JP2005254904A - モールディング構造 - Google Patents

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Abstract

【課題】 エンドキャップの装着作業性に優れたモールディング構造を提供する。
【解決手段】 意匠面との対向面に開口を有するモール本体と、該モール本体の端部に挿入されるエンドキャップとを有し、このエンドキャップ挿入部の幅がモール本体の開口の幅より大きいモールディング構造において、エンドキャップの挿入部とモール本体の少なくとも一方をモール本体の開口幅方向に弾性変形可能とさせ、自由状態では該モール本体の開口幅よりもエンドキャップの挿入部の幅を大きくさせておき、さらに、開口側からモール本体内側に向けてエンドキャップを押圧したとき弾性変形を生じさせて、開口を通してモール本体内にエンドキャップの挿入部を進入可能にさせる変形ガイド手段を設ける。
【選択図】 図2

Description

本発明は自動車のモールディング構造に関し、特にモールディングの端末構造に関する。
この種のモールディング端末構造では、実公昭61-32832号に開示されるように、モール本体の端末部に対して該モール本体の長手方向へ向けてエンドキャップを挿入していくのが一般的である。しかし、この装着手法では、エンドキャップの挿入部がモールディング長手方向へ長い場合に良好な作業性を得ることが難しい。特に装着時にエンドキャップを接着剤で固定する場合には次のような問題がある。図8は従来のエンドキャップ装着構造を模式的に示したものであり、略C字状断面(Cチャンネル材形状)のモール本体50に対して、エンドキャップ51はその挿入部52をモール本体50の長手方向(矢印A方向)に沿って挿入させていく。挿入部52のうちモール本体50の意匠面50a方向を向く接着面52aには接着剤が塗布されており、挿入後には接着剤によってモール本体50に対して固定される。ここで、エンドキャップ51を矢印A方向にスライドさせていく構造であると、接着剤の量が多い場合に、モール本体50の意匠面50a側に接着剤がはみ出して外観不良となるおそれがある。また、はみ出しを防ぐために接着剤塗布量を減らすと、エンドキャップ51の固定が不完全となり脱落するおそれがある。この問題はエンドキャップ51の挿入部52が長いほど考慮する必要がある。
挿入部が長いエンドキャップは、ドアサッシュモールディングで用いられることが多い。図6及び図7はドアサッシュモールディングの一例を示している。フロントドア53とリアドア54の上縁部に沿ってドアサッシュモールディング55、56が設けられている。各ドアサッシュモールディングは、図7に示すようにドアサッシュフレーム57に対して係着されているが、フロントドア53のドアミラー58付近ではドアサッシュモールディング55の前端部がドアサッシュフレーム57から別れている。このドアサッシュモールディング55の前端部はドアサッシュフレーム57の支持を受けない分支持強度が低くなるので、走行時の風切音や、ドアサッシュフレーム57とドアサッシュモールディング55との隙間ができることによる見栄え不良などを防止するために、当該前端部に挿入されるエンドキャップの挿入部を長くすることが好ましい。しかし、エンドキャップの挿入部を長くすると、取り付け時の作業性において前述のような問題があった。
実公昭61-32832号
本発明は、エンドキャップの装着作業性に優れたモールディング構造を提供することを目的とする。
本発明は、意匠面との対向面に開口を有するモール本体と、該モール本体の端部に挿入されるエンドキャップとを有し、このエンドキャップ挿入部の幅がモール本体の開口の幅より大きいモールディング構造において、エンドキャップの挿入部とモール本体の少なくとも一方をモール本体の開口幅方向に弾性変形可能とさせ、自由状態では該モール本体の開口幅よりもエンドキャップの挿入部の幅を大きくさせておき、さらに、開口側からモール本体内側に向けてエンドキャップを押圧したとき上記の弾性変形を生じさせて、開口を通してモール本体内にエンドキャップの挿入部を進入可能とさせる変形ガイド手段を備えたことを特徴としている。
例えば、変形ガイド手段は、エンドキャップ挿入部の一側に設けた傾斜面とすることができる。この傾斜面は、エンドキャップの挿入部をモール本体の開口に接近させたとき該開口の縁部に当接して、開口幅方向への分力を生じさせる。
前述の通り、エンドキャップとモール本体はいずれを弾性変形させてもよい。例えばエンドキャップ側を弾性変形させる場合には、エンドキャップの挿入部から幅方向に向けて少なくとも一つの爪部を突出させて該爪部に上記傾斜面を形成し、さらに該爪部に隣接する位置に少なくとも一つのスリットを形成し、該スリットと爪部の間の領域を弾性変形可能にさせるとよい。一方、モール本体側を弾性変形させる場合には、エンドキャップ挿入部の一側にモール本体の長手方向へ向けて一様断面形状で上記傾斜面を形成することが好ましい。
さらに、エンドキャップの挿入部がモール本体内に位置する状態で該モール本体の長手方向へのエンドキャップの移動を規制する抜け止め手段を備えることが好ましい。抜け止め手段は、エンドキャップの挿入部とモール本体の一方と他方に形成した互いに係合可能な凹部と凸部とすることができる。
以上の本発明のモールディング構造によれば、エンドキャップ挿入部をモール本体の長手方向と直交する方向から開口内に挿入させるので、前述の問題が解決されエンドキャップの装着作業性が向上する。
以下、図6及び図7と同様のドアサッシュモールディングに適用した本発明の実施形態を説明する。なお、以下の説明における「上方、下方」あるいは「車内側、車外側」とは、ドアサッシュモールディングが装着されるドアパネルを基準とした方向を述べたものである。
図1及び図2は本発明の第1の実施形態を示す。モール本体10は車内側に向く開口部10aと、該開口部10aに対向し車両外側に向く意匠面部10bと、該意匠面部10bの両側部を車内側に折り返して形成した折返縁部10c、10dを有している。モール本体10の開口部10aは折返縁部10cと折返縁部10dの対向する先端に挟まれた領域であり、該開口部10aの開口幅D1と、モール本体10の内幅(折返縁部10cと折返縁部10dの内面の間隔)D2は、D1<D2の関係になっている。なお、図ではモール本体10は矩形状の断面であるが、本発明を適用するモール本体はこのタイプの形状に限定されるものではなく、曲面状の外形を有していてもよい。つまり、一側部が開口されたいわゆるCチャンネル材形状であればよい。また、モールディングは、金属製の芯材の外側をゴムや樹脂で覆ったものや、硬さの異なる複数の樹脂を適宜組み合わせて成形したものなどが知られているが、本発明を適用するモール本体はそのタイプを問わない。
エンドキャップ15は、モール本体10の端面10eに当接可能な鍔部16と、該鍔部16からモール本体10の長手方向に向けて突出された挿入部17とを有している。以降の説明では、モール本体10の開口部10aの開口幅D1に対応する方向を挿入部17の幅方向と定義する。挿入部17の幅方向の一方の側部17aは実質的に凹凸がなく、モール本体10の折返縁部10dの内面形状に沿うように形成されている。挿入部17の他方の側部17bには挿入部17の長手方向(鍔部16からの突出方向)に位置を異ならせて2つの爪部18が設けられている。各爪部18は、互いに非平行かつ非直交関係にある傾斜面18aと背面18bを有する三角状の断面形状をなしている。車内側に位置する傾斜面18aは、挿入部17の幅方向中心線Sから離れるにつれて(挿入部17から突出するにつれて)徐々に車内側に接近するように傾斜されており、該傾斜面18aに続いて車外側に位置する背面18bは、挿入部17の幅方向と略平行な面である。挿入部17にはさらに、幅方向において2つの爪部18の内側に位置させて2つのスリット19が形成され、各スリット19と各爪部18の間が薄肉部19aとなっている。各薄肉部19aは挿入部17の幅方向に弾性変形可能であり、該薄肉部19aの弾性変形に応じて爪部18の位置を挿入部17の幅方向に変位させることができる。薄肉部19aの自由状態における挿入部17の幅D3(爪部18の突端部から側部17aまでの幅)とモール本体10における上記各幅D1、D2との関係は、D1<D3≒D2となっている。
エンドキャップ15の挿入部17の外面には、両側部17a、17bを接続する接着面17cと抜け止め面17dが形成されている。接着面17cと抜け止め面17dは互いに平行な平面である。
エンドキャップ15は、端面10e側からモール本体10の長手方向に挿入するのではなく、図2に示すように、開口部10aからモール本体10の内側に押し込むようにして、モール本体10の長手方向と直交する方向へ挿入する。図2(A)は挿入前の状態、図2(B)は挿入完了状態を示している。まず、接着面17cを開口部10aに向けた状態で、モール本体10の長手方向での鍔部16と端面10eの位置を対応させる。そして、挿入部17を傾けて、一方の側部17aを開口部10aから折返縁部10dの内側に挿入する。側部17aが折返縁部10dの内面に当接した時点でこの挿入は規制される。このとき、2箇所の爪部18の傾斜面18aが折返縁部10cの先端(開口部10aの縁部)に対向する。続いて挿入部17の他側部17bをモール本体10の内側に向けて押し込むと、傾斜面18aと折返縁部10cの当接関係(傾斜面18aの形状)によって、挿入部17と折返縁部10cを開口部10aの開口幅D1方向へ離間させようとする分力が生じる。この分力に応じて挿入部17の薄肉部19aが図2(A)の矢印F1方向に弾性変形され、爪部18(側部17b)と側部17aの間隔が狭まる(D3が小さくなる)。これにより、爪部18が折返縁部10cの先端を乗り越えてモール本体10の内側に進入される。図2(B)のように爪部18及び側部17bが折返縁部10cの内側に係合する位置に達すると、薄肉部19aが弾性変形状態から復元して側部17aと爪部18(側部17b)の間隔が広がる(D3が大きくなる)。この状態では、接着面17cと抜け止め面17dがモール本体10の内面に当接しているため、モール本体10と直交する方向への挿入部17の移動が規制される。また、側部17aと爪部18がモール本体10の内面に当接しているため、挿入部17はモール本体10の幅方向への移動も規制される。さらに、挿入部17に対して開口部10a側(意匠面部10bから離れる方向)への力を加えても、爪部18の背面18bは傾斜面18aのような分力を与える面ではないので薄肉部19aは弾性変形されない。よって、挿入部17を一旦モール本体10内に嵌め込んでしまえば、エンドキャップ15は開口部10aを通して脱落することなく保持される。最後に、必要であれば鍔部16が端面10eに確実に当接するようにエンドキャップ15の位置を微調整する。
モール本体10に対するエンドキャップ15の取り付けに際しては、意匠面部10bに対向する挿入部17の接着面17cに接着剤を塗布しておく。以上のようにモール本体10の長手方向(厚み方向)と直交する方向に押し込んでエンドキャップ15を装着する手法によれば、エンドキャップ15をモール本体10の長手方向にスライドさせる必要がないので、接着剤がモール本体10の意匠面部10b側にはみ出すおそれがなくなる。また、長尺の部材であるモール本体10の取り回しや作業スペースを考慮すると、モール本体10の長手方向にスライドさせてエンドキャップを取り付けるよりも、本実施形態のエンドキャップ15のように長手方向と直交する方向に押し込む方が作業性において有利である。
図3及び図4は第2の実施形態を示している。モール本体20は第1の実施形態のものと実質的に同じ構造であり、車内側に向く開口部20a、車両外側に向く意匠面部20b、該意匠面部20bの両側に位置する折返縁部20c及び折返縁部20dを有している。モール本体20は、折返縁部20cと折返縁部20dを結ぶ幅方向(開口部20aの開口幅方向)に弾性変形が可能であり、特に折返縁部20c側に可撓性が付与されている。このような特性を与えるために、折返縁部20cを他の部分よりも硬度の低い樹脂で形成してもよい。硬度の異なる樹脂を組み合わせてモールディングを形成する方は既に実用化されている。
エンドキャップ25は、モール本体20の端面20eに当接可能な鍔部26から挿入部27を延出させている。挿入部27の一方の側部27aはモール本体20の折返縁部20dの内面に対応する形状であり、他方の側部27bには一様断面形状の傾斜面28が形成されている。傾斜面28は、車外側に向く面として形成されており、挿入部27の幅方向中心線Sから離れるにつれて徐々に車内側に接近するように傾斜されている。モール本体20が弾性変形されていない自由状態にあるときは、挿入部27の幅は開口部20aの開口幅よりも大きい。
エンドキャップ25は、図4に示すように、開口部20aからモール本体20の内側に押し込むようにして装着する。図4(A)は挿入前の状態、図4(B)は挿入途中の状態を示している。まず、接着面27cを開口部20aに向けた状態で、モール本体20の長手方向における鍔部26と端面20eの位置を対応させる。そして、挿入部17を傾けて、傾斜面28とは反対側の側部27aを開口部20aから進入させて、該側部27aを図4(B)のように折返縁部20d内に係合させる。このとき傾斜面28が折返縁部20cに対向する。続いて傾斜面28が形成されている方の側部27bをモール本体20の内側に向けて押し込むと、傾斜面28の形状によって、挿入部27と折返縁部20cを開口部20aの開口幅方向へ離間させようとする分力が生じる。この分力に応じて折返縁部20cが図4(B)の矢印F2方向に弾性変形されて開口部20aの開口幅が広がる。これにより、挿入部27における側部27bが折返縁部20cの内縁を乗り越えて折返縁部20cの内側に進入する。挿入部27の側部27bが折返縁部20cの内側に完全に入り込むと、折返縁部20cが弾性変形状態から復元して開口部20aの開口幅が元に戻る。すると、挿入部27は抜け止め面27dによって開口部20aからの脱落が防止され、モール本体20内に保持される。この保持状態で、挿入部27に対して開口部20a側(意匠面部20bから離れる方向)への力を加えても、傾斜面28は既に意匠面部20bと対向する位置にあって折返縁部20cとは当接しないので、折返縁部20cを弾性変形させるような分力は生じない。
モール本体20に対するエンドキャップ25の取り付けに際しては、意匠面部20bに対向する挿入部27の接着面27cに接着剤を塗布しておく。第1の実施形態と同じく、モール本体20の長手方向と直交する方向に押し込んでエンドキャップ25を装着する構造であるため、接着剤がモール本体20の意匠面部20b側にはみ出すおそれがない。また、長尺のモール本体20に対してその長手方向にスライドさせるよりも、エンドキャップ25のように長手方向と直交する方向へ押し込む方が作業を行いやすい。
モール本体の長手方向へのエンドキャップの抜け止め手段として、第1と第2の実施形態では接着剤を用いているが、図5に示す第3実施形態のような抜け止め手段を用いることもできる。この第3実施形態は、抜け止め手段を除いては第1実施形態と共通しており、両実施形態に共通する要素は図5中に同符号で示し、説明を省略する。図5に示すモール本体10は、その長手方向の途中位置に折返縁部10cの内縁部を切り欠いて形成した切欠部30を有する。エンドキャップ15は、2つの爪部18の間に、該切欠部30に対して係合可能な係止突起31を有する。係止突起31は、挿入部17の幅方向中心線Sから離れる方向に突出すると共に、抜け止め面17dから突出する方向にも突出している。また、モール本体10の長手方向において切欠部30と係止突起31は、鍔部16が端面10eに当接するときに互いに係合する位置関係で形成されている。よって、切欠部30と係止突起31の相互位置を合わせた状態でエンドキャップ15をモール本体10に装着すると、切欠部30と係止突起31が係合してモール本体10の長手方向へのエンドキャップ15の移動を規制する。この形態によれば接着剤を省略できるので、エンドキャップの装着作業性をさらに向上させることができる。
以上のように本発明のモールディング構造では、モールディングの長手方向と直交する方向への押圧力に応じてモール本体の開口幅またはエンドキャップの幅を変化させて該エンドキャップを装着可能としたので、従来の装着構造に比べて作業性に優れている。第1と第2の実施形態から理解されるように、本発明ではモール本体とエンドキャップのいずれを弾性変形させてもよいし、あるいはモール本体とエンドキャップの両方を弾性変形させてもよい。また、第3の実施形態のようにすればさらに接着剤を塗布する工程も省略することができる。
従来技術の説明で述べた通り、挿入部の長いエンドキャップはドアサッシュモールディングで用いられることが多いため、本発明はドアサッシュモールディングに好適である。但し、本発明の適用範囲はドアサッシュモールディングに限定されるものでなく、他の部分のモールディングにも適用することができる。
また、モール本体の断面形状などの細部構成は、図示実施形態に限定されるものではない。
本発明のモールディング構造の第1の実施形態を示す斜視図である。 図1のモールディング構造における装着手順を示す、モール本体の長手方向に沿って見た断面図であり、(A)は装着前の状態を示す図、(B)は装着した状態を示す図である。 本発明のモールディング構造の第2の実施形態を示す斜視図である。 図3のモールディング構造における装着手順を示す、モール本体の長手方向に沿って見た断面図であり、(A)は装着前の状態を示す図、(B)は装着途中の状態を示す図である。 本発明のモールディング構造の第3の実施形態を示す斜視図である。 ドアサッシュモールディングの一例を示す自動車のドア付近の斜視図である。 図6のVII-VII断面線に沿う断面図である。 従来のモールディング端末構造を示す斜視図である。
符号の説明
D1 開口部の開口幅
D2 モール本体の内幅
D3 挿入部の幅
S 挿入部の幅方向中心線
10 20 モール本体
10a 20a 開口部
10b 20b 意匠面部
10c 10d 20c 20d 折返縁部
10e 20e 端面
15 25 エンドキャップ
16 26 鍔部
17 27 挿入部
17a 17b 27a 27b 側部
17c 27c 接着面
17d 27d 抜け止め面
18 爪部
18a 傾斜面
18b 背面
19 スリット
19a 薄肉部
28 傾斜面
30 切欠部
31 係止突起

Claims (6)

  1. 意匠面との対向面に開口を有するモール本体と、該モール本体の端部に挿入されるエンドキャップとを有し、このエンドキャップ挿入部の幅は、モール本体の開口の幅より大きいモールディング構造において、
    エンドキャップの挿入部とモール本体の少なくとも一方がモール本体の開口幅方向に弾性変形可能であり、自由状態では該モール本体の開口幅よりもエンドキャップの挿入部の幅が大きく、
    上記開口側からモール本体内側に向けてエンドキャップを押圧したとき上記弾性変形を生じさせ、上記開口を通してモール本体内にエンドキャップの挿入部を進入可能とさせる変形ガイド手段を備えたことを特徴とするモールディング構造。
  2. 請求項1記載のモールディング構造において、上記変形ガイド手段は、エンドキャップの挿入部を上記モール本体の開口に接近させたとき該開口の縁部に当接する、エンドキャップ挿入部の一側に設けた傾斜面からなるモールディング構造。
  3. 請求項2記載のモールディング構造において、上記傾斜面は、エンドキャップの挿入部から幅方向に突出する少なくとも一つの爪部に形成され、エンドキャップの挿入部はさらに、該爪部に隣接する少なくとも一つのスリットを有し、該スリットと爪部の間の領域が弾性変形可能であるモールディング構造。
  4. 請求項2記載のモールディング構造において、上記傾斜面は、エンドキャップ挿入部の一側にモール本体の長手方向へ向けて一様断面形状で形成されており、該傾斜面との当接に応じてモール本体が弾性変形されるモールディング構造。
  5. 請求項1ないし4のいずれか1項記載のモールディング構造において、エンドキャップの挿入部がモール本体内に位置する状態で該モール本体の長手方向へのエンドキャップの移動を規制する抜け止め手段を備えているモールディング構造。
  6. 請求項5記載のモールディング構造において、上記抜け止め手段は、エンドキャップの挿入部とモール本体の一方と他方に形成した、互いに係合可能な凹部と凸部であるモールディング構造。
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