JP2969262B2 - パチンコ球磨搬送機のための球磨布 - Google Patents
パチンコ球磨搬送機のための球磨布Info
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- JP2969262B2 JP2969262B2 JP667897A JP667897A JP2969262B2 JP 2969262 B2 JP2969262 B2 JP 2969262B2 JP 667897 A JP667897 A JP 667897A JP 667897 A JP667897 A JP 667897A JP 2969262 B2 JP2969262 B2 JP 2969262B2
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Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、パチンコ球磨搬送
機において使用され、パチンコ球の表面の汚れを落とす
ための球磨布に関するものである。
機において使用され、パチンコ球の表面の汚れを落とす
ための球磨布に関するものである。
【0002】
【従来の技術】パチンコ遊技において使用されるパチン
コ球は、その遊技中において手垢やタバコの煙等によっ
て汚れるものであり、この汚れを常に落とすようにしな
いと、パチンコ機や樋中を流れる際にこれらにその汚れ
を付着させてしまう。パチンコ機等は非常に精密かつ複
雑な球通路を有しているものであるが、これらに対する
パチンコ球からの汚れの付着は、パチンコ機等の誤作動
の一因となるから、パチンコ球からの汚れの付着は是非
とも回避しなければならない。
コ球は、その遊技中において手垢やタバコの煙等によっ
て汚れるものであり、この汚れを常に落とすようにしな
いと、パチンコ機や樋中を流れる際にこれらにその汚れ
を付着させてしまう。パチンコ機等は非常に精密かつ複
雑な球通路を有しているものであるが、これらに対する
パチンコ球からの汚れの付着は、パチンコ機等の誤作動
の一因となるから、パチンコ球からの汚れの付着は是非
とも回避しなければならない。
【0003】そこで、通常は、図8にも示すように、例
えば1つの「島」(パチンコ機を多数並べて形成される
1つのブロック)にパチンコ球磨搬送機20を設置し
て、このパチンコ球磨搬送機20側に集められたアウト
球をその内部で磨きながら天井裏の配球装置に送り込む
ようにしている。
えば1つの「島」(パチンコ機を多数並べて形成される
1つのブロック)にパチンコ球磨搬送機20を設置し
て、このパチンコ球磨搬送機20側に集められたアウト
球をその内部で磨きながら天井裏の配球装置に送り込む
ようにしている。
【0004】この種のパチンコ球磨搬送機は、例えば実
公昭56−51901号公報にも示されているように、
「機柱上下部の回転ローラー間に張架され該電動機の駆
動で周回転される揚送ベルトの上昇側表面と対向する縦
設支持壁を上下に分割し該上部支持壁内面には耐熱・耐
磨性の弾性質材で球通路に小孔を適宜複数設けた研磨盤
を内設し、下部支持壁は柔軟弾性層に磨帯布を重ね合わ
せて圧接壁となして内面に装設し該上下支持壁を関連さ
せて揚送ベルト間に揚送路を形成する」ものであり、パ
チンコ球の搬送とその磨きを同時に行うとともに、「磨
帯布」(球磨布)の節約と交換作業の簡易化とを図るこ
とができるものである。
公昭56−51901号公報にも示されているように、
「機柱上下部の回転ローラー間に張架され該電動機の駆
動で周回転される揚送ベルトの上昇側表面と対向する縦
設支持壁を上下に分割し該上部支持壁内面には耐熱・耐
磨性の弾性質材で球通路に小孔を適宜複数設けた研磨盤
を内設し、下部支持壁は柔軟弾性層に磨帯布を重ね合わ
せて圧接壁となして内面に装設し該上下支持壁を関連さ
せて揚送ベルト間に揚送路を形成する」ものであり、パ
チンコ球の搬送とその磨きを同時に行うとともに、「磨
帯布」(球磨布)の節約と交換作業の簡易化とを図るこ
とができるものである。
【0005】すなわち、この種のパチンコ球磨搬送機に
おいては、パチンコ球の磨きを行う球磨布が重要構成部
材となっているだけでなく、この球磨布はパチンコ球を
磨くことによって汚れるものであるから、定期的に交換
しなければならないものである。このような重要なもの
である球磨布は、例えば特公昭54−22635号公報
の第4欄第10行目に記載されているように、「細巾多
重織物」によって形成するか、あるいは特公平3−19
791号公報第5欄第21行目以下に記載されているよ
うに、「柔軟弾性層」によって形成するのが一般的であ
る。
おいては、パチンコ球の磨きを行う球磨布が重要構成部
材となっているだけでなく、この球磨布はパチンコ球を
磨くことによって汚れるものであるから、定期的に交換
しなければならないものである。このような重要なもの
である球磨布は、例えば特公昭54−22635号公報
の第4欄第10行目に記載されているように、「細巾多
重織物」によって形成するか、あるいは特公平3−19
791号公報第5欄第21行目以下に記載されているよ
うに、「柔軟弾性層」によって形成するのが一般的であ
る。
【0006】ところが、この種の球磨布は、その上を多
数のパチンコ球が大量に(例えば、上記特公昭54−2
2635号公報の第2欄第29行目以下に示されている
ように、1つの遊技場において1日延べ数十万個〜数百
万個のパチンコ球の磨きが行われている)転動するもの
であるし、汚れを洗滌することによって再使用されるも
のであることから、織物によって形成した場合には「毛
切れ」が生ずるものであり、これが「綿くず」となって
パチンコ球とともに流れることがある。織物によって球
磨布を形成することは、例えば合成樹脂による板状のも
のに比較すると強靭なものとすることができて、洗滌す
ることにより再使用することもできることから有利なの
であるが、「綿くず」が生ずることは回避しがたい現象
となっている。
数のパチンコ球が大量に(例えば、上記特公昭54−2
2635号公報の第2欄第29行目以下に示されている
ように、1つの遊技場において1日延べ数十万個〜数百
万個のパチンコ球の磨きが行われている)転動するもの
であるし、汚れを洗滌することによって再使用されるも
のであることから、織物によって形成した場合には「毛
切れ」が生ずるものであり、これが「綿くず」となって
パチンコ球とともに流れることがある。織物によって球
磨布を形成することは、例えば合成樹脂による板状のも
のに比較すると強靭なものとすることができて、洗滌す
ることにより再使用することもできることから有利なの
であるが、「綿くず」が生ずることは回避しがたい現象
となっている。
【0007】球磨布から生ずる「綿くず」は、これが小
さなものであっても、パチンコ機やこれに配球する樋中
では、球磨布表面の汚れ以上にやっかいな代物となるだ
けでなく、これらがパチンコ球の流れに判って寄り集ま
り、より大きな「綿くず」となるから、パチンコ機等に
与える悪影響は甚大なものである。また、この「綿く
ず」は、この種の球磨布を織物によって形成した場合に
は、上記の洗浄時だけでなく、球磨き時にも当然生ずる
ものであり、パチンコ球とともにパチンコ機等の内部に
流れることがあるものである。
さなものであっても、パチンコ機やこれに配球する樋中
では、球磨布表面の汚れ以上にやっかいな代物となるだ
けでなく、これらがパチンコ球の流れに判って寄り集ま
り、より大きな「綿くず」となるから、パチンコ機等に
与える悪影響は甚大なものである。また、この「綿く
ず」は、この種の球磨布を織物によって形成した場合に
は、上記の洗浄時だけでなく、球磨き時にも当然生ずる
ものであり、パチンコ球とともにパチンコ機等の内部に
流れることがあるものである。
【0008】そこで、本発明者等は、この種の球磨布に
ついて、これを布状とすることの長所を生かしながら、
これから「綿くず」が生じないようにするにはどうした
らよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本発明を
完成したのである。
ついて、これを布状とすることの長所を生かしながら、
これから「綿くず」が生じないようにするにはどうした
らよいかについて種々検討を重ねてきた結果、本発明を
完成したのである。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、パチンコ球
磨搬送機において使用される球磨布についての上記実状
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、球磨布から綿くずを生じさせないようにすることで
ある。
磨搬送機において使用される球磨布についての上記実状
に鑑みてなされたもので、その解決しようとする課題
は、球磨布から綿くずを生じさせないようにすることで
ある。
【0010】削除
【0011】削除
【0012】削除
【0013】すなわち、まず請求項1に係る発明の目的
とするところは、布であることのパ チンコ球磨搬送機に
対する取付・交換作業、及び洗滌容易性を維持したま
ま、長期間「毛切れ」を生じないで綿くずの発生を防止
することができるパイル布を採用し、このパイル布の裏
面側をベース布によって支持するようにして、これらの
パイル布やベース布によって、十分な球磨きを行うこと
のできる球磨布を提供することにある。
とするところは、布であることのパ チンコ球磨搬送機に
対する取付・交換作業、及び洗滌容易性を維持したま
ま、長期間「毛切れ」を生じないで綿くずの発生を防止
することができるパイル布を採用し、このパイル布の裏
面側をベース布によって支持するようにして、これらの
パイル布やベース布によって、十分な球磨きを行うこと
のできる球磨布を提供することにある。
【0014】また、請求項2に係る発明の目的とすると
ころは、上記請求項1の発明の目的を達成することがで
きる他、パチンコ球の案内溝を積極的に形成して十分な
球磨きを行うことのできる球磨布を提供することにあ
る。
ころは、上記請求項1の発明の目的を達成することがで
きる他、パチンコ球の案内溝を積極的に形成して十分な
球磨きを行うことのできる球磨布を提供することにあ
る。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の課題を解決するた
めに、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実
施の形態の説明中において使用する符号を付して説明す
ると、「長尺な基枠21に支持される球磨布10と、こ
の球磨布10に対向して基枠21と平行に回転駆動され
る無端ベルト23とを備え、これらの球磨布10と無端
ベルト23により多数のパチンコ球Pを挟持するように
して、各パチンコ球Pを無端ベルト23により搬送しな
がら、その磨きを球磨布10によって行うパチンコ球磨
搬送機20において使用される球磨布10であって、こ
の球磨布10を、化学繊維の内の長繊維を使用して形成
したパイル布10aと、このパイル布10aのパイル部
12と同様なパイル部12bを有してパイル布10aを
裏面側から支持するベース布10bとによって構成した
ことを特徴とする球磨布10」である。
めに、請求項1に係る発明の採った手段は、後述する実
施の形態の説明中において使用する符号を付して説明す
ると、「長尺な基枠21に支持される球磨布10と、こ
の球磨布10に対向して基枠21と平行に回転駆動され
る無端ベルト23とを備え、これらの球磨布10と無端
ベルト23により多数のパチンコ球Pを挟持するように
して、各パチンコ球Pを無端ベルト23により搬送しな
がら、その磨きを球磨布10によって行うパチンコ球磨
搬送機20において使用される球磨布10であって、こ
の球磨布10を、化学繊維の内の長繊維を使用して形成
したパイル布10aと、このパイル布10aのパイル部
12と同様なパイル部12bを有してパイル布10aを
裏面側から支持するベース布10bとによって構成した
ことを特徴とする球磨布10」である。
【0016】すなわち、この請求項1に係る球磨布10
は、パイル布10a及びベース布10bからなるもの
で、図8に示したようなパチンコ球磨搬送機20を構成
している基枠21に対して交換可能に取付けられるもの
であり、かつ、図10にも示すように、その前面側に配
置されて回転駆動される無端ベルト23との共働によっ
て、多数のパチンコ球Pの磨きを、その表面側のパイル
部12によって行うものである。すなわち、この球磨布
10は、そのパチンコ球P側を化学繊維の内の特に長繊
維(切れ目なく連続する繊維)を使用してパイル布10
aとしたものであり、図3にも示すように、無端ベルト
23によって押圧されながら強制的に転動搬送されてく
るパチンコ球Pの表面の汚れをパイル部12によって除
去するようにしたものである。
は、パイル布10a及びベース布10bからなるもの
で、図8に示したようなパチンコ球磨搬送機20を構成
している基枠21に対して交換可能に取付けられるもの
であり、かつ、図10にも示すように、その前面側に配
置されて回転駆動される無端ベルト23との共働によっ
て、多数のパチンコ球Pの磨きを、その表面側のパイル
部12によって行うものである。すなわち、この球磨布
10は、そのパチンコ球P側を化学繊維の内の特に長繊
維(切れ目なく連続する繊維)を使用してパイル布10
aとしたものであり、図3にも示すように、無端ベルト
23によって押圧されながら強制的に転動搬送されてく
るパチンコ球Pの表面の汚れをパイル部12によって除
去するようにしたものである。
【0017】この球磨布10においては、その特にパイ
ル部12を化学繊維によって構成しなければならない。
その理由は、まずパチンコ球Pの表面の汚れは油を含む
ことが多く、この油を含む汚れを除去するには、油と新
和性の高い化学繊維を使用した方がよいからである。ま
た、パイル部12を構成する化学繊維は、長繊維である
必要があるが、その理由は、パチンコ球Pを磨くことに
よってパイル部12に毛切れを生じてはならないから、
この毛切れを生じにくい強靭なものである長繊維としな
ければならないからである。
ル部12を化学繊維によって構成しなければならない。
その理由は、まずパチンコ球Pの表面の汚れは油を含む
ことが多く、この油を含む汚れを除去するには、油と新
和性の高い化学繊維を使用した方がよいからである。ま
た、パイル部12を構成する化学繊維は、長繊維である
必要があるが、その理由は、パチンコ球Pを磨くことに
よってパイル部12に毛切れを生じてはならないから、
この毛切れを生じにくい強靭なものである長繊維としな
ければならないからである。
【0018】つまり、化学繊維が長繊維として基布部1
1を形作ったり、パイル部12そのものとして使用され
れば、当該球磨布10はその上を大量に転動していくこ
とになるパチンコ球Pの作用によっては、毛切れを殆ど
生じないものとなっているのである。
1を形作ったり、パイル部12そのものとして使用され
れば、当該球磨布10はその上を大量に転動していくこ
とになるパチンコ球Pの作用によっては、毛切れを殆ど
生じないものとなっているのである。
【0019】なお、以下に示す実施形態におけるパイル
布10aでは、その長手方向の端部に露出することにな
る横糸(図3で点にて示した糸)を、熱によって互いに
融着される材質のもの(熱接着ファイバーからなる糸)
として、これらの横糸の、パイル布10aの端部に露出
している部分を互いに融着させることにより、例えば図
8に示すようなほつれ防止部12aとしてある。このほ
つれ防止部12aは、通常の化学繊維の露出部を、接着
剤によって一体化することにより形成してもよい。以上
のほつれ防止部12aが当該パイル布10aの端部に存
在することによって、当該パイル布10aを使用して
も、あるいは洗濯しても、その横糸がほつれることがな
く、「綿くず」の原因となることはない。
布10aでは、その長手方向の端部に露出することにな
る横糸(図3で点にて示した糸)を、熱によって互いに
融着される材質のもの(熱接着ファイバーからなる糸)
として、これらの横糸の、パイル布10aの端部に露出
している部分を互いに融着させることにより、例えば図
8に示すようなほつれ防止部12aとしてある。このほ
つれ防止部12aは、通常の化学繊維の露出部を、接着
剤によって一体化することにより形成してもよい。以上
のほつれ防止部12aが当該パイル布10aの端部に存
在することによって、当該パイル布10aを使用して
も、あるいは洗濯しても、その横糸がほつれることがな
く、「綿くず」の原因となることはない。
【0020】従って、パチンコ球磨搬送機20について
この請求項1に係る球磨布10を使用すれば、パチンコ
球Pの汚れの除去を確実に行えるだけでなく、パイル部
12等において毛切れを殆ど生じないのであるから、
「綿くず」による問題を発生させることもないのであ
る。
この請求項1に係る球磨布10を使用すれば、パチンコ
球Pの汚れの除去を確実に行えるだけでなく、パイル部
12等において毛切れを殆ど生じないのであるから、
「綿くず」による問題を発生させることもないのであ
る。
【0021】この球磨布10を構成しているパイル布1
0aについては、そのパイル部12を部分的に短くする
か形成しないことにより、パチンコ球Pの流れ方向と交
差する段差部13を多数形成することもできるものであ
る。
0aについては、そのパイル部12を部分的に短くする
か形成しないことにより、パチンコ球Pの流れ方向と交
差する段差部13を多数形成することもできるものであ
る。
【0022】すなわち、このパイル布10aにおいて
は、特に図2に示したように、パイル部12の一部に図
2中の矢印で示したパチンコ球Pの流れ方向に直交する
状態の段差部13を多数形成したから、この段差部13
によってパチンコ球P表面の汚れ除去をより一層確実に
行えるものとなっている。換言すれば、パチンコ球Pが
この段差部13を通過して行く際に、この段差部13に
よって他の部分とは異なった摩擦力が付与されるのであ
り、これにより、パチンコ球Pの表面の汚れ落しが確実
になされるのである。
は、特に図2に示したように、パイル部12の一部に図
2中の矢印で示したパチンコ球Pの流れ方向に直交する
状態の段差部13を多数形成したから、この段差部13
によってパチンコ球P表面の汚れ除去をより一層確実に
行えるものとなっている。換言すれば、パチンコ球Pが
この段差部13を通過して行く際に、この段差部13に
よって他の部分とは異なった摩擦力が付与されるのであ
り、これにより、パチンコ球Pの表面の汚れ落しが確実
になされるのである。
【0023】なお、各段差部13の方向は、パチンコ球
Pの流れ方向と異なっていればよいものであり、実施形
態におけるような直交方向のものは勿論、斜め方向のも
のであってもよいものである。また、各段差部13の幅
(パチンコ球Pの進行方向に対する長さ)は、1mm程
度からパチンコ球Pの直径の1/3前後であることが最
も効果的な汚れ落しができるものであり、他の段差部1
3ではないパイル部12部分の長さは、パチンコ球Pの
直径の1〜2倍程度が最適である。勿論、この段差部1
3に該当するパイル部12を形成しないようにして実施
してもよい。
Pの流れ方向と異なっていればよいものであり、実施形
態におけるような直交方向のものは勿論、斜め方向のも
のであってもよいものである。また、各段差部13の幅
(パチンコ球Pの進行方向に対する長さ)は、1mm程
度からパチンコ球Pの直径の1/3前後であることが最
も効果的な汚れ落しができるものであり、他の段差部1
3ではないパイル部12部分の長さは、パチンコ球Pの
直径の1〜2倍程度が最適である。勿論、この段差部1
3に該当するパイル部12を形成しないようにして実施
してもよい。
【0024】そして、この球磨布10を構成しているパ
イル布10aについては、これを構成するバッキング1
4の裏面の一部または全部に、基枠側21に対して取着
する取着部15を形成することもできるものである。
イル布10aについては、これを構成するバッキング1
4の裏面の一部または全部に、基枠側21に対して取着
する取着部15を形成することもできるものである。
【0025】すなわち、このパイル布10aは、パチン
コ球磨搬送機20を構成している支持板22に対して取
付けられることもあるものであるため、その取付あるい
は交換作業を容易にするために、バッキング14の裏面
の一部または全部に取着部15を形成したものである。
この取着部15としては、パチンコ球磨搬送機20側の
支持板22の表面が滑らかなものである場合には、粘着
性材料を採用するとよく、支持板22の表面が布等によ
って毛羽立っているものであれば、面ファスナーを採用
して実施するとよい。このような取着部15を形成して
おけば、パチンコ球磨搬送機20側の支持板22が図8
に示したように高く配置されるものである場合に、その
表面に対する当該球磨布10の取付及び取り外し作業を
容易に行うことができるのである。
コ球磨搬送機20を構成している支持板22に対して取
付けられることもあるものであるため、その取付あるい
は交換作業を容易にするために、バッキング14の裏面
の一部または全部に取着部15を形成したものである。
この取着部15としては、パチンコ球磨搬送機20側の
支持板22の表面が滑らかなものである場合には、粘着
性材料を採用するとよく、支持板22の表面が布等によ
って毛羽立っているものであれば、面ファスナーを採用
して実施するとよい。このような取着部15を形成して
おけば、パチンコ球磨搬送機20側の支持板22が図8
に示したように高く配置されるものである場合に、その
表面に対する当該球磨布10の取付及び取り外し作業を
容易に行うことができるのである。
【0026】そして、以上の球磨布10は、その大部分
をパイル布10aとしたのであるから、パチンコ球磨搬
送機20から取り外したとき十分な可撓性を有したもの
となり、家庭で一般的に使用されている程度の大きさの
洗濯機による洗滌が確実かつ十分に行えるのである。従
って、本発明に係る球磨布10は、そのパイル部12等
が毛切れを生じにくいものであることもあって、繰り返
して使用することができるのである。
をパイル布10aとしたのであるから、パチンコ球磨搬
送機20から取り外したとき十分な可撓性を有したもの
となり、家庭で一般的に使用されている程度の大きさの
洗濯機による洗滌が確実かつ十分に行えるのである。従
って、本発明に係る球磨布10は、そのパイル部12等
が毛切れを生じにくいものであることもあって、繰り返
して使用することができるのである。
【0027】削除
【0028】特に、この請求項1に係る球磨布10は、
図8に示したパチンコ球磨搬送機20の基枠21に対し
て交換可能に取付けられるベース布10bと、このベー
ス布10bの上に取付部15あるいは16によって一体
化されるパイル布10aとからなるものであった。そし
て、この請求項1に係る球磨布10は、パイル布10a
とこれに対向することになる無端ベルト23との共働に
よって、その間で多数のパチンコ球Pの磨きを、パイル
布10aの表面側のパイル部12によって行うものであ
る。すなわち、この球磨布10は、前述したように、特
にパイル布10aを化学繊維の内の特に長繊維(切れ目
なく連続する繊維)を使用して構成したものであり、こ
のパイル布10aを、パイル部12bを有するベース布
10bによって弾力的に支承するようにしたものであ
る。
図8に示したパチンコ球磨搬送機20の基枠21に対し
て交換可能に取付けられるベース布10bと、このベー
ス布10bの上に取付部15あるいは16によって一体
化されるパイル布10aとからなるものであった。そし
て、この請求項1に係る球磨布10は、パイル布10a
とこれに対向することになる無端ベルト23との共働に
よって、その間で多数のパチンコ球Pの磨きを、パイル
布10aの表面側のパイル部12によって行うものであ
る。すなわち、この球磨布10は、前述したように、特
にパイル布10aを化学繊維の内の特に長繊維(切れ目
なく連続する繊維)を使用して構成したものであり、こ
のパイル布10aを、パイル部12bを有するベース布
10bによって弾力的に支承するようにしたものであ
る。
【0029】パイル布10aが、そのパイル部12と同
様なパイル部12bを有したベース布10bによって支
承されているということは、パイル布10aが基枠21
に対して弾力的に支持されていることを意味し、当該パ
イル布10aによるパチンコ球Pの包み込みを十分を行
うことを意味している。換言すれば、ベース布10bの
パイル部12bは、パイル布10a側のパイル部12が
短くてかつ当該パイル布10a自体が薄くても、このパ
イル布10aのパイル部12によるパチンコ球Pの汚れ
落しを十分なものとするだけでなく、パイル布10aを
積極的に薄くして、その洗濯作業を容易にすることがで
きるのである。
様なパイル部12bを有したベース布10bによって支
承されているということは、パイル布10aが基枠21
に対して弾力的に支持されていることを意味し、当該パ
イル布10aによるパチンコ球Pの包み込みを十分を行
うことを意味している。換言すれば、ベース布10bの
パイル部12bは、パイル布10a側のパイル部12が
短くてかつ当該パイル布10a自体が薄くても、このパ
イル布10aのパイル部12によるパチンコ球Pの汚れ
落しを十分なものとするだけでなく、パイル布10aを
積極的に薄くして、その洗濯作業を容易にすることがで
きるのである。
【0030】従って、パチンコ球磨搬送機20について
この球磨布10を使用すれば、パチンコ球Pの汚れの除
去を確実に行えるだけでなく、パイル部12等において
毛切れを殆ど生じないのであるから、「綿くず」による
問題を発生させることもないのである。
この球磨布10を使用すれば、パチンコ球Pの汚れの除
去を確実に行えるだけでなく、パイル部12等において
毛切れを殆ど生じないのであるから、「綿くず」による
問題を発生させることもないのである。
【0031】また、請求項2に係る発明の採った手段
は、上記請求項1に係る球磨布10について、「ベース
布10bの表側に、その長手方向に沿った複数の長手溝
部17を形成して、当該ベース布10b上にパイル布1
0aを一体化してパチンコ球Pの搬送を行ったとき、各
長手溝部17によってパイル布10aの表面側に球包み
溝18が形成できるようにしたこと」である。
は、上記請求項1に係る球磨布10について、「ベース
布10bの表側に、その長手方向に沿った複数の長手溝
部17を形成して、当該ベース布10b上にパイル布1
0aを一体化してパチンコ球Pの搬送を行ったとき、各
長手溝部17によってパイル布10aの表面側に球包み
溝18が形成できるようにしたこと」である。
【0032】すなわち、この請求項2に係る球磨布10
においては、特に図5〜図7に示したように、そのベー
ス布10b上にパチンコ球Pの流れ方向と平行となる複
数の長手溝部17を形成したから、当該ベース布10b
上に平らなパイル布10aを一体化して球磨きを行った
とき、図7に示すように、パチンコ球Pの流れによって
各長手溝部17に対応した球包み溝18がパイル布10
aの表面に形成されるのである。この球包み溝18にパ
チンコ球Pの表面が十分接触することになり、その汚れ
除去がより一層確実に行われるのである。換言すれば、
パチンコ球Pがこの球包み溝18内を転動して行く際
に、この球包み溝18によってパチンコ球Pの表面の汚
れ落しが確実になされるのである。
においては、特に図5〜図7に示したように、そのベー
ス布10b上にパチンコ球Pの流れ方向と平行となる複
数の長手溝部17を形成したから、当該ベース布10b
上に平らなパイル布10aを一体化して球磨きを行った
とき、図7に示すように、パチンコ球Pの流れによって
各長手溝部17に対応した球包み溝18がパイル布10
aの表面に形成されるのである。この球包み溝18にパ
チンコ球Pの表面が十分接触することになり、その汚れ
除去がより一層確実に行われるのである。換言すれば、
パチンコ球Pがこの球包み溝18内を転動して行く際
に、この球包み溝18によってパチンコ球Pの表面の汚
れ落しが確実になされるのである。
【0033】なお、各長手溝部17の方向は、パチンコ
球Pの流れ方向と平行になっていればよいものであり、
実施形態におけるような完全平行なのものは勿論、斜め
方向のものであってもよいものである。また、各長手溝
部17の幅は、パチンコ球Pの直径の1〜1/3倍前後
であることが最も効果的な汚れ落しができるものであ
る。
球Pの流れ方向と平行になっていればよいものであり、
実施形態におけるような完全平行なのものは勿論、斜め
方向のものであってもよいものである。また、各長手溝
部17の幅は、パチンコ球Pの直径の1〜1/3倍前後
であることが最も効果的な汚れ落しができるものであ
る。
【0034】従って、この請求項2に係る球磨布10を
使用すれば、パチンコ球Pの汚れの除去を確実に行える
だけでなく、パイル部12等において毛切れを殆ど生じ
ないのであるから、「綿くず」による問題を発生させる
こともないのである。それだけでなく、この請求項2に
係る球磨布10は、各パチンコ球Pが各長手溝部17に
対応した球包み溝18内を確実に転動するのであり、こ
れにより、パチンコ球Pの表面の汚れ落しがより一層確
実になされるのである。
使用すれば、パチンコ球Pの汚れの除去を確実に行える
だけでなく、パイル部12等において毛切れを殆ど生じ
ないのであるから、「綿くず」による問題を発生させる
こともないのである。それだけでなく、この請求項2に
係る球磨布10は、各パチンコ球Pが各長手溝部17に
対応した球包み溝18内を確実に転動するのであり、こ
れにより、パチンコ球Pの表面の汚れ落しがより一層確
実になされるのである。
【0035】
【発明の実施の形態】次に、以上のように構成した各請
求項に係る発明について、図面に示した実施の形態であ
る球磨布10に従って説明するが、その前に、この球磨
布10が使用されるパチンコ球磨搬送機20について説
明する。
求項に係る発明について、図面に示した実施の形態であ
る球磨布10に従って説明するが、その前に、この球磨
布10が使用されるパチンコ球磨搬送機20について説
明する。
【0036】図8には、「島」の端部に縦方向に取付け
られたパチンコ球磨搬送機20が示してあり、このパチ
ンコ球磨搬送機20は、各パチンコ機から生じたアウト
球をその下部に集めるとともに、後述する無端ベルト2
3等の回転駆動によって、ホールの天井裏に放置されて
いる図示しない配球装置側に送り込むものである。勿
論、このパチンコ球磨搬送機20は、中に配置してある
球磨布10によって、各パチンコ球P表面の汚れ除去を
搬送と同時に行なうものであることは、前述した通りで
ある。
られたパチンコ球磨搬送機20が示してあり、このパチ
ンコ球磨搬送機20は、各パチンコ機から生じたアウト
球をその下部に集めるとともに、後述する無端ベルト2
3等の回転駆動によって、ホールの天井裏に放置されて
いる図示しない配球装置側に送り込むものである。勿
論、このパチンコ球磨搬送機20は、中に配置してある
球磨布10によって、各パチンコ球P表面の汚れ除去を
搬送と同時に行なうものであることは、前述した通りで
ある。
【0037】このパチンコ球磨搬送機20の外側には、
図10に示したように、パチンコ球Pを球磨布10と共
に挟持して転動搬送するための無端ベルト23が配置さ
れているものであり、この無端ベルト23の内側には、
図9に示したように、球磨布10を支持するための長尺
な基枠21等が配置してある。この基枠21は、島の構
造枠に固定的に配置されるものであり、前述した無端ベ
ルト23により転動されてくるパチンコ球Pを弾発的に
支承しなければならないから、その表面側に支持板22
を弾発的に支持するように構成したものである。
図10に示したように、パチンコ球Pを球磨布10と共
に挟持して転動搬送するための無端ベルト23が配置さ
れているものであり、この無端ベルト23の内側には、
図9に示したように、球磨布10を支持するための長尺
な基枠21等が配置してある。この基枠21は、島の構
造枠に固定的に配置されるものであり、前述した無端ベ
ルト23により転動されてくるパチンコ球Pを弾発的に
支承しなければならないから、その表面側に支持板22
を弾発的に支持するように構成したものである。
【0038】この支持板22は、その表面側に球磨布1
0を支承する上下方向に長尺なものであるが、図9及び
図10に示した実施形態のパチンコ球磨搬送機20で
は、パイル布10aとベース布10bとからなる球磨布
10を確実に受承できるものとするために、平板状に形
成してある。なお、この支持板22の表面は、軟質合成
樹脂によって被覆したり、布を貼付けたりして、パチン
コ球Pをこの支持板22にても弾力的に受け止めるよう
にすべく構成されている。
0を支承する上下方向に長尺なものであるが、図9及び
図10に示した実施形態のパチンコ球磨搬送機20で
は、パイル布10aとベース布10bとからなる球磨布
10を確実に受承できるものとするために、平板状に形
成してある。なお、この支持板22の表面は、軟質合成
樹脂によって被覆したり、布を貼付けたりして、パチン
コ球Pをこの支持板22にても弾力的に受け止めるよう
にすべく構成されている。
【0039】そして、以上のように構成されたパチンコ
球磨搬送機20によって、多数のパチンコ球Pは、図1
0に示したように、本発明の球磨布10と無端ベルト2
3とによって挟持された状態にされるものであり、図8
の上下に配置した駆動モータの回転駆動によって無端ベ
ルト23が動くと、各パチンコ球Pは球磨布10上を転
動しながら、図8の図示上方に搬送されるとともに、こ
の球磨布10上での転動によって、当該パチンコ球Pの
表面の汚れは球磨布10によって除去されることになる
のである。
球磨搬送機20によって、多数のパチンコ球Pは、図1
0に示したように、本発明の球磨布10と無端ベルト2
3とによって挟持された状態にされるものであり、図8
の上下に配置した駆動モータの回転駆動によって無端ベ
ルト23が動くと、各パチンコ球Pは球磨布10上を転
動しながら、図8の図示上方に搬送されるとともに、こ
の球磨布10上での転動によって、当該パチンコ球Pの
表面の汚れは球磨布10によって除去されることになる
のである。
【0040】さて、図1には、請求項1に係る球磨布1
0の斜視図が示してあり、この球磨布10は、所謂パイ
ル布10aと、その裏打ちを行うベース布10bとによ
り形成したものである。すなわち、この球磨布10は、
図3に示すように、基布部11と、これからパチンコ球
P側に突出することになるパイル部12とを少なくとも
有しているものである。
0の斜視図が示してあり、この球磨布10は、所謂パイ
ル布10aと、その裏打ちを行うベース布10bとによ
り形成したものである。すなわち、この球磨布10は、
図3に示すように、基布部11と、これからパチンコ球
P側に突出することになるパイル部12とを少なくとも
有しているものである。
【0041】まず、この球磨布10を構成しているパイ
ル布10aは、ポリエステルやナイロン等の化学繊維で
あって切れ目のない長繊維からなる糸を採用して形成し
たものであり、パイルの1本1本は化学繊維の長繊維に
よって構成されており、パイルの途中においては、微視
的にみても繊維が切れている部分は全くないものであ
る。このようなパイル布10aを構成するための化学繊
維としては、上述したものの他、ポリプロピレン等も採
用することができる。
ル布10aは、ポリエステルやナイロン等の化学繊維で
あって切れ目のない長繊維からなる糸を採用して形成し
たものであり、パイルの1本1本は化学繊維の長繊維に
よって構成されており、パイルの途中においては、微視
的にみても繊維が切れている部分は全くないものであ
る。このようなパイル布10aを構成するための化学繊
維としては、上述したものの他、ポリプロピレン等も採
用することができる。
【0042】また、このパイル布10aを構成している
長繊維には、バルキー性を持たせると、パチンコ球Pの
汚れ除去を行うものとしてより効果的なものとなる。す
なわち、各長繊維を単なる直線状のものではなく、波打
った状態のもの、つまりバルキー性が付与されたもので
あれば、パイル布10aを構成しているパイルの1本1
本が複雑な形状のものとなるから、これによるパチンコ
球P表面に対する摩擦力を増大させることができて、そ
の汚れ除去をより一層確実に行えるのである。
長繊維には、バルキー性を持たせると、パチンコ球Pの
汚れ除去を行うものとしてより効果的なものとなる。す
なわち、各長繊維を単なる直線状のものではなく、波打
った状態のもの、つまりバルキー性が付与されたもので
あれば、パイル布10aを構成しているパイルの1本1
本が複雑な形状のものとなるから、これによるパチンコ
球P表面に対する摩擦力を増大させることができて、そ
の汚れ除去をより一層確実に行えるのである。
【0043】勿論、このパイル布10aは、そのパイル
部12の裏面にバッキング14が施されることもあるも
のであり、各パイル部12の補強と、球磨布10全体の
取扱いのし易さを確保しているものである。なお、本実
施形態の球磨布10では、主としてその両端にてパチン
コ球磨搬送機20側の基枠21あるいは支持板22等の
上面に取付けるようにしているため、両端裏側にそれぞ
れ取付部15が設けてある。
部12の裏面にバッキング14が施されることもあるも
のであり、各パイル部12の補強と、球磨布10全体の
取扱いのし易さを確保しているものである。なお、本実
施形態の球磨布10では、主としてその両端にてパチン
コ球磨搬送機20側の基枠21あるいは支持板22等の
上面に取付けるようにしているため、両端裏側にそれぞ
れ取付部15が設けてある。
【0044】図2及び図3に示した球磨布10は、その
長尺方向とは直交する方向の多数の段差部13を有して
いるものである。段差部13は、パイル部12を構成し
ているパイルの一部を、例えば図3に示したように、他
よりも短くすることにより形成したものであり、その幅
(球磨布10の長尺方向についての幅)を約2mmから
パチンコ球Pの直径程度のものにしたものである。ま
た、この段差部13を形成する間隔は、パチンコ球Pの
直径の1〜2倍程度、具体的には、10mm〜30mm
程度に1回現われるようにしてある。各段差部13の深
さについては、当該段差部13の存在がパチンコ球Pの
搬送時における障害となってはいけないから、パチンコ
球Pの直径の1/3〜1/5程度のものとしてあり、本
実施形態では具体的に約2mm程度としてある。
長尺方向とは直交する方向の多数の段差部13を有して
いるものである。段差部13は、パイル部12を構成し
ているパイルの一部を、例えば図3に示したように、他
よりも短くすることにより形成したものであり、その幅
(球磨布10の長尺方向についての幅)を約2mmから
パチンコ球Pの直径程度のものにしたものである。ま
た、この段差部13を形成する間隔は、パチンコ球Pの
直径の1〜2倍程度、具体的には、10mm〜30mm
程度に1回現われるようにしてある。各段差部13の深
さについては、当該段差部13の存在がパチンコ球Pの
搬送時における障害となってはいけないから、パチンコ
球Pの直径の1/3〜1/5程度のものとしてあり、本
実施形態では具体的に約2mm程度としてある。
【0045】このような段差部13を形成するには、こ
れに該当するパイル布10aにパイル部12を形成しな
いでおくか、パイル布10aを形成してから該当部分に
対応するパイルを短く切断することの他、この段差部1
3に該当する繊維を加熱することにより収縮する性質の
ものを採用して実施してもよい。この場合には、パイル
長が全て同じ長さのパイル布10aとしておいてから、
その全体を加熱するだけで段差部13に該当するパイル
を簡単に短くすることができて、段差部13の形成を極
めて容易に行なうことができる。
れに該当するパイル布10aにパイル部12を形成しな
いでおくか、パイル布10aを形成してから該当部分に
対応するパイルを短く切断することの他、この段差部1
3に該当する繊維を加熱することにより収縮する性質の
ものを採用して実施してもよい。この場合には、パイル
長が全て同じ長さのパイル布10aとしておいてから、
その全体を加熱するだけで段差部13に該当するパイル
を簡単に短くすることができて、段差部13の形成を極
めて容易に行なうことができる。
【0046】なお、この球磨布10は、図1等に示すよ
うに、バッキング14の裏面の一部または全部に、支持
板22上への取着を容易にするための取付部15を形成
してもよい。この取付部15は、例えば支持板22に粘
着する粘着剤を設けることにより形成してもよいし、支
持板22上の繊維に添着される面ファスナーを採用して
実施してもよい。いずれにしても、支持板22は図8に
も示したように上下方向に長く配置されるものであるか
ら、この球磨布10の基枠21及び支持板22に対する
取着を容易にするために、その裏面側に取付部15を形
成しておくことは、球磨布10の取着・変換作業を容易
に行なうことができるものである。
うに、バッキング14の裏面の一部または全部に、支持
板22上への取着を容易にするための取付部15を形成
してもよい。この取付部15は、例えば支持板22に粘
着する粘着剤を設けることにより形成してもよいし、支
持板22上の繊維に添着される面ファスナーを採用して
実施してもよい。いずれにしても、支持板22は図8に
も示したように上下方向に長く配置されるものであるか
ら、この球磨布10の基枠21及び支持板22に対する
取着を容易にするために、その裏面側に取付部15を形
成しておくことは、球磨布10の取着・変換作業を容易
に行なうことができるものである。
【0047】なお、このパイル布10aについては、例
えば図4の(イ)に示したように、その表面側に基準色
線19a及び退色線19bを形成しておくとよい。これ
らの基準色線19a及び退色線19bは、当該パイル布
10aの洗浄可能状態を比較して示すもので、退色線1
9bは洗浄が繰り返されることによって退色し、基準色
線19aは洗浄によっては退色しないものである。換言
すれば、何回も洗浄を繰り返すことによって退色線19
bが退色すれば、当該パイル布10aの交換時期がきた
ことが示されることになるのであり、基準色線19aは
退色線19bの退色がどの程度であるかを比較するため
のものである。
えば図4の(イ)に示したように、その表面側に基準色
線19a及び退色線19bを形成しておくとよい。これ
らの基準色線19a及び退色線19bは、当該パイル布
10aの洗浄可能状態を比較して示すもので、退色線1
9bは洗浄が繰り返されることによって退色し、基準色
線19aは洗浄によっては退色しないものである。換言
すれば、何回も洗浄を繰り返すことによって退色線19
bが退色すれば、当該パイル布10aの交換時期がきた
ことが示されることになるのであり、基準色線19aは
退色線19bの退色がどの程度であるかを比較するため
のものである。
【0048】なお、図4にはパイル布10aの表裏が示
してあり、このパイル布10aの表面側には、上述した
基準色線19a及び退色線19bが形成してあり、パイ
ル部12を形成しないで構成した段差部13が形成して
ある。
してあり、このパイル布10aの表面側には、上述した
基準色線19a及び退色線19bが形成してあり、パイ
ル部12を形成しないで構成した段差部13が形成して
ある。
【0049】ベース布10bは、図5及び図6に示した
ように、上記パイル布10aと略同じ長さ及び幅を有す
るものであり、その表裏の両端側には、取付部16がそ
れぞれ一体的に設けてある。表面側の各取付部16は、
当該ベース布10b上に上記パイル布10aを一体化す
るものであり、裏面側の各取付部16は、当該ベース布
10bをパチンコ球磨搬送機20側の支持板22上に一
体化するためのものである。勿論、このベース布10b
は、パイル布10aと略同様に、多数のパイル部12b
をバッキング14によって一体化したものであり、この
ベース布10b側のパイル部12bがパイル布10a側
になるように配置されるものである。
ように、上記パイル布10aと略同じ長さ及び幅を有す
るものであり、その表裏の両端側には、取付部16がそ
れぞれ一体的に設けてある。表面側の各取付部16は、
当該ベース布10b上に上記パイル布10aを一体化す
るものであり、裏面側の各取付部16は、当該ベース布
10bをパチンコ球磨搬送機20側の支持板22上に一
体化するためのものである。勿論、このベース布10b
は、パイル布10aと略同様に、多数のパイル部12b
をバッキング14によって一体化したものであり、この
ベース布10b側のパイル部12bがパイル布10a側
になるように配置されるものである。
【0050】つまり、この球磨布10は、パイル布10
aとこれに対向することになる無端ベルト23との共働
によって、その間で多数のパチンコ球Pの磨きをパイル
布10aの表面側のパイル部12によって行うものであ
る。すなわち、この球磨布10は、化学繊維の内の長繊
維を使用して構成したパイル布10aを、パイル部12
bを有するベース布10bによって弾力的に支承するよ
うにしたものである。これにより、パイル布10aによ
る球磨き作用を、パイル布10aを弾力的に支承してい
るベース布10bによって確実となるようにしているの
である。
aとこれに対向することになる無端ベルト23との共働
によって、その間で多数のパチンコ球Pの磨きをパイル
布10aの表面側のパイル部12によって行うものであ
る。すなわち、この球磨布10は、化学繊維の内の長繊
維を使用して構成したパイル布10aを、パイル部12
bを有するベース布10bによって弾力的に支承するよ
うにしたものである。これにより、パイル布10aによ
る球磨き作用を、パイル布10aを弾力的に支承してい
るベース布10bによって確実となるようにしているの
である。
【0051】このベース布10bの表面側、つまりパイ
ル部12bの表面に、特に図6に示したように、長手溝
部17を積極的に形成するようにすれば、球磨布10と
なるのである。すなわち、このベース布10bは、その
表面上にパチンコ球Pの流れ方向と平行となる複数の長
手溝部17を形成したものであり、このベース布10b
上にパイル布10aを各取付部16等によって一体化し
た場合、図7に示したように、パチンコ球Pを案内する
ための球包み溝18を形成するものである。
ル部12bの表面に、特に図6に示したように、長手溝
部17を積極的に形成するようにすれば、球磨布10と
なるのである。すなわち、このベース布10bは、その
表面上にパチンコ球Pの流れ方向と平行となる複数の長
手溝部17を形成したものであり、このベース布10b
上にパイル布10aを各取付部16等によって一体化し
た場合、図7に示したように、パチンコ球Pを案内する
ための球包み溝18を形成するものである。
【0052】従って、この係る球磨布10においては、
そのベース布10b上に複数の長手溝部17を形成した
から、当該ベース布10b上に平らなパイル布10aを
一体化して球磨きを行ったとき、図7に示すように、パ
チンコ球Pの流れによって各長手溝部17に対応した球
包み溝18がパイル布10aの表面に形成されるのであ
る。そして、当該球磨布10を実際に使用すれば、図7
及び図10に示したように、この球包み溝18にパチン
コ球Pの表面が十分接触することになり、その汚れ除去
を一層確実に行えるのである。
そのベース布10b上に複数の長手溝部17を形成した
から、当該ベース布10b上に平らなパイル布10aを
一体化して球磨きを行ったとき、図7に示すように、パ
チンコ球Pの流れによって各長手溝部17に対応した球
包み溝18がパイル布10aの表面に形成されるのであ
る。そして、当該球磨布10を実際に使用すれば、図7
及び図10に示したように、この球包み溝18にパチン
コ球Pの表面が十分接触することになり、その汚れ除去
を一層確実に行えるのである。
【0053】
【発明の効果】以上、詳述した通り、まず請求項1に係
る発明では、上記実施形態にて例示した如く、「長尺な
基枠21に支持される球磨布10と、この球磨布10に
対向して基枠21と平行に回転駆動される無端ベルト2
3とを備え、これらの球磨布10と無端ベルト23によ
り多数のパチンコ球Pを挟持するようにして、各パチン
コ球Pを無端ベルト23により搬送しながら、その磨き
を球磨布10によって行うパチンコ球磨搬送機20にお
いて使用される球磨布10であって、この球磨布10
を、化学繊維の内の長繊維を使用して形成したパイル布
10aと、このパイル布10aのパイル部12と同様な
パイル部12bを有してパイル布10aを裏面側から支
持するベース布10bとによって構成したこと」にその
構成上の特徴があり、これにより布であることのパチン
コ球磨搬送機に対する取付・交換作業、及び洗滌容易性
を維持したまま、「毛切れ」を生じないで綿くずの発生
を防止することができ、しかも十分な球磨きを行うこと
のできる球磨布10を得ることができるのである。
る発明では、上記実施形態にて例示した如く、「長尺な
基枠21に支持される球磨布10と、この球磨布10に
対向して基枠21と平行に回転駆動される無端ベルト2
3とを備え、これらの球磨布10と無端ベルト23によ
り多数のパチンコ球Pを挟持するようにして、各パチン
コ球Pを無端ベルト23により搬送しながら、その磨き
を球磨布10によって行うパチンコ球磨搬送機20にお
いて使用される球磨布10であって、この球磨布10
を、化学繊維の内の長繊維を使用して形成したパイル布
10aと、このパイル布10aのパイル部12と同様な
パイル部12bを有してパイル布10aを裏面側から支
持するベース布10bとによって構成したこと」にその
構成上の特徴があり、これにより布であることのパチン
コ球磨搬送機に対する取付・交換作業、及び洗滌容易性
を維持したまま、「毛切れ」を生じないで綿くずの発生
を防止することができ、しかも十分な球磨きを行うこと
のできる球磨布10を得ることができるのである。
【0054】また、この球磨布10は、パイル布10a
のパイル部12を部分的に短くすることにより、パチン
コ球Pの流れ方向と交差する段差部13を多数形成する
ようにすれば、パチンコ球の汚れの除去を、より一層確
実に行うことができるのである。
のパイル部12を部分的に短くすることにより、パチン
コ球Pの流れ方向と交差する段差部13を多数形成する
ようにすれば、パチンコ球の汚れの除去を、より一層確
実に行うことができるのである。
【0055】さらに、球磨布10は、そのパイル布10
aを構成するバッキング14の裏面の一部または全部
に、基枠側21に対して取着する取着部15を形成すれ
ば、パチンコ球磨搬送機に対する交換・取付作業をより
一層簡単に行うことができるのである。
aを構成するバッキング14の裏面の一部または全部
に、基枠側21に対して取着する取着部15を形成すれ
ば、パチンコ球磨搬送機に対する交換・取付作業をより
一層簡単に行うことができるのである。
【0056】削除
【0057】また、請求項2に係る発明においては、上
記請求項1に係る球磨布10について、そのベース布1
0bの表側に長手方向に沿った複数の長手溝部17を形
成して、当該ベース布10b上にパイル布10aを一体
化してパチンコ球Pの搬送を行ったとき、各長手溝部1
7によってパイル布10aの表面側に球包み溝18が形
成できるようにしたことにその構成上の特徴があり、こ
れにより、上記請求項4の発明の目的を達成することが
できる他、パチンコ球の案内溝を積極的に形成して十分
な球磨きを行うことのできる球磨布10を提供すること
ができるのである。
記請求項1に係る球磨布10について、そのベース布1
0bの表側に長手方向に沿った複数の長手溝部17を形
成して、当該ベース布10b上にパイル布10aを一体
化してパチンコ球Pの搬送を行ったとき、各長手溝部1
7によってパイル布10aの表面側に球包み溝18が形
成できるようにしたことにその構成上の特徴があり、こ
れにより、上記請求項4の発明の目的を達成することが
できる他、パチンコ球の案内溝を積極的に形成して十分
な球磨きを行うことのできる球磨布10を提供すること
ができるのである。
【図1】 本発明に係る球磨布の部分斜視図である。
【図2】 同球磨布の部分斜視図である。
【図3】 同球磨布の部分拡大断面図である。
【図4】 本発明に係る球磨布を構成するためのパイル
布を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は底面図であ
る。
布を示すもので、(イ)は平面図、(ロ)は底面図であ
る。
【図5】 同球磨布を構成するベース布を示すもので、
(イ)は平面図、(ロ)は底面図である。
(イ)は平面図、(ロ)は底面図である。
【図6】 同ベース布の部分拡大斜視図である。
【図7】 同ベース布の上にパイル布を一体化して、パ
チンコ球を流している状態を示す部分拡大斜視図であ
る。
チンコ球を流している状態を示す部分拡大斜視図であ
る。
【図8】 本発明に係る球磨布が適用されるパチンコ球
磨搬送機の斜視図である。
磨搬送機の斜視図である。
【図9】 パチンコ球磨搬送機を構成している基枠及び
支持板上に本発明の球磨布を適用した状態を示す部分拡
大斜視図である。
支持板上に本発明の球磨布を適用した状態を示す部分拡
大斜視図である。
【図10】 図9の1−1線に沿ってみた横断面図であ
る。
る。
10 球磨布 10a パイル布 10b ベース布 11 基布部 12 パイル部(パイル布の) 12b パイル部(ベース布の) 13 段差部 14 バッキング 15 取着部 16 取付部 17 長手溝部 18 球包み溝 20 パチンコ球磨搬送機 21 基枠 22 支持板 23 無端ベルト P パチンコ球
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 星山 ▲高▼広 愛知県名古屋市天白区井口一丁目1410番 地 株式会社名星工業内 (56)参考文献 実開 平2−102287(JP,U) 登録実用新案3020823(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A63F 7/02
Claims (2)
- 【請求項1】 長尺な基枠に支持される球磨布と、この
球磨布に対向して前記基枠と平行に回転駆動される無端
ベルトとを備え、これらの球磨布と無端ベルトにより多
数のパチンコ球を挟持するようにして、各パチンコ球を
前記無端ベルトにより搬送しながら、その磨きを前記球
磨布によって行うパチンコ球磨搬送機において使用され
る前記球磨布であって、 この球磨布を、化学繊維の内の長繊維を使用して形成し
たパイル布と、このパイル布のパイル部と同様なパイル
部を有して当該パイル布を裏面側から支持するベース布
とによって構成したことを特徴とする球磨布。 - 【請求項2】 前記ベース布の表側に、その長手方向に
沿った複数の長手溝部を形成して、当該ベース布上に前
記パイル布を一体化して前記パチンコ球の搬送を行った
とき、前記各長手溝部によって前記パイル布の表面側に
球包み溝が形成できるようにしたことを特徴とする請求
項1に記載の球磨布。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667897A JP2969262B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | パチンコ球磨搬送機のための球磨布 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP667897A JP2969262B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | パチンコ球磨搬送機のための球磨布 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH10192541A JPH10192541A (ja) | 1998-07-28 |
JP2969262B2 true JP2969262B2 (ja) | 1999-11-02 |
Family
ID=11645031
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP667897A Expired - Fee Related JP2969262B2 (ja) | 1997-01-17 | 1997-01-17 | パチンコ球磨搬送機のための球磨布 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2969262B2 (ja) |
-
1997
- 1997-01-17 JP JP667897A patent/JP2969262B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH10192541A (ja) | 1998-07-28 |
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