JP3441206B2 - 光ファイバ整列基板 - Google Patents

光ファイバ整列基板

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Description

【発明の詳細な説明】 【0001】 【産業上の利用分野】本発明は、複数の光ファイバを固
定するための溝を有する光ファイバ整列基板に関する。 【0002】 【従来の技術】従来、光導波路・発光素子・受光素子な
どの光学素子と複数の光ファイバとを高密度で接続する
ために、シリコン・セラミックス・石英ガラスなどから
なる光ファイバ整列基板上にV溝を設け、このV溝上に
光ファイバを固定して接着した後に光学素子と光学的接
続を行っていた。 【0003】図4は、従来の光ファイバ整列基板を示す
構成概略図であり、(a)は平面図、(b)は光ファイ
バを固定した後の平面図である。図4に示すように、光
ファイバ整列基板11は、光ファイバAの心線部aを固
定するためのV溝15を設けた心線保持部12と、光フ
ァイバAの被覆部bを固定するためのV溝15’を設け
た被覆保持部13とを両端部に有し、中央に光ファイバ
Aの心線部aおよび被覆部bと接触しない深さの凹部1
4を設けてなる。 【0004】この凹部14で光ファイバAを曲げること
ができために、心線保持部12のV溝15と被覆保持部
13のV溝15’との配列ピッチが違っていても固定可
能となり、小型の光ファイバ整列基板11を製作するこ
とができる。 【0005】 【発明が解決しようとする課題】ところが、図4に示す
ような従来の光ファイバ整列基板11では、光ファイバ
Aの心線部aと被覆部bとの径が異なるために、V溝1
5、15’がともに光ファイバ整列基板11の長手方向
に対して平行である場合には、外側の光ファイバほど固
定すべきV溝15、15’の位置ズレが大きくなってし
まう。これより、光ファイバAを固定する際には、凹部
14でS字形状に曲げる必要が生じ、曲げ応力が大きく
なってしまうという問題があった。 【0006】光ファイバAの曲げ応力が大きくなると、
接着作業時に不安定となり、しかも固定時に光ファイバ
Aの心線部aが凹部14付近のV溝15のエッジ部分と
接触して傷が入り破断してしまうという問題があった。 【0007】 【課題を解決するための手段】本発明は、上記問題に鑑
みてなされたものであり、複数の光ファイバを固定する
ための溝を有する光ファイバ整列基板において、前記光
ファイバ整列基板は、前記複数の光ファイバの露出した
心線部を固定するための溝を光ファイバ整列基板の長手
方向に対して平行に設けた心線保持部と、前記複数の光
ファイバの心線部を被覆した被覆部を固定するための溝
を光ファイバ整列基板の長手方向に対して外側に略扇形
状に広がるように設けた被覆保持部とを有し、前記心線
保持部と被覆保持部との間に光ファイバの心線部および
被覆部と接触しない深さの凹部を設け、該凹部上の光フ
ァイバを紫外線硬化型接着剤または低融点ガラスで覆う
とともに、心線保持部上の光ファイバを押さえ基板によ
り挟むように固着したことを特徴とする。 【0008】 【作用】本発明によれば、複数の光ファイバの被覆部を
固定するための溝を外方向に略扇形状に広がるように設
けた被覆保持部とすることによって、光ファイバは凹部
での曲げ応力が小さくなる。 【0009】 【実施例】以下、本発明の実施例を図面を用いて説明す
る。図1乃至図3は本発明の3つの実施例を示し、図に
おいて同じ部材は同じ符号で示す。図1は本発明の第1
の実施例を示す図であり、(a)は光ファイバ整列基板
の平面図、(b)は左側面図、(b’)は右側面図、
(c)は正面図、(d)は複数の光ファイバを接着した
後の光ファイバ整列基板の平面図、(e)は(d)の正
面図である。図1に示すように、光ファイバ整列基板1
は、心線保持部2、被覆保持部3を両端部に有し、その
間に凹部4を設けてなる。心線保持部2は、複数の光フ
ァイバAの心線部aを保持するためのV溝5を光ファイ
バ整列基板1の長手方向に対して平行に構成し、先端に
接続される光学素子にあわせたピッチ間隔で形成する。
なお、本実施例では溝をV字形状としたが、光ファイバ
Aを固定できる形状であればどのような形状としてもよ
く、例えば、台形状もしくはU字状であってもよい。 【0010】被覆保持部3は、複数の光ファイバAの被
覆部bを保持するためのV溝5’を光ファイバ整列基板
1の長手方向に対して斜めに構成する。なお、本実施例
では溝をV字形状としたが、光ファイバAを固定できる
形状であればどのような形状としてもよく、例えば、台
形状もしくはU字状であってもよい。また、本実施で
は、複数のV溝5’を外方向に扇形状に広がるような構
成としたが、略扇形状あればよく、例えば中央付近のV
溝5’が直線であってもよい。 【0011】凹部4は、光ファイバ整列基板1が光ファ
イバAの心線部aと被覆部bに接触しない程度の深さで
あればよい。 【0012】心線保持部2、凹部4、被覆部3の光ファ
イバ整列基板1に占める割合、および被覆保持部3のV
溝5’(特に外側)の斜めの度合いは、各光ファイバA
の曲げ応力が小さくなるような形状にすればよい。ま
た、本実施例では、1つの基板上に凹部4やV溝5、
5’を形成させて光ファイバ整列基板1を製作したが、
心線保持部2と被覆保持部3の凹部4より突出している
部分のみを予め製作しておき、これらを基板上に接着す
ることにより光ファイバ整列基板1を製作してもよい。 【0013】上記構成とすると、全ての光ファイバA
が、凹部4で1ヶ所のみ曲がった状態で固定されるため
に、曲げ応力が小さい状態で固定されることになる。 【0014】図2は、本発明の第2の実施例を示す図で
あり、光ファイバ整列基板1上に接着した光ファイバA
を保護した構造である。 【0015】図2に示すように、凹部4、被覆保持部3
上の光ファイバAを固定剤6で覆い、心線保持部2上の
光ファイバAを光ファイバ押さえ基板7により挟むよう
にして固着している。なお、固定剤6は紫外線硬化型接
着剤または低融点ガラスであればよく、光ファイバ押さ
え基板7は光ファイバ整列基板1と同じ材質であればよ
い。 【0016】図3は、本発明の第3の実施例を示す図で
あり、光ファイバ整列基板1上に接着した光ファイバA
を保護した構造である。 【0017】図3に示すように、凹部4上の光ファイバ
Aを固定剤6で覆い、光ファイバ整列基板1上の光ファ
イバA全体を光ファイバ押さえ基板7’により挟むよう
にしており、光ファイバ押さえ基板7’は、径の小さい
光ファイバAの心線部aである心線保持部2上となる面
が被覆保持部3や凹部4上となる面に比べて凸部となる
ような段部形状とすることにより、光ファイバA全体に
均一に力が加わるように構成することが好ましい。 【0018】 【発明の効果】以上説明したように、本発明の光ファイ
バ整列基板によれば、被覆保持部の複数の溝を外方向に
略扇形状に広がるように設けたことによって、光ファイ
バの曲げ応力が小さい状態で固定できる光ファイバ整列
基板となる。
【図面の簡単な説明】 【図1】本発明の第1の実施例を示す構成概略図であ
り、(a)は平面図、(b)は左側面図、(b’)は右
側面図、(c)は正面図、(d)は複数の光ファイバを
接着した後の平面図、(e)は(d)の正面図である。 【図2】本発明の第2の実施例を示す構成概略図であ
る。 【図3】本発明の第3の実施例を示す構成概略図であ
る。 【図4】従来の光ファイバ整列基板を示し構成概略図で
あり、(a)は平面図、(b)は複数の光ファイバを接
着した後の平面図である。 【符号の説明】 1、11:光ファイバ整列基板 6:固定
剤 2、12:心線保持部 7、
7’:光ファイバ押え部材 3、13:被覆保持部 A:光フ
ァイバ 4、14:凹部 a:心線
部 5、5’、15、15’:V溝 b:被覆
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G02B 6/00 G02B 6/24 G02B 6/36 - 6/40

Claims (1)

  1. (57)【特許請求の範囲】 【請求項1】複数の光ファイバを固定するための溝を有
    する光ファイバ整列基板において、前記光ファイバ整列
    基板は、前記複数の光ファイバの露出した心線部を固定
    するための溝を光ファイバ整列基板の長手方向に対して
    平行に設けた心線保持部と、前記複数の光ファイバの心
    線部を被覆した被覆部を固定するための溝を光ファイバ
    整列基板の長手方向に対して外側に略扇形状に広がるよ
    うに設けた被覆保持部とを有し、前記心線保持部と被覆
    保持部との間に光ファイバの心線部および被覆部と接触
    しない深さの凹部を設け、該凹部で光ファイバが1ヶ所
    のみ曲がった状態で固定され、この凹部上の光ファイバ
    を紫外線硬化型接着剤または低融点ガラスで覆うととも
    に、心線保持部上の光ファイバを押さえ基板により挟む
    ように固着したことを特徴とする光ファイバ整列基板。
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