JP2002078598A - 宅配ボックスシステム - Google Patents

宅配ボックスシステム

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JP2002078598A
JP2002078598A JP2000269084A JP2000269084A JP2002078598A JP 2002078598 A JP2002078598 A JP 2002078598A JP 2000269084 A JP2000269084 A JP 2000269084A JP 2000269084 A JP2000269084 A JP 2000269084A JP 2002078598 A JP2002078598 A JP 2002078598A
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崇 佐久間
Takeshi Ueno
武史 上野
Kazufumi Oki
一史 大木
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 宅配ボックスの使用状態管理をインターネッ
トを介して正確に行え、宅配ボックスの管理上発生する
トラブルに対処できる。 【解決手段】 宅配物を保管するための宅配ボックス1
と、宅配ボックス1の使用状態の変化時に宅配ボックス
1付近を撮像する撮像手段2とを設ける。宅配ボックス
1の使用状態の情報を記憶し且つ撮像手段2により撮像
した画像情報を記憶するための宅配ボックス状態記憶部
3を設ける。宅配ボックス状態記憶部3に記憶された宅
配ボックス1の使用状態の情報と画像情報を表示するホ
ームページを作成するためのホームページ作成部4を設
ける。ホームページ作成部4により作成されるホームペ
ージを記憶するホームページ記憶部5を設ける。インタ
ーネット端末装置15からのアクセスに応じてホームペ
ージ記憶部5の前記ホームページを閲覧可能とするWW
Wサーバ6を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、インターネットを
利用した宅配ボックスシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来からマンション等の集合住宅におい
ては、宅配物等の荷物を、その配達先の居住者が不在の
場合でも複数並設された宅配ボックスの一つに入れて保
管しておき、帰宅した配達先の居住者のみが取り出せる
ように構築されている宅配ボックスシステムがしばしば
設けられている。
【0003】このような宅配ボックスシステムは、集合
住宅の管理人や外部のシステム管理会社が管理している
が、宅配ボックスへの着荷の確認や、配達者に受領の捺
印をしたことの確認等の宅配ボックスの着荷による使用
状態の変化や、宅配ボックスからの荷物の取り出し(受
け取り)による宅配ボックスの受け取りによる使用状態
の変化を正確に把握して管理できず、特に、誰が宅配ボ
ックスに荷物を入れたのか、あるいは誰が宅配ボックス
から荷物を取り出したのかといったことが判らず、荷物
を入れた(着荷した)、着荷していない、あるいは受け
取っていないといったトラブルや、荷物の盗難等の着
荷、受取り、盗難等のトラブルに対応できないという問
題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記の点に鑑
みてなされたものであり、宅配ボックスの使用状態管理
をインターネットを介して正確に行え、宅配ボックスの
管理上発生するトラブルに対処できる宅配ボックスシス
テムを提供することを課題とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明に係る宅配ボックスシステムは、宅配物を保管
するための宅配ボックス1と、宅配ボックス1の使用状
態の変化時に宅配ボックス1付近を撮像する撮像手段2
と、宅配ボックス1の使用状態の情報を記憶し且つ撮像
手段2により撮像した画像情報を記憶するための宅配ボ
ックス状態記憶部3と、宅配ボックス状態記憶部3に記
憶された宅配ボックス1の使用状態の情報と画像情報を
表示するホームページを作成するためのホームページ作
成部4と、ホームページ作成部4により作成されるホー
ムページを記憶するホームページ記憶部5と、インター
ネット端末装置15からのアクセスに応じてホームペー
ジ記憶部5の前記ホームページを閲覧可能とするWWW
サーバ6とを有していることを特徴とするものである。
このようなシステムにより、宅配ボックス1の使用状態
の情報及び使用状態の変化時の宅配ボックス1付近の撮
像を表示するホームページをインターネット端末装置1
5から閲覧することで、宅配ボックス1の使用状態管理
を撮像表示で確認しながら正確に行うことができること
になる。
【0006】また、宅配ボックス1への宅配物の着荷に
より宅配ボックス1の使用状態が変化した時及び宅配ボ
ックス1から宅配物を取り出すことで宅配ボックス1の
使用状態が変化した時に宅配ボックス1側から撮像指示
がなされるものであることが好ましい。このような構成
を採用することで、着荷により宅配ボックス1の使用状
態が変化した時の撮像を含めた状態をインターネットを
介してホームページ上で閲覧して着荷による宅配ボック
ス1の使用状態の変化を確認でき、また、宅配ボックス
1から宅配物を取り出すことで宅配ボックス1の使用状
態が変化した時の撮像を含めた情報をインターネットを
介してホームページ上で閲覧して荷物取り出しによる宅
配ボックス1の使用状態の変化を確認できるものであ
る。つまり、誰が荷物を入れ、誰が荷物を取り出したか
という撮像を含めた情報をインターネットを介して取得
できることになる。
【0007】また、宅配ボックス1の使用状態の情報と
画像情報が一定情報量に達するまで宅配ボックス状態記
憶部3に保存され、一定情報量に達すると記憶されてい
る古い方の情報から消去されて新しい情報に書き換えら
れるものであることが好ましい。このように宅配ボック
ス1の使用状態の情報と画像情報が一定情報量に達する
まで宅配ボックス状態記憶部3に保存されることで、宅
配ボックス1の管理に必要な情報をある期間宅配ボック
ス状態記憶部3に保存して宅配ボックス1の使用状態の
過去の履歴をある期間だけはインターネットを介してホ
ームページ上で閲覧して管理することができ、また、一
定情報量に達すると記憶されている古い方の情報から消
去されて新しい情報に書き換えられる構成とすること
で、宅配ボックス状態記憶部3の容量を大きくすること
なく、常に新しい情報から過去にさかのぼって一定情報
量となるまで宅配ボックス状態記憶部3に保存されてい
て、インターネットを介してホームページ上で閲覧して
管理することができるものである。
【0008】また、撮像手段2を宅配ボックス1の開口
部7の前に位置する被撮像者を横方向から撮像するよう
に配置してあることが好ましい。このような構成とする
ことで、宅配ボックス1を多数設ける場合、上下左右に
並べていずれの宅配ボックス1も前面側から荷物の出し
入れを行うようにするのが一般的であり、この場合、宅
配ボックス1に撮像手段2を設けて前方を撮像すると1
台の撮像手段2では多数の宅配ボックス1の前面側から
荷物の出し入れをする被撮像者を撮像することができな
いが、上記のように、宅配ボックス1とは別体となった
撮像手段2で宅配ボックス1の前に位置する被撮像者を
横方向から撮像するようにすると、上下左右に多数並ん
だ宅配ボックス1のどの宅配ボックス1の前に立って荷
物の出し入れをしている被撮像者であっても、確実に横
方向から撮像することができるものである。
【0009】また、宅配ボックス1の開口部7の側端部
に開口部7を開閉するための扉8の側端部を回動自在に
取付け、撮像手段2を宅配ボックス1の前方の扉8を取
付けた方と反対側の側方に配置してあることが好まし
い。このような構成とすることで、宅配ボックス1の前
方の被撮像者を撮像する際、該当する宅配ボックス1の
開口部7の扉8を開いて荷物の出し入れを行っていても
扉8に邪魔されることなく撮像手段2により被撮像者を
横方向から確実に撮像することができるものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明を添付図面に示す実
施形態に基づいて説明する。
【0011】本発明の宅配ボックスシステムはインター
ネットを介して宅配ボックス1の着荷や宅配ボックス1
の使用状態を通知したり、監視したりするものである。
すなわち、宅配ボックス1の使用状態のホームページを
作成してインターネット端末から該ホームページを閲覧
して使用状態を監視して宅配ボックス1の管理ができる
ようにしている。添付図面に示す実施形態においては、
このようにインターネット端末装置15から該ホームペ
ージを閲覧して使用状態を監視して宅配ボックス1の管
理する機能に加えて、宅配ボックス1への着荷を電子メ
ール通で受取人に通知する機能も有している。
【0012】図1には本発明の宅配ボックスシステムの
一実施形態の概略構成図が示してあり、図1の実施形態
では各住戸と管理人・管理会社等との間でのイントラネ
ットシステムや各住戸が外部インターネットへ自在に接
続可能としたインターネットシステムを予め導入したマ
ンション(いわゆるインターネットマンション)に本発
明の宅配ボックスシステムを組み込んだ例である。
【0013】図1において符号15はインターネット端
末装置を示し、このインターネット端末装置15として
は、管理人が使用する管理用インターネット端末15
a、各住戸用のインターネット端末15b、外部管理用
インターネット端末15c、携帯電話やPHS等のモバ
イルインターネット端末15d、外部インターネット端
末15eがある。
【0014】図2には本発明の宅配ボックスシステムに
おける宅配ボックス1の使用状態をホームページ上で閲
覧する構成のブロック図が示してある。
【0015】宅配ボックスシステムにおいて宅配ボック
ス1の使用状態をホームページ上で閲覧できるようにす
るに当たっては、図2に示すように宅配ボックス状態記
憶部3、ホームページ作成部4、ホームページ記憶部
5、WWWサーバ6、撮像手段2を主な構成要素として
有している。
【0016】宅配ボックス状態記憶部3は、宅配ボック
ス1の使用状態の情報を記憶し且つ宅配ボックス1の使
用状態の変化時に宅配ボックス1付近を撮像手段2によ
り撮像した画像情報を記憶するものである。この宅配ボ
ックス1の使用状態としては、宅配ボックス1の着荷状
態、宅配ボックス1の開閉状態、宅配ボックス1の施解
錠状態、宅配ボックス1の異常状態などがあり、これら
が宅配ボックス1毎に宅配ボックス状態記憶部3に記憶
される。
【0017】すなわち、WWWサーバ6は通信部20を
介して常時宅配ボックス1側を監視しており、WWWサ
ーバ6と宅配ボックス1側の制御用のマイコンとを接続
する通信ラインに状態変化信号が発生したとき、WWW
サーバ6により、その内容が撮像を必要とする内容であ
るかどうかを判断し、撮像が必要でない情報はそのまま
宅配ボックス状態記憶部3に記憶するようになってい
る。この通信ラインに生じた状態変化信号に撮像を必要
とする内容があるとWWWサーバ6側からフェッチを通
してWWWカメラのような撮像手段2に対して画像要求
を行う。画像要求が撮像手段2に対して届くと、撮像手
段2に設けたカメラ部により撮像を行い、撮像画像がW
WWサーバ6側に返信され、撮像画像は「状態変化の内
容、日時」情報と合わさって宅配ボックス状態記憶部3
に記憶される。その際、画像ファイルの名前には通し番
号が打たれる。
【0018】ホームページ作成部4は上記宅配ボックス
状態記憶部3に記憶されている宅配ボックス1の使用状
態の情報と画像情報を表示するホームページ(使用状態
ホームページと呼ぶ)を作成するものであり、ホームペ
ージ記憶部5はこのホームページ作成部4により作成さ
れるホームページを記憶するようになっている。
【0019】そして、各宅配ボックス1の使用状態に変
化がある度に、宅配ボックス状態記憶部3の記憶使用状
態が更新され、また、宅配ボックス状態記憶部3には現
状の使用状態だけでなく、使用状態の変化履歴も記憶さ
れ、これもホームページに記憶されるようになってい
る。
【0020】なお、ホームページ作成部4によるホーム
ページの作成は、例えば、テンプレート記憶部25に記
憶されているホームページテンプレート(HTMLテン
プレート情報)を基にして行われるものである。
【0021】WWWサーバ6はこのようなホームページ
作成部4により作成・更新され、ホームページ記憶部5
に記憶されている状態使用ホームページをインターネッ
ト端末装置15からのアクセスに応じて常時閲覧可能と
している。使用状態ホームページには所定のURLが設
定されている。
【0022】さて、使用状態ホームページは、主に管理
用に管理者が閲覧するものであり、このため、各宅配ボ
ックス1の管理に適した記載形態で形成されていること
が好ましく、管理者は、インターネット端末装置15を
用い、所定のURLを入力すると、WWWサーバ6経由
で閲覧可能となっているホームページ記憶部5の使用状
態ホームページ上にて各宅配ボックス1毎の使用状態を
一括して監視できるものである(詳細は後述する)。ま
た、使用状態ホームページの画面情報に定期的に自分の
URLを再呼び出しする情報を含ませておけば、自動的
に連続して使用状態ホームページを閲覧し、常に最新の
使用状態を監視することもできるものである。なお、こ
こで管理者とは、この宅配ボックスシステムが設置され
ている集合住宅の管理人や外部の管理会社などのことを
いう。
【0023】宅配ボックス1の着荷状態や取出状態に
は、例えば、荷物検出センサ12による荷物検出にした
がった宅配ボックス1の着荷/空や、捺印装置13によ
る受領捺印にしたがった捺印/未捺印、暗証番号設定の
有/無、着荷時刻や取出時刻など、着荷時や取出時の宅
配ボックス1に係わる様々な動作・状態が含まれる。ま
た、開閉状態は宅配ボックス1の扉の開/閉、施解錠状
態は鍵の施錠/解錠である。
【0024】これらの情報から、ある宅配ボックス1が
空・解錠・未捺印状態であれば、その宅配ボックス1は
正常な未使用状態であり、また、着荷・施錠・未捺印状
態であれば、その宅配ボックス1が捺印なしで使用状態
となっており、また、着荷、施錠・捺印状態であれば、
その宅配ボックス1は正常な使用状態であることなどが
確認できる。例えば、正常な使用状態中(正常保管中)
に暗証番号の入力なしに解錠したり、宅配ボックス1の
扉が開けられた場合や、不正暗証番号の入力が多数回行
われた場合などは、異常状態として使用状態ホームペー
ジに表示されるものである。着荷時刻及び取出時刻から
は荷物の保管時間も把握でき、保管が所定時間以上であ
ると長期間滞留の異常状態となる。これらの異常状態を
使用状態ホームページで確認した管理者は、各異常状態
に適した的確な対応を行えるようになる。なお、使用状
態の変化の履歴からは宅配ボックス毎や受取人毎の利用
傾向などを把握できるものである。
【0025】そして、上記の宅配ボックス1の使用状態
の変化時、例えば、正常な未使用状態から着荷した際
(例えば、空の宅配ボックス1に荷物が入れられたこと
を荷物検出センサ12により検出した際や、捺印装置1
3による捺印動作が行われた際)、正常な使用状態(正
常保管中)で番号入力装置14からの暗証番号の入力に
より解錠された際、異常状態の際にそれぞれ撮像手段2
により撮像した撮像情報も使用状態ホームページで閲覧
することができるものであり、このように上記宅配ボッ
クス1の状態を示す情報に加えて、撮像情報も合わせて
使用状態ホームページで閲覧することで、宅配ボックス
1をより正確に監視して管理できることになる。
【0026】ところで、インターネットを介したホーム
ページへのアクセスなので、誰でもアクセス可能となっ
ていてはセキュリティ上好ましくないので、図2に示す
ようにアクセス認証情報を記憶するアクセス認証情報記
憶部70と、入力アクセス認証情報とアクセス認証情報
記憶部70に記憶されている記憶アクセス認証情報との
一致を確認してアクセス認証するアクセス認証部72と
を備え、更に、ホームページ記憶部5にはアクセス情報
を入力可能なホームページを記憶させておき、WWWサ
ーバ6を介して閲覧可能となっている。これによりイン
ターネット端末装置15からアクセスホームページ上に
て入力されたアクセス認証情報とアクセス認証情報記憶
部70の記憶アクセス認証情報との一致がアクセス認証
部72により判定され、一致していれば、ホームページ
へのアクセスが認証されて、所望するホームページ上へ
ジャンプして閲覧や各種入力・設定が可能となる。
【0027】次に、管理者(管理人又は外部管理会社)
がインターネット端末装置15を用いて使用状態ホーム
ページを閲覧する順序を図3乃至図7に基づいて具体的
に説明する。
【0028】まず、管理者がインターネット端末装置1
5(管理者用インターネット端末15a又は外部管理用
インターネット端末15c)を用いて所定のURLを入
力してWWWサーバ6経由でホームページ記憶部5のア
クセスホームページにアクセスすると、管理者のインタ
ーネット端末装置15のディスプレーに図3のようなア
クセスホームページの画面26が表示される。このアク
セスホームページの画面26の管理者ID入力部26
a、暗証番号入力部26bにそれぞれアクセス認証情報
である管理者ID、暗証番号を入力してログインする
と、管理者のインターネット端末装置15のディスプレ
ーに図4のような使用状態ホームページである宅配ボッ
クスの状態表示ページ27が表示される。この宅配ボッ
クスの状態表示ページ27は現状表示部28が設けてあ
って、この現状表示部28に監視対象となっている複数
の宅配ボックス1に付けられた「ボックス番号」、「荷
受状況」、「最終更新時刻」が表示され、各宅配ボック
ス1の現在の状態が確認できるようになっている。ま
た、各宅配ボックス1の現在の状態を含む過去の使用状
態の変化の履歴が履歴表示部29に表示されるので、各
宅配ボックス1の使用状態の変化の履歴が確認できるよ
うになっている。
【0029】この履歴表示部29には各宅配ボックス1
に発生した状態変化の「発生時刻」、「受取人の部屋番
号」、「内容」、「画像」の欄があり、各欄にそれぞれ
イベントが発生した「発生時刻」、「受取人の部屋番
号」、「内容」が表示されるものである。したがって、
図4を見ると、例えば「8月11日17時49分に部屋
暗号が0201の受取人宛の宅配物がボックス番号01
の宅配ボックスに入れられて捺印された」ことが判る。
そして該当するイベントの右端にある「画像」部分をク
リックすると図5のように該当するイベントに対応した
画像が表示され、この画像を見ることで誰に対して受領
書の捺印が押印されたかが一目で確認できるものであ
る。また、図4を見ると、「8月12日13時に部屋番
号が0201の受取人がボックス番号01の宅配ボック
スから受取った」ことが判り、該当するイベントの右端
にある「画像」部分をクリックすると図6のように該当
するイベントに対応した画像が表示され、この画像を見
ることで誰が該当する宅配ボックス1から荷物を取り出
したかが一目で確認できるものである。したがって、宅
配ボックス1に荷物を入れて受領書への捺印が誰に対し
てなされたかということや、宅配物を誰が取り出したの
かということが一目で確認できるものである。
【0030】また、宅配ボックスの状態表示ページ27
の「現在画像表示」釦をクリックすると、図7に示すよ
うに撮像手段2により現在の宅配ボックス1付近の現在
画像が撮像生成され、この生成された現在画像が管理者
のインターネット端末装置15のディスプレー上に表示
され、現在状況を管理することができる。
【0031】ところで、宅配ボックス1の使用状態の情
報と画像情報が一定情報量に達するまで宅配ボックス状
態記憶部3に保存され、これが使用状態ホームページの
履歴表示部29において表示されるものであるが、宅配
ボックス1の使用状態の情報と画像情報は一定情報量に
達するまで宅配ボックス状態記憶部3に保存され、一定
情報量に達すると記憶されている古い方の情報から消去
されて新しい情報に書き換えられるようになっており、
例えば、イベント発生毎に保存情報に通し番号を打ち、
通し番号の1番から500番まで宅配ボックス状態記憶
部3に記憶するようになっており、501番目のイベン
トが発生すると、古い1番のイベントを消去して501
番目のイベントを新たな1番とするように書き換えるも
のである。したがって、履歴表示部29にも古い1番の
イベントが消去されて501番目のイベントが新たな1
番として表示されるのである。このようにすることで宅
配ボックス状態記憶部3の容量を大きくする必要がない
ものである。
【0032】なお、上記宅配ボックス状態記憶部3に記
憶された画像データを含むデータをLAN、インターネ
ットで接続したパソコンに転送して保存するようにして
もよいものである。
【0033】なお、上記使用状態は、ホームページ閲覧
だけでなく、電子メールによる情報配信のような形態で
も通知・管理可能である。
【0034】この場合の宅配ボックスシステムは、例え
ば、図8に例示すように、電子メール作成部40、電子
メールアドレス記憶部41、電子メール送信部42を主
な構成要素として備えており、電子メール作成部40に
よって宅配ボックス1の使用状態を記憶した電子メール
が作成され、電子メール送信部42によって電子メール
アドレス記憶部41から読み出された管理者の電子メー
ルアドレスに電子メールが送信される。使用状態につい
ては前述と同様に宅配ボックス1の着荷状態、宅配ボッ
クス1の開閉状態、宅配ボックス1の施解錠、宅配ボッ
クス1の異常状態などがある。この管理者に対する電子
メール通知については、これら各状態の中でも特に異常
状態を重視した通知(異常状態の通知のみでもよい)を
行うことが好ましく、これによって宅配ボックス1の異
常警報としての役割を果たし、管理者である管理人や管
理会社は、扉8のこじ開け(施錠中に扉開放)、荷物の
長時間滞留(所定時間以上の保管)、扉8の異常開放
(所定時間以上の扉開放)、故障(宅配ボックス1の反
応が全くないなど)などの異常状態を瞬時に把握できる
ようになる。この場合、電子メールの通知により管理者
はインターネット端末装置15から使用状態ホームペー
ジにアクセスし、宅配ボックスの状態表示ページ27の
「現在画像表示」釦をクリックすることで撮像手段2に
より宅配ボックス1付近の現在画像を撮像して、管理者
のインターネット端末装置15のディスプレー上で現在
画像を見ることができ、これにより異常状態を正確に把
握できて、異常状態に適正に対応できるものである。
【0035】宅配ボックス1付近を撮像するための撮像
手段2は、図10、図11に示すように宅配ボックス1
の開口部7の前方上部に配置してあり、撮像手段2によ
り宅配ボックス1の開口部7の前に位置する被撮像者を
横方向から撮像するようにするのが好ましい。ここで図
1に示すように、宅配ボックス1の片面にのみ扉8を有
する開口部7を設け、配達者M1、受取人M2とも片面
の開口部7から荷物の出し入れを行う片面入り片面出式
のものの場合には片面側の開口部7の前を撮像するよう
に片側にのみ撮像手段2が設けてあるが、図11のよう
に、宅配ボックス1の両面に扉8を有する開口部7があ
り、片側が配達者M1の荷物を入れる開口部7で他の片
側が受取人M2が荷物の出し入れを行う前入り後出式の
ものは両開口部7の各前方を撮像することができるよう
に、両側にそれぞれ、撮像手段2が配置してある。
【0036】上記のように宅配ボックス1とは別体とな
った撮像手段2を宅配ボックス1の開口部7の前に位置
する被撮像者を横方向から撮像するようにすると、上下
左右に多数並んだ宅配ボックス1のどの宅配ボックス1
の前に立って荷物の出し入れをしている被撮像者であっ
ても、確実に横方向から撮像することができるものであ
る。
【0037】ところで、宅配ボックス1の開口部7の側
端部には開口部7を開閉するための扉8の側端部が回動
自在に取付けてあるが、撮像手段2を宅配ボックス1の
開口部2の前の横方向の上部に配置して撮像手段2によ
り宅配ボックス1の開口部2の前に位置する被撮像者を
撮像する場合、開いた扉8により被撮像者の顔が隠れて
撮像できない場合がある。そこで、本発明においては、
撮像手段2を宅配ボックス1の前方の扉8を取付けた方
と反対側の側方に配置してあり、宅配ボックス1の前方
の被撮像者を撮像する際、該当する宅配ボックス1の開
口部7の扉8を開いて荷物の出し入れを行っていても扉
8に邪魔されることなく撮像手段2により被撮像者を横
方向から撮像することができるものである。
【0038】なお、図12(a)に示すように、宅配ボ
ックス1の上等のより目立つ位置に撮像手段2を配置し
て宅配ボックス1付近を撮像するようにしてもよく、こ
の場合には撮像手段2が目立つ位置にあるため防犯効果
が発揮できるものである。
【0039】もちろん、図12(b)のように宅配ボッ
クス1内に撮像手段2を内蔵することで配線の手間を省
き、収まりを良くして美観を向上させるようにしてもよ
いものである。
【0040】次に、本発明の宅配ボックスシステムに備
えた宅配ボックス1への着荷を電子メール通で受取人に
通知する機能につき説明する。
【0041】図9には本発明の宅配ボックスシステムに
おける宅配ボックス1への着荷を電子メールで受取人に
通知する構成のブロック図が示してある。
【0042】宅配ボックスシステムにおいて着荷の電子
メール通知を行うに当たっては、図9に示すように電子
メール作成部9、電子メールアドレス記憶部10、電子
メール送信部11を主な構成要素として備えている。
【0043】電子メール作成部9は、複数並設されてい
る宅配ボックス1の一つに荷物が預けられると(入れら
れると)、宅配ボックス1への着荷を示す電子メールを
自動作成するようになっている。この電子メール自動作
成は、例えば、宅配ボックス1に備えられた荷物検出セ
ンサ12や捺印装置13の動作にしたがって始動するも
のである。具体的には、宅配ボックス1内に荷物が入れ
られたことを荷物検出センサ12が検出すると電子メー
ル作成部9が電子メールを自動作成したり、あるいは、
捺印装置13が宅配ボックス1に備えられている場合に
は、通常、宅配業者の配達人は捺印装置13により受領
捺印を受けるので、その捺印装置13の受領捺印動作が
行われると電子メール作成部9が電子メールを自動作成
するようになっている。もちろん荷物検出センサ12及
び捺印装置13の両方が宅配ボックス1に備えられてい
てもよく、この場合では例えば、荷物検出センサ12が
故障などで動作しなくても捺印装置13の受領捺印動作
にしたがって電子メール自動作成が確実に行われるよう
になる。
【0044】この電子メール作成部9により自動作成さ
れた電子メールは荷物の受取人へ送信される必要がある
が、この送信は電子メールアドレス記憶部10及び電子
メール送信部11によって行われる。電子メール送信部
11はまず各受取人毎の電子メールアドレスがあらかじ
め記憶されている電子メールアドレス記憶部10から該
当する受取人の電子メールアドレスを読み出す。この読
み出しは、例えば、宅配ボックス1からの受取人識別情
報に基づいて行われるものであり、より具体的には、例
えば、配達人が荷物の受取人の識別情報を宅配ボックス
1の番号入力装置14により入力すると、この受取人識
別情報が電子メール送信部11へ与えられ、電子メール
送信部11は受取人識別情報により識別される該当受取
人を電子メールアドレス記憶部10から選択し、その電
子メールアドレスを読み出すのである。受取人識別情報
としては、例えば受取人宅の部屋番号を用いることがで
き、この場合では電子メールアドレス記憶部10には受
取人宅毎の電子メールアドレスが記憶されている。
【0045】上記のように選択・読出された電子メール
アドレスへ着荷を示す電子メールが自動送信されること
になり、受取人は、電子メール機能を有する図1に示す
住戸用のインターネット端末15bや携帯電話やPHS
等のモバイルインターネット端末15dや外部インター
ネット端末15e等のインターネット端末装置15によ
り電子メールを受信し、自分宛の荷物が宅配ボックス1
に保管されていることを確実に知ることができる。
【0046】この、電子メールには着荷宅配ボックス番
号、つまり荷物が預けられた宅配ボックス1の識別番号
が記載される。この着荷宅配ボックス番号としては、例
えば、配達人によって番号入力装置14に入力されたも
のが電子メール作成部9へ与えられ、電子メール作成部
9により電子メールに記載されるのである。
【0047】ところで、荷物の取り出しには、通常は暗
証番号の入力が必要とされるのであるが、この発明にお
いては三通りの暗証番号システムを採用することがで
き、セキュリティに関しても非常に優れたものとなって
いる。
【0048】一つは、あらかじめ受取人毎(あるいは受
取人宅毎)に暗証番号を登録しておき、宅配ボックス1
は受取人識別情報によって識別される受取人の暗証番号
入力が取出時(解錠時)に必要となるように設定された
システムである。この暗証番号を固定暗証番号と呼ぶこ
ととし、この固定暗証番号の登録は図1、図8、図9中
の固定暗証番号登録部17にて行われる。
【0049】もう一つは、電子メール通知ならではのシ
ステムであり、電子メール作成時に自動的に暗証番号を
ランダムに作成するようにして、この暗証番号(一時的
な暗証番号であるので一時暗証番号と呼ぶこととする)
を電子メールに記載するのである。一時暗証番号は電子
メール作成の度にランダムに異なるものとなるので、毎
回(着荷毎)異なる暗証番号が必要となり、高いセキュ
リティ性を確保することができる。この一時暗証番号
は、図1、図8、図9中の一時暗証番号作成部18によ
り作成され、電子メール作成部9に送られて電子メール
に記載されるものであり、宅配ボックス1は解錠に当た
って一時暗証番号の入力が必要となるように設定される
ものである。
【0050】そして、これら固定暗証番号及び一時暗証
番号の両方を組み合わせた暗証番号システムとすること
ももちろん可能である。この場合には固定暗証番号とと
もに、電子メールに記載された一時暗証番号を入力する
必要があり、2重のセキュリティが構築されていること
になる。宅配ボックス1も両暗証番号の入力が必要とな
るように設定される。これは二つの暗証番号の入力とい
うきわめて防犯性の高いものであり、例えば最近のイン
ターネット通販などによる高価な宅配物の増加に対して
きわめて有効なセキュリティシステムとなる。
【0051】
【発明の効果】上記のように本発明の請求項1記載の発
明にあっては、宅配物を保管するための宅配ボックス
と、宅配ボックスの使用状態の変化時に宅配ボックス付
近を撮像する撮像手段と、宅配ボックスの使用状態の情
報を記憶し且つ撮像手段により撮像した画像情報を記憶
するための宅配ボックス状態記憶部と、宅配ボックス状
態記憶部に記憶された宅配ボックスの使用状態の情報と
画像情報を表示するホームページを作成するためのホー
ムページ作成部と、ホームページ作成部により作成され
るホームページを記憶するホームページ記憶部と、イン
ターネット端末装置からのアクセスに応じてホームペー
ジ記憶部の前記ホームページを閲覧可能とするWWWサ
ーバとを有しているので、宅配ボックスの使用状態の情
報及び使用状態の変化時の宅配ボックス付近の撮像を表
示するホームページをインターネット端末装置から閲覧
することができ、宅配ボックスの設置場所から離れたと
ころでインターネット端末装置から宅配ボックスの使用
状態の管理を撮像表示で確認しながら正確に行うことが
でき、特に、インターネット端末装置で使用状態の変化
を撮像により確認できるので、宅配物が届いた、届かな
い、受け取った、受け取らないといった宅配ボックスを
めぐるトラブルに的確に対応できるものである。また、
各住戸と管理人・管理会社等との間でのイントラネット
システムや各住戸が外部インターネットへ自在に接続可
能としたインターネットシステムを予め導入したマンシ
ョン(いわゆるインターネットマンション)などが出現
してきており、このインターネット・イントラネットシ
ステムに本発明の宅配ボックスシステムを組み込むこと
により、一層の宅配ボックスの管理の確実性及び利便性
向上を安価に実現することもできるものである。
【0052】また、請求項2記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、宅配ボックスへ
の宅配物の着荷により宅配ボックスの使用状態が変化し
た時及び宅配ボックスから宅配物を取り出すことで宅配
ボックスの使用状態が変化した時に宅配ボックス側から
撮像指示がなされるので、着荷により宅配ボックスの使
用状態が変化した時の撮像を含めた状態をインターネッ
トを介してホームページ上で閲覧して着荷による宅配ボ
ックスの使用状態の変化を確認でき、また、宅配ボック
スから宅配物を取り出すことで宅配ボックスの使用状態
が変化した時の撮像を含めた情報をインターネットを介
してホームページ上で閲覧して荷物取り出しによる宅配
ボックスの使用状態の変化を確認できるものである。つ
まり、誰が荷物を入れ、誰が荷物を取り出したかという
撮像を含めた情報をインターネットを介して取得して確
実の宅配ボックスの使用状態の変化を確認できるもので
ある。
【0053】また、請求項3記載の発明にあっては、上
記請求項1又は請求項2記載の発明の効果に加えて、宅
配ボックスの使用状態の情報と画像情報が一定情報量に
達するまで宅配ボックス状態記憶部に保存され、一定情
報量に達すると記憶されている古い方の情報から消去さ
れて新しい情報に書き換えられるので、宅配ボックスの
管理に必要な情報をある期間宅配ボックス状態記憶部に
保存して宅配ボックスの使用状態の過去の履歴をある期
間だけはインターネットを介してホームページ上で閲覧
して管理することができ、また、一定情報量に達すると
記憶されている古い方の情報から消去されて新しい情報
に書き換えられ構成とすることで、宅配ボックス状態記
憶部の容量を大きくすることなく、常に新しい情報から
過去にさかのぼって一定情報量となるまで宅配ボックス
状態記憶部に保存されていて、インターネットを介して
ホームページ上で閲覧して管理することができるもので
ある。
【0054】また、請求項4記載の発明にあっては、上
記請求項1記載の発明の効果に加えて、撮像手段を宅配
ボックスの開口部の前に位置する被撮像者を横方向から
撮像するように配置してあるので、上下左右に多数並ん
だ宅配ボックスのどの宅配ボックスの前に立って荷物の
出し入れをしている被撮像者であっても、確実に横方向
から撮像することができるものである。
【0055】また、請求項5記載の発明にあっては、上
記請求項4記載の発明の効果に加えて、宅配ボックスの
開口部の側端部に開口部を開閉するための扉の側端部を
回動自在に取付け、撮像手段を宅配ボックスの前方の扉
を取付けた方と反対側の側方に配置してあるので、宅配
ボックスの前方の被撮像者を撮像する際、該当する宅配
ボックスの開口部の扉を開いて荷物の出し入れを行って
いても扉に邪魔されることなく撮像手段により被撮像者
を横方向から撮像することがでて確実な管理ができるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の宅配ボックスシステムの概略構成図で
ある。
【図2】本発明の宅配ボックスの使用状態をホームペー
ジ上で閲覧する構成のブロック図である。
【図3】同上の使用状態ホームページのログインページ
画面を示す説明図である。
【図4】同上の宅配ボックスの状態表示ページを示す説
明図である。
【図5】同上の宅配ボックスの状態表示ページにおいて
画像を表示した例の説明図である。
【図6】同上の宅配ボックスの状態表示ページにおいて
別の画像を表示した例の説明図である。
【図7】同上の宅配ボックスの状態表示ページにおいて
現在画像を表示した例の説明図である。
【図8】同上の宅配ボックスの使用状態を電子メールで
送信する例を示すブロック図である。
【図9】同上の宅配ボックスの着荷情報を電子メールで
送信する例を示すブロック図である。
【図10】同上の宅配ボックスと撮像手段との位置関係
を示す図面で、(a)は斜視図であり、(b)は平面図
であり、(c)は正面図である。
【図11】同上の宅配ボックスと撮像手段との位置関係
を示す他の実施形態の平面図である。
【図12】(a)(b)はそれぞれ同上の宅配ボックス
と撮像手段との位置関係を示す斜視図である。
【符号の説明】
1 宅配ボックス 2 撮像手段 3 宅配ボックス状態記憶部 4 ホームページ作成部 5 ホームページ記憶部 6 WWWサーバ 7 開口部 8 扉 15 インターネット端末装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大木 一史 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3K100 CA48 CA49 CA50 CA52 CA53 CA54 CC05 CD01 CD03

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配物を保管するための宅配ボックス
    と、宅配ボックスの使用状態の変化時に宅配ボックス付
    近を撮像する撮像手段と、宅配ボックスの使用状態の情
    報を記憶し且つ撮像手段により撮像した画像情報を記憶
    するための宅配ボックス状態記憶部と、宅配ボックス状
    態記憶部に記憶された宅配ボックスの使用状態の情報と
    画像情報を表示するホームページを作成するためのホー
    ムページ作成部と、ホームページ作成部により作成され
    るホームページを記憶するホームページ記憶部と、イン
    ターネット端末装置からのアクセスに応じてホームペー
    ジ記憶部の前記ホームページを閲覧可能とするWWWサ
    ーバとを有した宅配ボックスシステム。
  2. 【請求項2】 宅配ボックスへの宅配物の着荷により宅
    配ボックスの使用状態が変化した時及び宅配ボックスか
    ら宅配物を取り出すことで宅配ボックスの使用状態が変
    化した時に宅配ボックス側から撮像指示がなされること
    を特徴とする請求項1記載の宅配ボックスシステム。
  3. 【請求項3】 宅配ボックスの使用状態の情報と画像情
    報が一定情報量に達するまで宅配ボックス状態記憶部に
    保存され、一定情報量に達すると記憶されている古い方
    の情報から消去されて新しい情報に書き換えられること
    を特徴とする請求項1又は請求項2記載の宅配ボックス
    システム。
  4. 【請求項4】 撮像手段を宅配ボックスの開口部の前に
    位置する被撮像者を横方向から撮像するように配置して
    あることを特徴とする請求項1記載の宅配ボックスシス
    テム。
  5. 【請求項5】 宅配ボックスの開口部の側端部に開口部
    を開閉するための扉の側端部を回動自在に取付け、撮像
    手段を宅配ボックスの前方の扉を取付けた方と反対側の
    側方に配置して成ることを特徴とする請求項4記載の宅
    配ボックスシステム。
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