JP2002120562A - ウェザーストリップのクリップ取付孔構造 - Google Patents
ウェザーストリップのクリップ取付孔構造Info
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- JP2002120562A JP2002120562A JP2000311607A JP2000311607A JP2002120562A JP 2002120562 A JP2002120562 A JP 2002120562A JP 2000311607 A JP2000311607 A JP 2000311607A JP 2000311607 A JP2000311607 A JP 2000311607A JP 2002120562 A JP2002120562 A JP 2002120562A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】クリップ8の脱落が確実に防止されるウェザー
ストリップ6のクリップ取付孔18構造を提供する。 【解決手段】 頭部10及び軸部12を備え、軸部12
先端に外側に張り出した係止部16,16が設けられた
断面略T字形のクリップ8が挿入されるウェザーストリ
ップ6のクリップ取付孔18構造において、クリップ取
付孔18は、係止部16,16に接触しないように、ウ
ェザーストリップ6背面側のクリップ取付孔18開口縁
が除去され、クリップ取付孔18周囲の肉厚が薄くなっ
ている。
ストリップ6のクリップ取付孔18構造を提供する。 【解決手段】 頭部10及び軸部12を備え、軸部12
先端に外側に張り出した係止部16,16が設けられた
断面略T字形のクリップ8が挿入されるウェザーストリ
ップ6のクリップ取付孔18構造において、クリップ取
付孔18は、係止部16,16に接触しないように、ウ
ェザーストリップ6背面側のクリップ取付孔18開口縁
が除去され、クリップ取付孔18周囲の肉厚が薄くなっ
ている。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ウェザーストリッ
プのクリップ取付孔構造に関する。
プのクリップ取付孔構造に関する。
【0002】
【従来の技術】ウェザーストリップをクリップを用いて
車体パネルに取り付ける技術は従来より広く知られてい
る。
車体パネルに取り付ける技術は従来より広く知られてい
る。
【0003】図10に示すように、通常、クリップ30
は、ウェザーストリップ32を車体パネルに取り付ける
前段階で予めウェザーストリップ32のクリップ取付孔
34に組み付けられる。
は、ウェザーストリップ32を車体パネルに取り付ける
前段階で予めウェザーストリップ32のクリップ取付孔
34に組み付けられる。
【0004】クリップ30は、断面略T字形状を呈し、
ウェザーストリップ32のクリップ取付孔34に挿入さ
れる軸部36は、その先端部分に外側に張り出した係止
部38が設けられている。そして、この係止部38,3
8は、ウェザーストリップ32が車体パネル(図示せ
ず)に取り付ける際に、この車体パネルの背面側に係合
することによって、ウェザーストリップ32が車体パネ
ルに固定される。
ウェザーストリップ32のクリップ取付孔34に挿入さ
れる軸部36は、その先端部分に外側に張り出した係止
部38が設けられている。そして、この係止部38,3
8は、ウェザーストリップ32が車体パネル(図示せ
ず)に取り付ける際に、この車体パネルの背面側に係合
することによって、ウェザーストリップ32が車体パネ
ルに固定される。
【0005】ところで、クリップ取付孔34は、クリッ
プ30が脱落することがないよう、係止部34が設けら
れた軸部36先端部分よりも小さく形成されているた
め、クリップ30を係止部38,38がクリップ取付孔
34の背面側に突き抜けるまで押し込む必要がある。
プ30が脱落することがないよう、係止部34が設けら
れた軸部36先端部分よりも小さく形成されているた
め、クリップ30を係止部38,38がクリップ取付孔
34の背面側に突き抜けるまで押し込む必要がある。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、クリッ
プ30の押し込みが十分でないと、図11に示すよう
に、係止部38,38のクリップ取付孔34に対する引
っ掛かりが弱くなり、クリップ8が脱落してしまう虞が
ある。
プ30の押し込みが十分でないと、図11に示すよう
に、係止部38,38のクリップ取付孔34に対する引
っ掛かりが弱くなり、クリップ8が脱落してしまう虞が
ある。
【0007】また、クリップの押し込みが十分でない場
合のクリップの脱落を防止するために、係止部38,3
8とクリップ取付孔34とを点付接着することも可能で
あるが、点付接着を行うことによって製造工程が増加し
てしまうという問題がある。
合のクリップの脱落を防止するために、係止部38,3
8とクリップ取付孔34とを点付接着することも可能で
あるが、点付接着を行うことによって製造工程が増加し
てしまうという問題がある。
【0008】
【課題を解決するための手段】そこで、請求項1に記載
の発明は、頭部及び軸部を備え、上記軸部先端に外側に
張り出した係止部が設けられた断面略T字形のクリップ
が挿入されるウェザーストリップのクリップ取付孔構造
において、上記クリップ取付孔は、上記係止部に接触し
ないように、上記ウェザーストリップ背面側のクリップ
取付孔開口縁が除去され、クリップ取付孔周囲の肉厚が
薄くなっていることを特徴としている。これによって、
クリップ取付孔周囲が薄肉となり、少ない押し込み量
で、クリップがクリップ取付孔に確実に係合すると共
に、クリップ取付孔周縁の剛性が低下する。
の発明は、頭部及び軸部を備え、上記軸部先端に外側に
張り出した係止部が設けられた断面略T字形のクリップ
が挿入されるウェザーストリップのクリップ取付孔構造
において、上記クリップ取付孔は、上記係止部に接触し
ないように、上記ウェザーストリップ背面側のクリップ
取付孔開口縁が除去され、クリップ取付孔周囲の肉厚が
薄くなっていることを特徴としている。これによって、
クリップ取付孔周囲が薄肉となり、少ない押し込み量
で、クリップがクリップ取付孔に確実に係合すると共
に、クリップ取付孔周縁の剛性が低下する。
【0009】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、上記ウェザーストリップの表面側の上
記クリップ取付孔開口縁が除去されていることを特徴と
している。これによって、除去されたウェザーストリッ
プの表面側のクリップ取付孔開口縁が、クリップのクリ
ップ取付孔への挿入時に、係止部をクリップ取付孔内に
案内する。
の発明において、上記ウェザーストリップの表面側の上
記クリップ取付孔開口縁が除去されていることを特徴と
している。これによって、除去されたウェザーストリッ
プの表面側のクリップ取付孔開口縁が、クリップのクリ
ップ取付孔への挿入時に、係止部をクリップ取付孔内に
案内する。
【0010】請求項3に記載の発明は、請求項1または
2に記載の発明において、上記ウェザーストリップの背
面側の上記クリップ取付孔開口縁は、クリップ取付孔の
外周方向に向かって、上記クリップ取付孔周囲の肉厚が
暫時薄肉となるよう除去されていることを特徴としてい
る。ウェザーストリップの裏面側のクリップ取付孔開口
縁の除去された部分には、クリップ取付孔の外周方向に
向かって漸次薄肉となる突起部が形成される。これによ
って、クリップがクリップ取付孔から脱落しようとする
と、係止部に突起部が係合する。
2に記載の発明において、上記ウェザーストリップの背
面側の上記クリップ取付孔開口縁は、クリップ取付孔の
外周方向に向かって、上記クリップ取付孔周囲の肉厚が
暫時薄肉となるよう除去されていることを特徴としてい
る。ウェザーストリップの裏面側のクリップ取付孔開口
縁の除去された部分には、クリップ取付孔の外周方向に
向かって漸次薄肉となる突起部が形成される。これによ
って、クリップがクリップ取付孔から脱落しようとする
と、係止部に突起部が係合する。
【0011】
【発明の実施の形態】本発明の一実施例を図面に基づい
て詳細に説明する。
て詳細に説明する。
【0012】図1に示すように、ドアパネル2外周縁に
は、ドアが閉じられた際に、このドアと車体開口部4と
の間をシールするウェザーストリップ6が配設されてい
る。ウェザーストリップ6は、断面略T字形状のクリッ
プ8よってドアパネル2外周縁に取り付けられている。
は、ドアが閉じられた際に、このドアと車体開口部4と
の間をシールするウェザーストリップ6が配設されてい
る。ウェザーストリップ6は、断面略T字形状のクリッ
プ8よってドアパネル2外周縁に取り付けられている。
【0013】クリップ8は、図2に示すように、円板状
の頭部10と、略矩形断面の軸部12とから大略構成さ
れている。軸部12には、空洞部14,14が貫通形成
されており、軸部12全体として、空洞部14,14の
貫通方向と直交する方向である矢示方向に撓み変形可能
となっている。また、軸部12先端の両側には、外側に
張り出した係止部16,16が設けられている。
の頭部10と、略矩形断面の軸部12とから大略構成さ
れている。軸部12には、空洞部14,14が貫通形成
されており、軸部12全体として、空洞部14,14の
貫通方向と直交する方向である矢示方向に撓み変形可能
となっている。また、軸部12先端の両側には、外側に
張り出した係止部16,16が設けられている。
【0014】図3は、図1のA部を拡大した図である。
ウェザーストリップ6に貫通形成されたクリップ取付孔
18は、ドアパネル2側、すなわちウェザーストリップ
6背面側のクリップ取付孔18開口縁が、クリップ8の
係止部16に接触しないように除去されており、クリッ
プ取付孔18周囲のウェザーストリップ6の肉厚が相対
的に薄くなっている。
ウェザーストリップ6に貫通形成されたクリップ取付孔
18は、ドアパネル2側、すなわちウェザーストリップ
6背面側のクリップ取付孔18開口縁が、クリップ8の
係止部16に接触しないように除去されており、クリッ
プ取付孔18周囲のウェザーストリップ6の肉厚が相対
的に薄くなっている。
【0015】詳述すると、クリップ取付孔18は、ドア
パネル2側のクリップ取付孔18開口縁を除去すること
によって、空洞部14,14の貫通方向に直交する方向
の断面が略階段状に形成され、階段面20,20が、ウ
ェザーストリップ6の表面6a及び背面6bと平行とな
っている。
パネル2側のクリップ取付孔18開口縁を除去すること
によって、空洞部14,14の貫通方向に直交する方向
の断面が略階段状に形成され、階段面20,20が、ウ
ェザーストリップ6の表面6a及び背面6bと平行とな
っている。
【0016】このようにクリップ取付孔18が構成され
た第1実施例においては、図4(A)に示すように、ク
リップ取付孔18に係合させるために必要なクリップ8
の押し込み量S1は、階段面20とウェザーストリップ
6の表面6aとの間の距離であるクリップ取付孔18周
囲の肉厚t1となる。一方、上述した実施例と異なりク
リップ取付孔周囲の肉厚が薄肉となっていない、図4
(B)の示すような従来のクリップ取付孔構造では、ク
リップの押し込み量S2がクリップ取付孔の深さt2とな
る。すなわち、本実施例のように、クリップ取付孔18
周囲のウェザーストリップ6の肉厚を薄肉にすることに
よって、クリップ8の押し込み量S1をウェザーストリ
ップ6の肉厚t2よりも小さくすことができ、クリップ
8のクリップ取付孔18への取付作業性が向上し、クリ
ップ8の押し込み不十分によるクリップ取付孔18から
のクリップ8の脱落を確実に防止することができる。
た第1実施例においては、図4(A)に示すように、ク
リップ取付孔18に係合させるために必要なクリップ8
の押し込み量S1は、階段面20とウェザーストリップ
6の表面6aとの間の距離であるクリップ取付孔18周
囲の肉厚t1となる。一方、上述した実施例と異なりク
リップ取付孔周囲の肉厚が薄肉となっていない、図4
(B)の示すような従来のクリップ取付孔構造では、ク
リップの押し込み量S2がクリップ取付孔の深さt2とな
る。すなわち、本実施例のように、クリップ取付孔18
周囲のウェザーストリップ6の肉厚を薄肉にすることに
よって、クリップ8の押し込み量S1をウェザーストリ
ップ6の肉厚t2よりも小さくすことができ、クリップ
8のクリップ取付孔18への取付作業性が向上し、クリ
ップ8の押し込み不十分によるクリップ取付孔18から
のクリップ8の脱落を確実に防止することができる。
【0017】そして、クリップ取付孔18周囲が薄肉と
なっているので、クリップ取付孔18周囲の剛性が低下
し、クリップ8をクリップ取付孔18に容易に押し込む
ことができる。
なっているので、クリップ取付孔18周囲の剛性が低下
し、クリップ8をクリップ取付孔18に容易に押し込む
ことができる。
【0018】また、クリップ8の脱落を防止するため
に、クリップ取付孔18に挿入したクリップ8をクリッ
プ取付孔18に対して接着剤等により仮止めする必要も
ない。
に、クリップ取付孔18に挿入したクリップ8をクリッ
プ取付孔18に対して接着剤等により仮止めする必要も
ない。
【0019】尚、クリップ取付孔18周囲の剛性が低下
すると、クリップ取付孔18に対するクリップ8の係合
力が相対的に低下するため、クリップ取付孔18周囲の
肉厚t1とクリップ取付孔18の深さt2とは、次式
(1)のような関係にあることが望ましい。
すると、クリップ取付孔18に対するクリップ8の係合
力が相対的に低下するため、クリップ取付孔18周囲の
肉厚t1とクリップ取付孔18の深さt2とは、次式
(1)のような関係にあることが望ましい。
【0020】
【数1】 t1≒t2/2 …(1) 以下、上述した第1実施例とは異なる実施例について説
明するが、上述した第1実施例と重複する構成について
は、第1実施例と同一の符号を付し説明を省略する。
明するが、上述した第1実施例と重複する構成について
は、第1実施例と同一の符号を付し説明を省略する。
【0021】図5は、本発明の第2実施例を示してい
る。
る。
【0022】この第2実施例は、上述した第1実施例の
構成に加え、ウェザーストリップ6の表面6a側のクリ
ップ取付孔18開口縁が、空洞部14の貫通方向に直交
する方向の断面で、クリップ8の頭部10の幅a1より
も小さい幅a2で略階段状となるよう除去されている。
すなわち、ウェザーストリップ6表面側のクリップ取付
孔18開口縁の除去された部分は、クリップ8の頭部1
0によって覆われている。
構成に加え、ウェザーストリップ6の表面6a側のクリ
ップ取付孔18開口縁が、空洞部14の貫通方向に直交
する方向の断面で、クリップ8の頭部10の幅a1より
も小さい幅a2で略階段状となるよう除去されている。
すなわち、ウェザーストリップ6表面側のクリップ取付
孔18開口縁の除去された部分は、クリップ8の頭部1
0によって覆われている。
【0023】このように構成された第2実施例において
は、クリップ8挿入時に、ウェザーストリップ6表面側
のクリップ取付孔18開口縁の除去された部分によっ
て、クリップ8がクリップ取付孔18へと案内されるの
で、クリップ8の取付作業性が向上する。
は、クリップ8挿入時に、ウェザーストリップ6表面側
のクリップ取付孔18開口縁の除去された部分によっ
て、クリップ8がクリップ取付孔18へと案内されるの
で、クリップ8の取付作業性が向上する。
【0024】尚、ウェザーストリップ6表面側のクリッ
プ取付孔18開口縁は、必ずしも上述した第2実施例の
ように除去する必要はなく、図6及び図7に示すように
除去することもできる。
プ取付孔18開口縁は、必ずしも上述した第2実施例の
ように除去する必要はなく、図6及び図7に示すように
除去することもできる。
【0025】図6に示す第3実施例は、ウェザーストリ
ップ6表面側のクリップ取付孔18開口縁をテーパ状に
除去したものである。
ップ6表面側のクリップ取付孔18開口縁をテーパ状に
除去したものである。
【0026】また、図7に示す第4実施例は、ウェザー
ストリップ6表面側のクリップ取付孔18開口縁を、ク
リップ8の頭部10が収容されるように除去したもので
ある。すなわち、ウェザーストリップ6の表面6a側の
クリップ取付孔18開口縁が、空洞部14の貫通方向に
直交する方向の断面で、クリップ8の頭部10の幅a1
よりも大きい幅a3で略階段状となるよう除去されてい
る。
ストリップ6表面側のクリップ取付孔18開口縁を、ク
リップ8の頭部10が収容されるように除去したもので
ある。すなわち、ウェザーストリップ6の表面6a側の
クリップ取付孔18開口縁が、空洞部14の貫通方向に
直交する方向の断面で、クリップ8の頭部10の幅a1
よりも大きい幅a3で略階段状となるよう除去されてい
る。
【0027】この第4実施例の構成では、クリップ8の
頭部10がウェザーストリップ6表面側のクリップ取付
孔18開口縁の除去された部分に収容されるので、外観
の見映えが良いものとなる。
頭部10がウェザーストリップ6表面側のクリップ取付
孔18開口縁の除去された部分に収容されるので、外観
の見映えが良いものとなる。
【0028】図8は、本発明の第5実施例を示してい
る。
る。
【0029】この第5実施例は、上述した第1実施例の
構成において、階段面20,20が傾斜している。すな
わち、クリップ取付孔18の外周方向に向かって、クリ
ップ取付孔18周囲の肉厚が暫時薄肉となるよう除去さ
れて、断面略楔形状の突起部20,20が形成されてい
る。
構成において、階段面20,20が傾斜している。すな
わち、クリップ取付孔18の外周方向に向かって、クリ
ップ取付孔18周囲の肉厚が暫時薄肉となるよう除去さ
れて、断面略楔形状の突起部20,20が形成されてい
る。
【0030】このように構成された第5実施例において
は、クリップ8がクリップ取付孔18から脱落しようと
すると、クリップ8の係止部16,16がそれぞれ突起
部20,20と係合するので、より確実にクリップ8の
脱落を防止することができる。
は、クリップ8がクリップ取付孔18から脱落しようと
すると、クリップ8の係止部16,16がそれぞれ突起
部20,20と係合するので、より確実にクリップ8の
脱落を防止することができる。
【0031】尚、上述した各実施例においては、クリッ
プ取付孔周縁が除去された構成を形成する際に、各実施
例毎の構成要件を満たしつつ、クリップ取付孔18周縁
の断面形状に適宜丸みを持たせることも可能である。
プ取付孔周縁が除去された構成を形成する際に、各実施
例毎の構成要件を満たしつつ、クリップ取付孔18周縁
の断面形状に適宜丸みを持たせることも可能である。
【0032】例えば、上述した第1実施例においては、
階段面の両側縁を、図9に示すように、所定曲率の円弧
形状に形成してもよい。
階段面の両側縁を、図9に示すように、所定曲率の円弧
形状に形成してもよい。
【0033】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、クリッ
プ取付孔周縁が薄肉となり、少ない押し込み量で、クリ
ップがクリップ取付孔に確実に係合するので、クリップ
の押し込み不足によるクリップ取付孔からのクリップの
脱落を確実に防止することができる。そして、クリップ
取付孔周囲の剛性が低下するので、クリップ取付孔へク
リップを容易に挿入することができ、作業性が向上す
る。
プ取付孔周縁が薄肉となり、少ない押し込み量で、クリ
ップがクリップ取付孔に確実に係合するので、クリップ
の押し込み不足によるクリップ取付孔からのクリップの
脱落を確実に防止することができる。そして、クリップ
取付孔周囲の剛性が低下するので、クリップ取付孔へク
リップを容易に挿入することができ、作業性が向上す
る。
【0034】また、請求項2に記載の発明によれば、除
去されたウェザーストリップの表面側のクリップ取付孔
開口縁が、クリップのクリップ取付孔への挿入時に、係
止部をクリップ取付孔内に案内するので、クリップのク
リップ取付孔へ組み付け作業が容易になり、より一層作
業性が向上する。
去されたウェザーストリップの表面側のクリップ取付孔
開口縁が、クリップのクリップ取付孔への挿入時に、係
止部をクリップ取付孔内に案内するので、クリップのク
リップ取付孔へ組み付け作業が容易になり、より一層作
業性が向上する。
【0035】請求項3に記載の発明によれば、クリップ
がクリップ取付孔から脱落しようとすると、クリップの
係止部が突起部に係合するので、クリップ取付孔からの
クリップの脱落を一層確実に防止することができる。
がクリップ取付孔から脱落しようとすると、クリップの
係止部が突起部に係合するので、クリップ取付孔からの
クリップの脱落を一層確実に防止することができる。
【図1】本発明に係るウェザーストリップのクリップ取
付孔構造を示す断面図。
付孔構造を示す断面図。
【図2】クリップの斜視図。
【図3】図1のA部の拡大図。
【図4】(A)本発明に係るウェザーストリップのクリ
ップ取付孔構造において、クリップをクリップ取付孔に
係合させるために必要なクリップの押し込み量を示す説
明図。 (B)クリップ取付孔の周囲が薄肉に形成されていない
従来のクリップ取付孔構造において、クリップをクリッ
プ取付孔に係合させるために必要なクリップの押し込み
量を示す説明図。
ップ取付孔構造において、クリップをクリップ取付孔に
係合させるために必要なクリップの押し込み量を示す説
明図。 (B)クリップ取付孔の周囲が薄肉に形成されていない
従来のクリップ取付孔構造において、クリップをクリッ
プ取付孔に係合させるために必要なクリップの押し込み
量を示す説明図。
【図5】図1のA部に対応した拡大図にして、本発明の
第2実施例を示す要部断面図。
第2実施例を示す要部断面図。
【図6】図1のA部に対応した拡大図にして、本発明の
第3実施例を示す要部断面図。
第3実施例を示す要部断面図。
【図7】図1のA部に対応した拡大図にして、本発明の
第4実施例を示す要部断面図。
第4実施例を示す要部断面図。
【図8】図1のA部に対応した拡大図にして、本発明の
第5実施例を示す要部断面図。
第5実施例を示す要部断面図。
【図9】本発明の第1実施例の変形例を示す要部断面
図。
図。
【図10】従来のウェザーストリップのクリップ取付孔
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
【図11】従来のウェザーストリップのクリップ取付孔
構造を示す断面図。
構造を示す断面図。
6…ウェザーストリップ 8…クリップ 10…頭部 12…軸部 16…係止部 18…クリップ取付孔
Claims (3)
- 【請求項1】 頭部及び軸部を備え、上記軸部先端に外
側に張り出した係止部が設けられた断面略T字形のクリ
ップが挿入されるウェザーストリップのクリップ取付孔
構造において、上記クリップ取付孔は、上記係止部に接
触しないように、上記ウェザーストリップ背面側のクリ
ップ取付孔開口縁が除去され、クリップ取付孔周囲の肉
厚が薄くなっていることを特徴とするウェザーストリッ
プのクリップ取付孔構造。 - 【請求項2】 上記ウェザーストリップの表面側の上記
クリップ取付孔開口縁が除去されていることを特徴とす
る請求項1に記載のウェザーストリップのクリップ取付
孔構造。 - 【請求項3】 上記ウェザーストリップの背面側の上記
クリップ取付孔開口縁は、クリップ取付孔の外周方向に
向かって、上記クリップ取付孔周囲の肉厚が暫時薄肉と
なるよう除去されていることを特徴とする請求項1また
は2に記載のウェザーストリップのクリップ取付孔構
造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311607A JP2002120562A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | ウェザーストリップのクリップ取付孔構造 |
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Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2000311607A JP2002120562A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | ウェザーストリップのクリップ取付孔構造 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2002120562A true JP2002120562A (ja) | 2002-04-23 |
Family
ID=18791340
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2000311607A Pending JP2002120562A (ja) | 2000-10-12 | 2000-10-12 | ウェザーストリップのクリップ取付孔構造 |
Country Status (1)
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---|---|
JP (1) | JP2002120562A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN106274734A (zh) * | 2015-05-15 | 2017-01-04 | 天津市信霖塑料制品有限公司 | 一种汽车机盖密封条塑料卡扣 |
-
2000
- 2000-10-12 JP JP2000311607A patent/JP2002120562A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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CN106274734A (zh) * | 2015-05-15 | 2017-01-04 | 天津市信霖塑料制品有限公司 | 一种汽车机盖密封条塑料卡扣 |
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