JPH11225947A - 内視鏡 - Google Patents

内視鏡

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JPH11225947A
JPH11225947A JP10031418A JP3141898A JPH11225947A JP H11225947 A JPH11225947 A JP H11225947A JP 10031418 A JP10031418 A JP 10031418A JP 3141898 A JP3141898 A JP 3141898A JP H11225947 A JPH11225947 A JP H11225947A
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JP
Japan
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endoscope
tube
rubber
fixing
bending
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Withdrawn
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JP10031418A
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English (en)
Inventor
Hidenobu Kimura
英伸 木村
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Olympus Corp
Original Assignee
Olympus Optical Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【構成】本発明は、螺旋管57、網管58、外皮59を
順次積層した可撓管部15と、湾曲可能な管状体50、
網管53、外装ゴム54を順次積層してなる湾曲管部1
6とを接続管62を介して連結した内視鏡において、可
撓管部の外皮の先端側端部に硬質の固定リング63が嵌
装され、固定リング63の端部と外装ゴム54の端部と
の両者の外周にまたがるように連続して被嵌した固定バ
ンド72とを配した内視鏡である。 【効果】湾曲管部の外装ゴム54が破損してこれを交換
する際、可撓管部15の外皮の先端側端部には硬質の固
定リング63が嵌装されているため、可撓管部16の外
皮59が破損することがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、挿入部の可撓管部
と湾曲管部を接続する構造に係わる内視鏡に関する。
【0002】
【従来の技術】実公昭63−14806号公報及び実公
平4−11685号公報に示されるように、挿入部の可
撓管部と湾曲管部の接続部分では、湾曲管部の外装ゴム
と可撓管部の外皮の端部が各々突き合わせて接続されて
いる。さらに、その継ぎ目部分に糸を巻き付けた上で接
着固定したり、外装ゴムと外皮の継ぎ目部分にゴムバン
ドを被せて補強したりして固定している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、湾曲管部の
外装ゴムは、その湾曲管部を湾曲しやすくするために可
撓管部の外皮よりも柔軟に形成されているため、材質的
にも破損しやすい。さらに、湾曲管部が頻繁に湾曲させ
られることからも、湾曲管部の外皮は、繰り返し変形を
受けて、破損しやすいものであった。
【0004】湾曲管部の外装ゴムが破損し、ピンホール
等が形成されると、湾曲管部内に湿気が入り込み、内蔵
物を損傷させてしまう虞がある。そのため、湾曲管部の
外装ゴムが損傷すれば、その外装ゴムを直ちに交換する
必要がある。
【0005】従来の構成では、まず湾曲管部の外装ゴム
と可撓管部の外皮の継ぎ部を被覆している接着剤で固め
られた糸やゴムバンドを剥がして、湾曲管部の外装ゴム
の交換が行われる。
【0006】しかしながら、糸やゴムバンドを剥がす
際、可撓管部の外皮の端部を破損させることがある。ま
た、継ぎ部の径が太くならないように、各外皮の端部の
肉厚を他の部分よりも薄く形成したものでは、強度の低
下により可撓管部の外皮の端部も一緒に剥がれてしまう
ことがあった。そのため、可撓管部の外皮の補修作業も
しくは交換まで行う必要が生じてしまうという不具合が
生じる。
【0007】本発明は、湾曲管部の外皮が破損してこれ
を交換する際、可撓管部の外皮が破損することを防止で
きる構造とした内視鏡を提供することを目的とするもの
である。
【0008】
【課題を解決するための手段及び作用】本発明は、螺旋
管、網管、外皮を順次積層した可撓管部と、湾曲可能な
管状体、網管、外装ゴムを順次積層してなる湾曲管部と
を接続口金を介して連結した内視鏡において、可撓管部
の外皮の先端側端部に硬質のリング部材が嵌装され、リ
ング部材の端部と外装ゴムの端部との両者の外周にまた
がるように連続して被嵌した外装ゴム固定部材とを配し
た事を特徴とする内視鏡である。湾曲管部の外装ゴムが
破損してこれを交換する際、可撓管部の外皮の先端側端
部には硬質のリング部材が嵌装されているため、可撓管
部の外皮が破損することがない。
【0009】
【発明の実施の形態】[第1実施形態]図1乃至図11
を用いて、本発明の第1の実施の形態を説明する。図1
は第1実施形態に係わる内視鏡システム1の全体の構成
を概略的に示す斜視図である。
【0010】内視鏡システム1は内視鏡2と、内視鏡周
辺装置としての付帯設備3を備えてなり、付帯設備3に
は光源装置4、カメラコントロールユニット(CCU)
を含む画像処理装置5、モニター6、送気・吸引装置
7、及び入出力操作用キーボード8などが設けられてお
り、これらは単一の架台9に載置されている。
【0011】内視鏡2は操作部11、挿入部12及びユ
ニバーサルコード13を有してなり、ユニバーサルコー
ド13の延出先端には光源装置4等に接続するためのコ
ネクタ部14が設けられている。
【0012】挿入部12は、可撓管部15の先端に湾曲
管部16を接続すると共に、湾曲管部16の先端に先端
部17を接続して構成されている。先端部17の先端面
部には照明レンズ18、対物レンズ19、ノズル20及
び吸引管路用開口21が設けられている。内視鏡2の内
部には、先端部17に配設された照明レンズ18を介し
て体腔内に照明光を照射すべく該照明レンズ18に照明
光を伝達する不図示のライトガイド、上記先端部17に
配設された対物レンズ19を介して不図示の撮像装置の
CCDから得た体腔内観察像の画像信号をコネクタ部1
4に設けた電気接点に伝達する電気配線が設けられてい
る。さらに、内視鏡2の内部にはノズル20に流体を供
給する不図示の流体管路及び上記吸引管路用開口21よ
り回収した流体が通る不図示の吸引管路が配設されてい
る。
【0013】上記操作部11には湾曲管部16を上下/
左右方向に湾曲させるときに操作を行うための湾曲操作
ノブ25、対物レンズ19に水や空気等の流体を噴出さ
せてそのレンズ面の清掃を行うためにノズル20に液体
と気体を選択的に供給する操作を行う送気送水操作ボタ
ン26、先端部17に開口した吸引管路用開口21より
体腔内の粘液等を回収するために吸引動作を選択的に行
う吸引操作ボタン27、上記吸引管路に通じる鉗子挿入
口28、各種の操作スイッチ29などが設けられてい
る。
【0014】図11で示すように、上記コネクタ部14
の本体31には、上述した流体管路の端部を構成する送
気口金32、送水口金33、吸引管路の端部を構成する
吸引口金34、ライトガイド端を構成するライトガイド
口金35や電気接点部36等が配設されている。そし
て、送水口金33には送水チューブ41が接続され、吸
引口金34には吸引チューブ42が接続され、電気接点
部36には電気ケーブル43が接続されている。
【0015】また、内視鏡2の漏水検査を行う場合、電
気接点部36には図11で示すような防水キャップ45
が被嵌して装着されるようになっている。この防水キャ
ップ45にはその内部に通じる口金46が設けられてい
る。防水キャップ45は電気接点部36に着脱自在であ
る。また、口金46には漏水検知を行うときに漏水チュ
ーブ44が接続されるようになっている。
【0016】次に、図2を用いて挿入部12の湾曲管部
16について説明する。湾曲管部16は複数の湾曲コマ
(節輪)51を軸方向へ一列に並べ、隣接する湾曲コマ
51をそれぞれ関節ピン52にて回動自在に連結するこ
とにより構成した湾曲自在な管状体50を有してなり、
この管状体50には例えば金属又は化学繊維を筒状に編
んで形成した網管(ブレード)53が外装されている。
さらに、網管53には弾性ゴム製のチューブ体よりなる
外装ゴム54が外装されている。
【0017】網管53の両端部分は湾曲管部16の両端
部に配設される湾曲コマ51の外周に被嵌された状態で
固定されている。最先端に位置する湾曲コマ51は先端
部17の本体部材として先端硬質部材55の後端外周部
分に嵌合された状態で例えばネジ等により固定されてい
る。先端硬質部材55は金属又は硬質の樹脂により形成
されている。さらに先端硬質部材55の前端側部分には
電気的絶縁性を有する材料にて形成されたキャップ状の
先端カバー56が一体的に固着されている。
【0018】一方、挿入部12の可撓管部15は図3で
示すように、帯状の金属を螺旋状に形成された螺旋管5
7と、これを覆う金属線又は化学繊維を筒状に編んで形
成した網管58と、これに被着された樹脂よりなる外皮
59とからなり、各部材を積層した構造になっている。
さらに、図3に示すように、可撓管部15の先端部にお
いて、外皮59の部分は除去され、螺旋管57と網管5
8の部分が半田または接着剤等にて接着して固められた
可撓性を有しない硬質な接合固定部61が形成されてい
る。
【0019】また、図2及び図3に示すように、挿入部
12の可撓管部15の先端側部分において、接合固定部
61には接続管62の後端部が外嵌する状態で固着され
ている。接続管62の先端側部分は後端側部分よりもわ
ずかに径が小さく形成され、この小径の先端側部分には
湾曲管部16の手元側終端の湾曲コマ51が外嵌して固
定されている。つまり、接続管62はその後端側部分を
可撓管部15の接合固定部61に被嵌し、接続管62の
先端側部分の外周には手元側終端の湾曲コマ51が被嵌
しており、それぞれ被嵌する両部分が固定されている。
【0020】可撓管部15の外皮59の先端外周部と接
続管62の後端外周部にはその両者にわたり図5で示す
ような縦断面形状を有する硬質のリング部材である固定
リング63が外嵌されており、その後端内面部は外皮5
9に被嵌する太い径に形成され、先端内面部は接続管6
2に被嵌する太い径に形成され、それらの内面部間には
段差が形成されている。
【0021】固定リング63の内周面と、接続管62、
網管58及び外皮59の外周面との間の隙間には導電性
を有しない電気的絶縁性の接着剤等の充填剤64にて充
填されている。この充填剤64としては例えばRTVゴ
ム、エポキシ系、シリコン系等である。固定リング63
は導電性を有しない材質、例えばポリサルホン、ポリカ
ーボネート、エポキシ樹脂、ポリフェニレンスルフィ
ド、セラミックス等により作られている。
【0022】さらに、固定リング63の内周の先端には
図5に示すように、内側に突き出した凸部65が設けら
れており、一方、図3に示すように、接続管62の先端
外周上にはその凸部65と段差端面66同士が当接して
係合するフランジ部67が設けられている。図5で示す
ように、固定リング63の最小内径d2 は湾曲管部15
を構成する網管53の最大外径d1 以下に形成されてお
り、また、固定リング63の最大外径D2 は挿入部12
の最大外径D1 以下となるように形成されている。
【0023】また、図6に示されるように、固定リング
63は導電性の金属等にて構成されている場合であって
も少なくとも外部に露呈される範囲においてその部分が
電気的絶縁性を有する素材により保護されている。ここ
ではコート部68が設けられている。
【0024】さらに固定リング63は可撓管部15の外
皮59に外装される端の外面部分はその断面形状が丸く
なると共に、終端に至るまでの外径を徐々に小さくする
ようなテーパ部69が形成されている。また、固定リン
グ63において、テーパ部69が形成されていない他端
外周部分にはその外径を小さくして形成された小径部7
0が形成されている。
【0025】ここで、固定リング63は、図10に示す
ように、螺旋管57及び網管58の先端からその固定リ
ング63の可撓管側端までの距離lが、螺旋管57と網
管58が半田または接着剤等にて固着された接合固着部
61の端までの螺旋管57及び網管58の端部よりの距
離Lと同一かこれ以下となるように配されている。この
構成により、可撓管が曲げられても前記距離lに相当す
る範囲は接合固着部61で硬質となっているので、接合
固着部61の螺旋管57及び網管58が撓むことがな
い。そのため、固定リング63の内周面と外皮59との
間で充填剤64が剥離することを防止できる。
【0026】一方、図2に示すように、外装ゴム54の
先端は先端カバー56の後端と突き当てて当接するよう
に配設されており、その外装ゴム54と先端カバー56
が当接する、各々の部分の外周にはその両者にわたり同
時に外嵌するように、外装ゴム固定部材としてのリング
状の固定バンド71が配されている。また、図3に示す
ように、湾曲管部16における外装ゴム54の一端(基
端)は固定リング63の先端と当接するように配設さ
れ、その外装ゴム54と固定リング63の突き当て部の
各々の部分の外周にはその両者にわたり同時に外嵌する
ように、外装ゴム固定部材としてのリング状の固定バン
ド72が配されている。各固定バンド71,72は締め
付け状態でそれらの外周に嵌装されている。各固定バン
ド71,72はそれぞれ電気的絶縁性を有する素材、例
えばポリウレタンチューブ、FEP、PTFE等により
形成されている。
【0027】また、固定バンド71,72は、これが外
嵌する外装ゴム54、先端カバー56、及び固定リング
63の小径部70の、それぞれの外径よりも小さな内径
を有するチューブ体であって、例えば加熱により収縮す
る熱収縮チューブ、または図9に示すような内周面に接
着層73を一体的に有する熱収縮チューブ等により構成
されている。外装ゴム54及び固定リング63と固定バ
ンド71,72との隙間には接着剤または充填剤が配さ
れている。
【0028】なお、固定バンド71,72としては、チ
ューブ体のものに限らず、図10に示すように、シート
状の低融点樹脂材からなり、これを巻回し、加熱により
溶着するような溶融部材74を用いるものであっても良
い。
【0029】ところで、図5で示す固定リング63に形
成された小径部70の段差量t2 は図3で示す固定バン
ド72の厚みt1 と同等かそれ以上である。また、固定
バンド72は、固定リング63が配されない側の一端部
分を、図4で示すように外装ゴム54の外表面上に形成
された段部76内に位置させるように配されている。
【0030】外装ゴム54の外表面上に形成される段部
76は図3に示す形に接続管62と湾曲コマ51との接
続部にて変形させて形成してもよく、また、図4に示す
ように、予め外装ゴム54自体の厚みを変えることによ
り形成してもよい。この際の外装ゴム54の厚みの変化
量t3 は、固定バンド72の肉厚t1 と同等かそれ以上
のものである。
【0031】一方、先端部17と湾曲管部16との接続
部においても上記可撓管部15と湾曲管部16との接続
部と同様に構成される。つまり、図7及び図8に示すよ
うに、先端カバー56の後端部外周にはその外径を小さ
く形成してなる先端小径部81が設けられ、この先端小
径部81と外装ゴム54の外表面にわたり同時に固定バ
ンド71が配されている。また、固定バンド71と先端
小径部81及び外装ゴム54の各隙間には電気的絶縁性
の接着剤又は充填剤82が充填されている。
【0032】また、外装ゴム54の外表面に配設される
固定バンド71の後端部には外装ゴム54の外周面に形
成された段部83に位置するように配設されている。こ
の外装ゴム54の外表面部に形成される段部83は、図
7で示すように、先端硬質部材55の外周面で、かつ湾
曲コマ51との接続部近傍に形成された段部84を反映
して形成するようにしてもよく、また、図8で示すよう
に、外装ゴム54自体の肉厚の厚さを変化させて形成す
るようにしてもよいものである。
【0033】次に、上述したような接続構造の挿入部1
2の作用及び効果を説明する。挿入部12において固定
バンド72と外装ゴム54と固定リング63の間には接
着剤等の充填剤64が配されているため、この部分から
内部への水等の液体の浸入は無い。また、固定バンド7
1と外装ゴム54と先端カバー56の間には接着剤等の
充填剤82が配されているため、この部分からの内部へ
水等の液体の浸入は無い。さらに固定リング63と外皮
59の隙間も充填剤64が充填されているために、この
隙間を通しての網管58、螺旋管57の内部への水等の
液体の浸入は無い。よって、可撓管部15と湾曲管部1
6との間の接続部、及び先端部17と湾曲管部16との
間の接続部において、挿入部12の内部への水等の液体
の浸入は発生しない。
【0034】また、上記各固定バンド71, 72は外装
ゴム54の外表面上に形成された段部76と固定リング
63の小径部70の範囲と、先端小径部81と段部83
の範囲内にそれぞれ配設されるため、固定バンド71,
72の両端部が挿入部12の外表面から突き出さない。
このため、固定バンド71,72の端部が挿入部12の
外周面上に突き出ることが無いため、挿入部12の挿入
性能を低下させることが無い。
【0035】固定リング63は先端側部分を固定バンド
72の外周と略平面状につなげ、基端側部分にはテーパ
部69を形成したので、挿入部12の外周面上に著しい
角部を形成しない。このため、挿入部12の挿入性能を
低下させることが無い。
【0036】固定リング63はその内周面に凸部65を
形成し、この凸部65を接続管62の外周面上に形成さ
れたフランジ部67に突き当てることで両者の位置を決
めることができるため、固定リング63と接続管62の
嵌合距離が常に一定に保たれる。また、固定リング63
と接続管62の接続強度が増す。
【0037】固定リング63は螺旋管57と網管58が
固着結合されている接合固定部61の範囲内に配置さ
れ、それに固定されていると共に、硬質の固定リング6
3が外皮59に被嵌して装着されているため、外皮59
の端部には曲げ等の力がかからない。このため、固定リ
ング63と外皮59の間において接着剤等の剥離が起き
ない。
【0038】固定リング63は電気的絶縁性部材により
形成されているため、この固定リング63により、接続
管62と外部との電気的なつながりを遮断している。ま
た、固定リング63と同様に、充填剤64もテーパ部6
9と外皮59の隙間にはみ出した部分による外部と、接
続管62及び網管58との電気的なつながりを遮断して
いる。
【0039】固定リング63が導電性の部材により形成
されている場合においても図6のように、固定リング6
3の外周にコート部68を設けることにより挿入部12
の内部と外部の電気的なつながりを遮断することが出来
ている。
【0040】固定リング63の外径D2 は、挿入部12
の最大外径部D1 以下となっているため、固定リング6
3により挿入部12の外径が大きくなることはない。ま
た、固定リング63の最小内径部が、湾曲コマ51及び
網管53による最大外径部よりも小さいため、固定リン
グ63が挿入部12より脱落することは無い。
【0041】先端部17においても同様に、固定バンド
71と先端カバー56の隙間部分にも充填剤82が充填
されている。また、固定バンド71と外装ゴム54の間
の隙間部分にも充填剤82が充填されているため、これ
らの部分から水等の液体が挿入部12の内部に浸入する
ことが無い。
【0042】また、固定バンド71は、先端硬質部材5
5に形成された先端小径部81内に配置され、または外
装ゴム54の外周に直接形成された段部83内に位置す
るため、固定バンド71の両端部が挿入部12の外周面
上に突出することはない。
【0043】固定バンド71、先端カバー56及び充填
剤82は電気的絶縁性の部材により構成されているた
め、これらにより先端硬質部材55と外部の電気的なつ
ながりを遮断している。
【0044】また、固定バンド71,72の下層には充
填剤が充填されているため、汚物等の浸入が無く洗滌消
毒性能を低下させることが無く、また固定バンド71,
72、固定リング63が電気的絶縁性の物質より構成さ
れ、固定バンド71,72の隙間に絶縁性の充填剤が充
填されていることで、高周波処置具等を使用した場合に
固定バンド71,72、固定リング63を介しての電流
の漏れ、固定バンド71,72の隙間部分に生理食塩水
等の液体が浸入することによる液体を介しての電流の漏
れが無くなる。
【0045】さらに、挿入部12の湾曲管部16を構成
する外装ゴム54は比較的破損し易いものであるが、破
損したときには、その外装ゴム54を交換修理する場
合、固定バンド71,72を取り外して行う。この際、
固定リング63が可撓管部15の外皮59の先端部分に
被嵌して嵌装しているので、固定バンド72を引き剥が
す際において可撓管部15の外皮59を破損させてしま
うことが無い。このため、繰り返し修理を行っても可撓
管部15を破損することが無い。
【0046】[第2実施形態]図12を用いて、本発明
の第2実施形態を説明する。この第2実施形態は第1実
施形態での固定バンドによる固定を糸巻き方式に変形し
た例であり、外装ゴム54と先端カバー56との接続
部、及び外装ゴム54と固定リング63の接続部におい
て、少なくとも外装ゴム54の外周面上には糸85を巻
回した糸巻き部86を設けるものである。糸85を巻回
した範囲には接着剤が斑無く塗布され、接着部87が形
成されている。
【0047】接着部87は糸巻き部86の範囲全域と、
先端カバー56、固定リング63の端部を同時に覆うよ
うに塗布されている。接着部87の塗布範囲は外装ゴム
54に形成された段部88に端を発し、固定リング63
及び先端カバー56に滑らかに外表面をつなぐように塗
布されている。また、固定リング63及び先端カバー5
6に外径を小さく形成された小径部70及び先端小径部
81の範囲にわたって接着部87を塗布してあってもよ
い。その他の構成については、第1の実施形態と同様で
あり、その説明を省略する。
【0048】この実施形態によれば、前述した第1実施
形態の作用効果に加えて、糸巻き部86の緊縛力により
外装ゴム54の両端部を挿入部12に強固に緊縛して固
定することができる。
【0049】[第3実施形態]図13乃至図19を参照
して本発明の第3実施形態を説明する。この第3実施形
態では上記内視鏡2の漏水検知を行うシステムの例であ
る。内視鏡2の漏水検査を行う場合、内視鏡2の電気接
点部36には防水キャップ45が装着される。この防水
キャップ45は電気接点部36を水密及び気密的に保護
するものである。防水キャップ45の口金46には加圧
チューブ90が接続されるようになっている。口金46
は通常状態では水密及び気密的にその内部が閉塞されて
おり、加圧チューブ90を接続した時に機械的に開き、
または加圧チューブ90を通じて加圧空気が送り込まれ
てきた時にその圧力で開き、防水キャップ45の内部及
び電気接点部36内を通じて内視鏡2内部を加圧するよ
うになっている。加圧チューブ90の一端には上記口金
46に接続する第1コネクタ91が設けられ、加圧チュ
ーブ90の他端には後述する加圧装置に接続する第2コ
ネクタ92が設けられている。
【0050】図13は漏水検知装置95を示すものであ
り、これは内視鏡2を浸漬する水96を貯めた水槽97
と、上記加圧チューブ90を接続する加圧装置98とを
備える。
【0051】加圧装置98には図示しない送気ポンプが
組み込まれている。また、図14で示すように、加圧装
置98には加圧チューブ90以外に信号線99が延接さ
れており、この信号線99の延出端は後述する矯正部材
100の内周面に設けられた、電気接点よりなるスイッ
チ101に接続されている。
【0052】上記矯正部材100は内視鏡2の挿入部1
2、少なくとも先端部17及び湾曲管部16の部分を内
部に挿入可能な真っ直ぐな筒状の部材(筒状体)であ
り、かつ透明な部材にて形成されている。矯正部材10
0は内部に内視鏡2の挿入部12の先端部17及び湾曲
管部16の部分を挿入することにより挿入部12の先端
部17及び湾曲管部16の部分を真っ直ぐな直線状態に
保持する保持手段となっている。
【0053】上記スイッチ101はその矯正部材100
の内周面から突き出すように突出し、かつ水密化された
状態で配設されている。スイッチ101は矯正部材10
0内に内視鏡2の挿入部12が挿入されたことを検出す
る検出機構を構成している。
【0054】矯正部材100にはその内部と外部を連通
する透孔であるエアー抜き孔102が少なくとも1つ形
成されている。さらに、矯正部材100はその内周の大
きさが、これに挿入される挿入部12の外周よりも十分
大きく構成されているが、スイッチ101の内周への突
出量は、矯正部材100の内径と挿入部12の外径の差
よりも大きくなるように構成されている。また、矯正部
材100の内径はその内部に挿入部12が挿入されたと
き、湾曲しないように略真っ直ぐな状態に矯正できる程
度に形成されている。
【0055】矯正部材100には内部に液体が浸入する
開口部が設けられるが、その開口部は矯正部材100の
内径と、矯正部材100に挿入される湾曲管部16の外
径との差により形成される。また、矯正部材100の内
径は、湾曲管部16を覆う外装ゴム54が、内部加圧に
より膨張した場合においても矯正部材100の内面に密
着しないように形成されている。
【0056】一方、上記加圧装置98の内部に設けられ
る図示しない送気ポンプはその出力側である送気部を加
圧チューブ90に気密的に接続されるようになってい
る。また、送気ポンプは図16に示すように、主電源の
ONと共に、スイッチ101のON信号が入力されてか
ら起動するように構成されている。その他、内視鏡2の
構成については前述した第1及び第2実施形態と同様に
て説明を省略する。
【0057】次に、この漏水検知装置95を用いて内視
鏡2の漏水を検査する作用について説明する。図13で
示すように、内視鏡2の電気接点部36に装着した防水
キャップ45の口金46に接続した加圧チューブ90を
加圧装置98に接続する。水槽97内に準備した水96
の中に内視鏡2を完全に水没させ、加圧装置98より加
圧チューブ90を通じて内視鏡2の内部に加圧空気を供
給する。そして、内視鏡2よりの気泡の発生の有無、ま
たは内視鏡2内を加圧した圧力の減少にて、内視鏡2の
水漏れを確認する。
【0058】ところで、この漏水検査を行う際、図17
で示すように挿入部12の湾曲管部16に湾曲をかけた
状態で内視鏡2を水槽97内に浸けた場合には、図18
(b)で示すように、外装ゴム54自身の皺が変形して
その弾性力にて微細なピンホール110を塞いでしま
い、気泡の発生等を阻止し、そのピンホール110の発
見を見逃してしまうおそれがある。
【0059】そこで、内視鏡2のピンホール110の有
無の検査を確実にすることを目的として、検査時におい
ては矯正部材100を用いて少なくとも湾曲管部16の
姿勢を真っ直ぐにさせる。図19に示すように、挿入部
12の湾曲管部16に矯正部材100を被嵌して取り付
けることで、湾曲管部16の図17で示すような曲がり
を矯正し、湾曲管部16を常に略直線状態に保持するこ
とが出来る。
【0060】加圧装置9 8による漏水の検査の際におい
て、矯正部材100を付け忘れた際には、図16に示す
ように、スイッチ101による信号が出力されないた
め、漏水検査が実施されない。また、矯正部材100内
に挿入部12の湾曲管部16を挿入した場合には、図1
5(a)(b)で示す挿入手順によりスイッチ101が
湾曲管部16と接することにより、スイッチ101の接
点が接し、内視鏡2の内部への加圧を実施する事ができ
るようになる。
【0061】湾曲管部16に矯正部材100を被せた状
態で、水槽97内の水中に浸水させた場合、矯正部材1
00の内部にはエアー抜き孔102を通り水が浸入す
る。矯正部材100は透明であるため、湾曲管部16よ
りの気泡の発生の有無を確認することが出来る。
【0062】以上の如く、矯正部材100を使用するこ
とにより湾曲管部16の外装ゴム54に発生する微細な
ピンホール110を常に発見することが出来、内視鏡2
の水漏れによる破損を未然に防止することが可能とな
る。
【0063】尚、図20に示すように、矯正部材100
はその半径方向の1側部を直線状の平面部114を有す
る形状のものとしても良い。[第4実施形態]図21乃
至図25を用いて本発明の第4実施形態を説明する。こ
の第4実施形態の内視鏡2の湾曲操作ノブ25には図2
1に示すように、上下方向操作ノブ25aと左右方向操
作ノブ25bの2つがあり、いずれのものにも溝状の切
欠き部からなる係合溝121a,121b,121cが
2ケ所以上、ここでは3ケ所に設けられている。また、
上下方向操作ノブ25aのものと左右方向操作ノブ25
bのものとはそれぞれが対応する位置に係合溝121
a,121b,121cが設けられている。また、係合
溝121a,121b,121cは上下及び左右に対し
非対称な位置にそれぞれ設けられている。上下方向操作
ノブ25aと左右方向操作ノブ25bのそれぞれの係合
溝121a,121b,121cは湾曲管部16が直線
の状態の場合にのみ、対応する係合溝121a,121
b,121cがそれぞれ一致するように配されている。
【0064】この第4実施形態の内視鏡2の漏水検査装
置に用いる保持手段としての矯正部材130は図22で
示すように、板状の部材からなり、その一面は両操作ノ
ブ25a,25bに向き合うと共に、その両側縁部分か
らは板状部材が一体的に延長して左右対称の一対の固定
壁131a,131bが設けられている。一対の固定壁
131a,131bは操作部11の両側面と弾性的に当
接するように設けられている。
【0065】両操作ノブ25a,25bに向き合う壁面
にはバネ性を有した針金部材である複数の係合アーム1
32が突設され、ここでは3本の係合アーム132が固
着されている。この係合アーム132が配されている面
にはそれらの係合アーム132の中央に位置して水密な
シール処理を施したスイッチ133が突出して配設され
ている。このスイッチ133は触れることにより作動す
る電気接点を有している。そして、矯正部材130を操
作部11に装着したとき、その装着状態を検出する検出
手段を構成している。
【0066】スイッチ133に接続された信号線134
は図25に示す漏水検査装置の加圧装置135に接続さ
れている。その他の構成については第3実施形態に示す
構成と同様であるため、説明を省略する。
【0067】そこで、矯正部材130を用いて漏水検査
を行う際には、図23で示すように挿入部12の湾曲管
部16に湾曲をかけずに真っ直ぐな状態として、内視鏡
2の操作部11に矯正部材130を装着する。一対の固
定壁131a,131bは内視鏡2の操作部11を左右
から挟むように取り付くため、矯正部材130は内視鏡
2の操作部11に対し1つの位置にて係合する。つま
り、湾曲操作ノブ25a,25bと操作部11の本体に
同時に取り付けられ、その際の湾曲操作ノブ25a,2
5bの位置が操作部11に対し一義的に決定され、この
とき、湾曲管部16は真っ直ぐな状態に保持される。
【0068】すなわち、図24(a)(b)に示すよう
に、各係合アーム132は、両操作ノブ25a,25b
の係合溝121a,121b,121cにそれぞれ係合
し、係合アーム132の止めピン136は内側(下側)
に位置する左右方向湾曲操作ノブ25bの下面に係合す
る。このとき、係合アーム132及び止めピン136は
バネ力により係合しているため、矯正部材130が湾曲
操作ノブ25a,25bより容易に脱落しない。
【0069】また、係合アーム132は係合溝121
a,121b,121cと同様に上下及び左右に非対象
に配されているため、係合アーム132と係合溝121
a,121b,121cが係合する組み合わせは1通り
しかなく、よって、係合アーム132を係合溝121
a,121b,121cに係合した場合には湾曲操作ノ
ブ25a,25bは湾曲管部16が常に直線状態となる
位置にある。
【0070】また、係合アーム132が係合溝121
a,121b,121cに係合し、止めピン136が湾
曲操作ノブ25a,25bに取り付いた状態において、
スイッチ133は湾曲操作ノブ25a,25bの頂部に
当接し、これによりスイッチ133の接点がON状態と
なる。従って、漏水検知装置が作動可能な状態になる。
その他の作用については第3実施形態と同様にて説明を
省略する。
【0071】この実施形態によれば、第3実施形態の作
用効果に加え、挿入部11に矯正部材を取り付けないよ
うにしたので、湾曲管部16と矯正部材が接してしま
い、気泡の有無が確認しにくくなることが無く、気泡検
出の確実性が増す。
【0072】[第5実施形態]図26及び図27を参照
して本発明の第5実施形態を説明する。この実施形態の
内視鏡2は前述した実施形態と同様な構成を具有する
が、さらに次のような特徴があるものである。すなわち
操作部11には図26で示すように、電力の供給により
駆動するモーターである駆動モーター141と、この駆
動モーター141にその回転軸142を連結したプーリ
ーまたはスプロケットであるドラム143と、このドラ
ム143の回転角及び回転数を計測する回転計144が
内蔵されている。さらに操作部11には挿入部12の湾
曲管部16を湾曲させるための操作部である操作スイッ
チ145が設けられている。
【0073】また、ユニバーサルコード13のコネクタ
部14またはユニバーサルコード13の途中から分岐す
るコード140を介して接続される制御装置146が設
けられ、制御装置146には回転計144と操作スイッ
チ145からの信号を読み込み、駆動モーター141に
最適な駆動信号を出力する制御回路147が内蔵されて
いる。
【0074】また、ドラム143には湾曲管部16を構
成する湾曲コマ51にその一端を係止または固定された
操作ワイヤ148が固定されている。尚、操作ワイヤ1
48はドラム143に直接固定されているのではなく、
リング等の継ぎ手149を介して半田等にて固定されて
いる。また、ドラム143には図示しないチェーンを係
合し、このチェーンの端部に継ぎ手を介して操作ワイヤ
148を連結するようにしても良い。
【0075】また、操作スイッチ145は操作レバー1
51が突設してある。制御回路147と回転計144、
駆動モーター141、操作スイッチ145は上記コード
140内に配設された信号線152を介して電気的に接
続されている。上記コード140及び信号線152は制
御装置146に対して着脱自在に装着されるものであ
り、制御装置146に上記コード140を接続したと
き、信号線152の接点155が制御装置146側の対
応した接点にそれぞれ接続されるようになっている。
【0076】上記の様に構成された内視鏡2に適用する
漏水検出装置160について図27を用いて説明する。
漏水検出装置160内には加圧ポンプ161、この加圧
ポンプ161に接続された送気チューブ162、この送
気チューブ162の途中を2つに分岐し、その一方に接
続される圧力センサ163、この圧力センサ163への
分岐部と加圧ポンプ161との間の送気チューブ162
の途中部分に接続され、送気チューブ162の管路内を
開閉する電磁弁164、加圧ポンプ161、圧力センサ
163及び電磁弁164に電気的に接続された検知回路
165が内蔵されている。
【0077】検知回路165からは上記内視鏡2の駆動
モーター141、回転計144に電気的に接続される湾
曲矯正ケーブル166が延接されている。湾曲矯正ケー
ブル166には信号線167の接点168が設けられて
いる。また、送気チューブ162は加圧チューブ171
内を通り、加圧口金172に気密的に接続されている。
加圧口金172は内視鏡2の漏水検知口金に接続され、
内視鏡2の内部に加圧空気を送り込めるようになってい
る。
【0078】検知回路165は漏水検出装置160の図
示しない主電源をONにすることで、電磁弁164を開
き、加圧ポンプ161を駆動させると同時に回転計14
4からの信号を読み込み、挿入部12の湾曲管部16を
直線状態にするように駆動モーター141を駆動させる
信号を出力する様に機能する。
【0079】さらに加圧チューブ171を通じて、圧力
センサ163より内視鏡2の内部の加圧状態を検出し、
一定圧力に到達した時点で、電磁弁164を閉める信号
を出力し、続けて一定時間内の内視鏡2の内部圧力値を
検知し、初期の圧力との差が特定以上となった場合に図
示しない警告信号を出力するように回路構成がなされて
いる。検知回路165は前記一連の信号処理が終了した
時点で、駆動モーター141、電磁弁164、加圧ポン
プ161への信号の出力を停止するようになっている。
【0080】内視鏡2の漏水検査を行う場合には加圧口
金172を内視鏡2の漏水検知口金に接続し、内視鏡2
の湾曲矯正ケーブル166には内視鏡2のコード140
を接続する。そして、制御装置146により湾曲管部1
6の矯正と同時に、内視鏡2の内部の加圧を加圧ポンプ
161にて実施する。圧力センサ163による内部加圧
値の変化により、内視鏡2の空気漏れの有無を確認す
る。
【0081】これによれば内視鏡2の外部に湾曲管部1
6の形状を矯正する部材を取りつける必要が無く、簡便
に漏水検査を実施する事が可能となる。つまり、第3及
び第4実施形態に示すが如く、内視鏡2を水内に浸漬す
る必要無く、漏水検査を実施する事が可能となる。その
他の効果は第3実施形態と同様なのでその説明を省略す
る。
【0082】<付記> 付記項1.螺旋管、網管、外皮を順次積層した可撓管部
と、湾曲可能な管状体、網管、外装ゴムを順次積層して
なる湾曲管部とを接続口金を介して連結した内視鏡にお
いて、外皮の先端側端部に硬質のリング部材が嵌装さ
れ、リング部材の端部と外装ゴムの端部との両者の外周
にまたがるように連続して被嵌した外装ゴム固定部材と
を配した事を特徴とする内視鏡。 付記項2.外装ゴム固定部材は、筒状体である事を特徴
とする付記項1記載の内視鏡。 付記項3.筒状体は、熱収縮チューブである事を特徴と
する付記項2記載の内視鏡。 付記項4.筒状体は、熱収縮チューブよりなり、熱収縮
チューブの下層に接着層が構成されていることを特徴と
する付記項2記載の内視鏡。 付記項5.筒状体は、電気的絶縁性を有する素材により
形成されている事を特徴とする付記項2記載の内視鏡。
【0083】付記項6.筒状体は、フッ素系の樹脂より
なる事を特徴とする付記項5記載の内視鏡。 付記項7.筒状体は、ウレタン系の樹脂よりなる事を特
徴とする付記項5記載の内視鏡。 付記項8.外装ゴム固定部材は、リング部材の端部と外
装ゴムの端部との両者にまたがりその外周に糸状の部材
を巻回し、この糸状の部材に接着剤を塗布することによ
り構成されていることを特徴とする付記項1記載の内視
鏡。 付記項9.硬質のリング部材は、可撓管の先端に設けら
れた接続口金の外周の一部と外皮樹脂の外周の一部を同
時に外装し、接続口金と外皮樹脂間を気密及び液密に構
成した事を特徴とする付記項1記載の内視鏡。
【0084】付記項10.硬質のリング部材の内周面
と、可撓管の先端に設けられた接続口金及び外皮樹脂の
外周面の間には、充填剤又は接着剤が全周にわたり充填
して配されている事を特徴とする付記項9記載の内視
鏡。 付記項11.硬質のリング部材は、その一部が可撓管の
先端に設けられた接続口金に当接して配設されているこ
とを特徴とする付記項1記載の内視鏡。 付記項12.硬質のリング部材は、可撓管の硬質に構成
される範囲に配設されていることを特徴とする付記項1
記載の内視鏡。 付記項13.硬質のリング部材は、その肉厚を外装ゴム
と同一か、これ以下に形成されていることを特徴とする
付記項1記載の内視鏡。 付記項14.硬質のリング部材は、外装ゴム固定部材が
嵌装されない一端部を有することを特徴とする付記項1
記載の内視鏡。
【0085】付記項15.硬質のリング部材は、外装ゴ
ム固定部材が嵌装されない部分の外径が、外装ゴム固定
部材が嵌装された部分の外径以上である事を特徴とする
付記項1記載の内視鏡。 付記項16.硬質のリング状部材は、可撓管の操作部側
に向かって、その外径が小さく形成されていることを特
徴とする付記項1記載の内視鏡。 付記項17.硬質のリング部材は、電気的絶縁性を有す
る素材(樹脂又はセラミックス等)により形成されてい
る事を特徴とする付記項1記載の内視鏡。 付記項18.硬質のリング部材は、その外径が可撓管及
び湾曲管の最大外径と同一かそれ以下に構成されている
事を特徴とする付記項1記載の内視鏡。
【0086】付記項19.硬質のリング部材は、最小内
径が湾曲管の最大外径よりも小さく形成されている事を
特徴とする付記項1記載の内視鏡装置。 付記項20.硬質のリング部材は、外装ゴム固定部材に
外装されない一端を可撓管の外皮樹脂表面と滑らかに繋
がるように構成した事を特徴とする付記項1、14、1
5、16記載の内視鏡。 付記項21.外装ゴム固定部材は、端部が湾曲管外周面
及び可撓管に配された硬質のリング部材外周面より突出
しないように配されている事を特徴とする付記項1、8
記載の内視鏡。 付記項22.硬質のリング部材の外周には、これに外嵌
する外装ゴム固定部材の厚みと同じかこれ以上の段部が
設けられている事を特徴とする付記項15、21記載の
内視鏡。 付記項23.外装ゴム固定部材は、湾曲管に外装するそ
の一端部が、湾曲管の外周面上の段部に当接するように
配されている事を特徴とする付記項21記載の内視鏡。 付記項24.湾曲管の外周面上の段部は、湾曲可能な管
状体に形成された段により形成されている事を特徴とす
る付記項23記載の内視鏡。
【0087】付記項25.湾曲管の外周面上の段部は、
外装ゴムの肉厚を変化させる事で形成されている事を特
徴とする付記項23記載の内視鏡。 付記項26.湾曲管の段部は、可撓管に接続されない他
端部にも設けられ、該段部に外装ゴム固定部材の端部が
位置するように構成されている事を特徴とする付記項1
記載の内視鏡。 付記項27.湾曲管に接続される先端構成部には、その
外周面に外装ゴム固定部材の厚みと同じか、それ以上の
段差が形成されており、該段差部に外装ゴム固定部材が
外嵌するように構成された事を特徴とする付記項1、1
9記載の内視鏡。
【0088】付記項21〜27に記載の構成によると、
従来技術の有するリング状バンドの両端部エッヂによる
体腔内への挿入障害という問題点が解決されるうえに、
可撓管の外皮が剥離損傷しないという効果が得られる。
【0089】(内視鏡の漏水検査を行う際の補助具のシ
リーズ)補助具のシリーズの従来技術と課題は次の通り
である。つまり、実公昭63−37922号公報及び特
開平7−31580号公報に示されるように、破損しや
すい湾曲管部の外皮のピンホールの有無を検査する装置
が提案されている。その検査装置は、内視鏡内部に空気
を供給する加圧装置を有し、この加圧装置により内視鏡
内部に加圧空気を供給しながら水槽内に内視鏡を浸け
て、内視鏡から空気が漏れるかどうか検査するものであ
る。しかしながら、湾曲管部に湾曲かけた状態で内視鏡
を水槽内に浸けた場合には、ゴムなどで形成された外皮
自身でピンホールを塞いでしまい、ピンホールを見逃し
てしまうおそれがある。そこで、内視鏡のピンホールの
検査を確実にすることを目的とし、検査時においては湾
曲管部の姿勢を真っ直ぐにさせることにある。
【0090】付記項28.内視鏡の内部に加圧気体を供
給し、内部よりの気体の漏れにより内視鏡の漏水の有無
を検知する内視鏡の漏水検知装置において、内視鏡の湾
曲部を直線状態に保持する保持手段と、保持手段が装着
された事を検出する検出機構を有する事を特徴とする漏
水検出装置。 付記項29.保持手段は、湾曲部に外装する筒状体のも
のである事を特徴とする付記項28記載の漏水検出装
置。 付記項30.筒状体には、内部に液体が浸入する開口部
が設けられている事を特徴とする付記項28記載の漏水
検出装置。 付記項31.開口部は、筒状体の内径と、筒状体に挿入
される湾曲部の外径との差により形成される事を特徴と
する付記項30記載の漏水検出装置。
【0091】付記項32.筒状体の内径は、湾曲部を覆
う外装ゴムが、内部加圧により膨張した場合においても
筒状体の内面に密着しないように形成されていることを
特徴とする付記項31記載の漏水検出装置。 付記項33.保持手段は、湾曲操作ノブと操作部本体に
同時に取り付けられ、その際の湾曲操作ノブの位置が操
作部本体に対し一義的に決定される様に形成されている
事を特徴とする付記項28記載の漏水検出装置。 付記項34.検出機構は、保持手段に設けられており、
内視鏡と組み合わされた場合に出力される電気接点であ
る事を特徴とする付記項28記載の漏水検出手段。 付記項35.筒状体は、透明な部材により構成されてい
ることを特徴とする付記項29記載の漏水検出装置。
【0092】付記項36.内部よりの気体の漏れは、内
部気体圧力の変化により検出することを特徴とする付記
項28記載の漏水検出装置。 付記項37.検出機構は、保持手段の装着の有無を検出
した後に漏水の有無を検知することを特徴とする付記項
36記載の漏水検出装置。 付記項38.筒状体は、径方向断面において、一部に直
線状の面が形成されていることを特徴とする付記項29
記載の漏水検出装置。 付記項39.電動のモーター等を制御回路にて駆動さ
せ、内視鏡の湾曲部を湾曲させる内視鏡において、湾曲
部を直線状態に保持する保持手段は、前記制御回路によ
り出力される電気信号であることを特徴とする付記項2
8記載の漏水検出装置。
【0093】付記項40.内部よりの気体の漏れは、保
持手段の装着を検知した後に検出されることを特徴とす
る付記項36,39記載の漏水検出装置。 付記項41.漏水検出が終了すると共に、保持手段の解
除信号をモーター等の制御回路に出力することを特徴と
する付記項40記載の漏水検出装置。
【0094】付記項28〜41に記載の構成によると、
従来技術の有する、湾曲部を被覆するゴムの微細な穿孔
が発見できないという問題点を解決されるうえに、簡便
な方法により、常に一定の条件にて湾曲部を被覆するゴ
ムの穿孔を発見する事が出来るという効果が得られる。
【0095】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、従
来の技術においてのリング状バンドを取り外し時に可撓
管部の外皮が剥離損傷してしまうという問題が解決され
る上に、内視鏡の挿入部の最大外径を大きくすることが
無いという格別な効果が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態に係る内視鏡システムの
全体の構成を概略的に示す斜視図。
【図2】同第1実施形態における内視鏡の挿入部の縦断
面図。
【図3】同第1実施形態における内視鏡の挿入部の可撓
管部と湾曲管部の接続部の縦断面図。
【図4】上記湾曲管部の外装ゴムの基端部の断面図。
【図5】上記挿入部の可撓管部と湾曲管部の接続部にお
ける固定リングの縦断面図。
【図6】同固定リングの変形例を示す縦断面図。
【図7】上記挿入部の可撓管部と先端部の接続部におけ
る部分の縦断面図。
【図8】挿入部の可撓管部と先端部の接続部における部
分の拡大した縦断面図。
【図9】上記挿入部の可撓管部と湾曲管部または先端部
との接続部における固定バンド部分の横断面図。
【図10】上記挿入部の可撓管部と湾曲管部の接続部の
拡大した縦断面図。
【図11】上記内視鏡のコネクタ部と防水キャップとの
斜視図。
【図12】同第2実施形態における内視鏡の挿入部の縦
断面図。
【図13】本発明の第3実施形態に係る内視鏡漏水検知
システムの概略斜視図。
【図14】同第3実施形態の矯正部材と加圧装置の斜視
図。
【図15】同第3実施形態の矯正部材に内視鏡の挿入部
を挿入するときの状況の説明図。
【図16】上記加圧装置の制御チャート。
【図17】内視鏡の湾曲部の湾曲状態の側面図。
【図18】内視鏡の湾曲部の直線状態と湾曲状態でのピ
ンホールの状況の説明図。
【図19】内視鏡の湾曲部に上記矯正部材を装着した状
態の断面図。
【図20】他の例の矯正部材の斜視図。
【図21】第4実施形態の内視鏡の操作部の正面図。
【図22】第4実施形態の矯正部材の斜視図。
【図23】第4実施形態の内視鏡の操作部にその矯正部
材を装着した状態の斜視図。
【図24】第4実施形態の内視鏡の操作部にその矯正部
材を装着する手順の説明図。
【図25】第4実施形態の矯正部材と加圧装置の斜視
図。
【図26】第5実施形態の内視鏡装置の概略的な説明
図。
【図27】第5実施形態の内視鏡矯正保持装置の概略的
な説明図。
【符号の説明】
2…内視鏡、12…挿入部、15…可撓管部、16…湾
曲管部、50…管状体、53…網管、54…外装ゴム、
57…螺旋管、58…網管、59…外皮、62…接続
管、63…固定リング、72…固定バンド。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】螺旋管、網管、外皮を順次積層した可撓管
    部と、湾曲可能な管状体、網管、外装ゴムを順次積層し
    てなる湾曲管部とを接続口金を介して連結した内視鏡に
    おいて、可撓管部の外皮の先端側端部に硬質のリング部
    材が嵌装され、リング部材の端部と外装ゴムの端部との
    両者の外周にまたがるように連続して被嵌した外装ゴム
    固定部材とを配した事を特徴とする内視鏡。
JP10031418A 1998-02-13 1998-02-13 内視鏡 Withdrawn JPH11225947A (ja)

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