JP5185572B2 - 内視鏡 - Google Patents

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Description

本発明は、被検部位に挿入される細長な挿入部の先端を、設定方向に指向自在とする湾曲部に、該湾曲部のチューブ部材と、湾曲部を保護する網状部材とを具備する内視鏡に関する。
周知のように、内視鏡は、医療分野及び工業用分野において広く利用されている。医療分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検部位である体腔内に挿入することによって、体腔内の臓器を観察したり、必要に応じて処置具の挿通チャンネル内に挿入した処置具を用いて各種処置をしたりすることができる。
また、工業用分野において用いられる内視鏡は、細長い挿入部を被検部位であるジェットエンジン内や、工場の配管等に挿入することによって、被検部位の傷及び腐蝕等の観察や各種処置等を行うことができる。よって、工業用の内視鏡は、屋外や、工場等の作業施設で一般的に使用される。
内視鏡の挿入部は、一般的に、挿入方向先端側から順に、対物光学系や撮像素子等を具備する先端部と、該先端部を設定方向に指向させる湾曲部と、長尺な可撓管部とから構成されている。
また、工業用の内視鏡であれば、通常、湾曲部は、複数の湾曲駒と、該湾曲駒の外周に被覆された内ブレードと、該内ブレードの外周に被覆されたゴムチューブと、該ゴムチューブの外側に被覆された外ブレードとから構成されている。
内ブレードは、湾曲駒に接続されたワイヤを牽引弛緩して湾曲部を設定された方向に湾曲させる際、湾曲部が周方向に回転してしまうのを防ぐとともに、湾曲に伴うゴムチューブの破損を防ぐものである。
また、ゴムチューブは、湾曲部の水密を保持するものであり、さらに、外ブレードは、金属素線の網管から構成されることにより、工業用の内視鏡の挿入部を、例えばジェットエンジン内に挿入した際、ジェットエンジン内の部品等が接触することにより、湾曲部が損傷してしまうことを保護する部材である。
ゴムチューブの挿入方向の先端側は、通常、先端部と湾曲部とを連結する連結部材と、該連結部材の外周に被覆された湾曲部先端硬質部とから構成された連結部の挿入方向後端側の外周に、例えば糸巻きから構成された第1の固定部材によって固定されている。尚、第1の固定部材として糸巻きを用いるのは、ゴムチューブの先端側を、細径化を図って固定することができるためである。
さらに、外ブレードの挿入方向の先端側も、連結部における第1の固定部材よりも挿入方向先端側の部位において第1の固定部材よりもゴムチューブの厚さ分、湾曲部の径方向の低い位置に、例えば糸巻きと巻回された糸巻き形状を固定する接着剤とから構成された第2の固定部材によって固定されている。尚、第2の固定部材として糸巻きを用いるのも、外ブレードの先端側を、細径化を図って固定することができるためである。
また、ゴムチューブの挿入方向の後端側、外ブレードの挿入方向の後端側も、湾曲部と可撓管部とを連結する連結部の外周に対し同様に固定されている。
具体的には、外ブレードの挿入方向の後端側は、連結部における第1の固定部材よりも挿入方向後端側の部位において第1の固定部材よりもゴムチューブの厚さ分、湾曲部の径方向の低い位置に、第2の固定部材によって固定されている。
ここで、湾曲部よりも挿入方向先端側、即ち、先端部と連結部とが挿入方向に長く形成されていると、湾曲部の湾曲によって先端部を設定方向に指向させた際、挿入部を細径の管路内に挿入している場合には、先端部が管路に当接してしまい、先端部内の対物光学系による視野が制限されてしまうばかりか、屈曲の多い細径の管路内に挿入した際、挿入部を進行させ難いといった問題があった。
よって、挿入部における湾曲部よりも挿入方向先端側の部位を出来るだけ挿入方向に短く形成する必要がある。このような事情に鑑み、挿入方向において第1の固定部材と第2の固定部材とを出来るだけ隣接させて位置させることにより、挿入方向において、連結部を挿入方向に短く形成することができる構成が周知であり、例えば特許文献1に開示されている。
特開2007−014384号公報
ところで、上述したように、第2の固定部材は、連結部に対し、第1の固定部材よりもゴムチューブの厚さ分、湾曲部の径方向の低い位置に固定されていることから、外ブレードにおいて、第2の固定部材と第1の固定部材との間には傾斜が生じている。
よって、特許文献1に開示された構成のように、挿入方向において、第1の固定部材と第2の固定部材とが隣接して設けられていると、第2の固定部材と第1の固定部材との間の外ブレードの傾斜が90°に近い急な角度となってしまい、第1の固定部材の外周上における外ブレードの部位が、径方向外側に持ち上げられて凸部となってしまい、該凸部によって湾曲部の径が太くなってしまうといった問題がある。
尚、以上の問題は、外ブレードの端部を、先端部と湾曲部とを連結する連結部に固定する場合と、湾曲部と可撓管部とを連結する連結部に固定する場合とのいずれの場合においても発生する。
また、以上のような問題は、連結部に対し、第1の固定部材と第2の固定部材とを挿入方向において離間して位置させれば発生しないが、この場合、上述したように、湾曲部よりも挿入方向先端側が長くなってしまう。
本発明は、上記問題点に鑑みてなされたものであり、連結部に外ブレードの端部を固定する構成において、湾曲部よりも挿入方向先端側を長くすることなく、容易に湾曲部の細径化を実現することができる構成を具備する内視鏡を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明の一態様による内視鏡は、被検部位に挿入される細長な挿入部の先端を、設定方向に指向自在とする湾曲部と、前記挿入部において、前記湾曲部前記挿入部の挿入方向に並んで位置する隣接部と、前記隣接部の端部に一端が固定されることにより、前記湾曲部と前記隣接部とを連結する連結部と、前記湾曲部内に設けられた、湾曲駒の外周に被覆されるとともに、前記隣接部に固定された前記連結部における前記一端を有する側よりも前記挿入部の径方向の内側に位置する前記連結部の他端側の外周に対し前記湾曲部側の部位を被覆する前記湾曲部のチューブ部材と、前記連結部の前記他端側の外周における前記湾曲部側の部位に対し、前記チューブ部材を固定する第1の固定部材と、前記湾曲部を保護する為に、前記チューブ部材の外周に被覆されるとともに、前記第1の固定部材の外周を被覆する網状部材と前記湾曲部側から前記隣接部側にかけて、前記隣接部に向かうに従い前記径方向の径が小さくなるよう斜め下方に傾斜する前記挿入方向において所定の長さを有するテーパ面が、前記連結部の前記他端側の外周において前記第1の固定部材よりも前記隣接部側に形成されたテーパ状の案内部と、前記網状部材において前記第1の固定部材から前記案内部側に突出した部位を、前記案内部の前記テーパ面に対し固定するとともに、固定後、前記隣接部の外周面及び前記網状部材の非固定部位よりも前記径方向の内側に位置するとともに前記テーパ面に沿って所定の長さを有する第2の固定部材と、を具備している。
本発明によれば、連結部に外ブレードの端部を固定する構成において、湾曲部よりも挿入方向先端側を長くすることなく、容易に湾曲部の細径化を実現することができる構成を具備する内視鏡を提供することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。尚、以下、内視鏡は、携帯性に優れたショルダ式の工業用の内視鏡を例に挙げて説明する。また、内視鏡は、挿入部の先端部に対してアダプタが着脱自在な内視鏡を例に挙げて説明する。
(第1実施の形態)
図1は、本実施の形態を示す内視鏡を具備する内視鏡装置の斜視図、図2は、図1の内視鏡の挿入部の先端側及び挿入部の先端部に着脱自在なアダプタを示す部分斜視図である。
図1に示すように、内視鏡装置1は、内視鏡2と該内視鏡2に接続された装置本体3とにより主要部が構成されている。
内視鏡2は、細長で可撓性を有する細径の、例えば直径が4mmの挿入部20と、該挿入部20の挿入方向Jの後端(以下、単に後端と称す)に接続された、把持部25を有する操作部24と、該操作部24の把持部25から延出された可撓性を有するユニバーサルコード26とにより主要部が構成されている。
挿入部20に、該挿入部20の挿入方向Jの先端側(以下、単に先端側と称す)から順に、隣接部である先端部21と、操作部24の湾曲操作レバー31の湾曲操作により、例えば上下/左右方向に湾曲される湾曲部22と、可撓性部材にて形成された隣接部である長尺な可撓管部23とが連設されており、可撓管部23の後端部が、操作部24に接続されている。
操作部24に、湾曲部22を湾曲動作させる湾曲操作レバー31が少なくとも4方向に傾倒自在となるよう直立して配設されている。
湾曲操作レバー31は、操作者により傾倒方向が変化されることによって、湾曲部22を上下/左右の4方向の内、いずれかの方向に、後述する湾曲操作ワイヤ131(図3参照)を介して湾曲動作させる。
また、湾曲操作レバー31は、操作者により傾倒角度が変化されることによって、傾倒された方向に、湾曲部22を、湾曲操作レバー31の傾倒角度に応じた角度に湾曲操作ワイヤ131(図3参照)を介して湾曲させる。尚、操作部24には、図示しないが、湾曲操作レバー31の他、後述する撮像部70(図3参照)の各種撮像動作を指示する各種スイッチが配設されている。
操作部24から延出したユニバーサルコード26の端部が接続された装置本体3は、例えば箱状を有しており、例えばマグネシウムダイキャストにより構成された外装筐体35により覆われた内部に、画像処理用のCPU等の電気部品が複数固定された基板(図示されず)や、後述するLED114(図2参照)に電源を供給する図示しないバッテリユニット等が配設されている。
また、装置本体3の外装筐体35に、内視鏡2の撮像部70(図3参照)により撮像された内視鏡画像を表示するモニタ7が、外装筐体35に対し開閉自在に固定されている。尚、モニタ7は、外装筐体35に対し着脱自在であっても構わない。
また、装置本体3の携帯性を向上させるため、装置本体3を操作者の肩等に掛けるためのベルト10が、例えば装置本体3に対して着脱自在となるよう、外装筐体35に2点で固定されている。
さらに、箱状の外装筐体35の4辺に、装置本体3を戴置するためのゴム(例えばNBR)等により形成された、例えば4つの脚部58が固定されている。
次に、挿入部20の先端側の構成と、アダプタ110の構成について、図2を用いて説明する。
図2に示すように、アダプタ110は、着脱リング112と、フード部113とを備えて主に構成されている。フード部113は先端部を曲面に形成した略筒状の外装部材である。
フード部113内に、被検部位を照明する光源を構成するLED114と、複数のレンズからなる側視光学系116とが設けられている。
フード部113の一側面113a側に、LED114が臨まれる照明用孔115と、側視光学系116の観察窓116aが配置される光学部用孔117とが形成されている。
挿入部20の先端部21の外周面を構成するカバー部材150の先端位置の外周面に、全周に亘って雄ねじ部33aが先端部21の径方向に突設して設けられている。また、先端部21における雄ネジ部33aよりも挿入方向Jの後端側(以下、単に後端側と称す)の位置に、カバー部材150の外周面の全周に亘って、雄ねじ部33bが先端部21の径方向に突設して設けられている。
雄ねじ部33aは雄ねじ部33bに比べて挿入方向Jに沿って幅狭に形成されており、挿入方向Jにおける雄ねじ部33aと雄ねじ部33bとの間に、摺動部33cが構成されている。
雄ネジ部33a及び雄ネジ部33bは、アダプタ110が先端部21に装着された際、着脱リング112の回動に伴い、アダプタ110の着脱リング112の内周面に形成された図示しない雌ネジ部に螺合される。
先端部21の先端面32aに、回り止め部34と電気接点52とが、先端側に突設して設けられている。回り止め部34は、先端部21に取り付けられるアダプタ110の位置決めを行うとともに、電気接点52を保護するものである。
次に、先端部21の内部の構成、及び湾曲部22の挿入方向Jの先端(以下、単に先端と称す)側の内部の構成について、図3を用いて説明する。図3は、図2中のIII−III線に沿う先端部及び湾曲部の構成を概略的に示す部分断面図である。
図3に示すように、先端部21内、具体的には、金属から構成された管状のカバー部材150に覆われた内部に、対物光学系135と撮像部70とが設けられている。尚、撮像部70は、CCD等の撮像素子(以下、CCDと称す)72と、カバーガラス71と、電気基板73と、複数の撮像用のリード線81と、各充填剤185、186から主要部が構成されている。尚、本実施の形態においては、カバー部材150に覆われた位置を、先端部21と定義し、カバー部材150よりも後端側で可撓管部23よりも先端側を、湾曲部22と定義するが、図3に示すように、連結部材160の一端を有する側である先端側は、先端部21の基端側内に入り込んで位置しており、連結部材160の他端側である基端側は、湾曲部22の先端側内に入り込んで位置している。
対物光学系135の内、先端側に位置する複数のレンズは、対物レンズ枠50の内周に嵌合されて固定されることにより、対物レンズ枠50に保持されている。また、対物レンズ枠50に、挿入方向Jに沿って貫通する貫通孔が形成されており、貫通孔に、外周に絶縁部材51が被覆された電気接点52が挿通されている。電気接点52は、先端部21にアダプタ110が装着された際、アダプタ110のフード部113内におけるLED114の図示しない電気接点に電気的に接触する。
対物レンズ枠50の外周に、先端部21に沿って挿入方向Jに延在するカバー部材150の先端側が螺合されて固定されている。また、対物レンズ枠50の後端側の内周に、素子枠55の先端側の外周が嵌合されて固定されている。素子枠55の内周に、対物光学系135の内、後端側に位置する複数のレンズが嵌合されており、該複数のレンズは、素子枠55に保持されている。
尚、対物光学系135は、先端部21にアダプタ110が装着された際、アダプタ110内の側視光学系116と光軸が一致する位置に、対物レンズ枠50及び素子枠55によって保持されている。
素子枠55の後端側の内周に、CCD72と、該CCD72の先端面に貼着されているカバーガラス71が、接着剤56によって固定されている。
CCD72の後端側に、複数の電気基板73が配設されており、該電気基板73は、CCD72に電気的に接続されている。また、CCD72と電気基板73との間、及び各電気基板73間に、例えば透明な樹脂から構成された充填剤186が充填されている。尚、充填材186を構成する樹脂は、透明な樹脂に限定されず、樹脂であれば何でもよい。
電気基板73に、撮像用ケーブル80内に設けられた複数の撮像用のリード線81の絶縁用の外皮樹脂から剥き出しになった部位が、例えば半田により電気的に接続されている。また、電気基板73、複数の撮像用リード線81、及び撮像用ケーブル80の先端側の外周にも、例えば透明な樹脂から構成された充填剤185が充填されている。尚、充填材185を構成する樹脂は、透明な樹脂に限定されず、樹脂であれば何でもよい。
撮像用ケーブル80は、外周がノイズ対策用の金属素線が編組されることにより構成されており、挿入部20、操作部24、ユニバーサルコード6内に挿通され、複数の撮像用のリード線81が、装置本体3内の画像処理用のCPU等の電気部品が複数固定された基板に電気的に接続されている。複数の撮像用のリード線81は、撮像部70と装置本体3内の画像処理用のCPU等の電気部品が複数固定された基板との間で、撮像信号の送受信を行うものである。
また、電気基板73には、コンデンサやIC等の電気部品が搭載されている。ここで、工業用に用いる内視鏡2の中には、挿入部20が、例えば10mと長いものも存在することから、挿入部20内に挿通された撮像用ケーブル80内の複数の撮像用のリード線81を介するCCD72からの出力信号や、CCD72を駆動する駆動信号が減衰しやすくなるばかりか歪みやすくなることがある。電気基板73は、撮像用ケーブル80の長さによって減衰するとともに歪んだ出力信号及び駆動信号を増幅する機能を有している。
また、挿入部20、操作部24、ユニバーサルコード6内に、LED114に電源を供給する絶縁用の外皮樹脂に被覆された電源供給用のリード線90が挿通されている。電源供給用のリード線90の外皮樹脂が剥がされ剥き出しとなった先端部に、例えば半田54により、薄板状の、例えば0.5mmの厚さを有するフレキシブル基板(以下、FPCと称す)100の後端が電気的に接続されている。
また、FPC100は、先端部21内において、撮像部70の外周に近接する位置、具体的には、図3に示す撮像部70の下方に充填された充填剤185に接触する位置に挿通されており、FPC100の先端は、電気接点52に、例えば半田53により電気的に接続されている。
このことにより、先端部21にアダプタ110が装着された際、装置本体3内に設けられたバッテリユニットから供給された電力は、電源供給用のリード線90、FPC100、電気接点52、アダプタ110内のLED114の図示しない電気接点を介して、LED114に供給される。
FPC100の挿入方向Jの後半部及びリード線90の先端側は、それぞれ、撮像部70の外周、具体的には硬化された充填剤185の外周、及び撮像用ケーブル80の外周に対して、絶縁性部材から構成された熱収縮チューブ200で被覆されて固定されている。
尚、熱収縮チューブ200は、被覆後、例えばヒートガンによって熱が付与され収縮することにより、FPC100の後半部及びリード線90の先端側を、撮像部70の外周及び撮像用ケーブル80の外周に対して固定する。
また、カバー部材150内において、撮像部70を覆うFPC100が接触する充填剤185が充填されており、カバー部材150の間の空間にも、例えば透明な樹脂から構成された充填剤187が充填されている。尚、充填材187を構成する樹脂は、透明な樹脂に限定されず、樹脂であれば何でもよい。このことにより、FPC100の後端とリード線90との接続部が、カバー部材150に接触し、ショートした状態で充填剤187が充填されるのを、防止することができる。
カバー部材150の後端の内周に、連結部である管状の連結部材160の一端である先端が螺合されて固定されている。連結部材160の挿入方向Jの中途位置に、湾曲部22の径方向に突出する突出部160tが形成されている。尚、突出部160tは、突出端部がカバー部材150の外周面と同一面となるよう外周方向に突出している。また、突出部160tの先端面に、カバー部材150の後端面が当接している。尚、カバー部材150の装着は、突出部160tの先端面に、カバー部材150の後端面を当接させることにより行われる。
連結部材160の突出部160tよりも後端側の湾曲部22に位置する部位の外周に、連結部である管状の湾曲部先端硬質部139が嵌合固定されている。
また、湾曲部先端硬質部139の突出部160tの後端面に当接する先端側の外周に、先端側の外径が後端側の外径よりも小さい先端側に向かって斜め下方に傾斜する案内部であるテーパ面300sが外周面に形成された連結部を構成するパイプ状部材300が嵌合されて固定されている。尚、テーパ面300sは、湾曲部先端硬質部139の外周面に対し、0°より大きく60°以下の角度で傾斜している。
湾曲部先端硬質部139の他端である後端に、湾曲部22内に設けられた複数の湾曲駒130の先端が配されている。また、湾曲部先端硬質部139の後端に、挿入部20内に挿通された湾曲操作ワイヤ131の先端が固定されている。また、湾曲駒130の外周に、内ブレード142が挿入方向Jに沿って被覆されている。
内ブレード142は、湾曲操作ワイヤ131を牽引弛緩して湾曲部22を設定された方向に湾曲させる際、湾曲部22が周方向に回転してしまうのを防ぐとともに、湾曲に伴う後述するゴムチューブ141の破損を防ぐものである。
湾曲部先端硬質部139のパイプ状部材300よりも後端側の外周に、内ブレード142の外周を被覆するチューブ部材であるゴムチューブ141の先端が、ケブラー等から構成された第1の固定部材である糸巻き146によって固定されている。
具体的には、湾曲部先端硬質部139の後端側の外周に対し、ゴムチューブ141の先端を当接させた状態で、ゴムチューブ141の先端の外周を糸巻き146によって縛ることにより、ゴムチューブ141の先端は、湾曲部先端硬質部139の後端側の外周に対し固定される。尚、ゴムチューブ141は、湾曲部22の水密を保持するためのものである。
さらに、ゴムチューブ141の外周に、網状部材である外ブレード140が被覆している。外ブレード140は、金属素線の網管から構成されることにより、挿入部20を、例えばジェットエンジン内に挿入した際、ジェットエンジン内の部品等の接触により、湾曲部22が損傷してしまうことを保護する。
外ブレード140の先端は、湾曲部先端硬質部139におけるゴムチューブ141の先端が固定された位置から離間する先端側において、パイプ状部材300の先端側向かって傾斜するテーパ面300sに対して、ケブラー等から構成された第2の固定部材である糸巻き145により固定されている。
具体的には、パイプ状部材300のテーパ面300sに対し、外ブレード140の先端を当接させた状態で、外ブレード140の先端の外周を糸巻き145によって縛ることにより、外ブレード140の先端は、パイプ状部材300のテーパ面300sに対し固定される。尚、巻回された糸巻き145は、接着剤182により巻回形状が固定されている。
その結果、糸巻き145と糸巻き146との間に位置する外ブレード140の部位に、パイプ状部材300のテーパ面300sに沿って、糸巻き145から糸巻き146側に向かって、斜め上方に緩やかに傾斜するテーパ部140sが形成される。具体的には、テーパ部140sは、湾曲部先端硬質部139の外周面に対し、0°より大きく60°以下の角度で傾斜する。
尚、図示しないが、湾曲部22と可撓管部23との間の連結部も同様の構成を有している。具体的には、ゴムチューブ141の後端は、湾曲部22の後端側の図示しない湾曲部後端硬質部の先端側に、糸巻き146で固定されているとともに、外ブレード140の後端は、糸巻き146よりも後端側において湾曲部後端硬質部の後端側の外周に嵌合されたパイプ状部材の外周に形成された後端側に向かって傾斜する図示しないテーパ面に、糸巻き145によって固定されている。
このように、本実施の形態においては、湾曲部先端硬質部139の後端の外周に、ゴムチューブ141の先端が糸巻き146で固定されているとともに、糸巻き146よりも先端側に位置するパイプ状部材300の先端側に向かって斜め下方に傾斜するテーパ面300sの外周に、ゴムチューブ141を被覆する外ブレード140の先端が糸巻き145で固定されていると示した。
このことによれば、先端部21と湾曲部22との間の連結部を挿入方向Jに短く形成するため、糸巻き145と糸巻き146とを、挿入方向Jにおいて、例えば間隔D1となるよう近接して設けたとしても、糸巻き145が、糸巻き146よりもゴムチューブ141の厚さ分、湾曲部22の径方向の低い位置に固定されることに起因して形成される、外ブレード140における糸巻き145と糸巻き146との間のテーパ部140sの傾斜を、パイプ状部材300のテーパ面300sに沿って緩やかにすることができる。
よって、挿入方向Jにおいて、糸巻き145と糸巻き146とが隣接して設けられているのみの従来の構成のように、糸巻き145と糸巻き146との間の外ブレード140の部位の傾斜が90°に近い急な角度となってしまい、糸巻き146の外周上における外ブレード140の部位が、径方向外側に持ち上げられて凸部となってしまい、該凸部によって湾曲部22の径が太くなってしまうことを防止することができる。
尚、以上の効果は、湾曲部22と可撓管部23との間の連結部に対するゴムチューブ141の後端側及び外ブレード140の後端側の固定であっても同様である。
以上から、連結部に外ブレード44の端部を固定する構成において、湾曲部22よりも挿入方向Jの先端側を長くすることなく、容易に湾曲部22の細径化を実現することができる構成を具備する内視鏡2を提供することができる。
(第2実施の形態)
図4は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部及び湾曲部の構成を概略的に示す部分断面図である。
この第2実施の形態の内視鏡の構成は、上記図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、連結部に形成される案内部を、パイプ状部材の代わりに、湾曲部先端硬質部に形成する点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
図4に示すように、連結部材160の突出部160tよりも後端側の湾曲部22に位置する部位の外周に、連結部である管状の湾曲部先端硬質部439が嵌合固定されている。
尚、湾曲部先端硬質部439は、先端側の外径が後端側の外径よりも小さい管状に形成されており、外周面における挿入方向の前半部に、先端側に向かって斜め下方に傾斜する案内部であるテーパ面439sが形成されている。尚、テーパ面439sは、連結部材160の突出部160tよりも後端側の外周面に対し、0°より大きく60°以下の角度で傾斜している。
湾曲部先端硬質部439の挿入方向の後半部の外周に、ゴムチューブ141の先端が、ケブラー等から構成された糸巻き146によって、上述した第1実施の形態と同様の構成により固定されている。
外ブレード140の先端は、湾曲部先端硬質部439におけるゴムチューブ141の先端が固定された位置から離間する先端側において、先端側向かって傾斜する湾曲部先端硬質部439のテーパ面439sに対して、ケブラー等から構成された糸巻き145によって、上述した第1実施の形態と同様の構成により固定されている。
その結果、糸巻き145と糸巻き146との間に位置する外ブレード140の部位に、湾曲部先端硬質部439のテーパ面439sに沿って、糸巻き145から糸巻き146側に向かって、斜め上方に緩やかに傾斜するテーパ部140sが形成される。具体的には、テーパ部140sは、湾曲部先端硬質部439の外周面に対し、0°より大きく60°以下の角度で傾斜する。
尚、図示しないが、湾曲部22と可撓管部23との間の連結部も同様の構成を有している。具体的には、ゴムチューブ141の後端は、湾曲部22の後端側の図示しない湾曲部後端硬質部の先端側の外周に、糸巻き146で固定されているとともに、外ブレード140の後端は、湾曲部後端硬質部の後半部の外周に形成された後端側に向かって傾斜する図示しないテーパ面に、糸巻き145によって固定されている。
このような構成によっても、上述した第1実施の形態と同様の効果を得ることができる他、パイプ状部材300が不要となることから、上述した第1実施の形態よりも低コストで内視鏡を製造することができ、内視鏡を組み立てる際、組み立てを簡略化することができる。
尚、本実施の形態においては、湾曲部先端硬質部439の外周面に、テーパ面439sが形成されていると示したが、これに限らず、連結部材160の突出部160tよりも後端側の部位が、湾曲部先端硬質部439と同じ形状に形成されていれば、本実施の形態と同様の効果を得ることができる。
即ち、連結部材160の突出部160tよりも後端側の外周に、テーパ面439sと同様のテーパ面が形成されて、連結部材160の外周面が案内部として構成されていれば、本実施の形態と同様の効果を得ることができる他、湾曲部先端硬質部439が不要となることから、より、低コストにて内視鏡を製造できる他、組み立て性が向上する。
尚、この構成を用いた場合、連結部材160の後端に対し、湾曲駒130の先端及び湾曲操作ワイヤ131の先端が固定されるとともに、連結部材160の後端側の外周に対し、糸巻き146でゴムチューブ141の先端が固定され、連結部材160のテーパ面に対し、外ブレード140の先端が、糸巻き145で固定される。
また、以上のことは、湾曲部22と可撓管部23とを連結する連結部材の外周面に適用しても同様の効果を得ることができる。
(第3実施の形態)
図5は、本実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部及び湾曲部の構成を概略的に示す部分断面図である。
この第3実施の形態の内視鏡の構成は、上記図1〜図3に示した第1実施の形態の内視鏡と比して、連結部に案内部を形成せずに、外ブレード140における糸巻き145と糸巻き146との間に、糸巻き145から糸巻き146側に向かって、緩やかに傾斜するテーパ部を形成する点が異なる。よって、この相違点のみを説明し、第1実施の形態と同様の構成には同じ符号を付し、その説明は省略する。
カバー部材150の後端の内周に、連結部である管状の連結部材460の一端である先端が嵌合されて固定されている。連結部材460の挿入方向Jの中途位置に、切り欠き面460kが形成されている。切り欠き面460kは、カバー部材150の後端面と同一面となるよう形成されている。
尚、連結部材460に対し、カバー部材150を固定する際は、連結部材460の切り欠き面460kと、カバー部材150の後端面とが同一面となるよう、作業者の目視、または治具等を用いて行われる。
連結部材460の切り欠き面460kよりも後端側の湾曲部22に位置する部位の外周に、管状の湾曲部先端硬質部139が嵌合固定されている。
湾曲部先端硬質部139の後端の外周に、内ブレード142の外周を被覆するゴムチューブ141の先端が、ケブラー等から構成された糸巻き146によって、上述した第1実施の形態と同様の構成により固定されている。
外ブレード140の先端は、湾曲部先端硬質部139におけるゴムチューブ141の先端が固定された位置から、上述した第1実施の形態及び第2実施の形態の間隔D1よりも長い間隔D2の距離離間する先端側であって、糸巻き146よりも湾曲部22の径方向に低い位置における湾曲部先端硬質部139の外周面に対して、切り欠き面460kに隣接する領域から後端側に向かって巻回された、ケブラー等から構成された糸巻き145によって、上述した第1実施の形態と同様の構成により固定されている。
尚、本実施の形態における糸巻き145と糸巻き146との挿入方向Jへの間隔D2から、上述した第1及び第2実施の形態における糸巻き145と糸巻き146との挿入方向Jへの間隔D1を引いた差D3は、上述した第1及び第2実施の形態における連結部材160の突出部160tの挿入方向Jへの幅と同じ値になっている。
即ち、本実施の形態においては、突出部160tを設けない分、上述した第1及び第2実施の形態に比べ、湾曲部先端硬質部139の外周面に対して、糸巻き146が糸巻き145よりも先端側に位置している。
その結果、糸巻き145と糸巻き146との間に位置する外ブレード140の部位に、糸巻き145から糸巻き146側に向かって、斜め上方に緩やかに傾斜するテーパ部140sが形成される。具体的には、テーパ部140sは、湾曲部先端硬質部139の外周面に対し、0°より大きく60°以下の角度で傾斜する。
このように、本実施の形態においては、連結部材460に、突出部160tを設けない分、具体的には、突出部160tの挿入方向Jへの幅D3分、ゴムチューブ141の先端を固定する糸巻き146と、外ブレード140の先端を固定する糸巻き145とが、挿入方向Jに対して上述した第1及び第2の実施の形態の間隔D1よりも離間する間隔D2となって位置するよう、ゴムチューブ141の先端及び外ブレード140の先端は、湾曲部先端硬質部139の外周に固定されていると示した。
このことによれば、糸巻き145と糸巻き146との間を、湾曲部22よりも挿入方向Jに対し長く形成することなく離間させることができることから、糸巻き145と糸巻き146との間に位置する外ブレード140のテーパ部140sを、糸巻き145から糸巻き146側に向かって、斜め上方に緩やかに傾斜させることができる。即ち、上述した第1実施の形態及び第2実施の形態と同様の効果を得ることができる。
また、本実施の形態においては、上述した第1及び第2実施の形態のように、パイプ状部材300を用いる必要がない他、湾曲部先端硬質部139の外周をテーパ面139sに形成する加工や、連結部材160の外周面をテーパ面に形成する加工を行う必要がないことから、より内視鏡製造の際のコスト削減を図ることができる。
さらに、糸巻き145と糸巻き146とを挿入方向Jに離間させることにより、幅D3の分の外ブレード140の固定されていないフリーな部分が増加するので、外ブレード140が挿入方向Jに伸縮しやすくなることから、湾曲部22を湾曲させる際の湾曲負荷を低減させることができるため、湾曲機能が向上する。
尚、上述した第1〜第3実施形態においては、内視鏡2は、先端部21にアダプタ110が着脱自在な構成を示したが、これに限らず、アダプタを用いない通常の内視鏡に適用しても良いことは云うまでもない。
さらに、上述した第1〜第3実施形態においては、内視鏡には、携帯性に優れたショルダ式の工業用の内視鏡装置が有する内視鏡を例に挙げて説明したが、これに限らず、挿入部を装置本体に収納する大型の工業用の内視鏡装置が有する内視鏡に適用してもよいことは勿論である。
第1実施の形態を示す内視鏡を具備する内視鏡装置の斜視図。 図1の内視鏡の挿入部の先端側及び挿入部の先端部に着脱自在なアダプタを示す部分斜視図。 図2中のIII−III線に沿う先端部及び湾曲部の構成を概略的に示す部分断面図。 第2実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部及び湾曲部の構成を概略的に示す部分断面図。 第3実施の形態を示す内視鏡の挿入部の先端部及び湾曲部の構成を概略的に示す部分断面図。
符号の説明
2…内視鏡
20…挿入部
21…先端部
22…湾曲部
23…可撓管部
139…湾曲部先端硬質部(連結部)
140…外ブレード(網状部材)
140s…テーパ部
141…ゴムチューブ(チューブ部材)
145…糸巻き(第2の固定部材)
146…糸巻き(第1の固定部材)
160…連結部材(連結部)
300…パイプ状部材(連結部)
300s…テーパ面(案内部)
439…湾曲部先端硬質部(連結部)
439s…テーパ面(案内部)
460…連結部材(連結部)
460k…切り欠き面
J…挿入方向

Claims (5)

  1. 被検部位に挿入される細長な挿入部の先端を、設定方向に指向自在とする湾曲部と、
    前記挿入部において、前記湾曲部前記挿入部の挿入方向に並んで位置する隣接部と、
    前記隣接部の端部に一端が固定されることにより、前記湾曲部と前記隣接部とを連結する連結部と、
    前記湾曲部内に設けられた、湾曲駒の外周に被覆されるとともに、前記隣接部に固定された前記連結部における前記一端を有する側よりも前記挿入部の径方向の内側に位置する前記連結部の他端側の外周に対し前記湾曲部側の部位を被覆する前記湾曲部のチューブ部材と、
    前記連結部の前記他端側の外周における前記湾曲部側の部位に対し、前記チューブ部材を固定する第1の固定部材と、
    前記湾曲部を保護する為に、前記チューブ部材の外周に被覆されるとともに、前記第1の固定部材の外周を被覆する網状部材と
    前記湾曲部側から前記隣接部側にかけて、前記隣接部に向かうに従い前記径方向の径が小さくなるよう斜め下方に傾斜する前記挿入方向において所定の長さを有するテーパ面が、前記連結部の前記他端側の外周において前記第1の固定部材よりも前記隣接部側に形成されたテーパ状の案内部と、
    前記網状部材において前記第1の固定部材から前記案内部側に突出した部位を、前記案内部の前記テーパ面に対し固定するとともに、固定後、前記隣接部の外周面及び前記網状部材の非固定部位よりも前記径方向の内側に位置するとともに前記テーパ面に沿って所定の長さを有する第2の固定部材と、
    を具備していることを特徴とする内視鏡。
  2. 前記隣接部は、前記挿入部において前記湾曲部の前記挿入方向の先端側に位置する先端部と、前記湾曲部の前記挿入方向の後端側に位置する可撓管部との少なくとも一方であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡。
  3. 前記連結部は、前記挿入方向の前記一端が前記隣接部固定された連結部材と、該連結部材の外周に被覆または嵌合された前記連結部材の前記挿入方向の前記一端とは反対となる前記連結部の前記他端側を構成する他端に前記第1の固定部材により前記チューブ部材の端部が固定された湾曲部先端硬質部と、該湾曲部先端硬質部の外周において前記第1の固定部材よりも前記隣接部側に被覆されたパイプ状部材とから構成されており、
    前記案内部は、パイプ状部材に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡。
  4. 前記連結部は、前記挿入方向の前記一端が前記隣接部固定された連結部材と、該連結部材の外周に被覆された前記挿入方向の前記一端とは反対となる前記連結部の前記他端側を構成する他端に前記第1の固定部材により前記チューブ部材の端部が固定された湾曲部先端硬質部とから構成されており、
    前記案内部は、前記湾曲部先端硬質部の外周において前記第1の固定部材よりも前記隣接部側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡。
  5. 前記連結部は、前記挿入方向の前記一端が前記隣接部固定され、前記挿入方向の前記一端とは反対となる前記連結部の前記他端側を構成する他端に前記第1の固定部材により前記チューブ部材の端部が固定された連結部材から構成されており、
    前記案内部は、前記連結部材の外周において前記第1の固定部材よりも前記隣接部側に形成されていることを特徴とする請求項1または2に記載の内視鏡。
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