JPH11230673A - 穀粒乾燥機 - Google Patents

穀粒乾燥機

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JPH11230673A
JPH11230673A JP3591798A JP3591798A JPH11230673A JP H11230673 A JPH11230673 A JP H11230673A JP 3591798 A JP3591798 A JP 3591798A JP 3591798 A JP3591798 A JP 3591798A JP H11230673 A JPH11230673 A JP H11230673A
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JP
Japan
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grain
region
drying
air
hot air
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Pending
Application number
JP3591798A
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English (en)
Inventor
Reiji Kojiyou
▲れい▼二 小條
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
Original Assignee
Iseki and Co Ltd
Iseki Agricultural Machinery Mfg Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 同じ穀粒処理量の穀粒乾燥機であっても、5
0ヘルツ地域用と60ヘルツ地域用の2種類あり、これ
を1種類にしようとするものである。 【解決手段】 バーナ3から発生する熱風と排風機15
で吸引する外気風とが混合した乾燥用熱風を穀粒乾燥室
8へ送風して乾燥する該排風機15、及び穀粒移送部等
を回転駆動する各モータ18,29等を50ヘルツ地域
と60ヘルツ地域とで使用可能とすると共に、該排風機
15の回転数、及び吸引する外気風量を60ヘルツ地域
は、50ヘルツ地域の略1.2倍に設定した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、穀粒乾燥室へバ
ーナから発生する熱風と排風機で吸引する外気風とが混
合した乾燥用熱風を送風する該排風機、及び穀粒移送部
等を回転駆動する各モータを50ヘルツ地域と60ヘル
ツ地域との両者で使用可能とすると共に、該排風機の回
転数、及び吸引する外気風量を該60ヘルツ地域は、該
50ヘルツ地域の略1.2倍に設定した穀粒乾燥機に関
する。
【0002】
【従来の技術】穀粒乾燥機の穀粒乾燥室内の穀粒は、バ
ーナから発生する熱風と排風機で吸引する外気風とが混
合した乾燥用熱風に晒して乾燥する。この穀粒乾燥機
の、例えば、排風機であると、この排風機は50ヘルツ
地域と60ヘルツ地域とでは、回転数、及び吸引する外
気風量が異なることにより、同じにするために、この排
風機を回転駆動するモータのプーリを50ヘルツ地域用
と60ヘルツ地域用とを設定し、同じ穀粒処理量の該乾
燥機であっても、50ヘルツ地域専用の該乾燥機と60
ヘルツ地域専用の該乾燥機との2種類を設定して、生
産、及び販売している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】同じ穀粒処理量の穀粒
乾燥機であっても、50ヘルツ地域用と60ヘルツ地域
用の2種類であり、このために、生産コスト、及び管理
コストが高くなっていたが、この発明により、これらを
解消しようとするものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】このために、この発明
は、穀粒を乾燥する穀粒乾燥室8へバーナ3から発生す
る熱風と排風機15で吸引する外気風とが混合した乾燥
用熱風を送風して乾燥する該排風機15及び穀粒移送部
等を回転駆動すべく設けた各モータ18,29等を50
ヘルツ地域と60ヘルツ地域との両者で使用可能とする
と共に、該排風機15の回転数及び吸引する外気風量を
該60ヘルツ地域は該50ヘルツ地域の略1.2倍とす
べく設定したことを特徴とする穀粒乾燥機の構成とす
る。
【0005】
【発明の作用】穀粒乾燥機の穀粒乾燥室8内の穀粒は、
バーナ3から発生する熱風と排風機15で吸引する外気
風とが混合した乾燥用熱風に晒して乾燥する。この穀粒
乾燥機は、排風機15、及び穀粒移送部等を回転駆動す
べく設けた各モータ18,29等を50ヘルツ地域と6
0ヘルツ地域との両者で使用可能として、例えば、該排
風機15であれば、回転数、及び外気風を吸引して送風
する外気風量を60ヘルツ地域は、50ヘルツ地域の略
1.2倍の回転数で略1.2倍の外気風量が、この排風
機15で吸引される。又、50ヘルツ地域は、60ヘル
ツ地域の略0.83倍の回転数で略0.83倍の外気風
量が、この排風機15で吸引される。
【0006】
【発明効果】穀粒乾燥機は、50ヘルツ地域と60ヘル
ツ地域とで兼用となり、このために、生産コスト、及び
管理コストを大幅に低減させることができる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。図例は、穀粒を乾燥する循環型で、
例えば、穀粒処理量5石〜16石(500〜1600k
g)程度の小型の穀粒乾燥機1に穀粒の水分を検出する
水分センサ2、及び熱風が発生するバーナ3等を装着し
た状態を示すものである。50ヘルツ地域用の穀粒処理
量は、5石〜13石(500〜1300kg)程度の処
理量の該乾燥機1とし、又、60ヘルツ地域用の穀粒処
理量は、5石〜16石(500〜1600kg)程度の
処理量の該乾燥機1である。
【0008】前記乾燥機1は、前後方向に長い長方形状
で機壁4上部には、移送螺旋を回転自在に内装した移送
樋5、及び天井板6を設け、この天井板6下側には穀粒
を貯留する穀粒貯留室7を形成した構成としている。穀
粒乾燥室8,8は、貯留室7下側において、左右両側の
排風室9,9と中央の送風室10との間に設け、これら
乾燥室8,8下部には、穀粒を繰出し流下させる繰出バ
ルブ11を夫々回転自在に軸支した構成としている。
【0009】集穀樋12は、移送螺旋を回転自在に軸支
し、各乾燥室8,8下側に設けて連通させている。前記
バーナ3は、バーナケース13に内装して設け、このバ
ーナケース13は、前側機壁4正面側において、送風室
10入口側に対応すべくこの前側機壁4外側面に着脱自
在に設け、又、乾燥機1、水分センサ2、及び該バーナ
3等を張込、乾燥、及び排出の各作業別に始動、及び停
止操作する操作装置14は、該前側機壁4外側面に着脱
自在に設けた構成としている。
【0010】排風機15は、後側機壁4で、左右の排風
室9,9に連通すべく設けた排風路室ケース16の中央
後部側の排風胴17に設け、又、この排風胴17の外周
部には、この排風機15を回転駆動する排風機モータ1
8を設け、この排風機モータ18の軸端部に設けたプー
リ18aと該排風機15軸端部に設けたプーリ15aと
には、ベルトを掛け渡した構成であり、50ヘルツ地域
と60ヘルツ地域との両者で、乾燥機1は使用可能な構
成であるが、この排風機15の回転数、及び吸引して送
風する外気風量は、60ヘルツ地域は50ヘルツ地域の
略1.2倍に設定した構成としている。又、50ヘルツ
地域は60ヘルツ地域の略0.83倍に設定した構成と
している。
【0011】前記排風機15の回転数、及び送風する外
気風量は、図3で示す如く設定した構成としている。バ
ルブモータ19は、繰出バルブ11,11を減速機構を
介して回転駆動させている。この繰出バルブ11,11
で繰出す穀粒量は、60ヘルツ地域は50ヘルツ地域の
略1.2倍の繰出量に設定した構成としている。
【0012】燃料ポンプ20は、燃料バルブを有して、
バーナケース13下板外側に設け、この燃料バルブの開
閉により、この燃料ポンプ20で燃料タンク21内の燃
料を吸入して、バーナ3へ供給させている。送風機22
は、上板外側に設け、変速用の送風機モータ23で変速
回転駆動させ、供給燃料量に見合った燃焼用空気を該バ
ーナ3へこの送風機22で送風させている。該バーナ3
から発生する熱風と該バーナケース13内を通過する外
気風とが混合して乾燥用熱風になる構成としている。
【0013】前記バーナ3から発生する熱風の温度は、
同じ穀粒処理量であると、60ヘルツ地域は50ヘルツ
地域の略1.2倍に設定した構成である。又、送風機2
2の回転数は、同じ穀粒処理量であると、60ヘルツ地
域は50ヘルツ地域の略1.2倍に設定した構成として
いる。拡散盤24は、移送樋5底板の前後方向中央部
で、移送穀粒を貯留室7へ供給する供給口の下側に設
け、該貯留室7へ穀粒を均等に拡散還元させる構成とし
ている。
【0014】昇穀機25は、前側機壁4外側部に設けら
れ、内部には、バケットコンベア26付ベルトを張設し
てなり、上端部は、移送樋5始端部との間において投出
筒27を設けて連通させて、下端部は、集穀樋12終端
部との間において供給樋28を設けて連通させた構成と
している。昇穀機モータ29は、バケットコンベア26
付ベルト、移送樋5内の移送螺旋、拡散盤24、及び集
穀樋12内の移送螺旋等を回転駆動させ、これらバケッ
トコンベア26、各移送螺旋で移送される穀粒量は、6
0ヘルツ地域は50ヘルツ地域の略1.2倍に設定した
構成としている。
【0015】前記水分センサ2は、昇穀機25の上下方
向ほぼ中央部に設けられている。この水分センサ2は、
操作装置14からの電気的測定信号の発信により、水分
モータ30が回転してこの水分センサ2の各部が回転駆
動され、バケットコンベア26で上部へ搬送中に落下す
る穀粒を受け、この穀粒を挟圧粉砕しながら、この粉砕
穀粒の水分を検出させる構成としている。
【0016】前記操作装置14は、箱形状でこの箱体の
表面板には、乾燥機1、水分センサ2、及びバーナ3等
を張込、乾燥、及び排出の各作業別に始動操作する押ボ
タン方式でON−OFFスイッチの各始動手段31a,
31b,31c、停止操作する停止手段32、穀粒の仕
上目標水分を操作位置によって設定する水分設定抓み3
3、該バーナ3から発生する熱風の温度を操作位置によ
って設定する穀物種類設定抓み34、及び張込量設定抓
み35、各種表示項目をデジタル表示する表示部36、
及びモニタ表示等を設けた構成としている。
【0017】制御装置37は、操作装置14内に設けら
れ、水分センサ2、及び熱風温センサ38等が検出する
検出値、各始動手段31a,31b,31c、停止手段
32、及び各設定抓み33,34,35の操作が入力さ
れ、これらの入力を算術論理演算、及び比較演算するC
PU39等よりなり、このCPU39で各モータ18,
19,23,29,30、燃料バルブ、及び燃料ポンプ
20等を始動、停止、及び調節制御等を行う構成であ
る。該各設定抓み33,34,35はロータリースイッ
チ方式とし、操作位置によって所定の数値、及び種類等
が設定される構成としている。
【0018】前記排風機15で吸引して送風する外気風
量が、図3で示す如く60ヘルツと50ヘルツとでは相
違する乾燥機1であると、この60ヘルツ、及び50ヘ
ルツを自動検出するヘルツセンサ40を操作装置14内
に設けるか、又は該操作装置14に60ヘルツ、及び5
0ヘルツに手動切換する切換手段41を設けている。こ
れら自動検出、又は手動切換により、例えば、50ヘル
ツであれば、図6で示す如く設定された設定熱風温度が
45度Cであったとすると、この45度Cを50度Cに
自動変更して、この変更した50度Cの熱風温度によ
り、穀粒を乾燥する構成である。又、自動検出、又は手
動切換により、例えば、60ヘルツであれば、図6で示
す如く設定された設定熱風温度が45度Cであったとす
ると、この45度Cを保持して、この45度Cの熱風温
度により、穀粒を乾燥する構成としている。
【0019】又、前記の設定熱風温度変更の熱風温度変
更ステップは、図6で示す如く50ヘルツは1度Cと
し、60ヘルツは0.8度Cとした構成としている。こ
れらにより、排風機15の吸引する外気風量が50ヘル
ツ地域では減少していても、設定熱風温度を所定温度上
昇させることにより、安定した乾燥速度を得ることがで
きるし、又、乾燥能力の変更ステップが同一になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】一部断面せる穀粒乾燥機の全体側面図
【図2】図1のA−A拡大断面図
【図3】排風機の回転数、及び風量表
【図4】一部破断せる操作装置の拡大正面図
【図5】ブロック図
【図6】他の実施例を示す図で、熱風温度変更、及び熱
風温度変更ステップ表
【符号の説明】
3 バーナ 8 穀粒乾燥室 15 排風機 18 排風機モータ 29 昇穀機モータ

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 穀粒を乾燥する穀粒乾燥室8へバーナ3
    から発生する熱風と排風機15で吸引する外気風とが混
    合した乾燥用熱風を送風して乾燥する該排風機15及び
    穀粒移送部等を回転駆動すべく設けた各モータ18,2
    9等を50ヘルツ地域と60ヘルツ地域との両者で使用
    可能とすると共に、該排風機15の回転数及び吸引する
    外気風量を該60ヘルツ地域は該50ヘルツ地域の略
    1.2倍とすべく設定したことを特徴とする穀粒乾燥
    機。
JP3591798A 1998-02-18 1998-02-18 穀粒乾燥機 Pending JPH11230673A (ja)

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JP3591798A JPH11230673A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 穀粒乾燥機

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JP3591798A JPH11230673A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 穀粒乾燥機

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JPH11230673A true JPH11230673A (ja) 1999-08-27

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ID=12455397

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JP3591798A Pending JPH11230673A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 穀粒乾燥機

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