JP2016069931A - 鍵管理装置、運転手側点呼装置、および制御プログラム - Google Patents
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Abstract
Description
本発明の実施形態1について、図1〜図4に基づいて説明すれば、以下の通りである。
図2は、本実施形態の鍵管理システム1の要部の構成を示す機能ブロック図である。鍵管理システム1は、本社事務内A内の運行管理者Xと、営業所B内の運転手Yとの間において、IT点呼を行うためのシステムである(後述の図4の(a)および(b)を参照)。なお、図2では、本社事務所Aおよび営業所Bにおいて、IT点呼に関連する部分のみが示されている。
図1は、本社事務所A(すなわち運行管理者側)の制御装置10A、営業所B(すなわち運転手側)の制御装置10B、および鍵管理装置12の構成を詳細に示す機能ブロック図である。なお、図1に図示されている営業所B内の各部材は、セキュリティボックス内に配置されている。
本実施形態の鍵管理システム1によれば、制御装置10Aを操作する運行管理者Xと、制御装置10Bを操作する運転手Yとの間において、IT点呼を行うことができる。そして、IT点呼確認の結果、運行管理者Xが運転手Yによる車両の運転を許可する操作を制御装置10Aに対して行った場合、許可信号送信部103Aは、許可信号受信部103Bに許可信号を送信する。そして、許可信号受信部103Bが許可信号を受信すると、ID送信部104Bは、ID受信部123に運転手Yの個人IDを送信する。
本発明の他の実施形態について、図5に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図5は、本実施形態の鍵管理システム2における、制御装置10A、制御装置10B、鍵管理装置22、およびその周辺の構成を詳細に示す機能ブロック図である。本実施形態の鍵管理システム2は、実施形態1の鍵管理システム1において、鍵管理装置12を鍵管理装置22に置き換えることによって得られる構成である。
上述したように、セキュリティボックス内において、運転手Yは、IT点呼を受けた後に、鍵管理装置12から車両の鍵を取り出すために、表扉122を開く。ここで、本実施形態の鍵管理システム2によれば、表扉122が閉じられている場合に、電気錠14によって入退室扉14aが開錠される。
本発明の他の実施形態について、図6に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図6は、本実施形態の鍵管理システム3における、制御装置10A、制御装置30B(運転手側点呼装置)、鍵管理装置12、およびその周辺の構成を詳細に示す機能ブロック図である。本実施形態の鍵管理システム3は、実施形態1の鍵管理システム1において、制御装置10Bを制御装置30Bに置き換えることによって得られる構成である。
本実施形態の鍵管理システム3によれば、運転手Yがセキュリティボックスに入室してから所定の時間内に入退室扉14aが閉じられた場合に、点呼開始部101Bは、運転手Yの操作(ログイン操作)を受け付けることが許可される。
本発明の他の実施形態について、図7に基づいて説明すれば、以下の通りである。なお、説明の便宜上、前記実施形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図7は、本実施形態の鍵管理システム4における、制御装置10A、制御装置10B、鍵管理装置42、およびその周辺の構成を詳細に示す機能ブロック図である。本実施形態の鍵管理システム4は、実施形態1の鍵管理システム1において、鍵管理装置12を鍵管理装置42に置き換えることによって得られる構成である。
本実施形態の鍵管理システム4によれば、運転手Yの車両の鍵が取り出し可能とされた時点から、当該鍵が吊り下げられたキーホルダが格納部121から取り出された時点までに亘って、カメラ17によって撮影されている動画を、録画装置16に録画させることができる。
なお、本発明の一態様に係る鍵管理システムの構成は、上述の実施形態1〜4のものに限定されなくともよい。本発明の一態様に係る鍵管理システムの各種の変形例について、以下の(1)〜(6)の通り説明する。
鍵管理システム1〜4、1v、および3vの制御ブロック(特に、制御装置10A、制御装置10B、30B、30Bv、鍵管理装置12、22、42等)は、集積回路(ICチップ)等に形成された論理回路(ハードウェア)によって実現してもよいし、CPUを用いてソフトウェアによって実現してもよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
10B,10P,10Q,10R,10S,30B,30Bv 制御装置(運転手側点呼装置)
12,12P,12Q,12R,22,42 鍵管理装置
13 入退室コントローラ(入退室管理装置)
14a 入退室扉(室内へ入室するための扉)
15b カードリーダ
16 録画装置
103A 許可信号送信部(許可手段)
103B 許可信号受信部(受信手段)
104B ID送信部(送信手段)
122 表扉(鍵が格納されている空間を外部から遮断する扉)
123 ID受信部(個人情報受信手段)
124 ID照合部(照合手段)
125 開錠部(取り出し許可手段)
221 第1開閉検知部(退室許可手段)
222 退室許可部(退室許可手段)
301B 第2開閉検知部(操作許可手段,入室制限手段)
302B 操作許可部(操作許可手段)
302Bv 入室制限部(入室制限手段)
421 録画制御部(録画制御手段)
X 運行管理者
Y,Y1〜Y5 運転手
Claims (7)
- 運転手が運転する車両の鍵を格納する鍵管理装置であって、
運行管理者と上記運転手との間における点呼確認を行うため、上記運行管理者による操作の対象となる運行管理者側点呼装置と通信可能に接続された、上記運転手による操作の対象となる運転手側点呼装置から、上記運転手を特定する個人特定情報を受信する個人情報受信手段と、
上記個人情報受信手段において受信された上記個人特定情報が、上記鍵管理装置にあらかじめ保持された個人特定情報と一致しているか否かを照合する照合手段と、
上記照合手段において上記個人特定情報が一致していると照合された場合に、上記鍵を取り出し可能とする取り出し許可手段と、を備えていることを特徴とする鍵管理装置。 - 上記鍵が格納されている空間を外部から遮断する扉が設けられており、
上記扉が閉じられていることを検知した場合に、上記鍵管理装置が設けられている室内への上記運転手の入退室を管理する入退室管理装置に、上記運転手の退室を許可する指令を与える退室許可手段をさらに備えることを特徴とする請求項1に記載の鍵管理装置。 - 運行管理者と運転手との間における点呼確認を行うため、上記運行管理者による操作の対象となる運行管理者側点呼装置と通信可能に接続され、上記運転手による操作の対象となる運転手側点呼装置であって、
上記運転手による車両の運転を許可することを示す許可信号を上記運行管理者側点呼装置から受信する受信手段と、
上記許可信号を受信した場合に、上記運転手が運転する上記車両の鍵が格納されている鍵管理装置に、上記鍵を取り出し可能とするための指令として、上記運転手を特定する個人特定情報を送信する送信手段と、を備えていることを特徴とする運転手側点呼装置。 - 上記運転手が上記運転手側点呼装置および上記鍵管理装置が設けられている室内に入室してから所定の時間内に、上記室内へ入室するための扉が閉じられたことを検知した場合に、上記運転手による上記運転手側点呼装置に対する操作を許可する操作許可手段をさらに備えることを特徴とする請求項3に記載の運転手側点呼装置。
- 上記運転手が上記運転手側点呼装置および上記鍵管理装置が設けられている室内に入室してから所定の時間内に、上記室内へ入室するための扉が閉じられたことを検知した場合に、上記運転手以外の者による上記室内への入室を制限するように、上記室内への入退室を管理する入退室管理装置の動作を制御する入室制限手段をさらに備えていることを特徴とする請求項3または4に記載の運転手側点呼装置。
- 上記鍵管理装置が設けられている室内には、上記鍵管理装置の周囲の空間を撮影した動画を録画する録画装置が設けられており、
上記鍵管理装置が、上記個人特定情報に基づき、上記鍵を取り出し可能とした時点から、上記運転手が上記鍵管理装置から上記鍵を取り出すまでの時点に亘って、上記録画装置を動作させる録画制御手段をさらに備えることを特徴とする請求項1または2に記載の鍵管理装置。 - 請求項3から5のいずれか1項に記載の運転手側点呼装置としてコンピュータを機能させるための制御プログラムであって、コンピュータを上記各手段として機能させるための制御プログラム。
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