JP2002147070A - 引き手 - Google Patents

引き手

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JP2002147070A
JP2002147070A JP2000349270A JP2000349270A JP2002147070A JP 2002147070 A JP2002147070 A JP 2002147070A JP 2000349270 A JP2000349270 A JP 2000349270A JP 2000349270 A JP2000349270 A JP 2000349270A JP 2002147070 A JP2002147070 A JP 2002147070A
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JP
Japan
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holder
puller
door
view
locking claw
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JP2000349270A
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English (en)
Inventor
Katsumi Yagi
克巳 八木
Norito Yagi
準人 八木
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Yagi KK
Original Assignee
Yagi KK
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 長期使用に際しても取付け力を維持すること
ができる引き手を提供する。 【解決手段】 扉に設けられる取付穴に固着するホルダ
を引き手本体の外周面に備えてなる引き手であって、前
記ホルダの底部先端部に、引き手本体の縦方向の上下部
位の形状に沿って延びる係止爪が形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は引き手に関する。さ
らに詳しくは、家屋の出入口や間仕切りなどで使用され
るスライド式扉に設けられる引き手に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、扉に設けられる引き手として
は、たとえば図11に示されるように、扉51に形成さ
れる縦長の取付穴に嵌着される操作凹部52と、扉51
の表面に接する周側部53とからなるものがある。前記
操作凹部52と周側部53とは、薄い鋼鈑をプレス加工
して一体に成形されている。かかる引き手54は、前記
操作凹部52が扉51の取付穴に嵌着されたのち、予め
該操作凹部52の上下の部位52aに形成される開口孔
55に釘56を打ち込んだり、またはねじをねじ込んだ
りして扉51に取り付けられる。
【0003】かかる引き手54の操作凹部52の奥行き
および幅は、操作凹部52に指が引っ掛かり扉を押し引
きできる程度の狭い寸法にされている。
【0004】このため、かかる引き手54の取付け作業
は、操作凹部52の内部の狭い空間で釘56を差し込ん
で扉51に固定しなければならないため、手間が掛かり
作業効率がわるいという問題がある。また釘56が見え
るので、外観がわるいという問題もある。
【0005】かかる問題を解決する技術として、操作凹
部の外周面に、扉の取付穴の内周面に係合する係合部が
設けられたホルダ(固定具)を嵌着させた引き手がある
(特開平8−144584号公報、特開平8−1842
24号公報または特開平10−25933号公報参
照)。前記特開平8−144584号公報におけるホル
ダでは、ホルダの相対する側壁(側片)の端縁に外側に
屈曲させた屈曲片を形成するとともに、該屈曲片の端縁
に複数の山形状の突起を形成している。また前記特開平
8−184224号公報におけるホルダでは、ホルダの
相対する側壁(側片)が外側にテーパ状に形成され、外
面に山形断面の突起をビード状に形成している。また前
記特開平10−25933号公報におけるホルダでは、
ホルダにおける係合部がホルダの側壁に形成された複数
本の突条であり、扉の取付穴を出る方向に向く爪のよう
なものである。これらの引き手は、釘やねじを用いずに
ワンタッチで扉に取り付けることができる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記ホルダを嵌着した
引き手は、通常の使用され方では充分な剛性を有し、外
れることはない。しかしながら、ホルダの材質が、ステ
ンレス鋼または機械的性質に優れる合成樹脂であって
も、ホルダの側壁の屈曲片の端縁に形成された複数の山
形状の突起、側壁の外面に形成したビード状の突起およ
び側壁に形成されている突条の剛性には限度があるとと
もに、経年変化により、長期使用時に大きな衝撃力が掛
かると、引き手の取付け力が緩む惧れがある。
【0007】本発明は、叙上の事情に鑑み、長期使用に
際しても取付け力を維持することができる引き手を提供
することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明の引き手は、扉に
設けられる取付穴に固着するホルダを引き手本体の外周
面に備えてなる引き手であって、前記ホルダの底部先端
部に、引き手本体の縦方向の上下部位の形状に沿って延
びる係止爪が形成されてなることを特徴とする。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて本発明
の引き手を説明する。
【0010】図1は本発明の引き手の一実施の形態を示
す側面図、図2は図1における引き手本体の側面図、図
3は図1における引き手本体の平面図、図4は図1にお
けるホルダの拡大斜射図、図5は図1における引き手本
体とホルダの嵌着例を示す説明図、図6はホルダの他の
実施の形態を示す拡大斜射図、図7はホルダのさらに他
の実施の形態を示す拡大斜射図、図8はホルダのさらな
る他の実施の形態を示す正面図、図9は図8のホルダの
側面図、図10は図8のホルダの底面図である。
【0011】図1に示されるように、本発明の一実施の
形態にかかわる引き手1は、扉の取付穴に嵌着される操
作凹部2および該操作凹部の周囲に形成され、前記扉の
表面に接する周側部3からなる引き手本体4と、前記操
作凹部2の外周面に嵌着および固定されるホルダ(固定
具)5とから構成されている。このホルダ5は、前記操
作凹部2と扉の取付穴とのあいだに介在して引き手本体
4を扉に取り付ける。
【0012】前記引き手本体3は、図1〜3に示される
ように、たとえばステンレス、アルミニウムまたは真ち
ゅうなどの薄肉鋼鈑をプレス加工して、前記操作凹部2
と周側部3とが一体成形されている。この操作凹部2の
縦方向の外周面には、前記ホルダ5を位置決め固定する
ための左右一対の凹所6が形成されている。この凹所6
は、操作凹部1の外周面の縦方向をローラ加工またはポ
ンチ加工などにより、くぼませたものである。6aは、
このとき形成された引き手本体4の内部の膨出部であ
る。この膨出部6aの存在により、操作凹部2に指を入
れて扉を開けようとしたとき、前記膨出部6aに指がひ
っかかるので操作性が非常によい。前記凹所6の形状
は、後述するホルダ5の嵌着爪11を確実に係止すると
ともに、引き手を取付穴に取り付けたのちに掛かる力で
抜け出でない形状であれば、本発明においては、とくに
限定されるものではないが、たとえば断面が半円形とす
ることができる。また操作凹部1の左右位置の凹所6
は、上下方向(図1〜3においては左右方向)でそれぞ
れ分離して形成されているが、上下方向の位置の凹所を
連続して形成することもできる。
【0013】前記ホルダ5は、図1および図4に示され
るように、底部7および側壁8からなるホルダ本体9
と、該本体9の底部7の先端部から操作凹部2の縦方向
の上下部位1a、1bに沿って延びる第1の係止爪10
とから構成されており、横断面が略コ字状を呈してい
る。前記側壁8の先端には、前記凹所6に嵌着する嵌着
爪11が形成されている。ホルダ5の材質としては、ス
テンレスなどの金属やABS、POMなどの合成樹脂を
用いることができる。
【0014】このホルダ5の前記引き手本体4への嵌着
は、図5に示されるように操作凹部2の上部位1aおよ
び操作凹部2の下部位1bにそれぞれホルダ5を向き合
わせるとともに、前記嵌着爪11を凹所6に位置決めし
たのち、矢印D1a、D1bの方向に圧入して行なう。
【0015】本実施の形態では、図1に示されるように
前記引き手1を扉の取付穴に挿入すると、ホルダ5が、
その係止爪10の外面が該取付穴の内壁面に沿って差し
込まれ、引き手1を扉に取り付けることができる。かか
る取付けが終了すると、前記係止爪10は、弾性力によ
り先端10aが取付穴の内壁面に食い込んでいる。した
がって、引き手を引き抜こうとすると、さらに係止爪1
0の先端10aが取付穴の内壁面に食い込み、引き手1
を取付穴から取り外すことができない。このため、長期
使用に際しても引き手の取付け力を維持することができ
る。
【0016】また図6に示されるように、ホルダ21の
側壁22に切り起こされた形状の第2の係止爪23を形
成することもできる。該第2の係止爪23も前記第1の
係止爪10同様に取付穴の内壁面に食い込むので、さら
に引き手を取付穴から取り外すことができなくなる。
【0017】また図7に示されるように、ホルダ31の
係止爪32の先端32aに連続折り曲げ加工を施す。た
とえば滑らかな波形またはV字状などに形成することに
より、引き手を取付穴に取り付けたあとの抜け防止とと
もに、取付穴の幅方向への移動も防止することができ
る。このため、引き手が取付穴の中でガタツクようなこ
とがなくなり、引き手の取付穴への取付けが確実にな
る。
【0018】または図8〜10に示されるように、1個
のホルダ41を操作凹部2の外周面に固定することもで
きる。このときのホルダ41は、左右2対の側壁42の
嵌着爪43が操作凹部2の縦方向に延びる凹所6に固定
されており、底部44の先端部から第1の係止片45が
延びるとともに、前記各側壁42の両側に切り起こされ
た第2の係止片46が形成されている。この場合、1個
のホルダ41を操作凹部2に固定させるため、ホルダの
固定作業が簡単になる。
【0019】なお、図1〜4に示す実施の形態では、図
5に示されるようにホルダ5の嵌着爪11がD1a、D
1bの方向から操作凹部2の凹所6に圧入されている
が、これに限定されるものではなく、ホルダ5の嵌着爪
11を矢印D2a、D2bの方向から操作凹部2の凹所
6に圧入することもできる。
【0020】またホルダの操作凹部への嵌着は、本発明
においては、嵌着爪と凹所との圧入に限定されるもので
はなく、嵌着爪と凹所との圧入に代えて、嵌着爪を凹所
に接着や溶着により固定することもできる。または嵌着
爪自体を省き、ホルダの側壁を操作凹部に接着や溶着に
より固着させることもできる。
【0021】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
釘やねじを用いずにワンタッチで扉に取り付けることが
できるとともに、長期使用に際しても取付け力を維持す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の引き手の一実施の形態を示す側面図で
ある。
【図2】図1における引き手本体の側面図である。
【図3】図1における引き手本体の平面図である。
【図4】図1におけるホルダの拡大斜射図である。
【図5】図1における引き手本体とホルダの嵌着例を示
す説明図である。
【図6】ホルダの他の実施の形態を示す拡大斜射図であ
る。
【図7】ホルダのさらに他の実施の形態を示す拡大斜射
図である。
【図8】ホルダのさらなる他の実施の形態を示す正面図
である。
【図9】図8のホルダの側面図である。
【図10】図8のホルダの底面図である
【図11】従来の引き手の一例を示す斜射図である。
【符号の説明】
1 引き手 1a 上部位 1b 下部位 2 操作凹部 3 周側部 4 引き手本体 5 ホルダ 6 凹所 7 底部 8 側壁 9 ホルダ本体 10 係止爪(第1の係止爪) 11 嵌着爪

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 扉に設けられる取付穴に固着するホルダ
    を引き手本体の外周面に備えてなる引き手であって、前
    記ホルダの底部先端部に、引き手本体の縦方向の上下部
    位の形状に沿って延びる係止爪が形成されてなる引き
    手。
  2. 【請求項2】 前記ホルダの側壁に切り起こされた係止
    爪を有してなる請求項1記載の引き手。
  3. 【請求項3】 前記係止爪の先端に連続折り曲げ加工が
    施されてなる請求項1または2記載の引き手。
  4. 【請求項4】 前記引き手本体の外周面の縦方向をくぼ
    ませて、該引き手本体の内部に膨出部が形成されてなる
    請求項1、2または3記載の引き手。
JP2000349270A 2000-11-16 2000-11-16 引き手 Pending JP2002147070A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2010037859A (ja) * 2008-08-06 2010-02-18 Tochigiya Co Ltd 埋め込み式取っ手
JP2012215021A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kuriki Manufacture Co Ltd 引手
JP2015158088A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 Ykk Ap株式会社 障子用掘込引手及び障子
JP7406771B2 (ja) 2021-07-08 2023-12-28 三協立山株式会社 引手ユニット

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JP2012215021A (ja) * 2011-03-31 2012-11-08 Kuriki Manufacture Co Ltd 引手
JP2015158088A (ja) * 2014-02-24 2015-09-03 Ykk Ap株式会社 障子用掘込引手及び障子
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