JP2007262695A - セキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置およびエントランス管理方法 - Google Patents

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Abstract

【課題】集合住宅等において居住者等によって入場を許可された者等以外の部外者の入館を拒否するセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置の提供。
【解決手段】建物のエントランス部分の外側に設置される電気錠付きの第1ドア10と、第1ドア近くの外側壁面に配設される集合玄関機16に内蔵され第1ドアの電気錠に対して解錠条件を付与するための入館者認証手段と、エントランス部分の内部側に形成される認証エリア18と、認証エリアを隔てて設置されていて第1ドアとの同時開扉が禁止される電気錠付きの第2ドア12と、認証エリア内にあって第1ドアを通過した入館希望者の総人数を計数する人感センサ20C、マットセンサ20Mと、計数された入館希望者の生体情報を入力して認証を行う指紋検出手段22と、個人認証が行われた後に第2ドアの電気錠を解錠するためのタッチパネル24と、第2ドアの通過者を撮像する監視カメラ26とを有する。
【選択図】図1

Description

本発明は、多数人が出入するマンション、オフィスビル、社宅、その他メンバー制施設等のような入館者ないし入場者を厳格に管理する必要のある建物において、正規権原を有する居住者ないし勤務者等の部内者に限定して通過を許可し、部外者の通過には追加の認証情報を取得しながら通過を許可することにより、セキュリティ機能が強化されるエントランス管理装置およびエントランス管理方法に関する。
多数人が居住ないし勤務等のため出入するマンション、特に女性専用マンション、寮、社宅、その他集合住宅、オフィスビル、メンバー制施設等にあっては、入場権原を持たない第三者、すなわち部外者の入場を制限し、建物内の安全を図るために暗証番号の入力、各種IDカードによる識別、指紋・掌紋・虹彩パターン等々を確認する生体認証等を活用することにより建物玄関におけるセキュリティ強化が図られた施設も多く存在する。
このような施設にあっては、例えば宅配サービス配達者その他の部外者の入館は、館内に居る居住者等とビデオ装置付きインターホン等を備えた集合玄関機を介して個々に確認を行い、リモートボタン操作によりオートロックキーを解錠することにより入館を可能にしている。
近年は、セキュリティ強化の観点から建物玄関にオートロックドアシステムが広く普及しており、解錠にあたっては、磁気式やIC内蔵式などのカードキーを利用する電気・電子式のオートロックドアシステムも広く普及している。さらに、キーや各種方式のカードキーに代えて、正当な入館資格者の生体認証データ、例えば指紋、声紋、虹彩、掌紋、掌の血管、特に静脈の形状等を予め登録しておき、バイオメトリクス認証を利用する施錠システムも広く開発されており随所で採用されつつある。この種のバイオメトリクス認証は、それぞれの検出・照合手段の改良が進み、認証精度は大幅に向上しており、かつ磁気カード、ICカード類や暗証番号(パスワード)等のように紛失やデータ漏洩によって第3者に不正解錠される可能性も極めて低いため、セキュリティは大幅に強化される。
しかしながら、このように構成された入館管理システムにあっては、例えば権原のない不審な入館希望者がドア周辺に待機していて、自身の認証または居住者による許可によってドア開放を行った正当な入館者に重なり合うようにしてドアをすり抜ける、いわゆる「共連れ」による違法入場者を阻止することはできない。
特許文献1は、磁気カード等を用いた出入り口管理を行うもので、カードリーダーにより読み出されたカード情報と解錠許容情報とが一致することがカード情報照合手段によって判別された際に、電気ロック機構に対して解錠信号とタイマ信号とを発生する。この際、計数判別手段は電気ロック機構が開錠された後に光センサからの検知信号に基づいて解錠保持時間内に、1枚のカードによって複数人が入室していないかどうかを判別し、複数人が入室した場合は異常であると判別し、「警告」を発するものである。このような構成では、正当な磁気カード等を所持しない者が不正入室した後に、警告を発する事後処理であるから、例えば入室後に人的ないしは有形無形の財産に対して危害を被るなどの事態を防止することはできない。
特許文献2は、扉の施錠及び解錠を行う電気錠と、個人情報を入力するカードリーダーと、入場を許可された人物の個人情報を予め登録しておく登録者情報記憶手段と、登録者情報記憶手段に記憶されている個人情報とカードリーダーから得られる個人情報とが一致した場合に入場許可と判別する判別手段と、入場許可と判別された人物の数を記憶する第1の人数記憶手段と、扉の入口近傍を監視する監視カメラと、監視カメラで撮影された画像に写っている人物の数を識別する人物識別手段および第2の人数記憶手段と、第1の人数記憶手段と第2の人数記憶手段とに記憶された人物の数とが一致した場合に電気錠を解錠する制御装置と、から構成される出入り口管理装置を開示している。また、外来者については新たにゲストとしての個人情報を登録して居住者等と同様に扱い、いずれの場合でも人数の不一致が検出された際は解錠を禁止して入場ならびに退場を禁止し、可能な限り人数を一致させるように制御するものである。また、先行通過者に重なり合うようにして強引に不法入場する事態を完全に防止することは困難である。
特開平06‐108715号公報 特開2004‐169441号公報
本発明の課題は、入館者を厳格に管理する必要のある各種集合住宅やオフィスビル等において、予め登録された居住者等部内者、並びにこれら居住者等によって入館を許可された者等以外の、いわゆる部外者の入場ないし入館を拒絶するための構成を備えたセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置およびエントランス管理方法を提供することにある。
請求項1に記載の発明は、当該建物のエントランス部分の外側に設置される電気錠付きの第1ドア10と、該第1ドア近くの外側壁面に配設される集合玄関機に内蔵されていて、前記第1ドアの電気錠10Kに対して解錠条件を付与するための第1の入館者認証手段16と、前記エントランス部分の内部側に形成される認証エリア18と、該認証エリアを隔てて設置されていて、前記第1ドアとの同時開扉が禁止される電気錠付きの第2ドア12と、前記認証エリア内にあって前記第1ドアを通過した入館希望者の総人数を計数する人数計数手段20と、該人数計数手段によって計数された入館希望者の生体情報を入力して認証を行う個人認証手段22と、該個人認証が行われた後に前記第2ドアの電気錠を所定条件に対応させて解錠するためのタッチパネル手段24と、前記第2ドアの通過者を撮像する監視カメラ26と、を有するセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置であることを特徴とする。
請求項2に記載の発明は、前記第1ドア10の解錠手段が、ハードキー受容錠前機構、カードキー読取手段、暗証番号入力手段、部内者遠隔操作手段、管理者遠隔操作手段等の中から選ばれた1ないしそれ以上の組み合わせであることを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置である。
請求項3に記載の発明は、前記人数計数手段20が、通過者による遮断または反射を感知する光電センサ、床マット上通過者を計数するマットセンサ、天井に取り付けられる可動物体検出センサ、超音波センサ等から選ばれる人感センサ手段と計数手段とを組合せたものであることを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置である。
請求項4に記載の発明は、前記個人認証手段22が、指紋、掌紋、掌の静脈パターン、虹彩パターン等の個人特定情報を検出するセンサ群から選ばれたバイオメトリクス認証センサであることを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置である。
請求項5に記載の発明は、前記個人認証手段22が作動して個人認証情報が取得され、前記第2ドア12が開放する際に、前記監視カメラ26によって通過者の撮像記録を行うように、前記個人認証手段と前記第2ドアとが連動せしめられることを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置である。
請求項6に記載の発明は、当該建物のエントランス部分の壁面に設置される電気錠付きの第1ドア10と、該第1ドアの外側に配設される集合玄関機に内蔵されていて、前記第1ドアの電気錠に対して解錠条件を付与するための第1の入館者認証機構16と、前記エントランス部分の内部側に形成される認証エリア18と、該認証エリアを隔てて設置されていて、前記第1ドアとの同時開扉が禁止される電気錠付きの第2ドア12と、前記認証エリア内にあって前記第1ドアを通過した入館希望者の人数を計数する人数計数手段20と、該人数計数手段によって計数された入館希望者の生体情報を入力して認証を行う個人認証手段22と、個人認証が行われた後に前記第2ドアの電気錠を所定条件に対応させて解錠するためのタッチパネル手段24と、前記第2ドアの通過者を撮像記録する監視カメラ26と、を有する、セキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置において、前記第2ドアの電気錠の解錠条件は、
(a)前記第1ドアを通過して前記認証エリア内の人数計数手段で計数した人数と、前記個人認証手段によって本来の入館権限を有する部内者として確認された人数とが一致した場合、
(b)前記(a)の条件が満たされない場合に入館権限のない外来者に対して外来者バイオメトリクス認証を求め、該求めに従って生体認証を受けた部外者人数と本来の入館権限を確認されている人数との総和が、前記認証エリア内の人数計数手段20で計数された人数と一致した場合、
(c)前記(a)の条件が満たされない場合に入館権限のない部外者に対して部外者バイオメトリクス認証を求めたにもかかわらず、所定時間経過にも生体認証を行わない外来者がいる場合に、当該外来者に対して退出を促す警報を発生して前記第1ドアを開扉し、前記人数計数手段が退出を確認した結果、認証エリア内の人数と入館権限を有する人数が一致した場合、
(d)前記(a)の条件が満たされない場合に入館権限のない外来者に対して外来者バイオメトリクス認証を求め、該バイオメトリクス認証結果をエントランス管理者が確認し、該確認された人数と本来の入館権限を確認されている人数との総和が、前記認証エリア内の人数計数手段で計数された人数と一致した場合、
のいずれかであり、前記個人認証手段によって認証エリア内における入館希望者全員に本来の入館権限を有する部内者であることが確認された場合以外は、前記監視カメラ26によって前記第2ドアの通過者の撮像記録を行いつつ単一人の通過を許可する、セキュリティ機能の強化されたエントランス管理方法であることを特徴とする。
請求項7に記載の発明は、前記個人認証手段における認証において本来の入館権限がない外来者である場合、前記第2ドアでは、複数人の同時通過は拒絶して単一人のみに限って逐次許可し、共連れによる不法入館を防止することを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理方法である。
本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置では、当該建物のエントランス部外側に配設された第1ドアと、エントランス部内側に配設された第2ドアと、の中間に認証エリアを設けている。当該建物への入館を希望して、第1ドアを通過し認証エリアに入った総人数は、人数計数手段によって計数される。また、第1ドアと第2ドアとが同時に開放されることはなく、未認証の入館希望者がエントランスを通過することは確実に阻止される。このように計数された総人数には、本来の入館権限を有する部内者および本来の入館権限は持たない部外者が含まれている可能性があるため、認証エリアにおいて、部内者か部外者かを峻別し、部内者に対してはそのまま入館を認める。
一方、その中に部外者が含まれている場合にはそれら部外者の新規個人認証が完了し、これらの総数が上記第1ドアを通過して計数された総数と一致するまでは、第2ドアの解錠を禁止する。その上で、部外者と判断された入館希望者に対しては、
(a)部内者との関連において入館が許可されるべきケース、例えば部内者からみて親類、同僚、知人等の場合には、部内者権限による入館許可、
(b)当該エントランス管理者権限によって入館が許可されるべきケース、例えば宅配配達者、郵便配達員、行政・司法関係者等のような公務執行者等の場合には、管理者権限による入館許可、
(c)システムからの音声メッセージおよび/またはディスプレイへの可視表示による求めに応じてバイオメトリクス認証手段による新規登録を受け、かつ監視カメラによって撮像記録された入館希望者の場合には、システム基準に基づく入館許可、
して前記第2ドアを開放して通過を許可し、認証エリア内が無人になったことを確認して第2ドアを閉鎖する。この閉鎖に応じて第1ドアの開放禁止を解除し、新たな入館管理行程を開始するように構成される。
なお、部内者ないしエントランス管理者の権限によって入館が認められる以外の部外者は、例えば指紋登録のようなバイオメトリクス認証と監視カメラによる撮像記録とが共に実行されたことを条件として入館を認めているため、万が一犯罪その他の問題が生じた場合の手掛かりが確実な証拠資料として残る。したがって、捜査その他事後処理が容易になることから、特に不正入館を試みる部外者に対しては心理的に大きなプレッシャーとなり得るため十分な抑止効果が期待できる。
また、上述のようなバイオメトリクス認証及び関連する求めに従わない場合には、第1ドアから退出するように求め、これに従わない限り、第2ドアは解錠(開放)されないように制御される。したがって、本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置ならびにエントランス管理方法によれば、本来の入館権限を有する部内者はなんら支障なく入館可能であるが、入館権限のない部外者が他者と重なりあって不法に入館するような不都合、すなわち「共連れ」が防止される。
本発明に係るエントランス管理装置およびエントランス管理方法では、建物内部から外出する場合は格別制限しないことにしているので、第2および第1それぞれのドアの近辺に配設された通常の「ドア開放ボタン」を操作することにより自由に通過できる。さらに、建物内外の火災、地震その他の災害等の場合、避難や救助のための出入に支障が生じないよう、「システム緊急解除」のような各ドアに対する制限が全て解除できるような操作スイッチを管理室等に配設し、安全上の配慮をしておくことが望ましい。
以下、添付図を参照しつつ本発明の好適な実施の形態について開示する。図1は、本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置の基本的構成を模式的に示した側面図である。図の右側が入口、左側が建物内部であって、入口側には第1ドア10が、そして左側の建物内部側には第2ドア12がそれぞれ設けられている。第1ドア10および第2ドア12は、後述するように本発明に係るエントランス管理システムを制御する専用の管理装置の制御に従って解錠される電気錠10K、12Kをそれぞれ装備しており、通常の状態でこれら両電気錠が同時に解錠されないように規制される。
なお、本発明において使用する「エントランス」の用語は、第1および第2の両ドア10、12によって区画される領域ならびにその前後に広がる領域を含むものとして使用しており、当該建物における表玄関、裏玄関、通用口等の名称を問わず、各種出入り口付近の領域を包含する概念である。
第1ドア10の外側には、該当する部屋番号等をプッシュボタン操作で入力することにより居住者等の室内子機14と対話可能なインターホン親機として作動する集合玄関機16が設けられている。これら子機14と集合玄関機16は制御装置16Cによって制御される。この集合玄関機16は、居住者、勤務者等の部内者であることを確認する機能、例えば磁気カードやICカード等のようなカードキー類の読取り手段、暗証番号の入力手段等のように、本来的入館権限を確認する機能を備えている。したがって、部内者によって磁気カードやICカード等がカードリーダーに挿入され、または暗証番号が入力されるなどの所定操作が行われると第1ドア10の電気錠10Kが開錠され、第1ドア10と第2ドア12との間に形成された認証エリア18まで入ることができる。
また、部内者の知人、友人等のように部内者と入館の合意を得ることが可能な場合は、部内者のインターホン子機14を介して解錠を依頼することにより、入館権限を有する部内者と同様に、認証エリア18に入ることができる。なお、本発明に係るエントランス管理は、認証エリア18内に入っている総人数を基準として比較を行うことから、一旦認証エリア18内に入った入館希望者の単位毎に、いわゆるバッチ処理を行う必要がある。したがって、認証エリア18における全員の個人認証が完了し、そして全員が第2ドア12を通過し終わるまで、第1ドア10からの後続者の入場は禁止される。
第1ドア10の内側には、通過者の人数を計数するための人数計数手段としての人感センサ20C、マットセンサ20Mが配設されている。この人数計数手段は、年齢、性別、身長、体重等の差異にもかかわらず、第1ドア10を通過した人数を正確に計数する機能が要求される。したがって、身長の低い幼児(単独歩行ができない乳児等は除く)や体重の軽い子供であっても正確に人数を計数する機能が必要となる。なお、通常の通過者の歩幅に僅かに余裕を持たせた幅のマットセンサ20Mを配設する、天井等の高所に人感センサ20Cを配置する、などのように複数種の人数カウンタ手段を組み合わせるなども含めて、通過者数を短時間で正確に計数する必要がある。これらの人数計数手段で確認された当該認証工程において認証エリア18内の人数は、システム制御手段28に伝えられる。
認証エリア18には個人認証センサとしてのバイオメトリクスセンサ22が配設されている。認証エリア18に入っている全員に対して、個人認証センサ22により個人認証を行うことを要求する音声ガイダンス、ディスプレイ画面への可視表示等を行う。所定時間経過にもかかわらず人数計数手段で計数した全員の個人認証が確認できない場合は、「全員の個人認証が行われないと、第2ドアが開扉されず、どなたも入館できません」との主旨を表す内容を加えて、個人認証を求める内容を繰り返し報知する。
個人認証の手法は様々であるが、本発明に係るエントランス管理装置ならびにエントランス管理方法においては、個々人固有のバイオメトリクス情報、例えば指紋、虹彩のパターン、掌紋、掌の血管のパターンなどから選ばれた情報を利用する。このような個人認証を行う前提として、当該建物内の住居やオフィス等に出入りする正当な権限を有する部内者に対しては、該当するバイオメトリクス情報を、各部屋ごとないしは家族ごと等に応じて、それぞれの姓名ないし固有識別コード、性別、年齢(誕生日)等と関連せしめて予めデータベース化し、管理用システム制御装置28内のしかるべき登録テーブルに記録しておく必要がある。
このように予め登録されているバイオメトリクス情報と個人認証手段22によって新たに検出されたバイオメトリクス情報とを照合して、両者の一致を確認することにより、いわゆる部内者の個人認証が完了する。このようにバイオメトリクス情報による個人認証は、第1ドア10を開扉するためのカード類や暗証番号等による認証とは異種の条件により認証を行うことになるため、セキュリティレベルを大幅に高めることができる特徴がある。なお、このようなバイオメトリクス情報は、重要な個人情報であり、部内者の個人認証を行う根幹であるから、各情報の登録、抹消、再登録等は当該建物等の管理者ないし管理事務所等により厳格に管理されなければならない。
部内者権限または管理者権限により第1ドア10を通過した、いわゆる部外者に関しては、前述の部内者のようなバイオメトリクス情報の事前登録は為されていない。したがって、個人認証センサ22にバイオメトリクス情報を入力しても登録データが存在しないため、通常の判断では入館不適格となる。かかる入館不適格の部外者に対しては、「バイオメトリクス情報の新規登録を行います」とのメッセージを音声および可視表示のいずれかまたは双方で伝え、例えば指定した指の指紋を初期入力、さらに過誤を回避するための確認入力を含む複数回入力を経て新規登録を行い、併せて第2ドア12の近傍に配設された監視カメラ26によって撮像記録を行う。
その結果、入館を希望する部外者のバイオメトリクス情報と、そして監視カメラ用デジタルレコーダー26Rによる撮像記録とにより、部外者である入館者個有の基礎データが記録され、入館資格が認められる。しかし、このような手順を経た入館部外者に起因して何らかのトラブルが発生した場合に、事後の追跡・検証が容易となることは明らかであり、人的・物的・経済的トラブルの発生の懸念に対して大きな抑止効果が期待できる。
図1の認証エリア18内で第2ドア12の近傍には、開扉を要求するための入力手段(第2ドア開扉制御装置)としてタッチパネル24が配設されている。このタッチパネル24は、「個人認証センサ22により認証された部内者数」に対して「バイオメトリクス情報の新規登録が完了した部外者数」を加えた総数が、人数計数センサによって計数されている人数と一致しているかどうかをパネル面に表示する。そして、両者が一致している場合にのみタッチパネル面の「解錠ボタン」表示部に対する指接触の入力を受付け、第2ドア12を開扉して、認証エリア18内の全員が建物内に入館終了するまで開錠を継続する。
認証エリア18内が無人になったことを確認すると、第1ドア10制御部に対して開扉操作のための第1条件となる信号が送出される。したがって、引き続く新たな入館希望者が待機している場合は開扉し、不在であれば新たな入館希望者による前述の所定手続が行われるまで解錠可能状態で待機する。なお、タッチパネル24は、全員部内者のみの際の上記「解錠ボタン」に加えて、部内者の権限により特定の部外者を同伴して入館させる場合の「権限解錠ボタン」、所定の処理過程に従った部外者に対して管理者権限により入館を許可する際の「許可解錠ボタン」等を備えている。このような各操作ボタンは、常時表示しておくこともできるが、認証その他の所定操作課程を経て、当該段階において操作可能な状況の「操作ボタン」のみを表示するようにしてもよい。
人数計数手段による計数人数よりも個人認証を終了した人数が少ない間、つまり個人認証の未済者が1人以上存在する場合には、改めて個人認証を要求する音声アナウンスや表示等を行い所定時間内に個人認証が行われない場合は、その認証未済者に対し第1ドアから退出するようなメッセージないし表示に切替え、「個人認証または退出のいずれにも従わない限り第2ドアは開放されません」のような主旨をアナウンスしないしはディスプレイへの可視表示をする。この場合の個人認証は個々人固有のバイオメトリクス情報によって行われるため、例えば認証エリア18内に居合わせた部内者に代理認証を強要するような不正を行うことは不可能であり、加えて監視カメラ26によって随時確認可能であるから、不正入館は確実に阻止される。
個人認証を拒否した部外者がメッセージないし表示に従って第1ドア10から退出したことにより、人数計数手段が確認した認証エリア18内の総数と個人認証済みの人数とが一致した場合は、第2ドア12を解錠してこれら全員の入館を可能とする。この場合も、認証エリア18から全員が入館して無人になったことが確認されると、第1ドア10の第1の開扉条件が整い、新たな入館希望者が出現するまで待機する。
本発明におけるセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置を構成する各種部材は、例えば図2のような制御システムとして構成することができる。第1ドア10に付属する電気錠10Kは、集合玄関機16および制御装置16Cを介して各居室またはオフィス等に設置されたインターホン子機14(1、2、3、・・・n)からの信号によっても解錠される。図1の認証エリア18の建物内側に配設されている第2ドアの電気錠12K、人数計数手段(天井取付け型人感センサ20C、マットセンサ20M等)、指紋照合・登録器としての機能を備えた個人認証センサ22、タッチパネル24等は、システム制御装置28によって制御される。
また、認証エリア18に配設される音声メッセージを報知する音声報知装置30および文字ないし記号等の図示等により所要事項を表示する表示装置32も、同様に制御される。さらに、認証エリア18および第2ドア12の近辺を監視し、常時ないし必要に応じて撮像記録するための監視カメラ26および録画用のディジタルレコーダー26Rもシステム制御装置28に接続されていて有機的に制御される。その結果、システム制御装置28により、後述するような管理方法にとっての所望動作が実行されるように有機的な制御が行なわれる。
図3は本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理方法の動作を示すフロー図である。先ず、当該建物への入館希望者は第1ドア10に設置されている電気錠10Kに対する所定の解錠条件を入力する。この解錠条件は、(1)第2ドアの電気錠12Kが解錠されていないことの基礎条件に加えて、(2−1)部内者の所持するハードキー、磁気カード、ICカードその他のカードキー、予め登録されている暗証番号等による入力があったこと、あるいは(2−2)部内者の遠隔操作により解錠信号が入力されたこと、とすることができる。なお、上記(2−2)の条件は、部外者である入館希望者が、集合玄関機のインターホン機能により部内者の部屋番号ないし予め定められているコード番号等を入力し、これらを確認した部内者の遠隔操作により解錠信号が伝送されるものであり、従来のオートロック式入館管理で実用されている構成である。
入力された条件が、システムの制御装置28によって正当な解錠条件入力であると判断される(ステップS1)と、第1ドアの電気錠10Kが解錠されて、認証エリアへの通過が可能となる。入館希望者が開扉された第1ドアから認証エリア18まで通過する間に人数計数手段により総人数を計数し、認証エリア18の容積を考慮した所定人数の通過が確認された際または所定時間経過時に第1ドアの電気錠10Kは施錠される(ステップS2)。
次いで、認証エリア18に入った入館希望者全員に対してバイオメトリクス個人認証手段、本実施例では指紋検出手段22に対して入館希望者の人差し指による指紋の入力を求め、個人認証を行う(ステップS3)。個人認証は、部内者により予め登録されているバイオメトリクスデータと、入館希望者によって入力された新たなバイオメトリクスデータとを電子的に照合することによって行われる。この間、個人認証の進捗状況に応じて、
(1)「順番に個人認証を行ってください」、
(2)「認証センサの指先挿入部に人差し指の先端腹部を押し当てて下さい」、
(3)「入力を受け付けました。入力された指紋データは登録内容と一致します。認証が終りました」、または、
(3’)「入力を受け付けました。入力されたデータは、既登録データ中に該当するものが見当たりません。新規データ登録を行いますので、認証装置の指先挿入部に人差し指の先端腹部を○回(2〜3回)押し当て下さい」、
(4)「新規登録を受け付けました。条件付で入館が可能となります」、
等の内容を音声によるアナウンス、さらにはディスプレイ表示により報知し、効率的な個人認証処理を遂行するようにアシストする。
適宜時間経過に伴い、認証エリア18に入って計数されている総人数と個人認証済み人数との比較を行う(ステップS4)。両者が完全に一致した場合は、全員部内者またはそれに準ずる者と判断される(ステップS5)ため、「認証エリア内総人数と認証済み人数とが一致しました。第2ドアが解錠できます」のような内容をアナウンスおよびまたは可視表示により報知する。この段階でタッチパネル24の表示部に表示されている「解錠ボタン」部分にタッチすることにより第2ドアの電気錠12Kを解錠することができる。電気錠12Kが解錠されると、第2ドアが開扉可能となって全員が認証エリアから退出して建物内部に入館でき、認証エリア内の無人が確認された後第2ドア電気錠を再施錠する(ステップS6)。この状態で当該バッチ処理が終了し、フローの当初に戻るため、第1ドアに対する解錠可能信号を送出する(ステップS7)。
個人認証センサ22による認証手続が進行している間は、例えば以下のような内容を音声メッセージないしディスプレイ表示により、場合によっては適宜時間間隔をおいて、報知し、入館処理手続の進行を早めるように構成することも可能である。
(1)「エリア内総人数と認証済み人数が一致しません。個人認証が済んでいない方は早めに個人認証手続を済ませてください」、
(2)「個人認証を行わない方の入館は、セキュリティ上の制限により認められません。認証または新規登録を受けられない場合は、第1ドアからご退出ください」
上述のような手順を経ているにもかかわらず認証エリアに入っている総人数と個人認証済み人数との比較(ステップS4)において、通常の手順に従う個人認証により部内者と判断された人数が認証エリアに入っている総人数よりも少ない場合は、1人以上のいわゆる部外者が含まれていることを意味する。認証エリア18内に一人でも部内者が含まれているかどうか、つまり部内者・部外者が混在しているか否かを判定し(ステップS8)、この判定により認証エリア内に存在する入館希望者中に個人認証において本来的入館資格を有する部内者が含まれていると判断された場合(ステップS9)、その部内者ないし建物の管理者に対して、現在認証エリアに混在しているいわゆる部外者を「部内者権限ないし管理者権限」で入館を認めることが可能か否かの判断を、音声メッセージないしディスプレイ表示により求める。
入館が認められる部外者の場合は、ステップS6に移行して、タッチパネル24の「権限解錠ボタン」にタッチすることにより第2ドアが解錠されて入館可能となる。他方、部内者にとって知人や友人等の同伴者でもないため、入館を認められない部外者である場合、ならびに上記ステップS8において部内者が一人も含まれていないと判断されて全員部外者(ステップS10)ということになり、そのままでは入館を認めることはできない場合は、以下別途の処理が行われる。
部内者および部外者が混在している状態で、その部外者をいずれの部内者も知らず、したがって部内者権限で入館を認めることができない場合ならびに全員が部外者である場合(ステップS10)は、改めて個人認証センサにより認証データに相当する、本実施例では指紋の新規登録を、音声メッセージないしディスプレイ表示により要求する。個人認証データである指紋が、指先を登録センサ22の該当部位に複数回押し当てることにより新規登録されたか否かを判断する(ステップS11)。
指紋の新規登録が行われた場合は、「新規登録者に対しては監視カメラにより通過者を撮像記録すること」ならびに「一人ずつ入館しなければならないこと」(ステップS12)を伝え、ステップ6以下と同様に第2ドアを解錠し、入館可能とする。なお、新規認証登録を行った場合における上記2種の入館条件については、一部プライバシー保護や肖像権にかかわる内容も含まれるため、必要に応じて予め音声メッセージないしディスプレイ表示をもって通告しておくことが望ましい。
全員部外者(ステップS10)の場合ならびにステップS9において部内者・管理者権限による入館が認められなかった部外者であって個人認証データ(指紋)の新規登録を行わない場合は、入館不可であるため退出を求めるメッセージないしディスプレイによる可視表示を行い、第1ドアから退出させる(ステップS13)。これらの処理が完了するまで、第2ドアは施錠状態に維持される。認証エリア18が完全に無人になり第2のドアの電気錠12Kが施錠されれば、第1ドアを開扉するための基礎条件となる信号を発し、ステップS1の当初の状態に復帰する。
本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置並びにエントランス管理方法は、当該建物への入館者を厳格に管理して、マンション、オフィスビル等に入館権限を持たない無権限部外者、いわゆる不審者が入り込み、部内者の身体生命に対する危害、有形無形の財産に対する侵害等の及ぶ事態を未然に防止し、安全・安心な建物空間における生活や勤務を可能にするための装置および方法を指向するものである。
従来のハードキー、磁気カードキー、ICカードキーなどの各種カードキー、暗証番号等によるオートロック機構に基づく第1ドアに加えて、入館権限の確認にバイオメトリクス情報を基礎とする個人認証方式を加味して解錠条件を制限する第2ドアを併用している。これら両ドア間に形成される認証エリアでの認証手続は両ドアが閉鎖された状態で厳格に行われるため、居住者等が解錠してドアを開放したタイミングを見計らって重なり合いながら入館する、いわゆる「共連れ」はほぼ確実に防止できることになり、セキュリティ機能が大幅に向上する。
本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置における各構成部の配置状態を示す側面図である。 本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置のシステム構成を示すブロック図である。 本発明に係るセキュリティ機能の強化されたエントランス管理方法の処理の流れを示すフロー図である。
符号の説明
10 第1ドア
10K 第1ドア用電気錠
12 第2ドア
12K 第2ドア用電気錠
14 室内子機(1、2、3、・・・・、n)
16 集合玄関機、親機(第1の入館者認証手段)
16C 制御装置
18 認証エリア
20 人数計数手段
20C 天井取り付け型人感センサ(人数計数手段)
20M マットセンサ(人数計数手段)
22 個人認証センサ、バイオメトリクスセンサ、指紋検出手段(個人認証手段)
24 タッチパネル(第2ドア開扉制御装置)
26 監視カメラ
26R 監視カメラ用デジタルレコーダー
28 システム制御装置
30 音声報知装置
32 表示装置

Claims (7)

  1. 当該建物のエントランス部分の外側に設置される電気錠付きの第1ドアと、該第1ドア近くの外側壁面に配設される集合玄関機に内蔵されていて、前記第1ドアの電気錠に対して解錠条件を付与するための第1の入館者認証手段と、前記エントランス部分の内部側に形成される認証エリアと、該認証エリアを隔てて設置されていて、前記第1ドアとの同時開扉が禁止される電気錠付きの第2ドアと、前記認証エリア内にあって前記第1ドアを通過した入館希望者の総人数を計数する人数計数手段と、該人数計数手段によって計数された入館希望者の生体情報を入力して認証を行う個人認証手段と、該個人認証が行われた後に前記第2ドアの電気錠を所定条件に対応させて解錠するためのタッチパネル手段と、前記第2ドアの通過者を撮像する監視カメラと、を有する、ことを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置。
  2. 前記第1ドアの解錠手段が、ハードキー受容錠前機構、カードキー読取手段、暗証番号入力手段、部内者遠隔操作手段、管理者遠隔操作手段等の中から選ばれた1ないしそれ以上の組み合わせである、ことを特徴とする請求項1に記載のセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置。
  3. 前記人数計数手段が、通過者による遮断または反射を感知する光電センサ、床マット上通過者を計数するマットセンサ、天井に取り付けられる可動物体検出センサ、超音波センサ等から選ばれる人感センサ手段と計数手段とを組合せたものである、ことを特徴とする請求項1または2のいずれかに記載のセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置。
  4. 前記個人認証手段が、指紋、掌紋、掌の静脈パターン、虹彩パターン等の個人特定情報を検出するセンサ群から選ばれたバイオメトリクス認証センサである、ことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載のセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置。
  5. 前記個人認証手段が作動して個人認証情報が取得され、前記第2ドアが開放する際に、前記監視カメラによって通過者の撮像記録を行うように、前記個人認証手段と前記第2ドアとが連動せしめられる、ことを特徴とする請求項1ないし4のいずれかに記載のセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置。
  6. 当該建物のエントランス部分の壁面に設置される電気錠付きの第1ドアと、該第1ドアの外側に配設される集合玄関機に内蔵されていて、前記第1ドアの電気錠に対して解錠条件を付与するための第1の入館者認証機構と、前記エントランス部分の内部側に形成される認証エリアと、該認証エリアを隔てて設置されていて、前記第1ドアとの同時開扉が禁止される電気錠付きの第2ドアと、前記認証エリア内にあって前記第1ドアを通過した入館希望者の人数を計数する人数計数手段と、該人数計数手段によって計数された入館希望者の生体情報を入力して認証を行う個人認証手段と、個人認証が行われた後に前記第2ドアの電気錠を所定条件に対応させて解錠するためのタッチパネル手段と、前記第2ドアの通過者を撮像記録する監視カメラと、を有するセキュリティ機能の強化されたエントランス管理装置において、前記第2ドアの電気錠の解錠条件は、
    (a)前記第1ドアを通過して前記認証エリア内の人数計数手段で計数した人数と、前記個人認証手段によって本来の入館権限を有する部内者として確認された人数とが一致した場合、
    (b)前記(a)の条件が満たされない場合に入館権限のない外来者に対して外来者のバイオメトリクス認証を求め、該求めに従って認証を受けた部外者人数と本来の入館権限を確認されている人数との総和が、前記認証エリア内の人数計数手段で計数された人数と一致した場合、
    (c)前記(a)の条件が満たされない場合に入館権限のない部外者に対して部外者バイオメトリクス認証を求めたにもかかわらず、所定時間経過にも生体認証を行わない外来者がいる場合に、当該外来者に対して退出を促す警報を発生して前記第1ドアを開扉し、前記人数計数手段が退出を確認した結果、認証エリア内の人数と入館権限を有する人数が一致した場合、
    (d)前記(a)の条件が満たされない場合に入館権限のない外来者に対して外来者バイオメトリクス認証を求め、該バイオメトリクス認証結果をエントランス管理者が確認し、該確認された人数と本来の入館権限を確認されている人数との総和が、前記認証エリア内の人数計数手段で計数された人数と一致した場合、
    のいずれかであり、前記個人認証手段によって認証エリア内における入館希望者全員に本来の入館権限を有する部内者であることが確認された場合以外は、少なくとも前記監視カメラによって前記第2ドアの通過者の撮像記録を行いつつ単一人の通過を許可する、ことを特徴とするセキュリティ機能の強化されたエントランス管理方法。
  7. 前記個人認証手段における認証において本来の入館権限がない外来者である場合、前記第2ドアでは、複数人の同時通過は拒絶して単一人のみに限って逐次許可し、共連れによる不法入館を防止する、ことを特徴とする請求項6に記載のセキュリティ機能の強化されたエントランス管理方法。

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