JP2007089888A - 電子内視鏡 - Google Patents

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【課題】 大型化を極力抑制しながら、漏れ電流が撮像素子の画像に影響を及ぼすのを防止することができる電子内視鏡を提供する。
【解決手段】 被検体に挿入するための挿入部の先端側に設けられていて非導電性の素材により形成された先端部本体と、この先端部本体の先端面側に一部が実質的に露呈するように配設された金属製の第1レンズ枠12と、この第1レンズ枠12と電気的に導通する金属製の第2レンズ枠13および金属製のCCD補強枠14を含みさらに被検体を撮像するためのCCD15を含む撮像ユニット6と、グランドと接続されるケーブル総合シールド20を含みCCD15からの信号を伝送するための撮像ケーブル7と、CCD補強枠14とケーブル総合シールド20とを電気的に導通する導線25と、を備えた電子内視鏡。
【選択図】図4

Description

本発明は、導電性液体中で使用し得るようになされた電子内視鏡に関する。
CCD等の撮像素子を介して観察を行う電子内視鏡には、処置具挿通用のチャンネルを備えたものがあり、このチャンネルに電気メスなどの高周波処置具を挿通しての処置が行われることがある。このような処理を気体中で行う場合には、気体の電気伝導性が極めて低いために、高周波処置具からの漏れ電流が撮像素子に流れ込むことはほぼなく、撮像素子から得られる画像にノイズが発生することもない。
これに対して、例えば膀胱を検査するときなどには、膀胱内に生理食塩水を満たした状態で検査や処置などを行うが、この生理食塩水は、導電性液体である。従って、この場合には、気体中で使用する場合と異なり、高周波処置具から発生する漏れ電流が生理食塩水を通って内視鏡先端部に配設された金属製のレンズ枠に流れ込み、さらにはレンズ枠に近接して配設された撮像素子に流れ込む可能性がある。このときには、撮像素子により撮像される画像にノイズが発生することになってしまう。
そこで、従来は、先端部に配設された金属性の先端部本体を介して、内視鏡の外装を構成する金属部材や、あるいは挿入部内に配設された金属製の網状管や螺旋管に導通させ、さらにはビデオプロセッサの患者グランドに接続させて、ノイズの原因になる漏れ電流が撮像素子に影響を及ぼすことのないようにしていた。
このような技術の一例として、特開2001−128936号公報には、対物レンズ枠、CCD保持部材、シールド枠、外装金属、導通用金属部材、患者回路GND面を電気的に導通させる技術が記載されている。
また、他の例として、特開2002−177215号公報には、導電性である湾曲部の網状管、可撓性の挿入連結管の金属製螺旋管、操作部の金属フレーム、可動性の接続連結管の金属製螺旋管を電気的に導通させて、先端部からコネクタの導電性の保持部材まで導通させる技術が記載されている。さらに、該公報には、コネクタ内の回路基板を収めるシールド板と保持部材との間に絶縁板を設けることも記載されている。
特開2001−128936号公報 特開2002−177215号公報
ところで近年、加工性を改善するなどの目的で、電子内視鏡の先端部本体に樹脂が用いられるようになってきている。ただし、撮像ユニットの先端部に配設された撮像光学系を保持するためのレンズ枠は、加工精度および強度を保つ観点から、金属により形成されるのが一般的である。
従って、金属製のレンズ枠に流れ込む漏れ電流を、先端部本体を介して挿入部の外周側に流すことができず、何らかの解決策が必要となっている。
一例として考えられる漏れ電流の回避策は、金属製のレンズ枠と撮像素子の固定位置を補強するための補強部材との間に絶縁性部材を挟むことである。これにより、漏れ電流が撮像素子側に流れるのを防止することが可能となる。しかし、このような構成を採用する場合には、十分な絶縁距離を保つために、電子内視鏡の外径を大きくしたり、全長を長くしたりする必要が生じてしまう。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、大型化を極力抑制しながら、漏れ電流が撮像素子の画像に影響を及ぼすのを防止することができる電子内視鏡を提供することを目的としている。
上記の目的を達成するために、第1の発明による電子内視鏡は、被検体に挿入するための挿入部の先端側に設けられていて非導電性の素材により形成された先端部本体と、前記先端部本体の先端面側に少なくとも一部が露呈するように該先端部本体に配設された導電性部材と、前記先端部本体に配置されていて被検体を撮像するための撮像素子を含み導電性部分を備えた撮像ユニットと、前記撮像素子からの信号を伝送するためのものであってグランドと接続するためのグランド線を含む撮像ケーブルと、を具備し、前記導電性部材と前記撮像ケーブルのグランド線とは前記撮像ユニットの導電性部分を介して電気的に導通されている。
また、第2の発明による電子内視鏡は、上記第1の発明による電子内視鏡において、前記撮像素子に被検体からの光を結像するための撮像光学系をさらに具備し、前記導電性部材は、前記撮像光学系の少なくとも一部を保持するための導電性素材により形成された第1の枠体を含むものである。
さらに、第3の発明による電子内視鏡は、上記第2の発明による電子内視鏡において、前記撮像ユニットの導電性部分が、導電性素材により形成され前記撮像素子を前記撮像光学系の結像位置に保持するための第2の枠体と、前記第2の枠体と前記撮像ケーブルのグランド線とを電気的に導通する導通部材と、を含み、前記第2の枠体は、前記第1の枠体と電気的に接続されるように、該第1の枠体に対して固定されるものである。
第4の発明による電子内視鏡は、上記第3の発明による電子内視鏡において、前記導通部材が導線である。
第5の発明による電子内視鏡は、上記第3の発明による電子内視鏡において、前記先端部本体が、前記挿入部の中心軸に対して偏心するように形成された管路の開口部を有し、前記撮像ユニットは、前記挿入部の中心軸を挟んで前記管路の開口部の略反対側の位置に配置され、前記導通部材は、前記撮像ユニットに対して、該撮像ユニットから前記管路の開口部に向かう方向と交差する方向に配置されたものである。
第6の発明による電子内視鏡は、上記第3の発明による電子内視鏡において、前記先端部本体が、前記導通部材を収容する空間を構成するように形成されたものである。
第7の発明による電子内視鏡は、上記第1の発明による電子内視鏡において、導電性液体中で使用され得るように構成されたものである。
本発明の電子内視鏡によれば、大型化を極力抑制しながら、漏れ電流が撮像素子の画像に影響を及ぼすのを防止することができる。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図6は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は内視鏡先端部の構成を示す挿入部の中心軸方向に沿った縦断面図、図2は図1のA−A断面図、図3は撮像ユニットの構成を示す縦断面図、図4は撮像ユニットの構成を底面側から示す平断面図、図5は図3のB−B断面図、図6は図3のC−C断面図である。
この電子内視鏡(以下、単に「内視鏡」と略称する。)1は、導電性液体内で使用可能なものとなっていて、図示しない操作部から、被検体に挿入するための細長の挿入部2を延設している。この挿入部2の先端側には、先端部3が設けられている。
この先端部3は、図1に示すように、非導電性の比較的硬質な素材、例えば非導電性の比較的硬質な樹脂により略円柱形状に形成された先端部本体5を備えている。
この先端部本体5は、図2にも示すように、内部に、撮像ユニット6を配設するための挿入方向に沿った透孔5aと、管路である処置具チャンネル8のチャンネル開口8aを構成する同挿入方向に沿った透孔5bと、照明光を先端側に導くライトガイド9や図示しない照明光学系を配置するための同挿入方向に沿った2つの透孔5cと、が形成されている。これらの内の透孔5bは、図2にも示すように、挿入部2の中心軸Gに対して偏心するように配置されており、透孔5aは、挿入部2の中心軸Gを挟んでこの透孔5bの略反対側の位置に配置されている。また、2つの透孔5cは、透孔5aと透孔5bとを結ぶ線を挟んで対向するように、両側に設けられている。
透孔5aに配設される撮像ユニット6は、被検体の光学像を結像するための撮像光学系11を備えている。この撮像光学系11は、光軸Oに沿って先端側から手元側に向かって順に、第1レンズ11a、第2レンズ11b、第3レンズ11c、第4レンズ11d、第5レンズ11e、第6レンズ11f、を含んで構成されている。
これらのレンズの内の、第1〜第5レンズ11a〜11eは、金属により筒状に形成された第1の枠体としての第1レンズ枠12に固着されている。この第1レンズ枠12は、透孔5aの先端側に、導電性接着剤31を介して固定されている。この導電性接着剤31は、第1レンズ枠12の先端面と、透孔5aの先端内周側と、の隙間を充填するのにも用いられている。そして、導電性部材は、第1レンズ枠12と導電性接着剤31とを含んで構成されている。
また、第6レンズ11fは、同様に金属により筒状に形成された第2の枠体としての第2レンズ枠13に固着されている。そして、第2レンズ枠13は、先端側を第1レンズ枠12の手元側に外嵌され、導電性接着剤32を介して電気的に導通されるように固定されている。
第2レンズ枠13の手元側の外周面には、金属で形成された第2の枠体としてのCCD補強枠14の先端側が、導電性接着剤33を介して電気的に導通されるように固定されている。また、第2レンズ枠13とCCD補強枠14との固定には、この導電性接着剤33に加えて、補強用の接着剤34も用いられている。
このCCD補強枠14の内部における上記撮像光学系11の結像位置には、撮像素子たるCCD(電荷結合素子)15の撮像面が配置されており、結像された光学像を電気信号に変換するようになっている。このCCD15は、電気回路基板16の先端側に実装されており、この電気回路基板16上には、トランジスタやコンデンサ等の複数の回路素子17が実装されている。また、この電気回路基板16の下面側には、複数本の信号線18が接続されていて、手元側で信号ケーブル7としてまとめられている。
この信号ケーブル7は、図6に示すように、単純線で構成される2本の信号線18a,18bが中心側に配置されている。さらに、これらの信号線18a,18bの周囲には、同軸線で構成される8本の信号線18c〜18jが配置されている。そして、これらをまとめて絶縁チューブ19で覆った後に、さらにその外周側を細い金属線を網目状に編み上げて構成されたケーブル総合シールド20で覆い、最外周側を2層の絶縁保護チューブ21で覆っている。この絶縁保護チューブ21の先端側には、図1に示すように、ワイヤ22が巻回されている。
そして、上述した10本の信号線18a〜18jの内の信号線18aはグランド線となっていて、この信号線18aと上記ケーブル総合シールド20とは、図示しないビデオプロセッサの患者グランドに接続され、何れもグランド線となっている。
また、ケーブル総合シールド20は、先端側を導線23により巻回された後に半田24により固定されて、ケーブル総合シールド20を構成する細い金属線がばらばらに解けることがないように構成されている。
このケーブル総合シールド20よりも先端側でかつCCD補強枠14の内側から手元側にかけて、接着剤27が複数回に分けて充填されている。
そして、この接着剤27の外面側において、図2、図4、図5に示すようにCCD補強枠14とケーブル総合シールド20とを接続するように、導通部材たる導線25が配設されている。この導線25は、先端側が半田26によりCCD補強枠14に電気的に接続されていて、手元側が上述した半田24によりケーブル総合シールド20に電気的に接続されている。なお、撮像ユニット6の導電性部分は、第2レンズ枠13、CCD補強枠14、導線25を含んで構成されている。
このとき導線25は、図2に示すように、撮像ユニット6と処置具チャンネル8とを結ぶ線の側方となるように、撮像ユニット6内に配設されている。すなわち、撮像ユニット6の撮像光学系11の光軸Oを延長した線から処置具チャンネル8の中心線Hへ向かう方向(矢印Kに示す方向)と、該撮像光学系11の光軸Oを延長した線から導線25へ向かう方向(矢印Lに示す方向)とは、図2に示すように、交差する方向となっている。
これにより、撮像ユニット6は、図2(あるいは図5)の紙面上における右側にやや膨らみをもつ形状となる。従って、先端部本体5の透孔5aにも、この導線25に起因するこの撮像ユニット6の側方への膨らみを収納するための形状部5a1が形成されている。
さらに、上述した絶縁保護チューブ21の先端側(ワイヤ22を含む部分)から、CCD補強枠14の先端までを、絶縁性の熱収縮チューブ28により覆っている。
このような撮像ユニット6と、先端部本体5の透孔5aと、の間に、さらに接着剤29が充填されている。
また、透孔5b内には、チャンネル口金41が接着等により固定されており、このチャンネル口金41の手元側の外側に、中空で可撓性を有するチャンネルチューブ42の先端側が挿入されて接着剤等により固定されている。
このチャンネルチューブ42の湾曲部分の外周には、金属により形成された螺旋状のチャンネルコイル43が外嵌されていて、該チャンネルチューブ42の座屈を防止したり曲げ耐性を向上したり操作力量を低減したりするなどの機能を果たすようになっている。
さらに、先端部本体5の手元側には、湾曲部の最先端を構成する第1の節輪44が外嵌される。そして、先端部本体5と第1の節輪44とを含む挿入部2全体を外側から覆うように、水密かつ気密で柔軟性を有する外皮チューブ45が被覆される。
この外皮チューブ45の先端部は、先端部本体5の外周側において、テグス46を巻回することにより、該先端部本体5に対して固定されている。さらに、このテグス46を覆うように、接着剤47が設けられていて、テグス46による固定を強化するとともに、より高い水密性、気密性を保つようになっている。
このような構成の内視鏡1を、導電性液体内で使用し、処置具チャンネル8に電気メス等の高周波処置具を挿通して使用する場合の、漏れ電流の伝達経路について説明する。
先端部本体5の先端面側には、導電性接着剤31が露呈しており、この導電性接着剤31の表面から伝達された電流は、第1レンズ枠12、第2レンズ枠13、CCD補強枠14、導線25を介して、ケーブル総合シールド20へ伝達され、図示しないビデオプロセッサの患者グランドへ接続される。
なお、上述では、CCD補強枠14および導線25を介して、レンズ枠12,13等を信号ケーブル7のグランド線へ電気的に導通させているが、これに限らず、レンズ枠12,13等と信号ケーブル7のグランド線とを導線25のみを介して電気的に導通するようにしても構わない。
また、上述では、導通部材としてケーブル状をなす導線25を使用したが、これに限るものではなく、例えば、板状をなす導通部材や、箔状をなす導通部材等の、種々の導通部材を用いることが可能である。
さらに、上述では、レンズ枠12,13等を、信号ケーブル7のケーブル総合シールド20を介して患者グランドへ電気的に導通させているが、これに限らず、信号ケーブル7の信号線18aを介して患者グランドへ電気的に導通させても構わないし、その他のグランド線があればそれを用いても構わない。
このような実施形態1によれば、電気メス等の高周波処置具から第1,第2レンズ枠等へ漏れ電流が流れ込んだとしても、撮像ケーブルのグランド線を介してビデオプロセッサの患者グランドへ積極的に流れ込ために、CCDに流れ込むことはない。これにより、CCDにより撮像される画像に、漏れ電流によるノイズが発生するのを防止することが可能となる。
なお、本発明は上述した実施形態に限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
本発明は、導電性液体中で使用し得るようになされた電子内視鏡に好適に利用することができる。
本発明の実施形態1における内視鏡先端部の構成を示す挿入部の中心軸方向に沿った縦断面図。 上記図1のA−A断面図。 上記実施形態1における撮像ユニットの構成を示す縦断面図。 上記実施形態1における撮像ユニットの構成を底面側から示す平断面図。 上記図3のB−B断面図。 上記図3のC−C断面図。
符号の説明
1…電子内視鏡
2…挿入部
3…先端部
5…先端部本体
5a…透孔
5a1…形状部
5b…透孔
5c…透孔
6…撮像ユニット
7…信号ケーブル
8…処置具チャンネル
8a…チャンネル開口(管路の開口)
9…ライトガイド
11…撮像光学系
12…第1レンズ枠(導電性部材、第1の枠体)
13…第2レンズ枠(撮像ユニットの導電性部分、第2の枠体)
14…CCD補強枠(撮像ユニットの導電性部分、第2の枠体)
15…CCD(撮像素子)
16…電気回路基板
17…回路素子
18,18a〜18j…信号線
19…絶縁チューブ
20…ケーブル総合シールド(グランド線)
21…絶縁保護チューブ
22…ワイヤ
23…導線
24…半田
25…導線(撮像ユニットの導電性部分、導通部材)
26…半田
27…接着剤
28…熱収縮チューブ
29…接着剤
31…導電性接着剤(導電性部材)
32…導電性接着剤
33…導電性接着剤
41…チャンネル口金
42…チャンネルチューブ
43…チャンネルコイル
44…第1の節輪
45…外皮チューブ
46…テグス
47…接着剤

Claims (7)

  1. 被検体に挿入するための挿入部の先端側に設けられていて、非導電性の素材により形成された先端部本体と、
    前記先端部本体の先端面側に少なくとも一部が露呈するように、該先端部本体に配設された導電性部材と、
    前記先端部本体に配置されていて、被検体を撮像するための撮像素子を含み、導電性部分を備えた撮像ユニットと、
    前記撮像素子からの信号を伝送するためのものであって、グランドと接続するためのグランド線を含む撮像ケーブルと、
    を具備し、
    前記導電性部材と前記撮像ケーブルのグランド線とは、前記撮像ユニットの導電性部分を介して電気的に導通されていることを特徴とする電子内視鏡。
  2. 前記撮像素子に被検体からの光を結像するための撮像光学系をさらに具備し、
    前記導電性部材は、前記撮像光学系の少なくとも一部を保持するための導電性素材により形成された第1の枠体を含むものであることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
  3. 前記撮像ユニットの導電性部分は、
    導電性素材により形成され、前記撮像素子を前記撮像光学系の結像位置に保持するための第2の枠体と、
    前記第2の枠体と前記撮像ケーブルのグランド線とを電気的に導通する導通部材と、
    を含み、
    前記第2の枠体は、前記第1の枠体と電気的に接続されるように、該第1の枠体に対して固定されるものであることを特徴とする請求項2に記載の電子内視鏡。
  4. 前記導通部材は、導線であることを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡。
  5. 前記先端部本体は、前記挿入部の中心軸に対して偏心するように形成された管路の開口部を有し、
    前記撮像ユニットは、前記挿入部の中心軸を挟んで前記管路の開口部の略反対側の位置に配置され、
    前記導通部材は、前記撮像ユニットに対して、該撮像ユニットから前記管路の開口部に向かう方向と交差する方向に配置されたものであることを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡。
  6. 前記先端部本体は、前記導通部材を収容する空間を構成するように形成されたものであることを特徴とする請求項3に記載の電子内視鏡。
  7. 当該電子内視鏡は、導電性液体中で使用され得るように構成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の電子内視鏡。
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