JP2000081528A - 光ファイバアレイの製造方法 - Google Patents

光ファイバアレイの製造方法

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JP2000081528A JP10249974A JP24997498A JP2000081528A JP 2000081528 A JP2000081528 A JP 2000081528A JP 10249974 A JP10249974 A JP 10249974A JP 24997498 A JP24997498 A JP 24997498A JP 2000081528 A JP2000081528 A JP 2000081528A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光ファイバ心線の被覆を除去した裸ファイバ
を確実にV溝基板に整列させることができる光ファイバ
アレイの製造方法を提供する。 【解決手段】 位置決めガイド1にはV溝が設けられ、
1つおきにガイドピン2が配置されている。このガイド
ピン2をガイドとして、第1のテープ状光ファイバ心線
の裸ファイバ3が位置決めされ(A)、裸ファイバ3が
整列される(B)。ついで、ガイドピン2が除去され、
裸ファイバ4が位置決めされる。裸ファイバ4の位置決
めには、裸ファイバ3がガイドピンと同様の作用を果た
す(C)。このようにして、裸ファイバ4が整列される
(D)。整列された状態で、裸ファイバはV溝基板のV
溝に整列される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光導波路等の光デ
バイスに光ファイバを接続するために用いられる光ファ
イバアレイ、特に、V溝基板上に裸ファイバを固定した
光ファイバアレイの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光導波路等の光デバイスに光ファイバを
接続する技術において、光ファイバアレイを用いて接続
する方法が知られている。図5は、テープ状光ファイバ
心線の光ファイバにより光ファイバアレイを構成して、
導波路とを接続した一例を説明するためのものであり、
図5(A)は側面図、図5(B)は平面図である。な
お、内部を見易くするために、細線で図示した。図中、
11,11’は光ファイバコネクタ、12.12’は8
心のテープ状光ファイバ心線、13は導波路チップ、1
4は導波路である。導波路チップ13の両端面は、8゜
の傾斜角度に研磨され、両側から調心されて光ファイバ
コネクタ11,11’が接着される。導波路チップ13
には、導波路14で4組のカプラが形成されており、両
側の8つのポートがそれぞれ両側の光ファイバコネクタ
11,11’のテープ状光ファイバ心線12,12’に
結合されており、合波・分波を行なう。
【0003】このような光ファイバアレイにおいて、高
密度化が要求されている。1994年電子情報通信学会
春季大会、4−332頁 小口他、C−335の論文、
1997年電子情報通信学会総合大会、第200頁 高
木他、C−3−15の論文や特開平9−230158号
公報に開示された光ファイバアレイは、テープ状光ファ
イバ心線を1/2ピッチずらせて2本重ね、上下のテー
プ状光ファイバ心線からの裸ファイバを交互にV溝に配
置して高密度化を図った技術が開示されている。
【0004】2本のテープ状光ファイバ心線を1/2ピ
ッチずらせて重ねて、V溝に配置した光ファイバアレイ
の一例を図6の斜視図に示す。図中、15,16はテー
プ状光ファイバ心線、17はV溝基板、17aは凸状
部、18は押圧部材である。2本のテープ状光ファイバ
心線15,16の先端部の被覆を除去して裸ファイバを
露出させ、テープ状光ファイバ心線内における光ファイ
バのピッチの1/2ピッチだけずらせて重ね、裸ファイ
バを交互に並ぶようにしてV溝基板17に配置し、押圧
部材18で押圧し、接着剤で固定する。この光ファイバ
アレイでは、V溝基板17は、両側に凸状部17aが設
けられ、裸ファイバを位置決めしやすくしている。接着
後、端面は、例えば8゜の角度となるように斜めに研磨
される。
【0005】図7は、図6の光ファイバアレイの2個分
を並列させたものである。図中、図6と同様の部分には
同じ符号を付して説明を省略する。この例では、並べて
配置した2本のテープ状光ファイバ心線16の上に、同
様に並べた2本のテープ状光ファイバ心線15を重ねた
ものであり、図6のテープ状光ファイバ心線の2組を並
列させたものといえる。上記の1997年電子情報通信
学会総合大会、第200頁 高木他、C−3−15の論
文には、この構造の光ファイバアレイが図示されてい
る。
【0006】かかる光ファイバアレイの技術において
は、裸ファイバを整列させて、所定のV溝にセットする
作業が困難な作業である。特に、2本のテープ状光ファ
イバ心線を重ねた高密度の光ファイバアレイの場合で
は、被覆が除去されて露出したガラス部である裸ファイ
バの外径を例えば125μmとすると、V溝のピッチは
125μmとなり、V溝は浅くなる。上下のテープ状光
ファイバ心線から突き出している裸ファイバを互い違い
に整列させる場合、通常は、先端の被覆を除去して裸フ
ァイバを露出させ、これをコネクタ基板に固定するが、
先端部の裸ファイバは拡がる場合が多く、所定の位置に
セットすることが困難で、作業性が悪いため、組立に時
間がかかるという問題がある。すなわち、 光ファイバの実装密度向上のため、光ファイバと光フ
ァイバを近付ける作業が必要となる。この作業では、僅
かなテープファイバの偏肉、テープ被覆除去後の裸ファ
イバの配列のズレ、裸ファイバ間に生じる静電気力等に
よる裸ファイバの配列のバラツキ等がアレイ組立の際に
問題となる。その結果、被覆を除去したファイバの先端
が不揃いになったり、テープ状光ファイバ心線内のファ
イバ位置が偏心していたりすることによって上下のテー
プ状光ファイバ心線の裸ファイバを交互に取り付けるこ
とが困難である。 V溝などのファイバ固定溝に一方のテープ状光ファイ
バ心線の裸ファイバをセットした後、その間に他方のテ
ープ状光ファイバ心線の裸ファイバをさらにセットする
必要があるため、上記に挙げたような問題から上手く
ファイバがセットできない。そのため、自動化に必要と
なる光ファイバの取り扱い機構の精度が数μm以下の精
度を必要とし、自動化のための機構が高価となってしま
う。 裸ファイバと裸ファイバが非常に近づいているため、
裸ファイバのセット状態を視認することも難しく、また
視認できたところでそれを修正することも困難である。
したがって、裸ファイバをV溝に挿入して組み立てる際
に、光ファイバの芯番違いをセンシングする必要もあ
り、検査費がコスト低減の障害となる。
【0007】このように、裸ファイバをV溝に整列させ
ることが困難であるが、光ファイバアレイの組立技術に
関しては適当な方法は開発されていない。なお、裸ファ
イバの整列に関しては、特開昭63−163406号公
報に、凹部を持つ光ファイバ整列部材を使った例が記載
されているが、裸ファイバをV溝に整列させる技術では
ない。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上述した事
情に鑑みてなされたもので、テープ状光ファイバ心線の
被覆を除去した裸ファイバを確実にV溝基板に整列させ
ることができる光ファイバアレイの製造方法を提供する
ことを目的とするものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、複数本の光ファイバを共通被覆によりテープ状に一
体化したテープ状光ファイバ心線を重ね、前記テープ状
光ファイバ心線の裸ファイバをV溝基板上に配列固定し
た光ファイバアレイの製造方法であって、前記テープ状
光ファイバ心線の先端の被覆を除去し複数の裸ファイバ
を露出させ、第1のテープ状光ファイバ心線の先端の裸
ファイバを前記V溝基板のV溝のピッチの2倍のピッチ
に位置決めする位置決めガイドで整列させた後、前記第
1のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバと第2
のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバとが交互
に並ぶように前記V溝基板に配列させ、固定することを
特徴とするものである。
【0010】請求項2に記載の発明は、複数本の光ファ
イバを共通被覆によりテープ状に一体化したテープ状光
ファイバ心線を重ね、前記テープ状光ファイバ心線の裸
ファイバをV溝基板上に配列固定した光ファイバアレイ
の製造方法であって、前記テープ状光ファイバ心線の先
端の被覆を除去し複数の裸ファイバを露出させ、第1の
テープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバをV溝基板
のV溝のピッチの2倍のピッチに位置決めする位置決め
ガイドで整列させた後、第2のテープ状光ファイバ心線
の先端の裸ファイバを前記第1のテープ状光ファイバ心
線の先端の裸ファイバと交互に並ぶように前記位置決め
ガイド上で整列させて前記V溝基板に配列し、固定する
ことを特徴とするものである。
【0011】請求項3に記載の発明は、複数本の光ファ
イバを共通被覆によりテープ状に一体化したテープ状光
ファイバ心線を重ね、前記テープ状光ファイバ心線の裸
ファイバをV溝基板上に配列固定した光ファイバアレイ
の製造方法であって、前記テープ状光ファイバ心線の先
端の被覆を除去し複数の裸ファイバを露出させ、第1の
テープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバをV溝基板
のV溝のピッチの2倍のピッチに位置決めする位置決め
ガイドで整列させて前記V溝基板に配列し、前記位置決
めガイドを除去し、ついで、第2のテープ状光ファイバ
心線の先端の裸ファイバを前記第1のテープ状光ファイ
バ心線の先端の裸ファイバと交互に並ぶように配列し、
固定することを特徴とするものである。
【0012】
【発明の実施の形態】図1は、本発明の光ファイバアレ
イの製造方法の実施の形態を説明するための工程図であ
る。図中、1は位置決めガイド、2はガイドピン、3,
4は裸ファイバであり、裸ファイバ3は、第1のテープ
状光ファイバ心線の先端の裸ファイバであり、裸ファイ
バ4は、第2のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファ
イバである。なお、裸ファイバ3と4との区別を見易く
するために、裸ファイバ4には、×印を付記した。
【0013】位置決めガイド1には、裸ファイバを位置
決めして整列させるためのV溝が設けられている。V溝
のピッチは、裸ファイバを固定して光ファイバアレイを
構成するためのV溝基板におけるV溝のピッチと同じで
ある。この位置決めガイド1を用いて裸ファイバ3,4
を整列させる方法について説明する。
【0014】図1(A)に示すように、位置決めガイド
1には、裸ファイバ4を位置決めすべきV溝には、あら
かじめガイドピン2を配置しておく。ガイドピン2は、
超硬工具鋼で作成され、裸ファイバをほぼ等しい外径の
ワイヤ状のものであり、位置決めガイド1のV溝に1つ
おきに配置される。ガイドピン2として、別に用意した
裸ファイバを用いてもよい。また、ガイドピン2は、裸
ファイバ3の整列に邪魔とならない連結材によって連結
させておくのがよい。ガイドピン2の配置によって、裸
ファイバを配置するV溝のピッチは、V溝基板のV溝の
ピッチの2倍となる。したがって、テープ状光ファイバ
心線の光ファイバの配列ピッチと同じとなる。第1工程
は、このガイドピン2をガイドとして、第1のテープ状
光ファイバ心線の裸ファイバ3が位置決めされる。図1
(B)は、裸ファイバ3が整列された状態である。
【0015】第2工程は、ガイドピン2を除去する工程
である。ガイドピン2の除去により、図1(C)に示す
ように、第2のテープ状光ファイバ心線の裸ファイバ4
を位置決めすべきV溝が現れる。裸ファイバ3が位置決
めされた状態で、ガイドピンを除去する前、または、ガ
イドピンを除去した後に、裸ファイバ3を位置決めガイ
ド1に固定しておくのがよい。固定方法は、押圧部材を
用いたり、粘着性物質を塗布する方法など、適当な方法
を採用できるが、この固定により、次の工程での裸ファ
イバ4の位置決めに影響を及ぼさないようにするのがよ
い。裸ファイバ4の長さを裸ファイバ3の長さより短く
して、裸ファイバ4の整列位置で、裸ファイバ3を固定
した部分に裸ファイバ4の先端が到達しないようにする
のも1つの方法である。
【0016】第3工程では、裸ファイバ4を位置決めす
るが、裸ファイバ4を整列させるV溝の両側には裸ファ
イバ3が整列されており、この裸ファイバ3がガイドピ
ンと同様の作用を果たし、裸ファイバ4の位置決めが容
易となる。図1(D)は、裸ファイバ4が整列された状
態であり、この状態で裸ファイバ3,4が互い違いに組
み合わさるように整列される。
【0017】整列された裸ファイバ3,4に対して、図
示しない押圧部材等により裸ファイバ3,4をV溝上に
保持させておくのがよく、この状態で、V溝基板1と裸
ファイバを相対的に移動させて、裸ファイバをV溝基板
のV溝に載せ、図示しない押圧部材を用いて押圧した状
態でV溝の裸ファイバを押し付けて接着するなど、適宜
の方法で裸ファイバ3,4をV溝基板に固定して、光フ
ァイバアレイを構成できる。
【0018】V溝基板と裸ファイバとを相対的に移動さ
せるには、V溝基板を上昇させてもよく、あるいは、2
本のテープ状光ファイバ心線を把持する把持部材と位置
決めガイド1とを一体的にする基材に取り付けて、この
基材を下降させるようにしてもよい。
【0019】また、裸ファイバを整列させた後にV溝基
板に裸ファイバを載置させることに限られず、V溝基板
のV溝の中心軸と位置決めガイド1のV溝の中心軸とが
合致するように、V溝基板の前方に位置決めガイド1を
設置し、位置決めガイド1により整列された裸ファイバ
が、整列された状態でV溝基板のV溝に同時に載置され
るようにしてもよい。
【0020】図2は、図1で説明した位置決めガイド1
の構成例の説明図である。図中、1は位置決めガイド、
1aはV溝、1bはガイド孔である。この位置決めガイ
ド1は、図2(A)に示すように、V溝の長手方向の一
部を覆い、V溝1aに対応させてガイド孔1bを設けた
ものである。ガイド孔1bの孔径は、裸ファイバの外径
より大きくし、裸ファイバを挿入しやすくするのがよ
い。
【0021】この位置決めガイド1には、図2(B)に
示すように、あらかじめガイドピン2を1つおきのガイ
ド孔に挿入しておく。それにより第1のテープ状光ファ
イバ心線の裸ファイバをガイド孔を貫通させるようにし
て位置決めすることができる。ガイドピン2は引き抜け
るように配置されているから、これを引き抜くことによ
り、第2のテープ状光ファイバ心線の裸ファイバを位置
決めすることができる。
【0022】図3は、図2の位置決めガイドを用いて、
裸ファイバをV溝基板に載置する方法を説明する。図
中、1は位置決めガイド、3,4は裸ファイバ、5はV
溝基板、6,7はテープ状光ファイバ心線である。図3
(A)は、第1のテープ状光ファイバ心線6の裸ファイ
バ3の位置決め工程である。位置決めガイド1には、図
2(B)で説明したように、ガイドピンが配置されてい
る。裸ファイバ3が位置決めガイド1に整列された状態
で、裸ファイバ3はV溝基板5の所定のV溝に位置され
る。図3(B)は、第2のテープ状光ファイバ心線7の
裸ファイバ4の位置決め工程である。この工程では、位
置決めガイド1のガイドピンは除かれ、裸ファイバ3が
ガイドピンの役目を果たすことは上述したとおりであ
る。裸ファイバ4も位置決めガイド1に整列された状態
でV溝基板5の所定のV溝に位置される。
【0023】図4は、本発明の光ファイバアレイの製造
方法の他の実施の形態を説明するための工程図である。
図中、図3と同様の部分には同じ符号を付して説明を省
略する。しかし、位置決めガイド1は、図2で説明した
位置決めガイドに限られるものではなく、V溝基板5の
V溝のピッチの2倍のピッチに位置決めできればよいも
のである。
【0024】図4(A)は、第1のテープ状光ファイバ
心線6の裸ファイバ3の位置決め工程である。位置決め
ガイド1により、裸ファイバ3が位置決めされ、位置決
めガイド1に整列された状態で、V溝基板5の所定のV
溝に位置される。図4(B)は、位置決めガイドの除去
工程である。裸ファイバ3がV溝基板5に配列された状
態で位置決めガイドが外される。図4(C)は、第2の
テープ状光ファイバ心線7の裸ファイバ4の配列工程で
ある。この工程では、V溝基板5に配列された裸ファイ
バ3をガイドとして、裸ファイバ4を直接V溝基板5上
で位置決めする。すなわち、裸ファイバ4の先端をV溝
基板5上に配列された裸ファイバ3の間のV溝に押し付
けるようにして前方に滑らせてV溝に配列させることが
できる。
【0025】なお、上述した実施の形態では、2本のテ
ープ状光ファイバ心線を用いて光ファイバアレイを製造
する方法について説明したが、本発明は、これに限られ
るものではない。図7に示すように、上下に重ねたテー
プ状光ファイバ心線の組を並列させて4本のテープ状光
ファイバ心線を用いて光ファイバアレイを製造してもよ
く、さらに、並列させる組数を増やしてもよい。
【0026】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
によれば、位置決めガイドを設けることによって、裸フ
ァイバの位置の不揃いが修正され、再現性良くファイバ
を固定用溝に整列させることができる。また、光ファイ
バを指定の固定溝位置に芯番違いを発生させることなく
固定することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光ファイバアレイの製造方法の実施の
形態を説明するための工程図である。
【図2】図1で説明した位置決めガイドの構成例の説明
図である。
【図3】図2の位置決めガイドを用いて、裸ファイバを
V溝基板に載置する方法の説明図である。
【図4】本発明の光ファイバアレイの製造方法の他の実
施の形態を説明するための工程図である。
【図5】光ファイバアレイを導波路と接続した一例の説
明図である。
【図6】2本のテープ状光ファイバ心線を重ねて用いた
光ファイバアレイの一例の斜視図である。
【図7】図6の光ファイバアレイの2個分を並列させた
構造の光ファイバアレイの一例の斜視図である。
【符号の説明】
1…位置決めガイド、1a…V溝、1b…ガイド孔、2
…ガイドピン、3,4…裸ファイバ、5…V溝基板、
6,7…テープ状光ファイバ心線。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石田 英敏 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 (72)発明者 須永 圭 神奈川県横浜市栄区田谷町1番地 住友電 気工業株式会社横浜製作所内 Fターム(参考) 2H036 BA02 CA03 CA06

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光ファイバを共通被覆によりテ
    ープ状に一体化したテープ状光ファイバ心線を重ね、前
    記テープ状光ファイバ心線の裸ファイバをV溝基板上に
    配列固定した光ファイバアレイの製造方法であって、前
    記テープ状光ファイバ心線の先端の被覆を除去し複数の
    裸ファイバを露出させ、第1のテープ状光ファイバ心線
    の先端の裸ファイバを前記V溝基板のV溝のピッチの2
    倍のピッチに位置決めする位置決めガイドで整列させた
    後、前記第1のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファ
    イバと第2のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイ
    バとが交互に並ぶように前記V溝基板に配列させ、固定
    することを特徴とする光ファイバアレイの製造方法。
  2. 【請求項2】 複数本の光ファイバを共通被覆によりテ
    ープ状に一体化したテープ状光ファイバ心線を重ね、前
    記テープ状光ファイバ心線の裸ファイバをV溝基板上に
    配列固定した光ファイバアレイの製造方法であって、前
    記テープ状光ファイバ心線の先端の被覆を除去し複数の
    裸ファイバを露出させ、第1のテープ状光ファイバ心線
    の先端の裸ファイバをV溝基板のV溝のピッチの2倍の
    ピッチに位置決めする位置決めガイドで整列させた後、
    第2のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバを前
    記第1のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバと
    交互に並ぶように前記位置決めガイド上で整列させて前
    記V溝基板に配列し、固定することを特徴とする光ファ
    イバアレイの製造方法。
  3. 【請求項3】 複数本の光ファイバを共通被覆によりテ
    ープ状に一体化したテープ状光ファイバ心線を重ね、前
    記テープ状光ファイバ心線の裸ファイバをV溝基板上に
    配列固定した光ファイバアレイの製造方法であって、前
    記テープ状光ファイバ心線の先端の被覆を除去し複数の
    裸ファイバを露出させ、第1のテープ状光ファイバ心線
    の先端の裸ファイバをV溝基板のV溝のピッチの2倍の
    ピッチに位置決めする位置決めガイドで整列させて前記
    V溝基板に配列し、前記位置決めガイドを除去し、つい
    で、第2のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイバ
    を前記第1のテープ状光ファイバ心線の先端の裸ファイ
    バと交互に並ぶように配列し、固定することを特徴とす
    る光ファイバアレイの製造方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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