JPH095576A - 多心光伝送体端末部 - Google Patents

多心光伝送体端末部

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JPH095576A
JPH095576A JP14981595A JP14981595A JPH095576A JP H095576 A JPH095576 A JP H095576A JP 14981595 A JP14981595 A JP 14981595A JP 14981595 A JP14981595 A JP 14981595A JP H095576 A JPH095576 A JP H095576A
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JP
Japan
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optical
fiber
substrate
optical transmission
transmission body
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Application number
JP14981595A
Other languages
English (en)
Inventor
Atsushi Shinozaki
敦 篠崎
Takashi Shigematsu
孝 繁松
Hiroyuki Yamada
浩之 山田
Kenji Suzuki
健司 鈴木
Shinji Nagasawa
真二 長沢
Mitsuru Kihara
満 木原
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
Original Assignee
Furukawa Electric Co Ltd
Nippon Telegraph and Telephone Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の光ファイバや複数の光導波路等を有し
た多心光伝送体の接続においても接続損失が増大するこ
とのない多心光伝送体端末部を提供する。 【構成】 複数本の光伝送体が平行に配置されてそれら
の端末が一括して固定部材に固定され、固定部材に固定
された複数本の光伝送体の端面はそれらの光路の軸心を
結ぶ線分が接続対象光部品の接続端面における光路の軸
心を結ぶ曲線となるように固定部材に配置されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は光ファイバや光導波路等
の光伝送体の端末部に関するもので、特に複数の光ファ
イバや複数の光導波路等を有した多心光伝送体の端末部
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】光伝送体を構成するものの一つに光導波
路部品がある。この光導波路部品は図3に示すように、
導波路基板41およびその導波路基板41上に配置され
たカバー45等を有したものとなっている。導波路基板
41には複数のコア43が形成されており、他の光伝送
体の端末部との接続端面となる導波路基板端末部44に
複数のコア43が所定の位置、所定の間隔で露出した状
態に配置されている。上記の導波路基板41からなる光
導波路部品40に接続されるものとして同じく図3に示
す光ファイバ端末60がある。この光ファイバ端末60
は複数の光ファイバ61と基板62から成り、基板62
には光ファイバ61の端末を保持するV溝63が一直線
上に所定間隔にて配置されている。このV溝63に複数
の光ファイバ61が所定本数セットされて接着剤で固着
されてカバー64により固定されている。
【0003】上記の導波路基板41からなる光導波路部
品40と光ファイバ端末60との接続は図3に示すよう
に、基板62に複数本平行に配置されたV溝63にそれ
ぞれ光ファイバ61を直線配列し固定した光ファイバ端
末60と導波路基板41のコア43とを対向して突き合
わせ、光学的接続を達成するための調心を行った後で両
端末を接着し、固定している。また、光伝送体を構成す
る光ファイバ同志の接続は多心光コネクタを用いるのが
一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】導波路基板41からな
る光導波路部品40は、例えばSi基板41にコア43
及びこれを覆うクラッドが積層されたものである。とこ
ろでこのSi基板41とコア43及びクラッドを形成す
る各材料は異種材であるため線膨張率に違いがある。そ
の結果、この線膨張係数の違いにより光導波路部品にし
ばしば反りがでる。このため、Si基板41上のコア4
3は接続端面ではそのコア43の軸心を結ぶ線分が曲線
となってしまっていることが多い。従って、図3に示す
ように、複数本のV溝が端面において直線状に形成され
た基板に光ファイバを直線配列し固定した光ファイバ端
末60と導波路基板からなる光導波路部品40との接続
では、コアと光ファイバを同軸状に接続できないため、
接続損失が大きくなり問題となっていた。
【0005】本発明は上記の課題を解決し、複数の光フ
ァイバや複数の光導波路等を有した多心光伝送体の接続
において接続損失が増大することのない多心光伝送体の
端末部を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の課題を解
決するために以下のような手段を有している。
【0007】本発明のうち請求項1の多心光伝送体端末
部は、複数本の光伝送体が平行に配置されてそれらの端
末が一括して固定部材に固定された多心光伝送体の端末
部であって、前記固定部材に固定された前記複数本の光
伝送体の端面はそれらの光路の軸心を結ぶ線分が所定の
曲線となるように前記固定部材に配置されていて、しか
もこの曲線が接続対象光部品の光伝送体の端面の光路の
軸心を結ぶ曲線と同一であることを特徴とする。
【0008】本発明のうち請求項2の多心光伝送体端末
部は、光伝送体が光ファイバであり、固定部材がV溝を
有する基板であることを特徴とする。
【0009】本発明のうち請求項3の多心光伝送体端末
部は、光伝送体が石英または半導体の光導波路であるこ
とを特徴とする。
【0010】
【作用】本発明の多心光伝送体端末部によれば、複数本
の光伝送体が平行に配置されてそれらの端末が一括して
固定部材に固定され、固定部材に固定された複数本の光
伝送体の端面はそれらの光路の軸心を結ぶ線分が所定の
曲線となるように固定部材に配置されているので、光路
の軸心を結ぶ線分の曲線が接続対象光部品の光伝送体の
端面の光路の軸心を結ぶ曲線と同一となり、各光伝送体
はその軸心が接続する相手の各光伝送体と一致する。従
って、それら各光伝送体の接続は良好となり接続損失を
均一とすることができる。
【0011】
【実施例】以下に本発明を実施例により詳細に説明す
る。図1は本発明の多心光伝送体端末部の一実施例であ
る。1は光ファイバ固定部材で、2は光ファイバ固定部
材1の基板である。基板2の上面にはV溝3が複数本平
行に所定の一定間隔で配置されている。本実施例ではV
溝3は6本形成されていて、6本のV溝3のうち両側に
位置するものが一番深く形成され、中央に行くほどその
の深さが浅くなる。4は光ファイバ固定蓋体で、基板2
のV溝3に装着された光ファイバ5の端部を上から押え
つけ固定するものである。光ファイバ固定蓋体4の下面
には基板2のV溝3に対応して光ファイバ5を堅固に固
定するための突条6やV溝7が設けられている。本実施
例にあっては、光ファイバ固定蓋体4の下面の両側には
突条6が、突条6の内側にはV溝7が設けられている。
光ファイバ固定蓋体4の中央に位置するV溝7ほどその
深さが深くなっている。尚、これら各V溝7の深さは、
接続相手である、例えばそりを生じている導波路基板の
各コアの位置を正確に測定し、これに合わせて決める。
【0012】上記のように構成された光ファイバ固定部
材1に多心光ファイバ心線8の端末を固定するには、先
ず多心光ファイバ心線8の端部の被覆9を所定長剥離し
て光ファイバ5を露出させる。露出した光ファイバ5を
それぞれの並び順に従い光ファイバ固定部材1の基板2
のV溝3に装着して、接着剤を塗布した後光ファイバ固
定蓋体4を被せて各光ファイバ5を光ファイバ固定部材
1に一括して固着する。その後光ファイバ固定部材1に
固着された光ファイバ5の接続端面側を光ファイバ固定
部材1と共に研磨することによって多心光伝送体の端末
部は形成される。
【0013】この多心光伝送体端末部は光ファイバ固定
部材1の基板2のV溝4の深さが両側に位置するものほ
ど浅く中央に行くほど深くなっているので、結果的に光
ファイバ5の端面はそれらのコア5Aの軸心を結ぶ線分
が所定の曲線となるように配置されていることになる。
【0014】上記の多心光伝送体端末部は、例えば図2
に示すような導波路基板からなる光導波路部品20と最
適な接続が達成される。図2において、導波路基板から
なる光導波路部品20は、例えばSi基板21にコア2
2及びコア22を埋設するようにクラッド23が積層さ
れたものである。このSi基板21とコア22及びクラ
ッド23を形成する各材料は異種材であるため線膨張率
の違いにより図2のように、通常上に凸面になるように
反りがでる。25は導波路層24の保護を兼ねた接続用
の蓋体である。この光導波路部品20の反り量は計算に
より或いは実測することにより容易に判る。その結果光
導波路部品20の端面のコア22の軸心を結ぶ曲線の曲
率半径も容易に求めることができる。
【0015】そこで、前記光導波路部品20と接続する
前記多心光伝送体の端末部の光ファイバ5の端面のコア
の軸心を結ぶ線分が光導波路部品20の端面のコア22
の軸心を結ぶ線分の曲線の曲率半径と同一となるよう
に、予め光ファイバ固定部材1の基板2のV溝4の深さ
を形成する。上記のような手順で形成された図1に示す
多心光伝送体の端末部であれば、必然的に端末部の光フ
ァイバ5の端面のコア5Aと光導波路部品20の端面の
コア22とは、その軸心が全てが一致することになる。
【0016】
【発明の効果】以上述べたように、本発明の多心光伝送
体端末部によれば、複数本の光伝送体が平行に配置され
てそれらの端末が一括して固定部材に固定され、固定部
材に固定された複数本の光伝送体の端面はそれらの光路
の軸心を結ぶ線分が接続対象の光部品の光伝送体の端面
の光路の軸心を結ぶ曲線と同一になるように固定部材に
配置されているので、各光伝送体はその軸心が接続する
相手の各光伝送体と一致する。従って、それら各光伝送
体の接続は良好となり接続損失を均一とすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】(イ)は本発明の多心光伝送体端末部の一実施
例を示す正面図、(ロ)は図(イ)のAーA線断面図で
ある。
【図2】光導波路部品の構成を示す斜視図である。
【図3】光導波路部品と多心光伝送体端末部の接続状態
を説明する斜視図である。
【符号の説明】
1 光ファイバ固定部材 2 基板 3 V溝 4 光ファイバ固定蓋体 5 光ファイバ 6 突条 7 V溝 8 光ファイバテープ心線 20 光導波路部品 21 基板 22 コア 23 クラッド 24 導波路層
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 山田 浩之 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 鈴木 健司 東京都千代田区丸の内2丁目6番1号 古 河電気工業株式会社内 (72)発明者 長沢 真二 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内 (72)発明者 木原 満 東京都千代田区内幸町1丁目1番6号 日 本電信電話株式会社内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数本の光伝送体が平行に配置されてそ
    れらの端末が一括して固定部材に固定された多心光伝送
    体の端末部であって、前記固定部材に固定された前記複
    数本の光伝送体の端面はそれらの光路の軸心を結ぶ線分
    が接続対象光部品の光伝送体の端面の光路の軸心を結ぶ
    曲線と同一であることを特徴とする多心光伝送体端末
    部。
  2. 【請求項2】 光伝送体が光ファイバであり、固定部材
    がV溝を有する基板であることを特徴とする請求項1記
    載の多心光伝送体端末部。
  3. 【請求項3】 光伝送体が石英または半導体の光導波路
    であることを特徴とする請求項1記載の多心光伝送体端
    末部。
JP14981595A 1995-06-16 1995-06-16 多心光伝送体端末部 Pending JPH095576A (ja)

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