JP3191797B2 - 光ファイバコネクタおよびその製造方法 - Google Patents

光ファイバコネクタおよびその製造方法

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路等の光デ
バイスに光ファイバを接続するために用いられる、光フ
ァイバを固定した光ファイバコネクタおよびその製造方
法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導波路等の光デバイスに接続される光
ファイバコネクタとして、光ファイバ心線の先端側の被
覆を除去してガラス部分を露出させた複数本の光ファイ
バを光ファイバ整列基板の光ファイバ整列溝に配置し、
光ファイバ整列基板の光ファイバ心線配置部上に被覆部
を固定した光ファイバコネクタが用いられている。図7
は、光ファイバコネクタの一例を説明するためのもの
で、図7(A)は光ファイバ心線を配置する前の斜視
図、図7(B)は光ファイバを把持した状態の斜視図、
図7(C)は光ファイバの軸方向の縦断面図である。図
中、1は整列部材、1aはV溝、1bは被覆載置部、2
は押さえ部材、3は光ファイバ心線、3aは裸ファイ
バ、3bは被覆部、4は接着剤である。なお、図7
(B)では接着剤の図示を省略した。
【0003】図7(A)に示すように、整列部材1に
は、前方に上面にV溝1aが形成された光ファイバ配置
部が設けられ、後方に段差をもって被覆載置部1bが形
成されている。光ファイバ心線3の被覆を除去して露出
させた裸ファイバ3aを裸ファイバ配列部に形成された
V溝1aに配列させて、図7(B)に示すように、上か
ら押さえ部材2によって押さえつけた状態で、V溝1a
と押さえ部材2との間の裸ファイバ3aの周囲、ならび
に、被覆載置部1bに載置された裸ファイバ3aおよび
被覆部3bの先端部の近傍に、接着剤4を注入して、光
ファイバ心線3を固定する。例えば、裸ファイバ3aの
外径は125μm、被覆部3bの外径は250μmであ
る。V溝1aに載置されている裸ファイバ3aの中心と
被覆載置部1bの上面との段差は125μmであり、V
溝1aに載置された裸ファイバ3aから被覆部3bにか
けて、整列部材1に固定された状態においては、図7
(C)に示すように、光ファイバの中心はほぼ直線とな
るように位置されている。なお、前端の端面は、導波路
等と接続するために研磨される。通常は、反射戻り光を
低減させるため例えば8゜の角度に斜め研磨される。
【0004】接着剤4は、狭い隙間に入り込んで、接着
する必要があるから、接着剤の硬化前の粘度は低いこと
が好ましい。しかし、粘度が低い接着剤は、塗布後すぐ
に塗布部から広がるため、裸ファイバが露出し易い。裸
ファイバは、僅かな接触で容易に破断することが知られ
ており、接着剤から露出してしまうことは問題である。
裸ファイバの露出を防止するために、接着剤の塗布量を
多くすると、接着剤が整列部材の外側にはみ出して硬化
するため、外観不良となり、光導波路などに接続する治
具に精度よくセッティングできなくなることもある。
【0005】このような光ファイバコネクタにおいて
は、V溝1aの後方の光ファイバの位置が上下にずれる
と、被覆が除去された裸ファイバ3aが整列部材1のV
溝1aの後端エッジや、押さえ部材2の後端エッジに接
触し、キズが生じたり、熱変形などによって局所的な応
力を受ける。
【0006】特に、倍密度の光ファイバアレイでは、多
少なりとも上側の裸ファイバが持ち上がっているため、
それらを固定するためには、相対的に接着剤の量が多く
必要となるから、上記の傾向が大きいといえる。倍密度
光ファイバアレイは、例えば「1997年電子通信情報
学会総合大会」予講集、高木他、C−3−15「PLC
型高密度2連2×16スプリッタモジュールの作製」に
記載されており、光ファイバの配列密度を従来の倍密度
に設定した高密度の光ファイバアレイである。
【0007】図8は、倍密度の光ファイバコネクタの一
例の斜視図である。図中、図7と同様の部分には同じ符
号を付して説明を省略する。5,6はテープ状光ファイ
バ心線、5a,6aは裸ファイバ、5b,6bは被覆部
である。
【0008】整列部材1には、図7で説明したV溝1a
の1/2のピッチのV溝が設けられている。また、光フ
ァイバ心線には、テープ状光ファイバ心線5,6が用い
られている。2本のテープ状光ファイバ心線5,6を1
/2ピッチずらせて重ねて裸ファイバ5a,6aが交互
に配置されるように組み合わせて整列部材1のV溝に配
置する。
【0009】テープ状光ファイバ心線5,6は、一例で
は、外径125μmの裸ファイバの周囲に外径250μ
mの保護被覆が施された光ファイバ心線を複数本並べて
共通被覆でテープ状にしたものである。したがって、共
通被覆と保護被覆を除去した状態では、裸光ファイバの
間の隙間は125μmとなり、上下のテープ状光ファイ
バ心線5,6を1/2ピッチずらして被覆部5b,6b
を重ねると、上下の裸ファイバ5a,6aが丁度相互に
入り込む位置となる。整列された裸ファイバ5a,6a
の中心と被覆載置部1bの上面との段差は被覆部の厚
み、すなわち、一例では0.4mmである。裸ファイバ
5a,6aは、平面的にみれば、並行して交互に組み合
わされた状態で並んでいるが、側面からみれば、曲げら
れて先端部が押さえ部材2で押さえられた状態で接着剤
で整列部材1に固定される。このようにして、図7で説
明した光ファイバコネクタに対して2倍の密度の光ファ
イバコネクタが得られる。
【0010】図8では、上下1組のテープ状光ファイバ
心線を整列部材に取り付けるようにしたが、2組以上の
テープ状光ファイバ心線を整列部材に取り付けて光ファ
イバコネクタを作製してもよい。
【0011】図9は、上下に2本ずつ重ねたテープ状光
ファイバ心線を取り付けた倍密度の光ファイバコネクタ
の一例の斜視図である。図中、図8と同様の部分には同
じ符号を付して説明を省略する。図では、4心のテープ
状光ファイバ心線を上下に2本ずつ配置して16心の光
ファイバコネクタを構成したが、8心のテープ状光ファ
イバ心線を用いれば、32心の2組の光ファイバコネク
タが作製できる。
【0012】図9の光ファイバコネクタでも、裸ファイ
バ5a,6aは、平面的にみれば、並行して交互に組み
合わされた状態で並んでいるが、側面からみれば、曲げ
られて先端部が押さえ部材2で押さえられた状態で接着
剤で整列部材1に固定される。
【0013】図10は、図8または図9の光ファイバコ
ネクタにおける裸ファイバの固定状態を説明するための
もので、図10(A)は接着剤を塗布する前の光ファイ
バの軸方向の断面図、図10(B)は接着剤を塗布した
状態の同様の断面図である。図中、図7〜図9と同様の
部分には同じ符号を付して説明を省略する。
【0014】上下のテープ状光ファイバ心線5,6の裸
ファイバ5a,6aの先端は、被覆部5b,6bの接触
面の高さの位置に延びているから、図10(A)に示す
ように、下側のテープ状光ファイバ心線5の裸ファイバ
5aは、上方に反りながら裸ファイバ配列部に配列さ
れ、上側のテープ状光ファイバ心線6の裸ファイバ6a
は下方に反りながら裸ファイバ配列部に配置される。裸
ファイバ配列部から被覆部5b,6bまでの間における
裸ファイバ5a,6aの長さは、上述した反りが生じる
ことから、ある程度の長さが必要である。
【0015】図11は、特開平10−160974号公
報に記載された光ファイバコネクタの説明図であり、図
11(A)は組立図、図11(B)は側面図、図11
(C)は図11(A)のC−C線断面図、図11(D)
は図11(B)のD−D線断面図である。図中、図7〜
図10と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。この光ファイバコネクタでは、上下のテープ状光フ
ァイバ心線5,6の被覆部5b,6bは、整列部材1に
固定されていない。
【0016】図10(B)のV溝の後端エッジ部および
押さえ部材2の後端エッジ部や、図11(B)の整列部
材1の後端エッジ部および押さえ部材2の後端エッジ部
において、裸ファイバ5a,6aが直線となるように描
かれているが、被覆部5b,6bがV溝と平行になって
いるので、エッジ後端部においては、裸ファイバ5a,
6aには曲げ力が働いて、上側の裸6aは上方へ曲げら
れ、下側の裸ファイバ5aは下方に曲げられ、このため
後端エッジにおいて、裸ファイバには、キズの発生が生
じたり、局所的な応力を受けるという問題がある。
【0017】また、特開平10−96836号公報に記
載された光ファイバコネクタでは、複数の光ファイバ整
列溝に配置された光ファイバを押圧する押さえ部材の後
端側に、光ファイバに対する当たりを緩和する丸みを形
成したR加工により、光ファイバの断線を防止した構造
を採用している。
【0018】しかしながら、積層した2本のテープファ
イバのうち下層に配置されたテープファイバの光ファイ
バが光ファイバ整列溝の後端エッジにより局所的な応力
を受け、損失の増加が生じたり断線に至る場合もある。
特に、上記公報の図19に示されているように、下層の
光ファイバが下がるようにした固定方法では、光ファイ
バ整列溝の後端エッジによって受ける局所的な応力の問
題は大きい。
【0019】また、特開平10−96836号公報の図
2には、上側の光ファイバが下側の光ファイバを横切る
フィルタをまたぐように置かれ、さらに押さえ部材の後
方における裸ファイバはフラットに描かれているが、上
側の光ファイバの傾き角度次第では押さえ部材から曲が
り始める場合があり、また、上述のように押さえ部材の
後端エッジにR加工する以外に、エッジによるキズや局
所的な応力の発生を防ぐことは考えられていない。
【0020】このように、光ファイバコネクタにおける
従来技術では、被覆が除去された裸ファイバが、押さえ
部材の後端部エッジやV溝の後端エッジから局所的な応
力を受け、損失が増加したり、断線に至る場合がある。
【0021】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、光ファイバ整列溝を有する
整列部材と押さえ部材とからなる光ファイバコネクタに
おいて、押さえ部材および光ファイバ整列溝の後端エッ
ジによる光ファイバへの応力や断線の発生を防止できる
光ファイバコネクタおよびその製造方法を提供すること
を目的とするものである。
【0022】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、1本以上の光ファイバ整列溝が形成された光ファイ
バ配置部と光ファイバ心線の被覆部を固定する被覆載置
部を有する整列部材上に、先端部の被覆が除去され裸フ
ァイバが露出した光ファイバ心線を配置し、前記光ファ
イバ配置部上に前記裸ファイバが押さえ部材で固定され
るとともに、前記被覆載置部の上方に前記光ファイバ心
線の被覆部を固定した光ファイバコネクタにおいて、前
記整列部材における光ファイバ整列溝は、前記押さえ部
材の後方まで延び、前記光ファイバ心線の被覆部が前記
被覆載置部の上方から前記光ファイバ整列溝に対して斜
めに配置された状態で、前記裸ファイバが前記押さえ部
材の下部から前記押さえ部材の後方の所定の範囲にかけ
て前記光ファイバ整列溝に密着され、さらに前記範囲の
後方において、徐々に前記光ファイバ整列溝から離れる
ように一定値以上の曲率半径で湾曲して前記光ファイバ
心線の被覆部に達し、前記押さえ部材と前記裸ファイバ
と前記被覆載置部の上方における前記光ファイバ心線の
被覆部が前記整列部材に接着剤により固定されているこ
とを特徴とするものである。
【0023】請求項2に記載の発明は、請求項1の記載
の光ファイバコネクタにおいて、光ファイバ心線がテー
プ状光ファイバ心線であることを特徴とするものであ
る。
【0024】請求項3に記載の発明は、請求項2に記載
の光ファイバコネクタにおいて、2本のテープ状光ファ
イバ心線を積層し、それぞれのテープ状光ファイバ心線
から被覆を除去されて露出した裸ファイバは、交互に配
置されていることを特徴とするものである。
【0025】請求項4に記載の発明は、請求項1ないし
3のいずれか1項に記載の光ファイバコネクタにおい
て、前記押さえ部材の後端における裸ファイバの最小曲
率半径が20mm以上であることを特徴とするものであ
る。
【0026】請求項5に記載の発明は、請求項4に記載
の光ファイバコネクタにおいて、前記押さえ部材の後端
から前記光ファイバ心線の被覆部の先端までの裸ファイ
バの長さを10mm以下とすることを特徴とするもので
ある。
【0027】請求項6に記載の発明は、1本以上の光フ
ァイバ整列溝が形成された光ファイバ配置部と光ファイ
バ心線の被覆部を固定する被覆載置部を有する整列部材
上に、先端部の被覆が除去され裸ファイバが露出した光
ファイバ心線を配置し、前記光ファイバ配置部上に前記
裸ファイバを押さえ部材で固定するとともに、前記被覆
載置部に前記光ファイバ心線の被覆部を固定する光ファ
イバコネクタの製造方法において、前記整列部材におけ
る光ファイバ整列溝は、前記押さえ部材の後方まで延
び、前記光ファイバ心線の被覆部が前記被覆載置部の上
方から前記光ファイバ整列溝に対して斜めに配置された
状態で、前記裸ファイバが前記押さえ部材の下部から前
記押さえ部材の後方の所定の範囲にかけて前記光ファイ
バ整列溝に密着され、さらに前記範囲の後方において、
徐々に前記光ファイバ整列溝から離れるように一定値以
上の曲率半径で湾曲して前記光ファイバ心線の被覆部に
達するように前記光ファイバ心線の被覆部を保持し、押
さえ部材を搭載して前記押さえ部材と前記裸ファイバと
前記被覆載置部の上方における前記光ファイバ心線の被
覆部を前記整列部材に接着剤により固定することを特徴
とするものである。
【0028】請求項7に記載の発明は、請求項6に記載
の光ファイバコネクタの製造方法において、光ファイバ
心線がテープ状光ファイバ心線であることを特徴とする
ものである。
【0029】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ファイバコネ
クタの第1の実施の形態を説明するためのもので、図1
(A)は整列部材と押さえ部材の斜視図、図1(B)〜
(D)は組立工程を示す側面図、図1(E)は光ファイ
バ心線をセットする角度の説明図である。図中、1は整
列部材、1aはV溝、1bは被覆載置部、2は押さえ部
材、3は光ファイバ心線、3aは裸ファイバ、3bは被
覆部、4は接着剤、7は保持部材である。
【0030】整列部材1には、全長にわたってV溝1a
が形成されている。整列部材1の後端部近傍が被覆載置
部1bとして機能するものであり、被覆載置部の領域が
判然と区画されるものではない。なお、この実施の形態
では、V溝1aを整列部材1の全長にわたって形成した
が、図2に示すように、後端部近傍の裸ファイバが載置
されない部分においては、V溝1aは、必ずしも形成さ
れなくてもよい。押さえ部材2は、V溝1aの長さより
短く、整列部材1の先端部近傍において、V溝1aに載
置された裸ファイバを押圧する。
【0031】光ファイバコネクタの組立方法について説
明する。なお、光ファイバ心線3は、1本または複数本
である。図1(B)に示すように、被覆部3bの一部を
除去して裸ファイバ3aを露出させた光ファイバ心線3
を保持部材7で保持し、整列部材1に対して角度θ1
角度を保って、整列部材1に降ろしていく。角度θ
1は、図1(E)に示すように、保持部材7で保持され
た光ファイバ心線の中心軸線と整列部材1の表面とのな
す角度である。保持部材7は、光ファイバ心線3の被覆
部3bを挟むなどして把持することができるものであ
り、複数本の光ファイバ心線をセットする場合には、同
時に複数本の被覆部3bを把持できる構造のものを用い
る。
【0032】裸ファイバ3aは、整列部材1の先端部か
らV溝に接触し始める。押さえ部材2の後端エッジに押
圧される部分よりも後方の所定の長さまで裸ファイバ3
aがV溝に密着した状態となったところで、図1(C)
に示すように、押さえ部材2で押圧する。この状態で
は、裸ファイバ3aは、P点の位置までV溝に密着し、
P点より後方では、徐々にV溝から離れる。V溝から離
れる部分の裸ファイバの形状は曲線を描き、被覆部3b
の先端部近傍では、保持部材7で保持された部分の光フ
ァイバ心線の軸線と一致した直線に近づく形状となる。
【0033】P点から裸ファイバ3aに曲がりが生じて
曲線状となる部分は、角度θ1 を大きくした場合は、曲
率半径が小さくなり、静疲労による断線が起こる可能性
がある。計算および実験によると、曲率半径が20mm
以上であれば、30年経過後の破断確率は、1%以下で
あり、実使用に耐えうる信頼性が確保できる。この実施
の形態の形状の場合、角度θ1 が20゜以下であれば、
裸ファイバ3aの曲率半径を20mm以上にすることが
できる。
【0034】押さえ部材2の後端からP点までは、裸フ
ァイバ3aはV溝に密着して、押さえ部材2で押さえら
れた裸ファイバ3aの部分と一直線状に延びているか
ら、押さえ部材2の後端エッジで局所的な応力を受ける
ことはない。また、P点から曲線状の形状でV溝から離
れるから、その曲率半径を一定値以上、例えば20mm
以上とすることにより破断確率を小さくすることができ
る。
【0035】この状態を保持したまま、図1(D)に示
すように、接着剤4を塗布して硬化させて、光ファイバ
コネクタが製造される。接着剤は、UV硬化型接着剤が
望ましい。したがって、被覆が除去された裸ファイバ3
aは、押さえ部材2よりも後方で曲がり始めており、接
着剤4の膨張収縮や、整列部材1の熱変形などが生じて
も、押さえ部材2の後端エッジから受ける局所的な応力
を非常に小さいものとすることができる。また、押さえ
部材2の後端エッジに曲面加工を施すことなども不要と
なり、製造コストを削減することができる。
【0036】具体例について説明する。光ファイバ心線
3の被覆除去長を13mmにして、被覆部3bの先端か
ら5mm被覆側の部分を、保持部材7で保持して、光フ
ァイバ心線に角度θ1 の角度をつけて整列部材1上に降
ろしていく場合を考える。整列部材1の長さは15mm
で、整列部材1の上面には、被覆が除去された裸ファイ
バ3aの頂部と整列部材1の上面の高さが等しくなるよ
うなV溝1aが形成されている。光ファイバ心線3を降
ろしていくと、裸ファイバ3aは整列部材1の先端部か
らV溝に接触し始める。長さ4mmの押さえ部材2でV
溝内の裸ファイバ3aを固定する場合、押さえ部材2の
後端エッジが裸ファイバにキズを発生させないために
は、整列部材1の先端から4mm以上の長さにわたって
裸ファイバ3aを一直線状にしなければならない。そこ
で、長さ4.5mmがフラットとなる条件を実験から求
めると、光ファイバ心線3の角度θ1 は4゜となった。
したがって、光ファイバ心線3を4゜以上に傾けて、整
列部材1のV溝に配列させ、押さえ部材2を固定すれば
よい。
【0037】図3は、本発明の光ファイバコネクタの第
2の実施の形態を説明するためのもので、図3(A)は
整列部材の側面図、図3(B)は組み立てた状態の側面
図である。図中、図1と同様の部分には同じ符号を付し
て説明を省略する。
【0038】この実施の形態では、被覆載置部1bに段
部を形成した。被覆部3bを段部に位置させることによ
り被覆部3bを段部がない場合に比べて低く位置させる
ことができ、光ファイバ心線3の角度θ1 を小さくする
ことができ、曲率半径を大きくできる。被覆除去長を短
くするためには、段部を設けるのが効果的である。
【0039】図4は、本発明の光ファイバコネクタの第
3の実施の形態を説明するための説明図である。図中、
図1と同様の部分には同じ符号を付して説明を省略す
る。5,6はテープ状光ファイバ心線、5a,6aは裸
ファイバ、5b,6bは被覆部、7a,7bは保持部材
である。なお、図4では、接着剤の図示を省略した。
【0040】この実施の形態では、光ファイバ心線とし
て、テープ状光ファイバ心線を用いた。2本のテープ状
光ファイバ心線5,6が上下に重ねられ、被覆が除去さ
れた裸ファイバ5a,6aの部分の先端領域で、上下の
裸ファイバ5a,6aが互い違いに同一平面上に並ぶよ
うに押さえ部材2により固定されている。先端の配列間
隔は、1本のテープ状光ファイバ心線における配列密度
よりも高密度である。
【0041】上側のテープ状光ファイバ心線6は、下側
のテープ状光ファイバ心線よりも持ち上がった位置にあ
るので、それぞれの裸ファイバ5a,6aについては、
第1の実施の形態の裸ファイバ3aよりも、いっそう角
度の制約がある。第1の実施の形態で説明した具体と同
様な長さの整列部材と押さえ部材を用いる場合、整列部
材1の先端から4.5mmまで一直線状にするには、テ
ープ状光ファイバ心線5の角度θ1 を4゜とすると、テ
ープ状光ファイバ心線6の角度θ2 は8゜以上となる。
したがって、上下のテープ状光ファイバ心線5,6は、
異なる角度で保持されたまま、V溝へ配列され、押さえ
部材2を搭載したのち、接着剤で硬化させる。接着剤
は、UV硬化型接着剤が望ましい。
【0042】図5は、本発明の光ファイバコネクタの第
4の実施の形態を説明するための説明図である。図中、
図1〜図4と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。なお、図5では、接着剤の図示を省略した。
【0043】この実施の形態では、第2の実施の形態と
同様に、被覆載置部1bに段部を形成した。下側のテー
プ状光ファイバ心線5の被覆部5bを段部に位置させる
ことにより被覆部5bを段部がない場合に比べて低く位
置させることができ、テープ状光ファイバ心線5の角度
θ1 を小さくすることができる。それにより上側のテー
プ状光ファイバ心線6の角度θ2 も小さくできる。光フ
ァイバ心線の曲率半径が大きくなるので特に有効であ
る。また、被覆除去長を短くすることができる利点があ
る。
【0044】第4の実施の形態の具体例として、段差を
0.1mm設け、角度θ1 =3゜、角度θ2 =8゜で作
製した倍密度型光ファイバコネクタ(先端を斜めに研
磨)とWINC(Wavelength Insens
itive Coupler)石英導波路と接続した実
装体の温度特性は、従来品では最大損失変動量が0.4
dBであったものが、図6に示すように0.2dB以下
に減少した。低温時に見られる損失増加は、接着剤の収
縮により局所的な応力が光ファイバに加わることが原因
であると考えられるが、損失変動量が小さくなったこと
は、押さえ部材の後端エッジからの応力が低減されたこ
とを示していると推測される。なお、図6は、下方に示
すヒートサイクルを与えた場合の温度特性であり、左側
の図は、スルー側の損失特性、右側の図は、クロス側の
損失特性である。
【0045】なお、上述した各実施の形態において、角
度θ1 や角度θ2 を小さくするには、整列部材の長さを
長くしたり、光ファイバ心線を保持する位置を後方にす
ればよい。しかし、整列部材を長くすることは、材料コ
ストの増加や、モジュール全体が大きくなる問題も生じ
る。曲率半径20mm以上が得られるのであれば、被覆
除去長は10mm以下であることが望ましい。光ファイ
バ心線の角度が20゜以下であれば、被覆除去長を10
mm以下とする条件を満たす設計が可能である。
【0046】2本のテープ状光ファイバ心線を用いる場
合、図8〜図10で説明したような、光ファイバ心線の
被覆部を水平に重ねる従来の光ファイバコネクタでは、
押さえ部材の後端部エッジの接触により発生するキズで
断線する割合は5〜10%であったが、上述のように、
被覆載置部の上方におけるテープ状光ファイバ心線の被
覆部が、V溝に対して斜めに配置されるようにして、押
さえ部材の後部の所定の範囲において、裸ファイバをV
溝に密着させ、さらに前記範囲の後方において、徐々に
V溝から離れるようにすることにより、断線率をほぼ0
%とすることができた。
【0047】なお、上述した実施の形態において、整列
部材としてはシリコン板を用い、溝は切削加工により形
成した。光ファイバの整列溝が精度よく形成できれば、
セラミックやガラスなどを用いてもよい。また、フィラ
ーが充填された樹脂成形体を用いることも可能である。
しかし、石英導波路と接続させる用途に用いる場合に
は、整列部材の材質は、熱膨張係数が石英の熱膨張係数
に近いものが望ましい。押さえ部材の材質も同様である
が、UV硬化型接着剤を使用する場合には、透明な材
質、例えば、透明ガラスが望ましい。
【0048】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、押さえ部材は光ファイバ整列溝の後端部エッ
ジから被覆が除去された裸ファイバヘの局所的な応力の
発生を抑えることができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバコネクタの第1の実施の形
態を説明するためのもので、図1(A)は整列部材と押
さえ部材の斜視図、図1(B)〜(D)は組立工程を示
す側面図、図1(E)は光ファイバ心線をセットする角
度の説明図である。
【図2】整列部材の変形例を説明するための斜視図であ
る。
【図3】本発明の光ファイバコネクタの第2の実施の形
態を説明するためのもので、図3(A)は整列部材の側
面図、図3(B)は組み立てた状態の側面図である。
【図4】本発明の光ファイバコネクタの第3の実施の形
態を説明するための説明図である。
【図5】本発明の光ファイバコネクタの第4の実施の形
態を説明するための説明図である。
【図6】本発明による石英導波路と接続した実装体のヒ
ートサイクルを与えた場合の温度特性の説明図である。
【図7】光ファイバコネクタの一例を説明するためのも
ので、図7(A)は光ファイバ心線を配置する前の斜視
図、図7(B)は光ファイバを把持した状態の斜視図、
図7(C)は光ファイバの軸方向の縦断面図である。
【図8】倍密度の光ファイバコネクタの一例の斜視図で
ある。
【図9】上下に2本ずつ重ねたテープ状光ファイバ心線
を取り付けた倍密度の光ファイバコネクタの一例の斜視
図である。
【図10】図8または図9の光ファイバコネクタにおけ
る裸ファイバの固定状態を説明するためのもので、図1
0(A)は接着剤を塗布する前の光ファイバの軸方向の
断面図、図10(B)は接着剤を塗布した状態の同様の
断面図である。
【図11】特開平10−160974号公報に記載され
た光ファイバコネクタの説明図であり、図11(A)は
組立図、図11(B)は側面図、図11(C)は図11
(A)のC−C線断面図、図11(D)は図11(B)
のD−D線断面図である。
【符号の説明】
1…整列部材、1a…V溝、1b…被覆載置部、2…押
さえ部材、3…光ファイバ心線、3a…裸ファイバ、3
b…被覆部、4…接着剤、5,6…テープ状光ファイバ
心線、5a,6a…裸ファイバ、5b,6b…被覆部、
7,7a,7b…保持部材。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 平10−213721(JP,A) 特開 平9−230158(JP,A) 特開 平7−13091(JP,A) 特開 平5−224061(JP,A) 特開 平7−301719(JP,A) 実開 平6−36004(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/24 G02B 6/36 - 6/40

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1本以上の光ファイバ整列溝が形成され
    た光ファイバ配置部と光ファイバ心線の被覆部を固定す
    る被覆載置部を有する整列部材上に、先端部の被覆が除
    去され裸ファイバが露出した光ファイバ心線を配置し、
    前記光ファイバ配置部上に前記裸ファイバが押さえ部材
    で固定されるとともに、前記被覆載置部の上方に前記光
    ファイバ心線の被覆部を固定した光ファイバコネクタに
    おいて、前記整列部材における光ファイバ整列溝は、前
    記押さえ部材の後方まで延び、前記光ファイバ心線の被
    覆部が前記被覆載置部の上方から前記光ファイバ整列溝
    に対して斜めに配置された状態で、前記裸ファイバが前
    記押さえ部材の下部から前記押さえ部材の後方の所定の
    範囲にかけて前記光ファイバ整列溝に密着され、さらに
    前記範囲の後方において、徐々に前記光ファイバ整列溝
    から離れるように一定値以上の曲率半径で湾曲して前記
    光ファイバ心線の被覆部に達し、前記押さえ部材と前記
    裸ファイバと前記被覆載置部の上方における前記光ファ
    イバ心線の被覆部が前記整列部材に接着剤により固定さ
    れていることを特徴とする光ファイバコネクタ。
  2. 【請求項2】 光ファイバ心線がテープ状光ファイバ心
    線であることを特徴とする請求項1に記載の光ファイバ
    コネクタ。
  3. 【請求項3】 2本のテープ状光ファイバ心線を積層
    し、それぞれのテープ状光ファイバ心線から被覆を除去
    されて露出した裸ファイバは、交互に配置されているこ
    とを特徴とする請求項2に記載の光ファイバコネクタ。
  4. 【請求項4】 前記押さえ部材の後端における裸ファイ
    バの最小曲率半径が20mm以上であることを特徴とす
    る請求項1ないし3のいずれか1項に記載の光ファイバ
    コネクタ。
  5. 【請求項5】 前記押さえ部材の後端から前記光ファイ
    バ心線の被覆部の先端までの裸ファイバの長さを10m
    m以下とすることを特徴とする請求項4に記載の光ファ
    イバコネクタ。
  6. 【請求項6】 1本以上の光ファイバ整列溝が形成され
    た光ファイバ配置部と光ファイバ心線の被覆部を固定す
    る被覆載置部を有する整列部材上に、先端部の被覆が除
    去され裸ファイバが露出した光ファイバ心線を配置し、
    前記光ファイバ配置部上に前記裸ファイバを押さえ部材
    で固定するとともに、前記被覆載置部に前記光ファイバ
    心線の被覆部を固定する光ファイバコネクタの製造方法
    において、前記整列部材における光ファイバ整列溝は、
    前記押さえ部材の後方まで延び、前記光ファイバ心線の
    被覆部が前記被覆載置部の上方から前記光ファイバ整列
    溝に対して斜めに配置された状態で、前記裸ファイバが
    前記押さえ部材の下部から前記押さえ部材の後方の所定
    の範囲にかけて前記光ファイバ整列溝に密着され、さら
    に前記範囲の後方において、徐々に前記光ファイバ整列
    溝から離れるように一定値以上の曲率半径で湾曲して前
    記光ファイバ心線の被覆部に達するように前記光ファイ
    バ心線の被覆部を保持し、押さえ部材を搭載して前記押
    さえ部材と前記裸ファイバと前記被覆載置部の上方にお
    ける前記光ファイバ心線の被覆部を前記整列部材に接着
    剤により固定することを特徴とする光ファイバコネクタ
    の製造方法。
  7. 【請求項7】 光ファイバ心線がテープ状光ファイバ心
    線であることを特徴とする請求項6に記載の光ファイバ
    コネクタの製造方法。
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