JPH1131792A - 半導体記憶素子およびその製造方法 - Google Patents
半導体記憶素子およびその製造方法Info
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- JPH1131792A JPH1131792A JP9188536A JP18853697A JPH1131792A JP H1131792 A JPH1131792 A JP H1131792A JP 9188536 A JP9188536 A JP 9188536A JP 18853697 A JP18853697 A JP 18853697A JP H1131792 A JPH1131792 A JP H1131792A
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Abstract
膜に印加されるMFMIS型構造であって、高集積化が
可能な構造の実現を図る。 【解決手段】 Si基板10の上にゲート構造12を具
えている。ゲート構造12は、ゲート絶縁膜22、下部
電極24、強誘電体膜26および上部電極28をこの順
序で積層させて形成している。下部電極24の上にはバ
ッファ絶縁膜30を具えていて、強誘電体膜26は、こ
のバッファ絶縁膜30に形成されたコンタクト孔32の
中に埋め込み形成されている。このように、強誘電体膜
26と接触している上部電極28の下面の、この強誘電
体膜26との接触面積を、ゲート絶縁膜22と接触して
いる下部電極24の下面の、このゲート絶縁膜22との
接触面積よりも小さくしてある。
Description
えた半導体記憶素子とその製造方法とに関する。
自発分極は外部から印加した電界によって反転できる。
従来、この強誘電体の特性を利用した半導体記憶素子
が、例えば、文献1「信学技報SDM93−136、p
p53−59」や文献2「特開平5−90532」や文
献3「特開平5−90607」に開示されている。文献
1には1トランジスタ(1Tr)型の半導体記憶素子が
開示されている。また、文献2や文献3には1トランジ
スタ1キャパシタ(1Tr1Cp)型の半導体記憶素子
が開示されている。一般に、前者の1Tr型の半導体記
憶素子は、データの読出しが非破壊で行え、高集積化が
図れることから実現が期待されている。
る。文献1によれば、1Tr型の半導体記憶素子は、半
導体基板の上に絶縁膜、下部電極、強誘電体膜および上
部電極が順次に積層したMFMIS(Metal/Ferroelect
ric/Metal/Insulator/Semiconductor )型のゲート構造
を具えている。つまり、半導体基板と強誘電体膜との間
にはゲート絶縁膜および下部電極が介在している。この
ように構成すると、強誘電体膜の成長が下部電極の表面
で良好に行える。
強誘電体膜中の残留分極によって、この強誘電体膜中に
電荷を蓄積する。この電荷は半導体基板の表面に別の極
性の電荷を励起する。従って、強誘電体膜に印加される
電圧が0Vのときでも、トランジスタのスイッチング状
態はON状態またはOFF状態に保持される。そして、
トランジスタは、強誘電体膜の残留分極の向きに応じ
て、ON状態またはOFF状態を選択的に取り得る。こ
のスイッチング状態に応じてソース領域およびドレイン
領域間に流れる電流密度が変化する。その電流密度の変
化を検出することによりデータの読出しが行われる。
MFMIS型構造では、強誘電体膜とゲート絶縁膜とが
電気的に直列結合する。また、強誘電体膜の比誘電率が
ゲート絶縁膜の比誘電率に比べて大きいため、強誘電体
膜の電気容量はゲート絶縁膜の電気容量に比べて大き
い。このため、強誘電体膜に十分な大きさの電圧が印加
されない。つまり、メモリ動作に必要な分極反転を起こ
せない。従って、半導体記憶素子として正常に動作しな
くなる。また、これを防止するために、無理に強誘電体
膜の分極反転を引き起こそうとして多大な電圧を印加す
ると、ゲート絶縁膜が絶縁破壊を起すおそれがある。
め、下部電極をビットラインに接続して上部電極および
下部電極間に電圧を印加している。しかし、強誘電体膜
の分極を反転させるためにビットライン用の選択トラン
ジスタが必要となるため、高集積化には不向きである。
きさの電圧が強誘電体膜に印加されるMFMIS型構造
であって、高集積化が可能な構造の半導体記憶素子の出
現とその製造方法の実現とが望まれていた。
体記憶素子によれば、ゲート絶縁膜、下部電極、強誘電
体膜および上部電極が半導体基板のアクティブ領域の上
に順次に積層したゲート構造を具えており、前記半導体
基板に第1および第2主電極領域を設けてあり、前記強
誘電体膜と接触している前記上部電極の下面の、当該強
誘電体膜との接触面積を、前記ゲート絶縁膜と接触して
いる前記下部電極の下面の、当該ゲート絶縁膜との接触
面積よりも小さくしてあることを特徴とする。
電極で構成されるMFM(Metal/Ferroelectric/Metal
)キャパシタのキャパシタ面積が、下部電極、ゲート
絶縁膜および半導体基板で構成されるMIS(Metal/In
sulator/Semiconductor )キャパシタのキャパシタ面積
に比べて小さくなる。つまり、ゲート絶縁膜の電極接触
面積と強誘電体膜の電極接触面積とを違えて構成でき
る。よって、従来に比べて、MFMキャパシタの電気容
量とMISキャパシタの電気容量との差が小さくなる。
従って、ゲート絶縁膜が絶縁破壊する電圧より低電圧で
強誘電体膜の分極反転制御が可能である。
しくは、前記下部電極の上にバッファ絶縁膜を具えてい
て、前記強誘電体膜がこのバッファ絶縁膜に形成された
コンタクト孔の中に埋め込み形成されていて、この強誘
電体膜の下面が前記下部電極と接触しているのが良い。
強誘電体膜との接触面積は、コンタクト孔の開口面積に
応じた面積に設計される。従って、上部電極の強誘電体
膜との接触面積を、下部電極のゲート絶縁膜との接触面
積より小さく設計するのが容易である。
て、好ましくは、前記強誘電体膜の上に層間絶縁膜を具
えていて、前記上部電極がこの層間絶縁膜に形成された
コンタクト孔の中に埋め込み形成されていて、この上部
電極の下面が前記強誘電体膜と接触しているのが良い。
強誘電体膜との接触面積は、コンタクト孔の開口面積に
応じた面積に設計される。従って、上部電極の強誘電体
膜との接触面積を、下部電極のゲート絶縁膜との接触面
積より小さく設計するのが容易である。
て、好ましくは、前記半導体基板の上の素子分離領域に
フィールド絶縁膜を具えていて、前記下部電極を第1お
よび第2導電体膜の積層構造とし、前記フィールド絶縁
膜および前記ゲート絶縁膜の上に前記アクティブ領域か
ら前記素子分離領域にわたり前記第1導電体膜を設けて
あり、前記第2導電体膜、強誘電体膜および上部電極の
積層構造を前記第1導電体膜の上の前記素子分離領域に
設けてあるのが良い。
ゲート絶縁膜との接触面積は、第2導電体膜のゲート絶
縁膜との接触面積で決まる。従って、上部電極の強誘電
体膜との接触面積を、下部電極のゲート絶縁膜との接触
面積より小さく設計するのが容易である。
電体膜との接触面積と、下部電極のゲート絶縁膜との接
触面積とを比較的大きく違えることが可能である。従っ
て、強誘電体膜の材料の選択が自由になる。
の上に保護絶縁膜を設けていて、前記第2導電体膜がこ
の保護絶縁膜に形成されたコンタクト孔の中に埋め込み
形成されていて、この下部電極の下面が前記第1導電体
膜と接触しているのが好適である。
れば、半導体基板の上に第1絶縁層、第1導電層および
第2絶縁層を順次に形成する工程と、前記第2絶縁層に
コンタクト孔を形成して前記第1導電層の上面の一部を
露出させる工程と、前記コンタクト孔の中に強誘電体膜
を埋め込み形成する工程と、前記強誘電体膜の上に第2
導電層を形成する工程と、前記第2導電層、第2絶縁
層、第1導電層および第1絶縁層のパターニングを行っ
て、上部電極、バッファ絶縁膜、下部電極およびゲート
絶縁膜を形成する工程と、前記半導体基板に第1および
第2主電極領域を形成する工程とを含むことを特徴とす
る。
孔の底に第1導電層の上面の一部が露出する。このコン
タクト孔の中に強誘電体膜を埋め込み形成するので、第
1導電層と強誘電体膜との接触面積がコンタクト孔の開
口面積に応じた面積になる。強誘電体膜の膜厚は、第2
絶縁層の上面と一致する高さに作成するのが好ましい。
第1導電層は後にパターニングされて下部電極となる。
従って、上部電極の強誘電体膜との接触面積を下部電極
のゲート絶縁膜との接触面積に比べて小さく作成でき
る。
は、前記強誘電体膜の形成をスピンコート法により行う
のが良い。
面に垂直な軸を中心にして回転させながら、強誘電体膜
の原料溶液を第2絶縁層の上に回転塗布する。このよう
にすると、原料溶液は第2絶縁層に形成されたコンタク
ト孔の中に選択的に埋め込まれる。その後、熱処理を施
して結晶化させる。従って、強誘電体膜の埋め込み形成
が容易である。
れば、半導体基板の上に第1絶縁層、第1導電層および
強誘電体層を順次に形成する工程と、前記強誘電体層、
第1導電層および第1絶縁層のパターニングを行って、
強誘電体膜、下部電極およびゲート絶縁膜を形成する工
程と、前記半導体基板に第1および第2主電極領域を形
成する工程と、前記強誘電体膜の上側に達する膜厚の層
間絶縁膜を形成する工程と、前記層間絶縁膜にコンタク
ト孔を形成して前記強誘電体膜の上面の一部を露出させ
る工程と、前記コンタクト孔の中に上部電極を埋め込み
形成する工程とを含むことを特徴とする。
孔の底に強誘電体膜の上面の一部が露出する。このコン
タクト孔の中に上部電極の一部分あるいは全部分を埋め
込み形成するので、上部電極と強誘電体膜との接触面積
がコンタクト孔の開口面積に応じた面積になる。従っ
て、上部電極の強誘電体膜との接触面積を、下部電極の
ゲート絶縁膜との接触面積に比べて小さく作成できる。
ほど変わらない工程数で作成が可能である。通常のパタ
ーニング工程が適用できる。また、強誘電体膜の成膜法
も制限されない。
れば、半導体基板の素子分離領域にフィールド絶縁膜を
形成する工程と、前記半導体基板のアクティブ領域にゲ
ート絶縁膜を形成する工程と、前記フィールド絶縁膜お
よび前記ゲート絶縁膜の上に前記アクティブ領域から前
記素子分離領域にわたり第1導電体膜を形成する工程
と、前記半導体基板に第1および第2主電極領域を形成
する工程と、前記第1導電体膜の上に保護絶縁膜を形成
する工程と、前記素子分離領域の前記保護絶縁膜にコン
タクト孔を形成して前記第1導電体膜の上面の一部を露
出させる工程と、前記保護絶縁膜の上に第1導電層、強
誘電体層および第2導電層を順次に形成する工程と、前
記第2導電層、強誘電体層および第1導電層のパターニ
ングを行って、上部電極、強誘電体膜および第2導電体
膜を形成する工程とを含むことを特徴とする。
との接触面積とを比較的大きく形成できる。従って、上
部電極の強誘電体膜との接触面積を、下部電極のゲート
絶縁膜との接触面積に比べて小さく作成できる。また、
この製造方法によれば、従来とさほど変わらない工程数
で作成が可能である。
実施の形態につき説明する。尚、図は、この発明が理解
できる程度に大きさ、構成および配置関係を概略的に示
しているに過ぎない。また、以下に記載する数値条件や
材料などは単なる一例に過ぎない。従って、この発明
は、この実施の形態に何ら限定されることがない。
1構成につき説明する。図1は、半導体記憶素子の要部
構成を示す断面図である。
板としてのシリコン(Si)基板10の上にゲート構造
12を具えている。また、シリコン基板10の表層部に
ソース領域14およびドレイン領域16を具えている。
これらゲート構造12、ソース領域14およびドレイン
領域16は、シリコン基板10のアクティブ領域18内
に形成されている。アクティブ領域18は、シリコン基
板10の上面領域にフィールド絶縁膜20で囲まれて画
成されている。フィールド絶縁膜20は、通常の酸化技
術によってシリコン基板10の素子分離領域に形成され
る。シリコン基板10は、n型の導電性を有している。
第1主電極領域としてのソース領域14と、第2主電極
領域としてのドレイン領域16とは、例えばp導電型の
導電層となるように所定の不純物を注入して形成する。
2、下部電極24、強誘電体膜26および上部電極28
をこの順序で積層させて形成している。ゲート絶縁膜2
2は酸化シリコン(SiO2 )で形成している。フロー
ティング電極の下部電極24は、ポリシリコン(多結晶
シリコン)膜、ルテニウム(Ru)膜および酸化ルテニ
ウム(RuO2 )膜をこの順序で積層させた積層構造と
する。強誘電体膜26はチタン酸ビスマス(Bi4 Ti
3 O12:BIT)で形成している。コントロール電極と
しての上部電極28はルテニウムで形成している。この
上部電極28は、データ書き込み線(ワードライン)と
して使用される。
いる上部電極28の下面の、この強誘電体膜26との接
触面積を、ゲート絶縁膜22と接触している下部電極2
4の下面の、このゲート絶縁膜22との接触面積よりも
小さくしてある。このため、第1構成では、下部電極2
4の上にバッファ絶縁膜30を具えている。例えば、下
部電極24は、ゲート長方向およびゲート幅方向にそれ
ぞれ所定の長さを有する矩形形状とする。この下部電極
24の上面に、これと合同のバッファ絶縁膜30を互い
に位置ずれが生じないように重ねて設けてある。
絶縁膜30に形成されたコンタクト孔(コンタクトホー
ル)32の中に埋め込み形成されている。バッファ絶縁
膜30は、例えばSiO2 で形成する。このバッファ絶
縁膜30のほぼ中央に通常技術によりコンタクト孔32
が形成される。このコンタクト孔32は、バッファ絶縁
膜30に形成された貫通孔であって、下部電極24と上
部電極28との間を結合する。このコンタクト孔32の
中に強誘電体膜26が埋め込まれる。従って、強誘電体
膜26のゲート長方向およびゲート幅方向の長さは下部
電極24より短く形成される。強誘電体膜26の高さは
バッファ絶縁膜30の上面と同じになるように形成す
る。また、バッファ絶縁膜30および強誘電体膜26の
上面を実質的に平坦化し、これら上面に接触させて上部
電極28を設けている。
トライプ構造となるように形成する。このストライプ構
造の、ゲート長方向およびゲート幅方向に沿う側面に側
壁(サイドウォール)34を設けてある。この側壁34
の材料としては例えばSiO2 を用いるのが好適であ
る。例えば、この側壁34を利用して、LDD(Lightl
y-Doped Drain )構造となるようにソース領域14およ
びドレイン領域16が形成される。
るゲート絶縁膜22の部分の接触面積を、強誘電体膜2
6と接する上部電極28の部分の接触面積より大きくし
てある。このため、上部電極28、強誘電体膜26およ
び下部電極24で構成される強誘電体キャパシタ(MF
Mキャパシタ)の電気容量と、下部電極24、ゲート絶
縁膜22およびSi基板10で構成されるMIS(Meta
l/Insulator/Semiconductor )キャパシタの電気容量と
の差が従来に比べて小さくなる。従って、この構成例で
は、従来に比べると強誘電体膜に対して電圧が印加しや
すい。つまり、動作時にMISキャパシタにかかる電圧
が低減する。よって、メモリ動作に必要な、分極反転を
起こすのに十分な大きさの電圧を強誘電体膜に印加でき
る。このため、動作電圧を低くすることができる。ま
た、コンタクト孔32の口径の設計に応じて、MFMキ
ャパシタとMISキャパシタとの電気容量の比を任意に
変えることができる。
法につき、図2〜図6を参照して説明する。図2〜図6
に示す各図は、主製造工程の説明に供する断面図であ
る。以下、各製造工程につき順次に説明する。
術によってフィールド絶縁膜20を形成し、アクティブ
領域18を画成する(図2(A))。そして、Si基板
10のアクティブ領域18上に第1絶縁層22a、第1
導電層24aおよび第2絶縁層30aを順次に形成する
(図2の(B)および(C))。
この第1絶縁層22aは、急速加熱装置(RTA)によ
って、100Åの膜厚となるようにSi基板10の上側
表面に形成する(図2(B))。
層、ルテニウム層および酸化ルテニウム層をこの順序で
積層させて形成する。ポリシリコン層は、例えば縦形L
P(減圧)CVD法により、2000Åの膜厚となるよ
うに、第1絶縁層22aの上に形成する。ルテニウム層
は、例えばDCマグネトロンスパッタリング装置を用い
て形成する。ここでは、500Åの膜厚となるようにこ
のルテニウム層を形成している。また、酸化ルテニウム
層の形成にも同様のDCマグネトロンスパッタリング装
置を用いればよい。この酸化ルテニウム層は、1000
Åの膜厚となるように形成している。
する。この第2絶縁層30aは、例えばRTAによって
形成する。ここでは、この第2絶縁層30aが2000
Åの膜厚の層となるように形成する。
30aに対してパターニングを施しておく。このパター
ニングは、通常のフォトリソグラフィ工程およびエッチ
ング工程により行えばよい。この結果、第1導電層24
aおよび第2絶縁層30aが上述したアクティブ領域1
8内に形成される(図2(C))。
2を形成して第1導電層24aの上面の一部を露出させ
る(図3(A))。コンタクト孔32は通常のフォトリ
ソグラフィ工程およびエッチング工程によって形成す
る。この工程では、第2絶縁層30aのほぼ中央にコン
タクト孔32を形成する。このコンタクト孔32の底に
第1導電層24aの上面の一部が露出する。
26を埋め込み形成する(図3(C))。強誘電体膜2
6はBITで形成する。このため、先ず、BITを有機
系溶剤に溶かした溶液を、スピンコート法によってウエ
ハの上面に塗布する。有機系溶剤としては例えば酢酸n
ブチル溶液やキシレン溶液あるいはこれらの混合溶液を
用いればよい。この溶液をウエハの上面に塗布すると、
コンタクト孔32の中に優先的に埋め込まれてゆく。こ
のようにして、3000Åの膜厚のBIT層26aを第
2絶縁層30aの上に形成する(図3(B))。
グによりBIT層26aの全面エッチバックを行う。こ
れにより、BIT層26aの上面の高さが第2絶縁層3
0aの上面の高さと一致するまで、このBIT層26a
の上層部分が除去される。この後、残存したBIT層2
6aに対して乾燥酸素中で熱処理を施す。この熱処理
は、RTAによって800℃の温度で30分間行う。こ
の熱処理によってBIT層26aが結晶化し、強誘電体
特性を具えた強誘電体膜26がコンタクト孔32内に形
成される(図3(C))。
8aを形成する(図4(A))。この第2導電層28a
はルテニウムで形成する。上述したように、ルテニウム
層はDCマグネトロンスパッタリング装置を用いて形成
すればよい。ここでは、2000Åの膜厚のルテニウム
層を形成している。
a、第1導電層24aおよび第1絶縁層22aのパター
ニングを順次に行う。そして、上部電極28、バッファ
絶縁膜30、下部電極24およびゲート絶縁膜22をそ
れぞれ形成して、ゲート構造12を完成させる(図4
(B))。このパターニングは、パターニング後の各層
が上述したアクティブ領域18の中央付近に残存するよ
うに行う。このため、第2導電層28aの所定の位置に
レジストパタンを形成し、このレジストパタンをマスク
として用いて各層のドライエッチングを行う。ドライエ
ッチングは通常の反応性イオンエッチング(RIE)に
より行えるが、マグネトロンを用いたRIEの方がエッ
チング速度を早めることが可能である。エッチングガス
としては例えばCl2 ガスおよびO2 ガスの混合ガスを
用いればよい。
壁34をシリコン基板10上に形成する。側壁34は例
えばSiO2 で形成する。この側壁34は、SiO2 膜
の成膜と、RIEによるエッチバックとを行って形成す
ることができる。この側壁34の形成前後において所定
の不純物の打ち込みを行い、Si基板10にソース領域
14およびドレイン領域16を形成する(図4
(C))。
えばSiO2 で形成する。そして、ソース領域14の上
方に相当する第1層間絶縁膜36の部分を除去して、コ
ンタクト孔38を形成する(図5(A))。また、コン
タクト孔38の中に例えばTiNを埋め込んでプラグ
(縦方向配線)40を形成する。このプラグ40の上面
の高さは第1層間絶縁膜36の上面の高さと一致させ
る。そして、プラグ40の上に配線42を例えばAlで
形成する(図5(B))。配線42の下面はプラグ40
の上面に接触するように形成する。この配線42は、デ
ータ読み出し線(ソースライン)として使用される。
2層間絶縁膜44を例えばSiO2で形成する。そし
て、ドレイン領域16の上方に相当する第1層間絶縁膜
36および第2層間絶縁膜44の部分を除去して、コン
タクト孔46を形成する(図6(A))。このコンタク
ト孔46の中に、CVD法によって選択的にWを埋め込
み形成し、プラグ48を形成する。このプラグ48の上
面の高さは第2層間絶縁膜44の上面の高さと一致させ
ておく。そして、プラグ48の上に配線50をAlで形
成する(図6(B))。Alはスパッタ法によって形成
する。配線50の下面はプラグ48の上面に接触するよ
うに形成する。この配線50は、ビットラインとして使
用される。
体膜を具えた半導体記憶素子の基本構造が形成される。
しかも、強誘電体膜26と上部電極28との接触面積が
ゲート絶縁膜22と下部電極24との接触面積に比べて
小さいゲート構造12が得られる。
子の第2構成につき説明する。この第2構成は、基本的
なMFMIS構造を形成する場合に近いプロセス工程で
形成することができる。第1構成に比べてプロセスの縮
小化が可能な構成となっている。先ず、その構成につき
図7を参照して説明する。図7は、半導体記憶素子の要
部構成を示す断面図である。尚、第1構成と重複する構
成成分については説明を省略する場合がある。
している上部電極28の下面の、この強誘電体膜26と
の接触面積を、ゲート絶縁膜22と接触している下部電
極24の下面の、このゲート絶縁膜22との接触面積よ
りも小さくしてある。このため、第2構成では、強誘電
体膜26の上に第1層間絶縁膜36を具えていて、上部
電極28の一部がこの第1層間絶縁膜36に形成された
コンタクト孔52の中に埋め込み形成されている。コン
タクト孔52内に埋め込まれた上部電極28の部分の下
面は強誘電体膜26の上面と接触している。従って、上
部電極28と強誘電体膜26との接触部分の面積は、コ
ンタクト孔52の口径に応じた適当な面積に設計でき
る。
絶縁膜44を設けてある。第1層間絶縁膜36および第
2層間絶縁膜44には、コンタクト孔38および46を
形成してある。コンタクト孔38は、ソース領域14の
上方に相当する位置に形成する。また、コンタクト孔4
6は、ドレイン領域16の上方に相当する位置に形成す
る。各コンタクト孔38および46の中には、それぞれ
プラグ40および48を形成する。これらプラグ40お
よび48の上面に配線42および配線50をそれぞれ設
けてある。ここでは、プラグ48をTiNで形成する。
よび図9を参照して説明する。図8および図9に示す各
図は、主製造工程の説明に供する断面図である。以下、
各製造工程につき順次に説明する。
a、第1導電層24aおよびBIT層26aを順次に形
成する(図8(A)および(B))。尚、BIT層26
aの成膜は、第1構成で説明したスピンコート法により
行ってもよいし、スパッタ法やCVD法などで行っても
よい。
aおよび第1絶縁層22aのパターニングを順次に行っ
て、強誘電体膜26、下部電極24およびゲート絶縁膜
22を形成する(図8(C))。これら強誘電体膜2
6、下部電極24およびゲート絶縁膜22は互いに合同
な平面形状となるように形成する。
びゲート絶縁膜22の側面に接触する側壁34を形成す
る。この側壁34の形成前後において不純物の注入を行
い、Si基板10にソース領域14およびドレイン領域
16を形成する(図9(A))。
の第1層間絶縁膜36を形成する。また、この第1層間
絶縁膜36にコンタクト孔52を形成して強誘電体膜2
6の上面の一部を露出させる(図9(B))。コンタク
ト孔52は、強誘電体膜26の中央部に位置するように
形成する。このコンタクト孔52の底に強誘電体膜26
の上面の一部が露出する。
28を埋め込み形成する(図9(C))。第1層間絶縁
膜36の上側の上部電極28部分にはパターニングを施
して、これをデータ書き込みラインとして使用する。そ
の後、通常の技術によって、第2層間絶縁膜44の成膜
と、コンタクト孔38および46の形成と、プラグ40
および48の形成と、配線42および50の形成とを順
次に行い、半導体記憶素子の基本構造を完成させる(図
7)。
工程では、通常のMFMIS構造の形成と比べて、第1
層間絶縁膜36の形成工程およびコンタクト孔52の形
成工程が主として増えるだけで済む。従って、通常のプ
ロセス工程を応用すれば容易に形成が行え、しかも、上
述したような接触面積の異なるゲート構造12が得られ
る。また、第1構成と比べると、この第2構成では、強
誘電体膜26の成膜法がスピンコート法に限られない。
従って、目的に適った形成方法の選択が可能となる。
子の第3構成につき、図10を参照して説明する。図1
0は、半導体記憶素子の要部構成を示す断面図である。
図10に示す断面は、ゲート幅方向に沿ったチャネル領
域(ソース領域14およびドレイン領域16間)の位置
での切り口を示している。従って、ソース領域14およ
びドレイン領域16は図10に示す断面には現れていな
い。尚、第1の実施の形態と重複する構成については説
明を省略する場合がある。
している上部電極28の下面の、この強誘電体膜26と
の接触面積を、ゲート絶縁膜22と接触している下部電
極24の下面の、このゲート絶縁膜22との接触面積よ
りも小さくしてある。このため、第3構成では、Si基
板10の上の素子分離領域66にフィールド絶縁膜20
を具えていて、また、下部電極24を第1および第2導
電体膜54および56の積層構造とする。第1導電体膜
54は、フィールド絶縁膜20およびゲート絶縁膜22
の上にアクティブ領域18から素子分離領域66にわた
り設けてある。そして、第2導電体膜56、強誘電体膜
26および上部電極28の積層構造を素子分離領域66
の第1導電体膜54の上に設けてある。
にポリシリコンで形成する。また、第2導電体膜56は
ルテニウム膜および酸化ルテニウム膜をこの順序で積層
させて形成する。このように、アクティブ領域18に通
常のMOSトランジスタ構造が形成されていて、そのゲ
ート電極としての第1導電体膜54が近傍の素子分離領
域66まで延在している。この延在部分に第2導電体膜
56、強誘電体膜26および上部電極28を順次に設け
てある。従って、下部電極24とゲート絶縁膜22との
接触面積が比較的大きく設計できる。
ジスタ構造を保護するための保護絶縁膜58を設けてい
る。保護絶縁膜58はSiO2 で形成する。この保護絶
縁膜58の素子分離領域66に相当する位置にコンタク
ト孔60を形成してある。このコンタクト孔60の底に
は第1導電体膜54の上面の一部が露出していて、第2
導電体膜56の一部はこのコンタクト孔60の中に埋め
込み形成されている。このように、第2導電体膜56の
下面が第1導電体膜54と接触する状態にしてある。
26および上部電極28を設けてある。第2導電体膜5
6のコンタクト孔60からはみ出ている部分は適当な平
面形状にパターニングされており、これと合同の強誘電
体膜26および上部電極28が位置ずれしないにように
この順序で重ねられている。従って、この第3構成で
は、第2導電体膜28のパタンに応じて上部電極28と
強誘電体膜26との接触面積が決まる。
に、第1層間絶縁膜36を設けている。この第1層間絶
縁膜36のちょうど上部電極28上方の位置にコンタク
ト孔62が形成されている。そして、配線64の一部が
このコンタクト孔62内に埋め込み形成されて上部電極
28と接触している。この配線64はデータ書き込み用
ラインとして使用される。
下部電極24とゲート絶縁膜22との接触面積を比較的
大きく設計できる。また、上部電極28と強誘電体膜2
6との接触面積は第2導電体膜56の平面パタンによっ
て決まる。従って、この第3構成では、MFMキャパシ
タとMISキャパシタとの電気容量の比を比較的自由に
設計できる。つまり、強誘電体膜26の比誘電率などに
よらない設計が可能となる。従って、強誘電体膜26の
材料の選択の幅が広がる。
および図12を参照して説明する。図11および図12
に示す各図は、主製造工程の説明に供する断面図であ
る。これら断面図は、図10に相当する位置での切り口
の断面に相当している。以下、各製造工程につき順次に
説明する。
ールド絶縁膜20を形成する(図11(A))。続い
て、Si基板10のアクティブ領域18にゲート絶縁膜
22を形成する(図11(B))。
絶縁膜22の上にアクティブ領域18から素子分離領域
66にわたり第1導電体膜54を形成する。このため、
ウエハ上に2000Åの膜厚のポリシリコン層54aを
形成する(図11(B))。続いて、ポリシリコン層5
4aのパターニングを行って、第1導電体膜54を形成
する(図11(C))。また、Si基板10にソース領
域14およびドレイン領域16を形成する(図示せ
ず。)。
58を形成する(図11(C))。このため、1000
Åの膜厚のSiO2 膜を成膜する。そして、この保護絶
縁膜58の素子分離領域66にコンタクト孔60を形成
する(図11(C))。このコンタクト孔60の底に第
1導電体膜54の上面の一部が露出する。
層、酸化ルテニウム層、BIT層およびルテニウム層を
順次に形成する。そして、これら各層のパターニングを
行って、上部電極28、強誘電体膜26および第1導電
体膜24を形成する(図12(A))。このパターニン
グは、各層が互いに合同の平面形状となるように行う。
また、これら積層構造がコンタクト孔60の上側に残存
するように行う。
成する。そして、上部電極28の上方の位置にコンタク
ト孔62を形成する(図12(B))。その後、このコ
ンタクト孔62の中に配線64を埋め込み形成して、半
導体記憶素子の基本構造を完成させる(図10)。
工程は通常のMFMIS構造の形成工程に近い。従っ
て、通常のプロセス工程を応用すれば容易に形成が行
え、しかも、上述したような接触面積の異なるゲート構
造12が得られる。
誘電体膜と接触している上部電極の下面の、当該強誘電
体膜との接触面積を、ゲート絶縁膜と接触している下部
電極の下面の、当該ゲート絶縁膜との接触面積よりも小
さくしてある。従って、下部電極、強誘電体膜および上
部電極で構成されるMFMキャパシタのキャパシタ面積
が、下部電極、ゲート絶縁膜および半導体基板で構成さ
れるMISキャパシタのキャパシタ面積に比べて小さく
できる。よって、従来に比べて、MFMキャパシタの電
気容量とMISキャパシタの電気容量との差が小さくな
る。従って、ゲート絶縁膜が絶縁破壊する電圧より低電
圧で強誘電体膜の分極反転制御が可能である。
る。
る。
る。
る。
る。
である。
Claims (9)
- 【請求項1】 ゲート絶縁膜、下部電極、強誘電体膜お
よび上部電極が半導体基板のアクティブ領域の上に順次
に積層したゲート構造を具えており、 前記半導体基板に第1および第2主電極領域を設けてあ
り、 前記強誘電体膜と接触している前記上部電極の下面の、
当該強誘電体膜との接触面積を、前記ゲート絶縁膜と接
触している前記下部電極の下面の、当該ゲート絶縁膜と
の接触面積よりも小さくしてあることを特徴とする半導
体記憶素子。 - 【請求項2】 請求項1に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記下部電極の上にバッファ絶縁膜を具えていて、 前記強誘電体膜が該バッファ絶縁膜に形成されたコンタ
クト孔の中に埋め込み形成されていて、該強誘電体膜の
下面が前記下部電極と接触していることを特徴とする半
導体記憶素子。 - 【請求項3】 請求項1に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記強誘電体膜の上に層間絶縁膜を具えていて、 前記上部電極が該層間絶縁膜に形成されたコンタクト孔
の中に埋め込み形成されていて、該上部電極の下面が前
記強誘電体膜と接触していることを特徴とする半導体記
憶素子。 - 【請求項4】 請求項1に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記半導体基板の上の素子分離領域にフィールド絶縁膜
を具えていて、 前記下部電極を第1および第2導電体膜の積層構造と
し、 前記フィールド絶縁膜および前記ゲート絶縁膜の上に前
記アクティブ領域から前記素子分離領域にわたり前記第
1導電体膜を設けてあり、 前記第2導電体膜、強誘電体膜および上部電極の積層構
造を前記第1導電体膜の上の前記素子分離領域に設けて
あることを特徴とする半導体記憶素子。 - 【請求項5】 請求項4に記載の半導体記憶素子におい
て、 前記第1導電体膜の上に保護絶縁膜を設けていて、 前記第2導電体膜が該保護絶縁膜に形成されたコンタク
ト孔の中に埋め込み形成されていて、該第2導電体膜の
下面が前記第1導電体膜と接触していることを特徴とす
る半導体記憶素子。 - 【請求項6】 半導体基板の上に第1絶縁層、第1導電
層および第2絶縁層を順次に形成する工程と、 前記第2絶縁層にコンタクト孔を形成して前記第1導電
層の上面の一部を露出させる工程と、 前記コンタクト孔の中に強誘電体膜を埋め込み形成する
工程と、 前記強誘電体膜の上に第2導電層を形成する工程と、 前記第2導電層、第2絶縁層、第1導電層および第1絶
縁層のパターニングを行って、上部電極、バッファ絶縁
膜、下部電極およびゲート絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板に第1および第2主電極領域を形成する
工程とを含むことを特徴とする半導体記憶素子の製造方
法。 - 【請求項7】 請求項6に記載の半導体記憶素子の製造
方法において、 前記強誘電体膜の形成をスピンコート法により行うこと
を特徴とする半導体記憶素子の製造方法。 - 【請求項8】 半導体基板の上に第1絶縁層、第1導電
層および強誘電体層を順次に形成する工程と、 前記強誘電体層、第1導電層および第1絶縁層のパター
ニングを行って、強誘電体膜、下部電極およびゲート絶
縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板に第1および第2主電極領域を形成する
工程と、 前記強誘電体膜の上側に達する膜厚の層間絶縁膜を形成
する工程と、 前記層間絶縁膜にコンタクト孔を形成して前記強誘電体
膜の上面の一部を露出させる工程と、 前記コンタクト孔の中に上部電極を埋め込み形成する工
程とを含むことを特徴とする半導体記憶素子の製造方
法。 - 【請求項9】 半導体基板の素子分離領域にフィールド
絶縁膜を形成する工程と、 前記半導体基板のアクティブ領域にゲート絶縁膜を形成
する工程と、 前記フィールド絶縁膜および前記ゲート絶縁膜の上に前
記アクティブ領域から前記素子分離領域にわたり第1導
電体膜を形成する工程と、 前記半導体基板に第1および第2主電極領域を形成する
工程と、 前記第1導電体膜の上に保護絶縁膜を形成する工程と、 前記素子分離領域の前記保護絶縁膜にコンタクト孔を形
成して前記第1導電体膜の上面の一部を露出させる工程
と、 前記保護絶縁膜の上に第1導電層、強誘電体層および第
2導電層を順次に形成する工程と、 前記第2導電層、強誘電体層および第1導電層のパター
ニングを行って、上部電極、強誘電体膜および第2導電
体膜を形成する工程とを含むことを特徴とする半導体記
憶素子の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9188536A JPH1131792A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 半導体記憶素子およびその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP9188536A JPH1131792A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 半導体記憶素子およびその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1131792A true JPH1131792A (ja) | 1999-02-02 |
Family
ID=16225431
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP9188536A Pending JPH1131792A (ja) | 1997-07-14 | 1997-07-14 | 半導体記憶素子およびその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1131792A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2001267514A (ja) * | 2000-03-16 | 2001-09-28 | Yasuo Tarui | トランジスタ型強誘電体不揮発性記憶素子 |
JP2002289805A (ja) * | 2001-03-27 | 2002-10-04 | Yasuo Tarui | トランジスタ型強誘電体不揮発性記憶素子 |
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WO2004077574A2 (de) * | 2003-02-28 | 2004-09-10 | Infineon Technologies Ag | Halbleiterspeicherzelle und verfahren zu deren herstellung |
US11903215B2 (en) | 2021-09-10 | 2024-02-13 | Kioxia Corporation | Semiconductor memory device |
-
1997
- 1997-07-14 JP JP9188536A patent/JPH1131792A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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WO2004077574A3 (de) * | 2003-02-28 | 2004-11-18 | Infineon Technologies Ag | Halbleiterspeicherzelle und verfahren zu deren herstellung |
US11903215B2 (en) | 2021-09-10 | 2024-02-13 | Kioxia Corporation | Semiconductor memory device |
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