JPH11109162A - 光ファイバアレイ - Google Patents

光ファイバアレイ

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JPH11109162A
JPH11109162A JP27106897A JP27106897A JPH11109162A JP H11109162 A JPH11109162 A JP H11109162A JP 27106897 A JP27106897 A JP 27106897A JP 27106897 A JP27106897 A JP 27106897A JP H11109162 A JPH11109162 A JP H11109162A
Authority
JP
Japan
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optical fiber
guide
alignment
fibers
fiber array
Prior art date
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Pending
Application number
JP27106897A
Other languages
English (en)
Inventor
Takanobu Yamazaki
高伸 山崎
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Furukawa Electric Co Ltd filed Critical Furukawa Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 整列基板に光ファイバ心線の先端部の露出し
た光ファイバ素線を固定する際に、光ファイバ素線に割
れ等の損傷が発生するのを防ぐことができる光ファイバ
アレイを提供する。 【解決手段】 先端部の光ファイバ素線2a、2bを露
出した2本の多心光ファイバテープ心線1a、1bと、
先端部に前記複数の光ファイバ素線2a、2bを平行に
整列させるためのV溝13を有し、基部に多心光ファイ
バテープ心線1a、1bを前記V溝13方向に向けてガ
イドするとともに該多心光ファイバテープ心線1a、1
bを保持するガイド部が設けられた整列基板と、該整列
基板に設けたV溝13に光ファイバ素線2a、2b保持
する固定基板12とを設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数本の光ファイ
バ素線の端末を整列、固定する光ファイバアレイに関す
る。
【0002】
【従来の技術】光デバイスの高密度化、小型化を行うた
めに、光ファイバアレイの光ファイバ素線の整列ピッチ
の狭小化が進んでいる。例えば、多心光ファイバテープ
心線の125μm程度の直径を有する光ファイバ素線
を、光ファイバ素線径に近いピッチで整列、固定する方
法として、次のような方法がある。 1)図5に示すように、整列基板11上に狭ピッチで形
成したV溝13中に多心光ファイバテープ心線1の被覆
を除去した光ファイバ素線2を装着し、上側から固定基
板12で挟み込み、光ファイバ素線2を狭ピッチに整列
させる方法。なお、整列基板11には段差部11aを設
け、多心光ファイバテープ心線1の被覆の端部を段差部
11aに当て、光ファイバ素線2が曲がることを防いで
いる。 2)図6に示すように、2本の多心光ファイバテープ心
線1a、1bを上下に重ねて配置し、上段の光ファイバ
素線2aと下段の光ファイバ素線2bを交互に一列に整
列させ、より狭ピッチの光ファイバアレイを実現する方
法。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上述の
第2の方法には次のような問題があった。即ち、図7に
示すように、上段の多心光ファイバテープ心線1aは下
段の多心光ファイバテープ心線1bの固定位置よりも厚
さ分だけ高い位置で、光ファイバ素線2aがV溝13方
向に向くように傾けて接着剤で固定される。このよう
に、光ファイバテープ心線1aは接着剤を塗布して固定
されているが、その固定状態は不安定であり、光ファイ
バ素線2aのV溝13への挿入状態が安定しないという
問題があった。例えば図8に示すように、上段の多心光
ファイバテープ心線1aは自重等の影響を受けると、所
定の傾きが維持されず、下段の多心光ファイバテープ心
線1b上に平行に重なり、言い換えると、整列基板11
面に平行になり、光ファイバ素線2aのV溝13への挿
入方向とは異なった方向を向いてしまうことがあった。
そうすると、光ファイバ素線2aを強制的に上側より固
定基板12で押さえて曲げ、整列基板11との間に挟み
込む際に、固定基板12の角部12a付近で光ファイバ
素線2aに揃断力が働き、光ファイバ素線2aに割れや
断線等の損傷が発生する恐れがあった。
【0004】本発明の課題は、整列基板に光ファイバ素
線を固定する際に、光ファイバ素線に割れ等の損傷が発
生しにくい光ファイバアレイを提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決すべくなされたもので、先端部の光ファイバ素線を露
出した複数の光ファイバ心線と、先端部に前記複数の光
ファイバ素線整列溝を有し、基部に光ファイバ心線を前
記溝方向に向けてガイドするとともに該光ファイバ心線
を保持するガイド部が設けられた整列基板と、該整列基
板に設けた溝に光ファイバ素線を保持する固定基板とか
らなる光ファイバアレイである。
【0006】上述のような構造の光ファイバアレイで
は、多数の光ファイバ心線が重ねられ、または多重の多
心光ファイバテープ心線であっても、光ファイバ素線が
溝への挿入方向に向くように、ガイド部で固定すること
ができるので、整列基板の溝に光ファイバ素線を固定基
板で固定する際に、光ファイバ素線に割れ等の損傷が発
生するのを防ぐことができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を詳細に説明する。図1は多心光ファイバテー
プ心線を用いた本発明にかかる光ファイバアレイの一実
施形態を構成するガイド部21を示し、図1(a)はそ
の斜視図、図1(b)はその多心光ファイバテープ心線
出口側の正面図、図1(c)は図1(a)のX−X断面
図である。また、図2は前記ガイド部21を備えた光フ
ァイバアレイの斜視図である。なお、図2は、図6に関
して説明した部分と同部分は同符号で指示してある。
【0008】ガイド部21には、図1(a)に示すよう
に、上段ガイド穴22と下段ガイド穴23が形成されて
いる。これら上段ガイド穴22と下段ガイド穴23は、
図1(b)に示すように、上下段の光ファイバ素線2
a、2bが交互に所定のピッチP(例えば125μm)
で整列するように、光ファイバ素線2a、2bの整列ピ
ッチP分だけ幅方向に相対的にずれて位置している。ま
た、上段ガイド穴22は、図1(c)に示すように、光
ファイバ素線2aを整列基板11のV溝13へ装着する
方向に保持するために、その軸が整列基板11面に対し
て角度θ、傾くように設けられている。ガイド部21の
材質は、多心光ファイバテープ心線1a、1bを固定す
るためには弾性体であることが好ましいが、樹脂、ガラ
ス、セラミックスでもよい。
【0009】次に、図2に示した本実施形態の組み立て
工程について、図3(a)〜(f)を用いて説明する。
その工程は以下の通りである。即ち、 1)先ず、光ファイバ素線を整列させるための溝13を
先端部に形成した整列基板11の基部に、前述のガイド
部21を装着する(図3(a))。ガイド部21を整列
基板11に装着する際、接着剤等を用いて接着固定する
方法があるが、その他に溶着、溶接、爪などによる機械
的嵌合の方法を用いてもよい。また、整列基板11とガ
イド部21を一体型で樹脂やガラスによって成形しても
よい。なお、整列基板11にはガイド部21装着用の段
差11aが形成されているが、この段差11aは必ずし
も必要ではない。 2)次に、上段ガイド穴22及び下段ガイド穴23に多
心光ファイバテープ心線1a、1bを挿入させてゆき、
整列基板11に形成された所定のV溝13に光ファイバ
素線2a、2bを交互に並列するように装着する(図3
(b)、(c))。なお、下段のガイド穴23は整列基
板11に平行になっているが、上段のガイド穴22と同
様に、ガイド入り口側からガイド出口側に向かって下が
るように傾斜させた形状にしてもよい。 3)次に、固定基板12をV溝13に装着された光ファ
イバ素線2a、2b上に被せ、光ファイバ素線2a、2
bを整列基板11とで挟み、固定する(図3(d))。 4)次に、固定基板角部12a付近に接着剤31を塗布
し、整列基板11、固定基板12及び多心光ファイバ素
線2a、2bを接着固定する。また、ガイド穴22、2
3の両側に接着剤32を塗布し、ガイド部21と多心光
ファイバテープ心線1a、1bを接着固定する(図3
(e)。
【0010】本実施形態では、ガイド部21が安定した
状態で多心光ファイバテープ心線1a、1bをV溝13
の方向に向けて固定できるため、光ファイバ素線2a、
2bに損傷が発生する恐れが少なく、光伝送に優れた光
ファイバアレイを得ることができる。
【0011】図4は他の実施形態のガイド部41の斜視
図である。このガイド部41は、上段に多心光ファイバ
テープ心線の断面形状に合わせた、上方に開いた長U字
形状のガイド溝42が形成され、下段にガイド穴43が
形成されている。このような形状にすることによって、
上段への多心光ファイバテープ心線の装着が容易にな
る。
【0012】なお、上記実施形態において、ガイド部の
溝または穴形状は光ファイバテープ心線の断面形状に合
わせた形状(両側部にRが付いている)になっている
が、方形の形状でもかまわない。上記実施形態では、上
下に重ねられた2本の光ファイバテープ心線をガイドす
るガイド部を設けたが、多心光ファイバテープ心線は2
本に限定されることはない。また、複数の光ファイバ心
線を単線のまま(テープ状にまとめないで)ガイド部に
保持するには、単線に合った形状にすればよい。さら
に、本発明は2本以上の光ファイバテープ心線からなる
場合に最も有効であるが、1本の多心光ファイバテープ
心線からなる場合でも、ガイド部を設けると、多心光フ
ァイバテープ心線を安定に固定できるため、光ファイバ
素線への損傷が少なく、光伝送に優れた光ファイバアレ
イを得ることができることは言うまでもない。
【0013】
【発明の効果】本発明によれば、整列基板に光ファイバ
心線の先端部の露出した光ファイバ素線を固定する際
に、光ファイバ素線に割れ等の損傷が発生するのを防ぐ
ことができるという優れた効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)〜(c)はそれぞれ、本発明にかかる光
ファイバアレイの一実施形態を構成するガイド部の斜視
図、その多心光ファイバテープ心線出口側の正面図、
(a)のX−X断面図である。
【図2】図1に示したガイド部を備えた光ファイバアレ
イの斜視図である。
【図3】(a)〜(e)は、図2に示した光ファイバア
レイの組み立て工程の説明図である。
【図4】他の実施形態のガイド部の斜視図である。
【図5】従来の光ファイバアレイの斜視図である。
【図6】従来の他の光ファイバアレイの斜視図である。
【図7】図6に示した光ファイバアレイの断面説明図で
ある。
【図8】図6、7に示した光ファイバアレイの問題点の
説明図である。
【符号の説明】
1、1a、1b 多心光ファイバテープ心
線 2、2a、2b 光ファイバ素線 11 整列基板 11a 段差部 12 固定基板 12a 角部 13 V溝 21、41 ガイド部 22、23、43 ガイド穴 31、32 接着剤 42 ガイド溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 先端部の光ファイバ素線を露出した複数
    の光ファイバ心線と、先端部に前記複数の光ファイバ素
    線整列溝を有し、基部に光ファイバ心線を前記溝方向に
    向けてガイドするとともに該光ファイバ心線を保持する
    ガイド部が設けられた整列基板と、該整列基板に設けた
    溝に光ファイバ素線を保持する固定基板とからなる光フ
    ァイバアレイ。
JP27106897A 1997-10-03 1997-10-03 光ファイバアレイ Pending JPH11109162A (ja)

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JP27106897A JPH11109162A (ja) 1997-10-03 1997-10-03 光ファイバアレイ

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100458874B1 (ko) * 2000-12-28 2004-12-03 니혼 고꾸 덴시 고교 가부시끼가이샤 광섬유 단면의 용이한 연마가 가능한 광커넥터 및 광섬유단면의 가공방법
CN103345026A (zh) * 2013-07-18 2013-10-09 湖南师范大学 无槽式阵列光纤及制造方法
US10094980B2 (en) * 2016-01-12 2018-10-09 King Saud University Three-dimensional space-division Y-splitter for multicore optical fibers

Cited By (4)

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CN103345026B (zh) * 2013-07-18 2015-09-23 湖南师范大学 无槽式阵列光纤及制造方法
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