JPH11219486A - 宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース - Google Patents

宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース

Info

Publication number
JPH11219486A
JPH11219486A JP10020035A JP2003598A JPH11219486A JP H11219486 A JPH11219486 A JP H11219486A JP 10020035 A JP10020035 A JP 10020035A JP 2003598 A JP2003598 A JP 2003598A JP H11219486 A JPH11219486 A JP H11219486A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
delivery box
home delivery
interface
alarm monitoring
panel
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP10020035A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3493993B2 (ja
Inventor
Takeaki Hiramatsu
剛彰 平松
Junji Senoo
純二 妹尾
Nobuo Hisamatsu
伸夫 久松
Kenji Hirota
健二 廣田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP02003598A priority Critical patent/JP3493993B2/ja
Publication of JPH11219486A publication Critical patent/JPH11219486A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3493993B2 publication Critical patent/JP3493993B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Audible And Visible Signals (AREA)
  • Alarm Systems (AREA)
  • Interconnected Communication Systems, Intercoms, And Interphones (AREA)
  • Selective Calling Equipment (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】警報監視盤の種別を選ぶことなく、また警報監
視盤側では何等の設定操作をすることなしに、宅配ボッ
クスをシステムに付加して使用できる宅配通知機能を備
えた集合住宅監視通話システムと、それに使用する宅配
インターフェースを提供する。 【解決手段】警報監視盤1は、多重伝送線LAを介し
て、各住戸に設置された住宅情報盤2と宅配ボックス用
インターフェース3とに対して監視信号を送信してポー
リング呼出を行った際に、宅配ボックス用インターフェ
ース3に宅配ボックス4が接続されていると判断したと
きには、警報監視盤1によるメッセージ通知/解除スイ
ッチ13aの操作を無効とする一方、宅配ボックス用イ
ンターフェース3に宅配ボックス4が接続されていない
と判断したときには、警報監視盤1によるメッセージ通
知/解除スイッチ13aの操作を有効とする構成として
いる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、宅配通知機能を備
えた集合住宅監視通話システム、及びこれに用いる宅配
ボックス用インターフェースに関する。
【0002】
【従来の技術】近時、集合住宅などにおいて宅配通知機
能を備えた集合住宅監視通話システムが開発され使用さ
れている。図4は、この種の集合住宅監視通話システム
の構成を示す図である。管理人室などには警報監視盤1
00が設置され、この警報監視盤100には、多重伝送
線LAと通話線LBとを介して、各住戸に設置された住
宅情報盤200、エントランスなどの共用部に設置され
た宅配ボックス用インターフェース300が接続され、
このインターフェース300には、RS232C,RS
422などの規格を有した伝送線LCを介して、宅配ボ
ックス400が接続されている。
【0003】宅配ボックス400には、複数の収容ボッ
クス(不図示)が設けられ、それぞれの収容ボックスに
は、荷物の投函を検知する検知センサ(不図示)を設け
てある。一方の住宅情報盤200には、試験端子付ドア
ホン子器で構成された試験中継器Dを介して、火災感知
器などのセキュリティセンサSが接続されている。 こ
のようなシステムでは、警報監視盤100は、住宅情報
盤200や宅配ボックス用インターフェース300との
間で、多重伝送線LAを介して、常時、時分割多重伝送
方式でポーリング呼出を行い、監視を行っている。
【0004】したがって、宅配ボックス400のいずれ
かの収容ボックスに荷物が投函されれば、検知センサが
これを感知し、伝送線LCを介して、宅配ボックス用イ
ンターフェース300に通知し、この通知を受けた宅配
ボックス用インターフェース300は、荷物の投函/取
出を判別し、警報監視盤100からのポーリング呼出に
対して、投函/取出検知信号を返信する。
【0005】そして、このとき返信される投函/取出検
知信号には、収容ボックスの番号が含まれているので、
警報監視盤100は、荷物の投函を検知すれば、その住
戸に対して、メッセージ通知信号を送出することによっ
て、その住戸の住宅情報盤200にメッセージ通知信号
を送信して、メッセージランプ200aを点灯させ、荷
物の取出を検知すれば、メッセージ解除信号を送出し
て、メッセージランプ200aを消灯させる制御を行う
ことによって、宅配ボックスを無人で管理できる。
【0006】一方、このような宅配ボックスのない集合
住宅監視通話システムでは、メッセージ通知/解除スイ
ッチ103aを設けた警報監視盤100が使用されてお
り、管理人が、留守中の住戸人の荷物を預かったような
場合には、管理人がメッセージ通知/解除スイッチ10
3aを操作して、その住戸人の住宅情報盤のメッセージ
ランプ200aを点灯させて、荷物を預かっていること
をその住戸人に通知したり、荷物を手渡した場合には、
メッセージ通知/解除スイッチ103aを操作して、そ
の住戸人の住宅情報盤のメッセージランプ200aを消
灯させて、宅配ボックス400の管理を行っている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】したがって、前者の集
合住宅監視通話システムでは、警報監視盤は、メッセー
ジ通知/解除スイッチを機能的に必要としないが、後者
のシステムでは、メッセージ通知/解除スイッチを有し
た警報監視盤が必要になる。そのため、集合住宅用監視
通話システムを施工する際には、宅配ボックスをシステ
ムに加えているかどうかで警報監視盤の種類を選択する
必要があり、特にメッセージ通知/解除スイッチを設け
た警報監視盤を使用している既存のシステムをバージョ
ンアップして、新たに宅配ボックスを取り付けて使用す
る場合は、管理人が不用意にメッセージ通知/解除スイ
ッチを操作することによって混乱をきたしやすいので、
警報監視盤の種別を取り替えてシステム設計をやり直す
必要があった。
【0008】本発明は、このような事情に鑑みて提案さ
れるものであり、警報監視盤の種別を選ぶことなく、ま
た警報監視盤側では何等の設定操作をすることなしに、
宅配ボックスをシステムに付加して使用できる宅配通知
機能を備えた集合住宅監視通話システムと、それに使用
する宅配インターフェースを提供することを目的として
いる。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の宅配通知機能を備えた集合住宅監
視通話システムは、各住戸に設置され、インターホン通
話機能を有した住宅情報盤を、多重伝送線と通話線とを
介して、管理人室などに設置され、インターホン通話機
能を有した警報監視盤に接続するとともに、警報監視盤
を、エントランスなどに設置された宅配ボックスに、宅
配ボックス用インターフェースを介して接続して構成さ
れ、警報監視盤には、メッセージの通知/解除スイッチ
を設け、かつ各住戸の住宅情報盤にはメッセージランプ
を設けた構成とした集合住宅監視通話システムにおい
て、警報監視盤は、多重伝送線を介して、各住戸に設置
された住宅情報盤と宅配ボックス用インターフェースと
に対してポーリング呼出を行った際に、宅配ボックス用
インターフェースに宅配ボックスが接続されていると判
断したときには、警報監視盤によるメッセージ通知/解
除スイッチの操作を無効に設定する一方、宅配ボックス
用インターフェースに宅配ボックスが接続されていない
と判断したときには、警報監視盤によるメッセージ通知
/解除スイッチの操作を有効に設定する構成としてい
る。
【0010】ここに、メッセージ通知とは、留守中の住
戸に設置された住宅情報盤のメッセージランプを点灯さ
せて、管理人側には伝言すべきメッセージのあることを
通知するものであり、メッセージ解除とは、管理人側が
留守中の住戸人などに預かった荷物を手渡したり、通知
すべき伝言を伝えたために、伝言すべきメッセージがな
くなったことを通知するものであり、点灯していたメッ
セージランプを消灯させる。
【0011】このような本発明では、警報監視盤1が宅
配ボックス用インターフェース3に対してポーリング呼
出を行ったときに、宅配ボックス4の接続有無を判別し
て自動設定を行うが、このような宅配ボックス4は、シ
ステムの稼働中に自由に付け外しされるものではない。
したがって、警報監視盤1による判断ルーチンは、シス
テムが稼働中において定期的に行われるポーリング呼出
の度に実行することはなく、システムに電源が投入され
て、システムの稼働を開始したときに限っても十分であ
る。
【0012】請求項2において提案されるシステムは、
このような事情を考慮したもので、システムに電源を投
入した最初の期間内にのみ自動判断を行い自動設定を行
うものである。請求項3に記載の宅配ボックス用インタ
ーフェースでは、荷物の投函/取出を検知する検知セン
サを、それぞれの収容ボックスに設けて構成された宅配
ボックスに接続され、警報監視盤からのポーリング呼出
に対して、宅配ボックスが接続されているときには、宅
配ボックス有りの信号を返信し、宅配ボックスが接続さ
れていないときには、宅配ボックス無しの信号を返信す
る構成としている。
【0013】請求項4に記載の宅配ボックス用インター
フェースでは、宅配ボックスのすべての収容ボックスに
ついて、荷物の投函/取出を判別し、収容ボックスにつ
いて、投函/取出の状態変化があったもののみを警報監
視盤に返信する構成としている。ここでは、宅配ボック
ス用インターフェースでは、宅配ボックスのすべての収
容ボックスについて、荷物の投函/取出があったかどう
かが判別されるが、警報監視盤には、収容ボックスにお
いて、検知信号の変化があったものについてのみ、荷物
の投函/取出検知信号を、返信信号として送信するよう
にしている。
【0014】請求項5に記載の宅配ボックス用インター
フェースは、宅配ボックスのすべての収容ボックスに設
けた検知センサから荷物の投函/取出の検知信号を取り
出し、警報監視盤には、それらをまとめて返信信号とし
て返信する構成としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施例を説明す
る。図1には本発明システムの概略基本構成を示し、図
2には警報監視盤と宅配ボックス用インターフェースの
詳細をブロック図をもって示している。これらの図中に
おいて、1は管理人室などに設置された警報監視盤で、
多重伝送線LAと通話線LBとを介して、各住戸に設置
した住宅情報盤2や、共同玄関のエントランスなどに設
置した宅配ボックス4に宅配ボックス用インターフェー
ス3を介して接続されている。
【0016】また、各住戸に設置された住宅情報盤2に
は、試験端子付ドアホン子器Dを介して、火災感知器な
どのセキュリティセンサSが接続され、また宅配荷物の
着荷を表示するメッセージランプ2aを有している。警
報監視盤1は、メッセージ通知/解除スイッチ13aを
備えており、住宅情報盤2や宅配ボックス用インターフ
ェース3との間で、多重伝送線LAを介して、常時、時
分割多重伝送方式でポーリング呼出を行うことによっ
て、これらを監視し、必要な制御を行っている。
【0017】また、ハンドセットH1によって、住宅情
報盤2,宅配ボックス用インターフェース3のそれぞれ
の間で、通話線LBを介して、インターホン通話ができ
るようになっている。ここに、メッセージ通知/解除ス
イッチ13aは、図例では、1つのスイッチキーで構成
されており、このスイッチを1回操作したときには、メ
ッセージ通知がなされ、再度操作するとメッセージ解除
される構成にしているが、メッセージ通知と解除のため
のスイッチを別々に設けてもよい。
【0018】宅配ボックス用インターフェース3は、R
S232C,RS422などの規格を有した伝送線LC
を介して、宅配ボックス4に接続されており、宅配ボッ
クス4のすべての収容ボックス41からの検知信号を所
定周期で取り込んでいる。警報監視盤1は、図2に見る
ように、各部を制御する中央制御部10、各住宅情報盤
2に対応した表示窓や、LCD、各種表示灯などで構成
された表示部11、火災、ガス漏れ、防犯センサなどが
異常を検知したときに警報を出力するための警報音発生
部12、メッセージ通知/解除スイッチ13aを備え、
各種キー、スイッチ、ボタン等で構成された操作部1
3、SRAMやフラッシュメモリなどで構成され、警報
監視盤1が動作するために必要な制御プログラムや各種
情報を記憶するための記憶部14、多重伝送線LAを介
して、各住宅情報盤2や宅配ボックス用インターフェー
ス3とのポーリング送受信を行うための多重伝送送受信
制御部15、及びハンドセットH1などを有し、通話線
LBを介したインターホン通話を可能にする通話部16
を備えた構成になっている。
【0019】一方の宅配ボックス用インターフェース3
は、中央制御部30、LCDや各種表示灯などで構成さ
れた表示部31、各種キー、スイッチ等で構成された操
作部32、SRAMやフラッシュメモリ等で構成され、
宅配ボックス用インターフェース3が動作するために必
要な制御プログラムや各種情報を記憶するための記憶部
33、ハンドセットH2などを接続し、通話線LBを介
したインターホン通話を可能にする通話部34、多重伝
送線LAを介して、警報監視盤1との間でポーリングの
呼出や、制御に必要な信号を送受信するための多重伝送
送受信制御部35、伝送線LCを介して、宅配ボックス
4のそれぞれの収容ボックス41からの検知信号を受信
するための検知信号受信部36を備えている。
【0020】この図では、宅配インターフェース3に、
ハンドセットH2を有した通話部34を設けた構成にし
ているが、このような通話部34は、宅配ボックス4側
に設けていてもよく、またなくてもよい。また、宅配ボ
ックス4は、各住戸に対応した収容ボックス41を有
し、それぞれの収容ボックス41には、検知センサ41
aを設けて、荷物の投函/取出を検知している。
【0021】宅配ボックス用インターフェース3は、そ
れぞれの収容ボックス41に設けた検知センサ41aの
検知信号を伝送線LCを通じて、検知信号受信部36に
取り込み、中央制御部30によって各ボックス41の荷
物の投函/取出を判別している。宅配ボックス用インタ
ーフェース3は、警報監視盤1からの呼出に対して、宅
配ボックス4の接続の有無を通知する信号の他、宅配ボ
ックス4の収容ボックス41についての投函、取出検知
信号が返信される。
【0022】この場合、収容ボックス41のすべてにつ
いての投函/取出検知信号を、そのまま警報監視盤1に
返信してもよいし、収容ボックス41のうち、状態変
化、つまり投函/取出のあった収容ボックス41につい
ての信号のみを返信するようにしてもよい。ついで、本
発明システムにおける警報監視盤の基本動作を説明す
る。
【0023】警報監視盤1は、宅配インターフェース3
から返信される宅配ボックス4のいずれかの収容ボック
ス41についての投函検知信号を受信すると、その収容
ボックス41に対応した住戸番号を、予め準備された変
換テーブルを参照して読み出し、表示部11にその住戸
番号を表示するとともに、同時に投函表示ランプ(不図
示)を点灯させる。また、警報監視盤1は、その住戸番
号の住宅情報盤2にメッセージ通知信号を送出する。す
ると、その住戸の住宅情報盤2に設けたメッセージラン
プ2aが点灯あるいは点滅して、宅配ボックス4に荷物
が届けられていることを報知する。
【0024】このような報知を受けた住戸人が宅配ボッ
クス4の収容ボックス41に投函された荷物を取り出す
と、宅配インターフェース3には、その状態が通知さ
れ、警報監視盤1には取出検知信号が送信される。する
と、警報監視盤1は、その表示部11から、該当する住
戸番号の表示を消去し、同時に投函表示ランプ(不図
示)も消灯する。
【0025】また、このとき、警報監視盤1から住宅情
報盤2に対して、メッセージ解除信号が送信されるの
で、これを受けた住戸の住宅情報盤2では、点灯あるい
は点滅していたメッセージランプ2aが消灯する。本発
明は、以上のような基本動作をなすシステムにおいて、
警報監視盤1がシステムの各端末器に対してポーリング
呼出を行った際に、宅配インターフェース3からの返信
信号を判別して、その判別結果に基づいて、警報監視盤
1に設けたメッセージ通知/解除スイッチ13aの操作
を有効、無効に自動設定する点を要旨としている。
【0026】図3のステップ100〜104は、そのよ
うな本発明の警報監視盤による基本動作をフローチャー
トをもって示す図である。すなわち、警報監視盤1から
宅配ボックス用インターフェース3に対して、ポーリン
グにより呼出を行った際に、宅配ボックス用インターフ
ェース3から宅配ボックス接続有りの信号を受けたとき
には、警報監視盤1のメッセージ通知/解除スイッチ1
3aの操作を無効に自動設定し、接続なしの信号を受け
たときには、警報監視盤1のメッセージ通知/解除スイ
ッチ13aの操作を有効に自動設定する。
【0027】このような自動設定は、システムの稼働
中、警報監視盤1から所定周期で行う通常のポーリング
呼出を行ったときに実行してもよく、また警報監視盤1
に電源を投入し、システムの稼働から所定時間が経過す
るまでの間に行ったポーリング呼出に対してのみ判断を
行って実行するとよい。特に、宅配ボックスは、常時シ
ステムに付加したり、取り外したりするものではないの
で、後者の方法で自動設定すると、ポーリング時の余分
な処理を減らすことができる。
【0028】
【発明の効果】以上の説明から理解できるように、請求
項1に記載の宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話シ
ステムによれば、警報監視盤は、ポーリングによって問
い合わせを行ったときに、宅配ボックス用インターフェ
ースから宅配ボックス接続有りの返答信号を受信すれ
ば、警報監視盤によるメッセージ通知/解除スイッチの
操作を無効とするので、管理人などが、宅配ボックスに
荷物が投函されているにもかかわらず、メッセージ解除
してしまったり、宅配ボックスに荷物が投函されていな
いにもかかわらず、メッセージ通知してしまうといった
混乱を未然に防止できる。
【0029】また、本発明では、ソフト処理によって、
宅配ボックス接続有無を自動的に判別して、処理を行う
ので、システムを構成する警報監視盤などに新たな機能
設定スイッチなどの構成部品を付加する必要がないの
で、システム構成も簡単になり、製造コストの低減化も
図れる。さらに、請求項2に記載の宅配通知機能を備え
た集合住宅監視通話システムによれば、システムに電電
を投入した所定の時間内にのみ宅配ボックスの接続有無
が判断され、警報監視盤によるメッセージ通知/解除ス
イッチの操作の有効、無効の自動設定がなされるので、
システム稼働中の信号処理が簡易になる。
【0030】更に、請求項3〜5に記載の宅配ボックス
用インターフェースによれば、宅配ボックスに接続する
だけで、警報監視盤では、ポーリング呼出したときに、
宅配ボックスの接続あり、なしを判断でき、請求項1,
2に記載のシステムを容易に実現できる。特に、請求項
5に記載のして、収容ボックスについて、荷物の投函/
取出を判別し、投函/取り出しの状態変化があったもの
のみを返信信号として警報監視盤に返信するので、警報
監視盤における多重伝送制御を複雑化せず、多重伝送線
のトラフィックを軽減できる利点もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の宅配通知機能を備えた集合住宅監視通
話システムの一例を示すシステム構成図である。
【図2】本発明の宅配通知機能を備えた集合住宅監視通
話システムの要部構成の一例を示すブロック図である。
【図3】本発明の宅配通知機能を備えた集合住宅監視通
話システムにおける基本動作を示すフローチャートであ
る。
【図4】従来の宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話
システムを示すシステム構成図である。
【符号の説明】
1 警報監視盤 2 住宅情報盤 2a メッセージランプ 3 宅配ボックス用インターフェース 4 宅配ボックス 13a メッセージ通知/解除スイッチ 41 収容ボックス 41a 検知センサ LA 多重伝送線 LB 通話線
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 廣田 健二 大阪府門真市大字門真1048番地 松下電工 株式会社内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】各住戸に設置され、インターホン通話機能
    を有した住宅情報盤を、多重伝送線と通話線とを介し
    て、管理人室などに設置されインターホン通話機能を有
    した警報監視盤に接続するとともに、上記警報監視盤
    を、エントランスなどに設置された宅配ボックスに、宅
    配ボックス用インターフェースを介して接続して構成さ
    れ、上記警報監視盤には、メッセージ通知/解除スイッ
    チを設け、かつ上記各住戸の住宅情報盤にはメッセージ
    ランプを設けた構成とした集合住宅監視通話システムに
    おいて、 上記警報監視盤は、多重伝送線を介して、各住戸に設置
    された住宅情報盤と宅配ボックス用インターフェースと
    に対してポーリング呼出を行った際に、宅配ボックス用
    インターフェースに宅配ボックスが接続されていると判
    断したときには、 上記警報監視盤によるメッセージ通知/解除スイッチの
    操作を無効に設定する一方、宅配ボックス用インターフ
    ェースに宅配ボックスが接続されていないと判断したと
    きには、上記警報監視盤によるメッセージ通知/解除ス
    イッチの操作を有効に設定する構成とした、宅配通知機
    能を備えた集合住宅監視通話システム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 上記警報監視盤によるメッセージ通知/解除スイッチの
    操作の有効、無効がシステムに電源を投入した初期の時
    間内に実行されたポーリング呼出に対する返信信号を判
    別することによって自動的に設定されることを特徴とす
    る宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム。
  3. 【請求項3】荷物の投函/取出を検知する検知センサ
    を、それぞれの収容ボックスに設けて構成された宅配ボ
    ックスに接続され、警報監視盤からのポーリング呼出に
    対して、宅配ボックスが接続されているときには、宅配
    ボックス有りの信号を返信し、宅配ボックスが接続され
    ていないときには、宅配ボックス無しの信号を返信する
    構成とした宅配ボックス用インターフェース。
  4. 【請求項4】請求項3において、 宅配ボックスのすべての収容ボックスについて、荷物の
    投函/取出を判別し、投函/取り出しの状態変化があっ
    たもののみを警報監視盤に返信する構成とした宅配ボッ
    クス用インターフェース。
  5. 【請求項5】請求項2において、 宅配ボックスのすべての収容ボックスについての荷物の
    投函/取出の検知信号を、警報監視盤にまとめて返信す
    る構成とした宅配ボックス用インターフェース。
JP02003598A 1998-01-30 1998-01-30 宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース Expired - Fee Related JP3493993B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02003598A JP3493993B2 (ja) 1998-01-30 1998-01-30 宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP02003598A JP3493993B2 (ja) 1998-01-30 1998-01-30 宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPH11219486A true JPH11219486A (ja) 1999-08-10
JP3493993B2 JP3493993B2 (ja) 2004-02-03

Family

ID=12015822

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP02003598A Expired - Fee Related JP3493993B2 (ja) 1998-01-30 1998-01-30 宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3493993B2 (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018056960A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 シャープ株式会社 掲示板管理システム、掲示板サーバ、および、集合住宅管理装置
JP2019153853A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 インターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラム

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2018056960A (ja) * 2016-09-30 2018-04-05 シャープ株式会社 掲示板管理システム、掲示板サーバ、および、集合住宅管理装置
JP2019153853A (ja) * 2018-02-28 2019-09-12 パナソニックIpマネジメント株式会社 インターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラム

Also Published As

Publication number Publication date
JP3493993B2 (ja) 2004-02-03

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101432869B1 (ko) 경보기 및 경보기 시스템
JP2008217438A (ja) 緊急地震速報対応型集合住宅管理システム
JPH11219486A (ja) 宅配通知機能を備えた集合住宅監視通話システム、およびこれに使用する宅配ボックス用インターフェース
JP6005509B2 (ja) 安否確認システム
JP2004146872A (ja) 住宅情報システム
JP4664717B2 (ja) インターホン診断システム
JP3642242B2 (ja) 集合住宅警報監視システム
JP2000215369A (ja) 警報監視盤
JP4729323B2 (ja) インターホンシステム
JP4010295B2 (ja) 自動通報装置
JP4194182B2 (ja) 高齢者向け集合住宅用連絡装置
JPH1116074A (ja) 共同住宅用管理システム
JP4872427B2 (ja) 住棟受信機、集合住宅火災警報システム
JPH11341571A (ja) 集合住宅用宅配便受付管理システム
JP2001069256A (ja) 集合住宅用監視通話システム
JP2001188979A (ja) 監視システム及び集中監視装置
JP3066114U (ja) 警報装置並びに同装置に使用される異常検知器又は異常情報中継器
JP3110325U (ja) 住生活管理用の操作パネル
JP3110325U6 (ja) 住生活管理用の操作パネル
JP5632783B2 (ja) 集合住宅用連絡装置
JPH09167294A (ja) 戸外試験機能を備えた集合住宅火災監視システム
JPH052687A (ja) 集合住宅管理システム
JP2740957B2 (ja) 集合住宅用監視通話システム
JP3338630B2 (ja) 集合住宅火災監視システム
JPH0863689A (ja) セキュリティ監視通報装置

Legal Events

Date Code Title Description
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20031021

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees