JPH0213800Y2 - - Google Patents

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JPH0213800Y2
JPH0213800Y2 JP9215385U JP9215385U JPH0213800Y2 JP H0213800 Y2 JPH0213800 Y2 JP H0213800Y2 JP 9215385 U JP9215385 U JP 9215385U JP 9215385 U JP9215385 U JP 9215385U JP H0213800 Y2 JPH0213800 Y2 JP H0213800Y2
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JP
Japan
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lever
harness
knob
switch
cylindrical body
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JP9215385U
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JPS621223U (ja
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  • Arrangement Or Mounting Of Control Devices For Change-Speed Gearing (AREA)
  • Control Of Transmission Device (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔本考案の技術分野〕 本考案はスイツチを備えたレバーの改良に関す
るものである。
〔従来の技術〕
例えば自動車の変速装置を操作するシフトレバ
ーは、ノブと、このノブに嵌着したレバーとから
構成されている。
そして最近は上記シフトレバーのノブに切換ス
イツチを埋設し、このスイツチを操作することに
より、四輪駆動と二輪駆動等に切り換えることが
できるようになつている。
ところが、上述したようにノブに切換スイツチ
を設けた場合、スイツチのハーネスは、ノブとレ
バーとの嵌着部を通すと共に、レバーの外側面に
這わせて配線し、さらに、このハーネスをレバー
の外側面に固定する必要がある。
そこで、従来は次のような手段によりスイツチ
のハーネスを処理している。
(1) レバーの外側面に這わせて配線したハーネス
を、クリツプを用いてレバーに固定する。
(2) レバーの外周面を、これに配線したハーネス
と共に熱収縮性合成樹脂によつて覆い、しかる
後、加熱してこの熱収縮性合成樹脂を収縮せし
める。
しかしながら、上述した従来のハーネスを処理
する手段には、次のような問題点がある。すなわ
ち、 (a) 上記(1)の場合は、クリツプを用いてレバーの
外側にハーネスを固定する関係上、ハーネスが
露出して外観が悪くなる一方、ハーネスが損傷
を受ける恐れがあり、しかも、ハーネス固定作
業が煩雑でコストアツプする。
(b) 上記(2)の場合は、熱収縮性合成樹脂を用いて
レバーの外側にハーネスを固定する関係上、作
業が煩雑になり、やはりコストがアツプする。
〔考案の目的〕
本考案は上述した各問題点を解消するため検討
した結果、達成されたものである。
従つて本考案の目的は、ハーネスが露出するこ
となく、しかも、極めて容易にハーネスをレバー
の外側に固定することができるようにしたスイツ
チを備えたレバーを提供することにある。
〔考案の構成〕
すなわち本考案は、下方に開口する取付孔を有
すると共にスイツチを備えたノブと、このノブの
取付孔にハーネス挿通用外筒体を介して嵌着した
レバーとから構成され、前記ハーネス挿通用外筒
体の内側に、前記レバーを保持する突起を設ける
と共に、全長に亙つて前記スイツチのハーネスを
挿通する凹溝を形成したことを特徴とするスイツ
チを備えたレバーを、その要旨とするものであ
る。
〔実施例の説明〕
以下本考案を実施例により図面を参照しつつ具
体的に説明する。
第1図〜第5図は本考案の実施例からなるスイ
ツチを備えたレバーを示し、第1図は要部を示す
一部を切欠した正面視説明図、第2図はハーネス
挿通用外筒体の正面視拡大断面図、第3図は第2
図A−A矢視断面図、第4図は第2図B−B矢視
断面図、第5図a,bはハーネス挿通用外筒体の
内側にレバーを保持するために突設された突起の
各実施例を示す拡大断面説明図である。
第1図においてEは本考案の実施例からなるス
イツチを備えたレバーで、下方に開口する取付孔
11を有すると共にスイツチSを備えたノブ10
と、このノブ10の取付孔11にハーネス挿通用
外筒体20を介して嵌着したレバー30とから構
成されている。
そして本考案においては、特に、前記ハーネス
挿通用外筒体20は、その内側に、前記レバー3
0を保持する突起21を設けると共に、全長に亙
つて前記スイツチSのハーネスHを挿通する凹溝
22が形成してある。
さらにこの構造を説明すると、前記ハーネス挿
通用外筒体20は、本実施例において、PBT,
PT,ABS等可撓性を有する合成樹脂を用い、内
側は、第2図に示すように、前記レバー30と略
同一形状でレバー30を挿入できる筒状に成形さ
れており、ノブ10への取付側の外径はノブ10
に設けられている取付孔11内に挿入できる寸法
に設定されている。
そして、上記ハーネス挿通用外筒体20の内側
には、このハーネス挿通用外筒体20内にレバー
30を挿入した際、このレバー30を保持する突
起21が軸方向に間隔をおいて突設されている。
この突起21は、本実施例において第2図に示
すように、レバー30の大径部に相当する部分と
小径部に相当する部分の計二箇所に配置してあ
り、しかも、その形状は第3図及び第4図に示す
ように、先端を先鋭化した断面略三角形状に成形
されており、外筒体20の内周面に間隔をおいて
多数突設されている。
突起21は、本実施例において上述したように
レバー30の大径部と小径部に相当する部分の計
二箇所に配置したが、これは必要に応じて配置箇
所を増減しても良いのは勿論である。
また、突起21の断面形状も、本実施例のよう
に先端を先鋭化した断面略三角形とは限らず、第
5図aに示すように断面略台形状に形成しても良
く、第5図bに示すように断面略半円形状に形成
しても良い。
さらに突起21は、本各実施例において上述し
たように、ハーネス挿通用外筒体20の内周面に
間隔をおいて多数突設したが、これは、外筒体2
0の内周面に連続してリング状に突設しても良い
のは勿論である。
従つて、上述したハーネス挿通用外筒体20内
に、レバー30を挿入した際、上記突起21によ
つてレバー30をしつかりと保持することができ
る。
この結果、例えば自動車の振動によつて、レバ
ー30が振動しても、ビビリ音の発生を完全に阻
止することができる一方、レバー30とハーネス
挿通用外筒体20との組付作業を大幅に容易化す
ることができる。
さらに、ハーネス挿通用外筒体20の内側には
前述したように、軸線に沿つて全長に亙り、しか
も肉厚方向に前記凹溝22が設けられており、第
1図に示すように、この凹溝22内に前記ハーネ
スHを挿通することができるようになつている。
従つて、ハーネス挿通用外筒体20の凹溝22
内にハーネスHを挿通せしめた後、レバー30を
上記ハーネス挿通用外筒体20を挿入すると共
に、これをノブ10の取付孔11に挿入し、しか
る後、上記ハーネス挿通用外筒体20をノブ10
の取付孔11内にしつかりと押し込むだけの極め
て簡単な作業で、スイツチSを備えたノブ10に
レバー30を取り付けることができる。
なお、本実施例において上記凹溝22は、図示
したように、断面コ字状に形成されているが、こ
れは凹溝22内に前記ハーネスHを挿通できる形
状であれば、断面U字状でも断面半円状等でも良
いのは勿論である。
また、上述したハーネス挿通用外筒体20の前
記ノブ10への挿入側20aには、本実施例にお
いて図示の如く上半部を略L字状に削落して突出
部23が形成してあり、この突出部23の外周面
に、先端に至るに従つて、すなわち、ノブ10側
に向つて縮径する前記傾斜面24が形成されてい
る。
従つて、前述したように、ノブ10にレバー3
0を取り付けるに際し、上記ハーネス挿通用外筒
体20をノブ10の取付孔11内にしつかりと押
し込むと、ハーネス挿通用外筒体20の前記傾斜
面24が、第1図に示すように、ノブ10の取付
孔11内に形成されている傾斜面12によつて内
側に押圧され、この押圧により、ハーネス挿通用
外筒体20の内面がレバー30の挿入部31の外
面に圧接され、レバー30の挿入部31をしつか
りと、ノブ10の取付孔11内に固定することが
でき、ノブ10の取付孔11と、レバー30の挿
入部31との隙間を皆無化でき、ガタの発生を完
全に防止することができる。
なお、上記傾斜面24の傾斜角度θは、2゜〜
30゜の範囲に設定することが好ましい。
これは、上記傾斜角度θが2゜未満では、傾斜角
度が小さくなり過ぎて所期の目的を達成できない
からであり、また傾斜角度θが30゜を超えると傾
斜角度が大きくなり過ぎてノブ10への嵌着が困
難になり好ましくないからである。
なお、本実施例において上述した傾斜角度θは
5゜に設定してある。
さらに、本実施例においてハーネス挿通用外筒
体20は、上述したように、その挿入側20aの
上半部を略L字状に削落して突出部23を形成し
たが、これは突出部23を設けず、ハーネス挿通
用外筒体20の挿入側20aの外周面に、前記傾
斜面24を形成しても良いのは勿論である。
〔考案の効果〕
本考案は上述したように、下方に開口する取付
孔を有すると共にスイツチを備えたノブと、この
ノブの取付孔にハーネス挿通用外筒体を介して嵌
着したレバーとから構成され、前記ハーネス挿通
用外筒体の内側に、前記レバーを保持する突起を
設けると共に、全長に亙つて前記スイツチのハー
ネスを挿通する凹溝を形成したから、ハーネス挿
通用外筒体の凹溝内にハーネスを挿通せしめた
後、レバーを上記ハーネス挿通用外筒体を挿入す
ると共に、これをノブの取付孔に挿入し、しかる
後、上記ハーネス挿通用外筒体をノブの取付孔内
にしつかりと押し込むだけの極めて簡単な作業
で、スイツチを備えたノブにレバーを取り付ける
ことができる。
従つて、次のような効果を奏する。すなわち、 (1) 極めて容易にハーネスをレバーの外側に固定
することができ、コストダウンを図ることがで
きる。
(2) ハーネスがレバーの外側に露出することがな
いので、外観を良好化できる一方、ハーネスが
損傷を受ける恐れがない。
(3) 既存のレバーをそのままの状態で使用するこ
とができ、コストダウンを図ることができる。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第4図は本考案の実施例からなるスイ
ツチを備えたレバーを示し、第1図は要部を示す
一部を切欠した正面視説明図、第2図はハーネス
挿通用外筒体の正面視拡大断面図、第3図は第2
図A−A矢視断面図、第4図は第2図B−B矢視
断面図、第5図a,bはハーネス挿通用外筒体の
内側にレバーを保持するために突設された突起の
各実施例を示す拡大断面説明図である。 10……ノブ、11……取付孔、20……ハー
ネス挿通用外筒体、21……突起、22……凹
溝、30……レバー。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 下方に開口する取付孔を有すると共にスイツチ
    を備えたノブと、このノブの取付孔にハーネス挿
    通用外筒体を介して嵌着したレバーとから構成さ
    れ、前記ハーネス挿通用外筒体の内側に、前記レ
    バーを保持する突起を設けると共に、全長に亙つ
    て前記スイツチのハーネスを挿通する凹溝を形成
    したことを特徴とするスイツチを備えたレバー。
JP9215385U 1985-06-20 1985-06-20 Expired JPH0213800Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9215385U JPH0213800Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9215385U JPH0213800Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS621223U JPS621223U (ja) 1987-01-07
JPH0213800Y2 true JPH0213800Y2 (ja) 1990-04-16

Family

ID=30648692

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9215385U Expired JPH0213800Y2 (ja) 1985-06-20 1985-06-20

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JPS621223U (ja) 1987-01-07

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