JPH08119145A - カウルトップガーニッシュ取付構造 - Google Patents

カウルトップガーニッシュ取付構造

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JPH08119145A
JPH08119145A JP26085094A JP26085094A JPH08119145A JP H08119145 A JPH08119145 A JP H08119145A JP 26085094 A JP26085094 A JP 26085094A JP 26085094 A JP26085094 A JP 26085094A JP H08119145 A JPH08119145 A JP H08119145A
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cowl top
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mounting structure
molding
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Fumihiko Ogawa
文彦 小河
Tatsuo Kubota
辰雄 久保田
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Inoac Corp
Suzuki Motor Corp
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Inoue MTP KK
Inoac Corp
Suzuki Motor Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 車両の製造コストの上昇を押さえつつ、外観
の向上を図ることができるカウルトップガーニッシュ取
付構造を提供することを目的とする。 【構成】 カウルトップガーニッシュ11の後端部11
aに、該カウルトップガーニッシュと一体に形成された
モール部13をウィンドシールド12側へ向けて延設す
るとともに、カウルトップガーニッシュ11の後端部1
1aとモール部13との間に凹部14を形成し、カウル
トップガーニッシュ11を設置した際に、モール部13
がウィンドシールド12の前端部12aに当接し、もっ
て、凹部14が狭められるようにした構成としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、カウルトップガーニッ
シュ取付構造に関し、詳しくは、ウィンドシールドの前
端部の前方にカウルトップガーニッシュの後端部を配置
したカウルトップガーニッシュ取付構造に関する。
【0002】
【従来の技術】図6および図7は、それぞれ従来のカウ
ルトップガーニッシュ取付構造を示すものである。図6
に示した構造では、カウルトップガーニッシュ1の後端
部1aとウィンドシールド2の前端部2aとの間の隙間
を埋めるために、カウルトップガーニッシュ1の後端部
1aの下部に、別部品の柔らかいモール3を取付けてい
る。図7に示した構造では、上記のようなモール3を用
いず、カウルトップガーニッシュ1の後端部1aを下方
に曲げて、ウィンドシールド2との間の隙間Gを可及的
に狭めようとしている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、図6に示し
た構造の場合には、モール3によってカウルトップガー
ニッシュ1とウィンドシールド2との間の隙間を完全に
封じているために外観が良くなったが、別部品であるモ
ール3を用いた分組付け手数が増えるので、車両の製造
コストを上昇させる不具合があった。また、図7に示し
た構造の場合には、カウルトップガーニッシュ1とウィ
ンドシールド2との間の隙間Gを全幅に渡って無くすの
は困難であり、しかも、その隙間Gの大きさを全幅に渡
って一定にするのは困難であるので、外観が悪くなると
いう欠点があった。本発明は、上記実情に鑑みてなされ
たもので、車両の製造コストの上昇を押さえつつ、カウ
ルトップガーニッシュ周辺の外観の向上を図ることがで
きるカウルトップガーニッシュ取付構造を提供すること
を目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明では、上記目的を
達成するために、ウィンドシールドの前端部の前方にカ
ウルトップガーニッシュの後端部を配置したカウルトッ
プガーニッシュ取付構造において、上記カウルトップガ
ーニッシュの後端部に、該カウルトップガーニッシュと
一体に形成されたモール部を上記ウィンドシールド側へ
向けて延設するとともに、上記カウルトップガーニッシ
ュの後端部と上記モール部との間に凹部を形成し、上記
カウルトップガーニッシュを設置した際に、上記モール
部が上記ウィンドシールドの前端部に当接し、もって、
上記凹部が狭められるようにした構成としている。
【0005】
【実施例】以下、本発明に係るカウルトップガーニッシ
ュ取付構造の一実施例を添付図面を参照しながら詳細に
説明する。図1〜図4は、本発明に係るカウルトップガ
ーニッシュ取付構造の一実施例を示すものである。本実
施例におけるカウルトップガーニッシュ取付構造は、図
1に示したような車両10のカウルトップガーニッシュ
11とウィンドシールド12との間の構造に適用したも
のである。本実施例では、カウルトップガーニッシュ1
1の後端部11aにモール部13を下方へ向けて、すな
わちウィンドシールド12側へ向けて延設している。こ
れにより、モール部13aは、ウィンドシールド12に
当接していない状態において、図3に示すように、ウィ
ンドシールド12の前端部12aが配置される領域にま
で入り込む程度に、その長さおよび傾きが設定されてい
る。モール部13は、特に、カウルトップガーニッシュ
11と同一材料で一体に形成され、その先端は、曲面状
に形成されている。
【0006】また、モール部13とカウルトップガーニ
ッシュ11の後端部11aとの間の部分の表面側に凹部
14を設けている。凹部14は、カウルトップガーニッ
シュ11の全幅に渡って略断面V字形の溝状に形成され
ている。。この凹部14を設けた部分は、ヒンジ作用を
奏するような薄肉状となっている。なお、図1におい
て、15はフロントフード、図2において、16はカウ
ルトップパネル、17はカウルアッパーパネル、18は
ダッシュパネル、19はカウルトップガーニッシュ11
をカウルトップパネル16に固定するためのクリップ、
20はウィンドシールド12の前端部12aとカウルト
ップパネル16との間をシールするためのウレタン、2
1はインストルメントパネル、22はフロントフード1
5のフードアウターパネル、23はフロントフード15
のフードインナーパネル、24はフードリヤシールであ
る。
【0007】次の本実施例におけるカウルトップガーニ
ッシュ取付構造の作用について説明し、併せてその構成
をより明らかにする。すなわち、カウルトップガーニッ
シュ11を設置すると、当初下方へ向いたモール部13
は、ウィンドシールド12の前端部12aに隙間なく当
接される(図4参照)。このとき、モール部13はウィ
ンドシールド12によって押し曲げられるので、凹部1
4は狭められる。これにより、凹部14は線状になり、
しかも、該凹部の深部が外部から見えなくなる。このた
め、凹部14の深部が白化しても、この白化した部分が
外部から見えないので、カウルトップガーニッシュ11
における外観が良い。また、モール部13の先端を曲面
状に形成していることから、カウルトップガーニッシュ
11の運搬・組付作業時に取扱いがし易くなるととも
に、取付時にウィンドシールド12に傷を付けてしまう
ことを防止することができる。なお、上記実施例では、
凹部14をカウルトップガーニッシュ11とモール部1
3間の部分の表面側だけに形成したが、本発明ではこれ
に限らず、図5に示すように、それらの裏面側にもさら
に別の凹部14を形成するようにしても勿論良い。要
は、カウルトップガーニッシュ11とモール部13との
間にヒンジ作用をなすことができるような薄肉部が形成
されれば良く、その形成態様はいずれでも良い。したが
って、凹部14の断面形状もとくに限定されず、また、
凹部14は、必ずしも一連でなく、不連続に形成しても
良い。
【0008】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係るカウ
ルトップガーニッシュ取付構造によれえば、本発明で
は、上記目的を達成するために、ウィンドシールドの前
端部の前方にカウルトップガーニッシュの後端部を配置
したカウルトップガーニッシュ取付構造において、上記
カウルトップガーニッシュの後端部に、該カウルトップ
ガーニッシュと一体に形成されたモール部を上記ウィン
ドシールド側へ向けて延設するとともに、上記カウルト
ップガーニッシュの後端部と上記モール部との間に凹部
を形成し、上記カウルトップガーニッシュを設置した際
に、上記モール部が上記ウィンドシールドの前端部に当
接し、もって、上記凹部が狭められるようにした構成と
しているので、次のような効果を得ることができる。
【0009】すなわち、本発明では、上記モール部を上
記カウルトップガーニッシュと一体に形成したため、別
部品のモールを付けなくとも、上記ウィンドシールドと
の間の隙間を無くすことができる。したがって、部品点
数を削減することができるとともに、モールの貼付工程
も不要になるため、上記カウルトップガーニッシュの取
付け作業が容易になり、車両の製造コストの低減を図る
ことができる。また、上記カウルトップガーニッシュが
取付けられたあとは、該カウルトップガーニッシュと上
記モール部との間の凹部が狭められて線状に変形され
る。このため、外部からは、別部品のモールがカウルト
ップガーニッシュに付けてあるように見え、見栄えが良
い。しかも、このように上記凹部が閉じられた状態で
は、上記凹部の白化した部分が見えなくなり、このた
め、上記凹部の深部が白化しても外部からは見えず、し
たがって、上記カウルトップガーニッシュ回りの外観の
悪化を防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るカウルトップガーニッシュ取付構
造の一実施例が適用された車両を示す斜視図である。
【図2】図1におけるA−A線断面図である。
【図3】カウルトップガーニッシュの要部を示すもの
で、その取付け前の状態を示す、図1におけるB−B線
断面図である。
【図4】カウルトップガーニッシュの要部を示すもの
で、その取付け後の状態を示す、図1におけるB−B線
断面図である。
【図5】本発明に係るカウルトップガーニッシュ取付構
造の他の実施例のカウルトップガーニッシュの要部を示
すものである。
【図6】従来のカウルトップガーニッシュ取付構造の要
部を示す断面図である。
【図7】従来のカウルトップガーニッシュ取付構造の要
部を示す断面図である。
【符号の説明】
10 車両 11 カウルトップガーニッシュ 11a 後端部 12 ウィンドシールド 12a 前端部 13 モール部 14 凹部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 久保田 辰雄 愛知県安城市藤井町東長先8番地1 株式 会社イノアックコーポレーション桜井事業 所内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ウィンドシールドの前端部の前方にカウ
    ルトップガーニッシュの後端部を配置したカウルトップ
    ガーニッシュ取付構造において、上記カウルトップガー
    ニッシュの後端部に、該カウルトップガーニッシュと一
    体に形成されたモール部を上記ウィンドシールド側へ向
    けて延設するとともに、上記カウルトップガーニッシュ
    の後端部と上記モール部との間に凹部を形成し、上記カ
    ウルトップガーニッシュを設置した際に、上記モール部
    が上記ウィンドシールドの前端部に当接し、もって、上
    記凹部が狭められるようにしたことを特徴とするカウル
    トップガーニッシュの取付構造。
JP26085094A 1994-10-26 1994-10-26 カウルトップガーニッシュ取付構造 Expired - Fee Related JP3369330B2 (ja)

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Cited By (3)

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JP2016107899A (ja) * 2014-12-09 2016-06-20 マツダ株式会社 車両の前部車体構造

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