JPH11220098A - 半導体記憶素子およびその製造方法 - Google Patents

半導体記憶素子およびその製造方法

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JPH11220098A
JPH11220098A JP10020770A JP2077098A JPH11220098A JP H11220098 A JPH11220098 A JP H11220098A JP 10020770 A JP10020770 A JP 10020770A JP 2077098 A JP2077098 A JP 2077098A JP H11220098 A JPH11220098 A JP H11220098A
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substrate
conductor
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JP10020770A
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Koichi Tani
幸一 谷
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Oki Electric Industry Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの書き込み時に、基板表面に空乏層が
広がらないような構造を実現する。 【解決手段】 半導体記憶素子は、n型Si基板10の
上にゲート酸化膜16、下部電極18、強誘電体膜20
および上部電極22を順次に積層したゲート構造24を
具えている。n型Si基板にはn型導電体領域とp型導
電体領域とを絶縁体領域を介して互いに隣接させて形成
してある。n型Si基板の表面に絶縁体によって素子分
離領域30を形成し、その素子分離領域によりアクティ
ブ領域を画成する。そのアクティブ領域が2つの領域に
分離されるように、n型Si基板にトレンチを形成し、
そのトレンチ内に適当な絶縁体材料を埋め込むことによ
り、トレンチ素子分離14を形成してある。このように
形成した各領域にそれぞれ所定の不純物を導入して、一
方がp型の導電性を有するpウエル層12aとなるよう
に、他方がn型の導電性を有するnウエル層12bとな
るように、形成する。ゲート構造は、これらpウエル層
およびnウエル層にわたるn型Si基板の上面に形成し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、強誘電体膜を具
えた半導体記憶素子およびその製造方法に関する。
【0002】
【従来の技術】強誘電体は自発分極を有しており、その
自発分極は印加された電界によって反転させることがで
きる。この自発分極を利用した半導体記憶素子として、
主として2つのタイプが提案されている。第1のタイプ
はいわゆる1トランジスタ型であり、第2のタイプはい
わゆる1トランジスタ1キャパシタ型である。しかし、
データの読み出しが非破壊で行えること、および高集積
化が期待できることなどから、1トランジスタ型の実現
が望まれている。
【0003】例えば、1トランジスタ型の半導体記憶素
子の例が文献「信学技報SDM93−136,pp53
−59」に開示されている。この文献に開示されている
ように、上部電極、強誘電体層、下部電極、絶縁膜、半
導体基板の順に積層されたMFMIS(Metal/Ferroele
ctric/Metal/Insulator/Semiconductor )構造にするの
が好ましい。その理由は、強誘電体膜が半導体上あるい
は絶縁体上に良好に成長しないためである。MFMIS
構造にすると、強誘電体は導電体上に形成するため、成
膜が容易である。
【0004】この半導体記憶素子では、強誘電体膜の残
留分極により強誘電体膜中に電荷が蓄積される。例え
ば、正の電圧を印加した場合には正の電荷が蓄積され、
負の電圧を印加した場合には負の電荷が蓄積される。そ
して、その蓄積電荷が半導体表面に電荷を励起させる。
よって、印加電圧が0Vの状態であってもトランジスタ
のオン状態またはオフ状態が選択的に保たれる。このよ
うなトランジスタのスイッチング状態に応じてソースお
よびドレイン間の電流が変化するので、その変化を検出
することによりデータの読み出しが行われる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】また、データの書き込
みおよび消去に際しては、ゲートと基板との間に電圧を
印加する。しかしながら、例えばトランジスタ部分がN
MOS構造である場合、データの書き込みを行ってトラ
ンジスタをオン状態にするためには、ゲートに正の電圧
を印加する必要がある。そのため、半導体基板がp型の
導電性を有しているために、基板表面に空乏層が広が
り、容量が低下して、強誘電体膜の分極反転に必要な電
圧が印加されなくなるおそれがある。また、PMOS構
造のトランジスタの場合、書き込み時にゲートに対して
負の電圧を印加するので、n型基板に空乏層が広がり同
様の問題が生じる。
【0006】従って、従来より、データの書き込み時
に、基板表面に空乏層が広がらないような半導体記憶素
子の出現が望まれていた。
【0007】
【課題を解決するための手段】そこで、この発明の半導
体記憶素子によれば、半導体基板の上に絶縁体層、第1
導電体層、強誘電体層および第2導電体層が順次に積層
したゲート構造を具えた半導体記憶素子において、半導
体基板にn型導電体領域とp型導電体領域とを絶縁体領
域を介して互いに隣接させて形成してあり、これらn型
導電体領域およびp型導電体領域にわたる半導体基板の
上面にゲート構造を形成してあることを特徴とする。
【0008】このように構成してあるので、ゲートに正
の電圧を印加するときは第2導電体層とn型導電体領域
との間に印加し、負の電圧を印加するときは第2導電体
層とp型導電体領域との間に印加するように構成でき
る。よって、データの書き込み時に基板表面に空乏層が
広がってしまうこともなくなり、強誘電体膜に対して必
要な大きさの電圧を印加することができるようになる。
【0009】また、この発明の半導体記憶素子の製造方
法によれば、半導体基板の上に絶縁体層、第1導電体
層、強誘電体層および第2導電体層が順次に積層したゲ
ート構造を具えた半導体記憶素子を形成するに当たり、
半導体基板に絶縁体材料を埋め込むことによりアクティ
ブ領域を2つの領域に分離する絶縁体領域を形成する工
程と、絶縁体領域により分離された半導体基板のアクテ
ィブ領域にそれぞれ所定の不純物を注入して、n型導電
体領域およびp型導電体領域を形成する工程と、半導体
基板の上に絶縁体層、第1導電体層、強誘電体層および
第2導電体層を順次に成膜する工程と、n型導電体領域
およびp型導電体領域にわたりゲート構造が形成される
ように、成膜した各層のパターニングを行う工程とを含
むことを特徴とする。
【0010】このような製造方法によれば、上述した構
造の半導体記憶素子を形成することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、図を参照して、この発明の
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解
できる程度に構成、大きさおよび配置関係が概略的に示
されているに過ぎない。また、以下に記載する数値や材
料等の条件は単なる一例に過ぎない。従って、この発明
は、この実施の形態に何ら限定されることがない。
【0012】先ず、この実施の形態の半導体記憶素子の
構成につき、図1および図2を参照して説明する。図1
は、実施の形態の半導体記憶素子の構成を示す断面図で
ある。図1(A)は、半導体記憶素子を図中のゲート構
造24のゲート長に沿う方向にわたり切り取って示した
断面図である。図1(B)は、半導体記憶素子を図中の
ゲート構造24のゲート幅に沿う方向にわたり切り取っ
て示した断面図である。図2は、半導体記憶素子を用い
てメモリを構成したときの等価回路構成を示す回路図で
ある。
【0013】図1に示すように、半導体記憶素子は、n
型Si基板10の上にゲート酸化膜(SiO2 膜)1
6、下部電極(フローティングゲート)18、強誘電体
膜20および上部電極(コントロール電極)22を順次
に積層したゲート構造24を具えている。すなわち、n
型Si基板10の表面にゲート酸化膜16を形成し、そ
の上に下部電極18、強誘電体膜20および上部電極2
2をこの順に積層してある。また、この積層構造にパタ
ーニングを施して、所定のストライプ形状となるように
形成してある。下部電極18は、多結晶Si、イリジウ
ムおよび酸化イリジウムを順次に積層したものである。
強誘電体膜20として、チタン酸ビスマス膜(以下、B
IT膜と略称する。)を用いている。上部電極22とし
て、IrO2 膜を用いている。
【0014】尚、ゲート構造24を構成する各層の側面
に接触させて、サイドウオール32を適当な絶縁体材料
を用いて形成してある。また、ゲート構造24の下方部
分を除くn型Si基板10の表面付近に所定の不純物を
導入することにより、それぞれドレイン領域26および
ソース領域28を形成してある。
【0015】そして、n型Si基板10にはn型導電体
領域とp型導電体領域とを絶縁体領域を介して互いに隣
接させて形成してある。あらかじめ、n型Si基板10
の表面に絶縁体によって素子分離領域30を形成し、そ
の素子分離領域30によりアクティブ領域を画成する。
また、そのアクティブ領域が2つの領域に分離されるよ
うにn型Si基板10にトレンチを形成し、そのトレン
チ内に適当な絶縁体材料を埋め込むことにより、トレン
チ素子分離14を形成してある。このように形成した各
領域にはそれぞれ所定の不純物を導入して、一方がp型
の導電性を有するpウエル層12aとなるように、他方
がn型の導電性を有するnウエル層12bとなるよう
に、形成する。
【0016】上述したゲート構造24は、これらpウエ
ル層12aおよびnウエル層12bにわたるn型Si基
板10の上面に形成してある。pウエル層12a、トレ
ンチ素子分離14およびnウエル層12bは、この順に
ゲート幅方向に沿って配列するように構成される。この
ように、ゲート構造24は、pウエル層12aおよびn
ウエル層12bの両方の領域にまたがって形成される。
【0017】また、データ書き込みを行うための配線す
なわちデータ書き込み線を1つの半導体記憶素子に2本
割り当て、pウエル層12aと上部電極22との間、お
よびnウエル層12bと上部電極22との間にそれぞれ
所定の極性の電圧を印加できるように構成する。従っ
て、上部電極22と基板(バックゲート)との間に電圧
を印加するとき、pウエル層12aおよびnウエル層1
2bのいずれか一方の領域の表面には空乏層が広がらな
い。よって、強誘電体膜20に対して、分極反転に必要
な大きさの電圧を印加することが可能である。
【0018】図2に示すように、この実施の形態の半導
体記憶素子33を用いてメモリ装置を構成する場合に
は、ワード線38を上部電極22に接続し、ビット線3
6をドレイン領域26(ソース領域28)に接続し、ド
ライブ線44をソース領域28(ドレイン領域26)に
接続する。また、第1データ書き込み線40および第2
データ書き込み線42により、pウエル層12aと上部
電極22との間、およびnウエル層12bと上部電極2
2との間に、それぞれ基板に対して異なる極性の電圧が
印加できるように構成する。従って、強誘電体キャパシ
タ34に対する印加電圧の極性に応じた基板の導電性が
確保されるので、データの書き込み時および消去時に、
基板表面に空乏層が広がるといった問題が解消される。
【0019】次に、この実施の形態の半導体素子の製造
方法につき、図3〜図6を参照して説明する。図3、図
4および図5は、製造工程を示す断面図である。各図の
(A1)、(B1)、(C1)、(D1)などには図1
の(A)に対応した位置の断面が示されている。また、
各図の(A2)、(B2)、(C2)、(D2)などに
は図1の(B)に対応した位置の断面が示されている。
また、図6は、強誘電体膜の成膜フローを示すフローチ
ャートである。
【0020】先ず、n型Si基板10に絶縁体材料を埋
め込むことにより、アクティブ領域を2つの領域に分離
するためのトレンチ素子分離14を形成する(図3の
(A1)および(A2))。このため、通常のフォトリ
ソグラフィ工程およびエッチング工程を行って、幅1μ
mのトレンチをn型Si基板10に形成する。そして、
トレンチを形成したn型Si基板10の表面に化学気相
成長法(以下、CVD法と称する。)によりSi酸化膜
(SiO2 膜)を成膜して、トレンチ内にSiO2 を埋
め込む。続いて、全面エッチバックを行い、基板上の不
要なSiO2 膜の部分を除去する。
【0021】次に、通常の工程により、n型Si基板1
0のトレンチ素子分離14が形成された面に素子分離領
域(フィールド酸化膜)30を形成し、トランジスタの
アクティブ領域を画成する(図3の(B1)および(B
2))。そして、トレンチ素子分離14により分離され
たn型Si基板10のアクティブ領域にそれぞれ所定の
不純物を注入して、pウエル層12aおよびnウエル層
12bを形成する(図3の(C1)および(C2))。
このため、先ず、基板全面にボロンイオンを注入して、
これを1150℃の温度で510分間の熱処理により活
性化させ、pウエル層12aを形成する。続いて、所定
の領域にnウエル層12bを形成するために、ホトリソ
グラフィ工程を行った後、リンイオンを基板に注入し、
これを1150℃の温度で210分間の熱処理により活
性化させ、nウエル層12bを形成する。このとき、p
ウエル層12aの深さがトレンチ素子分離14の深さよ
りも浅くなるように形成する。また、nウエル層12b
の深さがpウエル層12aの深さよりも浅くなるように
形成する。
【0022】次に、n型Si基板10の上に絶縁体層、
第1導電体層、強誘電体層および第2導電体層を順次に
成膜する。先ず、急速加熱装置(RTA装置)によりn
型Si基板10の表面に絶縁体層としてのSiO2 膜1
6aを形成する(図3の(C1)および(C2))。次
に、多結晶Si層、イリジウム(Ir)層および酸化イ
リジウム(IrO2 )層を順次に成膜して、第1導電体
層18aを形成する(図3の(D1)および(D
2))。多結晶Si層はCVD法により2000Åの厚
さに形成する。イリジウム層はスパッタ法により500
Åの厚さに形成する。酸化イリジウム層はスパッタ法に
より1000Åの厚さに形成する。
【0023】次に、第1導電体層18aの上に強誘電体
層20aを形成する(図4の(A1)および(A
2))。この工程につき、図6を参照して説明する。こ
の実施の形態では、強誘電体層20aとしてチタン酸ビ
スマス層(BIT層)を形成する。先ず、BITを有機
系溶剤に溶かした溶液を第1導電体層18aの上にスピ
ンコートする。このスピンコート工程は、基板を500
rpmの回転速度で10秒間回転させて行う(図6のS
1)。また、基板を2500rpmの回転速度で30秒
間回転させて行い(図6のS2)、最終的に3000Å
の厚さのBIT膜を形成する。次に、150℃の温度で
1分間の熱処理を行ってBIT膜を乾燥させる(図6の
S3)。また、250℃の温度で15分間の熱処理を施
してさらに乾燥させる(図6のS4)。以上説明したス
ピンコート工程(図6のS1およびS2)と乾燥工程
(図6のS3およびS4)とは5回繰り返して行う。そ
の後、450℃の温度で15分間の熱処理により仮焼成
を行う(図6のS5)。さらに、RTA装置により、8
00℃の温度の乾燥酸素中で30分間の熱処理を行って
BIT膜を結晶化させ、強誘電体層20aを得る。
【0024】次に、強誘電体層20aの上に第2導電体
層22aを成膜する(図4の(A1)および(A
2))。第2導電体層22aとしては、2000Åの厚
さのIrO2 層を形成する。
【0025】次に、pウエル層12aおよびnウエル層
12bにわたりゲート構造24が形成されるように、成
膜した各層のパターニングを行う(図4の(B1)およ
び(B2))。第1導電体層18a、強誘電体層20a
および第2導電体層22aは、フォトリソグラフィおよ
びエッチングを行ってパターニングする。これら各層
は、塩素ガスを用いたドライエッチングにより加工す
る。この結果、下部電極18、強誘電体膜20および上
部電極22の積層構造が形成される。また、RIE装置
によりSiO2 膜16aをエッチングしてゲート酸化膜
16を形成する。このように、ゲート酸化膜16、下部
電極18、強誘電体膜20および上部電極22からなる
ゲート構造24が形成される。図1を参照して説明した
ように、ゲート構造24は、pウエル層12aおよびn
ウエル層12bにまたがって形成される。
【0026】次に、基板上にゲート構造24の側面に接
触させてサイドウオール32を形成する(図4の(C
1)および(C2))。そして、通常の工程に従って、
基板表面にドレイン領域26およびソース領域28を形
成する(図4の(C1)および(C2))。また、基板
全面に層間絶縁膜46を堆積する(図4の(D1)およ
び(D2))。上部電極22の上面の一部が露出するよ
うに、この層間絶縁膜46にゲート用コンタクト48を
開口する(図4の(D1)および(D2))。このコン
タクト48はワード線に接続するためのものである。さ
らに、ドレイン領域26およびソース領域28の上方の
位置における層間絶縁膜46に、それぞれドレイン用コ
ンタクト50およびソース用コンタクト52を開口する
(図5の(A1)および(A2))。これらコンタクト
50および52にはビット線またはドライブ線が接続さ
れる。そして、各コンタクト48、50、52内に導電
体材料を埋め込み、それぞれプラグ54、56、58を
形成する(図5の(B1)および(B2))。また、こ
れらプラグ54、56、58に接続する配線60、62
および64を層間絶縁膜46上に形成して(図5の(B
1)および(B2))、強誘電体トランジスタの基本構
造を完成させる。
【0027】尚、この実施の形態では、NMOS構造の
半導体記憶素子を例にして説明したが、本発明はPMO
S構造の半導体記憶素子に対しても適用が可能である。
また、強誘電体膜の材料はBITに限らず、他の材料を
用いてもよい。
【0028】
【発明の効果】この発明の半導体記憶素子によれば、半
導体基板にn型導電体領域とp型導電体領域とを絶縁体
領域を介して互いに隣接させて形成してあり、これらn
型導電体領域およびp型導電体領域にわたる半導体基板
の上面にゲート構造を形成してある。このように構成し
てあるので、ゲートに正の電圧を印加するときは第2導
電体層とn型導電体領域との間に印加し、負の電圧を印
加するときは第2導電体層とp型導電体領域との間に印
加するように構成できる。よって、データの書き込み時
に基板表面に空乏層が広がってしまうこともなくなり、
強誘電体膜に対して必要な大きさの電圧を印加すること
ができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態の半導体記憶素子の構成を示す図で
ある。
【図2】回路構成を示す図である。
【図3】実施の形態の製造工程を示す図である。
【図4】図3に続く、実施の形態の製造工程を示す図で
ある。
【図5】図4に続く、実施の形態の製造工程を示す図で
ある。
【図6】強誘電体膜の成膜フローを示す図である。
【符号の説明】
10:n型Si基板 12a:pウエル層 12b:nウエル層 14:トレンチ素子分離 16:ゲート酸化膜 18:下部電極 20:強誘電体膜 22:上部電極 24:ゲート構造 26:ドレイン領域 28:ソース領域 30:素子分離領域 32:サイドウオール 33:半導体記憶素子 34:強誘電体キャパシタ 36:ビット線 38:ワード線 40:第1データ書き込み線 42:第2データ書き込み線 44:ドライブ線 16a:SiO2 膜 18a:第1導電体層 20a:強誘電体層 22a:第2導電体層 46:層間絶縁膜 48:ゲート用コンタクト 50:ドレイン用コンタクト 52:ソース用コンタクト 54,56,58:プラグ 60,62,64:配線

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半導体基板の上に絶縁体層、第1導電体
    層、強誘電体層および第2導電体層が順次に積層したゲ
    ート構造を具えた半導体記憶素子において、 前記半導体基板にn型導電体領域とp型導電体領域とを
    絶縁体領域を介して互いに隣接させて形成してあり、 これらn型導電体領域およびp型導電体領域にわたる前
    記半導体基板の上面に前記ゲート構造を形成してあるこ
    とを特徴とする半導体記憶素子。
  2. 【請求項2】 半導体基板の上に絶縁体層、第1導電体
    層、強誘電体層および第2導電体層が順次に積層したゲ
    ート構造を具えた半導体記憶素子を形成するに当たり、 前記半導体基板に絶縁体材料を埋め込むことによりアク
    ティブ領域を2つの領域に分離する絶縁体領域を形成す
    る工程と、 前記絶縁体領域により分離された前記半導体基板のアク
    ティブ領域にそれぞれ所定の不純物を注入して、n型導
    電体領域およびp型導電体領域を形成する工程と、 前記半導体基板の上に絶縁体層、第1導電体層、強誘電
    体層および第2導電体層を順次に成膜する工程と、 前記n型導電体領域およびp型導電体領域にわたりゲー
    ト構造が形成されるように、前記成膜した各層のパター
    ニングを行う工程とを含むことを特徴とする半導体記憶
    素子の製造方法。
JP10020770A 1998-02-02 1998-02-02 半導体記憶素子およびその製造方法 Withdrawn JPH11220098A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2001320028A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Fujitsu Ltd 強誘電体メモリ装置及びその製造方法

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JP2001320028A (ja) * 2000-05-02 2001-11-16 Fujitsu Ltd 強誘電体メモリ装置及びその製造方法

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