JPH11222753A - 横編機のニードルベッドクリーナ - Google Patents

横編機のニードルベッドクリーナ

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JPH11222753A
JPH11222753A JP10021934A JP2193498A JPH11222753A JP H11222753 A JPH11222753 A JP H11222753A JP 10021934 A JP10021934 A JP 10021934A JP 2193498 A JP2193498 A JP 2193498A JP H11222753 A JPH11222753 A JP H11222753A
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needle bed
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negative pressure
belt
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敏明 森田
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    • D04B37/02Auxiliary apparatus or devices for use with knitting machines with weft knitting machines

Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、編機本体に設けられた負圧発生器
とニードルベッド上をその長手方向に沿って移動するノ
ズルとの間をつなぐ空気経路を形成する配管部分を省ス
ペースで、且つコンパクトに編機に備え付けたニードル
ベッドクリーナを得ること課題とする。 【解決手段】 ノズルと負圧発生器との間を接続する配
管部の少なくとも一部をニードルベッドと平行な向きに
延びる中間ダクトで構成し、この一側面に中間ダクト長
手方向に延びる空気透過部を設け、これを中間ダクト上
に張設した空気不透過性のベルトで覆うとともに、ダク
ト長手方向に移動自在で、その移動により前記ベルトの
一部を順次中間ダクトに形成した空気透過部から剥離さ
せ、負圧発生器とノズルとの間の吸引経路を連通させる
ベルト支持構造を備えた負圧伝達機構を中間ダクト上に
支持させた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、少なくとも前後一
対のニードルベッドを有する横編機のニードルベッドク
リーナに関する。
【0002】
【従来の技術】ニードルベッドの長手方向に往復移動し
て前後ニードルベッド間の歯口付近に付着した編糸の繊
維塵や埃等を清掃除去する横編機のニードルベッドクリ
ーナが種々提案されている。塵埃等の清掃除去は、エア
ーによる吸引または圧搾方式により行われるが、塵埃を
飛散しない吸引方式が好ましい。ニードルベッド上を移
動するクリーナのノズルと編機本体側に固定したブロア
モータなどの負圧発生器を例えばビニル管等の可撓性配
管で接続し、ノズルがニードルベッドのどの位置にいて
もそれに応じてビニル管が変形してノズル先端の吸引口
で吸引できるようになっている。しかし、ノズルの移動
により時々刻々と変形するビニル管は、その位置安定性
に欠けるためガイド機構を必要としたり、配管の配置ス
ペースが問題となった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明の課題は、ニー
ドルベッドクリーナの負圧発生器とニードルベッド上を
移動するノズルとの間を接続する空気経路を形成する配
管部分を省スペースで、且つコンパクトに編機に装着す
るニードルベッドクリーナを提供することである。
【0004】また、キャリッジにより編地編成が行われ
ているようなときは、ノズルを編機側端部に停止させ、
清掃が必要なときだけニードルベッド上を移動させるよ
うにし、このノズルの移動手段を既設の駆動源で併用さ
せるニードルベッドクリーナを提供することである。
【0005】また、ノズルをヤーンフィーダと干渉しな
い収容位置へと待機させる変位機構を備えたニードルベ
ッドクリーナを提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明では少なくとも前
後一対に対向配設されるニードルベッドを有し、該ニー
ドルベッドの長手方向に沿って移動してニードルベッド
上に付着した繊維塵等を清掃除去するために先端に吸引
口を有するノズルと、ノズルを編機の長手方向に移動さ
せるノズル移動手段と、ノズルと負圧発生器を接続する
ための配管部を備えた横編機のニードルベッドクリーナ
において、前記配管部の少なくとも一部をニードルベッ
ド長手方向と平行に延びる中間ダクトで構成し、該中間
ダクトに中間ダクトの長手方向に延びる空気透過部を設
け、該空気透過部を空気不透過性のベルトで覆うととも
に、ダクト長手方向に移動自在で、その移動により前記
ベルトの一部を順次中間ダクトに形成した空気透過部か
ら剥離して、負圧発生器とノズルとの間の吸引経路を連
通させるベルト支持構造を備えた負圧伝達機構を中間ダ
クト上に設けた。これにより負圧発生器で発生された負
圧は配管部を通じてノズル吸引口へ及ぼされるのである
が、先ず負圧はノズルより後方の負圧発生器側に設けた
中間ダクト内に及ぼされる。中間ダクトには中間ダクト
長手方向に延びて形成した空気透過部があるが、これの
上面に張られたベルトが中間ダクト内の負圧により中間
ダクト側に吸着され、空気透過部を被覆して中間ダクト
内の気密性を保持する。中間ダクト上にはダクト長手方
向に移動できるベルト支持構造を備えた負圧伝達機構が
あり、ノズルがニードルベッドに沿って移動することで
ベルト支持構造がベルトの一部を順次中間ダクトから剥
離して、これにより現れた空気透過部を通して負圧発生
器とノズルとの間の吸引経路を連通させノズル側にも負
圧を与えニードルベッド上に付着した塵埃を吸引除去す
る。
【0007】また、前記負圧伝達機構に備えたベルト支
持構造は、ベルトを中間ダクトとの間で挟持する互いに
間隔を隔てて配設した2つのローラと、前記ローラと平
行な回転軸を有し、前記ローラ間でベルトを中間ダクト
の空気透過部から剥離させる空間に配設した第3のロー
ラで構成した。これによりニードルベッド清掃の際に、
ノズルがニードルベッドに沿って移動するときに負圧に
より中間ダクト支持面に吸着固定されるベルトを第3ロ
ーラで剥離して中間ダクトに形成した空気透過部を通し
て中間ダクトとノズル間の吸引経路を連通させる。
【0008】また、キャリッジの往復駆動モータがノズ
ル移動手段を兼用し、且つノズルがキャリッジに着脱自
在に設け、編地編成時に編機側端部においてキャリッジ
との連結を絶ち、ニードルベッド清掃時にキャリッジと
連結するノズルの連結解除機構を設けた。これによりク
リーナを使用しないときは連結解除機構により編機側端
でキャリッジとノズルとの連結を解除し、クリーナを使
用するときはその連結を行って、キャリッジを移動させ
ることでノズルを任意の位置へと連行させる。
【0009】また、ノズルの吸引口を歯口間隙まで進出
させた清掃位置と歯口間隙から後退させた退避位置に変
位させるノズル変位機構を設けた。これによりノズルが
ヤーンフィーダを越えて移動するときに後退位置にある
のでノズル先端部がヤーンフィーダと干渉しない。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の横編機のニードルベッド
クリーナの好適な実施例を以下、図面と共に説明する。
図1は横編機全体の平面図、図2は横編機の側面図、図
3は背面図をそれぞれ示す。尚、ニードルベッドクリー
ナの配置をわかりやすくするために図1においては天バ
ネやコーンスタンド、ヤーンレールおよびヤーンレール
取付ブラケット等を省略して示し、図3においては概略
構成がわかるようにニードルベッドやフレーム、ヤーン
フィーダを省略して示した。図4は図2の一部拡大図、
図5は図3の一部拡大図を示す。
【0011】横編機1は、左右のフレーム3,3上に本
体ベッド5を支持し、本体ベッド5上に多数の編針7を
列設したニードルベッド9が歯口間隙6を挟んで前後に
配置される。キャリッジ11は、左右に設けたプーリ間
13,14に張設された駆動ベルト15に連結部16で
連結固定される。プーリ13は、フレーム3に固定した
駆動モータ17のモータ軸に取付けた駆動プーリ19と
の間に駆動ベルト21を張設した減速プーリで構成さ
れ、駆動モータ17のモータ軸の回転を駆動ベルト15
の往復運動に変換してキャリッジ11をニードルベッド
9に沿って往復走行させ、編糸をニードルベッド9上の
編針7に供給し、且つ編針7を進退操作して編地編成を
行う。23f,23bはキャリッジ11をニードルベッ
ド上にガイドするキャリッジガイドレールを示す。25
はヤーンレール上に支持されるヤーンフィーダでニード
ルベッド9の両外側に停止した初期状態を示す。横編機
にはヤーンレールは通常2〜4本配設され、その両端部
をヤーンレール支持ブラケット(不図示)で支持され
る。ヤーンレール支持ブラケットと本体ベッド5との取
付箇所27を破線で示す。30はニードルベッドクリー
ナを示し、編機の側端位置に停留した待機状態を示す。
33fは前面カバー、33bは後面カバーを示す。
【0012】ニードルベッドクリーナ30は、主にニー
ドルベッド9に沿って移動する吸引口を有するノズル3
7と、ノズル37を支持するノズル支持体39と、ノズ
ル37とブロアモータなどの負圧発生器41との間を繋
ぐ中間ダクト43と、ノズル37と中間ダクト43との
接続部に設けた負圧伝達機構45、並びにノズル37を
ニードルベッド9に沿って移動させるノズル移動手段で
構成される。本実施例ではノズル支持体39は、側面形
状が概略T字形に形成され、その下端部39aが後方の
キャリッジガイドレール23b上にローラを介し摺動自
在に支持され、T字の上端部39bにおいてノズル37
を支持する。
【0013】ノズル37の負圧発生器側41には、後述
する負圧伝達機構45が中間ダクト43に組み込まれ
る。中間ダクト43は、ニードルベッド9よりも長い断
面矩形状をした金属製の角管で編機の後面を覆う後部カ
バー33bに取付ブラケット49を介して固定される。
中間ダクト43は、その一側面に沿ってスリット、また
は多数の透孔などの空気透過部51が形成される。本実
施例では空気透過部51は、中間ダクト43の上面中央
部に中間ダクト全長に渡って形成したスリットである。
スリット51は、その上面をスリット幅より幅広の空気
不透過性で且つ、可撓性の例えばナイロン製ベルト53
が架けられ、スリット51を被覆するとともにその両端
部を中間ダクトに固定される。
【0014】負圧発生器41の作動により中間ダクト4
3内に発生した負圧で前記ベルト53はスリット51を
形成した中間ダクト43の支持面43aに吸着され、ス
リット51から空気が漏れて中間ダクト43内の気圧上
昇を防ぐ。中間ダクト43の左端部には開口部55が形
成され、フレーム3に固定された負圧発生器41とこの
開口部55をビニル管などの可撓性の配管57で接続さ
れる。これに代えて中間ダクト43の一部、例えば中央
部を下方に引き延ばして、これと負圧発生器41を直結
すればビニル管57は要らない。
【0015】次にノズル37と中間ダクト43との接続
部に設けた負圧伝達機構45について説明する。図6は
負圧伝達機構45の横断面図を、図7は縦断面図を示
す。負圧伝達機構45の支持体70は、中間ダクト43
上でダクトの長さ方向に渡って移動自在に支持される。
中間ダクト43側に設けたガイドレール61,62のガ
イド溝に支持体70に設けたロール63,64,65が
転動自在に嵌合される。負圧伝達機構45は、後述のベ
ルト支持構造67を備え、ノズル37がニードルベッド
9に沿って移動するときに、このベルト支持構造67が
位置する箇所のベルト53が負圧による吸着力に抗して
順次中間ダクトのベルト支持面43aから剥離され、そ
の箇所のスリット51を介して中間ダクト43とノズル
37の間に空気流路を連通する。
【0016】支持体70は、正面視において三角形状を
しており、前面支持部71と後面支持部72との間に前
記各プーリ13,14と同じ向きの回転軸を有する3ケ
のローラ73,75,77を三角形の各角に設けた軸受
に回転自在に軸支する。ベルト53は、図に示すように
ローラ73,75,77間を這うように挿入されてい
て、下方に配置したローラ73,77でスリット51を
覆うベルトが支持面43aから浮上するのを阻止し、三
角形の頂点に設けたローラ75で下部ローラ73,75
間に位置するベルト53をスリット51から剥離させる
ベルト支持構造67をとる。
【0017】支持体70の内部には、L形の継ぎ管81
が一体に形成され、継ぎ管81の一方の開口81aが中
間ダクト43のスリット51に近接対峙し、他方の開口
81bが前面支持部71の前面の突出部に形成され、こ
の開口部81bにおいてノズル37の後端部37bが接
続される。83は矩形状でその中央部に挿通孔83aを
形成したパッキンを示す。パッキン83は、挿通孔83
aに継ぎ管の後端部81bを挿入して、開口部81b以
外からの空気の漏れを防ぐ。
【0018】本実施例のニードルベッドクリーナ30で
は上記のようにして負圧発生器41とノズル37との間
の吸引経路を連通させるようにしているのでノズル37
がニードルベッド9に沿ってどの位置へ移動しても負圧
発生器41によって引き起こされた負圧をノズル先端の
吸込口37aにおいても作用でき、ニードルベッド9上
にある繊維塵や埃を吸引除去できる。中間ダクトは編機
に固定されているので編機でのその収容スペースが少な
くてすむ。
【0019】本実施例ではノズル37をニードルベッド
9に沿って往復動させるノズル移動手段90は、キャリ
ッジ往復駆動用のモータ17が兼用される。そのためニ
ードルベッドクリーナ30用として別途駆動モータを設
ける必要はない。
【0020】次にノズル37とキャリッジ11と連結解
除機構110について説明する。図4、図5に示すよう
に後キャリッジ11にはノズル支持体39に設けた後述
のロックレバーの爪115bと係合する連結部が設けら
れる。この連結部は連結用ピン111とピン取付台11
3で構成される。ロックレバー115は中央部115a
をノズル支持体39に軸支され、一端に前記連結用ピン
111と係合する爪115bが形成され、他端に支持体
39に設けたリンク117と連結される。ロックレバー
115は、中央部115aに係止した蔓巻きバネ119
により中央部115aを中心に常に先端側を上方に揺動
して爪115bで連結用ピン111を係合するように付
勢されている。
【0021】リンク117下端部にロール121が軸支
されていて編機本体の側端のノズル待機位置に設けた制
御部123の制御レバー125のカム面125aと係合
する。制御レバー125は側面視L形をしており、L形
の屈曲部125bでレバー上縁に形成したカム面125
aが前後に揺動可能に軸支されるとともにL形の下端の
下方に設けたバネ127で前記カム面125aがロール
121と係合するようにバネ付勢される。制御レバー1
25の下端の上方側にソレノイド129が配設され、ソ
レノイド129を制御して制御レバー125を揺動変位
する。
【0022】図5および図8は、ノズル39がキャリッ
ジ11と連結された状態を示す。ソレノイド129が作
動して制御レバーのカム面125aが後方に揺動する。
これによりロール121と制御レバー125との係合が
絶たれ、リンク117は蔓巻きバネ119の付勢力によ
り下方にスライドする。その結果ロックレバーの爪11
5aが上方へ揺動してキャリッジ11に設けた連結用ピ
ン111を捕捉し、ノズル支持体39とキャリッジ11
が連結される。この状態でキャリッジ11が移動すると
ノズル37も同様に移動する。移動の間、負圧発生器を
作動させてニードルベッド上をクリーナで清掃する。清
掃が終わった後、再度キャリッジは編機側端へと移動す
る。ソレノイド129は不作用状態にあり、制御レバー
125はバネ127によりカム面125aがロール12
1と係合可能な位置へ揺動されており、キャリッジ11
が側端部に近づくに従い、ロール121が制御レバーの
カム面125aに当接し、カム面125aの斜面で徐々
に押し上げられる。これによりリンク117は上方へス
ライドし、ロックレバー115の先端側を下方に揺動す
るので爪115aは連結用ピン111から外れる。この
状態でキャリッジ11が反転して移動すればキャリッジ
11とノズル支持体39との連結は解除され、ノズル支
持体39は編機側端に停留する。この停留の間、ロール
121は制御レバーのカム面125aに設けた凹部12
5cに嵌合してノズル支持体37の妄動を防ぐ(図
4)。
【0023】次にニードルベッドクリーナ30に設けた
ノズルの変位機構140について説明する。図9はノズ
ルが清掃位置まで進出した状態を示し、図10はノズル
が後退位置まで退避した状態を示す。本実施例における
ノズル37は、先端部をノズル支持体39上に取付けた
ジョイント141に接続され、後端部が負圧伝達機構4
5側に延びる固定ノズル137aと、先端に吸引口37
aを有し、歯口間隙に接近退去自在にジョイント141
に取り付けた可動ノズル137bで構成する。前後に延
びるリンク143の先端が可動ノズル137bに連結さ
れ、リンク143の後端部がノズル支持体39に軸支さ
れたレバー145に連結される。レバー145は中間ダ
クト43に取付けた後述の上下2列の作動カム147
a,147bに係合するロール150,151を二股の
先端上面と下面にそれぞれ軸支する。図中の153はノ
ズル支持体39とレバー145間に装架されたバネを示
し、回動時のレバーの位置保持を行い、レバー145の
妄動を防ぐ。133はノズル支持体39と負圧伝達機構
45の支持体70を固定する連結金具である。
【0024】ニードルベッドクリーナ30により清掃を
行う場合は、編機側端においてノズル37がキャリッジ
11と連結された後、図10に示すようにキャリッジ1
1を走行させて初期位置に停止しているヤーンフィーダ
25とニードルベッド9側端との間の領域S(図1参
照)に向き合う位置まで移動する。この状態ではレバー
145のロール151が上段の作動カム147aのカム
面を転接し、リンク143が後方へ移動し、ノズル吸引
口37aが後退した位置をとる。この状態から更にキャ
リッジ11が編機中央側に移動するとレバー145の下
面に取付たロール150が下段の作動カム147bのカ
ム面に係合して前方へ押し出され、これによりリンク1
43が前方へ移動し、ノズル吸引口37aを歯口部間隙
6を跨ぐ清掃位置まで進出する。そしてこの状態でノズ
ルがニードルベッド9上を移動して清掃を行う。清掃完
了後は、キャリッジ11を編機側端に向かって移動すれ
ばノズル吸引口37aが領域Sに到達したときにレバー
145上面に取付けたロール151が上段の作動カム1
47aのカム面に係合して図10の状態に戻る。
【0025】このようにノズル変位機構140を設ける
ことでノズル先端部とヤーンフィーダとの干渉を防げ
る。更に編機側端部においてヤーンレールの支持ブラケ
ットとの干渉も防ぐことができ、その分だけ編機の幅寸
法の増大を抑えることができる。上記したノズル変位機
構ではリンク機構によりノズル吸引口を前後に変位させ
清掃位置と退避位置の間を位置変位させるようにした
が、ノズルが前後方向に位置変位するのと同時に上下方
向の位置変位を与える機構を組み込めばノズル吸引口が
側面視において逆V字状をした前後ニードルベッド先端
の頂部を乗り越えられ、上記した領域Sに限らずニード
ルベッド上の任意の位置でノズルを出し入れすることが
できる。
【0026】尚、上記実施例では、ニードルベッドクリ
ーナのノズルは、キャリッジレール上を摺動自在なノズ
ル支持体で支持され、この支持部に設けた連結解除機構
によりノズルはキャリッジと連結または解除されるよう
に構成されているが、これに代えて編機側端部にとまり
木のようなノズル停留部を設け、清掃の必要なときだけ
ノズルを停留部からキャリッジに移載させるよう連結解
除機構を設ければノズル支持体を省略できる。
【0027】また、ノズル移動手段として別個の駆動モ
ータを設けてもよく、この場合にはキャリッジとの連結
解除機構はもはや不要となる。ベルト53を駆動ベルト
15のようにエンドレスベルトとして構成し、左右に配
置したプーリ間に巻き掛け、一方のプーリを駆動プーリ
として駆動モータの回転軸に固定させるようにすればキ
ャリッジと独立してノズルを移動することができる。
【0028】
【発明の効果】本発明のニードルベッドクリーナは、ノ
ズルと負圧発生器との間を接続する配管部を上記のよう
に構成したので編機にコンパクトに収まり、従来のビニ
ル管等の可撓性の配管の場合のような配管上の問題がな
くなり、且つ省スペース化が図れる。
【0029】また、ベルト支持構造によりベルトを支持
するので所定のベルト部分を確実に空気透過部から剥離
し、吸引経路を形成できる。
【0030】また、ノズルをキャリッジに着脱切換可能
にしてキャリッジの駆動モータでノズルを往復移動する
ようにしたのでコストを抑えられる。
【0031】また、ノズル変位機構を設けることでノズ
ル先端部はヤーンフィーダとの干渉を防ぐことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施例のニードルベッドクリーナを備えた横
編機の平面図を示す。
【図2】本実施例のニードルベッドクリーナを備えた横
編機の側面図を示す。
【図3】本実施例のニードルベッドクリーナを備えた横
編機の背面図を示す。
【図4】図2の一部拡大図を示し、ニードルベッドクリ
ーナが編機側端の待機位置に待機している状態を示す。
【図5】図3の一部拡大図を示し、編機側端において連
結解除機構が作動し、ノズルとキャリッジが連結された
状態を示した図である。
【図6】負圧伝達機構の横断面図を示した図である。
【図7】負圧伝達機構の縦断面図を示した図である。
【図8】図4に対応する図で、清掃中のニードルベッド
クリーナを示す。
【図9】ニードルベッドクリーナに設けたノズル変位機
構を示し、ノズル吸引口が清掃位置まで伸張した状態の
図を示す。
【図10】ニードルベッドクリーナに設けたノズル変位
機構を示し、ノズル吸引口が後退位置まで収縮した状態
の図を示す。
【符号の説明】
1…横編機、3…フレーム、5…本体ベッド、6…歯口
間隙、7…編針、9…ニードルベッド、11…キャリッ
ジ、13,14…プーリ、15…駆動ベルト、16…連
結部、17,21…駆動モータ、19…プーリ、23…
キャリッジガイドレール、25…ヤーンフィーダ、27
…ヤーンレール支持ブラケット、30…ニードルベッド
クリーナ、33f…前面カバー、33b…後面カバー、
37…ノズル、39…ノズル支持体、41…負圧発生
器、43…中間ダクト、45…負圧伝達機構、49…取
付ブラケット、51…空気透過部、53…ベルト、55
…開口部、57…ビニル管、61,62…ガイドレー
ル、63,64,65…ロール、67…ベルト支持構
造、71…前面支持部、72…後面支持部、73,7
5,77…ローラ、81…継ぎ管、83…パッキン、9
0…ノズル移動手段、110…連結解除機構、111…
連結用ピン、113…ピン取付台、115…ロックレバ
ー、117…リンク、119…蔓巻きバネ、121…ロ
ール、123…制御部、125…制御レバー、127…
バネ、129…ソレノイド、140…ノズル変位機構、
141…ジョイント、137a…固定ノズル、137b
…可動ノズル、143…リンク、145…レバー、14
7a,147b…作動カム、150,151…ロール、
153…バネ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも前後一対に対向配設されるニ
    ードルベッドを有し、該ニードルベッドの長手方向に沿
    って移動してニードルベッド上に付着した繊維塵等を清
    掃除去するために先端に吸引口を有するノズルと、ノズ
    ルを編機の長手方向に移動させるノズル移動手段と、ノ
    ズルと負圧発生器を接続するための配管部を備えた横編
    機のニードルベッドクリーナにおいて、 前記配管部の少なくとも一部をニードルベッド長手方向
    と平行に延びる中間ダクトで構成し、該中間ダクトに中
    間ダクトの長手方向に延びる空気透過部を設け、該空気
    透過部を空気不透過性のベルトで覆うとともに、ダクト
    長手方向に移動自在で、その移動により前記ベルトの一
    部を順次中間ダクトに形成した空気透過部から剥離し
    て、負圧発生器とノズルとの間の吸引経路を連通させる
    ベルト支持構造を備えた負圧伝達機構を中間ダクト上に
    設けたことを特徴とする横編機のニードルベッドクリー
    ナ。
  2. 【請求項2】 前記負圧伝達機構に備えたベルト支持構
    造は、ベルトを中間ダクトとの間で挟持する互いに間隔
    を隔てて配設した2つのローラと、前記ローラと平行な
    回転軸を有し、前記ローラ間でベルトを中間ダクトの空
    気透過部から剥離させる空間に配設した第3のローラで
    構成したことを特徴とする請求項1に記載の横編機のニ
    ードルベッドクリーナ。
  3. 【請求項3】 キャリッジの往復駆動モータがノズル移
    動手段を兼用し、且つノズルをキャリッジと着脱自在に
    設け、編地編成時に編機側端部においてキャリッジとの
    連結を絶ち、ニードルベッド清掃時にキャリッジと連結
    するノズルの連結解除機構を設けたことを特徴とする請
    求項2に記載の横編機のニードルベッドクリーナ。
  4. 【請求項4】 ノズルの吸引口を歯口間隙まで伸張させ
    た清掃位置と歯口間隙から後退させた退避位置に変位さ
    せるノズル変位機構を設けたことを特徴とする請求項2
    または3に記載の横編機のニードルベッドクリーナ。
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