と異なる点は、シリコン基板
あるいは石英基板等からなる下側基台11に溝の深さの
異なるV溝16aを設けると共に、押さえ板13の代わ
りにシリコン基板あるいは石英基板等からなる上側基台
14を用い上側基台14に溝の深さの異なるV溝16c
を設けた点である。
【0038】下側基台11のV溝3は、最下層に位置す
るテープ心線aのファイバ心線1a,2a,…,8aが
配列されるV溝16aを図4(a)に示すように光ファ
イバアレイの先端からテープ心線a,b,c側に向って
テーパ状に深溝となるように形成している。
【0039】上側基台14のV溝3は、最上層に位置す
るテープ心線cのファイバ心線1c,2c,…,8cが
配列されるV溝16cを図4(a)に示すように光ファ
イバアレイの先端からテープ心線a,b,c側に向って
テーパ状に深溝となるように形成している。
【0040】図4(a)に示した例は、テープ心線aの
ファイバ心線1a,2a,…,8aが配列される下側基
台11のV溝16aにおける段差4部分の深さを、テー
プ心線aの中におけるファイバ心線1a,2a,…,8
aの中心軸の高さに合わせて形成し、テープ心線cのフ
ァイバ心線1c,2c,…,8cが配列される上側基台
14のV溝16cにおける段差9部分の深さを、テープ
心線cの中におけるファイバ心線1c,2c,…,8c
の中心軸の高さに合わせて形成したものである。
【0041】これに対し、図4(d)はその変形例にお
ける光ファイバアレイの側面概略図であり、上記テーパ
状のV溝16a(16c)をテープ心線a(c)の先端
におけるファイバ心線1a,2a,…,8a(1c,2
c,…,8c)の中心点と、光ファイバアレイの先端に
おけるファイバ心線1a,2a,…,8a(1c,2
c,…,8c)の中心点を結ぶ仮想直線に沿って形成し
た下側基台12および上側基台15を有する。
【0042】図4(a)においては、ファイバ心線1
a,2a,…,8a(1c,2c,…,8c)の屈曲点
は、段差4(9)に存在することになるが、図4(d)
においては、テープ心線a(c)の先端から段差4
(9)にかけて緩やかにファイバ心線1a,2a,…,
8a(1c,2c,…,8c)の角度修正を行えるた
め、図4(d)の構成とする方が好ましい。
【0043】上記実施の形態3のような構成することに
より、テープ心線a,b,cの末端から段差4,9にか
けてのファイバ心線1a,1b,1c,…8a,8b,
8cを光ファイバアレイの側面方向から見てもほぼ直線
状とすることができるため、曲げ損失や、曲げ応力の付
加によって損傷を与えるといった悪影響を抑えることが
でき、その結果、高信頼な超高密度光ファイバアレイを
提供できる。
【0044】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バアレイによれば、裸ファイバの外径よりも狭ピッチで
ファイバ心線を配列することが可能となり、超高密度の
光ファイバアレイを実現することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による実施の形態1を示し、図1(a)
は光ファイバアレイの上面概略図、図1(b)は光ファ
イバアレイの側面概略図、図1(c)は図1(a)にお
ける心線径変化部1の部分拡大図、図1(d)は光ファ
イバアレイの先端の端面概略図である。
【図2】本発明による実施の形態2および3を示す光フ
ァイバアレイの上面概略図である。
【図3】本発明による実施の形態2を示し、図3(a)
は光ファイバアレイの側面概略図、図3(b)は光ファ
イバアレイの先端の端面概略図である。
【図4】本発明による実施の形態3を示し、図4(a)
は光ファイバアレイの側面概略図、図4(b)は光ファ
イバアレイの先端の端面概略図、図4(c)は図4
(a)のA−A断面概略図、図4(d)は変形例におけ
る光ファイバアレイの側面概略図である。
【図5】従来における光ファイバアレイの斜視図であ
る。
【符号の説明】
a,b,c テープ心線 1a,1b,1c,2a,2b,2c,…,8a,8
b,8c ファイバ心線 1 心線径変化部 2,10 基台 3,16a,16c V溝 5 裸ファイバ 6 細径裸ファイバ 7,13 押さえ板 8 接着剤 11,12 下側基台 14,15 上側基台

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】複数本の溝が形成された基台と、前記複数
    本の溝にそれぞれ配列され固定されてなる複数本のファ
    イバ心線から成る光ファイバアレイにおいて、前記ファ
    イバ心線の前記溝へ配列固定される部分は、コアを覆う
    クラッドまで露出されていると共に、該クラッドの外側
    円周領域が所定の厚み分除去され細径化が施され、前記
    複数本の溝は、細径化前の前記ファイバ心線のクラッド
    径より狭いピッチで形成されていることを特徴とする光
    ファイバアレイ。
  2. 【請求項2】前記ファイバ心線は、複数本のファイバ心
    線がテープ状に束ねられたテープ心線を3枚積層配置さ
    せ、各々のテープ心線の端末部を段剥ぎして導出させた
    ものであり、前記ファイバ心線の前記溝へ配列固定され
    る部分は、前記テープ心線の中における前記ファイバ心
    線の配列ピッチの1/3以下の径に細径化され、前記複
    数本の溝は、前記テープ心線の中におけるファイバ心線
    の配列ピッチの1/3のピッチで形成され、各々のテー
    プ心線から導出された各々のファイバ心線は、他のテー
    プ心線から導出された各々のファイバ心線と隣合うよう
    に、前記溝に3溝周期で配列されると共に、前記テープ
    心線の上面側から見て前記テープ心線から導出された前
    記複数本のファイバ心線が全域に渡ってほぼ直線の状態
    を成すように前記溝と前記各々のテープ心線の位置関係
    が保たれていることを特徴とする請求項1記載の光ファ
    イバアレイ。
  3. 【請求項3】前記複数本のファイバ心線を前記基台とで
    挟み込むように押さえ板が設けられ、当該押さえ板は、
    前記基台の前記溝が形成された面と対向する面が平面状
    に形成されていることを特徴とする請求項1又は2記載
    の光ファイバアレイ。
  4. 【請求項4】前記基台は、下側基台と上側基台で前記複
    数本のファイバ心線を挟み込むように構成され、下側基
    台の溝は、前記3枚のテープ心線のうち最下層に位置す
    るテープ心線のファイバ心線が配列される溝を、光ファ
    イバアレイの先端から前記テープ心線側に向ってテーパ
    状に深溝となるように形成し、上側基台の溝は、前記3
    枚のテープ心線のうち最上層に位置するテープ心線のフ
    ァイバ心線が配置される溝を、光ファイバアレイの先端
    から前記テープ心線側に向ってテーパ状に深溝となるよ
    うに形成していることを特徴とする請求項2記載の光フ
    ァイバアレイ。
  5. 【請求項5】前記テーパ状の溝は、テープ心線の先端に
    おけるファイバ心線の中心点と、光ファイバアレイの先
    端におけるファイバ心線の中心点を結ぶ仮想直線に沿っ
    て形成されていることを特徴とする請求項4記載の光フ
    ァイバアレイ。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7439998B2 (en) 2006-05-15 2008-10-21 Ricoh Printing Systems, Ltd. Optical recording apparatus
US7542652B2 (en) 2006-01-06 2009-06-02 Ricoh Printing Systems, Ltd. Multi-beam light source, method for manufacturing the same, light scanning unit using the same, and image forming apparatus using the same

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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