JP2003307061A - 鍵管理システム - Google Patents

鍵管理システム

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JP2003307061A
JP2003307061A JP2002112421A JP2002112421A JP2003307061A JP 2003307061 A JP2003307061 A JP 2003307061A JP 2002112421 A JP2002112421 A JP 2002112421A JP 2002112421 A JP2002112421 A JP 2002112421A JP 2003307061 A JP2003307061 A JP 2003307061A
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JP2002112421A
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English (en)
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Norio Isozaki
典夫 磯崎
Satoshi Ookage
聡 大景
Toshinori Ohara
俊徳 尾原
Yoshito Mutsuno
慶人 陸野
Kazuhiko Mori
和彦 森
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】鍵収納装置の鍵収納ボックスへの鍵の出し入れ
の履歴情報を、鍵収納装置の設置場所へ管理者が一々行
かなくても管理用サーバーで収集することができる鍵管
理システムを提供することにある。 【解決手段】鍵収納装置1の鍵収納ボックス7は電気錠
15により施錠されるようになっている。鍵収納装置1
ではICカードのIDデータと暗証番号とからなる認証
情報が認証情報記憶部12Aに登録されている照合用認
証情報と一致する場合には、制御部14が電気錠15の
解錠制御を行い、ユーザーが鍵を預け入れ或いは借り出
した後、開閉扉が閉じられると、制御部14はこれらの
操作情報を履歴情報として撮像カメラ10の映像データ
とともに、インターネット2を通じて管理用サーバー4
へ送出させるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、鍵の預かりと貸し
出しとを管理する鍵管理システムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば部屋の出入りのための鍵の
預かりと貸し出しとを行うための鍵管理装置が、ビル等
に設けられている。
【0003】この従来の鍵管理装置は、鍵を収納する複
数の鍵収納ボックスを備えるとともに、各鍵収納ボック
スの鍵出入れ口の開閉扉に対応して設けられ、開閉扉の
閉成時に施錠を行い、制御信号により解錠動作を電気錠
とを備えるとともに、使用許諾したユーザーに対して発
行している認証情報を記録した記録媒体(磁気カード、
ICカード、非接触ICカード)の認証情報を接触若し
くは非接触で読み取るための情報読み取り装置と、照合
用認証情報を登録している記憶部と、情報読み取り装置
で記録媒体から読み取った認証情報が記憶部に登録して
いる照合用認証情報と一致するか否かを判断する照合部
と、照合部で一致すると判断したときに電気錠を解錠す
る制御を行う電気錠制御手段と、開閉扉の開閉履歴から
鍵の預かり、貸し出しの履歴を記憶する記憶部と、上記
ユーザーの照合用認証情報の新規登録や変更、更に鍵の
預かり、貸し出しの履歴情報を読み出すための手段を備
えているものが一般的である。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来の
鍵管理装置では、ユーザーの照合用認証情報の新規登録
や変更を行うときには鍵管理装置を管理する業者が一々
設置場所に出向いて行う必要があった。
【0005】また業者が鍵の預かりや、貸し出しの履歴
を知りたい場合にも一々設置場所へ出向いた履歴情報を
読み出す必要があり、また現在の鍵の預かり状況や貸し
出しの状況を遠隔地から確認することができなかった。
【0006】更に何らかの理由で記録媒体中の認証情報
が失効したり、記録媒体を紛失したことから、鍵収納ボ
ックスの開閉扉の電気錠を解錠できない連絡がユーザー
から業者にあっても、業者側から遠隔操作により当該電
気錠を解錠させることができなかった。
【0007】本発明は、上述の問題点に鑑みて為された
もので、請求項1の発明の目的とするところは、鍵収納
装置の鍵収納ボックスへの鍵の出し入れの履歴情報を、
鍵収納装置の設置場所へ管理者が一々行かなくても管理
用サーバーで収集することができる鍵管理システムを提
供することにある。
【0008】更に請求項2の発明の目的とするところ
は、請求項1の発明の目的に加えて、任意に履歴情報を
管理用サーバーで収集することができる鍵管理システム
を提供することにある。
【0009】また請求項3の発明の目的とするところ
は、請求項1又は2の発明の目的に加えて、収集した履
歴情報をWeb画面で確認することができる鍵管理シス
テムを提供することにある。
【0010】請求項4の発明の目的とするところは、請
求項1乃至3の何れかの発明の目的に加えて、管理用サ
ーバーから、鍵収納ボックスの解錠を遠隔制御すること
ができる鍵管理システムを提供することにある。
【0011】請求項5の発明の目的とするところは、請
求項1乃至4の何れかの発明の目的に加えて、管理側サ
ーバーと、鍵収納装置との何れか一方で照合用認証情報
の新規登録や変更にがあると、これに同期して他方側の
記憶手段に追加登録若しくは登録内容を変更させること
ができる鍵管理システムを提供することにある。
【0012】請求項6の発明の目的とするところは、請
求項1乃至5の何れかの発明の目的に加えて、鍵の出し
入れを行った操作者を映像で確認することができる鍵管
理システムを提供することにある。
【0013】請求項7の発明の目的とするところは、請
求項1乃至6の何れかの発明の目的に加えて、管理用サ
ーバーと鍵収納装置との間の情報授受における秘匿性を
確保することができる鍵管理システムを提供することに
ある。
【0014】請求項8の発明の目的とするところは、請
求項1乃至7の何れかの発明の目的に加えて、鍵収納ボ
ックスの鍵出し入れに対する信頼性を高めた鍵管理シス
テムを提供することにある。
【0015】請求項9の発明の目的とするところは、請
求項1乃至8の何れかの発明の目的に加えて、管理用サ
ーバー自体の管理に対する信頼性を高めた鍵管理システ
ムを提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
めに、請求項1の発明では、ネットワークを通じて互い
に接続された管理用サーバーと、鍵収納装置とから構成
され、鍵収納装置には、鍵を収納する複数の鍵収納ボッ
クスを備えるとともに、各鍵収納ボックスの鍵出入れ口
の扉の開閉制御手段と、各鍵収納ボックスの使用許諾に
対応して発行されている認証情報が入力される認証情報
入力手段と、入力される認証情報と照合するための照合
用認証情報を鍵収納ボックスと対応させて登録している
記憶手段と、上記認証情報入力手段で入力された認証情
報と記憶手段に登録されている照合用認証情報とを照合
して認証情報に対応する照合用認証情報が存在すると対
応する鍵収納ボックスの開閉扉を解錠する解錠制御手段
とを備えるとともに、ネットワークを通じて管理用サー
バーとの間で情報の授受を行うネットワーク通信手段
と、各鍵収納ボックスの開閉扉の開閉情報に基づいた鍵
の出し入れの情報を少なくとも鍵の出し入れ時の度にネ
ットワーク通信手段を通じて上記管理用サーバーへ少な
くとも転送させる制御手段とを備え、管理用サーバーに
は、ネットワークを通じて鍵収納装置との間で情報の授
受を行うネットワーク通信手段と、ネットワーク通信手
段を通じて受け取った鍵収納装置の鍵収納ボックスに対
する鍵の出し入れの情報を蓄積する記憶手段とを少なく
とも備えていることを特徴とする。
【0017】請求項2の発明では、請求項1の発明にお
いて、上記鍵収納装置に、上記履歴情報を蓄積する履歴
記憶手段を備え、上記管理用サーバーからの転送要求情
報を受け取ると、上記履歴記憶手段から最新の履歴情報
を管理用サーバーへ上記ネットワーク手段を通じて転送
させることを特徴とする。
【0018】請求項3の発明では、請求項1又は2の発
明において、上記管理用サーバーに、上記鍵収納装置か
らの上記履歴情報を表示させるためのWeb画面を生成
し、インターネットを通じてインターネット端末に提示
するWebサーバー機能を備えていることを特徴とす
る。
【0019】請求項4の発明では、請求項1乃至3の何
れかの発明において、上記管理用サーバーに、上記鍵収
納装置へ所定の鍵収納ボックスの開閉扉の解錠を指示す
る解除指令情報を管理側認証情報とともに送信させる機
能を備え、上記鍵収納装置の上記解錠制御手段に、上記
管理用サーバーからの解錠指令情報が受信されると、管
理側認証情報と照合用認証情報との照合を行うととも
に、対応する照合用認証情報が存在している場合に所定
の鍵収納ボックスの開閉扉の解錠を制御する制御信号を
出力して解除制御を行う機能を備えていることを特徴と
する。
【0020】請求項5の発明では、請求項1乃至4の何
れかの発明において、上記鍵収納装置に、上記記憶手段
への照合用認証情報の新規登録や登録された照合用認証
情報の変更を行う情報入力手段を備え、上記管理用サー
バーに、上記鍵収納装置の記憶手段の登録内容と同じ内
容を記憶するバックアップ用記憶手段と、このバックア
ップ用記憶手段に照合用認証情報の新規登録や登録され
た照合用認証情報の変更を行う情報入力手段を備え、上
記鍵収納装置の記憶手段の登録内容若しくは管理用サー
バーのバックアップ用記憶手段の登録内容が夫々におけ
る情報入力手段によって追加若しくは変更されると、追
加若しくは変更があった一方側から他方側へネットワー
クを通じて追加若しくは変更された照合用認証情報を転
送し、他方側の記憶手段若しくはバックアップ用記憶手
段に転送されてきた照合用認証情報を追加登録若しくは
転送されたきた照合用認証情報に対応する照合用認証情
報を変更することを特徴とする。
【0021】請求項6の発明では、請求項1乃至5の何
れかの発明において、上記鍵収納装置に、認証情報入力
手段による認証情報入力操作があると、操作者を撮像す
る撮像カメラを併設し、この撮像カメラの映像データを
鍵の出し入れの情報とともにネットワーク通信手段を通
じて管理用サーバーへ送信し、上記管理用サーバーに、
送信されてきた映像データを鍵の出し入れ情報に対応さ
せ記憶手段に蓄積する機能を備えていることを特徴とす
る。
【0022】請求項7の発明では、請求項1乃至6の何
れかの発明において、上記管理用サーバーと鍵収納装置
とを接続するネットワークがインターネットであって、
管理用サーバーと鍵収納装置との間での情報授受を暗号
化通信により行うことを特徴とする。
【0023】請求項8の発明では、請求項1乃至7の何
れかの発明において、上記認証情報としてID情報及び
暗証番号を用い、上記認証情報入力手段をID情報を記
録した記録媒体からの情報を読み取る読み取り手段と暗
証番号が操作入力される入力手段とで構成し、上記解錠
制御手段に、読み取り手段で読み取られたID情報及び
入力手段で入力された暗証番号が共に一致する照合用認
証情報が存在したときに解錠のための制御信号を出力す
る機能を備えていることを特徴とする。
【0024】請求項9の発明では、請求項1乃至8の何
れかの発明において、管理用サーバーに対するアクセス
を、アクセス権を認証する認証情報の照合により行う手
段を管理用サーバーに備えていることを特徴とする。
【0025】
【発明の実施の形態】以下本発明を実施形態により説明
する。
【0026】図2はシステム全体の概要を示しており、
このシステムでは、マンションやビル等の適宜な場所X
に設置され固有のIPアドレスが付与されている鍵収納
装置1と、この鍵収納装置1を含めインターネットに接
続するインターネット端末をインターネット2に接続す
るためのハブ併設のルータ3と、固有のIPアドレスが
付与され、インターネット2を通じて鍵収納装置1との
間で情報の授受を行うための管理用サーバー4とを基本
的な構成とし、管理用サーバー4をサーバー管理会社に
設置している。
【0027】鍵収納装置1は、装置本体5の前面側に夫
々が開口し、開口部に装着した開閉扉6の開閉によって
貸し出し対象とする鍵が出し入れ自在な鍵収納ボックス
7…を縦横に複数配置しているとともに、ユーザーや清
掃業者に貸与してあるICカードが挿脱されカード挿入
口を装置本体5の前面に開口し、カード挿入口に挿入さ
れたICカードに認証情報として記録されているIDデ
ータを読み取るカードリーダ8と、認証情報としてユー
ザーや清掃業者毎に設定されている暗証番号がユーザー
の操作によって入力されたり、認証情報の新規設定や、
変更操作を行うためのキー操作部9とを備えるととも
に、インターネット用の撮像カメラ10を装置本体5の
上部に併設している。
【0028】また装置本体5内部には、図1(a)に示
すようにカードリーダ8及びキー操作部9のインターフ
ェース部11と、ユーザーや清掃業者毎に設定されカー
ドリーダ7を通じて入力されるIDデータ及びキー操作
部9で入力される暗証番号を照合するためにIDデータ
及び暗証番号を組みとした照合認証情報を登録するとと
もに、管理者を認証する認証情報とを登録している認証
情報記憶部12Aと、各鍵収納ボックス7における鍵の
出し入れ(貸し出し)の履歴情報を記録する履歴情報記
憶部12Bと、設置場所に設けられたルータ3に接続す
るためのイーサーネットの通信用インターフェース部1
3と、鍵収納装置1全体の情報管理と制御処理を行うた
めの制御部14とを備えている。
【0029】制御部14は、インタフェース部11を通
じて取り込んだんIDデータや暗証番号からなる認証情
報或いは管理用サーバー4から送られてくる管理者用認
証情報が、認証情報記憶部12Aに予め登録されている
照合用認証情報に存在するか否かの検索照合を行う照合
機能とを備えるとともに照合一致すると判断された場合
に、当該ユーザー或いは清掃業者に割り当てられている
鍵収納ボックス7、或いは管理者側からの指定された所
定の鍵収納ボックス7の開閉扉6の施錠/解錠を行うよ
うに夫々に設けられた電気錠15の解錠を制御する解錠
制御手段としての制御機能と、上記照合一致時に撮像カ
メラ10を起動して一定時間撮像動作させる機能と、電
気錠7の解錠/施錠の動作情報からなる開閉情報ととも
に、各鍵収納ボックス7に対応して設けられている鍵の
貸し出し、預け入れをユーザーが操作入力するスイッチ
Sの操作情報を取り込んで各鍵収納ボックス7における
鍵の出し入れ(貸し出し)の履歴情報として操作者のI
Dデータ、操作日時、時刻、貸し出しの内容(貸し出
し、預け入れなど)を収集して履歴情報記憶部12Bに
保存するとともに、収集した履歴情報を上記撮像カメラ
10の映像データとともに管理用サーバー4へ送信させ
る機能と、後述する管理用サーバー4からの要求に応じ
て任意の履歴情報を履歴情報記憶部12Bから読み出し
て管理用サーバー4へ送信する処理を行う機能と、照合
用認証情報が当該鍵収納装置1側で新規登録若しくは変
更があった場合にはその新規登録された照合用認証情報
或いは変更があった照合用認証情報を管理用サーバー4
へ送信するとともに、管理用サーバー4から新規登録若
しくは変更があった照合用認証情報が送られてくると、
その照合用認証情報に基づいて認証情報記憶部12Aに
登録或いは変更処理を行う機能とを備えているものとす
る。
【0030】尚図2ではルータ3がインターネット2に
直接接続される専用回線利用の形態を示しているが、公
衆電話回線網、CATV、ADSL等を利用し、接続業
者を通じてインターネット2に接続しても良く、この場
合夫々に通信路に対応するモデムやTA(ターミナルア
ダプタ)がルータ3のWAN側に接続される。
【0031】またルータ3を用いない場合には鍵収納装
置1内の通信インターフェースとして、モデム或いはT
A、PHS端末などを用いる。
【0032】つまり何れかの方法で鍵収納装置1と管理
用サーバー1とが通信回線を通じて接続されるととも
に、鍵収納装置1と管理用サーバー4との間で情報の授
受が可能な機能を持つもので、夫々固有のアドレスが設
定されているものであれば良く、実施形態ではインター
ネット2を用いているがこれには特に限定されない。
【0033】管理用サーバー4、つまりサーバーコンピ
ュータには、図1(b)に示すようにインターネット2
にルータなどを通じて接続するための、イーサネット
(R)の通信用インターフェース部20を備えるととも
に、各鍵収納装置1から送られてくる履歴情報及び撮像
カメラ10の映像データを蓄積保存する履歴情報記憶部
21Bと、各鍵収納装置1内の照合用認証情報と同じ照
合用認証情報を記憶する認証情報記憶部21Aとを備
え、サーバーコンピュータの中央演算処理部22は各鍵
収納装置1との間での情報授受に基づいてこれら記憶部
21A,21Bに情報を書き込んだり、更新する処理を
行う機能や、キーボード23の操作によって所定の鍵収
納装置1の所定の鍵収納ボックス7の開閉扉6の電気錠
の施錠操作を行う処理機能と、管理用サーバー4に対す
るアクセスを制限するためにアクセス権を認証する認証
機能を備えるとともに、キーボードの操作により照合用
認証情報の登録や変更を行うための機能と、履歴情報を
Web画面で表示するためのWebページを生成し、イ
ンターネット2に接続されるインターネット端末で閲覧
可能とするWebサーバー機能と実現されるアプリケー
ションが実行されている。
【0034】而して、各鍵収納装置1において、既に夫
々に設けられた鍵収納ボックス7…に対応するユーザー
の照合用認証情報が認証情報記憶部12Aに登録され、
この登録内容と同じ内容が管理用サーバー4の認証情報
記憶部21に登録されているものとし、今ある場所に設
置されている鍵収納装置1においてユーザーがICカー
ドをカードリーダ8に挿入してIDデータを読み取らせ
るとともに、暗証番号をキー操作部9を操作して入力す
ると鍵収納装置1の制御部14が動作を開始し(図3の
ステップS1)、図3のステップS2で当該鍵収納装置
1の制御部14は、認証情報記憶部12Aに記憶されて
いる照合用認証情報を検索照合して、入力されたIDデ
ータ及び暗証番号が共に一致する照合用認証情報が存在
する場合、当該認証情報に対応するユーザーに割り当て
ている鍵収納ボックス7の電気錠15に対して解錠する
制御信号を出力して解錠動作をさせる。これにより当該
鍵収納ボックス7の開閉扉6を開くことができることに
なる(図3のステップS3)。同時に制御部14は撮像
カメラ10を動作させて、鍵収納装置1の前に立って操
作したユーザーの顔を撮像し、その映像データを一時的
に取り込む。
【0035】さてユーザーは電気錠15が解錠される
と、開閉扉6を開いて、鍵収納ボックス7内の鍵を借り
出すか、或いは既に借り出した鍵を収納した後、開閉扉
6を閉じることで、鍵の貸し出し、或いは預け入れの操
作が終了する(図3のステップS4)。
【0036】尚開閉扉6が開いた状態から閉じられると
電気錠15は自動的に施錠状態にロックされることにな
る。また電気錠15の解錠/施錠は夫々の鍵収納ボック
ス7に設けた表示ランプLを点灯或いは消灯させる制御
を制御部14で行うことでユーザーに鍵の有無を知らせ
ることができるようになっている。
【0037】さて開閉扉6が閉じられて電気錠15が施
錠されると、制御部14は、操作日時、ユーザーのID
データ及び照合用認証情報に対応して登録されているユ
ーザー名、対応する鍵収納ボックス7に予め設定されて
いるボックス番号データ、操作内容(貸し出し/預け入
れ)を履歴情報として収集し、その履歴情報と一時格納
している撮像カメラ10の映像データを所定のIPに変
換した後、通信用インターフェース部13を通じて管理
用サーバー4のIPアドレス宛にインターネット2上に
送出するとともに、履歴情報を履歴情報記憶部12Bに
保存する処理を行う(図3のステップS4)。この管理
用サーバー4と鍵収納装置1との間の情報授受は暗号化
した上で行うようになっており、制御部14には上記の
履歴情報及び映像データを管理用サーバー4へ送出を行
う場合に、送出情報を暗号化する処理を行う機能を備え
ている。
【0038】以上の一連の鍵収納装置1での処理動作が
終了する(図3のステップS5)と、鍵収納装置1は、
次の操作への待機状態となる。尚開閉扉6が開いたまま
が一定時間以上継続している場合や、開閉扉6がこじ開
けられた場合などの異常時には制御部14はそれらの異
常情報を管理用サーバー13へ履歴情報として送出する
ようになっている。
【0039】清掃業者による操作の場合には、清掃業者
のIDデータ及び暗証番号の認証により履歴情報の操作
内容が「清掃」と自動的設定される。
【0040】さて、管理用サーバー4では、中央演算部
22に備えた解読機能によって、鍵収納装置1から送ら
れてきた履歴情報及び映像データを解読した後、中央演
算部22の制御の下で履歴情報及び映像データを履歴情
報記憶部21Bに格納保存するとともに、Webサーバ
ー機能により、履歴情報をWeb画面で閲覧可能なよう
にWebページを生成し、管理用サーバー4のモニタで
リアルタイムに閲覧することができる、またインターネ
ット2に接続されている遠隔地にあるインターネット端
末のWebブラウザから、上記WebページのURLを
アクセスすることで、履歴情報を閲覧することもでき
る。この閲覧は、IDデータやパスワード等の認証を行
うことで、アクセスを許可した者にしか閲覧できないよ
うになっている。
【0041】映像データはICカードが盗まれ、暗証番
号が窃用された場合に、操作者(犯人)を特定する際に
用いられる。
【0042】ところでICカードを紛失したユーザーが
鍵収納ボックス7に対して鍵を預け入れたり、借り出す
必要が生じた場合、ユーザーからの連絡を受けたサーバ
ー管理会社のオペーレータはキーボード23を通じて当
該鍵収納装置1に対して所定の鍵収納ボックス7の開閉
扉6の電気錠15を解錠する要求コマンドを送信するこ
とで対処できるようになっている。
【0043】この場合、オペレータは、管理用サーバー
4のモニタ上に認証画面を表示させる操作を行い、この
認証画面を通じて予め与えられているIDデータやパス
ワードを入力する。この入力されたIDデータやパスワ
ードが管理用サーバー4の中央演算部22は予め登録さ
れているIDデータやパスワードと一致するものかを判
定する認証処理後、オペレータのアクセスを受け付けよ
うになっている。アクセス許可がおりると、オペレータ
はキーボード23を通じて遠隔操作モードの画面をモニ
タ上に呼び出す操作を行い、この画面上から対象となる
鍵収納装置1とその鍵収納ボックス7のボックス番号を
入力して送信を指示すると、中央演算部22は、それら
の入力データに対応した当該管理用サーバー4に対応し
た認証情報と、対象となる鍵収納ボックス7のボックス
番号及び遠隔操作要求コマンドとを暗号化した上で、対
象となる鍵収納装置1のIPアドレス宛に所定のIPで
通信用インターフェース部20を通じて送信させる処理
を行う。
【0044】自己のIPアドレス宛に認証情報及び遠隔
操作要求コマンドからなる情報が伝送されてきた鍵収納
装置1の制御部14は暗号の解読処理を行った後、認証
情報が予め認証情報記憶部12Aに登録されている管理
用サーバー4の照合用認証情報と一致しているか否かの
認証を行い、この認証処理後鍵収納ボックス7のボック
ス番号を読み取って、当該鍵収納ボックス7の電気錠1
5に対して解錠の制御信号を送出して当該電気錠15を
解錠させる。これによりユーザーは所定の鍵収納ボック
ス7の開閉扉6を開けることができ、鍵の借り出しや、
預け入れが行えることになる。
【0045】勿論この遠隔操作時にもユーザーによる鍵
の借り出しや預け入れが終了すると、上述と同様に撮像
カメラ10による映像データと履歴情報とを管理用サー
バー4へ送信する処理も行う。
【0046】ところで本実施形態では、管理用サーバー
4側若しくは鍵収納装置1側で、ユーザーの認証情報
(IDデータ及び暗証番号)の新規登録や、登録されて
いる認証情報の変更が行えるようになっている。鍵収納
装置1側のキー操作部9の操作によって新規登録される
場合や変更される場合には、制御部14によって、認証
情報記憶部12Aに照合用認証情報として新規登録され
たり、対応する既登録の対応した照合用認証情報を更新
する処理が行われる。同時に新規登録の認証情報或いは
変更された認証情報は制御部14の制御の下で管理用サ
ーバー4へ転送される。管理用サーバー4では転送され
たきた新規登録の認証情報或いは変更された認証情報に
基づいて認証情報記憶部21Aに新規登録或いは変更処
理を中央演算部22に制御の下で行い、鍵収納装置1の
認証情報記憶部12Aの登録内容に対して管理用サーバ
ー4の認証情報記憶部12Aの登録内容を同期させるよ
うなっている。
【0047】逆に、管理用サーバー4側のキーボード2
3の操作によって認証情報の新規登録や変更が為された
場合には、中央演算部22によって、認証情報記憶部2
1Aに照合用認証情報として新規登録されたり、対応す
る既登録の対応した照合用認証情報を更新する処理が行
われる。同時に新規登録の認証情報或いは変更された認
証情報は中央演算部22の制御の下で対応する鍵収納装
置1へ転送される。当該鍵収納装置1では転送されたき
た新規登録の認証情報或いは変更された認証情報に基づ
いて認証情報記憶部12Aに新規登録或いは変更処理を
制御部14の制御の下で行い、管理用サーバー4の認証
情報記憶部21Aの登録内容に対して鍵収納装置1の認
証情報記憶部12Aの登録内容を同期させるようなって
いる。
【0048】これにより、一方の操作で生じた登録内容
の変化に伴い、他方側での登録設定を管理者が行う必要
がなくなり、例えば管理用サーバー4で登録内容を変え
た場合に、一々対応する鍵収納装置1へ出向かなくても
良くなる。
【0049】さて、鍵収納装置1の履歴情報記憶部12
Bで保存された履歴情報は管理用サーバー4側から任意
に転送させることができるようになっており、この場合
管理用サーバー4側でオペレータが上述の遠隔操作要求
を行った場合と同様に、履歴情報要求操作を行い、キー
ボード23から所望する鍵収納装置1の所定の鍵収納ボ
ックス7のボックス番号と履歴情報の範囲を指定すると
ともに履歴情報要求コマンドを入力して送信させると、
所定の鍵収納装置1へこれら指定情報とコマンドが送ら
れる。当該鍵収納装置1では制御部14が、管理用サー
バー4に対する認証処理後、指定された鍵収納ボックス
7の所定範囲の履歴情報を履歴情報記憶部12Bから読
み出し、この読み出して履歴情報を管理用サーバー4へ
転送する処理を行う。これにより管理用サーバー4側で
は任意のときに任意の鍵収納ボックス7の任意の範囲の
履歴情報を確認することができることになる。
【0050】また、各鍵収納装置1の制御部14は、定
期的に各鍵収納ボックス7の状態を電気錠15の動作情
報に基づいて監視し、その監視情報を定期的に管理用サ
ーバー4側へ転送する処理を行っており、管理用サーバ
ー4ではこの情報を受信することによって異常発生の有
無を監視し、異常発生時にはモニタに表示してオペレー
タに知らせるようになっている。
【0051】このように本実施形態では、管理用サーバ
ー4と各鍵収納装置1との間で情報の授受をインターネ
ットを通じて行うことで、各鍵収納装置1の鍵収納ボッ
クス7における鍵の貸し出しや、預け入れの状況を遠隔
にある管理用サーバー4側で管理把握することができる
のである。
【0052】尚本実施形態では、認証情報の記録媒体と
してICカードを用いているが、非接触式のIDタグな
どを用いても良い。また暗証番号を認証情報として併用
しているが、暗証番号を用いなくても良い。また逆に暗
証番号のみでも良い。
【0053】更に、本実施形態では認証情報の認証によ
ってユーザーに対応する鍵収納ボックス7を特定する処
理を行っているが、ユーザー自身がボックス番号をキー
操作部9を用いて指定するようにしても良い(図3のス
テップS6)。
【0054】
【発明の効果】請求項1の発明は、ネットワークを通じ
て互いに接続された管理用サーバーと、鍵収納装置とか
ら構成され、鍵収納装置には、鍵を収納する複数の鍵収
納ボックスを備えるとともに、各鍵収納ボックスの鍵出
入れ口の扉の開閉制御手段と、各鍵収納ボックスの使用
許諾に対応して発行されている認証情報が入力される認
証情報入力手段と、入力される認証情報と照合するため
の照合用認証情報を鍵収納ボックスと対応させて登録し
ている記憶手段と、上記認証情報入力手段で入力された
認証情報と記憶手段に登録されている照合用認証情報と
を照合して認証情報に対応する照合用認証情報が存在す
ると対応する鍵収納ボックスの開閉扉を解錠する解錠制
御手段とを備えるとともに、ネットワークを通じて管理
用サーバーとの間で情報の授受を行うネットワーク通信
手段と、各鍵収納ボックスの開閉扉の開閉情報に基づい
た鍵の出し入れの情報を少なくとも鍵の出し入れ時の度
にネットワーク通信手段を通じて上記管理用サーバーへ
少なくとも転送させる制御手段とを備え、管理用サーバ
ーには、ネットワークを通じて鍵収納装置との間で情報
の授受を行うネットワーク通信手段と、ネットワーク通
信手段を通じて受け取った鍵収納装置の鍵収納ボックス
に対する鍵の出し入れの情報を蓄積する記憶手段とを少
なくとも備えているので、鍵収納装置の鍵収納ボックス
への鍵の出し入れの履歴情報を、鍵収納装置の設置場所
から離れている場所に設置された管理用サーバーで収集
することができ、そのため履歴情報を収集するために管
理者が一々鍵収納装置の設置場所へ行く必要がなく、管
理コストも低減できるという効果がある。
【0055】請求項2の発明は、請求項1の発明におい
て、上記鍵収納装置に、上記履歴情報を蓄積する履歴記
憶手段を備え、上記管理用サーバーからの転送要求情報
を受け取ると、上記履歴記憶手段から最新の履歴情報を
管理用サーバーへ上記ネットワーク手段を通じて転送さ
せるので、請求項1の発明の効果に加えて、任意に履歴
情報を管理用サーバーで収集することができ、必要に応
じて適宜履歴情報を管理用サーバー側へ転送させること
で、鍵収納装置の異常等の早期発見も可能となるという
効果がある。
【0056】請求項3の発明は、請求項1又は2の発明
において、上記管理用サーバーに、上記鍵収納装置から
の上記履歴情報を表示させるためのWeb画面を生成
し、インターネットを通じてインターネット端末に提示
するWebサーバー機能を備えているので、請求項1又
は2の発明の効果に加えて、収集した履歴情報をWeb
画面で確認することができ、そのため複数の遠隔地にお
いてもインターネットを通じて履歴情報の確認が可能と
なるという効果がある。
【0057】請求項4の発明は、請求項1乃至3の何れ
かの発明において、上記管理用サーバーに、上記鍵収納
装置へ所定の鍵収納ボックスの開閉扉の解錠を指示する
解除指令情報を管理側認証情報とともに送信させる機能
を備え、上記鍵収納装置の上記解錠制御手段に、上記管
理用サーバーからの解錠指令情報が受信されると、管理
側認証情報と照合用認証情報との照合を行うとともに、
対応する照合用認証情報が存在している場合に所定の鍵
収納ボックスの開閉扉の解錠を制御する制御信号を出力
して解除制御を行う機能を備えているので、請求項1乃
至3の何れかの発明の効果に加えて、管理用サーバーか
ら、認証を経た上で鍵収納ボックスの解錠を遠隔制御す
ることができるものであって、ユーザー側で認証情報の
忘失や、認証情報を格納している媒体の紛失時などのト
ラブル発生時等のやむを得ない状況が発生した場合にお
いて、管理者が対応する鍵収納装置の設置場所へ出向か
なくても、当該ユーザーに対応する鍵収納ボックスの開
閉扉の解錠が行え、ユーザーへの鍵の貸し出しができる
という効果がある。
【0058】請求項5の発明は、請求項1乃至4の何れ
かの発明において、上記鍵収納装置に、上記記憶手段へ
の照合用認証情報の新規登録や登録された照合用認証情
報の変更を行う情報入力手段を備え、上記管理用サーバ
ーに、上記鍵収納装置の記憶手段の登録内容と同じ内容
を記憶するバックアップ用記憶手段と、このバックアッ
プ用記憶手段に照合用認証情報の新規登録や登録された
照合用認証情報の変更を行う情報入力手段を備え、上記
鍵収納装置の記憶手段の登録内容若しくは管理用サーバ
ーのバックアップ用記憶手段の登録内容が夫々における
情報入力手段によって追加若しくは変更されると、追加
若しくは変更があった一方側から他方側へネットワーク
を通じて追加若しくは変更された照合用認証情報を転送
し、他方側の記憶手段若しくはバックアップ用記憶手段
に転送されてきた照合用認証情報を追加登録若しくは転
送されたきた照合用認証情報に対応する照合用認証情報
を変更するので、請求項1乃至4の何れかの発明の効果
に加えて、管理側サーバーと、鍵収納装置との何れか一
方で照合用認証情報の新規登録や変更にがあると、これ
に同期して他方側の記憶手段に追加登録若しくは登録内
容を変更させることができ、そのため管理用サーバーで
認証情報の新規登録や、変更を行っても、鍵収納装置の
設置場所へ一々管理者が出向いて登録や変更などの作業
を行う必要がなく、多数の鍵収納装置の認証情報の登録
や変更の作業が効率的に行えるという効果がある。
【0059】請求項6の発明は、請求項1乃至5の何れ
かの発明において、上記鍵収納装置に、認証情報入力手
段による認証情報入力操作があると、操作者を撮像する
撮像カメラを併設し、この撮像カメラの映像データを鍵
の出し入れの情報とともにネットワーク通信手段を通じ
て管理用サーバーへ送信し、上記管理用サーバーに、送
信されてきた映像データを鍵の出し入れ情報に対応させ
記憶手段に蓄積する機能を備えているので、請求項1乃
至5の何れかの発明の効果に加えて、鍵の出し入れを行
った操作者を映像で確認することができ、認証情報を窃
用などの事故が発生した場合の犯人の特定等が行えると
いう効果がある。
【0060】請求項7の発明は、請求項1乃至6の何れ
かの発明において、上記管理用サーバーと鍵収納装置と
を接続するネットワークがインターネットであって、管
理用サーバーと鍵収納装置との間での情報授受を暗号化
通信により行うので、管理用サーバーと鍵収納装置との
間の情報授受における秘匿性を確保することができ、信
頼性の高いる鍵管理システムを構築できる。
【0061】請求項8の発明は、請求項1乃至7の何れ
かの発明において、上記認証情報としてID情報及び暗
証番号を用い、上記認証情報入力手段をID情報を記録
した記録媒体からの情報を読み取る読み取り手段と暗証
番号が操作入力される入力手段とで構成し、上記解錠制
御手段に、読み取り手段で読み取られたID情報及び入
力手段で入力された暗証番号が共に一致する照合用認証
情報が存在したときに解錠のための制御信号を出力する
機能を備えているので、請求項1乃至7の何れかの発明
の効果に加えて、認証情報を2重構成とすることで、悪
意を持つ者による操作によって鍵収納ボックスの開閉扉
が解錠されるのを防ぐことが確実に行え、信頼性を高め
た鍵管理システムを提供することにあるという効果があ
る。
【0062】請求項9の発明は、管理用サーバーに対す
るアクセスを、アクセス権を認証する認証情報の照合に
より行う手段を管理用サーバーに備えているので、管理
用サーバー自体の管理に対する信頼性を高めた鍵管理シ
ステムを構築することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施形態の鍵収納装置の構成図であ
る。(b)は同上の管理用サーバーの構成図である。
【図2】同上のシステムの一例の概要図である。
【図3】同上の鍵収納装置の動作説明用フローチャート
である。
【符号の説明】
1 鍵収納装置 2 インターネット 7 鍵収納ボックス 8 カードリーダ 9 キー操作部 10 撮像カメラ 11 インターフェース部 12A 認証情報記憶部 12B 履歴情報記憶部 13 通信用インターフェース部 14 制御部 15 電気錠 L 表示ランプ S スイッチ 4 管理用サーバー 20 通信用インターフェース部 21A 認証情報記憶部 21B 履歴情報記憶部 22 中央演算部 23 キーボード
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 尾原 俊徳 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 陸野 慶人 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 森 和彦 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 2E250 AA15 BB05 BB08 BB09 BB10 BB29 BB30 BB46 BB59 BB61 BB64 BB65 BB67 CC17 CC19 CC20 CC21 CC29 DD01 DD06 EE02 EE03 FF06 FF23 FF27 FF28 FF36 FF44

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ネットワークを通じて互いに接続された管
    理用サーバーと、鍵収納装置とから構成され、 鍵収納装置には、鍵を収納する複数の鍵収納ボックスを
    備えるとともに、各鍵収納ボックスの鍵出入れ口の扉の
    開閉制御手段と、各鍵収納ボックスの使用許諾に対応し
    て発行されている認証情報が入力される認証情報入力手
    段と、入力される認証情報と照合するための照合用認証
    情報を鍵収納ボックスと対応させて登録している記憶手
    段と、上記認証情報入力手段で入力された認証情報と記
    憶手段に登録されている照合用認証情報とを照合して認
    証情報に対応する照合用認証情報が存在すると対応する
    鍵収納ボックスの開閉扉を解錠する解錠制御手段とを備
    えるとともに、ネットワークを通じて管理用サーバーと
    の間で情報の授受を行うネットワーク通信手段と、各鍵
    収納ボックスの開閉扉の開閉情報に基づいた鍵の出し入
    れの情報を少なくとも鍵の出し入れ時の度にネットワー
    ク通信手段を通じて上記管理用サーバーへ少なくとも転
    送させる制御手段とを備え、 管理用サーバーには、ネットワークを通じて鍵収納装置
    との間で情報の授受を行うネットワーク通信手段と、ネ
    ットワーク通信手段を通じて受け取った鍵収納装置の鍵
    収納ボックスに対する鍵の出し入れの情報を蓄積する記
    憶手段とを少なくとも備えていることを特徴とする鍵管
    理システム。
  2. 【請求項2】上記鍵収納装置に、上記履歴情報を蓄積す
    る履歴記憶手段を備え、上記管理用サーバーからの転送
    要求情報を受け取ると、上記履歴記憶手段から最新の履
    歴情報を管理用サーバーへ上記ネットワーク手段を通じ
    て転送させることを特徴とする請求項1記載の鍵管理シ
    ステム。
  3. 【請求項3】上記管理用サーバーに、上記鍵収納装置か
    らの上記履歴情報を表示させるためのWeb画面を生成
    し、インターネットを通じてインターネット端末に提示
    するWebサーバー機能を備えていることを特徴とする
    請求項1又は2記載の鍵管理システム。
  4. 【請求項4】上記管理用サーバーに、上記鍵収納装置へ
    所定の鍵収納ボックスの開閉扉の解錠を指示する解除指
    令情報を管理側認証情報とともに送信させる機能を備
    え、 上記鍵収納装置の上記解錠制御手段に、上記管理用サー
    バーからの解錠指令情報が受信されると、管理側認証情
    報と照合用認証情報との照合を行うとともに、対応する
    照合用認証情報が存在している場合に所定の鍵収納ボッ
    クスの開閉扉の解錠を制御する制御信号を出力して解除
    制御を行う機能を備えていることを特徴とする請求項1
    乃至3の何れか記載の鍵管理システム。
  5. 【請求項5】上記鍵収納装置に、上記記憶手段への照合
    用認証情報の新規登録や登録された照合用認証情報の変
    更を行う情報入力手段を備え、 上記管理用サーバーに、上記鍵収納装置の記憶手段の登
    録内容と同じ内容を記憶するバックアップ用記憶手段
    と、このバックアップ用記憶手段に照合用認証情報の新
    規登録や登録された照合用認証情報の変更を行う情報入
    力手段を備え、 上記鍵収納装置の記憶手段の登録内容若しくは管理用サ
    ーバーのバックアップ用記憶手段の登録内容が夫々にお
    ける情報入力手段によって追加若しくは変更されると、
    追加若しくは変更があった一方側から他方側へネットワ
    ークを通じて追加若しくは変更された照合用認証情報を
    転送し、他方側の記憶手段若しくはバックアップ用記憶
    手段に転送されてきた照合用認証情報を追加登録若しく
    は転送されたきた照合用認証情報に対応する照合用認証
    情報を変更することを特徴とする請求項1乃至4の何れ
    か記載の鍵管理システム。
  6. 【請求項6】上記鍵収納装置に、認証情報入力手段によ
    る認証情報入力操作があると、操作者を撮像する撮像カ
    メラを併設し、この撮像カメラの映像データを鍵の出し
    入れの情報とともにネットワーク通信手段を通じて管理
    用サーバーへ送信し、上記管理用サーバーに、送信され
    てきた映像データを鍵の出し入れ情報に対応させ記憶手
    段に蓄積する機能を備えていることを特徴とする請求項
    1乃至5の何れか記載の鍵管理システム。
  7. 【請求項7】上記管理用サーバーと鍵収納装置とを接続
    するネットワークがインターネットであって、管理用サ
    ーバーと鍵収納装置との間での情報授受を暗号化通信に
    より行うことを特徴とする請求項1乃至6の何れか記載
    の鍵管理システム。
  8. 【請求項8】上記認証情報としてID情報及び暗証番号
    を用い、上記認証情報入力手段をID情報を記録した記
    録媒体からの情報を読み取る読み取り手段と暗証番号が
    操作入力される入力手段とで構成し、上記解錠制御手段
    に、読み取り手段で読み取られたID情報及び入力手段
    で入力された暗証番号が共に一致する照合用認証情報が
    存在したときに解錠のための制御信号を出力する機能を
    備えていることを特徴とする請求項1乃至7の何れか記
    載の鍵管理システム。
  9. 【請求項9】管理用サーバーに対するアクセスを、アク
    セス権を認証する認証情報の照合により行う手段を管理
    用サーバーに備えていることを特徴とする請求項1乃至
    8の何れか記載の鍵管理システム。
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