JPH11230348A - 自動車用プラグ - Google Patents

自動車用プラグ

Info

Publication number
JPH11230348A
JPH11230348A JP3555598A JP3555598A JPH11230348A JP H11230348 A JPH11230348 A JP H11230348A JP 3555598 A JP3555598 A JP 3555598A JP 3555598 A JP3555598 A JP 3555598A JP H11230348 A JPH11230348 A JP H11230348A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
main body
plug
hole
body part
boss
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP3555598A
Other languages
English (en)
Inventor
Katsuya Terajima
克哉 寺島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Original Assignee
Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd filed Critical Kinugawa Rubber Industrial Co Ltd
Priority to JP3555598A priority Critical patent/JPH11230348A/ja
Publication of JPH11230348A publication Critical patent/JPH11230348A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Seal Device For Vehicle (AREA)
  • Body Structure For Vehicles (AREA)
  • Pressure Vessels And Lids Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着作業を容易にする。 【解決手段】 本体部2の一端にフランジ部3を設ける
とともに、該フランジ部3と隣接させて本体部2の外周
面に係止溝4を形成し、本体部2のフランジ部3側の端
面にリング溝12を形成してボス部5を構成し、本体部
2に、その他端側の端面からボス部5に食い込むように
して盲孔6を形成し、ボス部5を押圧して本体部2を車
体パネル9の孔10内に押し込み、該孔10の周縁を係
止溝4に係合させるようにした自動車用プラグ1におい
て、本体部2の他端寄りの外周面に切欠部7を周回形成
してガイドリップ8を構成し、該切欠部7は係止溝4よ
りも深く形成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は自動車用プラグに関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体パネルに形成された孔を閉
塞するプラグには、例えば図4に示すようなものがある
(実開昭53−2821号公報参照)。このプラグは、
本体部aの一端にフランジ部bを備え、該フランジ部b
と隣接させて本体部aの外周面に係止溝cを形成してあ
る。本体部aのフランジ部b側の端面には、リング溝d
を形成してボス部eを構成してある。また、本体部aに
は、その他端側の端面からボス部eに食い込むようにし
て盲孔fを形成してある。そして、ボス部eを押圧して
本体部aを車体パネルの孔内に押し込み、その周縁を係
止溝cに係合させて車体パネルに装着するようになって
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このプラグは
リング溝dと盲孔fを備えているため、図5に示すよう
にボス部eを押圧すると、盲孔fの開口が開いて、本体
部aの外周壁が外側へ拡がってしまい、車体パネルgの
孔hに挿入しずらいという問題がある。
【0004】本発明は、このような事情に鑑み、車体パ
ネルの被閉塞孔への挿入が容易な自動車用プラグを提供
することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
の本発明は、本体部の一端にフランジ部を設けるととも
に、該フランジ部と隣接させて上記本体部の外周面に係
止溝を形成し、上記本体部のフランジ部側の端面にリン
グ溝を形成してボス部を構成し、上記本体部に、その他
端側の端面から上記ボス部に食い込むようにして盲孔を
形成し、上記ボス部を押圧して上記本体部を車体パネル
の孔内に押し込み、該孔の周縁を上記係止溝に係合させ
るようにした自動車用プラグにおいて、上記本体部の他
端寄りの外周面に切欠部を周回形成してガイドリップを
構成し、該切欠部は上記係止溝よりも深く形成したこと
を特徴とする。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施例を添付図面
を参照しながら詳細に説明する。
【0007】図1,2は本発明の自動車用プラグを示し
ている。このプラグ1は、本体部2の一端にフランジ部
3を備え、該フランジ部3と隣接させて本体部2の外周
面に係止溝4を形成してある。また、本体部2のフラン
ジ部3側の端面には、リング溝12を形成してボス部5
を構成してある。また、本体部2には、その他端側の端
面からボス部5に食い込むようにして盲孔6を形成して
ある。さらに、本体部2の他端寄りの外周面には、断面
略三角形状の切欠部7を周回形成してガイドリップ8を
構成してある。この切欠部7は本体部2の軸芯に対して
傾斜させるとともに、その深さは係止溝4よりも深くし
てある。つまり、切欠部7の内周径d1は係止溝4の内
周径d2よりも小さくしてある。また、ガイドリップ8
を本体部2の外周面で他端側に寄った側に配置するた
め、本体部2の他端から切欠部7の先端までの距離l1
は、切欠部7の先端から係止溝4までの距離l2に対し
て十分に小さくしてある。
【0008】本実施例のプラグ1はこのように構成して
あるので、図3(a)に示す車体パネル9の孔10への装
着にあたっては、本体部2の先端にあるガイドリップ8
を孔10の周縁に当接させて、ボス部5を押圧すればよ
い。すると、同図(b)に示すように、本体部2が外側に
拡がろうとするが、ガイドリップ8は切欠部7の幅だけ
上方へ撓んで、その外周面がテーパーになるので、本体
部2がスムーズに孔10内に押し込まれていき、同図
(c)に示すように、切欠部7が孔10の周縁に係合す
る。本体部2がさらに押し込まれると、孔10の周縁が
本体部2の切欠部7よりも上方側の部分11を乗り越え
て係止溝4に係合することになる。
【0009】つまり、このプラグ1は、車体パネル9の
孔10に押し込まれる際に、ガイドリップ8が上方へ撓
んで、その外周面がテーパーになるので、ガイドリップ
8のない従来のものに較べて、孔10への挿入が極めて
容易になるのである。
【0010】なお、ガイドリップ8を本体部2の外周面
で他端に寄った側に配置してあるので、本体部2の切欠
部7よりも上方側の部分11の肉厚が大きくなり、プラ
グ1が孔10から抜け易くなること、つまり保持力の低
下は殆どはない。
【0011】
【発明の効果】本発明によれば、車体パネルの孔に押し
込まれる際に、ガイドリップが上方へ撓んで、その外周
面がテーパーになるので、ガイドリップのない従来のも
のに較べて、孔への挿入が極めて容易になるが、このガ
イドリップは本体部の外周面で他端に寄った側に配置し
てあるので、本体部の切欠部よりも上方側の部分の肉厚
が大きくなり、保持力の低下は殆どはない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の自動車用プラグを示す縦断面図。
【図2】同プラグの斜視図。
【図3】同プラグの装着手順を説明する図。
【図4】図1と対応する従来例を示す縦断面図。
【図5】従来例の問題点を説明する図。
【符号の説明】
1・・プラグ 2・・・本体部 3・・・フランジ部 4・・・係止溝 5・・・ボス部 6・・・盲孔 7・・・切欠部 8・・・ガイドリップ 12・・・リング溝

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 本体部の一端にフランジ部を設けるとと
    もに、該フランジ部と隣接させて上記本体部の外周面に
    係止溝を形成し、上記本体部のフランジ部側の端面にリ
    ング溝を形成してボス部を構成し、上記本体部に、その
    他端側の端面から上記ボス部に食い込むようにして盲孔
    を形成し、上記ボス部を押圧して上記本体部を車体パネ
    ルの孔内に押し込み、該孔の周縁を上記係止溝に係合さ
    せるようにした自動車用プラグにおいて、上記本体部の
    他端寄りの外周面に切欠部を周回形成してガイドリップ
    を構成し、該切欠部は上記係止溝よりも深く形成したこ
    とを特徴とする自動車用プラグ。
JP3555598A 1998-02-18 1998-02-18 自動車用プラグ Pending JPH11230348A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3555598A JPH11230348A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 自動車用プラグ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP3555598A JPH11230348A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 自動車用プラグ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH11230348A true JPH11230348A (ja) 1999-08-27

Family

ID=12444984

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP3555598A Pending JPH11230348A (ja) 1998-02-18 1998-02-18 自動車用プラグ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH11230348A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1419954A2 (en) * 2002-11-15 2004-05-19 ITW Automotive Products GmbH & Co. KG A closure plug for sealingly closing a hole in a structural member
CN112008100A (zh) * 2020-08-29 2020-12-01 中国航发南方工业有限公司 一种环形端面槽加工刀具

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1419954A2 (en) * 2002-11-15 2004-05-19 ITW Automotive Products GmbH & Co. KG A closure plug for sealingly closing a hole in a structural member
EP1419954A3 (en) * 2002-11-15 2004-07-28 ITW Automotive Products GmbH & Co. KG A closure plug for sealingly closing a hole in a structural member
US6959733B2 (en) 2002-11-15 2005-11-01 Itw Automotive Products Gmbh & Co. Kg Closure plug for sealingly closing a hole in a structural member
CN112008100A (zh) * 2020-08-29 2020-12-01 中国航发南方工业有限公司 一种环形端面槽加工刀具

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0227209Y2 (ja)
JP3111082U (ja) 連結要素
JP2007315517A (ja) 2ピースクリップ
JP2006151047A (ja) 自動車内装部品の取付け装置
EP1125797A3 (en) Grommet
JPH08171943A (ja) 電気導体のためのウェッジコネクタ
JP4423266B2 (ja) グロメット
JPH11230348A (ja) 自動車用プラグ
JP2009293661A (ja) プラグ
JP2006046536A (ja) 留め具
JP3596407B2 (ja) グロメット、該グロメットのパネル取付方法および取付構造
JP5246086B2 (ja) コネクタ
JPH09130941A (ja) 管体が接続可能なボックス
JP2008111498A (ja) クリップ
JP2007187268A (ja) グロメット
JP2981132B2 (ja) プロテクタ
JP2003272750A (ja) コネクタ
JPS5916674Y2 (ja) 自動車用シガレツトライタ−の取付構造
JP2003194220A (ja) パネル孔用カバー
JP2592553Y2 (ja) エアダクトの取付構造
JP2002147070A (ja) 引き手
JPH0240198Y2 (ja)
JP2591405Y2 (ja) 止め具
JPH0213800Y2 (ja)
JP2002120562A (ja) ウェザーストリップのクリップ取付孔構造