JP2013244266A - 内視鏡可撓管の接続構造 - Google Patents

内視鏡可撓管の接続構造 Download PDF

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Abstract

【課題】挿入管の接続部表面に凹凸の無い表面を有する内視鏡可撓管を提供する。
【解決手段】内視鏡可撓管の構造は、可撓部12の先端側に湾曲部13が取付けられる内視鏡可撓管である。内視鏡可撓管は、湾曲部13と可撓部12とを接続する環状の接続管30と、接続管30に対して同軸的にかつ隣接して設けられた環状の外皮29と、接続管30と外皮29に渡って外周面に嵌合される、環状の第1の固定部材46とを備える。接続管には突起30Dが形成される。突起30Dは第1の固定部材46の内壁面の内径に対応した外径を有する。突起30Dが第1の固定部材46の内壁面に当接することにより、第1の固定部材46と接続管30とが同軸的な位置関係となる。
【選択図】図2

Description

本発明は、内視鏡に関し、より詳しくは内視鏡可撓管の接続構造に関する。
従来、内視鏡挿入管の湾曲部と先端部との接続部表面を滑らかにするため、接続部をリング材で覆う構成が知られている(特許文献1)。接続部は、軟性の外皮を外側に被せられ、さらにその上から外皮を固定するための緊縛糸が巻き回される。この緊縛糸が剥き出しでは挿入管が体内へ滑らかに挿入されないため、緊縛糸をリング材で覆うことにより湾曲部表面を平滑にする。
国際公開第2011/052303号パンフレット
しかし、外皮は軟性であるため外径寸法を精度よく製造できず、リング材が先端部の軸に対して同軸的に接着されない場合がある。そのため、接続部表面に凹凸が発生し、挿入時に体内を摺接する恐れが生じるという問題がある。
そこで、本発明は、挿入管の接続部表面に凹凸の無い表面を有する内視鏡可撓管を提供することを目的としている。
本発明に係る内視鏡可撓管の構造は、可撓部の先端側に湾曲部が取付けられる内視鏡可撓管であって、湾曲部と可撓部とを接続する環状の接続管と、接続管に対して同軸的にかつ隣接して設けられた環状の外皮と、接続管と外皮に渡って外周面に嵌合される、環状の第1の固定部材とを備え、接続管には突起が形成され、突起は第1の固定部材の内壁面の内径に対応した外径を有し、突起が第1の固定部材の内壁面に当接することにより、第1の固定部材と接続管とが同軸的な位置関係となることを特徴とする。
また、可撓管は、湾曲部と第1の固定部材とに渡って外周面に嵌合する環状の第2の固定部材を備えることが好ましい。第2の固定部材を外皮に直に嵌合せずに、表面が平らな第1の固定部材の外側に嵌合することにより、軸ズレを防止することが出来る。
また、第1の固定部材と外皮とが接着剤を介して密着することが好ましい。接着剤により、接合面を気密にすることができる。
さらに、第1の固定部材は、体内の感電を防止出来る絶縁材料であることが好ましい。
本発明によれば、挿入管の接続部表面に凹凸の無い表面を有する内視鏡可撓管を提供することが出来る。
本発明の実施形態を適用した内視鏡の全体を表す概略図である。 本発明の実施形態を適用した湾曲部と可撓部との接続部分を示す拡大断面図である。 図2の接続部に嵌合されるリング材の斜視図である。
以下、本発明の一実施形態について図面を参照して説明する。図1を参照すると、内視鏡10は、体内に挿入される内視鏡可撓管11と、内視鏡10を操作するために使用者によって把持される操作部15と、内視鏡10をプロセッサ(図示せず)に接続するためのコネクタ16を備える。内視鏡可撓管11は、可撓性を有する可撓部12と、可撓部12の先端に接続される湾曲部13と、湾曲部13の先端に接続された先端部14とを備える。操作部15は、ユニバーサルケーブル17を介してコネクタ16に接続される。
先端部14において撮影された体内の光学像は、先端部14に設けられた撮像ユニット(図示せず)によって電気信号に変換される。電気信号は、ユニバーサルケーブル17及びコネクタ16を介し、プロセッサにおいて画像処理され、画像はオペレータにより観察される。
図2を参照すると、湾曲部13は、複数の湾曲駒25から成る湾曲管と、ゴム等の弾性材料で構成されるチューブ状の湾曲部外皮23を有する。湾曲管は、複数の湾曲駒25がリベット35で回転自在に連結されて細長管状に形成される。湾曲部13は、ガイドワイヤ22を介して、操作部15(図1参照)からの遠隔操作によって湾曲される。
湾曲部13と可撓部12との接続箇所周辺の構成を説明する。まず、接続箇所である湾曲部13の後端は、環状のつなぎ部材21を有する。つなぎ部材21は、環状の接続管30とビス24で留められ、接続管30を介して可撓部12に接続される。また、つなぎ部材21はステーコイル33にろう付けされる。つなぎ部材21の先端は、網状管34を介して湾曲駒25にはんだ付けされる。このように、接続管30とつなぎ部材21と湾曲駒25とは一体的に構成される。また、湾曲駒25の先端は、リベット35を介して他の湾曲駒に連結される。この構成を繰り返し、湾曲部13の先端まで湾曲駒が連結されることによって、湾曲部13は湾曲可能となる。
接続管30は、中央の小径部30Aと、小径部30Aよりも外径が大きい後端側の第1大径部30Bと先端側の第2大径部30Fとを有する。つまり、第2大径部30Fは、段差部30Eを介して小径部30Aの外周面と一体的に構成され、さらに、小径部30Aの外周面は、段差部30Cを介して第1大径部30Bの外周面と一体的に構成される。また、後に詳述するように、第1大径部30Bの最後端の外周面には接続突起30Dが設けられる。つなぎ部材21は、接続管30の第2大径部30Fの内部に嵌合されて、ビス24でビス留めされる。
可撓管28は、従来公知のように帯状の板部材からなる2つの螺旋管26、26を嵌合させ、外側の螺旋管26の外周面に筒状のブレード27を嵌合させて構成される。可撓管28の外周面は、チューブ状で軟性の可撓管外皮29が被覆される。可撓管28の先端部は、第1大径部30Bに嵌合されて固定される。
つなぎ部材21の外周にはチューブ状の湾曲管外皮23が被覆される。湾曲管外皮23は、湾曲部13の先端から接続管30の第2大径部30Fを経て小径部30Aの後端部まで、より厳密には段差部30Cに近接する位置まで、一様の厚さで設けられる。つまり、第1大径部30Bは、湾曲管外皮23に被覆されない。
小径部30Aを被覆する湾曲管外皮23である湾曲管外皮端23Bは、湾曲管外皮23の他の面より窪んでいる。湾曲管外皮端23Bは、外周に緊縛糸42が巻き回されて小径部30Aに固定される。
第1大径部30Bと可撓管外皮29の外周面には第1リング材(第1の固定部材)46が嵌合され、第1リング材46の外側には第2リング材(第2の固定部材)48が嵌合される。第2リング材48の先端部は緊縛糸42を超えて段差部30Eまで達する。
図3を参照し、第1リング材46及び第2リング材48の構成を説明する。第1リング材46は筒状であり、第2リング材48よりも径が小さく、端部の内周面にリング突起46Aを有する。第1リング材46の他端は、外径から内径にかけて径方向の厚さが薄くなるような第1傾斜部46Bを有する。第1リング材46は、電気的に絶縁可能な材質、例えば、樹脂製であることが望ましい。絶縁部材を用いることにより、可撓管28と体内との接触部とを電気的に絶縁することができ感電を防止出来る。第2リング材48は、内径が一様な筒状部材である。第2リング材48の一端は、第1リング材46の一端と同様に、第1傾斜部46Bと同一角度の第2傾斜部48Bを有する。第2リング材48は、金属製であることが望ましい。これにより、筒状の挿入補助器具を使用した際にダメージを軽減できる。
図2を参照し、第1リング材46、第2リング材48周辺の構成を説明する。第1リング材46は、接続管30の第1大径部30Bの外周面と可撓管外皮29とに渡って外周面に覆うように嵌合され、第1大径部30Bの接続突起30Dと第1リング材46のリング突起46Aとが係合される。すなわち、接続管30に形成された接続突起30Dの外周面は、第1リング材46の内壁面の内径に対応した外径を有する。第1大径部30Bの接続突起30Dが第1リング材46の内壁面に当接することにより、第1リング材46と接続管30とが同軸的な位置関係となる。可撓管外皮29は、接続管30に対して同軸的にかつ隣接して、第1リング材46と可撓管28との間に収められる。第1リング材46の内周面と接続突起30Dとの接触面、及び、第1リング材46の内周面と可撓管外皮29との接触面は、接着剤32によって密着固定される。
第1リング材46の外側において、湾曲部13と第1リング材46とに渡って第2リング材48が外周面に嵌合される。第2リング材48の先端は、小径部30Aの段差部30Eに対応する位置において湾曲部外皮23に接触し、第2リング材48の後端は第1リング材46の後端よりやや先端側に設けられる。つまり、第1リング材46の後端位置と第2リング材48の後端位置とは一致せず、より厳密には、第1傾斜部46Bと第2傾斜部48Bとの傾斜面が滑らかになるように、配置されることが望ましい。
また、第2リング材48の内周面と緊縛糸42と湾曲部外皮端23Bと接続管30とから形成される空間には、接着剤43が充填されて密封される。これにより、緊縛糸42は、湾曲部外皮端23Bを小径部30Aに圧接させた状態で固定される。このように、第2リング材48を可撓管外皮29の外周面に直に嵌合させずに、可撓部12と同軸に設けられた第1リング材46の外周面に密接させることで、第2リング材48もまた、可撓部12と同軸に設けられる。換言すれば、第2リング材48が可撓部12および湾曲部13の軸に対して同軸的に設けられる。したがって、湾曲部外皮23と第2リング材48とが面一になる。さらに、第1、第2リング材46、48の傾斜部46Bと48Bとの傾斜面が滑らかであることから、可撓管先端の接続部表面は凹凸を有さず、内視鏡可撓管11はスムーズに体内に挿入される。
なお、本実施形態は、湾曲部13と可撓部12において適用されるが、他の接続部分に適用されても良い。
11 内視鏡可撓管
12 可撓部
13 湾曲部
29 可撓管外皮(外皮)
30 接続管
30D 接続突起(突起)
32 接着剤
46 第1リング材(第1の固定部材)
48 第2リング材(第2の固定部材)

Claims (4)

  1. 可撓部の先端側に湾曲部が取付けられる内視鏡可撓管であって、
    前記湾曲部と前記可撓部とを接続する環状の接続管と、
    前記接続管に対して同軸的にかつ隣接して設けられた環状の外皮と、
    前記接続管と前記外皮に渡って外周面に嵌合される、環状の第1の固定部材とを備え、
    前記接続管には突起が形成され、前記突起は前記第1の固定部材の内壁面の内径に対応した外径を有し、
    前記突起が前記第1の固定部材の内壁面に当接することにより、前記第1の固定部材と前記接続管とが同軸的な位置関係となることを特徴とする内視鏡可撓管の接続構造。
  2. 前記可撓管は、前記湾曲部と前記第1の固定部材とに渡って外周面に嵌合する環状の第2の固定部材を備えることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡可撓管の接続構造。
  3. 前記第1の固定部材と前記外皮とが接着剤を介して密着することを特徴とする請求項1に記載の内視鏡可撓管の接続構造。
  4. 前記第1の固定部材は絶縁材料であることを特徴とする請求項1に記載の内視鏡可撓管の接続構造。
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