JP2019153853A - インターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラム - Google Patents

インターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラム Download PDF

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【課題】利便性の向上を図ることができるインターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラムを提供する。【解決手段】インターホンシステム1は、受付部31と、第2出力部(通信部32、出力部55)とを備える。受付部は、収納装置2の第1出力部23から第1情報を受け付ける。収納装置2は施設100に設けられる。収納装置2は、物品を収納可能な収納箱と、収納装置2に関する第1情報を出力する第1出力部23とを備える。第2出力部は、受付部が受け付けた第1情報に基づいて収納装置2に関する第2情報を出力する。第2情報は、収納装置2自体が利用者に対して報知しない情報を含む。【選択図】図1

Description

本開示は、インターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラムに関する。より詳細には、本開示は、施設内で通信を行うインターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラムに関する。
例えば、特許文献1には、建物(施設)に配置されて、建物の利用者が不在中に荷物を受け取るための宅配ボックス(収納装置)が開示されている。宅配ボックスは、配達された荷物を受け入れる荷受箱(収納箱)と、荷受箱の開口部を開閉する扉とを備えている。
特開2017−195956号公報
特許文献1に記載の宅配ボックスでは、荷物箱に入れられた荷物が外から見えないため、建物の利用者が建物に帰ってきた場合に、荷物箱に荷物が入っていることに気付かない可能性があり、利便性が損なわれていた。
本開示は、上記事由に鑑みてなされており、その目的は、利便性の向上を図ることができるインターホンシステム、収納装置連携システム、インターホンシステムの制御方法、及び制御プログラムを提供することにある。
本開示の一態様のインターホンシステムは、受付部と、第2出力部と、を備える。前記受付部は、収納装置の第1出力部から第1情報を受け付ける。前記収納装置は施設に設けられる。前記収納装置は、物品を収納可能な収納箱と、前記収納装置に関する第1情報を出力する前記第1出力部とを備える。前記第2出力部は、前記受付部が受け付けた前記第1情報に基づいて前記収納装置に関する第2情報を出力する。前記第2情報は、前記収納装置自体が利用者に対して報知しない情報を含む。
本開示の一態様の収納装置連携システムは、前記インターホンシステムと、前記収納装置とを備える。
本開示の一態様のインターホンシステムの制御方法は、受付処理と、出力処理と、を含む。前記受付処理では、施設に設けられた収納装置から前記収納装置に関する第1情報を受け付ける。前記出力処理では、前記受付処理で受け付けた前記第1情報に基づいて前記収納装置に関する第2情報を出力する。前記第2情報は、前記収納装置自体が利用者に対して報知しない情報を含む。
本開示の一態様のインターホンシステムの制御プログラムは、コンピュータシステムに、受付処理と、出力処理と、を実行させる。前記受付処理では、施設に設けられた収納装置から前記収納装置に関する第1情報を受け付ける。前記出力処理では、前記受付処理で受け付けた前記第1情報に基づいて第2情報を出力する。前記第2情報は、前記収納装置に関する情報であって、前記収納装置自体が利用者に対して報知しない情報を含む。
本開示によれば、利便性の向上を図ることができる。
図1は、本開示の一実施形態に係るインターホンシステムを含む収納装置連携システムのブロック図である。 図2は、同上の収納装置連携システムの概略構成図である。 図3は、同上の収納装置連携システムにおいて物品の配達時の動作を示すシーケンス図である。 図4は、同上の収納装置連携システムにおいて不正解錠の発生時の動作を示すシーケンス図である。 図5は、同上の収納装置連携システムにおいてインターホン親機が外出モードに設定されている場合の動作を示すシーケンス図である。 図6は、同上の収納装置連携システムにおいて履歴情報を表示する動作を示すシーケンス図である。 図7は、本開示の一実施形態の変形例1に係るインターホンシステムを含む収納装置連携システムの概略構成図である。
(1)概要
本実施形態に係るインターホンシステム1は、図1及び図2に示すように、例えば集合住宅のような施設100に用いられる。
本実施形態のインターホンシステム1は、受付部31と、第2出力部(通信部32,出力部55)とを備える。受付部31は、収納装置2の第1出力部23から、収納装置2に関する第1情報を受け付ける。収納装置2は施設100に設けられる。収納装置2は、物品を収納可能な収納箱20と、第1情報を出力する第1出力部23とを備える。第2出力部(通信部32,出力部55)は、受付部31が受け付けた第1情報に基づいて収納装置2に関する第2情報を出力する。第2情報は、収納装置2自体が利用者に対して報知しない情報を含む。
ここにおいて、収納装置2に収納される物品は、例えば、配達員によって配達される荷物(配達物)であるが、荷物に限定されず、信書などの郵便物でもよいし、施設100の利用者が所有する所有物でもよい。第2情報は、収納装置2自体が利用者に対して報知しない情報を含んでいるが、収納装置2自体が、収納装置2に関する情報を利用者に対して報知してもよいし、報知しなくてもよい。収納装置2自体が、収納装置2に関する情報を利用者に対して報知するとは、収納装置2が音や光などで収納装置2に関する情報を利用者に直接報知することをいう。
また、本実施形態に係る収納装置連携システム10は、上記のインターホンシステム1と、収納装置2と、を備える。
上述のように、インターホンシステム1の第2出力部(通信部32,出力部55)が、収納装置2自体が利用者に対して報知しない情報を含む第2情報を出力しているので、第2出力部がない場合に比べて報知する情報量を増やすことができ、利便性の向上を図ることができる。
(2)詳細
本実施形態に係るインターホンシステム1、このインターホンシステム1を備える収納装置連携システム10について図1〜図6を参照して詳しく説明する。
本実施形態のインターホンシステム1は、集合住宅のような施設100に適用される。施設100には、施設100の利用者(例えば、施設100内の住戸101の住人等)が不在中に、利用者宛の配達物(例えば宅配物)を受け取るための収納装置(いわゆる宅配ボックス)2が設置されている。インターホンシステム1では、収納装置2から出力される第1情報に基づいて、当該収納装置2に関する第2情報を、インターホンシステム1が備える通信端末、情報端末9に出力する。情報端末9は、施設100の利用者が携帯する端末であって、インターホンシステム1を介して通信可能な端末である。これにより、施設100の利用者は、インターホンシステム1が備える通信端末、又は情報端末9を用いて、収納装置2に関する第2情報を受け取ることができる。ここにおいて、インターホンシステム1が備える通信端末は、例えば、集合住宅の住戸101に設置されるインターホン親機6及びドアホン子機7、共同玄関102に設置される共同玄関子機4、管理室に設置される管理室親機8、等を含む。また、情報端末9は、例えば、施設100の利用者(例えば、住戸101の住人等)が携帯する通信端末であり、例えばスマートフォン、タブレット型のコンピュータ、等である。
以下、インターホンシステム1及び収納装置連携システム10の各部の構成を説明する。
(2.1)収納装置
収納装置2は、例えば、施設100の共同玄関102に配置されている。収納装置2は、共同玄関102において玄関扉の外側の領域に配置されていてもよいし、玄関扉の内側の領域に配置されていてもよい。
収納装置2は、物品を収納可能な収納箱20(図2参照)を備える。収納箱20には、物品を出し入れするための開口部が設けられている。また、収納箱20には、開口部を開閉可能な扉21が設けられている。また、収納装置2は、検知部22、第1出力部23、錠装置24を備えている。
錠装置24は、扉21を施錠又は解錠する。錠装置24は、例えばダイヤル錠などであり、使用者がダイヤルを操作して入力した番号が、扉21を施錠する際に設定した番号と一致すると、扉21を解錠する。また、錠装置24は、通信装置3から解錠信号が入力されると、扉21を解錠する機能を有している。
検知部22は、収納装置2に関する第1情報を検知する。第1情報は、例えば、収納箱20に物品が入れられたことを示す受入情報と、収納箱20から物品が取り出されたことを示す取出情報と、を含む。例えば、検知部22は、錠装置24が施錠されたことを検知すると、収納箱20に物品が入れられたと検知し、錠装置24が解錠されたことを検知すると、収納箱20から物品が取り出されたと検知する。
尚、検知部22は、配達員が物品を収納箱20に入れる際に収納装置2に設けられたテンキーなどを用いて入力した受取先の住戸番号(受取先情報)を第1情報として検知してもよい。
また、検知部22は、錠装置24の不正解錠を示す不正解錠情報を第1情報として検知してもよい。ここにおいて、検知部22は、錠装置24が施錠された状態で、扉21が開けられたことを検知すると、錠装置24が不正に解錠されたと検知する。また、検知部22は、例えば錠装置24を解錠しようとして失敗した回数(例えば番号の入力を間違えた回数)をカウントし、一定回数以上失敗すると、不正解錠と判断して不正解錠を示す不正解錠情報を第1情報として検知してもよい。
第1出力部23は、検知部22によって検知された第1情報を通信装置3に出力する。
(2.2)インターホンシステム
本実施形態のインターホンシステム1は、通信端末として、住戸101に設けられたインターホン親機6及びドアホン子機7、共同玄関102に設けられた共同玄関子機4、管理室103に設けられた管理室親機8、制御装置5、等を含む。また、本実施形態のインターホンシステム1は、収納装置2に外付けされる通信装置3を備える。
(2.2.1)通信装置
通信装置3は、制御部30と、受付部31と、通信部32と、第3出力部33とを備える。通信装置3は、収納装置2とは別のケースに、制御部30、受付部31、通信部32、第3出力部33等を収納して実現されている。
制御部30は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部30は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部30として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
受付部31は、収納装置2の第1出力部23が出力した第1情報を受け付ける。
通信部32は、伝送線を介して制御装置5に接続され、制御装置5との間で通信を行う。尚、通信部32と制御装置5との間の通信は伝送線を介した有線通信に限定されず、例えば電力線を介して通信を行う電力線搬送通信でもよい。また、通信部32と制御装置5との間の通信は、例えばLPWA(Low Power Wide Area)のような無線通信でもよく、この種の無線通信としては例えば特定小電力無線などがある。
第3出力部33は、制御装置5から入力された解錠信号を、収納装置2に対して出力する。
本実施形態では、収納装置2から第1情報を受け付ける受付部31を少なくとも含む通信装置3が、収納装置2とは別に設けられているので、収納装置2には第2情報を出力する機能を設ける必要がないという利点がある。
(2.2.2)インターホン親機
インターホン親機(第2のインターホン親機)6は、施設100の複数の住戸101のそれぞれに設けられている。インターホン親機6は、図1に示すように、制御部60と、通信部61と、操作部62と、表示部63と、通話部64とを備えている。
制御部60は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部60は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部60として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。
通信部61は、伝送線を介して制御装置5に接続され、制御装置5を介して共同玄関子機4、管理室親機8等の通信端末と通信を行う。また、通信部61は、住戸101の出入口に設けられたドアホン子機(第2のドアホン子機)7に伝送線を介して接続されており、ドアホン子機7と通信を行うこともできる。また、通信部61は、通信アダプタ92を介してインターネットのようなネットワークN1に接続される。通信アダプタ92は、プロトコル変換などの処理を行うゲートウェイ機能を有している。通信部61は、通信アダプタ92及びネットワークN1を介して情報端末9、サーバ200等と通信を行うことができる。
操作部62は、インターホン親機6の利用者(例えば住戸101の住人等)の操作を受け付けるように構成されている。操作部62は、インターホン親機6に設けられたテンキースイッチなどの操作ボタン、表示部63に設けられたタッチパネルなどを含む。操作部62が操作を受け付けると、操作部62は操作内容に応じた操作信号を制御部60に出力する。
表示部63は、例えば液晶ディスプレイや有機EL(Electro Luminescence)ディスプレイなどの表示デバイスを備え、制御部60からの制御指令に応じた表示内容を表示デバイスに表示させる。表示部63には、例えば共同玄関子機4との通話時に、共同玄関子機4のカメラ44で撮影された映像が表示される。
通話部64は、マイクロホン及びスピーカを含む。通話部64は、インターホン親機6の使用者が発した音声をマイクロホンで電気信号である音声信号に変換する。マイクロホンで変換された音声信号は通信部61から通話相手の通信端末に送信される。通話相手の通信端末から送信された音声信号を通信部61が受信すると、通信部61が受信した音声信号はスピーカによって音声に変換されて出力される。これにより、インターホン親機6の利用者と、通話相手の通信端末の利用者との間で音声通話が可能になる。
(2.2.3)共同玄関子機
共同玄関子機4は、集合住宅のような施設100の共同玄関102に設置される。
共同玄関子機4は、図1に示すように、制御部40と、通信部41と、操作部42と、通話部43と、カメラ44とを備えている。制御部40、通話部43は、それぞれ、インターホン親機6の制御部60、通話部64と同様の機能を有しているので、制御部40及び通話部43の機能については説明を省略する。
通信部41は、伝送線を介して制御装置5に接続され、制御装置5を介してインターホン親機6、管理室親機8等の通信端末と通信を行う。
操作部42は、共同玄関子機4の利用者(例えば、施設100の住人、施設100の住人宛の配達物を配達する配達員等)の操作を受け付けるように構成されている。操作部42は、共同玄関子機4に設けられたテンキースイッチなどの操作ボタンを含む。操作部42が操作を受け付けると、操作部42は操作内容に応じた操作信号を制御部40に出力する。
カメラ44は、固体撮像素子と、レンズとを備えている。固体撮像素子は、たとえばCMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサである。カメラ44は、共同玄関子機4の利用者を撮影可能な位置に配置されている。カメラ44は、例えば、操作部42が操作された場合に、共同玄関子機4の利用者等を撮影する。カメラ44の映像信号は通信部41から制御装置5を介して通話相手の通信端末(例えばインターホン親機6、管理室親機8等)に送信される。
(2.2.4)管理室親機
管理室親機8は、施設100の管理者が使用する管理室103に設置される。
管理室親機8は、図1に示すように、制御部80と、通信部81と、操作部82と、表示部83と、通話部84とを備えている。制御部80、操作部82、表示部83、通話部84は、それぞれ、インターホン親機6の制御部60、操作部62、表示部63、通話部64と同様の機能を有する。したがって、管理室親機8の各部の機能については説明を省略する。
(2.2.5)制御装置
制御装置5は、共同玄関子機4、インターホン親機6、及び管理室親機8の間の通信を制御する。
制御装置5は、図1に示すように、制御部51と、第1通信部52と、第2通信部53と、記憶部56と、を備える。
第1通信部52は、伝送線を介して共同玄関子機4、インターホン親機6、及び管理室親機8に接続されており、共同玄関子機4、インターホン親機6、及び管理室親機8との間で通信を行う。
第2通信部53は、例えばハブ93を介してゲートウェイ91(Gateway)に接続されている。第2通信部53は、ゲートウェイ91及びネットワークN1を介して、サーバ200及び情報端末9と通信を行うことができる。尚、第2通信部53は、ルータなどの中継装置を介してゲートウェイ91に接続されてもよい。
制御部51は、例えば、プロセッサおよびメモリを有するマイクロコンピュータで構成されている。つまり、制御部51は、プロセッサおよびメモリを有するコンピュータシステムで実現されている。そして、プロセッサが適宜のプログラムを実行することにより、コンピュータシステムが制御部51として機能する。プログラムは、メモリに予め記録されていてもよいし、インターネット等の電気通信回線を通じて、又はメモリカード等の非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。制御部51は、取得部54及び出力部55の機能を備える。
取得部54は、通信装置3の通信部32から送信された収納装置2に関する第2情報を、第1通信部52を介して取得する。
出力部55は、第1通信部52又は第2通信部53を介して出力先の通信端末(インターホンシステム1が備える通信端末及び情報端末9のうちの少なくとも1つの端末)へ、取得部54が取得した第1情報に基づく第2情報を出力する。ここにおいて、本実施形態では、通信装置3の通信部32と、制御装置5の出力部55とで、第2情報を出力する第2出力部が構成される。
記憶部56は、例えば、EEPROM(Electrically Erasable Programmable Read-Only Memory)などの電気的に書き換え可能な不揮発性メモリを含む。記憶部56は、通信装置3から入力される第1情報、及び第1情報に基づいて生成された第2情報等を記憶する。
(2.3)動作
以下、本実施形態のインターホンシステム1を備える収納装置連携システム10の動作について図3〜図6を参照して説明する。
(2.3.1)不在時の着荷時の動作
ある住戸101の利用者が留守の場合に当該住戸101の利用者宛ての物品を配達員が配達した場合の動作について図3に基づいて説明する。
配達員が、共同玄関子機4の操作部42を用いて、配達先の住戸101の住戸番号を入力して、住戸101の利用者を呼び出す呼出操作を行うと(S1)、共同玄関子機4から制御装置5に、呼出先の住戸101の住戸番号を含む呼出信号が送信される(t1)。制御装置5は、共同玄関子機4からの呼出信号を受信すると、呼出先の住戸101のインターホン親機6に呼出信号を送信する(t2)。呼出先の住戸101のインターホン親機6は、呼出信号を受信すると、例えばスピーカから呼出音を出力したり、呼び出されていることを示すメッセージを表示部63に表示させたりすることで、共同玄関子機4からの呼出を報知する処理を行う(S2)。ここで、呼出先の住戸101は不在状態であるので、呼出先の住戸101のインターホン親機6からの応答はなく、共同玄関子機4は、呼出操作から一定時間が経過すると、呼出を終了する(S3)。
配達員は、呼出先の住戸101の利用者から応答がないことから、呼出先の住戸101が留守中であると判断して、物品を収納装置2に入れる(S4)。収納装置2の収納箱20に物品が入れられると、検知部22が、収納箱20に物品が入れられたことを検知し、第1出力部23が、収納箱20に物品が入れられたことを示す受入情報を第1情報として通信装置3に出力する(t3)。通信装置3の受付部31が収納装置2から受入情報(第1情報)を受け付けると、制御部30は、受付部31が受け付けた受入情報(第1情報)を、通信部32から制御装置5に送信させる(t4)。制御装置5では、取得部54が、通信装置3から送信された受入情報(第1情報)を第1通信部52を介して取得すると、この受入情報(第1情報)を、受取先の住戸101を示す受取先情報及び受入時刻とともに記憶部56に記憶させる。ここで、制御装置5の出力部55は、第2通信部53からゲートウェイ91及びネットワークN1を介して呼出先の住戸101の利用者が携帯する情報端末9に、荷物の受入情報と受入時刻とを含む第2情報を出力してもよい。制御装置5の記憶部56には、各住戸101の利用者が携帯する情報端末9の連絡先の情報(例えばメールアドレスなど)が登録されているものとする。このように、制御装置5が、情報端末9に第2情報を出力することで、外出中の利用者に物品の着荷を通知することができる。なお、情報端末9に第2情報を送信する場合、制御装置5がインターホン親機6に第2情報を出力してもよく、インターホン親機6が通信アダプタ92とネットワークN1を介して情報端末9に第2情報を送信してもよい。また、制御装置5の出力部55は、第2通信部53からゲートウェイ91及びネットワークN1を介してサーバ200に第2情報を出力し、サーバ200に第2情報を蓄積させてもよい。
その後、配達先の住戸101の利用者が施設100に帰り、共同玄関102の扉を開けるために、例えば共同玄関子機4に設けられた認証装置を用いて認証手続を行うと(S5)、利用者のID情報等が共同玄関子機4から制御装置5に送信される(t5)。制御装置5の第1通信部52が利用者のID情報を受信すると、制御部51は、記憶部56に記憶されたデータをもとに、帰宅した利用者宛ての物品が収納装置2に保管されているか否かを判断する。そして、帰宅した利用者宛ての物品が収納装置2に保管されている場合、出力部55が、物品の受入情報と受取先情報と受入時刻とを含む第2情報を第1通信部52から共同玄関子機4に送信させる(t6)。共同玄関子機4の通信部41が第2データを受信すると、制御部40は、第2データをもとに作成した着荷を知らせるメッセージを液晶ディスプレイ等に文字で表示させたり、スピーカから音声で出力させたりする報知処理を行う(S6)。
共同玄関子機4の報知処理により物品の着荷を知った利用者が収納装置2を開けて物品を取り出すと(S7)、検知部22が物品が収納箱20から取り出されたことを検知する。そして、第1出力部23が、物品が収納箱20から取り出されたことを示す取出情報を第1情報として通信装置3に出力する(t7)。通信装置3の受付部31が収納装置2から取出情報(第1情報)を受け付けると、制御部30は、受付部31が受け付けた取出情報(第1情報)を、通信部32から制御装置5に送信させる(t8)。制御装置5では、取得部54が、通信装置3から送信された取出情報(第1情報)を第1通信部52を介して取得すると、この取出情報(第1情報)を、受取先の住戸101を示す受取先情報及び取出時刻とともに記憶部56に記憶させる。また、制御装置5の出力部55は、物品の受取情報と受取時刻とを含む第2情報を第1通信部52から配達先の住戸101のインターホン親機6に送信してもよい。これにより、配達先の住戸101の利用者は、インターホン親機6を用いて、物品の受取情報を確認できるので、利便性が向上する。
ここにおいて、収納装置2は、収納箱20に物品が入れられたことを示す受入情報を利用者に対して報知せず、第2情報が、受入情報を含んでいる。つまり、第2出力部は、収納装置2自体が報知しない受入情報(第2情報)を出力するので、収納装置2自体で報知される情報よりも多くの情報を提供でき、利便性を向上できる。さらに、本実施形態では、第2出力部が、受入情報と受入時刻とを出力しているので、さらに利便性を高めることができる。
また、収納装置2は、受入情報と、収納箱20に入れられた物品の受取先を示す受取先情報と、を利用者に対して報知せず、第2情報が受入情報と受取先情報とを含んでいる。つまり、第2出力部は、収納装置2自体が報知しない受入情報及び受取先情報(第2情報)を出力するので、収納装置2自体で報知される情報よりも多くの情報を提供でき、利便性を向上できる。
また、収納装置2は、収納箱20に入れられた物品が収納箱20から取り出されたことを示す取出情報を、利用者に対して報知せず、第2情報が、取出情報を含んでいる。つまり、第2出力部は、収納装置2自体が報知しない取出情報(第2情報)を出力するので、収納装置2自体で報知される情報よりも多くの情報を提供でき、利便性を向上できる。
(2.3.2)不正解錠の発生時の動作
錠装置24の不正解錠が発生した場合の動作を図4に基づいて説明する。
何者かが収納装置2の錠装置24を不正に解錠しようとすると、収納装置2の錠装置24の不正解錠を検知部22が検知する(S10)。検知部22が不正解錠を検知すると、第1出力部23が、錠装置24の不正解錠を示す不正解錠情報を含む第1情報を通信装置3に出力する(t10)。通信装置3の受付部31が収納装置2から不正解錠情報(第1情報)を受け付けると、制御部30は、受付部31が受け付けた不正解錠情報(第1情報)を、通信部32から制御装置5に送信させる(t11)。制御装置5の取得部54が、通信装置3から送信された不正解錠情報(第1情報)を第1通信部52を介して取得すると、この不正解錠情報(第1情報)を、時刻情報とともに記憶部56に記憶させる。また、制御装置5の出力部55は、不正解錠情報と不正解錠の発生時刻を示す時刻情報とを含む第2情報を、第1通信部52から共同玄関子機4と管理室親機8とに送信する(t12,t13)。共同玄関子機4では通信部41が、不正解錠情報と時刻情報とを含む第2情報を受信すると、制御部40がスピーカから報知音を出力させる報知処理を行っており(S11)、不正解錠を行っている者に警告を与えたり、周辺にいる人に異変を通知したりすることができる。また、管理室親機8では通信部81が、不正解錠情報と時刻情報とを含む第2情報を受信すると、制御部80が、不正解錠の報知処理を行う(S12)。制御部80は、例えば、不正解錠を報知するメッセージをスピーカから音声で出力させたり、表示部83に文字で表示させたりすることで、錠装置24の不正解錠を報知する。
ここにおいて、収納装置2は、収納箱20に設けられた扉21を施錠する錠装置24の不正解錠を示す不正解錠情報を、利用者に対して報知せず、第2情報が、不正解錠情報を含んでいる。つまり、第2出力部は、収納装置2自体が報知しない不正解錠情報(第2情報)を出力するので、収納装置2自体で報知される情報よりも多くの情報を提供でき、利便性を向上できる。
(2.3.3)外出モードに設定された状態で着荷した場合の動作
次に、ある住戸101の利用者が外出時にインターホン親機6を外出モードに設定した場合の動作を図5に基づいて説明する。外出モードとは、インターホン親機6が共同玄関子機4又はドアホン子機7から呼出を受けた場合に自動的に留守応答するモードである。
ある住戸101の利用者がインターホン親機6の操作部62を操作して外出モードに設定すると(S20)、制御部60が、通信部61から制御装置5に外出モードに設定されたことを示す通知情報を住戸番号と共に送信させる(t20)。制御装置5の第1通信部52がインターホン親機6から外出モードの通知情報を住戸番号と共に受信すると、制御部51は、外出モードの通知情報と住戸番号とを記憶部56に記憶させる。また、制御部51は、インターホン親機6が外出モードに設定された場合、第2情報の出力先を変更する変更条件が成立したと判断する。制御部51は、変更条件が成立していない場合、つまり、外出モードに設定されていない場合は第2情報の出力先を呼出先のインターホン親機6(第1通信端末)とし、変更条件が成立した場合は第2情報の出力先を管理室親機8(第2通信端末)とする。つまり、第2出力部(通信部32及び出力部55)は、第2情報の出力先を変更する変更条件が成立しない場合は第1通信端末(デフォルトの通信端末)に第2情報を出力する。第2出力部は、変更条件が成立した場合は第1通信端末以外の第2通信端末に第2情報を出力する。これにより、変更条件が成立するか否かで、第2情報を出力する通信端末を変更でき、最適な通信端末に第2情報を送信できる。なお、変更条件は、インターホン親機6が外出モードに設定されるか否かという条件に限定されず、例えば時間帯などに応じて出力先の通信端末が設定されていてもよい。
その後、留守中の住戸101宛ての物品を配達しにきた配達員が、共同玄関子機4の操作部42を用いて、配達先の住戸101の住戸番号を入力して呼出操作を行うと(S21)、共同玄関子機4から制御装置5に、呼出先の住戸101の住戸番号を含む呼出信号が送信される(t21)。制御装置5は、共同玄関子機4からの呼出信号を受信すると、共同玄関子機4に対して呼出先の住戸101が不在状態であることを通知する通知信号を送信する(t22)。共同玄関子機4の通信部41が制御装置5から不在状態の通知信号を受信すると、制御部40は不在状態を報知する報知処理を行う(S22)。制御部40は、例えば、「不在中なので収納装置に物品を入れて下さい」のようなメッセージを液晶ディスプレイに文字で表示させたり、スピーカから音声で出力させたりすることで報知処理を行う。
不在状態の報知を受けた配達員が、物品を収納装置2に入れると(S23)、収納装置2の検知部22が、収納箱20に物品が入れられたことを検知する。そして、第1出力部23が、収納箱20に物品が入れられたことを示す受入情報を第1情報として通信装置3に出力する(t23)。通信装置3の受付部31が収納装置2から受入情報(第1情報)を受け付けると、制御部30は、受付部31が受け付けた受入情報(第1情報)を、通信部32から制御装置5に送信させる(t24)。制御装置5では、取得部54が、通信装置3から送信された受入情報(第1情報)を第1通信部52を介して取得すると、この受入情報(第1情報)を、受取先の住戸101を示す受取先情報及び受入時刻とともに記憶部56に記憶させる。ここで、制御装置5の出力部55は、第2通信部53からゲートウェイ91及びネットワークN1を介して呼出先の住戸101の利用者が携帯する情報端末9に、荷物の受入情報と受入時刻とを含む第2情報を出力してもよい。制御装置5の記憶部56には、各住戸101の利用者が携帯する情報端末9の連絡先の情報(例えばメールアドレスなど)が登録されているものとする。このように、制御装置5が、情報端末9に第2情報を出力することで、外出中の利用者に物品の着荷を通知することができる。
また、制御装置5の出力部55は、外出中の住人の代わりに物品を受け取るように促すために、受入情報と受入時刻とを含む第2情報を第1通信部52から管理室親機8に送信させる(t25)。管理室親機8の通信部81が制御装置5から第2情報を受信すると、制御部80は、管理人に対して物品の受け取りを促すための報知処理を行う(S24)。制御部40は、例えば、「○○号室宛ての荷物が収納装置に届いているので受け取って下さい」のようなメッセージを表示部83に文字で表示させたり、スピーカから音声で出力させたりすることで報知処理を行う。
管理室親機8から報知を受けた管理人が、収納装置2に入れられた物品を受け取るために、操作部82を用いて収納装置2の錠装置24を解錠する所定の操作を行うと、制御部80が、解錠信号を通信部81から制御装置5に送信させる(t26)。
制御装置5の第1通信部52が管理室親機8から解錠信号を受信すると、制御部51が通信部81から通信装置3に解錠指令を送信させる(t27)。そして、通信装置3の通信部32が制御装置5から解錠指令を受信すると、制御部30は、解錠指令を第3出力部33から錠装置24に出力して錠装置24を解錠させる(t28)。錠装置24が解錠された後に、管理人が収納装置2の扉21を開けて、収納装置2から物品を取り出すと(S25)、検知部22が物品が収納箱20から取り出されたことを検知する。そして、第1出力部23が、物品が収納箱20から取り出されたことを示す取出情報を第1情報として通信装置3に出力する(t29)。通信装置3の受付部31が収納装置2から取出情報(第1情報)を受け付けると、制御部30は、受付部31が受け付けた取出情報(第1情報)を、通信部32から制御装置5に送信させる(t30)。制御装置5では、取得部54が、通信装置3から送信された取出情報(第1情報)を第1通信部52を介して取得すると、この取出情報(第1情報)を、受取先の住戸101を示す受取先情報、取出時刻、及び管理人が代行で受け取ったことを示す受取人情報とともに記憶部56に記憶させる。
その後、配達先の住戸101の利用者が施設100に帰り、共同玄関102の扉を開けるために、例えば共同玄関子機4に設けられた認証装置を用いて認証手続を行うと(S26)、利用者のID情報等が共同玄関子機4から制御装置5に送信される(t31)。制御装置5の第1通信部52が利用者のID情報を受信すると、制御部51は、記憶部56に記憶されたデータをもとに、帰宅した利用者宛ての物品が収納装置2に保管されているか否かを判断する。そして、帰宅した利用者宛ての物品が収納装置2に保管されている場合、出力部55が、物品の受入情報及び受入時刻と、管理人による取出情報及び取出時刻を含む第2データを第1通信部52から共同玄関子機4に送信させる(t32)。共同玄関子機4の通信部41が第2データを受信すると、制御部40は、第2データをもとに作成した着荷を知らせるメッセージの報知処理を行う(S27)。例えば、制御部40は、着荷を知らせるメッセージを液晶ディスプレイ等に文字で表示させたり、スピーカから音声で出力させたりすることで報知処理を行う。利用者は、共同玄関子機4による報知処理をもとに、管理人が代わりに物品を受け取ったことを知ることができ、管理室103に行き、管理人から自分宛の物品を受け取ることができる。
このように、ある住戸101のインターホン親機6(第1通信端末)に対応する物品が収納箱20に収納された状態で、変更条件が成立した場合に、管理室親機8(第2通信端末)で所定の操作が行われると、管理室親機8は所定の操作に応じた解錠指令を出力する。そして、第3出力部33は、管理室親機8から解錠指令を受け付けると、解錠信号を収納装置2に出力する。これにより、出力先の通信端末が第1通信端末から第2通信端末に変更された場合に、第2通信端末において収納装置2を解錠させることができる。よって、第2通信端末の利用者は、第1通信端末の利用者に代って、収納箱20に入っている物品を受け取ることができる。
なお、本実施形態では、第2通信端末において所定の操作が行われると、第2通信端末が解錠指令を出力しているが、第2出力部が第2通信端末に対して権限情報を出力してもよい。つまり、ある住戸101のインターホン親機6(第1通信端末)に対応する物品が収納箱20に収納された状態で、変更条件が成立した場合に、第2出力部が、管理室親機8(第2通信端末)に対して、権限情報を出力してもよい。権限情報とは、収納箱20に設けられた扉21を施錠する錠装置24を解錠するための権限を第2通信端末の使用者に与えるための情報であり、例えば錠装置24を解錠するための暗証番号などである。第2通信端末に権限情報が出力されるので、第2通信端末の利用者は、権限情報を用いて錠装置24を解錠することができる。よって、第2通信端末の利用者は、第1通信端末の利用者に代って、収納箱20に入っている物品を受け取ることができる。
(2.3.4)履歴情報の表示動作
上述のように、収納装置2の使用履歴を示す履歴情報が制御装置5の記憶部56に蓄積されており、インターホンシステム1の利用者は、インターホンシステム1の通信端末、又は情報端末9を用いて、収納装置2の使用履歴を示す履歴情報を確認することができる。
例えば、管理人が収納装置2の使用履歴を確認する場合の動作を図6に基づいて説明する。
管理人が収納装置2の使用履歴を確認する場合、管理人が管理室親機8の操作部82を用いて使用履歴を出力させる操作を行うと(S40)、管理室親機8から制御装置5に要求信号が送信される(t40)。制御装置5の第1通信部52が要求信号を受信すると、出力部55は、記憶部56に記憶された収納装置2の使用履歴に関する履歴情報を含む第2情報として、第1通信部52から要求元の管理室親機8に送信させる(t41)。管理室親機8の通信部81が制御装置5から履歴情報を含む第2情報を受信すると、制御部80は表示部83に履歴情報を表示させる(S41)。したがって、管理人は、表示部83に表示された履歴情報を確認することができる。
ここで、収納装置2は、収納装置2の使用履歴に関する履歴情報を、利用者に対して報知せず、第2出力部から出力される第2情報には履歴情報が含まれる。第2出力部は、収納装置2自体が報知しない履歴情報(第2情報)を出力するので、収納装置2自体で報知される情報よりも多くの情報を提供でき、利便性を向上できる。履歴情報には、過去の所定期間(例えば数週間〜数ヶ月)において、制御装置5が収納装置2から受け付けた第1情報(受入情報、受取先情報、取出情報、不正解錠情報等)が含まれる。したがって、管理人は、例えば、収納箱20に物品が入れられたまま報知されている状態や、不正解錠の有無などを把握できるので、利便性が向上する。
なお、各住戸101の利用者が、インターホン親機6又は情報端末9を用いて収納装置2の使用履歴を確認できるようにしてもよい。各住戸101の利用者が、収納装置2の使用履歴を確認する場合、制御装置5の出力部55は、一部の情報(例えば住戸番号を特定できるような情報)を閲覧できない状態で、第2情報をインターホン親機6又は情報端末9に出力すればよい。プライバシーを考慮しながら、第2情報を提供することで、利便性の向上を図ることができる。
(3)変形例
上記実施形態は、本開示の様々な実施形態の一つに過ぎない。上記実施形態は、本開示の目的を達成できれば、設計等に応じて種々の変更が可能である。また、インターホンシステム1と同様の機能は、インターホンシステム1の制御方法、制御プログラム、又は制御プログラムを記録した非一時的な記録媒体等で具現化されてもよい。一態様に係るインターホンシステム1の制御方法は、受付処理と、出力処理とを有する。受付処理は、施設100に設けられた収納装置2から収納装置2に関する第1情報を受け付ける処理である。出力処理は、受付処理で受け付けた第1情報に基づいて収納装置2に関する第2情報を出力する処理であり、第2情報は、収納装置2自体が利用者に対して報知しない情報を含む。また、一態様に係る制御プログラムは、コンピュータシステムに、受付処理と、出力処理と、を実行させるためのプログラムである。
以下、上記の実施形態の変形例を列挙する。以下に説明する変形例は、適宜組み合わせて適用可能である。
本開示におけるインターホンシステム1又はインターホンシステム1の制御方法の実行主体は、コンピュータシステムを含んでいる。コンピュータシステムは、ハードウェアとしてのプロセッサ及びメモリを主構成とする。コンピュータシステムのメモリに記録された制御プログラムをプロセッサが実行することによって、本開示におけるインターホンシステム1又はインターホンシステム1の制御方法の実行主体としての機能が実現される。インターホンシステム1の制御プログラムは、コンピュータシステムのメモリに予め記録されていてもよいが、電気通信回線を通じて提供されてもよいし、コンピュータシステムで読み取り可能な非一時的な記録媒体に記録されて提供されてもよい。コンピュータシステムで読み取り可能な非一時的な記録媒体は、メモリカード、光学ディスク、ハードディスクドライブ等である。コンピュータシステムのプロセッサは、半導体集積回路(IC)又は大規模集積回路(LSI)を含む1乃至複数の電子回路で構成される。複数の電子回路は、1つのチップに集約されていてもよいし、複数のチップに分散して設けられていてもよい。複数のチップは、1つの装置に集約されていてもよいし、複数の装置に分散して設けられていてもよい。
また、上記の実施形態では、インターホンシステム1は、通信装置3と、制御装置5とを備えているが、この構成に限らず、例えば、通信装置3及び制御装置5の機能が、通信装置3又は制御装置5に集約されていてもよい。
また、上記の実施形態では、インターホンシステム1の第2出力部の機能が、通信装置3と制御装置5とに分散して設けられているが、第2出力部の機能が、通信装置3又は制御装置5に集約されていてもよい。また、インターホンシステム1の第2出力部の機能は、例えば、クラウド(クラウドコンピューティング)によって実現されてもよい。
(3.1)変形例1
上述の実施形態では、インターホンシステム1が集合住宅のような施設100に適用されていたが、図7に示すように、インターホンシステム1は戸建ての住宅のような施設100Aに適用されてもよい。
施設100Aに適用されるインターホンシステム1の通信端末は、施設100Aの内側(住宅内)に配置されるインターホン親機6Aと、施設100Aの外側(住宅外)に配置されるドアホン子機7Aとを含む。
この変形例1では、通信装置3が、収納装置2から第1情報を受け付けると、収納装置2に関する第2情報をインターホン親機6A又はドアホン子機7Aに出力する。これにより、インターホン親機6A又はドアホン子機7Aから収納装置2に関する第2情報が出力されるので、
インターホン親機6A又はドアホン子機7Aを利用する利用者は収納装置2に関する第2情報を把握できる。第2情報は、収納装置2自体が利用者に対して報知しない情報を含んでいるので、利便性の向上を図ることができる。
(3.2)その他の変形例
上述の実施形態では、第2情報が複数種類の情報を含んでおり、第2出力部(通信部32及び出力部55)は、第2情報の種類に応じた出力先に第2情報を出力してもよい。第2情報が、特定の住戸101宛ての物品に関連する情報を含んでいる場合、第2出力部は、特定の住戸101のインターホン親機6、ドアホン子機7、又は特定の住戸101の利用者が携帯する情報端末9に第2情報を出力すればよい。また、第2情報が、収納装置2自体の不具合に関連する情報を含んでいる場合、第2出力部は、管理室親機8等に第2情報を出力すればよい。第2出力部が、第2情報の種類に応じた出力先に第2情報を出力することで、第2情報の種類に適した出力先に第2情報を提供できる。
上述の実施形態では、通信装置3が、収納装置2とは別のケースに制御部30等の機能を収納して実現されているが、通信装置3の機能が収納装置2に内蔵されていてもよい。この場合、収納装置2とは別体で通信装置3を設ける必要がなく、通信装置3の配置スペースを確保する必要がないため、収納装置2の配置場所の自由度が向上する。
上述の実施形態では、収納装置2自体が第1情報を利用者に対して報知していないが、収納装置2自体が第1情報を利用者に対して報知してもよい。この場合でも、インターホンシステム1の第2出力部(通信部32及び出力部55等からなる)が、第1情報以外の情報を含む第2情報を利用者に対して報知するので、利用者に対して第1情報よりも情報量の多い情報を報知できる。したがって、インターホンシステム1の利便性の向上を図ることができる。
上述の実施形態では、収納装置2が1つの収納箱20を備えているだけであったが、収納装置2は、それぞれ物品を収納可能な複数の収納室を備えてもよく、収納装置2の第1出力部23は、複数の収納室のそれぞれで収納室に関する第1情報を検出してもよい。そして、インターホンシステム1の第2出力部が、複数の収納室のそれぞれで収納室に関する第2情報を出力してもよい。
上記の実施形態では、収納装置2が、配達物の受け取りに用いられる宅配ボックスであったが、収納装置2は、宅配ボックスに限定されず、配達物以外の物品を収納するためのロッカー設備でもよい。上記実施形態のインターホンシステム1では、第2出力部が、ロッカー設備のような収納装置2に関する第2情報を出力するので、ロッカー設備の状態を把握しやすくなり、利便性が向上するという利点がある。
(まとめ)
以上説明したように、第1の態様に係るインターホンシステム(1)は、受付部(31)と、第2出力部(32,55)と、を備える。受付部(31)は、収納装置(2)の第1出力部(23)から第1情報を受け付ける。収納装置(2)は施設(100,100A)に設けられる。収納装置(2)は、物品を収納可能な収納箱(20)と、収納装置(2)に関する第1情報を出力する第1出力部(23)とを備える。第2出力部(32,55)は、受付部(31)が受け付けた第1情報に基づいて収納装置(2)に関する第2情報を出力する。第2情報は、収納装置(2)自体が利用者に対して報知しない情報を含む。
この態様によれば、インターホンシステム(1)の第2出力部(32,55)が、収納装置(2)自体が利用者に対して報知しない情報を含む第2情報を出力しているので、第2出力部がない場合に比べて、出力される情報量を増やすことができる。よって、収納装置(2)の利便性の向上を図ることができる。
第2の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1の態様において、収納装置(2)が、収納箱(20)に物品が入れられたことを示す受入情報を利用者に対して報知せず、第2情報が、受入情報を含む。
この態様によれば、収納装置(2)自体で利用者に対して報知されない受入情報を第2出力部(32,55)が出力するので、利便性の向上を図ることができる。
第3の態様に係るインターホンシステム(1)では、第2の態様において、収納装置(2)が、受入情報と、収納箱(20)に入れられた物品の受取先を示す受取先情報と、を利用者に対して報知せず、第2情報が、受入情報と受取先情報とを含む。
この態様によれば、収納装置(2)自体で利用者に対して報知されない受入情報と受入先情報とを第2出力部(32,55)が出力するので、利便性の向上を図ることができる。
第4の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第3の何れかの態様において、収納装置(2)が、収納箱(20)に設けられた扉(21)を施錠する錠装置(24)の不正解錠を示す不正解錠情報を、利用者に対して報知しない。第2情報が、不正解錠情報を含む。
この態様によれば、収納装置(2)自体で利用者に対して報知されない不正解錠情報を第2出力部(32,55)が出力するので、利便性の向上を図ることができる。
第5の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第4の何れかの態様において、収納装置(2)が、収納箱(20)に入れられた物品が収納箱(20)から取り出されたことを示す取出情報を、利用者に対して報知しない。第2情報が、取出情報を含む。
この態様によれば、収納装置(2)自体で利用者に対して報知されない取出情報を第2出力部(32,55)が出力するので、利便性の向上を図ることができる。
第6の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第5の何れかの態様において、収納装置(2)が、収納装置(2)の使用履歴に関する履歴情報を、利用者に対して報知しない。第2情報が履歴情報を含む。
この態様によれば、収納装置(2)自体で利用者に対して報知されない履歴情報を第2出力部(32,55)が出力するので、利便性の向上を図ることができる。
第7の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第6の何れかの態様において、第2情報は複数種類の情報を含む。第2出力部(32,55)は、第2情報の種類に応じた出力先に第2情報を出力する。
この態様によれば、第2情報の種類に応じた出力先に第2情報が出力されるので、利便性の向上を図ることができる。
第8の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第7の何れかの態様において、第2出力部(32,55)は、第2情報の出力先を変更する変更条件が成立しない場合は第1通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)に第2情報を出力する。第2出力部(32,55)は、変更条件が成立した場合は第1通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)以外の第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)に第2情報を出力する。
この態様によれば、変更条件が成立するか否かで、第2情報の出力先の通信端末を変更できるので、利便性の向上を図ることができる。
第9の態様に係るインターホンシステム(1)は、第8の態様において、第3出力部(33)を備える。第3出力部(33)は、第1通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)に対応する物品が収納箱(20)に収納された状態で、変更条件が成立した場合に、第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)から、所定の操作に応じた解錠指令を受け付けると、解錠信号を収納装置(2)に出力する。解錠信号は、収納箱(20)に設けられた扉(21)を施錠する錠装置(24)を解錠するための信号である。
この態様によれば、第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)から解錠指令を受け付けると、第3出力部(33)が解錠信号を収納装置(2)に出力するので、収納装置(2)の扉(21)を解錠できる。
第10の態様に係るインターホンシステム(1)では、第8の態様において、第1通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)に対応する物品が収納箱(20)に収納された状態で、変更条件が成立した場合に、第2出力部(32,55)が、第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)に対して権限情報を出力する。権限情報は、収納箱(20)に設けられた扉(21)を施錠する錠装置(24)を解錠するための権限を第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)の使用者に与えるための情報である。
この態様によれば、第2出力部(32,55)が、第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)に権限情報を出力するので、第2通信端末(4,6,6A,7,7A,8,9)の利用者は権限情報を用いて収納装置(2)の扉(21)を解錠できる。
第11の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第10の何れかの態様において、施設が戸建ての住宅(100A)である場合、インターホンシステム(1)が備える通信端末は第1のインターホン親機(6A)と第1のドアホン子機(7A)とを含む。第1のインターホン親機(6A)は住宅の内側に設けられ、第1のドアホン子機(7A)は住宅の外側に設けられる。施設が集合住宅(100)である場合、インターホンシステム(1)が備える通信端末は、集合住宅(100)の各住戸(101)に設けられた第2のインターホン親機(6)及び第2のドアホン子機(7)を含む。施設が集合住宅(100)である場合、通信端末は、集合住宅(100)の共同玄関(102)に設けられた共同玄関子機(4)、集合住宅の管理室(103)に設けられた管理室親機(8)を更に含む。第2出力部(32,55)の出力先の通信端末が、第1、第2のインターホン親機(6A,6)、第1、第2のドアホン子機(7A,7)、共同玄関子機(4)、管理室親機(8)、及び情報端末(9)のうちの少なくとも1つを含む。情報端末(9)は、インターホンシステム(1)を介して通信する端末である。
この態様によれば、インターホンシステム(1)が備える通信端末、又はインターホンシステム(1)を介して通信する情報端末(9)に第2情報を出力でき、利便性の向上を図ることができる。
第12の態様に係るインターホンシステム(1)では、第1〜第11の何れかの態様において、受付部(31)を少なくとも含む通信装置(3)が、収納装置(2)とは別に設けられている。
この態様によれば、収納装置(2)自体に、第2情報を出力する機能を設ける必要がないという利点がある。
第13の態様に係る収納装置連携システム(10)は、第1〜第11の何れかの態様に係るインターホンシステム(1)と、収納装置(2)とを備える。
この態様によれば、利便性の向上を図ることができる。
第14の態様に係るインターホンシステム(1)の制御方法は、受付処理と、出力処理と、を含む。受付処理では、施設(100,100A)に設けられた収納装置(2)から収納装置(2)に関する第1情報を受け付ける。出力処理では、受付処理で受け付けた第1情報に基づいて収納装置(2)に関する第2情報を出力する。第2情報は、収納装置(2)自体が利用者に対して報知しない情報を含む。
この態様によれば、利便性の向上を図ることができる。
第15の態様に係る制御プログラムは、インターホンシステム(1)の制御プログラムであって、コンピュータシステムに、受付処理と、出力処理とを実行させるためのプログラムである。受付処理では、施設(100,100A)に設けられた収納装置(2)から収納装置(2)に関する第1情報を受け付ける。出力処理では、受付処理で受け付けた第1情報に基づいて、収納装置(2)に関する情報であって、収納装置(2)自体が利用者に対して報知しない情報を含む第2情報を出力する。
この態様によれば、利便性の向上を図ることができる。
上記態様に限らず、上記の実施形態に係るインターホンシステム(1)の種々の構成(変形例を含む)は、インターホンシステムの制御方法、制御プログラム、又は制御プログラムを記録した非一時的記録媒体等で具現化可能である。
第2〜第12の態様に係る構成については、インターホンシステム(1)に必須の構成ではなく、適宜省略可能である。
1 インターホンシステム
2 収納装置
3 通信装置
4 共同玄関子機(第1通信端末、第2通信端末)
5 制御装置
6 インターホン親機(第2のインターホン親機、第1通信端末、第2通信端末)
6A インターホン親機(第1のインターホン親機、第1通信端末、第2通信端末)
7 ドアホン子機(第2のドアホン子機、第1通信端末、第2通信端末)
7A ドアホン子機(第1のドアホン子機、第1通信端末、第2通信端末)
8 管理室親機(第1通信端末、第2通信端末)
9 情報端末(第1通信端末、第2通信端末)
10 収納装置連携システム
20 収納箱
21 扉
23 第1出力部
24 錠装置
31 受付部
32 通信部(第2出力部)
33 第3出力部
55 出力部(第2出力部)
100,100A 施設
101 住戸
102 共同玄関
103 管理室

Claims (15)

  1. 施設に設けられた収納装置であって、物品を収納可能な収納箱と、前記収納装置に関する第1情報を出力する第1出力部とを備えた前記収納装置の前記第1出力部から前記第1情報を受け付ける受付部と、
    前記受付部が受け付けた前記第1情報に基づいて前記収納装置に関する第2情報を出力する第2出力部と、を備え、
    前記第2情報は、前記収納装置自体が利用者に対して報知しない情報を含む、
    インターホンシステム。
  2. 前記収納装置が、前記収納箱に物品が入れられたことを示す受入情報を前記利用者に対して報知せず、
    前記第2情報が、前記受入情報を含む、
    請求項1に記載のインターホンシステム。
  3. 前記収納装置が、前記受入情報と、前記収納箱に入れられた前記物品の受取先を示す受取先情報と、を前記利用者に対して報知せず、
    前記第2情報が、前記受入情報と前記受取先情報とを含む、
    請求項2に記載のインターホンシステム。
  4. 前記収納装置が、前記収納箱に設けられた扉を施錠する錠装置の不正解錠を示す不正解錠情報を、前記利用者に対して報知せず、
    前記第2情報が、前記不正解錠情報を含む、
    請求項1〜3のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  5. 前記収納装置が、前記収納箱に入れられた前記物品が前記収納箱から取り出されたことを示す取出情報を、前記利用者に対して報知せず、
    前記第2情報が、前記取出情報を含む、
    請求項1〜4のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  6. 前記収納装置が、前記収納装置の使用履歴に関する履歴情報を、前記利用者に対して報知せず、
    前記第2情報が前記履歴情報を含む、
    請求項1〜5のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  7. 前記第2情報は複数種類の情報を含み、
    前記第2出力部は、前記第2情報の種類に応じた出力先に前記第2情報を出力する、
    請求項1〜6のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  8. 前記第2出力部が、前記第2情報の出力先を変更する変更条件が成立しない場合は第1通信端末に前記第2情報を出力し、前記変更条件が成立した場合は前記第1通信端末以外の第2通信端末に前記第2情報を出力する、
    請求項1〜7のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  9. 前記第1通信端末に対応する物品が前記収納箱に収納された状態で、前記変更条件が成立した場合に、前記第2通信端末から、所定の操作に応じた解錠指令を受け付けると、前記収納箱に設けられた扉を施錠する錠装置を解錠する解錠信号を前記収納装置に出力する第3出力部を備える、
    請求項8に記載のインターホンシステム。
  10. 前記第1通信端末に対応する物品が前記収納箱に収納された状態で、前記変更条件が成立した場合に、前記第2出力部が、前記第2通信端末に対して、前記収納箱に設けられた扉を施錠する錠装置を解錠するための権限を前記第2通信端末の使用者に与えるための権限情報を出力する、
    請求項8に記載のインターホンシステム。
  11. 前記施設が戸建ての住宅である場合、前記インターホンシステムが備える通信端末は、前記住宅の内側に設けられた第1のインターホン親機と、前記住宅の外側に設けられた第1のドアホン子機と、を含み、
    前記施設が集合住宅である場合、前記インターホンシステムが備える通信端末は、前記集合住宅の各住戸に設けられた第2のインターホン親機及び第2のドアホン子機と、前記集合住宅の共同玄関に設けられた共同玄関子機、前記集合住宅の管理室に設けられた管理室親機と、を含み、
    前記第2出力部の出力先の通信端末が、前記第1のインターホン親機、前記第1のドアホン子機、前記第2のインターホン親機、前記第2のドアホン子機、前記共同玄関子機、前記管理室親機、及び前記インターホンシステムを介して通信する情報端末のうちの少なくとも1つを含む、
    請求項1〜10のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  12. 前記受付部を少なくとも含む通信装置が、前記収納装置とは別に設けられている、
    請求項1〜11のいずれか1項に記載のインターホンシステム。
  13. 請求項1〜11のいずれか1項に記載のインターホンシステムと、前記収納装置とを備える、
    収納装置連携システム。
  14. 施設に設けられた収納装置から前記収納装置に関する第1情報を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理で受け付けた前記第1情報に基づいて前記収納装置に関する第2情報を出力する出力処理と、を含み、
    前記第2情報は、前記収納装置自体が利用者に対して報知しない情報を含む、
    インターホンシステムの制御方法。
  15. インターホンシステムの制御プログラムであって、
    コンピュータシステムに、
    施設に設けられた収納装置から前記収納装置に関する第1情報を受け付ける受付処理と、
    前記受付処理で受け付けた前記第1情報に基づいて、前記収納装置に関する情報であって、前記収納装置自体が利用者に対して報知しない情報を含む第2情報を出力する出力処理と、を実行させるための
    制御プログラム。
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